絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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ストック余り?放出終了です(笑)。


三二三話 凍真

凍真

 

 

 

現在俺は、初心者?ダンジョンに再突撃して罠の場所を把握しつつの攻略に明け暮れていた。レベルは、また1に戻ってしまったけれど……ここを攻略するには、レベル1でEXPも微量の方が良いという結論に至った為だ。頑張って、レベル5まで上げたけれど……ここに来れば、問答無用でレベル1の状態に戻ってしまうのでここを攻略し終えてからレベル上げに明け暮れる事にした。

最初から、そうして置けば余計な手間を掛けずに済んだというのに色々と頑張っていたせいで決断が遅れてこんな結末に至っている。だが、敢えて言おう!ここを攻略せずして、他のダンジョンは攻略出来ないという結論に至ったのだ!!

つか、防御力が圧倒的に足りない!!

ステータスは、それなりに上がった。上がったけれど、それでも圧倒的に足りないのである。なので、防御力を上げる為にこのダンジョンを攻略して防御力を上げるのだ!!というか、これまでの戦いからそれを学んだ俺はレベル上げとステータス上昇に邁進した。だがしかし、どれだけレベルを上げてもどれだけステータスを上昇させても服がただの布でしかないのでどうしても防御力が足りないという結論に至るのである。【組織】を出て、この世界に落とされる時まではちゃんとした装備だったハズなんだけど……気が付いた時には、みすぼらしい布の服になっていて武器はナイフだけとか村人装備になっていた。そこから、色々と頑張ってみたけど……結局の所、ちゃんとした装備を揃えないと戦えないという結論に至った訳だ。

そして、現在のステータスはというと……。

 

「ステータス、オープン!!」

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

LV 1

HP 9924←(+)

MP 13050←(+)

TP 2380←(+)

SP 6845←(+)

STR  5722←(+)

VIT  4143←(+)

DEX 10774←(+)

INT  7813←(+)

AGI  6519←(+)

MND 3944←(+)

LUK  56←(+)

CHA  670←(+)

 

 

スキル技術

《瞬動術Lv7》《身体能力強化Lv9》《伐採Lv7》

《木工加工Lv6》《忍び足Lv7》《気配感知Lv6》

《体術Lv8》《調合Lv6》《細工Lv5》《気配遮断Lv3》

《索敵Lv2》《直感Lv1》《罠感知Lv2》《不幸Lv1》

 

 

スキル魔法

《魔力操作Lv8》《魔力感知Lv5》《生活魔法Lv9》

《土魔法Lv7》《風魔法Lv8》《錬金術Lv6》

《氷結魔法Lv5》《火魔法Lv3》《闇魔法Lv3》

《幻惑魔法Lv4》

 

 

固有   なし

EX   《神速》

称号   《器用貧乏?》

 

 不死の呪い

 不老の呪い

 再生の呪い

 不能の呪い

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

と、なっていた。

つか、スキル欄に見慣れない《不幸Lv1》なんてスキルがあるんですけど?えっと、なんですかね?なんで、こんなピンポイント的なスキルが生えているんですか!?つーか、スキル説明は……と?何々、運数値関係なく回避不可能な不運が訪れる?

ちょっと、待ってくれないだろうか!?ただでさえ、運数値が低いとされている俺のステータスで《不幸》なんてスキルが生えたら普通に絶望を覚えるんですが!?これ、消せないかな?いや、マジで消さないと色々と困るんですが……あ、妖精様なら何か知っているかも知れないと思い拠点に戻ってから聞いてみようと心に誓う。今から戻るとなると、ちょっとやそっとで帰れるかは怪しい所なのでこのまま攻略を続ける事にする。つか、割りと深く潜っているので戻るとなると心がへし折れそうだ。とりあえず、PCの機能を一部起動。メモを取って、スリープ状態に戻す。

これで、死に戻りしたとしてもメモが残っているので忘れたりはしないだろうと思われるが用心に越した事はない。さて、《不幸》が発動する前に進めるだけ進んでしまわないとな?

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

拠点に戻り、まず思う事は《不幸》スキルパネェ!!って事だけだ。つか、あの後先へ進んだらトラップのオンパレードに気の休まる暇すら無くなって気が付けば死に戻りしているなんて状況だった。偶々?、テンプレ鉄球追い回しトラップを踏んだと思ったら長い長い螺旋道を駆けずり回り、思い切って中央の吹き抜けに飛び込んだら天井が落ちて来て勢いを殺す事も出来ずにそのまま落下する。落下した先は、なんと地面ではなく急流で……水だと思ってたら、巨大なスライムが体液を流動しているという悪質な急流だった。しかも、粘度が水飴レベルで息継ぎも浮上する事も出来ずに窒息するかと思えば勢い良く吐き出されて壁に貼り付けられる。助かった!とホッと一息付いたら、スライムの体液が粘着材になって壁から動けなくなり、そこへ槍やら剣やら矢やらが殺到して来て俺の体にザクザク刺さった。余りの激痛に呻いていたら、後ろに向かって壁が唐突に動き出して目の前が真っ赤に染まった辺りで意識を失ってしまったらしい。

全くもって、イヤらしいトラップダンジョンである。

 

「つか、《不幸》過ぎるわ!!」

 

PCを起動して、トラップがあった位置に印を付ける。

ついでに、どんなトラップだったかを詳細に記してメモを見た。

メモには、幾つかの案件が書かれていたが今一番聞かねば成らないのは《不幸》スキルの削除である。振り返れば、何故か呆れた様子の妖精様が居て大きく溜め息を付かれてしまった。

 

「よ、妖精様?」

 

「アンタ、溶岩にでも落ちた訳?」

 

「ヨウガン?」

 

「戻って来たと思ったら、真っ黒に焼け焦げてて慌てて回復したのよ!?一体、どこで何をしてたの!?」

 

あー……目の前が真っ赤に染まったのは、溶岩に突っ込んだ為だったのか。全然、わからなかったよ。つか、身体中を色んなモノで突き刺された状態で溶岩に突っ込んだら何の痛みなのかわからなくなるらしい。

 

「それは、すみません。後、回復ありがとうございます。えっと、初心者用のダンジョンに突撃してました……」

 

「あのトラップダンジョン、本気で鬼畜仕様なのね?」

 

「作成者が、双夜さんと【鮮血の】さんなので仕方ないかと……」

 

「なら、一つ助言して上げるわ。あの二人が、作成したのならバックルートがあるハズよ?そっちは、超安全なルートだからそっちから行きなさい。ああ、でも……モンスターは、出るかもだから気を付けてね?」

 

「マジッスか……もっと、早く聞きたかったッス……」

 

「だって、作ってる彼等までハマったら悲惨じゃない。だから、彼等が作ったとされるモノには必ず安全なルートがあるのよ?」

 

「なんて、メタァな……つか、正攻法の攻略はーーー」

 

「無理よ。断言しておいて上げる、絶対無理だから!!難易度、インフィニティのダンジョンよ!?攻略出来る訳がないじゃないの!!そうね、なら例え話をして上げる。あの理不尽の権化である、【始まりの魔法使い】ですら攻略を諦めるレベルのダンジョンよ!?あんなモノを攻略するくらいなら、宝くじ買った方が当たるレベルよ!!」

 

「マジッスか……宝くじより、攻略難易度が高いんッスか……」

 

良し!正攻法での攻略は諦めよう!そして、全力で安全なルートを探し出してその道を進む事にしよう!!

 

「あ、それと……《不幸》スキルなんてモノを得たんですが……」

 

「……………………あの、ダンジョンで?」

 

「あ、はい。それで、消せたりしませんかね?」

 

「そう……………………一応、救済処置があって消せるには消せるけど……《不幸》は、大変よ?」

 

「あるんですね!?で、その方法は!?」

 

「ステータスのLUKを100以上にしなさい」

 

「…………どうやって?」

 

「ラックイーターを倒すか、ステータスを一時的に強化するアイテムを大量生産して上昇し続けたら消えるわ」

 

「……………………」

 

「……………………」

 

「…………ゴフッ(吐血)」

 

「ちょ!?」

 

現在状況では、絶対に無理そうな事を言われたんですけど!?

余りのショックに吐血したら、妖精様は今までで最大の慌てた姿を見せてくれた。つか、《不幸》スキルってそんなに洒落にならないスキルなんですね?ははは。今まで、習得しなかった幸運に乾杯。後で知る事ではあるが、普通はLUKステータスが100以下だと最初から《不幸》スキルが生えているハズとのこと。

つまり、この時まで生えてなかった方が不思議なんだとセイビアさんは言う。何故、生えなかったのかは監視任務を終えた後もわからないままと化す謎となる。多分、双夜さんが何かしたのでは?という事らしいけど……どうなのかは、本当にわからない。

 

「とりあえず、【組織】に問い合わせをしてアイテムを取り寄せるからアンタは暫く安静にしておきなさい」

 

「体を鍛えるのは?」

 

「せめて、三日は何もしないで。細胞が、作り替えられたら鍛えても良いけど。溶岩エンドは、全部焼けるまでだから細胞的に悲惨なのよね。暫くは、動かない事!」

 

「えっと、ご飯は……」

 

「三日くらい、食べなくても大丈夫よ?」

 

「デスヨネー!」

 

という訳で、暫くお休みを頂いたのだった。

つか、マジで俺は骨の髄まで焼き尽くされてたらしい。

マジかぁ……と、思いはするものの焼き尽くされた記憶が無いので自覚はないけど。だがしかし、体が微妙に痺れている様な感じもするので諦めて大人しくする。

 

「つか、《不幸》スキルはどうなったんでしょう?って訳で、ステータス、オープン!」

 

(略式)《不幸Lv9》。

 

「は?……マジで!?」

 

(略式)LUK 23。

 

「ちょ!?下がってます!?下がってますよ!?」

 

「…………ラックイーターに喰われたわね!?」

 

「嘘だろ!?」

 

ラックイーターに遭遇してた!?何時!?どこで!?まさか、溶岩に焼かれている時に齧られたとでも言うつもりか!?

 

「そんな、バカな…………」

 

「こうなって来ると、ちょっとやそっとのアイテムじゃ修正は不可能そうね……仕方ないか。先に謝っておくわ、ごめんなさい」

 

は?と、聞き返す前に視界が暗転した。グシャっ!という、何かが潰れた様な音を聞いた様な気もするけど、気が付いた時には何も潰れたモノは無かったし何らかの痕跡も無かったので気のせいだったのだろう。それにしても、妖精様が異様に優しく接して来るのですが……一体、何があったのでしょうか!?

 

「ステータスを開いてご覧なさい」

 

「はぁ……ステータス、オープン!」

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

LV 1

HP 9924←(+)

MP 13050←(+)

TP 2380←(+)

SP 6845←(+)

STR  5722←(+)

VIT  4143←(+)

DEX 10774←(+)

INT  7813←(+)

AGI  6519←(+)

MND 3944←(+)

LUK  56←(+)

CHA  670←(+)

 

 

スキル技術

《瞬動術Lv1》《身体能力強化Lv1》《伐採Lv1》

《木工加工Lv1》《忍び足Lv1》《気配感知Lv1》

《体術Lv1》《調合Lv1》《細工Lv1》《気配遮断Lv1》

《索敵Lv1》《直感Lv1》《罠感知Lv1》

 

スキル魔法

《魔力操作Lv1》《魔力感知Lv1》《生活魔法Lv1》

《土魔法Lv1》《風魔法Lv1》《錬金術Lv1》

《氷結魔法Lv1》《火魔法Lv1》《闇魔法Lv1》

《幻惑魔法Lv1》

 

 

固有   なし

EX   《神速》

称号   《器用貧乏?》

 

 不死の呪い

 不老の呪い

 再生の呪い

 不能の呪い

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

「は!?」

 

す、スキルレベルが全部【1】になっているんですが!?

 

「ごめんなさいね?私の【スキル奪取】は、全てのスキルレベルを【1】にする代わりに任意のスキルを削除できるってモノなの。ついでに、LUKも元に戻して置いたから……もう一度、最初から頑張ってね?ああ、習得スキルは消えないから安心ね?」

 

「……………………」

 

マジか!?というか、頭が真っ白になっていて妖精様が言ってる事の半分もわからなかったけれど……スキルレベルが、リセットされた事は理解出来た。つか、マジですか!?何となく、全てが水の泡になった気分だ。だが、LUKが元に戻っているので良しとするべきなんだろうけど……何故か、納得が行かない!!

 

「ナニコレ……」

 

「……………………(汗)」

 

「嘘だろ!?…………うわぁ……マジかぁ……」

 

駄目だ。ショックが大き過ぎて、何をどうしたら良いのか全く考えられない。《不幸》が消えたのは、とても喜ばしい事ではあるがその代わりのペナルティがデタラメ過ぎる。

 

マジか……マジかぁああぁぁぁ……。

 

 

 

 

……………………

 

 

 

 

……………………

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

 

三日過ぎた。

 

「マジかぁ…………」

 

何もする事が無いので、ステータス画面をひたすら見続けていたんだけど、そろそろ腐るのは止めて鍛練を再開するべきだろう。

 

「まあ、ステータスまでもリセットされなかったのは幸いとしてもう一度最初からかぁ……」

 

ほら、習得したスキルは消えていないんだからOKOK!!

ステータスも、レベル5の時に上げたステータスのまんまなんだからイケるイケる!!直ぐだよ直ぐ!直ぐに元通りに上がるって!!魔力操作は、感覚で覚えているんだから何とかなるって!!

 

「ガンバ!俺!!負けるな!俺!!さあ、立ち上がって鍛練に行くんだ!!頑張れば、なんとかなるって!!」

 

「……………………ホロリ……(泣)」

 

行くぜぇい!!と、拠点を後にした俺は魔力を操作しつつ何時もの鍛練を再開するのだった。ヤバい。心折れそうだ。

 

「ちいぃぃくうぅぅしょおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

 

もう、ヤケクソだった。《不幸》スキルレベル9にも、大ショックだったけれど。それを何とかする為に、スキルレベルリセットとか超ショッキングな出来事に俺はブチギレた。これまで、それなりに順調だったからちょっと調子に乗っていたのも事実だが、これはそういうのを諌めるとかそういうレベルの話ではない。

ぶっちゃけ、爆弾処理と似たような所業ですよね!!しかも、危険だからと爆弾を爆発させて処理する様なモノですよね!!?

 

「ふ・ざ・け・ん・なあああぁぁぁぁ!!!!!」

 

ラックイーター……《旧・神族》が作った、《神殺し》の足止め専用モンスター。マジで、ロクな事しやがらねぇ!!《旧・神族》うぅぅぅ!!マジ、死ね!この世から、完全消滅しろ!!

 

「ほぉろぉびぃろおぉぉぉぉ!!!!!」

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

???

 

こうして、《神殺し》は《旧・神族》に怨みの念を抱いて成長して行くのである。各して、禍焔凍真も漏れ無く《旧・神族》の作ったラックイーターにブチギレて《旧・神族》を憎んで行くのであった。普通に、逆怨みですよね?だって、ラックイーターを放したのはセイビア達であって《旧・神族》ではないのだから。

何故なら、この世界を創ったのはセイビア達であり《旧・神族》は一切関わっていないのだけれど……スキルリセットなんて、超ショッキングな出来事に傷心する凍真にその結論へ思い至れるハズもなくセイビア達が思い描いた通り《旧・神族》への怨み辛みを募らせるのである。こうして、《神殺し》の新人は謂れ無き神への憎しみに殺意を燃やし《旧・神族》と敵対して行くのであった。

 

 

 

LV 1

HP 9924←(+)

MP 13050←(+)

TP 2380←(+500)

SP 6845←(+)

STR  5722←(+)

VIT  4143←(+857)

DEX 10774←(+)

INT  7813←(+)

AGI  6519←(+)

MND 3944←(+1056)

LUK  56←(+)

CHA  670←(+)

 

 

スキル技術

《瞬動術Lv3》《身体能力強化Lv2》《伐採Lv1》

《木工加工Lv1》《忍び足Lv2》《気配感知Lv2》

《体術Lv3》《調合Lv1》《細工Lv1》《気配遮断Lv2》

《索敵Lv1》《直感Lv1》《罠感知Lv1》《根性Lv1》

 

スキル魔法

《魔力操作Lv3》《魔力感知Lv1》《生活魔法Lv2》

《土魔法Lv2》《風魔法Lv1》《錬金術Lv1》

《氷結魔法Lv1》《火魔法Lv1》《闇魔法Lv1》

《幻惑魔法Lv1》

 

 

固有   なし

EX   《神速》

称号   《器用貧乏?》

 

 不死の呪い

 不老の呪い

 再生の呪い

 不能の呪い

 

 

 

 

 




ここまで、凍真をいじめる必要はないんじゃないかな?と思ってる方々へ……マインドを鍛えたいだけだから、気にしないで(笑)。いや、これくらいしないと、精神って鍛えられないよ?割りと、ガッツリ本格的に鍛え様と思うとショッキングな出来事を連続して叩き付けないと中々精神は鍛えられないからね?なので、理不尽だとは思うけど凍真はこれからも理不尽に煽られ続ける事になります。
作者の意向です!そして、初心者ダンジョンを……もとい、【《神殺し》専用初心者ダンジョン】をクリアさせる為!
正式な名称で言うべきでしたね!そう、《神殺し》達の為に作られた超難易度の初心者ダンジョンがアレです!!w
それにより、スキル奪取でレベルリセットです(笑)。ステータスに変化はありません。スキルレベルが、全部1になっただけです(笑)。そして、《不幸》というスキルを得るとラックイーターが現れるwww!!ラックイーターに齧られると、《不幸》レベルは、8~MAXになって進化して《超不幸》になったりします。ここまで来ると、《不幸》以上に《不幸》となるので妖精さんにスキル奪取されてレベルリセットが定番となります。まあ、次もやるとは言わないけど。でも、ラックイーターが現れたら普通にLUK0を覚悟した方が良い。23程、残っていたけど(笑)。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【組織】の連中の主要人物達が、パラレルワールドに存在する同一人物だった事に対して……なんで、そうなった!?って話。超単純に、『俺SUGEEEや俺Tueee!!』って話ではない。つか、それを主題にすると双夜が「御先祖様」と呼ぶ人達がその同一人物に該当するので話がややっこしくなっちゃったりする。まあ、ぶっちゃけると簡単な話なんだよ。要は、特定の波長というか資質というか……そういうモノを持つ、人材を揃えようと考えると先ずその特定の人材を見付ける所から始める事になるよね。じゃ、どうやって見付けるの?って連想ゲームになったんだよ。だから、『俺SUGEEE!!』も『俺TUEEE!!』は一切ない!!(断言)
続き……そして、見付けても【組織】に入ってくれるかどうかもわからないよね?って話になって、その道が幅の狭いモノだとするのなら多くの世界を回ったところで数を揃えるのはほぼ不可能だな。って結論に至ったんだよ(笑)。それで、そういう資質を持つ者をもっと簡単にGETできる様にするには?と考えると、問答無用で既存の該当者のパラレルワールドに存在する人材を集めりゃ良いって結論に至ったんだよ(笑)。それでも、波長や資質が該当するモノがあったりなかったりする訳で……でも、圧倒的に多いって結論に。その結果、【組織】というモノは出来上がった!!
なので、パラレルワールド云々は波長や資質持ちの人材をたくさん集める為には仕方がない行為だった訳だ。割りと、現実的で切実な理由だった(笑)。

次回、七日後!!

誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m

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いつも、読んでくれてありがとうございます。

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