絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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三一五話 #

Re:

 

 

赤い光を伴って、大地に降り立った俺は直ぐ様フレールくんを解き放った。とりあえず、現状把握と転生者探しの為の放出なので一億匹も居れば十分だろう。必要であれば、順次追加すれば良いだけなので今は一億匹で良しとする。【古き神の《堕ち神》】を浄化してから、ちょっと【組織】で男共の説得やらでそれなりの時間を過ごした後……俺は、請け負っている任務へと戻った。

だが、未だ神崎達とは合流せずに一人で行動している。その理由としては、語るべきではないのだろうけど……第一世界で、神崎の魂を回収する必要があるからだ。今のままでは、神崎の根底が……神崎が神崎である魂(根拠)が、余り長くは持ちそうにない。

元々、複製された魂は複製の際に劣化してしまう。

それを、補う為に神の欠片を埋め込められて……更には、特典なんて不安定な要素を書き込まれている。なのに、そんな彼を実験と称し更に複製しこちら側へ引き込んだ訳だが……それが、イケなかった。

彼の魂は、時間が経つに連れて劣化の一途を辿っている。俺の《ルール・ブレイカー》と《神殺し》の肉体のお陰でなんとか持ってはいるが……それも時間の問題だろう。早急に手を打たねば、神崎の根底は崩れ去り神崎は神崎のままでは無くなってしまう。なので、一次複製された神崎の魂でも今の神崎を補う事は可能なので、それを回収できるまで俺は一人で行動している。だが、それ故に強制的に導かれる世界からの“懇願”を解決しない訳には行かなかった。

そうでなくても、第一世界への道が開かない現在では地道にその“懇願”を解決しつつ目的地に向うしかない。神崎のオリジナル魂があれば、諸々の問題を解決出来るは出来るのだが……その場合は、奴の育成をもう一度初めからやり直しになる可能性の方が高いので悩ましい所だ。

はてさて、今回もいつも通りフレールくん放出直後から集まって来る情報を精査して現状を確認する。

 

「あ、裸足だ……靴がない!?」

 

どこかに、置いて来てしまったモヨウ。言うまでもなく、【組織】に置いて来たんだろう。次に、【組織】へ戻った後にでも回収するべきなんだろうけど……いいや。

元々、【組織】から支給された靴だし回収するまでもない。使い魔に回収させておけば、済む話だしな?

降り立った大地は、第一管理世界【ミッドチルダ】である事を俺は把握する。ここがミッドチルダだと言うのであれば、勝手知るなんとやらで地理にも詳しい。

 

「機動六課の宿舎に行け」

 

無くても、今は()()無いだけかも知れないので、そうなった場合は本局に潜入すれば良い話だ。それで、原作ヒロイン達には会えるだろう。それでも駄目だったら、管理外世界の地球へと足を伸ばせば良い。ただ、最悪の結末を迎えていた場合は時間移動によるタイムパラドックスや死者蘇生を含む歴史干渉をも視野に入れねばならないが……出来れば、それらは避けたい所。【天子】問題は、まだ続いている訳だからなぁ。そういう、結末に成らなければ良いなぁ……と思いながら、世界の状態を確認していた。

すると、どうやらこの時間軸はもっと後の時間軸らしいという事が判明する。厳密には、JS事件の約四年ほど後の時間軸のモヨウ。

 

「あー、そう言えば神崎が言ってたなぁ……」

 

確か、ヴィヴィオを主人公とした【少女】達の物語があると。決して、なのはママ達が【少女】じゃなくなったからヴィヴィオ達みたいな若い世代が主人公になった訳じゃないと信じたい所。

 

違うよね?違うと、良いなぁ……。

 

「少女じゃないから売れないと!?」

 

「止めろ!マジで、止めろ!!」

 

スパン!と、ハリセンで人の頭を叩きながら現れたのは似非関西風の喋り方をする使い魔。何故か、ハリセンを常備してあからさまな空元気と朗らか?なトークで笑いを求める芸人モドキだ。名前は、ウェンテロート。名前からは、関西系だとは完全に予測できないお茶らけ青年だったりする。下手をすれば、お調子者とか軽率なナンパ男に成りかねないのだけど、そこは本人が微調整をしているとのことでなんとかそういう風には見えなかった。残念。

 

「今、えらい侮辱された様な気がするんやけど!?」

 

「少女じゃないと、魔法【少女】には成れないのか……」

 

「まだ、引っ張るんかい!?」

 

何はともあれ、ウェンのツッコミをスルーしてウィンドを開きフレールくん達が送って来る情報を貪る様に見て行く。重要案件は、【真実の瞳】が示してくれるので自分で見極めなくて良い分己の直感は育たない。のだが、【真実の瞳】が示してくれる情報以外の気になる報告が幾つかあった。まあ、【真実の瞳】が教えてくれる案件は転生者に纏わる事柄のみなので世界情勢等の情報は基本的にカットされる傾向が強い。内容としては、DSAAが男女共有だとか混合格闘技等という良くわからない内容だけど……なんとなく、見逃してはイケない様な気がするのだ。

 

「異種格闘技?いや、異種格闘魔法技術大会の物語か……」

 

大体、物語の根幹は把握したが……転生者達の反応が、今一つ意味不明だ。何故、異種格闘魔法技術で性的興奮が得られるのかが全くわからない。バトルジャンキーだというのであれば、そういう変態だという事で納得できるのだが……コイツ等は、どこにでもいる普通の性的変態なのである。なので、その話題のDSAAと呼ばれる異種格闘魔法技術大会の試合を一通り見てみる事にした。

 

「……………………変態だ!」

 

一試合目で、その意味を理解できたのは行幸だったと言えるだろう。

しかし、まさかバリアジャケットの許容ダメージ係数を遥かに越えたダメージを与え強制的に木端微塵に破け飛ぶ様に仕向けるとか誰が思おう。それを狙って、好みの女の子を裸に剥こうとか……変態の喜びそうな話である。となると、それ目的でそのアニメのファンだったのか……等と、神崎の人格を疑ってみたり。まあ、そういうバトルアニメだったのだろうとスルーする事にした。

つか、人気取り?の為とはいえかなり必死な作品なんだな?普通に、バトルモノとして頑張れば良かったんじゃないか?多分、原作ではサービスカット的な意図だったんだろうけど……転生的なこの世界では、性的な意図と受け取らざるを得ない。(超、誤解中)

しかも、この異種格闘魔法技術大会は男女共有大会なのだ。原作とは異なるんだろうけど、それが神様特典だとするとどういう意図で願われたのかが透けて見えてくる。

正に、変態の巣窟と化していた。不純な参加動機だな?なんなら、俺が荒らしてやろうか?

一応、9歳からならばその大会への参加資格を得られるみたいだが……俺の大人モードであるならば、見た目は12歳くらいだから簡単に参加する事は可能だろう。実年齢は、アレだけど……バレなきゃ大丈夫だ。他にも、デバイスの制限とかランク?があるみたいだけど……【レイジングハート】達があるから、ほぼ無問題だろう。

まあ、問題があるとしたら露出の派手なバリアジャケットを着ている発育の良い女性が恐怖対象に入る事だけぐらいだろうか?裸も然り。因みに、幼児後退化システムは前回の【古き神の《堕ち神》】戦で全力を出した際に崩壊した。脆いな?

とりあえず、DSAAに参加する為の手続きをする為に先ずは参加枠をGETしようではないか。具体的には、参加可能な管理世界の住人に紛れ込むのが一番だろう。

その為に、それに特化した使い魔を放ち待つだけとした。

今期は無理でも、来期には参加できる様にしたい所だったけど……そう思っていたのに、都合良く今期の大会から参加が可能になったらしい。というか、普通に『如月双夜』の名で異世界の住民票に割り込めたっていう方が凄いんだが!?ザルか?ザルなのか!?

流石、我が使い魔である。【組織】の仕込みとはいえ、中々に有能な者が育って来ていると言えよう。やったらめったら、自己主張するだけのバトルジャンキー共とは大違いだ。

 

「えっと、先ずは予選に参加して通れば本線か……」

 

DSAAのパンフレットを見ながら、一通りの流れやシステムを確認して行く。所属ジム云々とあるけど、俺はどこのジムに所属はしていないので一般枠からの参加という扱いになる。他にも色々あるけど、そこら辺は俺に関係ないので読み飛ばして必要な事だけを読み取って行った。

 

「とりあえず、保護者が必要だな……」

 

「ワイ等が、保護者になったろか?」

 

「芸人を保護者にするくらいなら、側近の奴等にお願いするよ?」

 

「あ゛ぁ゛ん!?そりゃ、どういう意味やねん!?」

 

「僕にも、親を選ぶ権利があると言っているんだけど?」

 

ザックリ、ツッコミが難しい返しをしてみたらウェンは両手で顔を覆いイヤンイヤンと上半身をくねらせる。なんか、とてもウザいんですけど!?

 

「あ、止めて!真面目で、真剣に返すんは反則や!しかも、ツッコミ難いネタはアカン!!」

 

「フッ……虐待にネグレクト、終いには暗殺者を向けられて友人も恋人も皆殺しにされた僕に『親を選ぶな』とか……残酷だね?」

 

「なんも……なんも、帰せぇへん。ごめんな?もう、ふざけぇへんから許してぇな……」

 

「言い出しっぺは、お前だろう?」

 

「そやけど……ツッコミ不可な返しは、反則やで!?」

 

「なら、喧嘩売って来るなよ……」

 

「OK。次からは、気を付けますわ……それで、保護者を設けるんですか?なんなら、誰か適当な者を見繕って来ましょか?」

 

「いや、洗脳も催眠もしないぞ?しないからな?」

 

「せやけど、それが一番手っ取り早いで?」

 

「後で、ボロが出るのは止めて起きたい。世界から出れば、記憶が消せるとは言え……DSAAは、TV放送も入るみたいだからな……不特定多数の者に覚えられる以上、孤児である的な扱いの方が身軽だろう」

 

「…………せやな。ってか、名字とか入っとるけど大丈夫なんか?」

 

「そこら辺の理由付けは、適当にでっち上げて置けば良いだろう。それよりも、僕的には転生者の動向の方が気になるんだけど?」

 

「つってもなぁ……」

 

そう言って、俺とウェンはフレールくんから送られて来る報告書に目を向ける。そこには、原作に関わろうとしたお馬鹿な転生者達の末路が記載されていた。というか、ヴィヴィオの物語が始まる前に全滅しているとか……何があった!?と、聞いてみたい所だ。

 

「高町なのはと、その他の幼馴染みさん達は皆時空管理局の拘置所に入れられているみたいですね?」

 

「よっぽど、間抜けな行動をしたんやろうな?そこら辺の情報は、この記事以外に無いんか?局の報告書とか、見られないか?」

 

「無いッポイな……つか、ジェイル・スカリエッティに協力した馬鹿もいるみたいだぞ?」

 

他にも、不正行為をしていた上司に巻き添えにされた奴も居るみたいだ。ただし、別口で犯罪行為をしているから捕まった後でそれが発覚して再逮捕されている馬鹿もいる。一概に、全てが全て当人の犯罪ではないけれど……統合すると、似た様な結末に成る奴しか居ない結果となっていた。

つか、軽犯罪を繰り返している馬鹿もいる。

例えば、下着泥とか盗撮魔とかジャンルは違えど明らかに犯罪を犯している馬鹿が多い。原作ヒロインに、言い寄り過ぎて排除された者もいるモヨウ。というか、ドイツもコイツもヒロインが手に入らないからって犯罪に走り過ぎていた。馬鹿だろう!?

 

「なんで、下着やねん!?中身に、興味持てや!?」

 

「強姦未遂とか、盗撮とか拗らせた馬鹿が多いな……しかも、局で出世しておきながら犯歴でポシャってる奴も居るぞ?」

 

「出世して、ヒロインの上司になるも工口目的で強権を用いセクハラと強姦未遂で逮捕?アホかいな!?」

 

「頭の中が、ピンク色だったんだろ?」

 

「拗らせ過ぎやないか!?」

 

「ヴィヴィオの物語が始まる前に、ヒロインと良い関係に成りたかったんだろうな。目的は、今一不明だけど……」

 

「若い子のハーレム要員でも求めたんちゃうか?」

 

「若い子って……ヴィヴィオの友達か?」

 

「あー、そやなくて……ヴィヴィオ含む美少女キャラ全員とか?」

 

「にゃははは。まさか……」

 

「Masterは、変な所が御子様やな?欲望にまみれた、ロリコンの変態やで?アラサーやアラフォー……最悪、アラファイブな変態で下半身思考の野郎共が見逃すと?」

 

「……………………」

 

ウェンの言葉を否定したかったが、俺はその意見を切り捨てるだけの根拠も何も持ってはいなかった。つか、転生者がロリコンの変態である事を認めている以上、ウェンの言葉は真を付いている気がして俺は視線を報告書に向ける事しか出来ない。

そして、新たな世代の転生者達に更なる疑惑の目を向けてしまう。まさか……まさかねぇ?コイツ等も、ハーレム目的でDSAAに参加しているなんて事は無いよね!?ヴィヴィオの物語に出てくる、新たな世代のヒロインがどれ程の美少女なのかはわからないが変態共がこぞって参加したがる程の美少女なのは予想出来た。

 

「ヒロインとか、確認できそうか?」

 

「神崎さんが居れば、可能やろうやけど……今は、不可能ですわ」

 

「そうか……だが、DSAAに参加すればある程度は把握出来るだろ」

 

「もしくは、TV放送があるんやから有名人かも知れん。情報端末等で、わかるんとちゃいますか?」

 

なので、そっち方面から調べてみる事にする。まあ、調べて来るのはフレールくんであって俺じゃ無いけれど……命令するのは俺なので同じか。何はともあれ、雑誌などの情報誌からDSAAの良く出場する有名な選手達を調べてみた。

それと、上位選手。これで、美少女な女の子が居れば間違いないだろう。等と思っていたら、ほぼ全員が可愛い女の子オンリーという結果になる。

 

「…………え?マジ?」

 

「こらまた……ヤッバい大会やな!?」

 

「これが、【魔法少女世界】のクオリティか……」

 

「剥きたい放題やないか!」

 

(注:勝てればな!)

 

上位ランカーに、男が居ないのがちょっと気になったけど。多種様々な美少女を、片っ端から剥きたい放題な大会(勘違い)となれば……そりゃ、変態共がこぞって参加するのも仕方がないだろう。

全力を尽くして、その御褒美に美少女の裸とか馬鹿やアホがホイホイと集まって来るのは間違いない。そうか、これがヴィヴィオの物語なのか(超誤解中)……ちょっと、これを描いた作者に会いに行きたい所だな。

 

「…………殺しても、良いですか?」

 

「うん、良いよーーー」

 

ガッシリ《時空石》を握って、派手に魔力を流し真っ赤な光を放ち続ける。それを、ウェンが必死に止めて来るが……お前、今『良いよ』って言ったじゃないか!?なのに、なんで手の平を返したかの様に『NO!NOooo!!』と人を羽交い締めにして叫んでいやがるんだよ!?

 

えぇい!離せぇ!!

 

「兎に角、集まって来る変態共を蹴散らして彼女達を変態共の魔の手から助ければ良いんだな?」

 

「そういう事になるんやろうな?」

 

自分の試合なら、どうにでもなるが他者の試合にまでは手が出せない。それが、現在時点のネックなんだけど……その気になれば、モザイク魔法や幻術でどうにでも出来るので差ほど問題ではなかった。

まあ、それは杞憂に終わる事になるんだけど……この時点では、割りと本気でそう思っていたんだ。つか、ロリコンで変態なクズに気を取られ過ぎていて上位ランカーに女性しか居ないという至極単純な結論に至れなかった俺が悪い。そもそも、俺の中の常識では女性イコール護る者という認識が強過ぎて変態共がボロ負けしてるなんて思いもしなかったんだ。まあ、言い訳にしかならないけど。

 

「とりあえず、先ずは予選に参加するか?それで、試合は何時からなんだ?申し込みとか、中々に困難だったのだろう?」

 

「ギリギリ、取れた参加枠らしいからなぁ……一週間後やて!」

 

「フム。それなりに、時間があるのだな……」

 

「いやー、普通やったら()()一週間もないって言うんやけど?更に指摘するなら、最近鍛練サボってるMasterに武術とか大丈夫かいな?」

 

「問題ない。それに、サボってもない」

 

多少の調整は、いつでもやっている事柄なので問題はない。基本的に『鍛練』とは、体を衰えさせない事を前提としたモノと成長を促すモノの二種類がある。

そして、俺がやっていた鍛練は前者で成長はしないものの一度得た技術が衰える事はない方の鍛練はしていた。そもそも、俺の肉体は高密度の魔力で構築されたエネルギー体である。そんな肉体では、発勁が生じるハズもないので一工夫して使っている訳だ。

それが、円運動によるモノではなく地脈や天脈を使った龍脈法である。故に、爪先ではなくその力をダイレクトに受け取れる様にペタ足で地面を掴み龍脈から生じたエネルギーを螺旋状に描き蓄積しながら上部へと流して加速を加える。そんな方式を取っているので、螺旋の渦を龍脈から受け取ると地面が渦を巻く様に陥没してしまう。陥没する理由としては、螺旋状に渦を巻くので地中の空気が押し出され真空になった所に上からの圧力で陥没しているのでは?と【鮮血の】は言っていた。真実は不明。

やがて、集約された渦は氣によって針の様に鍛えられ螺旋の渦から直線運動となった際には凄まじいエネルギーとなって対象を穿つ力となる。それを、大気を経由して対象に伝達させそれを破壊する力とする技術が『鍛針功』だ。その結果、対象が螺旋状に潰れて耐え切れずに爆散したり、捩れ潰れた様に穴が開いたりする。

因みに、俺がそれを『鍛針功』と呼んでいるが……本来のそれとは大きく異なる。だって、その気になれば腕だけでそれを再現する事が可能だからだ。別に、肉体を持っている訳じゃないので肉体を構築しているエネルギーを回転させるだけで似た様な事は出来る。ただ、それをしないのは神崎にそれを習得させる意図があったからだった。なので、神崎が居ない今……その制限は、あって無い様なモノと化している。故に、ウェンのツッコミに弱い鍛針功を使っても問題はないーーーつもり、だった。まさか、ペシッと叩いただけで頭が吹き飛ぶとか考えもせず……いえ、吹き飛んだら良いなぁとは思ってたかも!?まあ、普通に潰れたし……良っか(笑)。

再起動後、ウェンがメッチャ怒ってた。弱・鍛針功で、頭を消し飛ばされるとは思ってもいなかったらしい。それは、俺も思って居なかったので驚きはしたが生きてるんだから問題でも無いだろう。

 

「それは、Masterの頭を消し飛ばしても良いちゅう話ですかい!?」

 

「ああ?使い魔と、俺を一緒にするな。お前の軽い頭で良かったという話をしているんだ」

 

「あ゛あ゛ん!?喧嘩売っとんのか!?おどれ!」

 

「売ってたら何だってんだ!?」

 

「あ。この人、俺と殺し合いで調整を終わらせる気やな!?」

 

「クックックッ、気が付かれたか……しかし、逃げられるとでも?」

 

途中、冷静に戻られてしまったけれど概ね問題でも無いので推し進める。既に、周囲は俺と戦いたくない使い魔達で囲んでいるので今更慌てた所で逃げ場はない。周囲を見回し、助けを求めるウェンだったが誰も助けてくれる奴が居ないのを確認するとやけくそで向かって来やがった。チャキッと、取り出した槍モドキ(短剣と棒を合体させたモノ)で初撃を弾けば殺し合いの始まりだ。苦肉の策で、その初撃を合わせ様としない悪あがきはあったものの無理矢理合わせて強制的に俺の鍛練に付き合わせた。だが、やはり単Nameでは長く持たなかったので囲んでいた使い魔も総動員して鍛練を実行した。さて、予選が始まるまでにある程度はウォーミングアップ出来れば良いけど……今回は、どんな無双をしてやろうかな?

 

 

結局、百人単位の勝ち抜き戦になりましたとさ。

 

 

 

 

 




さて、この回は原作知識を持たない双夜が盛大な勘違いをするっていう回です。真実の瞳は、DD'Sで本気を出してくれちゃったので今回は一切首を突っ込んでは来ません。
あれはねぇ、【古き神】が関わってないと本気を出さないスキルなんだよ(笑)。真実の瞳が、本気を出すのは双夜が望んだ時か【古き神】が関わっている時くらいなんだよ?
そのせいで、双夜は誤解に勘違いをした状態でDSAAに参加する事になります。まあ、オチは既に出ていますが……敢えて、それを理解する為の参加ですので悪しからず。
出来れば、優勝して欲しい所ですが……不純な動機の転生者の絡みがあるので優勝出来るかな?実力はあるけど、実態を理解したら早々に手を引いてしまいそうだよね!最後まで、勘違いしたままで進めるかを競いたい所。本戦には、届かない可能性もあるからなぁ。とりあえず、三試合は予定してるけど……転生者の乱入もあるかもです。乱入ってか、予選や本選外での喧嘩?とか。

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