絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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ニ〇三話

神崎

 

 

……………………

 

 

 

……………………

 

 

 

……………………。

 

 

 

「…………で?中二病が、いるんだが……」

 

「えぇ……多分、ディアーチェです……」

 

辛辣な言葉と共に、師匠が広げた数々のウィンドに写っていた高笑いをしている少女に、不機嫌と化した師匠がジト目で文句を言っている。

 

プツン。

 

唐突に師匠は、ウィンドを消して肩を落とした。

 

「って、なんで消すんですか!?」

 

「昔のお前を見ている様で、寒イボが立つ……」

 

「止めてぇー唐突に、人の黒歴史掘り返さないでぇ!」

 

忘れた頃……でもないけど、思い出したかの様に人の過去にナイフを突き立てて抉るのは止めて欲しい。そりゃ、【我】と書いて()と読んだりしていたけれど……概ね無害な人種だったハズだ。

 

「ファミレスで、店員相手取って我儘したい放題やりたい放題……してたんだって?『我は、王ぞ?庶民の餌に群がる趣味はないわ!!』と言って無銭飲食とか……」

 

「サーセン!マジで、抉らないで!!」

 

師匠に会う前の黒歴史は、本当に堪忍して下さい!!

余りの精神ダメージに、頭を抱えて悶絶する以外の行動が出来なくなる。つーか、選択肢のない現実を突き付けないで下さい。本当に何も出来なくなります。

 

「てか、【闇魔法】ってカッコイイか?」

 

「え?あ、まあ、カッコイイですね……」

 

「その発展系の魔法を【邪法】って言うんだが……使い続けると肉体が変質して、所謂【魔族】と呼ばれる存在になったりするんだが……【闇魔法】でも、症例があるのに……」

 

師匠は、そう言いつつジッとこちらに視線を向けて来る。

その目は、存外に『それでも、カッコイイ?』と語っていたので副作用含めてカッコイイと答えておいた。

 

「中二病。【邪法症例】は、治療すんのにどれだけ動力がいると思ってんの?体内に蓄積した《魔素》を取り除き、体外へ排出したとしても肉体はそのまんま。そこから、魔法薬と浄化魔法でジックリゆっくり何年も掛けて人間に戻すんだが……超大変なんだぞ!?」

 

「あ、そっちのリアルとごっちゃにしないでください……それに、この世界の魔法にそんな症状は出ませんから!!」

 

なにやら、俺は師匠の地雷を踏ぬいてしまったらしく、怨めしい視線を向けられたあげく罵られる。

 

「わかってるよ……」

 

「あのぉ~」

 

「「ん?」」

 

声を掛けられて、振り返ってみれば【紫天の書】から頭だけを出したユーリがこちらを見ていた。

 

「ひぃ!?」

 

「私は、何時になったら呼ばれるのでしょうか?」

 

彼女に取っては、最もな質問だけれど……出現の仕方が、心臓に悪過ぎる出現に俺はドキドキが抑えられなかった。

 

「これが……恋?」

 

「ネタに走るな!それから、ユーリは呼ばれるまで出て来るな!!」

 

「むぅー……私、とっても暇なんです!!」

 

「わかってるよ。だが、今僕達が手掛けている事件はユーリの事件なんだ。しかも、その事件の首謀者は転生者で……転生者の目的は、【紫天の書】のマテリアルなんだぞ!?」

 

「???…………だから?」

 

()()ユーリが、転生者に奪われる可能性があるじゃないか!そんなの、僕は嫌だ!!」

 

「そ、双夜…………」

 

ユーリが、師匠の言葉を聞いて少し顔を赤くした。

きっと、ユーリの心の方はハートブレイクされた程の一撃にメロメロになっていると考えて先ず間違いない。それこそ、目をハートに変えてピンクに染まっているに違いない。たくっ……モゲロ!つーか、爆散してしまえ!

 

「流石に、イチャ付いてただけで爆散はしないよ?」

 

「ひぃ!?」

 

感情が、顔に出ていたらしく師匠が苦笑いしつつユーリの頭を撫でている。こちらは、心の動きを簡単に予測されてビックビクだというのに。

 

「さ、サーセン!ユーリが、余りにも女の子してたので!」

 

「どんな言い訳だよ!?てか、ユーリが女の子なのは見てわかるだろう?今更、女の子してるなんて……」

 

「あ、や……違います。女の子してるってのは、揶揄で……正確には、《乙女》だと言っただけです……」

 

「……乙女?……あ、ああ。そういう意味か……」

 

最初、師匠は首を傾げていたけれどユーリを見ながら思考を重ね、その結論に漸く至ったみたいだった。

 

「はぁ……また、ややっこしい言い回しするんだな……ストレートに言えば良いものを……」

 

「えぇ!?割りとストレートな発言だったはずですよ!?」

 

つーか、わからない師匠が鈍感という話ではないだろうか?まあ、わかっていた事ではあるが……師匠は、自分に向けられる好意に酷く鈍感だ。それはきっと、監禁されていた頃の虐待が根っこにあるのはわかっている。

たくっ。思い付くだけでも、師匠に打ち込まれた楔が多過ぎるとしか言い様がないのに……未だ見付かっていない楔も多数存在しているっていうから腹立たしいと言わざるを得ない。これで、もし《旧・神族》に協力しているとなれば最早老害としか言い様が無くなるだろう。

師匠の実親共め……ガチ滅びろ!!

 

「そう言えば、双夜……負けてましたね」

 

「そりゃ、僕だって負ける事はあるさ。絶対無敵って、訳じゃ無いんだから……負ける事は、何も悪い事じゃない。だが、《旧・神族》が関わっている時は負けられないけどね」

 

ユーリの言葉に、気を悪くした様子もなくカンラカンラと軽く笑いながら師匠は答える。

 

「…………結局、アレはなんだったんですか?」

 

「【エンドレス・エラー】かい?俗に言うなら、バグの集合体だよ。【真実の瞳】でも、読み切れない存在」

 

「そんなのがいるんですか?」

 

「あのねぇ……神崎。君は、大きな勘違いをしてる。この世に、未知と呼ばれるモノは五万とあるんだよ。僕達、《神殺し》が把握してないモノはもちろん……【神】ですら、知らないモノだってあるんだ。彼は、その中の一つ。僕達みたいに、世界に許可を貰って活動する存在ではなく、自由気儘に世界を渡り歩いている存在なんだろうねぇ……」

 

師匠達は、最初から無茶をする前提で動いている存在だ。

それ故に、ある一定の枷を嵌めて活動している。

それが、世界から得られる《許可》だったりする訳だ。

 

「それって、チート過ぎません?」

 

「そうでもないよ?僕達みたいに、ワザと枷を強いているのは()()()()()()()()()って知っているからさ」

 

「やり過ぎ……ですか?」

 

昔、やり過ぎた事でもあったのだろうか?

まあ、やり過ぎたのは師匠でないにしても……あー、うん、まぁ……()()()()そうな人に心当たりはある。

 

「でも、だったら彼は何を支払うんでしょうね?」

 

「対価・代償の法則か?そりゃ、全部死後に纏めて支払う事になるだろうさ。まあ、当人は【不老不死】だからとか言って自らが如何にチートの権化であるかを語るだろうが……終わりは、実在する。如何なる存在でも、遅かれ早かれ()()()()()()モノだ」

 

「はぁ……今一、ピンと来ないんですが……」

 

「いずれの話だからな。何時か来る終焉なんて、今考えてもしょうもない話だよ。だが、何時かは終わる。制作者が、事故で死んだりしたりしてね」

 

「うぉ!?唐突に、メタイ。んでもって、容赦ねぇな……」

 

「物語なんて……結局の所、誰かが考えたモノでしかないよ。それに、僕は間違いなく物語の登場人物なんだよ?」

 

「あー……そう、でしたね……」

 

高次元精神生命体となった事で、それを知覚できる様になった師匠は自分を創作キャラとして語る事がある。それは、悲しい事ではあるけれど間違いでもないので質が悪い。とは言え、それが認識出来たとしても受け止められない奴が大半なのに、師匠は理性的にそれを受け入れてる。本当に、師匠は凄い人だ。俺だったらまず、現実逃避するね。

 

「この世界も、物語だと言うのなら世界は全て物語だと言わざるを得ない。って事はだ、誰も認識出来ない物語だって実在する事になる。それは当然、彼等の様なチートの権化な存在だって含まれるんだ。僕だって、()()()のとか言ってるけど実際には()()()の存在だし……」

 

「ああ、前にも言ってましたね……」

 

「うん。()次元の先にあると言われている次元を()次元と呼ぶのなら……当然、その先の次元も存在するだろう。そんなのが、低次元に来て好き勝手をヤれば少なからず世界に影響を与えるだろうね……」

 

レアリティ的な表現になるのは、仕方がない事だとしても……それだけ、上位の存在が下位世界に入り込んで来ているのは大問題らしい。師匠は、存在を()()()調整する事が出来るらしいけど……それが出来ない存在は、下位世界に大きな歪みを残してしまうと言うのだから溜まったものじゃない。

 

「まあ、想像し難くはないですね……」

 

「呼び方は、適当だけれど……もっと、別の呼び方があるかも知れないけれど……そういう次元がある以上、()()が無くなる事はないだろうね」

 

「ははぁ……成る程……」

 

つまり、ああいう輩が今後出現するかしないかは()()のままである事を俺は知った。

 

「まあ、僕達がやる事に変わりはないんで気にするだけ無駄だよ。仕事は、増えるけどね……」

 

「調整者泣かせですね……」

 

「全くだ……と、駄弁っていたら最悪なのが来たぞ?」

 

「ふぇ?」

 

言われて、師匠の視線を辿ると何故か憤怒の表情をした転生者が殺気を撒き散らしながら俺達を睨み付けていた。

その視線の先には、俺や師匠の他にユーリがいる。って、ちょっと待て!ま、まさか……あの転生者の目的は……。

 

「お前っ!やっぱり、原作狙いだったのか!?」

 

「「最悪だ……」」

 

しかも、このユーリを原作のユーリと間違ってる時点で話を聞かないタイプである事は予想しなくてもわかる。

 

「ユーリ!さぁ、そんな奴等なんて放っておいて俺の元に来い!お前の居場所は、俺の隣と決まっているんだよ!!」

 

「嫌です!私は、双夜のユーリですから!!」

 

「くっ……お前等、俺のユーリを洗脳しやがったな!?気がない振りして、やっぱり原作狙いだった訳だ!この変態共めぇ!!」

 

「会話の文法が、滅茶苦茶……」

 

「ああ。コミュ障だと、直ぐにわかるレベル……」

 

「ついでに言うと、自分を棚に上げて貶めに来たし……」

 

「変態は、お前だろう?勝手な自己完結止めてくれないかなぁ?ウザいんだけど……後、キモイ……」

 

「確かに、キモいです……」

 

俺を含めて、言いたい放題であるが……こうして見ると、転生者が超絶レベルでウザッたいのが良くわかる。俺も、あんな感じだったのかと思うとゾッとする思いだった。

 

「一応……このユーリは、俺の神様特典で得たユーリであって【紫天の書】のユーリじゃないぞ!?」

 

とりあえず、適当な事を言って混乱させる事にした。

だが、その話を聞いた転生者は何故かニヤリと悪い笑みを浮かべてデバイスと思しきナイフを取り出す。

 

「なら、お前を殺せばそのユーリは俺のユーリになる訳だな?良いだろう、殺してやるよ!!」

 

「話が、全然通じないんですが……」

 

「御都合解釈か……最悪だな……」

 

御都合解釈。何がなんでも、自分の都合の良い様に解釈して受け止める。そして、自分に取って都合の悪い事は全て他人のせいにするという最悪最凶の人種だ。

 

「俺の名は、艦息弾無。お前等を殺す者の名だ!覚えとけ!!まあ、直ぐに死ぬんだけどな!!」

 

「何だろう……名前からして、微妙な感じ……」

 

「かんむす、たまなし?生殖能力が、欠けてるのかな?」

 

「ブフッ!ちょ、師匠、変な事言い出さないで下さいよ!」

 

「って、言われてもなぁ……名前からして、当たらなさそうじゃん。接近系の魔導師なんじゃね?」

 

「うるさいっ!!ド○ニオン、セットアップ!!」

 

そう、怒鳴ってセットアップした艦息弾無の変身後の姿は予想通り、艦これ娘達と似た様なBJ姿だった。

ただし、見た感じ艦娘と言うよりこれは……ガ○ダムの戦艦?見た事がある様な……無い様な?

 

「…………どみにおん?あ、もしかして……【アーク○ンジェル】の同型艦の【ドミ○オン】か!!」

 

「知ってるのか?」

 

「ええ。ですが、不味いですね。あのバリアジャケット……PS装甲だとしたら、物理攻撃が通じない可能性が……」

 

「PS装甲?」

 

「本来は、一定の電圧の電流を流す事で相転移する特殊な金属で出来た装甲です。この事から、相転移装甲とも呼ばれ……相転移した装甲は、一定のエネルギーを消費する事により、物理的な衝撃を無効化する効果があります」

 

「この場合、その電流が魔力に置き換わっている可能性がある訳だな?って事は、切り刻めば終わるんじゃね?」

 

「魔力切れですか……そうですね。師匠のスピードなら、割りと簡単かも知れません……つーか、攻撃されてますが当たりませんね……」

 

「うん。一歩も動いて無いけど……当たらないな……」

 

先程から、転生者の猛攻撃に晒されているけど……全く、一歩も動いていないというのに攻撃が掠りもしない状況が続いている。もしかして、これが彼の裏特典なのだろうか?

 

「こりゃ、命中率マイナス100%が奴の裏特典なのかもな。てか、この魔法……フェイト姉の魔法じゃね?」

 

「ですね。手に持ってる砲身から、ビームモドキが出てますけど……フェイトの魔法ッポイですね……」

 

物凄いスピードで、動き回りつつ攻撃をしている転生者。

しかし、狙いが甘いのか全く攻撃が当たらない辺り、全然驚異に思えない残念転生者だった。その上、御都合解釈主義者でコミュ障なのかと思うと目から水が溢れて止まらない。

 

「ヤバイです。目から水が、止まりません……」

 

「あれ、立ち止まって撃った方が当たるんじゃね?てかさ、魔力切れ待ちしてても大丈夫そうだよな!」

 

色んな意味で、残念転生者だった。

戦うまでもないので、ボーっとはしゃぎ回る転生者を眺めつつ、俺は懐に忍ばせて置いた小説を取り出して読み始める。師匠は師匠で、ウィンドを開いて使い魔達からの報告書に目を通し始めた。ユーリは、魄翼をしまって師匠にピッタリとしがみつき、まさかの転生者煽りに走る。

まあ、当人にその気がなくてもあの転生者には効果覿面だった。誘導・直射・砲撃と、ありとあらゆる攻撃魔法が圧倒的に激しくなる。正に、力押しと言わんばかりの猛攻だ。しかし、悲しい事に攻撃が激しくなっても彼の命中率が上がる事はなかった。

 

「…………命中率ではなく、タイミングがズレているんだろうな。あの者が、攻撃したいタイミングと実際に攻撃されるタイミングにズレが生じる事で命中率が著しく低下しているんだろう……」

 

「直射系ならわかりますが……誘導は、どう説明します?」

 

「デバイスの問題だろうな。プログラミング事態に、ズレが生じる様になっているんだと思う……」

 

「徹底的ですね。玩具人生まっしぐら……って感じです」

 

「犬?猫?」

 

「猫ですね。犬は、骨っこです」

 

「???何の話ですか?」

 

「相方の話!」

 

「恋人の話!」

 

「…………まあ、僕に取ってはユーリが可愛いって話?」

 

「俺は…………うーん。恋人……恋人……なんだろなぁ……」

 

「翼とか?『妹』とか?」

 

「どっちも、地獄ですね!!」

 

俺が、翼に恋心を抱いているなんてどんな妄想だ!?

一万歩譲って、例えそうだったとしても告白なんてありえない!まあ、翼から告白して来たなら考えなくも無いが……いや、告白されたとしても付き合う事はないだろう。

『妹』……この場合は、十中八九『白リリィ』の事なんだろうが……アレを俺は、『妹』だなんて認めるつもりはない。

アレは……そう、ただの協力者であって俺の趣味ではないんだ。あの時は、ナルシーな転生者をからかうつもりで協力を扇いだけれど、普段は必要のない存在でしかない。

 

「俺に恋人なんて、必要ありません。ええ、女なんて堕落の権化です。現を抜かしてたら、踏み台人生まっしぐらなんで必要性は皆無です!!」

 

「うわぁ……寂しい男だなぁ君は。良し、『白リリィ』を君の専属にしよう!ああ、返品は受け付けないから悪しからず(笑)」

 

「ちょ!?本気ですか!?」

 

「テオルグか、ラヴォルフを女体化させればOKだから問題ないよ。どうせ、君の事だから腕を組まれて胸を押し付けられれば、鼻の下を伸ばして喜ぶんだろう?」

 

「……くっ…………否定出来ない……」

 

という訳で、師範コンビ改め『白リリィ』が俺の監視兼お目付け役として常時配備される事が決定しました。

 

「って、嫌ですよ!!」

 

「翼がいる時は、『白リリィ』は引っ込めるから安心しろ。これで、ブチッともがれる事は無くなったからな?」

 

「ちょ!?まさか、本気で俺と翼をくっ付ける気ですか!?ちょ、洒落にならないじゃないですか!?」

 

「だからさ。元々、翼はお前のお目付け役なんだよ。君が、原作人物に手を出せない様にする為の……ね?」

 

「ちょ!?もう、手を出したりなんてしませんって!信じて下さいよ!!」

 

「うーん……ってもなぁ。今は、幼子だから手を出さないだけで大人に成長したら手を出しそうじゃないか……」

 

「…………くっ……読まれてる……」

 

「当たり前だ。君と何年、一緒にいると思っているんだ?もう、数年になるんだぞ?」

 

「…………そりゃ、そうですが……」

 

「なので、監視を付けるのは当たり前だろう?」

 

「くっ……残酷過ぎですよ。師匠……」

 

ある方向性のみ、全く信頼できないと断言する師匠が怨めしい。とは言え、自分でも幼子な原作人物だから手を出さないっていう話には納得できるので何も言えなかった。

無意識に、考えない様にしていた話でもあるので反論は出来ない。多分、今の俺が原作人物に興味を持てないのはそういう理由が大部分を占めるのは間違いなかった。

きっと、大人な原作人物を見ればホイホイと飛び付くのは予想し易く……俺が、原作人物を完全に興味を失う様になる事はないと断言できる。

 

「何はともあれ、今は目の前の事に集中するのが良いんだろうけど……全く、当たらないなぁ……」

 

「……当たりたいんですか?非殺傷設定じゃないですよ?」

 

「こうも当たらないと、無理矢理当たりに行きたくならないか?これだと、反撃もできないんだが……」

 

「カウンター主体だと、当たらない攻撃には反応出来ないですもんね?つーか、応援したくなって来ました……」

 

「うっし!がんばれー!!」

 

「って、応援するんですか!?」

 

「良いから、煽れ(笑)。ほら、もっと良く狙ってぇ!!」

 

「鬼畜だ……ここに、鬼畜がいる……」

 

「ほら、デバイスなんかに頼らずに誘導弾なら当てられるかもしれないぞ?ノーコン、がんばれー!!」

 

その内、ユーリも師匠と一緒になって応援を始めるとピタリッと攻撃が止んで、転生者が半泣きで逃げて行くという事態になった。

 

「逃げちゃいましたね……」

 

「ああ。まさか、喧嘩を吹っ掛けて来た癖に逃げ出すとは思わなかった……」

 

「居たたまれなくなっちゃったんでしょうか?」

 

「居たたまれなくなったんだろうな……」

 

「哀れ……あー……んー、なんだっけ?忘れちゃったよ。名乗ってたのに。……すまん……転生者ェ……」

 

余りにも、攻撃が当たらないが故にそっちの方が印象的で俺は奴の名前を思い出せなかった。本当、残念な踏み台転生者である。

 

 

 

 

 




転生者情報!

性別 男
年齢 なのは達の同級生 
名前 艦息弾無 かんむすたまなし
魔力 SS+
術式 オリジナル もしくはフェイトの魔術式
戦闘方式 紙装甲、超スピード型。特殊防御有り。
特殊防御 ビームコーティング。
デバイス 指輪型。換装式。BJ無し。

特典は
1、ガンダム戦艦武装の装備を艦これの艦娘装備で。
2、デバイスを杖やアームドではなく指輪にする。
もしくは、魔力SS+
3、防御においてのビームの所を魔法に置き換え。←(特典じゃないですよね(笑)?)別のにしましょう(笑)。
多分、普通に魔力弾になるはずなので、この特典は意味がないです。もしくは、ニコポ・ナデポ。

裏特典は
1、種無し(生殖)。
2、タイミングが合わない。

後、イーゲルシュテルンは『弾幕』で通じますので(笑)。
通常式魔力弾(?)、直射型魔力弾(弾幕用)、誘導型魔力弾(ミサイル用)、速度重視砲撃(バリアント?)、威力重視砲撃(ゴットフリート?)、範囲重視砲撃(MAP兵器w)(ローエングリーン?)。もしくは、集束砲(ローエングリーン?)でも可。
でも、その場合は……核をどうするかという問題が(笑)。
核を、集束砲扱いしたかったんだけどなぁ……(笑)。
冗談はさておき、こんな感じで纏めてみました。
特典3だけは、別の何かに差し換えでよろしく。
後は、適当に(笑)(笑)。
あ、これ⬆提供者とのやり取りメールをそのままコピペしてます(笑)。
(ー追記ー…ミノフスキー粒子は、作品が違うらしいので削除。ついでに、Iフィールドも削除しました(笑)。)

ユーリ召喚後、転生者がウザくなる件。
正さん提供の転生者です。とりあえず、《善性》のない転生者キャラはフルボッコ推奨。

魔法少女リリカルなのはReflectionを見てからにすれば良かった……。orz

後、双夜の悪い癖が出てるなぁ……。まあ、作者の悪い所でもありますが……好意を持つ者、もしくは一定レベルの関係が積み上げられると、距離を取らせようとしちゃうんですよね。
何故かというと、双夜が寄せる好感度は【静】のみに向けられなければ成らない!!って感情がひょっこり顔を出してくるからなんだけど。で、周囲と距離を取らせたりする訳です(笑)。まあ、今回はUーD戦終わったら雲隠れして世界の調整をしたら離脱を予定していたので関わらない事を前提としていますが……はてさて。

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m(_ _)m
 
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いつも読んでくれる方々に感謝を……。
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