不死の英雄伝 〜不屈の体現者〜   作:ACS

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プレシアがソウルの技術を手に入れた事で管理局へのカードを手に入れたので取り敢えずは大丈夫ですね。

彼女が研究員として復帰するかは未定ですが。


不屈の体現者 56

第五十六話 束の間の一週間

 

 

一応俺は人質として連れてこられては居るが、同時に客人でもあるのか常にフェイトが俺の身の回りの世話を焼いてくれている。 食事の時は料理をよそってくれたり、風呂に入っていると背中を流してくれたりとしてくれた。 恥ずかしかったから風呂は勘弁して欲しかったのだが…………。

 

 

「ブレン? 如何したの? 早く寝ようよ?」

 

 

そして、何故ベットまで一緒なのだろうか? いやそもそも客室では無くフェイトの私室に案内されたのは何故なんだ? プレシアさんは『ごめんなさいブレンくん、『偶々』『偶然』『図らずも』客室が全てダメになっててね? 年も近い事だし、フェイトの部屋で過ごしてね』と言っていたが、普通は逆では無いのだろうか?

 

ベットは一つ、つまり彼女と同じベットで身を寄せ合って眠る事になるのだ。 なのは相手なら緊張感よりも安心感と幸福感が強いので問題は無いのだが、今回はフェイトだなのはじゃない。 しかも彼女はなまじ美少女な為、妙に緊張し、且つ何故か浮気をしているような背徳的な気分になってしまう。

 

 

「いや、フェイト、俺、恥ずかしいから床で寝るよ」

 

「そんなのダメだよ? ブレンはお客様なんだから、床で寝かせるなんて……テスタロッサ家の名折れだよ‼︎」

 

「あ、あははは、でも、ほら? フェイトも恥ずかしいでしょ?」

 

「う、うん。 でも、ブレンなら良いよ?」

 

「う、嬉しいけどーー」

 

「じゃあ私が床で寝るから、ブレンが私のベットで寝たらどうかな?」

 

「俺が鬼畜な男に思えるから止めてくれ……、はぁ、じゃあお邪魔します?」

 

「えっと、いらっしゃいませ?」

 

結局、フェイトが本気で床で寝ようとしたため、一緒に寝る事にしたのだが、並んで寝ていると本気で何かイケナイ事をしているような気分になって来たので、俺は彼女の方を向かないように背を向けて居た。 そして、そんな状態から暫くすると、フェイトが俺の背中に張り付いてきて静かな声で話しかけて来た。

 

「…………ブレンの背中って広いね、何だか安心できる」

 

「そうかな? 普通の背中だと思うけど?」

 

「何と無く、そんな雰囲気がするだけだよ? でもね、ブレンの古傷だらけの身体には色んなものが背負われて居たような気がするんだ」

 

「…………ありがとう」

 

「えへへ、如何致しまして」

 

「じゃあ、褒めてくれたお礼に俺も御伽噺を子守唄代わりに聞かせてあげるよ」

「御伽噺?」

 

「うん御伽噺、君もよく知っている話さ。 先ずは『北の不死院』から、それは一人の不死人が牢屋から出たのが始まりだったーーーー」

 

 

 

不死の英雄の物語、北の不死院から始まった英雄の物語は長い旅路を経て薪の王を打倒する、大筋はこんな話だったと思う。 母さんの話だと聖書によっては解釈が違ったり、詳細が曖昧だったりしているらしいのだけれど、ブレンの語る内容は具体的で戦いの様子やその間に英雄が何を思って居たのかなど、まるで見てきたかのような話ぶりだった。

 

母さんの推測ではブレンも私と同じ『プロジェクトF』の被験体なのでは無いのかと言う話です、それならば彼の存在についてもある程度の説明は可能だし、彼がソウルの業や様々な聖遺物を使用できる事も理解出来る。 ただ、彼の聖遺物がどのような手段で入手されたものかは不明だし、母さんも彼の武具は本物だと言っていたから推測は推測で終わっている。

 

でも一つだけ、母さんが『ブレンが『英雄』本人ならそれらの問題は解決するでしょうけど、『英雄』は神による人間の世界への介入を嫌っていた訳だし流石にコレは荒唐無稽な話かしらね』と言っていた事が私の耳に残っていた。

 

多分、聞けば答えてくれるとは思う、でも『私』が『私』であるように、私にとって『ブレン』は『ブレン』だから正体を聞くのは止めて彼の語る御伽噺を子守唄にしながら、その温もりを感じながら眠りました。

 

 

朝になり、私が目を覚ますと何時の間にか彼と向かい合う形になっていて、吐息が掛かるほどお互いの顔が近かった。 更によくよく自分の状態を見てみると彼の右腕が私の肩を抱く形になっていて、早い話が私は彼の腕の中で抱き締められている状態でした。

 

昨日の真面目な考え事から一転、ベタなシチュエーションに思考が停止し、私はあったかいなぁとか、いい匂いだなぁとか言う場違いな感想を抱きながら彼に抱かれるままでいた。

 

そして、そんな時に部屋の扉が勢い良く開き、アルフが入って来ました。

 

 

「ほら二人とも‼︎ 朝飯が出来てるみたいだから早く起き、……邪魔したみたいだね」

 

「ま、待ってアルフ‼︎ ブレンとは一緒に寝てただけだから‼︎」

 

「う、う〜ん、朝、か? なのはを起こさないと……って、フェイト? …………なんで俺達向かい合ってるんだろう?」

 

「わ、分からない。 でも起きたらこんな状態だったよ?」

 

「………………夜にプレシアさんがカメラ片手に部屋に忍び込んできたのは知ってたけど、まさかね?」

 

「あ〜、プレシアならやりかねないねぇ、どうせ何処かに隠しカメラを用意してあって、フェイトが赤面する姿を記録してんだろうさ。 成長アルバムも山ほどあるようだしね」

 

「は、恥ずかしいよアルフ…」

 

「…………成る程な、娘への深い愛情が彼女の原動力となっているのか」

 

その後、お互いに背を向け会いながら服を着替え、私達は朝食を取るために母さん達の元にまで向かいました。





不死の英雄伝 〜 舞台裏 〜

NGシーン プレシアの燃料

フェイト「すーすー、むにゃむにゃ、かあさん……くすぐったいよ……」

ブレン「………………?(誰か来るな)」

プレシア「ふっふっふ〜、研究が煮詰まった時はフェイトの寝顔に癒されないとやってられないわ」

ブレン(なんだ、プレシアさんか。 別段何をする訳でも無いし、気にせず寝直すか)

ブレン「Zzzzz……」

プレシア「さあフェイト、母さんが気を利かせてあげるから、貴女は普段通りの仕草でブレンくんを堕としなさい?」


〜翌朝〜

徹夜明けのプレシア「(隠しカメラのモニター越し)フェイト!フェイト!フェイト!わぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!フェイトフェイトフェイトぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!フェイトの柔らかな金髪の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
赤面するフェイトかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
初恋の人に抱き締められて良かったわねフェイトあぁあああああ!かわいい!フェイト!かわいい!あっああぁああ! (ry」
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