絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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三三八話

Re:

 

 

自分ではなく、他者に願いを言わせて己が夢を叶える愚者の法。禁忌とも言われる、代償・対価の魔法を悪用する方法……それが、何故プレシア・テスタロッサが知っている!?というか、代償・対価の魔法を使うに当たって仲介者となる術者が傍に居るハズだ。なのに姿が見えないとは、これは悪落ちしたというMaster&Masterか《神殺し》に至れなかったエターナル・エンドが介入しているに違いない。

全く、なんでこんな時に【真実の瞳】が使えないかなぁ?

まあ、良い。それならば、それ相応の対応をさせて頂くに限る。クックックッ……【史上最強の理性】を呼び出してやるぜ!彼の者から、逃げ出せるなら逃げ出してみよ!

とりあえず、先にフェイトちゃんを黙らせないとイケないので《サイレント》の魔法で音を遮断してしまおう。

 

「フェイト、お願いよ。そしたら、今度こそ三人で仲良く暮らしましょう?今度こそ、三人で……」

 

「三人で……母さんと、アリシアと……」

 

「駄目だ!耳を貸すんじゃない!《サイレンス》!!」

 

微催眠状態ッポイ、フェイトちゃんの声を遮断してチェーンバインドで拘束し引き摺り側に寄せるとガムテープで口を塞ぐ。これで良し。後は、プレシア・テスタロッサと堕ちたクズを見付け出せばこちらの勝ちだ。

 

「残念だったな!?フェイトちゃんは、これで喋れないぞ?」

 

「フェイト、念話でも良いわ。アリシアに生き返って欲しいと願いなさい。それで、いつまでも平和にアリシアと三人で仲良く暮らせるわ……だから、お願い……」

 

「チッ、《ヴァルグァン》!」

 

慌てて、妖精魔法呆然自失の魔法をフェイトちゃんに掛ける。これで、音と心を封じた。それにより、更に圧力が俺に降り注ぐ。だが、妖精魔法の効果は24時間という一定時間で解放される魔法なので俺が気絶しても効果は続く。

本当に、残念(笑)。

 

「フッ、これで二十三時間五十九分は時間が稼げるぜ?これだけあれば、余裕で対応が可能だ!Master&Masterか、エターナル・エンドかは知らないが……悪趣味な真似は止めて姿を現せ!!」

 

「チッ……まさか、正規《神殺し》が居ようとはな……エターナル・エンドが一人、《魔眼のドゥロ》。初めまして、かな?」

 

「《神殺しの異端児》だ……何故、こんな真似を!?」

 

「フン。ただの暇潰しだ」

 

「暇潰し?なら、仕事しろ!!」

 

「…………ああ。そう言えば、異端児の暇潰しは『仕事をする』だったな?聞いている。全く、お前みたいなのが居るから俺達はこんな風になるんだってわかっているか!?」

 

「知るか。不適合者なお前が悪いんだろう?」

 

「違う!俺達は、不適合者等ではない!!どいつもこいつも、規則、規則、煩いんだよ!俺達は、選ばれた存在だ!なら、俺達がルールでなければおかしいだろう!?」

 

「あーうん。もう、良いや……逝っとけ」

 

「フン。高々、中の下程度の存在が中の上である俺に勝てる訳がないだろう?さっさと死んで、絶望の中でのたうち回れ!!」

 

「いや、僕が戦う訳じゃないから」

 

「は!?」

 

言って、《神威》を発動。一瞬の隙を突いて、キャロ・ル・ルシエの真後ろに回り込む。そして、ガバッと羽交い締めをする様にキャロ・ル・ルシエの薄い胸を鷲掴みにした。

 

「へ?」

 

「ごめんね?【風紀委員】、強制召喚!!」

 

「おまっ!?」

 

瞬間、俺とキャロ・ル・ルシエを引き剥がす様に赤い柱が立ち上がり俺は壁に叩き付けられる。キャロ・ル・ルシエは、キョトンとした様子で固まっているが……その背後には、《神殺し》で【史上最強の理性】と呼ばれている【風紀委員】が、それはそれは恐ろしい形相で立ち塞がっていた。

 

「良い度胸ですね?」

 

「いやー、エターナル・エンドが面倒を起こしていたので……僕じゃ、勝てそうに無かったから?連絡入れるより、速いだろ?」

 

「エターナル・エンド?…………ああ、居ますね。アレを排除すれば良いのですか?後、お説教はしますので逃げぬ様に!」

 

「逃げないよ?」

 

一旦振り返り、エターナル・エンドを確認した【風紀委員】は納得した様子で頷くと俺の方に向き直り念押ししてくる。だが、やらかした事の意味はわかっているので逃げません。つか、逃げても追って来るであろう最凶と鬼ごっことか勘弁して欲しい。

 

「じゃ、よろしく?」

 

「ええ。直ぐに終わらせます」

 

「つーか、卑怯だろ!?なんで、【風紀委員】なんて呼ぶんだよ!?洒落になんないだろう!?」

 

「そりゃ、勝てない相手だから仕方がない。なら、勝てる相手を召喚するか協力を仰ぐのは当然だろ?だが、今回は時間が足りなかったからな……なんで、未成年にセクハラ行為で強制召喚だ!」

 

「何故でしょう?双夜の言ってる事が、当然の事の様に聞こえるのですが!?というか、未成年に対するセクハラは禁則です」

 

「やれば、確実に【風紀委員】を召喚出来るんだ。簡潔かつ、時間も短縮でお得だよな!!」

 

「【風紀委員】!俺よりも、先ずそっちを何とかした方が良いと思うぞ!?」

 

「ええ。私も、そう思います。ですが、貴方という原因が無ければ双夜が未成年にセクハラ行為をする事も無かった訳ですから……先ずは、貴方から排除しますね?双夜は、後でジックリとお説教しますので……」

 

「ジックリと……」

 

「お説教…………ざまぁ!!」

 

「つか、そいつ等の監視をちゃんとしてない【風紀委員】が悪いんじゃね?という事は、俺悪くないって事で!!」

 

「ちょ!?お前……最悪だな!!」

 

「【魔王】なので!」

 

「……oh…………」

 

「貴殿方は……お黙りなさい!!」

 

こうして、エターナル・エンドは【風紀委員】によって拘束され【組織】へと連行されたのでした。その後、戻って来た【風紀委員】にタップリ!フェイトちゃんの意識が戻るまでお説教されたのは誤算だったけれど。まあ、似た様な事があったら再犯する予定ではある。次が、あればの話だけど!以降、無限ループ。

 

 

 

……………………。

 

 

 

28時間後。

 

「大変な目にあった……」

 

痺れる足で、オタオタヨチヨチと歩いていると八神はやてと遭遇する。そして、簡潔かつ胆略に切り捨てられた。

 

「自業自得やと思うよ?」

 

「でも、相手の方が二ランクも能力的に上なんだよ?なら、最上級存在呼んだ方が早いに決まっている。周囲には、ヴィヴィオみたいな非戦闘員も居る訳だし……あの場では、戦えないでしょ?なら、最善を尽くさないと……ねぇ?」

 

「最善……最善なぁ?」

 

まあ、セクハラが最善かと言われたら困惑しても仕方がないが……あんな状況で、のんびりとウィンド開いてメール書いている暇は無かった。俺の場合は、使い魔にメールを書かせて自分は時間を稼ぐって選択もあったけど……面倒臭かったんだよね。だから、簡潔で時間短縮にもなる未成年へのセクハラ行為で強制召喚を行った訳だ。最近は、【組織】内よりも俺に注視している様なのでやれば確実に喚べるとわかっていたからな。仕方がない。

そして、ラウンジに戻ればなのはさんに☆O☆HA☆NA☆SHI☆をされて辟易とした所で、正気に戻ったフェイトちゃんにまでお説教をされるという無限循環である。

つか、早くキャロ・ル・ルシエに謝罪したいって言うのになんで邪魔してくるの?

それに、プレシア・テスタロッサを過去から連れて来たどっかの馬鹿が居たせいで色々面倒な事が勃発中。例えば、時空管理局の上層部(正義)とか……時空管理局の上層部(悪)とか……また、面倒臭い。そして、使えないフェイトちゃんを罵るプレシア・テスタロッサが暴れて手が付けられないかと思ったら吐血して聖王教会の医療施設に運び込まれるとか……もう、マジ勘弁して欲しい。

 

「とりあえず、先ずはキャロに謝るの!!」

 

「ああ、うん。そうだね……」

 

「そして、プレシアさんを治して……アリシアを生き返らせるかの相談を……フェイトちゃん、どうする?」

 

「え!?えっと……アリシア、生き返らせれるの?」

 

「ああ、まあ……《神殺し》の魔法は、この世界の魔法とは違うからやろうと思えばやれるけど。みんなで、相談しようか?」

 

という訳で、先ずはキャロ・ル・ルシエの元へ行って謝罪し許しを得た。その際に、エリオ・モンディアルもキャロ・ル・ルシエの胸にタッチした事をチクったらフェイトちゃんが驚いて問い詰めていた。慌てたキャロ・ル・ルシエが、仲裁に入っていたけど大騒ぎする三人を置いて俺は八神はやてがいる部隊長室に向かう。

途中、スバル・ナカジマとティアナ・ランスターも誘って進み、部隊長室に入ると他のメンバーも揃っていた。

 

「という訳で、アリシア・テスタロッサを生き返らせてみようって話になっているんだけど……どうだろうか?率直な意見が聞きたい」

 

「…………アリシアは、死んでるんとちゃうん?」

 

「そうだね……肉体はあるけど、魂が抜け落ちているから死んでるっちゃぁ死んでるかな?でも、条件は満たしているから生き返らせようと思えば出来るっちゃぁ出来るかな?」

 

「なんや、あやふやな言い方やなぁ……」

 

「ぶっちゃけると、スバルの母親もティアナのお兄さんも生き返らせようと思えば出来るんだなぁ、これが……」

 

「え!?」

 

「ほ、本当に!?」

 

「ただ、スバルの母親もティアナのお兄さんも白骨化してるだろうから、肉体をクローニングして記憶をインストール。元の魂をブッ込み?つか、転生してる時は諦めて?」

 

「転生してるんか!?」

 

半信半疑の八神はやてが、恐る恐る訊いて来るけど……その怯えは何ですかね?死者蘇生に至る方式に対するものか、白骨化してる死体がいきなり動き出すかもしれない事への恐れか?

 

「転生するまでに、約半世紀……正確には、20年から40年程掛かるんだけど……20年越えてないよね?」

 

「そやな、そんなに経ってへんわ。てか、アリシアはもう転生しとるんとちゃうか?結構、前に死んどるんやろ?」

 

「プレシアの執着心が、凄かったからなぁ……悪堕ちして、プレシアに引っ付いているんじゃないか?」

 

「悪堕ち!?」

 

「要するに、悪霊化して成仏出来ず地縛霊になってるかもね?まあ、この世に繋ぎ止めていたのはプレシアさんだから仕方がない」

 

「地縛霊……」

 

「人間が、発する負の感情で真っ黒に染まって……見た目、如何にもヤバい風な幽霊に……」

 

「いやー!!!キャー!!!」

 

なのはさんが、ご乱心です!適当だったのに、怖い話をしていたからか悲鳴を上げて部屋の隅で丸まっている。

真剣な話をしているって言うのにこの人はもう。続け様にも、なのはさんの暴走する様子にスバル・ナカジマとティアナ・ランスターが茫然自失状態になっているので一時休憩とした。

 

「ごめんなさい」

 

「相も変わらず、怪談が苦手なんだね?」

 

「わかってて、そういう話をしたんか!?」

 

「いやー、流れ的にしなきゃイケない気がして……」

 

「無いわ!そんな、流れなんて無かったわ!!」

 

シュンと、小さく凹むなのはさんが小さな声で謝ってくるけど俺も八神はやても聞いていない。ひたすら、ボケとツッコミを繰り返して……目の前を、ピンクのシューターが通り過ぎた所で黙った。チラッと見れば、目付きが悪くなったなのはさんがピンクの魔力が宿る指をこっちに向けている。あ、ガチギレな上に『ちょっと、黙ろうか?』モードになっておられる様だ。

 

「とりあえず、どうすれば良いと思う?」

 

まあ、真っ黒に染まったアリシアを見せれば万事上手く行くだろうけど……その場合は、プレシア・テスタロッサが自殺する恐れがあるので手が出せない。他に案が無ければ、蘇生か現在状況の確認をさせてみるのも良いかも知れない。

 

「私は、却下や……理由は、他の『乗り越えた』人達に悪いからやな。スバルやティアナは、どうや?」

 

「…………今更、兄を生き返らせれるって言われても……」

 

「別の平行世界で、ランスター兄を生き返らせはしなかったけど……生きている人にも見える様にしたら、シスターコンプレックスを拗らせてストーカーになっちゃったけどね?」

 

「ティアナのお兄さんは、シスコンやったんか!?」

 

「うん。超シスコンで、超拗らせてたよ?」

 

「……………………」

 

「えっと、私は?」

 

「スバルの母親は、知らない。見た事もない。あ、でも……統合世界で、肝っ玉母ちゃんで何故かジェイル・スカリエッティの妹やってるクイントさんは見掛けたかな?」

 

「「「「「「「「は?」」」」」」」」

 

その場に居た、ほぼ全員が呆然とした顔で俺を見る。

まあ、その気持ちはわからないでもないけど……そもそも、統合世界の話は大筋が違い過ぎるので混乱させるだけの話である。

 

「ま、統合世界の話だから気にしないで?」

 

「なんで、スバルの親戚にジェイル・スカリエッティが!?」

 

「統合世界だって言っただろう?統合世界ってのは、次元世界という概念が無くて地球で一纏めにされた世界だよ。皆が地球に居た場合の話だから、気にするなって言っただろう?」

 

「つまり、次元世界が一纏めにされたらジェイル・スカリエッティがスバルの親戚になるんか!?」

 

「ま、みんな好い人に成るけどね(笑)。でも、ジェイル・スカリエッティは世界征服を企んでいたけど……アレは、悪と言って良いのか……クイントさんの尻に敷かれて、頭が上がらなそうだったよ?妹怖ぁいって言ってた(笑)」

 

「……なんや、ようわからんけど……おかしな世界になるんやね」

 

「統合世界なんて、基本的におかしな世界観になるよ?」

 

とりあえず、統合世界の話はバッサリ切り捨ててスバル・ナカジマの意見に注目する。というか、統合世界の話は忘れろ!!言い出しっぺは、俺だけど。

 

「で、スバルは母親を生き返らせて欲しいのかい?」

 

「わからない。でも、それなら父さんや姉さんに相談しなきゃ駄目だと思う……」

 

「フム。自分で、決められないなら無しだな。きっと、親父さんもお姉さんも拒否すると思うよ?」

 

「…………うん。私も、そう思う……」

 

「OK。じゃ、アリシアの蘇生は無しで……因みに、エターナル・エンドがやろうとしていたのは代償・対価の魔法で……フェイトちゃんの寿命を丸っとアリシアに移し蘇生するってやり方。多分、プレシアの寿命が無さ過ぎて他を尋ねたら、フェイトちゃんの話が出て来たからフェイトちゃんに執行して貰おうとしたんだろうね。そして、三人で幸せに……とか言ってたけど、アレは嘘か騙されていたんじゃないかなぁ?」

 

「なんで、そんな事を……」

 

「あのクズの性格からして、プレシアが絶望して嘆く所を見たかったんじゃないかと……性格、悪そうだったし……」

 

「なっ!?」

 

「エターナル・エンドは、大成出来なかった者の集まりだ。だから、誰かの願いを聞く振りをしてブチ壊すプロフェッショナルなんだって。【風紀委員】が、言ってたよ?」

 

「そうか。なら、セクハラ行為は兎も角……双夜のやった事は、ホンマに最善やったんやね……セクハラは、悪い事やけど!!」

 

「まあ、そういう事になるだろうね……」

 

そんなに、『セクハラ』と告げて睨まないで欲しいなぁ。アレは、本当に俺に取っても苦肉の策だったんだから怒らないで欲しい。

そりゃ、やった事は最低の事だけど……ああしなければ、どんな被害が起こっていたか予測出来ないんだから目を瞑って下さい。

 

「アレが、はやてやなのはさんだと……スルーされてる可能性があるんだ。そりゃ、スバルやティアナでも良かったけど。一番確実だったのが、キャロかヴィヴィオだったから……キャロかなぁって……」

 

「ヴィヴィオは?」

 

「なのはさんが、怖い!!……ってのは、冗談としても妹認識の子にセクハラするのはちょっと……」

 

近〇相〇ッポクて、背徳感が天元突破しそうになるんだよ?なので、完全に他人のキャロ・ル・ルシエへ楽々手を出せたのである。心痛まない上に、将来的な夫も居るみたいなのでサクッと出来たなんて話もあった。とは言え、当人があまり気にしてないのでエリオ・モンディアルはとても苦労しそうである。

 

「妹?」

 

「うん。ヴィヴィオは、僕の妹って感覚が強いんだ。だから、手を出せなかった。その点キャロは、未来の旦那も居るみたいなのでサクッと手が出たね!」

 

「未来の旦那……って、エリオか!?」

 

「将来的に、貰ってくれる人が居るならトラウマになる事も無いだろうからね。まあ、当人があまり気にしてなかったけど……」

 

「まあ、まだチビッ子だしね……」

 

「そっかぁ……エリオとキャロが、夫婦に……」

 

「なるかも知れないし、ならないかも知れないけど……ルーテシアが、寝取らなければ大丈夫でしょ?」

 

「何、勝手に三角関係にしとんねん!?」

 

「でも……面白かろ?」

 

「ムッチャ、面白いわ!!良し、後で報告書に纏めさせたろ……」

 

「はやてちゃん!?」

 

まあ、八神はやてなら絶対そう言い出すだろうとは思っていた。とは言え、本当にあの二人がゴールインするかは誰にもわからない。もしかすると、キャロに付きまとう転生者が現れてエリオ・モンディアルから寝取る可能性もあるからな?まあ、現在状況で居ないのなら問題ないとは思うけど。

 

「さて、プレシア・テスタロッサはまだ生きているから治そうと思えば治せるが……本人が嫌がるなら、放置する事になるだろうね?後は、フェイトちゃん次第かな?」

 

「…………それは、ちょっと難しい問題だね……」

 

流石に、なのはさんは過去のプレシア・テスタロッサを知るが故に悲しそうな顔で難しいと断言する。その点では、同意見なので沈黙するけど……多分、そうはならないと思う。ま、表向きは拒絶すると思うけど……満更でもない形で収まるとも思ってる。

 

「じゃ、フェイトちゃんにも話を通して死者は生き返らないって事で合わせよう。下手に、生き返らせれるなんて言ったら永遠と絡んで来そうだからね?」

 

「そやね。因みに、アインスとか生き返らせれたりは出来へんねんやな?」

 

「出来るけど?まあ、データもあるし複製体として復活させる事も普通に出来ますが……蘇生は、出来ないで統一するんだろ?」

 

「出来るんか!?てか、夜天の書のデータがあるんか!?」

 

「あるよ?つか、僕の目が使えるなら幾らでも闇の書も夜天の書も複製したい放題のやりたい放題ですが?」

 

「なんやそれ!なら、アインスだけでも……」

 

「はやてちゃん?」

 

「じょ、冗談や!冗談やから、その指降ろして!!」

 

目の前に突き付けられた、収束する魔力光にドン引きな八神はやて。流石に、暴走する八神はやてを見かねたのかなのはさんは無理やり八神はやてを止めに入った。

 

「もう!双夜くんも駄目だよ?出来るとしても、皆を皆助けられる訳じゃ無いんならそういう事を言っちゃ駄目だからね?」

 

「ぶっちゃけ、魔力さえ用意出来るなら幾らでも蘇生出来るんだけどね?まあ、膨大な魔力量になるからやらないけど……」

 

「あ、出来るんだね……」

 

「出来ますよ?まあ、あの世とこの世が繋がって世界に死者が溢れるけど……ああ、なのはさんの大っ嫌いなゾンビが徘徊する世界になりますね!!」

 

「ふ、ふふふ……」

 

「ひぃ!?な、なのはちゃん!?落ち着いて!!」

 

「大丈夫。私は、落ち着いてるよ?」

 

「全く、落ち着いている様には見えないけどね?」

 

「ホンマに、なのはちゃんは怖がりやなぁ……」

 

目をぐるぐるにして、今にも魔法を暴発させそうになっているなのはさんからすると……かなり危ない状態である。まあ、こういう人も居るので死者蘇生は諦める方向で調整する事に。

そして、アリシア・テスタロッサは折を見て埋葬する事になった。

 

 

 

 

……………………

 

 

 

 

……………………

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

つーか、埋葬するって話だったのにポットから取り出されたアリシア・テスタロッサが目を覚ましたらしい。誰が、いつ彼女を生き返らせたのかはわからないが……生き返ってしまったらしい。

 

「双夜?」

 

「知らないよ?」

 

「じゃ、なんで生き返ってるんやろね?」

 

「僕じゃないよ?……つか、【風紀委員】とかじゃね?」

 

『やってませんから!!』

 

いきなり、通信が開いてツッコミを済ませたら即閉じる。本当に、驚かせる奴だな!?あんにゃろうは!!てか、それは俺のポジションだろ!?何、人のポジション奪ってやがるんだ!?

 

「……………………ま、心当たりがないかと訊かれたら無いとは言い切れなかったりするけど。だが、本当にそうなのかはわからない。それでも良いなら、聞く?」

 

「ええよ?話してぇな……」

 

「膨大な魔力を持った存在が、一時的に三人も同時刻同世界に揃った事による影響……と言えなくもない。まあ、僕は魔力を抑えているはいるけど……他の二人は、全力投球だったからね?」

 

というか、それ以外の理由が思い付かないのであった。

多分、それで合っていると思われる。

ただし、断言は出来ない。

 

 

 

 

 




因みに、エターナル・エンドは最終的に双夜を避ける様になります。何故なら、【風紀委員】が呼び出せないとなるとエターナル・エンドを羽交い締めにして……『師匠の貧乳!寸胴!大根足!これぞ、正しくデ・ン・チュ・ウ!!』とか言って最強の女剣士を強制召喚。他にも、ウォーティア・トレントレット等も呼び寄せて『一緒に逝こうね?』とか言い出す始末。結果、狂人認定された双夜はエターナル・エンドから避けられる存在へとランクアップするのだった(笑)。奴は、そういう情報をしっかり揃えているからな(笑)。そりゃ、関われば最悪最凶を呼ばれるとあっては関わり合いになりたくは無いだろう。いやー、本当に鬼畜な人材である。ここまで、狂ってると皆が拒否するのも良くわかるってもんだよ(笑)。
最強の女剣士も、ウォーティア・トレントレットもランク外の怪物だからな。そりゃ、エターナル・エンドでは対抗できる訳もない。


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