不死の英雄伝 〜不屈の体現者〜   作:ACS

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四連勤明けの三連勤、忙しい時期にそれだったものだから更新遅れました囧rz

何時もなら平気だったのですが少し風邪気味だったので……。


以下おまけ

〜RDの入院風景〜

RD「いや〜、病院食ってのは味気ないっすねぇ、此処はしおらしく手作りクッキーでも持って来てくれると有難いんすけど」

ティアナ「……うん」

RD「その様子だとこってり絞られたみたいっすね、まあ俺も生きてるし次に繋げてくれれば文句は言わないっす」

ティアナ「……うん」

RD「と、ところでティアナちゃん?もう一時間くらいリンゴの皮むいてるっすけどそれ食べる部分あるんすか? 可食部がもりもり桂むきされてもう芯しか残ってないっすよ?」

ティアナ「……うん」

RD「………ティアナちゃんは今日ノーパンノーブラっすか?」 恐る恐る

ティアナ「……うん」

RD(こりゃあ相当重症っすねぇ、スバルちゃんのフォローもなんだかんだで効いてないみたいっすし……無茶をやらかなきゃいいっすけど) リモコンぽちー

テレビ『突撃!! 戦場リポート二十四時!!』

ティアナ「ーーーーッ!!」

RD(人を殺した後の新兵っすかまったく………、はぁ仕方ないっすねぇ)


RDはそう言ってティアナの頭に手を置き、自分の胸元へと抱きよせる。

RDの様子が気になって一人でお見舞いに来ていたものの、後ろめたさとネガティヴ思考によって上の空になっていた彼女はいとも容易く彼に抱き締められ、漸く其処で我へと帰った。


ティアナ「ちょっと!? この馬鹿!! 人が考え事してる隙にドサクサに紛れてなにやってんのよ!!」

RD「良いから、少し静かにするっす」


語気を強めにしてティアナを黙らせたRDはそのまま優しくティアナを抱きしめ、自分が生きている証、心臓の鼓動を彼女に聞かせて行く。


RD「誰だって常に最善最良の行動が出来る訳じゃない、オレだってミスはするし失敗もする、その所為で大事な作戦をぶっ壊した事もあるっす」

ティアナ「…………」

RD「確かに、今回はオレを撃ったすけど最悪の事態にはならなかった、ティアナちゃんにもオレが生きてるのがはっきりと分かるっすよね?」

ティアナ「…………う、ん」

RD「だったら、次を上手くやれば良いだけの話、オレに関して負い目を感じてるのならコレでお終いって事っすね」

ティアナ「…………ありがと」

RD「どう致しまして」

レポーター『皆さん、お元気でいらっしゃいますか? 世界平和を貴方と共に考える愛と誠のレポーター、咲坂です』

RD(しまった、テレビ付けっ放しだったっす)

ティアナ(どうしよう、妙に気恥ずかしくなって来た……、テレビの声に水を差され、って違う!! 別に私はこの状況で此奴にそんな感情を懐いて無い!! だから水を差されたって表現はおかしい!!)

咲坂『私は今、皆さんよ〜くご存知のあの!! 戦場に来ております』

RD(いや、戦場は良いんすけどあんた……)

ティアナ(なんて言うか、その……)

RD/ティアナ((銃声はともかく断末魔を生放送で垂れ流しちゃダメでしょ!!))

ティアナ(てか、なんで生放送!? しかもなんで戦場でスーツ姿!?)

RD(この咲坂って男死ぬのが怖くないんすか!!?)

咲坂『ご覧の様に、沢山の方々が戦っていらっしゃいます、ある人達は傷付き、ある人達は怯え、そして、ある人達は死んで行く、とまぁそんな良くある光景が繰り広げられております』

RD(今流れ弾が目の前を掠めたっすよ!! てか断末魔垂れ流しながら”良くある光景”で済ませるなっす!!)

ティアナ(身動ぎどころか顔色一つ変えてない!? 常人の神経じゃない……この人切れてる)

咲坂『私も正直言って、この恐ろしさを隠しおおせる事は出来ません』 至極真顔&普通のトーン

RD/ティアナ((超真顔だろ/でしょ!!))

咲坂『世界に平和を、人類に明るい未来を、と言った所で早速インタビューに移って行きたいと思います』

RD/ティアナ((インタビュー!? 誰を!? 最前線なのに!?))

兵士A『うわああああああああ!!!!』

咲坂『彼方に、今丁度弾に当たられた方がいらっしゃいますので、早速インタビューしてみましょう』

RD/ティアナ((いやいやいやいやいや!!))

咲坂『お元気ですかぁ?』

兵士A『………………』

咲坂『失礼致しました、今、丁度、息を引き取られました』

RD/ティアナ「「放送事故ぉぉぉお!!」」

RD「なんなんすか此奴!! なんで眉一つ動かさずに坦々と進行してくんっすか!? こえぇよ!!」

ティアナ「カメラ!! なんで死体を映すの!? アウトでしょそれ!!」

兵士B「ぐわぁ!! し、しまった……」

咲坂『又、彼方に、弾に当たられた方がいらっしゃいますので早速インタビューしてみましょう』

兵士B『はぁ、はぁ、ゴホッ、ゲボッ、ッはぁ、はぁ……』

ティアナ「だからカメラァ!!」

RD「インタビューの前に手当っすよ!!」

咲坂『痛いですかぁ?』

RD/ティアナ「「当たり前だぁぁぁぁあ!!」」

兵士B『う、うぅ……こ、このぐらいの傷は、だいじょうぶ、です』

RD「其奴もう虫の息っすよ!! 消え入りそうな声っすよ!! 全然大丈夫じゃ無いっすよ!!』

咲坂『戦争、お好きですかぁ?」

ティアナ「はいって答える奴いる訳ないでしょ馬鹿!! それより手当はどうしたのよ手当は!! 出血ぅぅぅう!!』

兵士B『そ、そうですね……、まっ、ケースバイケースじゃないかと思うんですが……』

RD「何で律儀に答えてるっすか!?」

咲坂『なるほど〜、死ぬのは怖いですかぁ?』

RD「だから当たり前っすよ!!」

兵士B『は、はい……!! ……はい!!』

咲坂『よーく分かります、すいませんちょっと、すいません、彼方のテレビカメラの方を向いて頂けますか?』

RD/ティアナ「「鬼かあんたは!!」」


以上、RDの入院風景でした(白目)

出典『スネークマンショー』 『愛の戦場 突撃リポート』



不屈の体現者 200

第二百話 オーバーワーク

 

普段の訓練の後、私は隊舎の裏で一人自主練を積んでいた。

 

筋力や敏捷性はトレーニングを積んでいるだけでもある程度成長するけど、技量面はそうは行かない。

 

こればっかりは身体を鍛えると言うものでは無く、身体に覚えさせる必要がある、その為には反復練習を重ねて重ねて重ねて行って、無意識の内に行動できる様になるまで訓練しなくてはならない。

 

基礎トレーニングに始まり、充分に身体を温めた後、反射神経と判断速度を鍛えるトレーニングを重ねて行く、自分の周りに多数の色を持ったスフィアを展開し、そのスフィアが光った瞬間、反対色の魔力弾を合わせ打ちにする。

 

上手く行けばスフィアは消滅し、失敗すれば魔法弾が私のこの身を撃ち抜く、スフィアが光っているのは一秒未満の短い間、勿論幾度と無く失敗し身体が傷付くが、そうする事で痛みを覚えながらも感覚を研ぎ澄ませ、あの様なミスショットをせずに済む様になる。

 

お見舞いに行った時、彼奴はなんでもない様に装っていたけど明らかに寝不足だった、シャマル先生の治療後丸一日目を覚まさず生と死の狭間を行ったり来たりしていたのだ、過剰に死を恐れている彼にとってそれがどれ程の恐怖だった事か……。

 

自身のデバイス、クロスミラージュを握る手に力が篭る、自分自身の決定打の無さや傲慢さが彼を傷付ける事になってしまった。

 

彼は次をちゃんとやれば良いと言っていた、なら私に出来る事は二度とミスショットをしない様にする事、そして自分の手数を増やして彼からも頼られる様になる事。

 

今のままでは兄さんの無念を晴らす事どころかおままごとレベルで終わってしまう、負けん気が私の身体を突き動かし、特訓は深夜まで続いて行った。

 

 

ーーーー不死の英雄には才能が無かった、彼は凡人を形にした様な男であり、臆病とも取れるほど用心しながら始まりの第一歩を踏み出したと言う。

 

英雄なのに凡人? 幼い私は兄さんが語るそのおとぎ話に首を傾げてばかりだった。

 

英雄はつまりはヒーロー、要するに強いのだから普通であるはずが無いのにと長い間疑問を懐いていた、特に彼は当時世界を支配していた神族を討ち、その支配を断ち切ったのだ、常人にその様な偉業が達成できる筈がない。

 

成長し『不死の英雄伝』と呼ばれる伝記に目を通した時、その理由が理解出来た。

 

彼の強さは自分を切り売りし、精神をすり減らす事で手に入れた物、幾多の苦難に直面したとしても傷付く事を恐れず強大な敵へと立ち向かい、針の穴程の隙を逃さずに戦いの流れを手繰り寄せる強引さと隙を見せない相手に無理矢理隙を作り、それを必ず活かす繊細さ、それが彼の強さなのだ。

 

実力の無かった最初期はナイフや火炎壺などを柔軟な思考で利用して相手を翻弄し、小細工しか出来ないかと思えば黒騎士の大剣を弾き飛ばした時の様な胆力を兼ね備えている、それが傷付く事を度外視した強さ。

 

天才や歴戦の勇士ばかりのこの部隊で凡人の私が生き残るには、この先予想される数多くの苦難を乗り越えるには、私も『不死の英雄』の様な強さを身に付けるしかない。

 

この時、ティアナ・ランスターは一つ、たった一つだけ重大な見落としをしていた、否正確には勘違い。

不死の英雄が数々の絶望的な苦難にその歩みを阻まれた時、それを乗り越える事が出来た要因を彼女は勘違いしていた。

 

不死の英雄の真の強さ、それは決して''傷付く事を恐れない不退転の決意''でも、''相手を翻弄する奇襲奇策''の類でも無い、彼の強さそれ即ち鋼鉄の精神。

 

最初期は白痴な亡者となる事が恐ろしく、その恐怖を振り切る為に剣を振り、薪となる定めを突き付けられた時自身の生命はその為に、そして自分以外の全てを救う為にと言う思いを胸に抱き、最期は人の世の創世を謳って戦い抜いた、その精神力こそが彼の偉業を支える要因なのだ。

 

その事を履き違え、思い違いをしたティアナは勘違いをしたまま身体を酷使して行く、それが後にとある人物の決して触れてはならない逆鱗に触れる事になる事と知らずに……。

 

 

翌日、まだ訓練が始まる遥か前に私は目を覚まし、同室のスバルを起こさない様に身支度を整えながら特訓をしに行く。

 

朝露に濡れた草を踏みしめながら今日も特訓を開始する、今日は銃撃以外の方法で戦えるようにする為クロスミラージュ自体に魔力刃を展開し、ナイフの様に逆手に握る。

 

精神を研ぎ澄ませ、風に揺られて落ちる木の葉を一枚一枚切り裂く様に刃を振るってはいたものの、やはり付け焼き刃な振り方握り方ではどうにもならず、私の刃は空を切るばかり、やはり身を削る様な想いをしなくては上達しない様だ。

 

昨日の射撃訓練と同じスフィアを少し改変した物を使用して私は只管自分を苛め抜く、朝方は近接戦、深夜は射撃の練度上げ、ここ暫くの間はそんなサイクルの生活をしていた。

 

 

ティアナの過剰な特訓、それを影から見ていたヴァイスは木の陰で腕を組みながらさてはてどうしたものかと悩んでいた。

 

かつて自分も大切な妹に銃弾を浴びせてしまい、その左目から光を奪った過去があり、今もその事を引きずってしまっている。

 

ヘリパイロットに転向したのもそれが原因、嘗てのクラナガンのテロではトラウマを引きずり、まともな成果を上げることが出来なかった。

 

(あんとき閣下が居なけりゃ俺は死んでた、同じ様に一杯一杯のティアナに何か声をかけてやるべき何だろうが……、俺も人の事を言えないからなぁ、どうしたものか)

 

「何してるっすかヴァイス?」

 

「うん? RDじゃねぇか、お前もう身体は大丈夫なのか?」

 

「病み上がりっすから無茶は出来ないっすけどね、で? こんな時間に何でティアナはあんな事してるっすか?」

 

「お前さんへのミスショットが原因みたいだな、………ここ暫くずっとこの調子だよ」

 

「ふーん、そっすか」

 

 

そう言って、彼はゆっくりとティアナの背後に忍び寄り、チョップを繰り出した。

 

 

「痛っ!!」

 

「あっはっは、今日はもう終わりっすよティアナちゃん、日付が変わる前に部屋に戻ってベッドインするっす」

 

「RD? あんたまだ入院してるはずじゃあ……」

 

「………ティアナちゃんが帰った後、キャロりんが見舞いに来て散々俺の事を無能だの役立たずだの言って罵って寄越したんすよ、しかも明日も来るとか言ってたんで無理矢理退院して来たんすよ、あのアマ人を甚振る事を至上の喜びにしてやがるから部隊でも被害者が続出してるっす、あのまま入院してたら何されるか分かったもんじゃないっす」

 

「それは…、また…、何というか、御愁傷様……」

 

「……っと、話が逸れたっすね、部屋まで連れて行くっすからとっとと身体を休めることっすね」

 

「大きなお世話よ、私は不器用だからこれぐらいしないとーー」

 

「病み上がりでまだ完治してない俺に後ろを取られてる時点で身体が疲れ切ってるんすよ、そんな状態じゃ何しても身にならないっすよ、という訳でお寝んねの時間っすよ」

 

 

そう言ってRDはティアナの足を払って転倒させる、倒れた衝撃、其処からティアナは立ち上がろうとしたのだが無意識の内に蓄積した疲労が一気に噴き出し、その場で気を失ってしまった。

 

 





不死の英雄伝 〜舞台裏〜

NGシーン 総帥にインタビュー


キャロル「という訳で、本日は総帥の就任十周年記念としてBFF報道から取材が来ています、密着取材らしいので普段通り総帥らしい態度でお願いいたしますね?」

ブレン「臨時と言う二文字が消えてからもう十年か……、普段通りも何も昔ほど忙しくは無いし、世界情勢も落ち着いている、心配する事は何もないと思うのだけどね」

キャロル「世界情勢等は安定していますが、閣下の御息女に問題が見られるかと」

ブレン「公私は分けさせているし、其処まで分別が付かない訳でもあるまい」

キャロル「……総帥そろそろお時間です」

ブレン「そうだね、ならば行くとしようか」

咲坂「テレビの前の皆さん、私は今あの不死の英雄の再来と呼ばれ、数々のリンクスや事件を解決し、時空管理局総帥にまで登りつめたブレン・シュトッフ様の前に来ております、と言った所で挨拶と行きましょう、今日は宜しくお願い致します」

ブレン「此方こそ宜しく頼む、と言っても退屈な仕事ばかりで面白味に欠けるだろうけどね」

咲坂「いえいえその様な事は、えーでは早速幾つか質問が……」

ダダダダダッ←廊下を走る音

バァーン!!←勢い良くドアが開く音

シュテル「お父さん!! 何故ですか!! どうしてですか!! 何があったんですか!!」

ブレン「…………シュテル、少し落ちつーー」

シュテル「コレが落ち着いて居られますか!! この写真を見てくださいこの写真を!!」

ブレン「………私とディアーチェが写っているな」

シュテル「これは私がとある人物(ルーテシア)から貰った写真です、これは紛れもないデートの証拠!! ほらここ!! 手を繋いでるじゃないですか!! 私と言う物がありながらどうしてディアーチェと!! どうせこの後ホテルに行ってあんな事やこんな事をヤったんすよね!! 羨ましい!!」

ブレン「……シュテル、落ち着きなさい」

シュテル「大体私は二十四時間三百六十五日何時でもウェルカム何ですよ!! さあ寧ろ今この場で組んず解れつやっちゃいましょう!!」

ブレン「シュテル、今テレビカメラが回っているんだ、少し落ち着きなさい」

シュテル「そんな物後で編集なり何なりすればーー」

ブレン「生放送だ」

シュテル「……………………それでは総帥、私はこれで」←冷や汗ダラダラ

咲坂「御息女ですかぁ?」

ブレン「……ええ、教育を間違えたのか不安になるほど元気に育ってくれましたよ」

咲坂「では改めて質問に移りーー」

レヴィ「おとーさーん!! 見て見てでっかい魚が釣れたんだよ!! 凄いでしょ!! この魚名前はなんて言うの?」

ブレン「それは赤エイだよ、尻尾に毒針があるから振り回すのは止めなさい、それと私は今取材中なんだ」

レヴィ「ぶー!! この間も急に外せない用事が出来たとか言って僕らの授業参観来てくれなかったじゃないか!! もっと僕らと遊んでよ〜!! ねーおとーさん!!」

ブレン「すまないなレヴィ、この埋め合わせはちゃんとするからお父さんを許してくれないか?」

レヴィ「むー!!」

ブレン「今度の休みに好きな所へ連れて行ってあげるから、ね?」

レヴィ「約束だよ!!」

ブレン「ああ、約束だ」

レヴィ「絶対の絶対だからね!!」

ブレン「絶対の絶対だ」

レヴィ「じゃあ今日は我慢する、お仕事頑張ってねおとーさん!!」

咲坂「御息女ですかぁ?」

ブレン「ええ、膨れっ面が愛らしい活発な子です」

咲坂「では、改めて質問ーー」

ディアーチェ「失礼します父上、何やらシュテルが珍しく赤面しながら全力疾走で廊下を駆け抜けて行ったのですが何かあったのですか?」

ブレン「以前君の参考書を買いに行った際の姿がルーテシアに撮られて居た様でね、後は何時もの通りの事だよ」

ディアーチェ「しかしそれだけでは彼奴があそこまで取り乱していた件に説明が付かないのですが……」

ブレン「今日は生放送でテレビカメラが回っているんだ」

ディアーチェ「成る程、父上が絡まなければクールな彼奴にとっては全国ネットで病的なまでのファザコンを晒した事に羞恥心を覚えた訳ですか、生放送という事は私もお邪魔でしょうし、仕事も残っておりますのでこれで失礼致しーー」

ブレン「少し待ちたまえディアーチェ」

ディアーチェ「?なんでしょうか」

ブレン「前髪にゴミが付いている、取って上げるからコッチに来なさい」

ディアーチェ「うっ、お、お願いします(父上の手が近い、やはり我らとは違う大きな手をしているな、それに母上達の手は柔らかいが父上のは硬い、しかしその手で触れられると不思議と安心するのは何故だろうか……いかんいかんコレではシュテルと同じ穴の狢では無いか!!」

ブレン「取れたよディアーチェ、それと考えている事が口に出ていたよ、緊張すると考え事が口に出る癖にもう少し気を付けようか」

ディアーチェ「そ、そそそそそれでは失礼いたしますすすす!!」

咲坂「御息女ですかぁ?」

ブレン「ああ、私の跡を継ぐ事を目標としてくれている良い子だよ、堅物の様に見えてさっきの様に可愛いところがチャーミングだろう?」

キャロル「総帥、娘自慢は宜しいので早く本題を済ませて下さい」

ブレン「分かっているさ、さて前置きが長くなったが質問を受け付けようか」
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