最近友達の一色いろはがあざとくない件について   作:ぶーちゃん☆

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よって私の友達は不意の遭遇に慌てふためく【後編】

 

 

どうしてこうなった………

 

 

 

よし!と、とりあえずこの状況を整理してみよう!

 

 

今日は確かいろは達と千葉までショッピングに来ていたハズだ。

そこで偶然にもいろはのお気に入りの先輩と出会い、いろはの小悪魔おねだりで(半ば強制的に)一緒に行動する事が決定し、みんなで好きな本を買って、そして今まさに本屋さんに隣接する喫茶店で読書お茶会を楽しんでるんだよねっ!

 

 

そのお茶会メンバーはと言えば、私香織と親友のいろは。オマケの襟沢と連行された比企谷先輩。

 

 

 

 

そして………雪ノ下先輩……。

 

 

 

 

どうしてこうなった……

 

 

× × ×

 

 

〜一時間前〜

 

 

「どういった趣向なのかしら…?」

 

とても優しく柔らかい笑顔で周囲を零下へと叩き落とす雪ノ下先輩。

 

「お、おう雪ノ下。奇遇だな。……お前もそこの書店で買い物か?」

 

「ええ…。とても奇遇ね。お買い物を終えて書店を出たらあなた達が見えたものだから」

 

ここの喫茶店は通路側が吹き抜けになっていて、外からも結構中の様子が見えるのよね。

 

「……で?どういった趣向なのかしら?」

 

笑顔は変わらないんだけど、なんか声のトーンがひとつ落ちましたね……

 

「あ、やべっ!そういえば俺この後用事が…」

 

とおもむろに立ち上がる比企谷先輩を冷気のカーテンで優しく包み込み締め上げる…。

 

「比企谷君…。いいからそこに座りなさい」

 

「…………はい。……えっと土下座じゃなくても宜しいでしょうか…?」

 

「土下座?あなたは何を言っているの…?このような公共の場で衆人環視のもと、自らの痴態を多くの人々に見せ付けて自己の歪んだ欲求を満たしたいとでも言うのかしら?分かってはいた事だけれど、とんだ変態ね。ごめんなさい比企谷君。私にはあなたの異常な性癖に付き合う事は出来ないわ」

 

戦慄の眼差しで比企谷先輩を見つめる雪ノ下先輩。でもね?雪ノ下先輩…。私はそんなあなたに戦慄しています。

 

「そんな性癖持ち合わせてないんで付き合わなくて結構です……」

 

「……で?どういった趣向なのかしら?まさかお友達付き合いと言うわけではないわよね?まともな人付き合いひとつ出来ないあなたが、同性どころかたくさんの異性と休日を共に楽しく過ごすなんて、到底信じられるような事案ではないのだけれど…。一体なにを企んでいるのかしら?」

 

「ゆ、雪ノ下先輩!違うんですよ!これはたまたまと言うか偶然と言うか…」

 

「一色さん」

 

「は!はいぃっ…」

 

「あなたはつい先日も取材と称してそこの男を連れ出して生徒会の経費で遊び回っていたわね。今回もまたそこの男を勝手に持ち出してなにか悪巧みをしているのかしら?」

 

「いや違うっつーの。だから…」

 

「黙りなさい」

 

「…………」

 

「一色さん?確かにそこの男は奉仕部のごみかも知れないけれど、まだ集積場には出してはいないの。いくらごみとは言え集積場に出していなければ所有権は奉仕部にあるのよ。例えどんなにけがれた生ごみと言えども、所有者に断りもなく勝手に持ち出す行為は現時点では窃盗になるのよ」

 

「おい、何度ごみ扱いすりゃいいん…」

 

「黙りなさい」

 

「…………」

 

 

 

 

ふぇぇぇ……こわいよぅ……ゆきのんこわいよぅ……

 

これはマジでヤバいやつですわ…。怖すぎてちょっぴり涙出ちゃった☆

 

お父さんお母さん先立つ不幸をお許しください。私旅立ちます。

怖くて怖くて仕方なかったけど、助けてもらったお礼もあるし、私は決死の覚悟で割り込んで、いろはと一緒に今日の出来事を懇切丁寧に一から説明し、何とかご納得してもらえました……。これはマジで命のやり取りだぜっ……あ、命を捧げるのはこちら側の一方通行でした。テヘッ

 

ちなみに襟沢は涙目でただただプルプルしていました。

 

 

しかしご納得いただけたものの、部長として性犯罪者予備軍の部員を、このままこの場に放置しておく事は出来ないと、おもむろに隣の席につくと紅茶を注文し、何事もなかったかのようにお茶会にご参加なさいました…。

もちろん比企谷先輩は帰ろうとしましたが、いろはすに袖を強く強く握り締められ帰らせてもらえませんでした。そして冒頭へと繋がるのです…。

 

 

× × ×

 

 

不意の遭遇にいろはも比企谷先輩も初めのうちは動揺してたけど、雪ノ下先輩を宥めた後はすっかり落ち着いて、今は3人共何事もなかったかの如く、普通に読書を楽しんでいる。

 

雪ノ下先輩は美しい所作でページを捲り、比企谷先輩はコーヒーをちびちび飲みつつ本に集中している。

いろはは本に集中しつつも、時折「せんぱーい。コレなんて読むんですかー?」だの「せんぱーい。ココの登場人物の心理ってどんな感じだと思いますかー?わたしはこうだと思うんですけど違いますかねー」だのと、にっこにこにーっと楽しげに読書談義に花を咲かせたりしていた。

 

 

 

えー……?あれだけの地獄絵図だったのに、この人たちにとっては取るに足らない日常の一コマだったというの……?

 

間違いなく異常事態であったはずのソースは隣の襟沢。

なぜならここ一時間ほど、プルプルと震えた手で持ち続けている少女マンガが1ページも進んでないのです…。視線は一点に集中したままに……。

え!?なに!?そこのその一コマがそんなに気に入っちゃったの?

 

 

かくいう私も、あれだけ楽しんでいたラノベが一切頭に入ってきませんでした……。だって怖いんですもの…。

仕方ないので、改めて一度雪ノ下先輩を観察してみることにしましょうかね。

 

 

 

雪ノ下雪乃。

 

県内有数の進学校である我が校においても、さらに一ランク上の国際教養科に在籍し、その中でも更に異彩を放つ特別な存在。

容姿端麗文武両道、そのあまりの美しさとあまりの優秀さで俗人には近寄りがたく、正に『孤高』という表現がこれほどしっくりくる人も居ないのではないだろうか。

 

雪ノ下先輩に気付かれないように改めてじっくり見てみると、ホントに綺麗……。

艶やかな長い黒髪に芸術品のように整った顔立ち。

そして外見だけではなく、紅茶を口に運ぶ動き、髪を払う仕草、ページを捲るしなやかな指使い、腰掛けている姿勢まで、どれを取ってもひとつひとつの所作からして美しい。

 

 

 

……そして私は本当に、本っ当にっ!気付かれないよう細心の注意を払いつつ、そっと視線を胸元へと落とす……。

 

 

 

 

………………な、なるほど。これが噂の絶ぺ………!!!?

 

 

 

な、に…?この凍てつくようなプレッシャーは!?まるでこの宇宙全ての悪意を私に向けたかのような圧倒的プレッシャー……。

 

私は死を覚悟しながらも必死に視線を手元で開く小説のページへと戻した……!

 

震える指先をなんとか動かしページを捲り、震える脳内をなんとか鼓舞しながら思考を巡らす…。

 

 

 

そ、そんな馬鹿な…?彼女は読書に集中していたはずなのに……!

僕達は感じあえるというのか……?解りあえるというのか……?

これが人類の新たなる革新だと言うのか…。

 

ああ………らぁら………。

 

 

 

 

………。おっとイカンイカン。それはかしこまの方だったか。落ち着け私!今は雪ノ下先輩と仲良くパキッてる場合じゃなかったっぷりっ!

 

よし!もう絶壁の事は忘れましょう。

え?絶壁ってナンデシタッケ?

フリークライミングかなんかの事かな☆

 

 

× × ×

 

 

「それにしてもあなたはきちんと理解しているのかしら?」

 

ずいぶん長いこと読書に集中している勝ち組と戦慄に怯えている負け組へと分かれて静かになっていた店内に、ふいに雪ノ下先輩の声が響き渡る。

 

「私達は来年度には受験生なのよ。つまり来年度は彼女達が二年生になり、総武高校を背負って立つ大事な身。そんな未来ある彼女達に、あなたの病原菌を感染させる事の罪が如何なるものかきちんと理解しているのかしら?比企谷菌」

 

「すいません。さっきから何度も言おうとしてたんですが、一色の前だけならともかく何も知らない純粋な一年の前で、ナチュラルに罵倒するのはやめてもらえませんかね…」

 

「ちょっと先輩!なんかまるでわたしが純粋じゃないみたいじゃないですかー」

 

「いやお前に純粋なんて言ったら純粋さんに失礼だろ」

 

「むー…ひどいですせんぱい……」

 

ぷくーっと頬を膨らまして不満げに見つめてるけど、まさに正論!

この子比企谷先輩と居ると、一体何度膨らむんだろう…?そのうち破裂しちゃうわよ?まったくいろはすったら。

 

「その膨らませた頬とわたし落ち込んでますアピールが、もう純粋とは真逆のベクトルじゃねえか」

 

「むー!」

 

「とにかく、あなたの病原菌が彼女達を蝕む前に、そろそろお家に帰って自室に引きこもり眠りにつく事をおすすめするわ。永遠にね」

 

「永遠にね」と言った時の雪ノ下先輩、すごく素敵な笑顔だったわ!こんなに嬉しそうな表情もするのね!

その言った内容でその最高の笑顔はどうかと思いますが…。

 

雪ノ下先輩の罵倒を要約すると、いつまでも他の女と遊んでないで、早く帰りなさいって事かしら?

 

「俺死んじゃうのかよ…」

 

「そんな事よりそろそろお腹空きません?」

 

「いやお前自由過ぎるだろ。俺が永眠しちゃうのがそんな事なの?」

 

「そーですねー。あ!この前連れてってもらったラーメン屋さんにでも行きません?結構美味しかったし女の子だけじゃ入り辛いから、先輩が役に立ちますよっ!人の役に立てるなんて良かったですね!」

 

嬉しそうに楽しそうに小さくガッツポーズをするいろは。

なんだろう…?いろはと雪ノ下先輩…。この2人の生き生きとした笑顔がなんか似てる…。

比企谷先輩への罵倒はこの2人のエネルギー源なんだろうか?先輩…お悔やみ申し上げます……

 

「聞いちゃいねえ…ま、もういいけど」

 

ヤバい…。なんだか食事に行く方向へと流れてるけど、胃が痛すぎてもう帰りたい…。これ以上この空気は無理っ!とてもじゃないけど、ラーメンなんてリバース一直線よ!

 

「……ラーメン?あの京都で一緒に食べたような物を今から食べるのかしら…?」

 

おや、雪ノ下先輩が難色を示しているみたいですよ?

 

「え…?一緒に?……せんぱーい…。雪ノ下先輩もラーメン屋さんに連れていった事あるんですかー……?」

 

おっと!ここでまさかのバトル展開勃発なの!?

一般人にはこれ以上は無理ー!

 

「あ?ちげえちげえ。旅館で二人揃って平塚先生に拉致られたんだよ」

 

まさかここで平塚女史の名が出てくるとは…。そーいや平塚先生ってお一人様ラーメンとか超似合いそう(笑)

 

「へー」

 

いろはすったら聞くだけ聞いて興味なさそうな返事してるけど、ほんの一瞬の安堵の表情は見逃さなかったわよん?

自分だけがラーメン屋さんに連れてって貰えたってステータスが宝物なのかしらん!ホント可愛い☆

 

「確かに味は美味しかったけれど、今からあれを一人前食べるのかと思うと……、正直躊躇するわね…」

 

「えー?だったら雪ノ下先輩は来なくてもいーですよぉ?」

 

おっとまさかの挑発いろは!だからバトルやめてー!

 

「私は部活責任者として、この男の犯罪を未然に防がなくてはならない義務があるのよ。……まぁ仕方が無いわね。あの凶暴な旨味もたまには悪くはないでしょう」

 

「だからなんで俺が犯罪を犯す前提で話を進めるんだよ…。まあ大丈夫じゃねえの?ちゃんとあっさりしたヤツもあるから」

 

「よし!それじゃあ雪ノ下先輩もレッツゴーですねっ」

 

いろはって何だかんだ言って、ちゃんと雪ノ下先輩にも懐いてんのよねー。

由比ヶ浜先輩の事も大好きっぽいし。

なんか色々と複雑そうよね……。

 

 

 

……ってヤバいヤバい!これ普通にお食事決定じゃん!

なんとか逃げ出さないと…。

 

私はおもむろにスマホを取り出し、一世一代の芝居に打って出たのだ!

 

 

「いっけなーい☆ごめんいろはー。なんかお母さんからメールがきててー、家族でお食事に行くからそろそろ帰ってきなさいってさー!」

 

……我ながら酷いもんだ……。なんか比企谷先輩が引きつった苦い表情で私を見てるけど、気のせいだと思いたい。

 

「そっかー。じゃあ香織は仕方ないねー。それじゃあ4人で行こっか」

 

 

Yes!Yes!うまいこと逃げられたYO!

 

安堵で胸を撫で下ろしていると、なんか服の裾をグイグイ引っ張られているような気がした。

ふと隣を見ると、襟沢が涙目でプルプルと助けを求めていた…。

 

あ、そういえばアンタ居たんだっけ……。

存在感無さすぎて忘れてたよ……。

 

うーん……。さ、さすがに襟沢だけ残していくのは不憫かな……。

メンタル弱すぎのコイツがこのメンバーに連行されたら、食事中に吐血しちゃいそうな勢い。

 

お願いだから私を一人にしないでぇぇ〜…という必死の無言の訴えに、さすがに良心の呵責がっ…

 

「あ…、そ、そういえば襟沢は炭水化物ダイエットとかやってるんだっけ…?ラーメンは…ちょっと、アレだよね…?」

 

私の苦し紛れの助け船に、襟沢は力強くウンウンと頷いている。涙目で。

 

「え!?そーなんだー。んじゃあ別にラーメンじゃ無くても…」

 

「ううん!?わ、私はいいのっ!いろはちゃんせっかくだから好きなもの食べてきてっ?私も香織ちゃんと一緒に帰るからっ!」

 

 

襟沢必死っ…。ていうか襟沢の声久しぶりに聞いたよ…。もう色々とショックが強すぎて声を失っちゃったのかと思ってたわ。

 

「そっかぁ。じゃあ先輩方!3人で行きましょー!」

 

そうして私達は、あまりにも色んな事がありすぎ長居しすぎたこの喫茶店を後にした。

店員さん顔引きつらせて苦笑いしてたけどなんかゴメンなさい。

 

 

× × ×

 

 

寒風吹きすさぶ2月の夕方は身体の芯から凍えさせるような寒さだった。

長時間商業施設内にいた私達は、暖かさに慣れ切った身体を守るように、カバンから防寒具を取り出す。

 

マフラーを巻き手袋を付けていると、たまたま私の近くに居た雪ノ下先輩がカバンから防寒具を取り出しているのが見えてしまった。

 

ね…猫のミトン…だと…?嘘でしょ!?あの雪ノ下先輩が…!?

 

 

そして私はさらに見てしまった聞いてしまった…!

 

雪ノ下先輩は取り出した猫のミトンをほんの一瞬見つめたかと思ったら、猫と目を合わせとっても素敵な最高の笑顔で、誰にも聞き取れないほどの小さな小さな声で、「にゃー」と鳴いたのだ……

 

 

 

 

いやぁぁぁ〜っ!もういっそ私を殺してくださいっ…!

このギャップは凶器だよ!胸を抉るよ!萌え死ぬよ!

さっきまでの零下の恐怖はどこに行ったんだよ、ゆきのーんっ!

 

 

アレ絶対猫と会話しちゃってるよぉ!絶対左右で違う名前付けてるよぉ!左と右で違う子だよぉっ!

 

 

 

この世に生を受けてはや十六年。

私はこの日、生まれて初めて萌えて死ぬのもなかなか悪くはないものなのだな…と思いました。まる。

 

 

× × ×

 

 

「それじゃあ二人とも気をつけてねー」

 

「はーい!じゃあまた明日学校でねー。比企谷先輩!今日は本当にありがとうございました!雪ノ下先輩もさようなら!お会いできて光栄でしたっ」

 

「うっす…」

 

「ええ、さようなら」

 

 

私達は思い思いの別れの挨拶を済ますと、いろは達ラーメン組はお目当てのお店があるらしき方向へと歩みだした。

 

 

この間由比ヶ浜先輩と会った時はイジけちゃってたいろはも、今日はがんばってんじゃん!

まぁ今日の比企谷先輩は由比ヶ浜先輩に照れさせられてた前回と違って、雪ノ下先輩には虐げられてたしねっ!

目の前で他の女にデレデレしてるの見るのは辛いけど、罵倒されてドロドロになっていく比企谷先輩は見てて楽しいんだろうね!小悪魔irohaだもんね☆

 

 

 

まっ!頑張りなさいっ!と思いながらふと隣を見ると、安心して力の抜けた襟沢がしゃがみこんでいた。

 

「……香織ちゃん。私さぁ、いろはちゃんにかなうはずなんて無かったんだね。あんな状況に慣れてたら、そりゃ強くもなるよねー…。なんか強がってたけど、今日初めて気付いたよ。私ってメンタル弱い小物だったんだねぇ」

 

 

 

そういう襟沢に、いやお前そこはもっと早く気付けよと思いながら、私は夜の帳へと消えていくなんだか色々と凸凹で不思議な三人組の背中を、いつまでも見つめているのだった………。

 

 

 




この度も最後まで読んでくださりありがとうございました!


なんとお気に入りが1000を突破しました!ランキングにもちょこちょこ入れて頂いたりもして……。いいんでしょうか?初めて書いたこんなssがこんなに高評価を頂いてしまって……

それもこれも、こんな作品を楽しんで毎回見てくださる皆々様のおかげでございます!ありがとうございます!


そしてこんなに高評価を頂いている最中に申し訳ないのですが、突然ですがこの『あざとくない件』は、次回で(前編後編に分かれてしまえばあと二回)、いったん区切らせて頂こうかと思っております><

感想を頂いた方にも何度か言っているのですが、この作品は原作の裏舞台を妄想した作品であるため、バレンタイン前で原作が止まっている現状では、これ以上進めることが出来ないのです><;

なのでいったん休載とさせて頂き、たぶんバレンタイン〜卒業式くらいまで行くであろう11巻が発売されて、その上でネタが思いついたら、また短編として再開させて頂こうかと考えております……。


とりあえずあと1〜2回は更新しますので、何卒よろしくお願いいたします!


追記〜

先ほど見たらまさかの日間ランキング一位を頂いておりました!
一瞬でランク外に消え去るとは思いますが、皆様本当にありがとうございます!

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