オラ、龍神になっちまった   作:パンパン

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現在
紅霧異変2年前

まだまだ、幼いキャラクター

そして、龍神とは思えない悟空


第二話「はなしてくれると嬉しいんだけどな」

現在、昼、決着がついた。

 

弾幕ごっこルール被弾回数4回まで

勝者は………博麗霊夢

被弾回数0

 

敗者は霧雨魔理沙

被弾回数4となった。

 

勝者である霊夢は、あぁ疲れたぁと呟きながら素早く台所へと向かうのだった。おそらく、負けた魔理沙の様子を見たからなのだろう。

 

一方、敗者である霧雨魔理沙は今は悟空が……

見ていただけると早いだろう…

 

「負けちまった…うっ……えっぐ……。」

 

「わぁぁぁあ!どうどう、もちょっと、その涙引っ込めてくんねーえかな、なんて。」

今にも崩壊してしまいそうなダムをなんとかせき止めてながら、両手をわたわたしている悟空。

「困ったぞ、あっそうだ!頼む!紫、助けてくれ。オラだけじゃあ…うん、あれぇ?」

小声で悟空は後ろにいるはずの紫に話しかけるが…紫は隙間緊急脱出した後だった。

「(あぁー!逃げやがったなー紫〜!魔理沙どうすっかなぁ…。死んだじっちゃんが女には優しくしろって言ってたし。あっ、そうだ!確かこういうとき、テレビでしばらく一人にさせたほうがいいっていってたな…)……ううーんと…はなしてくれると嬉しいんだけどなぁ〜……」

魔理沙がこっそり退出しようとする悟空の尻尾をギュッと掴んでいた。

「…泣きそうな…女の子がここに一人いる。お前は、どれを選ぶ?

1,話を聞く。

2,話を聞く。

3,話を聞く。

さて、どれだ。」

 

「全部一緒じゃねぇか。(女って、わかんねぇな…)」

悟空は苦笑いだ。

 

「泣きそうな女の子がいる。男が取れる選択肢は一つだけだぜ…」悟空からティッシュをもらい、鼻をずずっと噛んで、それを悟空にわたした。悟空はもらったティッシュをうわ、バッチィなどと言ってゴミ箱にポイッと投げ捨てる。だが

魔理沙にも悟空の言葉を聞いてしまい、もうダムが決壊寸前だ。

 

「うおっ、え…えっと、弾幕ごっこだっけか?魔理沙のすごく綺麗だったぞ。」身振り手振りを加えつつ、なんとかダムの決壊阻止しようとしている。

「…ふっ…ふ、ふふ〜ん!まぁ、私のこのスペルカードは一生懸命に考えた奴だからな!」

「おっ、引っ込んだ。」

腰に手を当て、鼻を高くする魔理沙。ダムも修繕された。

「でも、まぁ、負けたけどな。」

「…ぶえぇぇぇぇぇん!」

悟空が魔理沙の修繕されたダムを完膚なきまでに破壊した。

「あちゃー。」

頭に手を当て、やっちまったと悟空はポロっと声に出す。

「ほっほらな!次、戦うときまでに強くなればいいじゃねぇか。オラも手伝ってやるからな!なっ!」

ここで魔理沙は悟空の方に目を向けた。

「うえっ……えっ、本当に⁈…だけど、悟空は修行相手になるのか?」本当に強いのかと疑いの目を向ける魔理沙。

 

「見た目はちっこくても、中身はスゲェぞ!まぁ、弾幕ごっこは初めてなんだけどな。オラ自身も学ばなきゃいけないこともあるし、いい修行仲間になると思うぞ。」ドォーンと胸を張る。

 

「じゃあ、一緒に頑張ろうぜ!」

魔理沙は涙を拭い、悟空と魔理沙はお互いの拳を合わせる。

「おう!それじゃあ…ってあれ?どこに、行くんだぁ〜!」これからのことを話そうとした悟空だったがその前に魔理沙が箒を手に持って庭まで走り、そのまま跨って飛び去ってしまった。

「また、後でな〜!」

と魔理沙は言いながら。

 

「行っちまった。

まぁ、いいや。飯、飯!」

悟空は霊夢がご飯を作るのをうれしそうに待つのだった。

 

 

 

 

そして、時間はあたりが闇に染まった夜。

霊夢は…頭に手を当てどんよりしていた。

それもそうだ。この悟空という龍神…食べる量が尋常じゃなかった。この博麗神社ではかなり食料を蓄えているのだが昼と夜で全食料の半分くらい悟空の胃袋の中に消えていった。

その悟空だが今、現在風呂に入っている。ちなみにお風呂は現代と違って五右衛門風呂だ。そのため、霊夢はご飯を作り、食べた後も忙しげにお風呂の準備をしていたため、かなり疲れている。自分の修行時代思い描いていたほのぼの一人生活とは違うものだったから、それも合わせて、深いため息を吐いた。

 

「おーい!霊夢ぅー上がったぞぉー!次、霊夢の番だぞ。オラが湯加減のみっからよ。」

頭にタオルを乗せ、右手を上げ近寄ってくる。

「わかったわよ…はぁ〜…。」お風呂場へと向かう霊夢。霊夢が完全に見えなくなったところで悟空は話しかけた。

「紫、なんかようか?」

悟空の真ん前の隙間が開いた。

「えぇ、ちょっと、お話がありますの…」

「ちょっと、待ってろ!霊夢の湯加減見なくちゃなんねぇから。」悟空は外に出る。

「…はぁ…。月が綺麗ね…。」紫は悟空が戻ってくるのを月を眺めながら待っていた。満月の夜まで、まだ少し。

 

 

悟空が霊夢の湯加減を聞いた後、紫との話を終えて、悟空はあてがわれた真ん中に机と布団以外何にもない部屋へ霊夢は自分の部屋へと行き、布団を敷き、悟空と霊夢が寝静まった時、ある一室、なぜか不快に感じないいびきをする悟空の寝る部屋で人影があった。

 

「うふふ、修行仲間ってのは一緒に住むのが当たり前なんだぜ〜。」

何者かが悟空の布団のすぐ横に布団を敷いて、その中に入る。

 

 

 

翌朝、小鳥がさえずり、陽が出かけた時間。

「ふわぁぁぁぁ。よく寝た。あれ?オラと一緒になんで魔理沙が寝ているんだ?」

悟空は昨日、魔理沙が自分の部屋に物を持って入ってきたのを察知していたが特に変な感じを覚えなかったのでそのまま寝たのだ。いや、十分変なのだが…とにかく、魔理沙の布団に今誰もいない。魔理沙は悟空の布団に入って、悟空に抱きつく形で寝ていた。

「まぁ、いいか。」と抱きついている魔理沙の手を優しくどけて、歯磨きと顔洗いをするために部屋を出るのだった。

 

洗面所で歯磨きと顔洗いを終えた悟空は、庭に出て修行前の軽いウォーミングアップをしていた。逆立ちしながら、指立てを。

「9997、9998、9999、10000っと」

悟空はバク転の要領で立ち、ウォーミングアップを終えたのだった。

「さて、この辺の地形を把握するためにも少しこの山ん中、走ってみっか。」そう言い、悟空は一瞬で影も形も消えた。

 

 

時間が2時間ぐらい経った後、魔理沙が起きた。

「うう〜ん…ふわぁぁあ…。あれぇ悟空は?」

目をゴシゴシとしながら、悟空を探しに部屋に出る。そして、部屋を出てすぐの所で声が聞こえた。

 

「よぉ!魔理沙ぁ!起きたか!とりあえず歯磨きと顔を洗ってこい。パジャマから着替えるのもな。そうそう洗面所の場所は分かるか?」悟空は火の周りに棒さした魚を地面にさして、焼きながら、魔理沙にそう言った。

「うん…分かる…。」また、目をゴシゴシとして、ふらふらしながら、洗面所へと向かった。ただ、何故、魔理沙がこの神社の洗面所の場所がわかるんだという突っ込みをするものが誰もいない。

 

そして、魔理沙がいつもの黒の服に白のエプロンドレスを着てやってきた。

「ほら、出来たぞ!早く食べねぇとオラが全部食っちまうぞ?じゃあ、いっただっきまーす。」手を合わせた後、へへへっと笑いながら悟空はムシャムシャと焼けた魚を尻尾を振りながら食べていく。

「私も食べるんだぜ!いただきます!」魔理沙も悟空と同じように手を合わせ、ニコニコしながら食べていく。

そして、全部の魚を食べ終えて

「「ごちそうさまでした‼︎」」

と二人は手を合わせた後、火を消し、縁側に腰を掛けて、修行についての話をし始めた。ちなみに霊夢はまだ寝ている。現在、9時過ぎ。

「魔理沙。オラ達は修行するんだかな。修行において、大切なことが5つばっかあるんだがなんか分かるか?」

魔理沙は悟空に聞かれてすぐに、

「努力‼︎努力‼︎努力‼︎努力‼︎努力だぜ!」と答えた。

「ははは!確かに努力も大事だな。でも、もっと、もぅーっと大事なことがあるんだ!それはな…」魔理沙は興味深々に悟空の次に出る言葉を拳を握って待っている。

「それは…?」

「それはな…よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく寝ることなんだ。」悟空は自身の師匠である亀仙人の教えを魔理沙に伝える。

「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく寝る?」頭に?マークを浮かべて尋ねる魔理沙。

「そうだ。これをちゃんとしない奴は伸びないんだぞ。」と立てた人差し指を振って、魔理沙に言った。

「そうなのか…それなら、今から何をすんだ?」

「今から、オラと鬼ごっこさぁする。」悟空がそういった。魔理沙はそれを聞き、疑うような目で悟空に聞いた。

「鬼ごっこ?本当にそれで強くなれるのか?それに私はかなり早いんぜ!」そう言い、箒に乗り空をかける魔理沙。

「まぁ、物は試しだ。いっちょ、やってみっか。まずはオラが鬼だ。それ、ヨーイどん!」

悟空はパンっと手を叩くと魔理沙の方へ向かっていった。

 

 

3時間後、現在昼過ぎ

霊夢がついに目覚める。

「うぅーん…ゆっくり寝られるのなんて、久しぶりぃ〜うーん…でも、流石に寝すぎたわ。」背筋を軽く伸ばした霊夢は少し巫女としての危機感を覚えつつ、洗面所へ向かった。

 

霊夢は寝巻きから脇が開いた紅白巫女服に着替えた後、ここにいるのは自分だけじゃないことを思い出し、急いでご飯の準備をしようとするが外から、

「おぉーい!霊夢ぅ〜起きたかぁ〜飯が出来たから、お前もこっちにこいよぉ〜」悟空が大きな声で呼んできた。

「そうだぜ!全部食べちゃうぞ!」ここで霊夢は疑問を覚えた。悟空だけじゃない?誰よ?と。

 

悟空がいるところに向かうと昨日弾幕ごっこをした魔理沙がそこにいた。

「おはよう…って…なんで、あんたがここにいるのよ…。」

魔理沙がいることにため息を吐きつつ、悟空から魚を受け取りパクパクと食べていく。

「よっす!えぇっとな…魔理沙と一緒にしyu」霊夢に説明しようとした時、魔理沙がすぐさま

「まぁ、まぁ!かたいことはいいじゃねぇか。ほら、全部食べちゃうぞ!」そう言って、話を逸らした。不審に思った霊夢だが昨日の悟空の食べっぷりに思い出し、魚を食べることに集中した。

ここで魔理沙が悟空にコソコソと口に手を当てて話す。

「(頼む!一緒に修行してることは誰にも言わないでくれ!)」

「(いいけど、なんでだ?)」

「(努力してるってバレるのが嫌なんだ…。)」

「(ふうーん?よく、わからんが…まぁ、いいや。)」

「(サンキュー。)」こそこそ話は終了し、魔理沙は霊夢に対して、言い放った。

「そうだ!霊夢!今度、弾幕ごっこをする時は私が勝つから、覚えとけよ。」と霊夢に指をビシッとむけた。

「はいはい、やれるもんなら、やってみなさい。」

霊夢はそんな魔理沙の方をチラリと見て、魚を食べた。

 

 

そして、朝と同じように魚を食べ終えた悟空達は霊夢は境内の掃除、悟空と魔理沙は神社の近くにハンモックを掛け、ぽかぽか太陽の影でお昼寝タイム。霊夢はなんで魔理沙がまだここにいるのか疑問に思ったがそこまで興味もなかったので黙々と掃除をするのだった。

 

さてさて、魔理沙は霊夢にリベンジ出来るのか?

 

次回

第ニ話「あら…じゃあ、この子が…」

お楽しみに!

 

 

 

 

 

 




ちなみに現在、霊夢は魔理沙が悟空の部屋に住んでいるのを知りません。


この前の出来事

妹「何、読んでるの?」

私「んっ。」
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