絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
淫乱ピンクの最強女剣士。彼女が持つ、剣術・刀術がこの最大レベルとなります。因みに、人間の限界レベルは『10(通常)』で【上限解放】【限界突破】等の解放スキルを得てそれ以上を望んだとしても最大『50』までが限界。
神崎:
師匠の手料理は、下手な麻薬より麻薬だった件。
まさか、中毒症状まで出るとは思いもしなかった。
今尚、師匠が本気で作った料理の残り汁をペロペロしている馬鹿までいる始末。アルンで、転生者に振る舞われたそれらはガッツリ俺達の胃袋を掴んで離さない。つーか、胃袋というより味蕾を掴み取られてしまったというべきだろう。あ、お皿にちょっとだけソースが残ってる!ペロペロ……ハッ!?イケないイケない!ダメだ……師匠の本気料理は、危険物指定しておかないと
「料理一つで、こんな恐怖を与えるとか……」
恐ろし過ぎて、この人に追い付けるのか不安になる。
とりあえずは、武術のみーーまあ、一番難しい分類になるだろうけどーーで横に並べるくらいに成りたいのだが、まだまだ道のりは長そうだ。チラッと、向かいにいる元襲撃者に視線を向けると全力全開でお皿をペロペロしている。また一人、中毒者が生まれてしまった瞬間だ。多分、一生飢えて過ごす事になる馬鹿が一人。
二四〇話で、バスターソードを振り回して来た和服姿のクラウドと言えばわかりやすいか?FFⅦの主人公モドキというか、その姿を得て転生してきたお馬鹿さん。師匠に瞬殺されて、病院に叩き込まれ……そして、今胃袋を鷲掴みにされた憐れな子羊が居た。
漸く、退院できたと喜んでいたのに今や飼い慣らされた野獣と成り果てている。もうこれは、ダメな方向にシフトした骨抜き君ですね。見た目がアレだけに、一生後ろ指差される主人公モドキとなるだろう。もう、料理ネタはお腹いっぱいです。
さてさて、そんなお祭り騒ぎが終わったところで俺達は第55階層攻略の為の人集めを開始する。このお祭りを行っていたのは、最初から攻略パーティーを募集する為だった。なのに、そこへ師匠がヒョッコリやって来て料理無双を始めたのが事の始まり。その結果は、骨抜きにされた転生者達がお皿をペロペロとする光景だった。
「皆に振る舞ったのは、ラグーラビットの煮込みスープ(オリジナル)だ!だが、何もただで施しをしてやった訳ではない。アインクラッド第55階層攻略の為に人集めをするのが僕の役割……さあ、我こそはとおもう者はあちらにいるキリト達に申し出てくれ!」
そう、師匠が声高々に宣言すると何故か転生者達から微妙な反応が返って来る。その内、視線を外して座り直し各々で何やら雑談と言うか相談を始めた。暫くして、転生者の一人(ギルガメッシュ以外)が代弁者として申し訳なさそうに同行を拒否し他の者達もそれに続く。転生者達の微妙な反応に首を傾げていると訳知り顔のギルガメッシュがとんでもない事を告げた。
「アインクラッド上層部には、ラフコフのメンバーが封印されているんだ。それだけじゃない。あのプーも居る……」
「はああぁぁぁ!?」
「ラフコフ……殺人集団か……」
「ちょっと、待て!?ラフィンコフィンが、この世界にも居る!?なんで、そんな奴等を引き込んだんだ!?」
「あー……や、引き込んだ訳じゃなくて……普通に、現れたんだ」
「普通に、現れたって……???」
55階層より下に現れない様子から、階層が未攻略階層である事でそれによって移動に制限があるからだろうけど……ラフィンコフィンが、55階層より上を支配しているなんて聞いてない。
知らなければ、階層到達の時に囲まれてそのまま乱戦という事になってしまったかもしれない。そもそも、ラフコフが55階層より上の階層にいるなんてどうやって知り得たのやrーーあ?…ああ……そうか。きっと、転生者とラフコフの遭遇は
そして、『プー』すらも居るなんて……最悪だ。
「成る程ね。彼等もまた、SAOという世界を構築する要素の一つとして世界観に組まれていた訳だ。それに……その様子だと、チートツールや他の追加要素に至るまで取られちゃったのかな?」
「うぐっ…………」
おいおい、既に【チートツール】がラフコフの手に渡っているだと!?おまっ……お前等、なんて事してやがりますか!?つまるところ、レベル千以上の殺人鬼共を通常レベルの俺達で相対する必要があるという事だ。それ、なに戦線!?
「更に言うと、55階層より上の階にNPCは居ないと考えた方が良いのか?最悪、超高レベルの達人級な奴等がウジャウジャしている訳だ……フム。神崎、蹴散らして来い。お前が駄目だったら、僕が蹴散(暗殺)らしに行くから……」
「あ、あのっ!ラフコフは、55階層から動いてないと思います!彼等が持っているのは、レベルとかステータスを弄るツールだけなので……」
転移等のツールは、死守したモヨウ。流石のコイツ等も、ラフコフの連中を野放しにはしたく無かった様だ。とは言え、コイツ等が馬鹿した尻拭いをしなければならないのは変わらない。
「おや?そうなのかい?なら、封じ込められるか……神崎」
「はああぁぁぁぁ!?なんで、俺がコイツ等の尻拭いを!?」
「別に、尻拭いをして来いとは言ってない。僕達は基本、この世界のシステムに囚われていないからシステム外の能力で蹴散らして来いと言っているだけだ……」
だからと言って、たった一人でラフコフを壊滅させるにはちょっと重労働としか思えない。というか、どこに隠れているかもわからない殺人鬼共をどうやって見つけ出して叩き潰せと言うんだ!?
「む、無理ッスよ!?殺人集団で、HPが少なくなっても向かって来る狂人共の集まりッスよ!?一人で、壊滅とか不可能です!?」
「壊滅させろとは、一言も言っとらん!階層到達後、襲撃されたなら蹴散らして時間を稼げと言っているんだ。と、その前に……転生者、ならびに妖精諸君…………聞いたな?」
最後の『聞いたな?』という部分を、とても低い声で問い……師匠はニヤリと口角を釣り上げた。
「聞いたが……」
「ならば、全ての階層の転移門を魔力操作で操った魔法でしか起動しないようにしても構わないな?」
「………………おぉぅ……」
「「「「……oh…………」」」」
もしくは、悪意持ちが町に入れない様にしてしまえばラフコフが他の町に現れる事はないそうだ。それで、魔力操作系の転移の方は感覚が優れていれば使えるモノだからと、転生者達がラフコフの本能的能力を恐れ捲ったので却下。仕方がないので、悪意に反応して敵を弾く結界を各転移門に設置してラフコフの自由を奪う事になった。だが、これは
「ついでに、《聖なる泉》も設置してしまうか?一応、魔導具系のアイテムで《モンスター避け》と被るモノなんだけど……」
《聖なる泉》は、モンスターも退けるが《憎悪》や《悪意》等を持つ者を近付けさせないという能力もあるらしい。
「そんなモノもあるんですか!?」
「錬金術と魔導具の合作なんだよ。作るのは、超高難易度なんで彼等に作れるかどうか……」
「難易度が、高いんだ……頑張れ!お前等!!」
「「「「「うへぇ……」」」」」
「とは言え、遭遇戦はどうしても避けられないぞ?どうするんだよ?逃げるのか?」
「あー……元々は、それっくらいまで攻略出来れば殺り合えると思ってたんですけどね……三階層目で、挫折して放置する事にしたんッスよ。でも、最強装備でなら……って声もあって、55階層に行くことになったんです」
「つまり、そこに最強装備がある訳なんだな?」
「あーはい。でもまさか、55階層に封じられて居るなんて……」
元々、ラフコフはアインクラッドの上層部に神様特典で封じ込めたらしい。なので、転生者達はもっと上層の階に居るのだと思っていたらしい。だけど、蓋を開けてみれば55階層で……遭遇した時は、本当に驚いたそうだ。そもそも、なんでそんな都合良く特典が使えたのかというと……この場に居る全員が、転生前に同じ《白銀の世界》に集められたからだという。そんな訳で、転生者全員が色々と話し合って神様特典を決めたのだとか。
そりゃ、都合の良い神様特典に成りますわな!ちょっと、疑問に思っていたので解消されて俺の気分はスッキリです。
「つまり、その55階層にあるチート武器をラフコフに回収されたという事か?残念だったな……」
「あ、いえ。アレを手に入れるには、10階層の大富豪邸で条件を満たさないとイケないので大丈夫です。条件を満たして、《???の宝玉》を《死霊の御魂》にしないと……」
おおぉ?まさか、こんな所で例の使えない『凄い武器』情報が出てくるとは思いもしていなかった。つーか、《???の宝玉》もそれ関係なんですかね?もしかすると、全く別物なのかも知れないけれど。話の流れ的には、チート武器用ッポイけど名前からして違うみたいだし。やはり、インゴットから武器にするだけではまだまだ完成したとはいえないみたいだった。
「へぇ。最初は、みんな協力的だったのか……」
師匠が、考察する俺の横でどんどん話を進めていく。
ちょっと、お願いですから考察する時間を下さい!
「ああ、最初は異世界に転生だの転移だので楽しく過ごしていたんだ。だけど、段々みんな自分勝手な事を初めて……なんとか、攻略の人員は確保してたけれど……」
徐々に、好き勝手をする者が増えていって攻略にも参加しなくなって行ったらしい。そして、転生前に皆で誓い合った原作人物達への不干渉まで破られてしまったとのこと。本来なら、彼等には指一本も触れないという《不接触の誓い》があったらしいのだが……スプリガン領に降りた転生者達が、その誓いを破り原作人物達への干渉を始めたという。つか、奴隷化ですね。
「ふーん。そんな決まりがあったんだ……」
「今となっては、どの口が言うんだ!?って話ですけど……」
「始めた奴は?」
「わかりません……」
「多分、あの隷属魔法が使える奴ッスよ!」
「まさか、そんな魔法を持ち込むなんて何を考えているんだ!?」
「全くだ!あ、別に羨ましけしからん訳じゃないッスよ!?」
「「「「聞いてねぇよ!?クズがあぁ!!!」」」」
「まあまあ」
一部の転生者に、相手を隷属させるのを趣味とする馬鹿がいたけど……師匠やバハムート持ちが、チラチラと能力を見せつつ殺気を放つのでガタガタブルブル震えながら部屋の隅へ。言わなきゃバレもしないのに、なんであんな馬鹿正直に……と思った所で気が付いた。部屋を覆う程の、《正直者の陣》がうっすらと展開されている。ああ、こりゃ抵抗出来ませんわ。それにしても、転生者の中にもまともな奴がチラホラといるじゃないか……まあ、周囲に流され安く結局のところ奴隷として原作人物達を虐げていたみたいだけど。それでも、それは奴等がヘタレなだけでその性根は誉めてやりたいと思う。ま、思うだけだけど(笑)。
「不思議に思うんだけど、君達は本当にラフコフが怖いの?」
ラフィンコフィンと言うより、頭のプーが怖いんじゃね?思考が、超犯罪者寄りで、本人も殺人大好きな猟奇殺人者な訳だし。
「フム、質問だ。君等、頭切り落とされても動く自信ある?」
「スッゲー質問来た━(゚∀゚)━!!」
頭切り落とされて、動くも糞もねぇーだろうがよ!?
それ、死んでます。超死んでます!人間は、頭を切り落とされたら生命活動を停止させる生き物!!無茶な事、言い出さないで下さい!!
「もしくは、頭を潰されて動ける?」
「……これだから、殺伐世界から来た奴は……」
「後は、心臓を穿って胸に孔開けるとか?」
「死にますがな……」
「ずっと、疑問だったんだ。HP削り切らなくても、首を落とすか心臓を貫けば生物は死ぬんだよ?そりゃ、ゲームの時は出来なかったかもだけど……今は、現実世界なんだから首を落とせば勝てるんだよ」
「殺伐過ぎるだろ!?」
「そもそも、ファンタジー世界なんて殺伐としているモノだろう?何を今更……」
そりゃ、そーですが……それにしたって、唐突に首チョンパしろとか無茶を言い出す師匠が悪い様な気がする。まあ、言いたい事はわかりますよ?わかりますが、それでもラフコフの話の後にする必要ありませんよね!?何で、今その話をしたんですか!?
「ぶっちゃけ、どれだけHPやステータスが高かろうが首を落とされた人間は動けない。なら、ラフコフの奴等もその様にしてやれば楽に倒せるだろうさ……」
リアルになったからこそ出来る反則技。人間の急所とも言える、首や頭…心臓を狙えと師匠は言う。そうすれば、どれだけHPやステータスが高かろうが関係ない。一撃で、相手を戦闘不能にした上に倒せてしまえる。だが、それがわかっていてもここにいる転生者達は倫理的にそれが出来ないでいた。
「…………あれだけ、倫理に反する行為をしておいて……良くもまあ、そんな心にもない事をペラペラと……神崎は、可能だよな?」
「…………まあ、可能と言えば可能ですね。とは言え、言わせて貰いますが『凌辱』をするのと人を殺すのでは差が違い過ぎるかと……」
まあ、師匠の言いたい事はごもっともですが……相手を手込めにするのと、殺すのでは差が大きい過ぎると思われます。確かに、人を傷付ける行為である事は変わりないですが……前者と後者では、必要な覚悟も度胸も異なるのでオススメしないで下さい。
俺は、うっかり……と言うか、力が入り過ぎて思わず木端微塵に粉砕したりしたので、今では然程倫理観云々と言わなくなったと思われる。そりゃ、道徳に反する事は出来る限りしたくはないけど……完全に出来ないという訳ではなくなっていた。
「じゃ、55層のボスを突破してラフコフを蹴散らして来い。間に合えば、本物の殺人を見せてやれるぞ?」
「本物の殺人とか言ってるんですが……つか、本物の殺人?」
「所詮、ラフコフはゲームの延長上に居る馬鹿共だ。殺人集団と言われていてもHPを削るだけのゲーマーだろう?じゃなくて、本物の殺人なんて恐怖とか与えないから(笑)」
それはつまるところ、暗殺という名の殺戮ですか?
誰にも気が付かれる事なく、相手を一撃の元に殺す暗殺という行為を行使するという事ですか?
でも、痛みとか色々あるでしょう!?
「痛み?苦しみ?ハッ!無いよ。まあ、衝撃を感じたり一瞬『うっ』とはなるかもだけど……ほぼ、苦もなく殺せるよ?」
「師匠が、何やらおかしな事を言い出しているんですが……」
「刺されたら、痛いだろ!?」
「毒を盛られたら、苦しいだろう!?」
「そりゃ、毒は使う種類の問題だ。ぶっちゃけて言うが、刺された瞬間は痛みなんて感じないぞ?多少の衝撃は感じるが……基本は、刺されてしばらくしてから痛みがジワジワと広がるんだ。それと、『痛い』ではなく『熱い』だぞ?」
「何か、生々しい事言ってやがる……」
「実地体験だ。刺されて、体内に異物が混入した事を頭が理解するまで一息程のタイムラグがあるんだよ。だから、即死させれば痛み無く相手を殺せるんだ」
「知りたく無かった。そんな事実……」
「ま、速効性の麻痺薬をタップリ塗っておけば同様の状態を作る事は出来るけどな(笑)。痛かった事もわからないぞ?」
「……ガチで、そんなウンチク要らねぇよ!?」
「まあ、毒物も似た様な感じだな。使われた事を悟らせない……なんて、薬物も実在してるしな……」
「やだなぁ……この暗殺者。手の内を明かされるのが、こんなにも恐ろしいとは……止めろよぉ……(泣)」
聞けば、聞く程ゾッとする殺し方を教えてくれるモノだから転生者達がドン引きを始めている。まあ、都会っ子の妖精達は既にドン引きしているけど。つーか、ガチ話は勘弁して下さい。
「脇下から、寝させて肋骨の隙間を刺せば、刃渡り十センチもくらいで楽々心臓を突撃出来るぞ?」
「聞きたくねぇ……」
「まあ、この世界の武器関係は刃渡りの長いモノが多いから割りと楽勝だろうな。究極的な話、箸でも暗殺は可能だ」
「耳から……とか、鼻から……って言うんでしょ?」
「ウム。その通りだ!神崎は、経験者だったか!」
「漫画で読んだだけです!!経験なんて、ねーよ!!」
そんな、恐ろしくて痛い殺しなんかした事もないわ!つーか、箸で人を殺す引き籠りなんてどこに居るって言うんだよ!?そんなキチ〇イは、漫画の世界にしか普通に居らんわ!!
「何はともあれ、この世界は現実が混在した元ゲームの世界だ。即ち、リアルのルールが幻想を……そして、幻想が現実を侵す世界だ!ほら、恐れるな!殺り方は、簡単だろう?」
「普通にこの人も、プーと同類なんだよなぁ……」
「「「「正しく、《神殺し》な“プー”だ……」」」」
邪悪に嗤うチビッ子な師匠を見て、その場に居た全員の心が一つとなった。とは言え、言われてみればこの世界は現在、幻想と現実が入り乱れる世界となっている。師匠じゃないけど、リアルのルールとゲームのルールが混じっているのもまた事実。向こうも、気が付いているかもしれないが……それでも、この現状はアドバンテージになるのではないだろうか?それに、奴等は55階層に閉じ込められてかなりの時間を浪費していたハズだ。ならば、55階層のモンスターに慣れ過ぎて腕が鈍っている可能性もある。まあ、雀の涙程度の希望だけど。
「…………どちらにせよ、攻略は進めなければならないんだ。しゃーね、蹴散らしに行くか。まあ、小細工は念入りに……」
「テオルグ、ラヴォルフ……魔導に詳しい奴等を引き連れて、転移門をブチ壊して来い!」
「「OK,My Master!!」」
言って、師範達はこの場から出て行く。それを見送って、視線を戻すと師匠が転生者達に発破を掛けていた。
「当然、お前等も手伝ってくれるよな?」
「何をしろって言うんだ!?」
「戦闘職の奴等を貸してくれれば良い。一度は、遭遇して敗走しているんだろう?つまり、奴等は弱者をいたぶる性癖がある訳だ。護衛は、貸してやる。ちょっと、囮やる気ね?」
「囮!?」
「ま、悪い様にはしないからさ……手伝えよ(嗤)」
てな訳で、作戦は師匠が立ててそれに転生者達が協力するという体制が取られる事となった。ぶっちゃけ、その作戦を聞いた俺達の感想は『アンタは、鬼か!?……いや、鬼畜か……』というモノ。おおよそ、人が考えられる作戦ではあったけれど……やるのが、過剰戦力の《神殺し》な訳でそれを考慮すると鬼畜以外の何物でもなかったりした。
「つか、それ……妖精や転生者でも良くね?」
「俺達でも殺れそうなんですが……」
「対戦車ライフルで、狙撃とかだったら正に鬼畜以外の何物でも無いんじゃね?」
「ヘカートならあるよ?」
「何であるんだよ!?」
「作った!!」
「作んな!?つーか、そんな技術持ってんのか!?」
「イン〇ィニット・スト〇トス作れるよ!!」
「は!?アンタ、魔導師なんだろう!?」
「一万二千年も生きてんだ!ちょいと、勉強すりゃぁどうとでもなるさ!!ついでに、鍛練と仕事も纏めてやってるぞ?」
「「「「マジか……」」」」
「さぁて、面白くなって来たぞ!!」
「面白くも全然ねーけど……55階層と言えば、キリトが二刀流を初めて実戦投入した階層だ。俺と師匠は手伝えないが、この世界で生きると言うのなら蹴散らして見せろ!この、憧れの世界で何時までも引き籠っていて、それで満足か!?」
「……………………」
「お、俺は、あ、煽られたりしないぞ!?」
「聞け!俺達、転生者は神々の玩具にして世界の根底を歪め壊す為だけに投入させられた《世界の異物》だ!世界を、玩具にしたがっている糞野郎共の為に……しかし、それが出来ないとわかるや否や、思い通りに行かぬと纏めて管理されるだけの存在だ!!そんな事の為に俺達は転生したのか!?……否だ!断じて、否だ!!俺達は、俺達の《自由》の為に転生したハズだ!!こんな所で、引き籠って終わるのがお前等の《自由》か!?」
「…………ちっ!乗せられてやるよ!!」
「クソッ!当然、『違う』と言わせて貰うぜ!!」
「頭ではわかってるのに……感情が、言う事訊きやがらねぇ!……断じて、《否》だ!!!」
『そうだ!「そうだ!!」』
「ーーーならば、どうする?」
「…………《戦え》!!」←苦虫をかんだ
「「畜生!《戦え》!!」」
「「「「《戦え》!!!」」」」
「なら、手を貸しやがれ!!!」
「「「「「「「「おぅよ!!!」」」」」」」」
こうして、最悪最凶の扇動者によって火を付けられた転生者達は拳をテーブルに叩き付けて怒声を上げる。否、《勝鬨》だったかも知れない。それだけ、彼等もラフィンコフィンには苦汁を飲まされて来たのだろう。全く、同情する気も起きないけど。
自業自得だし……それで、引き籠ってたらザマァない。
だが、ここまで言われて引き下がっていたら男が廃る。
それなりの戦力が揃っているんだ、《自由》な明日の為に今立ち上がらないで何時立ち上がるって言うんだ!?
「殺るぞ?」
「ラフィンコフィンなんか、」
「『『『『ブッ殺せっ!!!!!』』』』」
次回、vsラフィンコフィン。
今回は、神崎くんが扇動担当です。転生者は、チョロくて良いですね(笑)(嗤)。元より、ラフコフはアインクラッド上層部(50階層より上)に出す予定ではありました。でも、まさかここまで早く出す事になろうとは……ついでに、殺戮の幕開けです(笑)。割りと、殺伐な世界に成り始めているんじゃないかな?とりあえず、アインクラッド第100層まで征服するまでは色々と大変です(笑)。そして、もう一つの物語も……。
そろそろ、あっちも進めないとねぇ?
料理ネタが、引っ張り続けられてる件。これで終了だから、大丈夫だよ!いや、マジで!まあ、【リリなの】へ行ったらまたやるかもだけど。SAOでは、これで終了。ラフコフの問題が片付いたら【リリなの】で、【聖王のゆりかご】に艦頭攻撃やりたいなぁ……(笑)。もしくは、S級戦艦ビットで乱撃とか(笑)。夢が広がるね!!近場に、【鮮血の】も居る事だし……なんか、ネタ武器でも造らせ様かな?男の子のロマン武器って何か無いですかね?
現段階での双夜の装備。
超魔改造・レイジングハート。
┣ブラスター・ビット(収束砲)
┣バスター・ビット(拡散砲)
┣シューター・ビット(単発銃)
┣ガトリング・ビット(乱射銃)
┣魔力刃ビット
┣S級艦・ビット(七艦)
┗複合武装CWX-ストライクカノン
┣独立浮遊シールド・CWX-ディフェンサー
┣パイルスマッシャー
┗フォーミュラカノン
魔改造・バルディッシュ。
微改造?・蒼天の書。
未改造・クラールヴィント。
超魔改造・紫天の書。
システム・ユグドラシル。
システム・アガシオ(MK-Ⅰ・MK-Ⅱ)。
第32世代ISーーエンジェル・フェザー。
と、山程武装やらなんやら……。蒼天の書とクラールヴィントについては、いずれ返すモノなので未改造のままです。
ええ。クラールヴィント四つ装備なシャマル先生が医療無双するルートが!!!!(嘘)。でも、無双は予定中(笑)。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれる方々に感謝を……