絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
神崎
前線を維持していた、妖精達の解放は敵戦力を大幅に削り、最早前線は瓦解して逃げ出した転生者達を守る様に妖精達が盾となり殿をしているモヨウ。
ただ、ウチの師匠が戦場内を駆け回っているので、その殿のハズな妖精も直ぐに解放されて機能してないみたいだけど。というか、そもそも戦場に殆ど転生者の姿がない。
どうやら、インプ領に立て籠って奴隷化した妖精に命令を出すだけの壊れたレコードとなっているらしい。
因みに、その情報をもたらしてくれたのはインプ達。
どんな命令かは、頑なに教えてはくれなかったけれど……とりあえず、敵を排除して来る様に言われたとのこと。
その内、手が無くなったら『臨機応変に敵を排除しろ!』とか言い出しそうだ。
「……………………」
ああ……ヤバい。阿呆共の未来が、透けて見えて腹筋が壊れそうだ。いや、もしかすると既に言われていてインプ達は俺達にどう説明したら良いのかわからなかったのかもしれない。そんなもん、笑い話にしてしまえば良いのに……って、普通は笑い話にするよな?って事は、その命令は違うモノのハズだ。そもそも、隷属魔法で意識すらも操られていたとして解放された訳なんだから、彼等が転生者の命令を頑なに守る必要はない。彼等は、もう自由なんだからやりたい事をやりたい様にすれば良い。だが、自由になったけれど自由ではない状況にあるのだとしたら、俺達は大きな勘違いをしているのかもしれない。
もしかすると、この状況事態が罠だというのか!?
けれど、暗示的な《催眠術》を掛けられているとして彼等が頑なに口を閉じる理由とは一体?考え過ぎかもしれないが、師匠の場合それ等すらも巻き込んで別の事柄にしてしまいそうで怖かった。
だが、知らない可能性もあるので後で確認する必要があるだろう。聞かずにいると、あの人はトコトン黙っている傾向があるから是非とも聞いて置かねばならない。
はてさて、そうこうしている内に俺達はインプ領の首都が目視で確認出来る所まで来ていた。周囲を見回せば、いつの間にかサラマンダーやシルフ、ケット・シー等の妖精達も集まっていて、かなりの規模の部隊が出来上がっている。
三連合の目的は、インプ領の解放と防衛だしインプ達の目的は転生者への復讐なので粗方の意思統一は出来ているが烏合の衆ッポサは否めない。
「さて、ここまでは問題なし。サラマンダー、前線とベースの引き上げはどうよ?」
「え!?俺……ですか?」
「今、ここにいるのはお前だろう?まさか、把握してないのか!?なら、ベースに連絡してお伺いを立てろよ……」
「あわわわ……か、カゲムネさ、んっ!!」
あーあー……可哀想に、師匠に睨まれてモブっぽいサラマンダーがあわあわと本部へと連絡を取っている。もちろん、術師系の何処かで見た事のあるサラマンダー。それをインプ達がジッと見ていて、唐突に左手を上下に振っていた。
「指先に、魔力を纏わせるんです」
「へ?」
「魔力は、水みたいなモノです。そして、それは自分の中心にあり……暖かくて、ポワポワしています。だから、それを指先に送るイメージで使用するんです」
「自分の中心……暖かくて、ポワポワ……指先に、来い!」
数人のインプ達が、俺に言われるままに実践して何人かは出来なかったけれど……一人がそれを成功させる。
「では、ステータス画面をイメージしつつ手を振り降ろして下さい。それで、ステータス画面が表示されます」
「……うおっ!?マジで出た!スゲー!マジスゲー!!」
こうして、またも中二病患者は増えて行く。
それを、羨む周囲のインプ達をも巻き込んで魔力そのモノを行使する馬鹿がドンドン増えて行くのはまた別のお話。
兎に角、ある程度の説明をした所でベースからの返答があったらしい。
「伝令です!インプ首都の包囲、完了しました!敵、悪玉転生者は一匹も打ち漏らさないとの事です!!」
「了解。じゃあ、降伏勧告宣言後……亡命する者は、保護するとして……抵抗する馬鹿は殺しても良いぞ?」
「ああ!?ちょっと、待て!!」
「まさか、奴等を助けるっていうのか!?」
「転生者の駒は、ある程度確保しておきたいんだよ」
「「「駒!?」」」
激昂するインプ達を、師匠は冷静な顔でバッサリ切り捨てた。というか……インプ外の者達含め、師匠の辛辣な物言いにギョッ!?とした様な顔をする。
「ああ……」
その人の本質は、かなり辛辣な鬼畜さんなので知らなかった人は結構ビックリしてドン引きする。言ってる事や、結構お人好しな行動をするので勘違いされやすいけど……考え方や言動が、時々周囲をドン引きさせるんですよねー。
「そうだけど……どうせ、インプ領を解放したら次はウンディーネ領だろ?使えそうなのは、確保して置くに限るだろう?囮とか……盾とか?」
「囮……」
「盾……」
お怒りだったインプ達が、真っ青な顔でドン引きしている。
まあ、この人の本性に触れてドン引きしない人は居ないけれど……今は、戦闘中なのでとりあえず落ち着いて貰って話を進める様に促す。
「師匠、進めて下さい」
「先ずは、インプ領全域にウィンドを展開し、そこから降伏勧告を告げた後……神崎の知識を持って、暴露説明をする。続いて、神様特典と《インスタント・ソウル》についてもぶちまけるから、大混乱に陥るぞ(笑)?」
「それ、敵も味方も大混乱になりません?」
「わかった事は、ちゃんと説明しないと……信用ってのは、そうやって勝ち取るモノなんだよ。ついでに、異種族間交配不可についても大暴露だ(笑)」
「ああ……ここに、鬼が居やがる……」
「転生者は、もう死に戻りが不可だからな(笑)。その事を踏まえて、生きるか死ぬかを選ばせないと……」
「そして、戦争ですね……」
「おう!そもそも、これを始めたのは転生者だろう?最初から、友好を結んでいればこんな事には成らなかったんだ。それを、神様特典だからと言い訳して拗れさせたのは転生者達だ」
だから、これは報いなのだと師匠は言い切った。
それを俺は、了承して『SAO』と呼ばれる物語についてを暴露する事に決める。多分、嘘を告げた所で転生者からツッコミがあれば同じ事だから、ここでの嘘は今後の為にならない。先ずは、妖精達の信用を勝ち取ってからだ。
そして、師匠の準備が整いウィンドが一斉にインプ首都及び戦場の隅々に至るまで展開された。
『初めましての人も、そうでない人も……こんにちは、初めまして。セフィロト、ザイグアス所属、アロザイド総長、第七世代第一戦鬼《神殺し》如月双夜だ。インプ首都を占拠している転生者に告げる。降伏せよ……繰り返す、降伏せよ。降伏するならば、命だけは助けてやろう……と言っても、『死に戻り出来るから降伏なんてしない!!』とか、言い出しそうだな。しかし、我々には世界の【理】に干渉してその世界を調整する権限があってなぁ……今回は、転生者に限り蘇生システムを停止させた。よって、転生者は死んだらそこで人生の終わりとなる。既に、何人かが二度と帰らぬ人となっているよ……』
そう言った後、師匠は俺を見てニヤリと邪悪な笑みを浮かべる。その上で、世界が平行世界(パラレルワールド)の一つである事を告げてとある平行世界でとある物語が流行していた事を暴露し始めた。しかし、途中で自分にはその物語の知識がないからと説明途中で俺へと変わる。
「あ、どーも。神様転生から、《神殺し》に転生し直しました神崎大悟でーす。この世界とその物語について説明させて貰いまーす(笑)」
とりあえず、どんなテンションで話せば良いのかわからなかったので適当に明るく行ってみようと思って実行した。
うん。これは、やらかしたなぁ……とは思ったけれど、ヤっちまったモノは仕方がないのでこのまま行く事に。
何はともあれ、俺はとある平行世界でVRを題材にしたフルダイブ型のアミューズメントゲームな物語についてを話し出した。当然、その物語には主人公がいてその人物の目線から見た・感じた・知ったを語っていたという事を告げる。それは、間違いなく妖精に大きな波紋を与えた事になったのは間違いない。だが、それは物語では珍しく無い事であり、当人が主人公である事を拒否している事も伝えて置く。
『というか、主人公ってぶっちゃけ巻き添えになりやすい人材って事だよね!平穏無事に過ごしたい人に取って、主人公に抜擢されるのって幸せな事な訳?』
『師匠、ぶっちゃけないで下さい。あ、俺は遠慮します。でも、恋愛系の主人公ならドンと来いですね!刃傷沙汰に成らなければ平穏無事な生活は保証されていそうなので…』
『ふーん。傷あり厳ついお父さんに殺されたりしなければ良いね?娘を傷物にしやがってぇ!!』
『止めろ!それは、刃傷沙汰に発展するパターンだ!!つーか、ヤク○の娘には手を出さないからな!?』
『とまあ、SAOとそれに関係する物語については判って貰えただろうか?わからなければ、そのへんの善玉転生者に聞きたまえ。懇切丁寧に教えてくれるだろう』
そう言って、背後を振り返りインプ達の様子を確認してから師匠は少し悲しみの感情を何処かに向けた。それが、これから説明される事柄についてである事は言うまでもない。
『……さて、妖精達については以上の事柄が根底にあるんだと思ってくれて良い。だからと言って、人権無視とか奴隷扱いするのは間違っているんだけどな。次は、この世界についての話をしよう。この世界は、言うまでもなく転生者の【神様特典】によって生み出された特殊な世界だ。《SAO》または《ALO》と呼ばれるVRゲームが元となって生み出された世界である。だが、その世界に転生者が思い描いた追加要素を加えて面白おかしくしたのがこの世界……俗称『SAOモドキ世界』と言うんだが、が誕生した』
『あるぇ!?それ、《神殺し》だけの俗称じゃなかったんですか!?』
確か、依頼上必須だったからそういう呼び方をしていたってだけで正式な名称では無かったハズだ。なのに、それが正式名称となっているのはどういう事ですか!?
『便宜上、そう言ってただけだったんだが……調整した時に馬鹿共がこの世界の名前欄にそう書き込んでやがったんだ。なので、正式名称になった……』
『ちょ!?【鮮血の】さん!?何してくれやがってますかぁ!?』
『ほほぅ……誰とも言ってないのに、正解を言い当てるとは染まって来たなぁコイツ……』
やっぱり、あの人なんですね!?全く、ろくでもない事しやがりやがってぇ!!つーか、便宜上の俗称を正式名称にするなんて何考えていやがるんだ!?なめてんのか!?
正確には、【鮮血の】さんに依頼された【女装巫女】さんがコッソリ書き換えたのが正解だった。後で、事情を確認したら『面白そうだった』……等と言われる。おい!?
『そんな訳で、この世界には様々な世界やゲームのシステムが入り混じる混濁世界と化してしまった。結果、元あったゲームシステムは一部を残して崩壊して行くオチに……』
『えぇ!?ちょ、崩壊してたんですか!?』
『崩壊してたんだよ。だから、僕達《神殺し》が調整をして元のゲームシステムを一部残し……後は、魔改造って事に成ったんじゃないか……その魔改造の際、復活システムがロストして妖精のみにしか適応しなくなった(笑)。そんな訳で、転生者。死んだら、本当にそれでお仕舞いだから降伏をオススメする。まあ、しなくてもこちらには何の問題も被害もないので死んでくれた方が後々楽なんだけどね?てか、死ぬ?……生き残っても、危険思想の馬鹿は神様特典を取り上げてアルンに幽閉される事が決まってるけど。もしくは、クリエイト系の特典に変更して創作活動をする事になるかな?因みに、短時間ではあるけれど描いた創作上のキャラクターを現実化させる特典持ちも居てねぇ……理想とイチャコラ出来るって、転生者達に忠誠まで誓われたよ……』
『そりゃ、あんな能力があれば……ヲタク系は、忠誠を誓うだろうさ。むしろ、その発想が出てくる時点で最強だ。貧乳から巨乳、幼いから色ッポイのまでよみどりみどり!!そして、犯罪者扱いにならない合法と来たら能力者の魔力が尽きるまで……もしくは、自分がその能力をGET!って、方法もあるんだから超楽しめるよなぁ……』
ぶっちゃけ、SAOの絵柄を真似出来るなら、アスナ達ヒロインを誰に知られる事なくハーレムを形成できる訳だ。
いや、SAOだけじゃない。その気になれば、ありとあらゆる物語のヒロイン達と日替わりでイチャコラ出来るって話だ。ぶっちゃけ、リアルと化したヒロイン達を力尽くでハーレムに入れるより、誰にも知られる事なくシッポリ出来る方が良いに決まっている。しかも、その能力でリアル化する存在は自分だけの理想となる訳だからリアルヒロインよりも利点は多い。
『自分に惚れてる状態で出て来るんだぞ!?リアルヒロインなんて、隷属させても靡かない上に解放されたら罵詈雑言で心へし折られてさよならする事に成るんだぞ!?それなら、俺は2Dが一番良い……』
『何でコイツ等は、そうマイナス方面な思考をしているんだ!?女も男も、五万と居るんだぞ!?もっと、視野を広げろよ……』
『モテない男は、基本俺みたいな思考なんですよ!!爆ぜろ、リア充!滅びろ、カップル!!』
『あー……うん。この話は、この辺で終了な?それじゃあ、《インスタント・ソウル》について説明しよう……きっと、今日一番の驚きと混乱を君達に与える事となるだろう。だが、それは嘘・偽りではない。事実、転生者の中にもそういう風に作られた存在がいる』
今日一番の驚きって、そんな訳があるハズがない。
むしろ、《人生》で一番の驚きって言っても過言では無い事柄だ。まさか、自分が複製品で元の世界にはオリジナルが居るだなんて誰も考えもしていない事を赤の他人から告げられるんだからな。ぶっちゃけ、自殺モノレベルの話題だぞ!?それを、『今日一番の驚き』なんて表現してんじゃねぇよ!!きっと、暴動にすら成りうる爆弾を投げ込もうとしているって師匠はわかっているんだろうなぁ……。
『そもそも、転生を神様が管理しているハズがないんだよ。神様ってのは、世界を管理している【管理者】であって寿命や命をどうこう出来る存在じゃあない。だから、『命の書類云々』や『間違って死なせてしまった云々』は基本的に起こらないんだよ。つーか、管轄が違うんだから神々がそれらに干渉出来るハズも無いんだけど……』
段々、愚痴ッポクなっているのはその事をちゃんと理解しているが故の事だろう。流石に、突然ブチギレたりはしないからそこそこ抑えの効く怒りだと思われる。まあ、師匠が唐突にブチギレたらビックリするどころの話じゃなくなるけどな(笑)。【鮮血の】さんの言葉をそのまま受けとるならば師匠はキレると【魔王】化するらしい。
ぶっちゃけ、世界存続の危機らしいんだけど……何処まで本当なのか、今一ピンと来ないのでスルーしている。
『何はともあれ、死んだ瞬間の記憶が無く……唐突に、白銀の世界に投げ出された奴は《インスタント・ソウル》の可能性が大だから良く聞いとけよ?《インスタント・ソウル》ってのは、インスタントラーメンの如く簡単に造れる人工魂(タマシイ)の事だ。読んで字の如く、人間の『魂』……その人物の根底を簡単に複製する事が出来るんだよ。別名《コピー・ソウル》とも呼ばれるその技法は、違法ではないけれど、頻繁に使われる事のない技術でもある。簡単に説明するなら、記憶や性格・人格をコピーして新しく用意した魂にそれ等を貼り付ければ《インスタント・ソウル》は完成する。特に、人工魂は大量生産が可能なのでうっかりミスで管理世界をロストさせた時は重宝したりする。アカシックレコードから、該当する人物の記憶や人格をコピーして来て新しく用意した魂に貼り付ければ良いんだからな』
『ちょっと待て!』
今、聞き捨てならない事をこの人は言ったぞ!?
誰だ!?うっかりミスで、管理世界をロストさせた馬鹿は!?それ、前例のある話なんだろ!?
『聞き流せ……』
『聞き流せるか!?誰だ!?うっかりミスで管理世界をロストさせた奴は!?有り得ないだろう!?そんな話が出るくらいだ。実例があるんだよな!?』
『……まあ、な。だが、神様が悪い訳じゃないぞ?あれは、色んな不幸が重なった結果起こった事で……神様だけでなく、関わった奴は全員が罰せられたからな?』
『何だ?色んな不幸って……まさか、師匠は関わって無いですよね?』
『関わっては居ないが……原因ではある』
『ガッチリ関わってんだろ!?』
『いや、だって……暴走中の話だからなぁ……』
自我の無い時の話だったらしい。
閑話休題。
『しかし、今回はこの《コピー・ソウル》システムが悪用され、君達はこの世界に送り込まれてしまった。まあ、結論から言うと……君達はコピー存在で、元の世界にはオリジナルと呼ばれる君達が居るって事だ。つまり、元の世界に戻っても君達の居場所は無く電子世界をさ迷う事になるだろう。そして、その存在がリアルに知られたら不穏分子扱いで消去されるんじゃね?』
気を取り直して告げられた内容は、前にも増して爆弾だらけだった。つーか、救いが無いです。
『鬼か!?なんで、そんな夢も希望も無い事言いやがるんですか!?自殺者が出たら、どうするつもりですか!?』
『妖精の場合、死んでも復活するよ?まさに、世界という名の牢獄に囚われている状態だからねぇ……』
『正に夢も希望もねぇ!?って、最悪だよ!!』
『ついでに言うと……多分、寿命もおかしい事になっていると思うぞ?何たって、《妖精》って種族だからな。百年や二百年は、普通に生きられると思われ。下手をすると、ん千年は覚悟しておくと良い。でなきゃ、世界樹にある転生機能が意味不明だ。ゲームだった頃の名残……という訳でも無いだろうし……つまるところ、アレ、神様が追加した慈悲なんじゃね?』
『慈悲?』
『転生機能の中に、記憶を消去してしまえるモノがあったんだ。ぶっちゃけ、マジで物語『SAO』出身者はこの世界から出られない可能性があるって訳だ』
『ガチ牢獄かよ……つーか、それ慈悲になるのか!?』
『ならねぇよ。なる訳が無いだろう?』
もう、物語『SAO』出身者には謝りようが無い事が判明した瞬間だった。というか、それの何処に救いがあると言うのか俺には判断が付かなかった。というよりも、逃がす気ゼロな転生者の鬼畜っプリが半端ない。
『つーか、どんな拷問だよ!?完全な嫌がらせじゃないか!?どんだけ、SAO出身者を弄べば気が済むんだ転生者共は!?』
『多分、考えても無かったんだろうなぁ……そもそも、物語の登場人物としてしか妖精達を見てないだろうからそんな風に弄べるんだ。まあ、異種族間での交配は不可能なんだから、問題となるのは監禁と暴行による心のケアに関する保証じゃ無いか?』
それじゃあ、責任のすり替えじゃないですか!?
例え、転生者に後が無いとしても妖精達は納得しないと思いますよ?まあ、世界一つを財産として与えられている様なものですが、多分無理かと。
『多分、それでも許されないと思いますよ?』
『は?誰が、許せなんて言った?これから、殺しに行くから覚悟しておけよ!!と言っただけだよ?』
『あるぇ!?今、流れ的に許す雰囲気だったじゃないですか!?なんで、そんな発言になるんですか!?』
『そりゃ、そういう風に話の流れを作ったからな。だが、慈悲はない!死んで詫びろの精神でブッ殺す!!』
『鬼畜!ここに、ガチな鬼畜がいやがる!!』
こうして、有耶無耶な内に妖精解放戦争は始まった。
先頭を走る師匠を追って、その背後からは多くの妖精達が飛び出して行く。その中には、微妙にひきつった笑みを浮かべる者達も居て、絞まりはよろしく無かったけれど。
それでも、戦意や士気だけは異常に高く誰も脱落する事なく転生者との戦いに挑んだ。
一部の転生者達は、直ぐ様降伏して大多数の転生者達が最後まで悪足掻きをする事になっていたけれど……転生者特典が使えない彼等は、大した戦力でもなくあっという間に制圧されたのだった。
本当は、もう一話くらい続ける予定だったんだけど……切り良く絞まったので、妖精解放戦争はこれにて終了。
乱戦は、キツイって事がわかったので。
場面がコロコロ変わって、作者も訳がわからなくなっちゃったので止めた。アレは、普通に厳しい。
イメージが追い付かないというか、話の流れをブッタ切って場所の説明とか……(ヾノ・∀・`)ないわー。
作者的に、盛り上がりも何もあったもんじゃねぇ!!
だからと言って、それぞれの場面を『話』で分割すると何話を妖精解放戦争(インプ領)に使う事になるかわかったもんじゃないので諦めた。有耶無耶な内に始まった戦争ですが……これは、普通な事なのでツッコミは無しの方向で(笑)。
ワザワザ、これから始めますよ等と声を掛けてから始める馬鹿はいない。基本、有耶無耶スタート(笑)。
次は、復興から防衛戦と切り替わって……転生者は、アルンへと移送されます。そして、物語はアルンに着いた所から!
もしくは、【鮮血の】が作った砦辺りからの開始になるかと。つまり、忠誠の話ですね!!
隷属魔法使い。神崎君が無意識に殺しちゃってましたね。
モッタイナイ。まあ、双夜に能力規制されるんだけどさ。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれる方々に感謝を……。