絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
神崎:
そして、約半年が経過した。
とりあえず、これじゃぁお話にならないのでこれまでの経緯を語ろうと思う。ぶっちゃけ、これだけでは報告書的な物語になってしまうのでもう少し言葉を尽くそう。
因みに、俺専用の《時空石》は全く作れて無い。
つか、アレは不可能だよ!不可能!!
フォロー程度にした、知識の補填で色々考えたけれど……そもそも、俺の頭は高純度な《賢者の石》製造について行けなかったよ。
その結果、出来たのは普通の赤い《賢者の石》だけ。ここまでは、普通に半年で可能だったんだけど……《賢者の石》を作りながら、練気を練るなんて高等技術が出来なかった。だってなぁ……あれはもう、ハッキリ言って今の俺では実行不可能な行為だったからな。
《賢者の石》を錬成する魔力と、練気を練る魔力の同時操作とか無理に決まってんだろ!?どんな、高等テクニックなんだよ!?しかも、同じ魔力で必要に応じて其々を操作しなければならないとか無茶を言ってくれる!!おかげで、午前中を最強の女剣士の元へ通い詰めて午後からはミッチリ錬金術というスケジュールに。しかも、午前の修練には師範代達も混ざってくるから超大変だった。魔力鍛練に戦闘訓練、肉体を徹底的に虐め抜きその後に控えているのは精神を疲弊させる錬金術。最初の頃なんて、ゴリゴリと乳鉢で乾燥薬草をこれでもかぁっ!?と磨り潰し続けてそこに《魔力水》を加えて行くだけの単調な作業。それも、しっかりと小分けにされた《魔力水》を入れていくだけのイージー仕様。本来であれば、薬草の乾燥具合とかを自分の目で計り加え加減を変化させるんだろうけど……ちょっと、過保護じゃありませんか?と思ってたらそれは最初の一回のみで後は自力でやれという方式だった。
ちょ!?薬草の成長度とか効能とかって、どうやって見分けろと!?え!?口に含んで噛み、舌と喉で確かめろ!?
なので、見本として未成熟・一般的・成熟・成熟し過ぎの薬草が置いてあったのでそれぞれを摘まんで口に含める。そして、噛んでみた訳だけど……にっっっがあああぁぁぁっ!!!!!
「つーか、辛いわっ!!」
口に含んだ薬草を、流しに吐き出して直ぐ様口をゆすぐ。
ふぅー……一心地付いた。つか、この苦い薬草をジックリ味わって舌と喉で確かめろってか!?無理だろ!?しかし、これを師匠も通った道なのだろうと考えてフと思い至る。
「通ってない!?通ってないじゃん!!あの人、【真実の瞳】持ちだろう!?じゃ、見ただけでわかるじゃんか!!」
糞っ!師範代に騙された!師匠も、この道を通ったというから頑張っていたっていうのに……冷静に考えて見れば、【真実の瞳】を持つ師匠が味覚や喉を使って地道な方法で調薬する訳が無かった!チクショウ!
(注:⬆は、神崎くんの勘違いです。調薬に関しては、双夜も生まれた世界でこの道を辿ってます。何せ、魔術師でしたから)
とは言ったものの、やり込み系のゲームみたいなモノだったのでその感覚のまま錬金を続けてしまった。借りている宿舎にも戻らず、ただひたすら薬草を砕いて磨り潰し《魔力水》を注いで液体が水色になるまで魔力を注いで撹拌する。そして、魔力がカラッポになると気絶する様に眠り……その結果、一ヶ月程で回復ポーション類は終了して次の段階へ。次のクエスト(?)は、鉱石をインゴットに再構築して納品だ。だが、そこで俺が見たモノは……師匠曰く、【幻想金属】や【架空金属】と呼ばれるファンタジーらしい金属達だった。ぶっちゃけ、これ等って錬金術で生成したモノですよね?なのに、何で『鉱石』なんて状態で出てくるんですか?何か、色々と激しく間違っている様な気がするんだが……どういう事?と、疑問に思ったので知ってる人に聞いてみた。
「鍛練用に、《天地創造》持ちが作ったんですよ。兄様」
不純物が多く、金属の抽出に繊細な技術が求められるらしいそれは錬金術の熟練度を上げるのに適した鉱石だった。最早、何でもアリなんだな。つーか、《天地創造》能力者とかやりたい放題じゃないですか!とは言え、それが出来るのはここが【次元の果て】だからなんだと説明された。この【次元の果て】は、世界が生まれる前の卵みたいなモノらしいので物質・質量設定がまだ確定していないんだそうだ。なので、自由に……もう、本当に自由になんでも作りたい放題出来るのだとか。正に、お祭り状態。
「……世界が生まれた後では出来ないんですか?」
「出来ますよ?出来ますが、調整が必要になります」
「調整案件だったか……」
そりゃ、無限に増やせるんだから問題にもなるだろう。
SAOモドキ世界で、山脈の穴を塞ぐのに使われたアレに関しても、ただの岩だったにも関わらず師匠は世界の調整をしていたから何か問題でもあるのか?と思ってはいた。まさか、勝手気ままに質量を増やしたら世界的に駄目な案件だなんて思いもしなかったよ。その系列を言うのなら、錬金術も駄目な分類に値しそうなんだけど……そっちは、大丈夫なのか?
「問題ありません。錬金術で生成された場合は、自然界にあるモノと入れ替えた扱いになるのでなんの問題にもなりません」
「つまり、物質の等価交換って事?」
手元にある物体を、世界のどこかにあるモノと入れ替える的な?
詰まる所、物体を転移魔法的な力で入れ替えで誤魔化しているって事か?また、転移魔法の大盤振る舞いだな?
まぁそれで、世界の調整をしなくて良いっていうなら問題無い事かも知れないけど。
錬金術が、物質の転移魔法による入れ替えだというのなら魔法という概念の無い世界とかだとどうなるのy……ああ、錬金術そのものが
だがしかし、錬金術が等価交換を謳い文句にした転移魔法だったとか笑い話にもならないんですけど?理論を考えてる、学者達や錬金術師達が頭を抱えて唸る案件の様にも思える。
「……よし、黙っていよう。障らぬ神に祟り無しだ。つか、忘れちまえ!!」
「まあ、裏話ですからね。下手に表に出てしまえば、今度は錬金術を解体して転移魔法を得ようとする馬鹿が続出する事態になるでしょうし……」
「そうなれば、転移魔法を乱用した戦争の始まりだの。その先にあるのは、破滅だとわかっていても行いを止める者はおらぬだろうよ……」
「破滅?暴走でもするのか?」
「錬金術の基礎は、
「例え、《転移魔法》となれど元は錬金術に組み込まれていた術式……なれば、その対価も自ずと知れよう」
「おぉう……乱用すれば、破滅以外のナニモノでもないのか……」
ある意味、最悪の《転移魔法》と言える。
最終的に、何が対価となるのかは予想すら出来ないけれど……普通にロクデモ無いモノが上げられるのは想像できた。例題としては、《代償・対価の魔法》が上げられると思われる。
《等価交換》と言われていても、あやふやな部分で対価を吊り上げられる可能性がある得体の知れない術式だ。特に、同じ願いに関してエゲツないモノを倍々に求められるのであるからにして。
「最終的に、世界を対価として転移したとしても……どこに帰るのやら……」
「美醜逆転世界に轟沈しろイケメン!」
「それ、兄様の事だの?」
「ちょ!?行きませんよ?行きませんからね?」
つか、世界を対価にしたら美醜逆転な平行世界に帰属する事になるんだ!?最悪だな。とりあえず、その辺りの裏話は考えるだけ無駄そうなので忘れる事にする。
そして、俺は以前から謎だった一つの疑問をぶつけてみた。それは、以前聞いた師匠の魂を魔改造した件についてである。
「また、古い話を持ち出して来ますね」
「つっても、師匠のトラウマは魂に加えられた認識系の負債だろ?この間、セイビアさんに魂の加工方法とか聞いたんだけど?」
そう、セイビアさんてば俺なんかに《魂の加工》方法が錬金術の延長上に存在する技術である事を暴露してくれたのだ。その上で、師匠に組み込まれている【トラウマ】が《魂の加工技術》によるモノでそういう技術の総称を《錬魂術》というのだ等と大暴露してくれちゃったりした。
この《錬魂術》ってのが、これまたエラく錬金術に近々しい曲者で物質を錬金するか質量を錬金するかの差でしかなかった訳だ。なので、この質問はそれをどうこうする為のモノであり……師匠から、トラウマを排除したい俺からの依頼でもある。
「…………Masterのトラウマ?に関しては、あのまま現状維持で放置する事が決まっています」
「そもそも、《ルール・ブレイカー》で抑えられる程度のモノでしかないからのぅ……」
「はぁ!?」
「故に、問題ないと告げます」
「あれは、ネタ扱いなのだ。気にするでない」
「それに、Masterの魂はかなり特殊な魂になりますので既に組み込まれたモノは洗い出しに掛けられていつでも解除可能な状態となっています」
「というかの、余りにも稚拙な方法だった故……割りと簡単に、解除方法をMasterは創り出せたそうだ」
「…………三人必要だったんじゃ……」
「Masterに融合しておるMasterが、どれだけ居ると思っておるんだ?それこそ、数万単位で融合しておるのだぞ?」
「魂のパッチワーク……とまでは言いませんが、かなりの補完状態なのですよ?」
《魂のパッチワーク》……つまり、ツギハギって事なんだろうけど?師匠ってば、なんてややっこしい状態になっているんだ!?
つか、《魂のパッチワーク》って昔読んだネット小説で人工の神様を創る的な思想のモノじゃなかっただろうか?【魂】にある種族的な孔を他の種族の【魂】で補完する的な?という事は、師匠は人工の神様?でも、権現もあれば神格もある師匠には今更感が強いんですけど?
「Masterの場合は、己自身での補完なんですけどね……」
「所謂、パラレルワールドの自身を一つに纏めた的な?話だ」
「ははは。師匠の場合だと、ツギハギにされたとしても自身の意識を保っていそうですよね……」
「……………………」
「……………………」
何故そこで、視線を逸らす!?え!?つーか、冗談のつもりだったのにガチなんですか!?マジで!?意識保ってるの?ツギハギにされた魂が、全員!?何とも、恐ろしい自我だった。
しかも、【リリなの】のマルチタスクが無ければ自我を保っている意思達に呼び掛けて演算を手伝って貰えるって言うんだから恐ろしい。つまり、師匠のマルチタスクは実質数万に昇るとのこと。
「えっと……寄って集って、追加された情報を解析してたとか?」
「概ね、そんな感じです」
「元より、抵抗が強いからの……追加されたモノも、幼稚なプログラムだったらしいぞ?」
「そもそも、あそこまで幼くなると完全に別人格ですよね?」
「バイパス回路を組み込んで、迂回させた結果とも言えるの」
「トラウマ?が、発動した瞬間にMasterの意識を沈めてバイパス回路に接続。別人格で対応しているという感じでしょうか?」
「そうだの……」
「えっと、なんでそう思うんですか?」
「「Masterが、あんな素直なハズが無(かろう)いでしょう!?」」
「酷ぇ……」
実際、天の邪鬼な師匠が幼児化したとしてもあそこまで素直な幼児にはならないらしい。故に、本人でさえも初期の頃に【魂】へ細工された事に気が付いた訳だ。それを聞いて、俺はそうなんだ……という感想しか述べられなかった。だってなぁ?……師匠よりかは、イージーな人生で捻れ歪んで拗らせた結果に引き籠った人間だからな?俺は。もし、俺が師匠の様な人生を歩んだらもっと酷い事になっていたと断言出来る。にも関わらず、師匠はあんなにもマトモ?な訳だからクズ両親から逃げた後に出会えた人達がとても良い人達だったのだろう。しかし、それでも師匠にはそれなりの歪みがあるので完全には建て直せなかったモノと思われた。
「そう言えば、恋人が居るんですよね?」
「ウム。未だ、存在すら確認出来ておらぬが……居るの」
「執着が、凄いですよね」
「恩人の遺言だからです。でなければ、あそこまで執着しません」
「恩人の遺言?じゃあ、好きとか愛とかじゃないんですか?」
「いや……一目惚れと聞いておるよ?」
「一目惚れかよ!!」
「その後で、性格も好ましかったと言っておられました」
「マジか……中々に、ロマンスを感じる内容だな」
「ええ。最初は、気に食わなかった様ですけど……」
「しかしアレは、友人を得る為に敢えてああいう行為に及んでいたと聞いたぞ?」
「究極のボッチだったらしいですからね……」
究極のボッチ……。
「媚びた態度が、気に食わんと喧嘩を吹っ掛けたそうだ」
一目惚れの相手に喧嘩……。
「魔法での応酬と格闘戦の果てに相討ちで……」
「その際、魔法科の校舎が大破して普通科に纏められたとか……」
「喧嘩の後、証拠を隠滅して逃げたら学院は数日間のお休みだったと聞いたな?」
また、無茶をしてくれる。つか、己の通っている学院の校舎を破壊するとか……マジで、ありえんだろう!?ああ……師匠の事だから、登校日には何食わぬ顔で学院に行ったに違いない。聞かなくても、その時の様子が目に浮かぶ様だ。
「登校後、件の恋人と一悶着を起こしたそうだがな……」
「エグい。……んん!?あるぇ?なんか、おかしいぞ?…………つか、恋人さんは魔法科の生徒さんだったんですか?」
「ん?いや、普通科の生徒だったの」
魔法科の校舎は、とばっちりで破壊されたモヨウ。
てか、師匠は学院の
「大損害ですね!」
「いやいや、アレはMasterと恋人の初めての合同作業!だから、大損害ではないの!!」
「知らねぇよ!?なんで、破壊活動がウェディングケーキ入刀と同レベルなんだよ!?」
「まあまあ……」
「魔術師であるならば、それが普通なのだがなぁ?」
「そんな、傍迷惑な共同作業止めちまえ!!」
ツッコミ所満載の話に、俺のツッコミが間に合わねぇよ!?
と言うか、初っぱなからなんつーエゲツない事してるんだよ!?学院に謝れよ!?超大迷惑な話だろう!?
「Masterは、最後まで校舎破壊の修理代を踏み倒しました!!」
「要らねぇよ!?そんな情報!!つか、誰が払ったんだよ!?」
「「【御先祖様】が、払いました」」
「【御先祖様】!?」
御先祖様って……遺産とか、そういうモノで払ったって事?だがしかし、師匠はクズ両親と決別して暮らしていたハズだ。なら、師匠を拾ったという師匠の師匠が払ったという事だろうか?
「いえいえ、普通に【御先祖様】が支払いましたよ?」
「兄様、Masterの生まれた世界が魔力の大なり小なりで寿命が延長される世界だという事を忘れておらぬか?」
「あ!そう言えば、そうだったな……つー事は、普通に【御先祖様】って奴が支払ったのか……」
「ウム。大破した校舎を更地に変えて、再度建設したというからそこそこ金が掛かったと聞いたぞ?」
「魔法で作りゃ良いだろうに……」
「建築法に触れるので無理だな……」
「そんな法律があるんだ……(焦)」
「ありますね。まあ、むやみやたらに土壁を作った魔法使いが過去に居まして……その結果、生まれた法です」
「馬鹿なの!?」
「魔法対戦中の事だから、防壁だろうな……」
「対質量兵器用の防壁ですね」
「……………………」
最早、唖然とするしかない話であった。
そう言えば、師匠の世界は魔法使いvs一般軍隊との戦争があった世界でしたね。失念しておりました。あるぇ?って事は、師匠が舌と喉を使って調薬していた話は本当の話だったのかも知れない。確か、【真実の瞳】を得たのは神格を得た後だったんじゃなかったっけか?ヤヴァイ……大嘘付き扱いしたぞ!?
「後、珍しい法律と言えば……」
よし!バレて無いぞ!!
このまま、黙っていよう!!
「海に投石するな!とか?」
「あー……そんなモノもありましたね……」
「何故、海に投石!?」
「投石と言っても、石の大きさがーーー」
「OK。皆まで言うな……理解した!」
津波ッスか?津波ッスね!
「つーか、隕石落とせば簡単だろうに……」
「そこまで出来る者が居らぬ。居ったとしても、御三家か五大魔法家の者くらいだろう」
「御三家?五大魔法家?」
「魔力が、一般よりも多い家系の者達の事だ」
「その中でも、質・量共に強大な力を持つ家を御三家。その次くらいを、五大魔法家と言います。まあ、Masterの家は『魔法使いではない!!』と言い張っていた家ではありましたが……」
「と言うか、あの家は御三家の分家であろう?魔法使いが、生まれぬ訳があるまい」
「複雑なんッスね……」
「複雑と言いますか……」
「ただの馬鹿だの」
「ですね。『働きたくない』上に、脱税三昧で滅びた家です」
「それは、知ってます。つか、働かなくても金儲けは出来るっしょ?元手さえあれば……」
「「【株】(だの)ですね?わかります」」
まあ、奴等はそれさえもしなかったクズ共だ。
他人の脛噛りでしか生きて行けぬのなら滅びた方が幸せだろう。
「つーか、乙女ゲームに出て来る悪役令嬢の取り巻きみたいな存在だろう?自分達がした行いを、頭目に押し付けて逃げる的な……」
「…………また、わかりにくい例えですね?」
「じゃ、卑怯者」
「その通りなのだがの……奴等は、狡猾だったの」
「……………………」
全く、この手のクズはまるでゴキブリの様に涌いてくるので頭が痛い。人間、楽を覚えれば直ぐ駄目になるのはどうにもならないのやら。更正させようにも、早々簡単には更正しないし……死んでも治らない不治の病だ。
『はーい!皆、元気にしてるかーい?』
「「「は?」」」
突然、目の前にウィンドが開いたかと思うと表示された画面一杯に素っ裸な変態が写し出された。赤く長い髪で、危険な部分は見えないから事故映像には成っていないけれど……それでも、危険な動画である事に変わらない。
「あ、児童ポルノ違反です!」
「はい!?…………あ!」
言われて、良く確認すると変態は脇に裸の女の子を抱えていた。普通に、児童ポルノ法に違反している。つか、この映像……サッサと放送禁止にしてしまえよ!
「【鮮血の】さんは!?」
「SAOモドキ世界だの」
「新年が明けて、しばらくするとこういう馬鹿が一人か二人は出て来ますが……今回は、セトイルドですか……」
「女が、出払って居るからハメが外れたの?」
「でしょうね……」
そう言っている間に、プツと音を立てて映像は消されてしまう。漸く、法を守る者が介入してくれたモヨウ。出来れば、それが【風紀委員】である事を俺は切に願った。つか、死ね!!
「兄様から、何やら黒い気配を感じるのですが……?」
「きっと、【組織】に変態が居たのが気に食わぬのだろう」
「兄様も十分、Master信者ですよね……」
「しかり。我々の事を言えぬのだがのぅ……」
「信者じゃねぇよ!?」
「自覚なき信者という事もあるんだが……」
「無自覚信者……」
「だから、違ぇ!!」
等と、言葉では言いながら自分でも信者に近い思想に染まって来た自覚はあった。つか、ヤバい。割りと、染まってる気がする。
「とりあえず、爆音が近いんですけど……」
「そうですね……避難した方が良いですかね?」
避難するかしないかで悩んでいると、そこへ扉を蹴り開けたセイビアさんが突入してくる。そして、俺達を見て最初驚いていた癖に直ぐ様呆れた様子に変わって告げた。
「おい!お前等、まだこんな所に居たのか!?サッサと、避難するぞ?馬鹿が出て、【風紀委員】が出動したからな!!」
「「「OK。逃げ(ましょう)る(ぞ)ぜ!」」」
魔法科合同破壊は、マジでそういう気分で書いてたんだよ?ウェディングケーキ入刀的な?
カテゴリー別、分類?
凍真……ヲタクじゃない、普通な無気力一般人。
神崎……ヲタクな、精力的な変態(笑)。
あるぇ?神崎が、凄く変態な感じに……まあ、良いや。
とりあえず、凍真と神崎の違いを表してみました(笑)。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
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いつも、読んでくれてありがとうございます。