絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
名前だけでも良いのでくださいませんか?
サブ登場人物の名前も募集中です!
久しぶりに描いてみたw
設定見たら、神崎大悟はギルガメッシュ似って事だったのでギルガメッシュを参考にする。結果……。
ブランク、舐めてたわー⤵。
下手くそになってたwwwwww
アカン。無理そうwww
活動報告にて掲載中www貼れんかったwww
そして、笑ってやって……凹むわ……⤵⤵
双夜
「何で、僕が?」
「師匠、メタい発言は控えて下さい……」
「ぶっちゃけ、これだけ揃っているんだから僕じゃなくても良いじゃないか……」
「師匠っ!!」
神崎に咎められながら、やって来ました闇の書の主……現代の【八神はやて】さん宅だ。前回の世界で、拠点としていたこの家にゲストとして来た訳だが……後でも良かったはずなのに、ギル・グレアムやリーゼ姉妹と共に連れて来られた。
何故か、ディアーチェやユーリもいるので戦闘になったとしても問題も無いけれど……些か、人数が多い様な気もしないでもない。
「……中の緊張が、ここまで伝わってるんですけど?」
『え……!?』
「あー……ちょっと、わからないです……」
「すごい、警戒されてる。下手に刺激して、攻撃されても知らないよ?」
そう言った瞬間、八神家を中心に結界が展開された。
今一、現代の【八神はやて】では警戒し危険を排除しようとする守護騎士達を止められなかったと見える。
ユーリの手を取り、ステルス系の魔法で姿を眩ませた俺は神崎の懐に飛び込んで来たシグナムを無視してフレールくんをブチ撒け、ついでに結界に干渉して転移魔法が使えない様にしてしまう。その間にも、ギル・グレアムやリーゼ姉妹には、シャマル先生のバックアップを受けたヴィータがアイゼンを振り回しながら突っ込んで行く。それを迎え撃つのは、リーゼ姉妹だ。ギル・グレアムを守りながら、ヴィータの猛攻を捌いていく。俺は神崎やリーゼ姉妹達が、守護騎士を抑えている間にコッソリ八神家に侵入した。
守護騎士を無力化する為、無言でリビングへと入るとザフィーラが現れて邪魔をされる。
「これ以上は、行かせん!」
降り下ろされた拳をプロテクションで防ぎながらリビング内をくまなく見回して、【八神はやて】がいない事を確認した俺は更に奥にある【八神はやて】の部屋に【八神はやて】がいると確信しする。
「あー、うん。基本的に話聞かないよね。この人達……って訳で、ザフィーラはバインドで固定と……」
「ぬっ!?こんなモノっ!?」
唐突に自らを拘束する蒼い光に、身を捩ったりして逃れようとするザフィーラだが……エネルギー反転フィールド込みのバインドを破壊するのは不可能に近い。
ザフィーラが、動けないのを確認して俺は声を張り上げた。
「八神はやて!ギル・グレアムおじさんが、面会だ。守護騎士達を黙らせろ!!」
「グレアムおじさんが!?」
その一言に反応した現代の【八神はやて】が、グレアムおじさんの訪問報告に奥の部屋から慌てて出てきた。
その後ろから、【八神はやて】を止めようとするシャマル先生が着いて出てくる。
「八神はやて、シグナムとヴィータがグレアムおじさんを攻撃しているぞ!早くしないと、グレアムおじさんが怪我するかもなぁ……」
「シャマルっ!!今すぐ、ヴィータとシグナムを止めてぇ!!はよぉ!!」
「え!?あ、は、はい!!」
という感じで、守護騎士達との戦闘は開始数分で終了した。そして、その後はグレアムと八神はやての対話。
その背後では、警戒するシグナム達と適当にその辺で寛ぎ始めた俺達。そして、俺はのろいウサギという人形を見つける。これは確か、ヴィータが八神はやてに買って貰ったヤツではなかったか。
それを見ていて、俺は面白いことを思い付いた。
コッソリ気が付かれないように、ミッド式のゴーレム操作魔法をのろいウサギに掛けて立ち上がらせ。それを、まだ気が付いていないヴィータの足下へとポテポテと進める。
警戒し、緊張の糸を張り詰めていたヴィータだったが、足元に近付くその可愛らしい刺客に気が付かない。
そして、俺はそんなヴィータの足にのろいウサギの手でポフポフと叩いてみた。
「うわぁ!?」
足をポフポフされたヴィータが、驚きの声を上げて八神はやてが座るソファーに身を投げ出した。
そして、振り返り足下へと視線を下げる。
「っ!?どうした、ヴィータ!?」
「ヴィータちゃん!?」
ヴィータの声に驚いた他の守護騎士が、デバイスを展開して構えるがヴィータが顔を赤くして『何でもないっ!何でもないったら!!』と何に驚いたのかを隠蔽しようとしている。
悪戯成功に、拳を握って喜びを表現しているとスパン!と頭を叩かれた。瞬間的に、振り返り見上げる。すると、ディアーチェが青筋を浮かべて怒った顔で俺を睨み付けていた。
「何をしているのだ!?」
「……あんまり、警戒してたから気を解してやろうかと……ウサギの人形をゴーレム操作の魔法で動かして、チビッ子の足をポフポフしてみた?」
「何で、疑問系なのだ!?全く、スマヌな?ウチの悪戯好きが迷惑を掛けた……」
「……良いじゃん。悪戯の一つや二つ……それに本当なら、のろいウサギがカパッと割れて中からグロい蔵物ッポイ何かを噴き出させたかったんだけど時間が無くて……まあ、緊張してガチガチなところを攻められたんで良しとします……」
「師匠が、安定のキチガイっプリ……ちょっとだけで良いので、大人しくして貰えませんか?話が進まないです!」
神崎の評価が、全力全開で暴落しているようにも思えるが……今は気にしない事にする。
「何だよ、神崎……ディアーチェの肩を持つのか!?」
「いえ、ですから……」
「わかったわかった。八神はやて、グレアムはなお前を闇の書諸とも凍結封印しようとしていたんだ」
「え?ちょーーー」
リーゼ姉妹が、俺を止めようと立ち上がるが無視してドンドン言っていく。
「まあ、要するにコールドスリーピングみたいなのの強化版だと思ってくれれば良い。闇の書に選ばれた君を見付けて、身寄りがない事を調べ上げ父親の友人を語り親権を確保した訳だ」
「師匠が、説明を始めてしまった……」
本来なら、ギル・グレアムが話さないといけないのだが……しかし、今のギル・グレアムではウジウジしていて全てを話し出すまでに時間が掛かっていたのもまた事実。
痺れを切らして、俺が説明を始めてしまうのも仕方がないというモノだ。
「そして、君を孤独に追いやったのもグレアムがやった事だ……おかしいとは思わなかったかい?この日本という国で、10歳にも満たない君の様な少女が隔離にも等しい独り暮らしという生活を強制させられていた事に……」
「師匠ぉ……」
「ウダウダされていても迷惑なのでな、第三者の僕が君達が置かれている状況を簡潔に語ったまでだ」
神崎の非難の声を無視って、バッサリ切り上げて黙った。
その後を引き継ぐのは、ギル・グレアムである。
「はやてくん、彼が言った通りなのだよ。私は、身寄りの無い君を騙し……隔離にも等しい生活を強制していた。許してくれとは言わない。だが、それ程に闇の書と呼ばれるロストロギアは危険な存在なんだ!」
「……………………」
「ま、僕以上に危険なモノは無いけどな!」
「師匠は黙ってて下さい!」
「あ!?ちょ、やうぇっ!!」
神崎に羽交い締めにされた上に、口を塞がれ下げられてしまう。この時代の八神はやてを見ると、少し困り顔でこちらを見てギル・グレアムの方へと視線を向ける。
「お話はわかりました……せやけど、私はおじさんに感謝しかしてません。それに、コールドスリーピングかて……まだされてへんし……」
「聖幼女出現!アカン、浄化されてしまう!」
「はいぃ!?口を塞いでいるのに、師匠の声がする……」
「使い魔経由で、お話なんて幾らでも可能なのだよ!!」
フレールくんを10匹程召喚しつつ、フレールくんの目を通して神崎の隙を伺う。
「ダメだ!手が、足りなグホォッ!?」
神崎が、フレールくんの存在に気が付いてガックリとノリで落ち込んだ瞬間を狙い撃ち引き剥がす事に成功する。
自由になったところで、神崎を再現魔法のバインドで拘束すると【八神はやて】に向き直った。
「フハハハァ!さて、闇の書は何処かな?」
「闇の書をどうする気だ!?」
案の定、闇の書の事を聞くと守護騎士達の警戒度が跳ね上がる。少しだけ、緊張の糸を解いていたみたいだけど俺の質問によって、また元に戻ってしまった。
「元々の魔導書……【夜天の書】に戻すんだよ!」
「……夜天?なんの事だ!?」
「はあ……闇の書が正式名称じゃねぇんだよ。闇の書って呼び出したのは、時空管理局で闇の書の本当の名前じゃ無いんだ。ってか、お前ら夜天の書の守護騎士なんだろう?何で覚えてないんだ?これじゃあ、魔導書が可哀想だよ!」
「そうなんか……この子は、闇の書やのうて夜天の書っていうんやね……」
「あ、主!?」
自分達の主が、無防備にも闇の書を取り出して撫で回している。それを、シグナムが止めようと身を乗り出して来た。
だがしかし、俺の使い魔達がそれを阻止する。
「ああ。元々は、魔法の資料本で各地を旅して魔導師達から魔法を収集するのが目的だったんだが……戦争が夜天の書を変えてしまったんだ」
「戦争、が?」
「魔法を収集する際、魔導師から魔力も吸い上げるからな蓄積される魔力量はピカ一だったのが災いした。要は、その魔力を使えないかと考えた馬鹿がいたんだよ。で、その魔力を使える様に改造したのが始まりだ……」
八神はやてから、闇の書を預りページを捲って行く。
闇の書を預かった際、守護騎士達が一瞬色めき立った様だが何とか自制したらしい。
「良かった。まだ、蒐集はされてないようだ……」
「???蒐集してない方が良いのか?」
「僕は別に、君達の言う“大いなる力”が欲しい訳じゃ無いからな。出来るだけ、蒐集されていない状態の方が良いんだ。蒐集を始めてしまうと、闇の書が主候補である八神はやての侵食速度を高めてしまうから……」
「待て!何の話だ!?」
「何のって……八神はやての足を麻痺させてるのは、闇の書だって言っているんだよ。で、魔力の蒐集を始めると蒐集した魔力を使って主候補の侵食を早めてしまうんだ」
「バカな!?ならば、主はやての足が動かないのは闇の書の影響だと言うのか!?はっ!シャマルっ!!」
「は、はいっ!!はやてちゃん、ちょっとだけ調べさせて下さいね?」
「ええよ?」
シグナムの要請によりシャマル先生が、八神はやての足を魔法で確認して愕然とした顔をする。その様子を見て、守護騎士達は俺の言葉が事実である事を理解したようだ。
「ど、どうしよう……このままじゃあ、はやてが死んじゃうっ!」
「いや、方法ならある!闇の書を完成させればーーー」
「ダメだよ。完成させたら、主を取り込んで蒐集した魔力と主の命を食らって破壊の限りを尽くし……転生する!」
「そんな話、信じられるか!!」
「そうだ!闇の書の事なら、我等の方が良く知っている!」
ヴィータの拒絶に追従する様に、シグナムも否定の言葉を並べ始める。しかし、闇の書は夜天の書だと訂正したばかりなので、その言葉は全く信用できないモノと成り果てていた。
「確かに、『闇の書』の事はね。だけど、先も言った通りこの魔導書は【夜天の書】だ。それは、揺るがない。ならば、君達は夜天の書の事をどれだけ知っているのかな?」
「…………そ、それは……」
シグナムが、俺の反論にどもった。
その上、言葉を詰まらせて次の言い訳を探し始める。
だから、俺は更に追い討ちを掛けて行く。
「僕なら、夜天の書の事は基礎構造に至るまで知っているよ?……管制人格。僕なら君を救う事が出来るが……君は、どうしたい?」
「管制人格?闇の書の意思か……」
シグナムが疑問に思った事を繰り返し、自分達の知識に置き換えて確認してくる。
「そう。ああ、君の言葉も声も聞こえているから意思を伝えてくれれば問題ない」
「待て!主でもない貴様が、闇の書の意思の声が聞こえるだと!?」
「あー……聞こえている訳じゃないよ。視えているんだ」
「見えている???」
俺の言い方が不味かったのか、シグナムは首を傾げながら再度聞き直して来た。だから、俺の眼についての事柄を教えてやる事にする。
「僕の目には、特殊なスキルがあるんだ。それを通して視れば、僕には彼女の声を視認する事ができるんだ……正式名称【真実の瞳】。それが、この目に宿る能力の名前だ。その名前通り、『真実を視る』事が出来る!」
「……レアスキルか……だが、『真実』を見るだと!?」
「うん。問答無用で、手加減無く、善悪の区別無く、ありとあらゆる【真実】を視せる能力さ。曰く、『人生のカンニングペーパー』。俗称名は、【神の眼】だ。ぶっちゃけ、闇の書がもたらす程度の“大いなる力”なんぞよりも上等な能力だよ。なんたって、【神様】の領域に至る為のキップみたいなモノらしいからなぁ……世界の理まで視えるんだから、シャレにならないレベルの能力だよ……」
微妙に守護騎士の反応が今一。
世界の理と言われても、ピンと来ないらしかった。
「なんやそれ、そないな能力があるんか!?」
「まあ、その系列ってか……《ルール・ブレイカー》を使って、闇の書を直そうかなぁ……って。そしたら、君の足も治るんだよねぇ……ま、リハビリはやらないとダメなんだけど……」
「治るのか!?」
ヴィータが、全力で食い付いてきた。
「もちろん!その為の僕だからねぇ……さて、守護騎士のみんなに選択肢を送ろうか?①従来通り、リンカーコアを持つ生物を襲って蒐集をし、闇の書を完成させるかい?だがこの場合、最終的に魔導師を襲う事になるから主である八神はやても犯罪者の烙印を押される事になるだろうけどね。②管理局に協力して貰って、危険な犯罪者から蒐集をする。調度ここに、管理局の提督さんがいるから出来ないことはないかな?まあ、この方法の利点は犯罪者の烙印を受けないって事かな?ついでに、善良な方々からの蒐集が無いってだけの話。最終的に闇の書の闇は何とかしないとダメなんで大変だけど罪には問われないかな?③僕に丸投げする……」
「丸投げって……どないするん?」
「ぶっちゃけ、蒐集に関しても僕が関与する場合は犯罪とか関係なくなるかな?まあ、一見百聞にしかずってな……リンカーコア、生成……」
幾つかの魔法陣を展開して、目の前でリンカーコア(?)を造り出して見せる。これには、守護騎士だけでなくリーゼ姉妹やギル・グレアムも身を乗り出して驚いていた。
驚かれると楽しくなる俺の性質上、次の瞬間には部屋いっぱいにリンカーコアを生成して見せてしまう。
当然、驚かれたけどな。しかし、やり過ぎたらしく部屋いっぱいの分に関しては引かれた上に化け物を見るような目を向けられるハメになった。
「コホン。とりあえず、蒐集させるリンカーコアと魔力に至っては僕だけで闇の書をいっぱいにする事が可能だ。完成したら、人外系の魔法で一方的に闇の書の闇を撃破。まあ、惑星破壊が可能な魔法を使えば問題無いだろう。そして、選択肢④!さっき述べた、《ルール・ブレイカー》で闇の書の転生機能と無限再生技能を停止させて……防衛運用プログラム《ナハトヴァール》の強制排除。闇の書の基礎構造を夜天の書に戻して、《ナハトヴァール》を切り離し……この僕が造った闇の書モドキに移してーーー」
「待て!何故、貴様が闇の書を持っている!?いや、何故、闇の書が二冊もあるんだ!?」
ここで、食い付いて来たのはシグナムだった。
他の守護騎士は、言葉無く目を見開く程度の驚きである。
「だから、闇の書を造った言ったろうがよ!?ちゃんと聞いとけよ!裂火の将シグナム……」
「……闇の書を造れるだと!?」
「あー、信じられない気持ちも解るが……諦めろ。僕に常識なんて通じない!」
「言っちゃった!常識通じないって言っちゃった!!」
「うっさいなぁ……黙れよ、神崎!」
神崎が、五月蝿い件。
邪魔が入る可能性があるから、出来るだけ素早く闇の書を何とかしたいところなのに話が全く進まない。
段々、イライラしてきた。
「兎に角、選択肢を選んでくれないかな?①、自分達だけで、何とかしてみる。②、時空管理局の手を借りる。③、僕に丸投げ。④、ルール・ブレイカーで改善する。さて、どれにする?」
「ぶっちゃけ、③と④は同じ事ですよね?」
「能力を明かして、考える事が出来るようになってるだけマシだろう?まあ、ヤる事は一緒だけど……」
「あ、やっぱり一緒なんですね……」
「さて、八神はやて……君が、選ぶんだ」
「……せやなぁ…………①やと、犯罪者になってまうんやったな?せやったら、ちょっとパスかなぁ?②は、グレアムおじさんに協力して貰ってやったか?……それでも、グレアムおじさんに迷惑は掛けたないし……③と④は、同じ事やんねなぁ?……」
「ま、僕の能力を明かしているかいないかの話だな。で、どうする?」
「③か④を選ぶと、私はどうなるん?」
「闇の書が夜天の書になる。で、僕が造った闇の書モドキに闇の書(本物)のバグが移されて暴走状態になる訳だが……ここで、僕に迷惑は一切掛からない。ぶっちゃけ、人間にコントロール出来ない闇の書の闇だけど……僕は人外なんで、問題なくコントロールが可能だ。君みたいな事にはならない」
「…………人間やあらへんの?」
八神はやてが、マジマジと俺を頭の先から足の先まで確認してくる。だけど、外見で俺が人外だとバレる事は無いのでどれだけ確認してもわかるはずが無かった。
「で、現段階では闇の書から出て来れない子が、闇の書のバグを除去すると出てくるから……その子含めて、ハッピーエンドになる訳だ。闇の書……改め夜天の書は、そのまま君の魔法資料本として使えば良い。守護騎士のみんなも、もう誰かに苦しめられる事も無いし……八神はやてが、イジメるはずもないからみんなで笑って暮らせるよ?」
「ホンマか!?ホンマに、幸せになれるんか!?」
「ああ、なれるんじゃないか?僕が出来るのは、最初の一歩を踏み出させる事だけだからなぁ……後は、君達自身が頑張るしか無いよ?」
「それは、当たり前や!そこで、断言されとったら逆に疑うて……そうか、私等幸せになれるんやな!!なら、私は③と④を選ぶわ!全部、君……えっと?」
「如月双夜だ」
「如月双夜君に任せるわ!!」
「了解。じゃ、即行で終わらせるぜ?」
立ち上がり、左手に闇の書を持ち直す。
右手を前に突き出して、虹色に輝く剣を構築して振り回す。
それを、再度振ってクナイ程のサイズに変更。
ついでに、複数展開して一本目を闇の書に突き刺した。
「転生機能停止!」
次の一本を準備、再度闇の書に突き刺す。
「無限再生機能停止!!」
次の一本を再度準備、そして同じ事を繰り返す。
「自動運用プログラム停止!!!」
もう一度、繰り返す。
「自動防衛プログラム《ナハトヴァール》停止!!!!」
その言葉を言い切る前に、管制人格が闇の書から吐き出されてしまった。タイミング的には、小太刀に変化させた《ルール・ブレイカー》を闇の書に突き刺し半回転させた瞬間である。
「な、なんや!?」
「……わ、我が主……」
「感動の対面ですね!」
「うっさい!集中できねぇよ!!」
「お前達、黙らぬか!?」
「ディアーチェ、落ち着いて下さい!」
「解析……侵食……プロテクト突破!……管理者権限!!」
「何故、お主が闇の書の管理者権限を持っているのだ!?」
「ああ!?今、ハッキングしただろう!?視てなかったのか!?ああ、もう!!……古代ベルカ語?解析……和訳……やっぱり、ミッドチルダ語が混じって訳のわからない構造になってやがる!!《真実の瞳》解放……夜天の書のシステム構成……確認。復元開始!!」
闇の書を囲む様に魔法陣を展開して、真実の瞳から流れ視える夜天の書のシステム構成を上書きしていく。
それにより、転生機能が主と旅する機能へと変化。
無限再生機能が、夜天の書を修復する機能へと変化。
自動運用プログラムが、消滅。
侵食暴走プログラムが、消滅。
何故か、守護騎士システムも消滅。
慌てて、上書きを一時停止して状況確認。それにより、守護騎士システムが後から付け足らされたモノだと言うことがわかった。ので元々存在しなかった、守護騎士プログラムを追加。守護騎士プログラムを追加するに当たって、現存の守護騎士を蒐集する必要があるみたいなので……一時的に闇の書ーーもとい、夜天の書から切り離してシステム削除。
それから、再度プログラムを再構築して夜天の書を修復するシステムに守護騎士システムの基礎構造を追加。
ついでに、守護騎士システムのみに無限再生機能を追加。
こちらは、夜天の書の基礎構造には無干渉システムとする。
自動防衛プログラムを改変、システムを保護・防衛する機能へと変化。ついでで、防衛プログラムに新な肉体を与えて守護騎士システムとリンク。感情や性格は、ツヴァイのモノを採用。ユニゾンは出来そうにないので、新な守護騎士として登録してみた。姿は、見てのお楽しみにしておく。
その時、ドサッ!と何かが魔導書の中から吐き出されて……視線を向ければ、見た目は夜天の書そのモノな魔導書がもう一冊。
「……………………え?」
手を止めて、その魔導書をボォーと見ている。
すると、魔導書が勝手に動いて何処かへ消えようとしたので《ルール・ブレイカー》で強制停止に追い込んだ。
とりあえず、そのまま放置。夜天の書の残りのシステムを復元仕切ってしまう事に専念する。
ドダダダダダッ!と、夜天の書の基礎構造を復元仕切って、更に追加のロックプログラムを打ち込んでしまう。
もう二度と、誰にも手出しが出来ないようにするプログラムで基礎構造をガッチリガード。
「よっしゃー!夜天の書、再起動!!」
再起動させた瞬間、管制人格が何の前触れもなく消滅。
ただし、本当に消滅した訳ではなく夜天の書を再起動させた影響によるモノなので問題はない。
「更に!守護騎士を全員バインドで、ロック!まずは、シグナムから……蒐集!!」
「くっ……うあああぁぁぁ……」
「シグナム!?ちょ、何しとん!?」
「シグナム!?テメェ……何しやがる!?」
「えっと……元々、夜天の書には守護騎士システムが無かったんだよ。後から追加されたモノだから、夜天の書の基礎構造を復元したら消滅しちゃって……仕方がないので、再度守護騎士システムを追加した訳だけど……君達を一度切り離したんで、再度夜天の書に取り込んで守護騎士として登録し直さないとダメっぽいんだ。だから、この蒐集は絶対通過しないといけない行為であって……悪意とかはないから安心して欲しい!!」
「え?……え?……???」
「あ、うん。ってか、ヤる前にちゃんと説明しろよな……」
「……ヴィータ、今の話理解できたんだ……」
「テメェ……私を何だと思ってんだ!?」
「え、えっと……言って良いの?」
「今すぐ、このバインドを解け!アイゼンの落ちない汚れにしてやるっ!!」
「まぁまぁ……とりあえず、シグナムは終了。プログラムの読み込みとシステムへの保存・リンクを確認。記憶の方は……問題なし!うん、バッチリだね!!次は……」
「なあ!シグナムは!?どこやったん!?」
ヴィータと違って、今の話を全く理解していない八神はやてが額に青筋を浮かべて怒鳴って来た。
うっかり、ヴィータと顔を見合わせて苦笑いしてしまう。
「大丈夫だよ、はやて。シグナムは、夜天の書に戻っただけだ……だよな?」
「うん。ヴィータが理解してて、はやてが理解してないのが意味不明だけどヴィータが言った通りかな?」
「だから、私はテメェの中ではどんな位置付けだ!?」
「えー…………こんな感じ?」
ジェスチャーを交えて表現したところ、ヴィータが本気で怒り始めた。小喧しいので、次にヴィータを蒐集する。
「テメェ……覚えてろよぉ!?」
捨て台詞と共にヴィータは、夜天の書に取り込まれて行った。一瞬、記憶を書き替えてヤろうかと邪悪な悪意が生じたが止めておく。ただ、夜天の書の中でも意識があるみたいなので声を届けるだけにしておいた。
「守護騎士ヴィータの味覚機能に干渉。常人とは、かなり掛け離れた味覚に変更……と。これで、八神はやての作るご飯がおいしく食べられなくなったぜ☆!!ま、シャマル先生の料理は美味しく食べられるから問題ないよな?」
『何だとぉ!?』という叫びに似た情報が、夜天の書から流れてくるのを視てニヤリと邪悪な笑みを浮かべる。
この後、俺の言葉を信じたヴィータがシャマル先生の料理を食べて轟沈するが知った事ではない。
ただ一言、ザマァ(笑)。
その後、シャマル先生とザフィーラを順調に蒐集し、守護騎士システムに組み込んで一時待機状態にしておく。
「八神はやて、お待たせしたな!」
「……………………」
全ての工程を済まし、声を掛けた時には八神はやては聖幼女からひねくれた幼女へと進化していた。
「ありゃ?何をそんなに膨れている?」
「みんな、どこやったん!?帰して!!」
「いやいや、目の前にある魔導書の中に収容しただけなんだが……」
夜天の書を、八神はやての視線の先へと持ち上げて説明する。しかし、八神はやての俺への疑惑が晴れる事は無かった。
「まあ、良いや。管理者権限発動……魔導書の管理者権限を八神はやてに壌土……マスター登録!それに伴い、八神はやてのリンカーコアを一旦夜天の書に移動!!」
八神はやての胸から、白い光がゆっくりと出てきて夜天の書に取り込まれていく。それを見た八神はやては、訳がわからないという顔をして俺の行動の一挙一動を見詰めていた。
「マスター八神はやてのリンカーコアを元に、夜天の書の管制人格を再構築。ユニゾンシステムの再起動を確認。全システムの一時凍結を解除……守護騎士システム再起動。マスター登録完了。リンカーコア返還……覚醒の時だ!!」
八神はやての足下に、三角形の魔法陣が展開される。
「八神はやて、復唱!管理者権限発動!守護騎士システム起動、来たれ我が騎士達よ……を自分の言葉で!!」
「え!?……えっと(焦)……か、管理者権限発動……守護騎士システム起動。おいで、私の騎士達……」
俺が余分な事を言ったせいで、八神はやてが一瞬焦った様だったが問題なく『六人』の守護騎士を召喚した。
八神はやてを中心に、三角形の魔法陣が六つ展開される。
そして、それぞれの魔力光が部屋いっぱいに広がった瞬間、守護騎士達がその姿を現した。
一人目は、烈火の騎士シグナム。
二人目は、鉄槌の騎士ヴィータ。
三人目は、湖の騎士シャマル。
四人目は、盾の守護獣ザフィーラ。
五人目は、管制人格。
六人目は、黒髪の幼女。以上である。
『って、誰だ!?』
六人目の黒髪幼女を見て、五人の守護騎士達が一斉にツッコミを入れた。黒髪幼女は、ビクッ!と怯えた様に八神はやての影に隠れてしまう。
「……えっと、追加した守護騎士だよ。名前は、言ったら即わかるよ?管制人格は、わかってると思うけど……」
「……ナハトヴァールだな?」
「正解。姿は……まあ、僕の趣味みたいな感じ?」
女性の裸にトラウマがある以上、ポンキュボンの大人な女性を俺は作成出来ない。だから、まだ恐怖を感じない幼女を造るしか選択肢がない訳だが……何故か、冷たい視線を向けられる。
「……幼女やな」
「幼女ですね……」
「幼女だな……」
「幼い子だ……」
「趣味か…………」
「これから、成長していくんだから幼い状態から始めるのは当たり前だろう?」
「ああ、そっちな!」
八神はやてが、納得いったと言わんばかりに頷いて声を上げる。微妙に誤魔化しているみたいなので、どういう思考ルーチンを発揮したのか問い詰めたいところだ。
「何だ?変態だとか思ったのか!?」
「あー、いや……そういう訳じゃぁ……」
「……はあ。まあ、いいや。とりあえず、ナハトヴァールの説明をさせて貰うからな?この子は、ナハトヴァールの残りカスを元に造ってある存在だ。とは言え、人格面や性格はとある人物のを採用している。本来なら、明るく元気な子だけど……誰かさん達が脅かしたので、怯えてしまっているなぁ……システム的には、守護騎士の方に組み込んで夜天の書の機能には一切手は出せないので問題はない。無限再生機能もあるけど、守護騎士が躯体を放棄した際に再構築を補助する的なモノ程度にレベルを落としてある」
「待て、躯体放棄とは何だ!?」
「肉体の破損状況が、存在を固定できないと判断できるレベルの破損だと躯体を放棄する事が出来るようになったんだ。とは言え、無茶な戦い方をすると八神はやてが泣くだろうから止めとけよ?まあ、頭が潰れたみたいな状況で使う機能だと考えてくれれば良いよ。君達は、もうちょっとやそっとの事で存在を消滅させる事は無くなった……という事さ!さて、リンカーコア生成!魔力を限界まで注入して……と。管制人格、これを蒐集しろ!」
そう言って、俺は管制人格の目の前に生成したリンカーコアを突き出した。
八神家に行くのなら、ギル・グレアムかリーゼ姉妹に担当して欲しかったが……三人の性格や考え方を把握してない作者の都合で双夜が担当。ブツブツ文句を言ってるけど、双夜頑張れ!!
そして、やっぱり悪戯はします!
まあ、自重はさせてますから大丈夫だよね!
ナハトヴァールが、守護騎士になっちゃった(笑)
黒髪の幼女。見た目は、神崎曰く【月姫】の秋葉?らしい。
その幼女の頃の姿をしているとのこと。
通称、なはとヴぁーる。ひらがなにすると、何故か可愛くなるので採用wwなはとヴぁーる……なはと?
リンカーコア生成魔法にて、魔力補充します☆!!
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!