竜たちの日常のような非日常   作:無一文

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 一週間ほど空いてしまいました・・・

 お気に入りに登録してくださった方がまた三人ほど増えました!ありがとうございます!

 あとこれ書いている時に誤って途中で投稿してしまったので一度削除しました。アクセス解析を見ると見に来てくださった方がいたのですが「あれ?」と思ったと思います。申し訳ございませんでした・・・

 では、久々の更新なのに相変わらず駄文ですがどうぞ!


九話 驚くことって一日に何回もあることが多いよね

 どうもこんにちは。現在進行形で死にそうなアビオルグです。

 働くというのがここまで大変なこととは思ってもいなかったので辛かった。

 働くのも今日が初めてだったので、慣れてないということもあって通常の倍は疲れたような気がしてならない。今なお茶色の箱が目に焼きついている。

 あ、働いたことがないと言っても私は『ニート』とかいうやつではない。そもそも私は人間ではなく竜なので、エサさえ取れれば生きていけるしね。

 そうしてなんとか生まれて初めての仕事を終えた私達はナズチさんのお店へ帰るための帰路をフラフラと歩いていた。

 

「アオちゃんたち大丈夫かい?目から生気が感じられないけど。」

「はい。目の前でダンボールがいくつか舞ってますけど大丈夫です。」

「1、2、3・・・確かにいくつか舞ってるなー。」

「幻覚が見えてる!?ホントに大丈夫!?」

 

 幻覚?何を言ってるんですかナズチさん。ほらあんなにたくさんダンボールが・・・

 

「はっ!?私は何を!?」

 

 なぜか一瞬記憶が飛んでいて何をして、何を考えていたのか全く思い出せない。

 なにかダンボールがたくさん舞っている夢を見ていたような・・・気のせいかな?

 

「アオちゃん、これは?」

 

 私が記憶の抜けた数秒間を思い出そうとしていると、ナズチさんが空き瓶を片手に持ちながら『これは何?』と聞いてきた。

 馬鹿にされているのか、それとも私がボーッとしてたからかわからないけどそれくらいはわかりますよナズチさん。

 

「だんぼーる?」

「お医者さーん。この人の頭を治してくださーい。」

「間違えました!間違いです!!空き瓶!空き瓶ですよね!?」

「あ、よかった大丈夫だったね。イビルちゃんは平気?」

「ん、大丈夫だぞ?ちょっとの間の記憶がないけどな。というか『~ちゃん』とか言われる歳かオレ?」

 

 うん、確かにイビルさんはもう人間で言えば24、5歳だし『ちゃん』というより『さん』がしっくりくる気がする。

 

「いやいや、私からすればミラ家とか以外みんな子供みたいなものだよ。」

「失礼かもしれないですけどいま何歳ですか?」

「一万は生きたなぁ。古龍はみんなほとんどそのくらい。」

「い、一万!?それ人間年齢で何歳ですか!?」

「古龍ならまだ30いかないよ。この世界の中でも特に特別だからね。」

「生きるのに飽きそうな年月だなおい・・・」

 

 確かに長すぎて全然ピンと来ない。というか信じられない。というかミラ三神のあの人たちはいったい何年生きているんだろう・・・

 そんな世間話のようなくだらない(?)会話をしながら歩いていると突然前から走ってきた男の人に私のカバンがぶんどられた。

 

「あ!?ちょ、待てー!?」

「ひったくりか!まだいたんだねあんなの・・・」

「霞龍暢気すぎるだろ!?追いかけるぞ!!」

「そうです!あれ気に入ってるんですよ!!」

「追いかけるぞって言っても今走ってるじゃないか。」

 

 ナズチさん暢気すぎる!!私のカバンをひったくった男はものすごい速さで人ごみの中を駆け抜けていく。

 くそう、必ず取り返してやる。ギィギのなめらかな皮を使って作った自作のカバンなんだぞ。なんとも言えない手触りで一回撫でたらクセになるし自作ということもあって愛着がある。

 中身どうでもいいものしかないけど。

 

「は、速い・・・カバン返せー!!カバンだけでいいから!!」

「中身はいいの?」

「薬草しかないから平気です!!」

「ん?お、果物じゃん。」

 

 イビルさんが立ち止まって突然空気が読めてない発言をした。

 

「なにしてんですかイビルさ・・・」

 

 フォン!!

 

 私が言葉を言い切る前に私のすぐ横をリンゴがありえない速度で飛んでいった。

 

 ドゴッ!!(リンゴが男に当たった音)

「ぎゃあああ!!」(男の悲鳴)

 ドサ・・・(男が倒れた音)

 

 おお、すごい・・・あれあの人死んじゃったじゃないかなぁ・・・いくらリンゴでもあの速度なら鉄球みたいなものなんじゃないだろうか。

 とりあえず私のカバンを取り返そう。どうやら無事なようだ。よかったよかった。

 

「あーよかった・・・このカバン気に入ってたから無くなったらショックでした・・・」

「うまく当たってよかった。他の人に当てたらやばいなと思いつつ投げたんだよなあれ。」

「よかったねアオちゃん。さてこいつは縛って警察かな?」

「ですね。」

 

 そう後私たちは男を警察に引き渡してからナズチさんのお店へ歩いて行った。

 どうやら最近頻繁に起こっていたひったくり事件の犯人だったようで警察の人たちに感謝された。なんかいいことした気分になるから嬉しい。明日いいことあるかも。

 

 

 

 

 

 余談だが、イビルさんが投げたリンゴの青果店のリンゴは『巷を騒がす泥棒を捕まえたリンゴ』として売上が右肩上がりらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いろいろと事件があったので帰ってくるのがとても遅くなった。今日はなかなかに波乱万丈で大変な一日だったと思う。

 やっとナズチさんのお店が見えてくるとお店の前に誰かが立っているのが見えた。

 

「あれ?今日は休みなのに。」

「どうかしたんですかね?」

「もしくは知らなかったとか。」

 

 私達が少し早足でその人のところに向かうと、ナズチさんが途中で思い出したように声をあげた。

 

「あ、あれアルバじゃないか!神域から出てくるなんて珍しい・・・」

「アルバ?」

「【煌黒龍】アルバトリオンってきいたことないかい?」

「私はないです。」

「オレはあるぞ。なんでも天気を急変させるほど強い力があるとか。」

 

 なんかすごい龍にまた出会ってしまっている気がする。

 そうこうしてるとあちらも私達に気がついてこちらに向かってきた。

 

「やあアルバ。あんたが表に出た状態で来るなんて珍しいね。」

「たまたまだ。リオンが人と話せと煩い。」

 

 ん?リオンさんという人も居るのだろうか?というか『あんたが表に出た状態』ってどういうことなのだろうか。ここに来てからわからないことが多いなぁ。

 

「いやだってさぁ、アルバ相変わらず感情顔に出ないし話さないしこっちが心配になるんだよ!ナズもわかるでしょ?」

「まあ落ち着きなよリオン。」

 

 あれ?アルバさんがいない?確かに赤い髪の男性がいた場所には今は青い髪の女性が立っている。

 

「ナズチさん。アルバさんはどこに行ったんですか?」

「ん?ウチがアルバだよ?」

「え?リオンさんじゃないんですか?」

「えーっとねアオちゃん。こいつらは二重人格のパワーアップ版みたいなやつらなんだよ。」

「二重人格!?性別まで変わるの!!?」

 

 えー、やっぱり今日は信じられない事ばかりでとてつもなく大変な日になりそうです。




 アルバトリオンを出しました。メチャクチャ特殊な奴です。髪はスネオヘアーじゃないです。

 そういえばこれ書いているのは昨日なので、今の私からすると明日で地球最後と言われてますね。無論、超平和ですがw

 今日のやりすぎ都市で○せつでも滅びませんと言ってたような気がします。前のやつでは滅ぶと言ってた気もしますけど・・・

 私は死ぬ前にモンハン4はやりたいなと思っております。ゴア・マガラを狩りたい・・・
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