絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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ニ八六話

Re:

 

 

「所で、《堕ち神》って人間でも造れるモノなの?」

 

S級ビット艦で、時空管理局・本局を目指していた俺達は翼の唐突な質問に虚を突かれ、うっかり素で問い返していた。

 

「は?なんでさ?」

 

つか、何を唐突にそんな事を思ったのかはわからないが、アレを人間が制御出来るとも思えなかったので聞くまでもないと思われていた質問だった。

 

「だって、ジェイル・スカリエッティが私達を捕まえる理由が思い当たらないのよ。だから、ちょっと考えてみたの」

 

何とも、恐ろしい発想を出してきた翼。

そもそも《堕ち神》の原因って、己の運命に絶望しこの世全てを憎み妬む複数の悪堕ち魂が融合されたモノである。それを、『人間に造れるか』だなんて余りにも現実離れしていて最初なにを問われたのかわからなかった。

 

「そうですねぇ……この世界では、不可能かと思われます」

 

「魔法技術が、足りないって師匠が言ってただろう?現状、この世界の魔法では物理攻撃が出来るだけの代物だから……魂とか、物理的に触れれぬモノをどうこう出来るとも言えないぞ?」

 

身体強化とか、割りと脳筋的な使われ方しかされてないので人間の魂をどうこうする類いの呪い魔法は使えない。

 

「くっ……だからって、ロストロギアの線までは考えられていないでしょう!?もし、そういうモノがロストロギアにあったらどうするつもり?」

 

「「あり得(ぬ)ません!!」」

 

「確かに、科学技術で魂に干渉する方法が無い訳ではないが……どうやって、見えも触れも出来ぬ魂を集めて融合するのだ?」

 

「あ……」

 

「他にも問題があります。例え、見えて触れたとして……絶望し、憎しみに染まった魂をどうやって振り分けるのですか?」

 

「うぅ……」

 

「因みに、《旧・神族》はどうやってんの?」

 

「そうですね……諸説ありますが、フラクトライト技術を悪用しVR系技術で複数の対象の運命を悪い方へ悪い方へと導き絶望させて抜いているそうです。対象となる者を、一ヶ所に集めてからの行為ですから振り分けもなにも必要ないみたいですね」

 

「だってよ。つーか、『フラクトライト』って事は魂への直接干渉って事か?アレって、忘れさせる事も出来るから《堕ち神化》しても元に戻れるんじゃ……」

 

「いえ。戻りません」

 

「それに、だ……《堕ち神化》した者は、普段よりも魔力や肉体や強化されておるから『調子が良い』という状態になるのだよ」

 

『調子が良い』とは?《堕ち神化》に、自覚を促す症状があるって事か!?つか、そんな情報まだ聞いてないんですけど!?

 

「そう言えば、《堕ち神化》の症状について話してませんでしたね……申し訳ございません。先ず、そこから説明するべきでした」

 

そう、前置きをして語られた《堕ち神化》の症状とは……先ず、第一段階で真っ先にリンカーコアが汚染される故に、魔力ランクが一つか二つ上がるそうだ。つまり、元がAランクでも《堕ち神化》の初期症状で魔力量がダブルAからトリプルAランクへと上昇するらしい。

その次の段階で、肉体が汚染魔力で浸食されるので身体能力が強化されて調()()()()()なるんだそうだ。そりゃ、肉体が強化されて筋力がアップするんだから調子が良くなるのも頷ける気がする。つまる所、《堕ち神化》は魔力や肉体能力が上昇するから訳もわからず調()()()()()()()傾向があるらしい。

それによって始まるのは、俺TUEEEで俺SUGEEEな訳で……原作という原作が、目立ちたがり屋によって引っ掻き回されるという地獄だ。最悪、原作崩壊で纏まるモノが纏まらないという結末になったりもして色々と大変だったりする。一応、史実の修正力で何とかなってたりするけど……お馬鹿な転生者によって、バットエンドになる世界も多々あるらしい。まあ、そういう世界へは俺や師匠が駆け付けて《ルール・ブレイカー》で歴史修正するんだけどね。それでも、間に合わない場合は転生者事態をポシャンする必要があるとのこと。今の所、そんな事態にはなってないけど……馬鹿は、死んでも治らないらしい。

 

「調子が良くなって、どうなるの?」

 

「常時、絶好調になります」

 

「えっと……それだけ?」

 

「後は、精神に異常が出始めて性質が反転するのぅ……」

 

それは、聞いた事のある症状だったが……高町家が、余り反転している様には見えなかったので微々たるモノなのだろうと考えていた。だが、高町家の反転衝動は別の所で発症していて……真当なのに、悪辣という歪んだモノらしい。

例えば、高町なのはだが反転症状が発症して以来、はしゃいだりじゃれ合ったりする事が極端に減ったらしい。その反動で、模擬戦が苛烈になったという報告もある。

更には、脳筋だったのに知的な所が出てきたらしい。

 

「微シュテルん化?」

 

成る程。確かにそう考えれば、高町なのはを反転させると『シュテル』がその位置に来るよな。だとすると、余り警戒する必要は無いかも知れない。だって、原作人物達の反転後の性質は既に例題がある様なモノなんだから気にするまでもないと結論が出た。

要するに、『紫天の書のマテリアル』化するみたいだからな。

あれ、一応『悪』な原作人物だったよな?つー事は、フェイトだけそのままで高町なのはと八神はやてがマテリアル化するという事らしい。

 

「問題無さげだな……?」

 

「問題が無いとは、どういう事ですか?兄様」

 

「自分だけ納得してないで、我等にもわかる様に説明してくれ。兄様」

 

「いや、なに……原作魔法少女達が悪堕ちしても、既に例題があったりしたなぁって結論が出ちゃっただけだよ。つまり、『紫天の書のマテリアル』ディアーチェとシュテルになるだけだったなぁって思って……」

 

「そう。あの子達が反転しても、なのはは『シュテル』……はやては、『ディアーチェ』になるだけなのね……」

 

「元々の性質は、今一変化せずに性格だけが悪堕ちしてマテリアル化するなら問題なくねぇ?」

 

「……問題、ないわね……」

 

「つまり、問題なのは兄様の原作人物殺害だけですか……」

 

「……………………」

 

よし!これで、主人公問題は解決した!!というか、問題すら無かったよ!?という訳で、なのはさん達の反転は気にしないという結論に至った。なので、その他の心配をする事になる。その上で、問題とされるモノは俺のやらかしたクアットロ殺害のみとなった。クアットロって、一応ラスボスに該当する人物なんだよねぇ。《ブラスターⅢ》の《ディバインバスターEX》でブチのめされるけど。

クアットロの代わりになる人材も居なさそうだし……マジ、どうしよう?(;゚;Д;゚;; )ダラダラ

 

「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………見なかった事にしよう!」

 

そうだ!どうせ、この世界から【外】に出れば俺の存在は忘れさられ別の事柄で補完されるハズだ。この場合は、翼が殺した事になるのかも知れないけれど。……あ!いや、《シルバーカーテン》で侵入されているだろうから局にも誰にも気が付かれてない?あるぇ?もしかして、完全犯罪?殺害事態が無かった事に?

ま、まあ、この世界に永住する訳じゃ無いんだから大丈夫?OK?OK!何とかなるよ。きっと……。

 

「それ、本気で言ってるの?」

 

「じゃあ、どうしろって言うんだよ!?もう、殺しちゃっている挙げ句……死体も処理済みなんだぞ!?他の方法って言われても……ジェイルも殺っちゃう?」

 

「………………大悟……」(呆)

 

「だって、別に俺の大事な人達に何かあるって訳じゃないんだよ!?なら、別に放って置いたって良いじゃないか!?」

 

「…………じゃあ、なのは達は大事じゃないのね!?」

 

「べ、別に、そんな事言って無いじゃないか!?」

 

「じゃあ、どうするのよ!?」

 

「…………師匠に相談して、蘇生?」

 

「多分、Masterに相談したらジェイル・スカリエッティを殺して無かった事にされるかと……」

 

「大悟と同じ発想ね……」

 

「俺と同じ発想だ……」

 

確かに、師匠に言ったら『どうせ敵なんだから、殺っちゃえば問題ないよ?』とか言い出しそうだ。だけど、それは最終手段であって最初に試行する手段ではない。

 

「……………………」

 

『殺っちゃった』んだよな……翼を拐われそうになって、自衛としてうっかり殺しちゃったんだ。その事に、間違いはない。だが、それによってこの世界の物語が歪み異なる結果になるのは不味い。それじゃぁ、ヴィヴィオが感動の親子《物理》になれないかもしれない。それは、一ファンとしてもどうかと思うので何とかしたい事は何とかしたいのだが……さて、どうしたモノか?

 

「そう言えば、ミッドチルダの汚染状況ってどうなってんの?」

 

「第一段階のみですね。第二段階の肉体への浸食までは起きていません。よって、放置でも問題ないとの事です」

 

「因みに、浸食型寄生魔力のロストロギアへの影響は?」

 

「…………無いですね!そもそも、レリックの様に魔力に対して親和性が高いロストロギアだったとしても汚染魔力との親和性までもが高くなる訳じゃありません」

 

「へ、へぇ。そーなんだ……」

 

なら、スカリエッティ一味が強化される未来も無いし大丈夫そうである。と言うか、なのはさんの方が強化され捲っているのでそんなに心配する事ではない。魔力も、原作よりワンランク上になってるし……肉体に至っては、普通よりちょっと筋肉質な女の子してるのに筋肉ムキムキ状態レベルに至っている。普通にヤヴァい!

 

「……………………大丈夫そうじゃね?」

 

「そうね。肉体の強化って言っても、機械の体じゃぁまず無理そうよね……鉄の骨格、人工の筋肉、大丈夫なのって脳関連だけじゃ無いかしら?」

 

「あーーまあ、生態部分以外は強化されないから戦闘機人になってもボロ負け確定?あるぇ?これ、意味無くね?」

 

「…………無いわね。というよりも、なのは最強?」

 

「魔力強化されてて、肉体も強化されてて、精神も不屈と来たら……無敵じゃね?」

 

「無敵だな……」

 

「無敵ですね……」

 

「どっちにしろ、スカリエッティ一味がテロしたらなのはさん一人にボロ負け確定だよな?」

 

「「「あーーー………………」」」

 

むしろ、『スカリエッティ一味、逃げてぇ!!』とかの前振りじゃね?テロ起こしても、最初の接触で全滅?聖王のゆりがご飛ばないし……世界の危機も無いんじゃね?

 

「放置で良い様な気がして来たんだが……」

 

「むしろ、スカリエッティ一味に避難勧告?」

 

「それより、保護した方が良いんじゃないかしら?」

 

「既に、原作崩壊してた件!」

 

「《堕ち神化》の後遺症って、マジで魔力強化に肉体強化なんだよな?大体、《堕ち神化》して獣になった状態で間違いないんだよな!?」

 

つーか、《堕ち神化》の後遺症って……人間が《堕ち神》状態のままで、肉体の崩壊が無く魔力暴走モドキなオーバーリミットブレイク状態になるらしい。にも関わらず、そこから更に《ブラスターモード》等でパワーアップ出来るらしいから最早敵無しだ。

今は、そこまでは強化されていないって話だけれど……肉体だけでも、全力で走れば《瞬動モドキ》が使えて魔法もSLB並のディバインバスターが撃てるらしい。

ただ、《瞬動モドキ》を使うと筋肉が破裂して最悪歩けなくなり、SLB並のディバインバスターなんて撃った日には、リンカーコアがオーバーブロウする可能性もあるらしい。

まあ、そういう代償が派生するとのこと。

でも、かなり破格な代償であるらしい。

 

「「ハイ!ソノトーリデス……」」

 

「ストライカーズ終了のお知らせね……」

 

「「ソウデスネ……」」

 

「大まかに……魔力であるならば、現状魔力の二倍から四倍となり……肉体であるなら、平均的人間の身体能力の1.2倍から3.5倍となるそうです」

 

「人間には、成長限界値というリミッターがある故……規定以上の能力を得たりは出来ぬが……それでも、破格の能力となる」

 

「その上で、《瞬動》や《剛力》等の基本スキルを得たりする訳か……ヤヴァイなぁ、《堕ち神化》……」

 

「ですが、そのペナルティも大きいですよ?」

 

「ハイリスク、ハイリターンって訳ね」

 

「その通りだ。だが、最も厄介なのは我々の介入によって生き残ったり蘇生されたりされた場合だ。その場合、後遺症はガッツリ染み付いてしまう。記憶は、無いんだがのう……」

 

「それって、犯歴とかにも適応されるのん?」

 

「身体を鍛えておる者と、鍛えておらぬ者を比べておる様なモノだぞ?振れ幅が、大きければ大きい程支障が出る」

 

「はい?」

 

詰まる所、普段から肉体を鍛えている者であるならば《堕ち神化》による能力の振れ幅は小さく、鍛えていない者はかなり大きく変わるそうだ。それによって、大きく変わった者は日常生活ですら満足に過ごせなくなるらしい。なので、そうなった者は先ずリハビリから行わなければならないとのこと。

当然の話だけど、前日まで身体能力が10だった者がある日を境に35になっていたらマトモに動けるだろうか?という問題なのである。実に、3,5倍の身体能力となったら……普通に立ち上がろうとするだけで天井に突き刺さり、歩こうモノなら壁に激突するだろうと師範代達は言う。

 

「耐久度も上がってるから、怪我とかの心配はない訳ね?」

 

「時速100キロの車に激突されても、軽傷で済みますね……」

 

「スーパーマンとか、スーパーウーマンね……」

 

「厄介だな」

 

以後、地球にはしばらく70億単位でスーパーマン&スーパーウーマンが滞在されるらしい。大体、70年くらい?あはは。平和な世界になったモノである。もしくは、犯罪大国なんだけど……その犯罪を犯せる様になるまでに、かなりの訓練が必要になるそうなのでそこそこの時間があるとのこと。それまでに、日本政府には法律の整備を頑張って欲しい所である。

 

「カカァ天下到来ですね!」

 

「これまで、虐げられてきたウーマンがヤバいな……」

 

「乙女達のモンスター化が始まります……」

 

「耐久性能が上がってますから、木造バットで日夜殴られ続ける旦那さんが続出するの?」

 

「今までは、男が強く女は弱いが常識だったけれど……《堕ち神化》によって身体能力の差が埋まってトントンに……」

 

「立場の逆転に注意あれ?」

 

「何でよ?同じでしょう?」

 

「そう、思える翼が可愛い(笑)」

 

「かわっ!?」

 

「そうですね。姉様、可愛いです」

 

「フム。可愛いのう……」

 

「ちょっと、三人だけでわかってないで説明しなさいよ!?」

 

【魔法少女】の世界で、それでなくても女性の立場が設定上高いって言うのに《堕ち神化》で身体能力の差も埋まってしまったら男の立場なんて塵芥でしかない。男の立場が有利だったのは、ある意味身体的なモノが圧倒的な理由だったけれど……その有利性が失われて、トントンになってしまった訳だ。男尊女卑という訳じゃないけど、それでも男を立てて女は控えるのが当たり前の様に鎮座していたが……今回の事で、最悪女尊男卑になりかねない革命が起きてしまった。それでなくても、魔法的に女尊男卑だったのにそれ以外でも女尊男卑になってしまったらガチで立場縮小にされかねない。

 

「逆レ〇プが、多発する事態ですね!!」

 

「ショタが、危険です!!」

 

「薄い本が、現実に!?姉ショタか……若返りの秘薬が要るな!永遠の18歳だけど。なのはさんの元に行かなきゃ!!」

 

「「行くな!!」」

 

「むしろ、翼に優しくして貰いたい?」

 

「……それならば?」

 

「……良い、のですか?」

 

「拒否られるな!」

 

「ヘタレるな!」

 

「姉様ですからね……」

 

「ちょ!?なんで、そんなに仲が良くなっているのよ!?」

 

「「「え?いやぁ……その、まあ?(照)」」」

 

というか、翼が工口に走る姿をイメージ出来なかった俺達は適当に言葉を濁す事で翼からの突っ込みを封じただけである。故に、仲が良いのではなくて利害が一致しただけの関係だ。

いずれ、また敵対関係みたいになるだろう。

 

「じゃ、師匠と合流するって事で……」

 

「「可決します!」」

 

「ちょっと!?私が、ヘタレってどういう意味よ!?」

 

「では、進路を変更。目標、師匠で!」

 

「了解であります!」

 

「原作放置で、我々は我々の仕事をしようではないか!」

 

「私、ヘタレじゃないわよ!?」

 

とりあえず、喚く翼は放っておいて俺は少なくなった茶請けの煎餅を補充する。言うまでも無い事だけど……会話に参加して無いだけで、この場にはセイバーも居た。まあ、セイバーには茶請けとお茶各種を渡しておけばひたすら食ってるだけになので問題はない。まあ、あのチッコイ体のどこにあれだけの質量が消えて行くのかは未だに謎ではあるが……こちらも気にしないで置こう。下手にツッコもうモノなら、待っているのはバッドエンドへの道。こういうのは、適当に放置しておくのに限る。

 

「ちょっと、私の話を聞きなさいよ!?」

 

「……………………」

 

聞いた所で、翼が途中でヘタレて暴力に走るのは目に見えているので聞いても聞かなくても同じだ。虚勢を張って、後でヘタレるくらいなら最初から虚勢なんて張らなきゃ良いのに張って自滅する。なら、俺がしなければならないのは如何に翼をヘタレさせる事無く最後まで虚勢を張らせられるかだが……それはそれで、とても面倒臭い挙げ句に割りにも合わないので取り合わない。

 

「では、姉様。兄様と、キスして下さい」

 

「姉様。ただ、唇を合わせるだけのキスではないぞ?舌と舌を絡める、ディープな方のキスで良かろう?」

 

「そうですね!ディープなキスでお願いします!」

 

「で、ディープなキ、キス……」

 

ほら。予想外の難題に、既に腰が引けてしまっている。

これでは、キス云々の前にオーバーヒートでブラックアウトするに終わりそうだ。というか、面倒臭い。

 

「と言うか……一々、俺を引き合いに出さないでくれませんか?」

 

「そう言われても、この場にいる男性は兄様だけですし……」

 

「それなら、師範代達がヤれば良いでしょう?」

 

「ですが……私達は、女です」

 

「女同士……百合百合しくて良いじゃないですか!!」

 

「兄様。我は、兄様の幅広い趣向が理解出来そうにない」

 

「理解しなくて良いよ。そもそも、人間と使い魔じゃ精神構造も違うだろうしな……それに俺は、工口で出来てるから!」

 

「工口で、出来ているんですか?」

 

「そそ。工口無くして、引きニートは無い!男子高校生と同レベルで常に悶々としているのだよ。故に、我が人生は工口に始まり工口に終わるモノなのだよ!!」

 

「それって、只の工口なんじゃ……」

 

「そうともいう!!」

 

「それ以外に、言えんのだが……」

 

「工口を過ぎると、変態になるのだよ!!」

 

「いや、今でも十分変態だ……」

 

「変態を過ぎると、賢者となり……それ以上は、大賢者と呼ばれるのだよ!!」

 

「知らぬ。知りたくもない!兄様、黙ってくれぬか?」

 

割りと、テオルグ師範が辛辣であった。

まあ俺も、ちょっとやらかし過ぎた感があるのでそろそろ自重するべきなのだが……落とし所を、見失ってしまっていた。だからと言って、師範代達の年齢ネタで場を濁す訳にも行かないし、彼等に蜂の巣にされる訳にも行かない。なので、《瞬動》を駆使して翼の目の前に流れる様に移動してその小さな両肩をガシッと掴んだ。そして、口を蛸の様にミョ~ンと伸ばしキスをする体制に入った俺の行動に翼は目を白黒させている。ゆっくりと、顔を近付けると顔を真っ赤に染めた翼が目を閉じてプルプルと震えていたが……結局、堪え切れなくなったのか『やっぱり、いやぁあああぁぁぁ!!!』と叫びながら俺の無防備な土手っ腹を殴って壁に叩き突けるのだった。俺、嫌われてます!!

 

 

 

 

 




反転する世界。とりあえず、原作人物達の悪堕ちは落ち着く所へパスしました。まあ、悪堕ちしない人物もいるけどね。性質は、そこそこ引き摺ってそのままにしつつシュテルやディアーチェもどきになった感じでマトメ。後は、知らん。原作入り交じる世界的なナニかになるんじゃないか?乙。つか、次の世界へ行きたい。浄化が終われば、行く予定。時空管理局の末路は見えたし、双夜が引き上げれば本局の混乱も収まるからな。とりあえず、神崎頑張れ!

腰痛地獄に落ちた。
痛くて、辛い。動きにくい……キュウピーコウワ買いに行ってくる!!もしくは、痛み止?針治療は、ちょっと勇気が出ないのでパス。治せるなら、市販薬で治しておきたい。
整形外科は、また今度。お金、使いすぎちゃったんだ(笑)。
何周も通うのは来月からで……(泣)。

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m(_ _)m

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