いつも戻れないあの場所で過ごした二人の影を追っていた。
初めて書いてみて難しさを知りました、
上手く書けてないけど暖かい目で見てください笑
ずっと考えないようにしていた。
自分に大丈夫だと言い聞かせていた事を今更考えている
きっといつかは自分に問いかけなければいけなかったのだろう。
『......5年か......』
雪ノ下が居て、由比ヶ浜が居て、俺が居たあの奉仕部の教室を後にして5年が過ぎた。
あの時自分を大切にせず傷付けてしまった人を、雪ノ下の気持ち、由比ヶ浜の気持ちを無視してぬるま湯に浸かっていた事を。
卒業式の日に二人の少女の気持ちを知るを怖れて逃げ出した自分を殴りたくなった。
そして、逃げ出した日を境に強くなるあの部室での未練と雪ノ下が淹れた紅茶の香り、由比ヶ浜が俺らに向けてくれた笑顔が日を増すごとに忘れられずいた。
今更手を伸ばしても遅いのに。
『本当に何をやってたんだろうな俺は』
『...ヒッキー、私、私は、ヒッキーが比企谷君がす『やめろよ』聞いて!!私は...私は』
そう言って泣き出した彼女の想いを、本物を無視して逃げ出したあの日が
『雪ノ下...何も...言わないでくれ...』
『...貴方は、逃げるのね。自分で求めたのに』
そう言って哀しそうに笑った瞳から逃げたしたあの日を
どうして逃げてしまったのか、
答えは簡単だった。
『3人じゃなきゃ本物と呼べなかった...』
何かが欠けて、失って、見えなくなる事が怖かった。
それなのに強く求めてしまった。
その先、更に先を求めて、傷付けて、見つけて、掴んで、また先...
そして、辿り着いた答えを見て見ぬフリをして逃げて、投げ捨てて、無視をして、考えないようにしたあの日を、あの日から忘れらず強くなっていた。
二人の隣にはきっと、俺じゃない誰かが笑いあいながら今も歩いてるのだろう。
別々の道を行く俺たちなのに、俺だけが変われず取り残されたままだ。
そんな事を考えながらあの日までの居場所に足を進めてる。
きっとあの部室に行けばまた、紅茶の香りがして、笑い声が聞こえてくると錯覚してしまった。
部室の前に着き扉を開けると、あの日のままだった。
何時も座っていた椅子が3つあり、テーブルが置かれた部屋に一瞬二人の姿が見えた。
3人だけの居場所。
女々しく何時までも想い続けた空間に一瞬見えただけでも満足だった。
『ようやく戻ってこれたのに...』
一瞬だけでも満足だった筈なのに、またその先を求めてしまった。
もう戻ることのない時間を駄々をこねた子供の様に求めてしまった。
『もう...疲れた...』
自分の人生に。
求める自分に。
自分を許せない自分に。
過去も今も未来も全てに。
その事に自然と涙する事も。
『もう、疲れた...』
きっとこの想いからは逃げられないのだろう。
何時までも纏わり付いて拭えないだろう。
『...じゃあな...』
そして部室の窓を開けて後にした。
自然と涙は止まっていた。
風が気持ちよく頬を伝う。
ここに居ない、もう会うことの無い二人に別れを言って。