絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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明けましておめでとうございます!


今年も、どうぞよろしく!(^.^)(-.-)(__)

( `・ω・´)ノ ヨロシクー



そして、新年早々こんなモノを投稿する事をお許し下さい。一応、短く括ってはいますが……お目汚しは、避けられないモノとなっているので避けて貰っても構いません。


新年早々、狂気を貴方々へ……。


ああ、本編とは完全に切り離された話なので読まなくても大丈夫です。では、とても短いですけど……どうぞご覧下さい。


お正月 特別編集作品

???:

 

 

 

これから語るのは、いつか起きるであろう改心転生者&SAO関係者vs性的奴隷が欲しい悪玉転生者との戦いである。前提条件として、双夜が彼を別世界に召喚しなかった場合……起きる()()知れない攻防戦だ。

きっと、彼ならこんな提案をしてくれるだろうと作者が期待していた戦争である。

 

 

 

その上で宣言しよう。

 

 

 

これが……これこそが、真の【ゾンビアタック】だ!!!

 

 

 

 

 

……………………

 

 

 

 

 

……………………

 

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

「哀れな子羊に、ラブ&ピースの祝福をおおおぉぉぉ!!!」

 

 

悪玉転生者にしがみ付き、奇声を上げながら助けを求める非武装の転生者が一人。

 

その周囲には、武装した転生者が戦列を組み敵を迎撃しようと構えていたが……その必死な様子で叫ぶ転生者の奇行にドン引きして狼狽えていた。

 

 

「愛してるぜ!俺にハードな愛を教えてくれええぇ!!!」

 

 

先の奇行者とは別に、そこから少し離れた場所でも決死の覚悟を決めた表情で叫ぶ奴等が数名。

 

悪玉転生者達の進みを、困惑によって足止めする戦士達の姿があった。

 

その誰もが、死を覚悟した者の顔で意味不明な事を叫びまくる。

 

だが、敵性転生者達も馬鹿ではない。

 

故に、その奇行が足止め目的で叫んでいるのだと決め排除しようと行動を起こす。

 

 

「……む?さっきから、なん、d…………」

 

 

しかし、剣を鞘から抜き放ち振り上げた所で『ドスン!』という音に止められた。

 

音のした方に振り向く、剣を振り上げていた敵性転生者。

 

それは、同時にその場に居たほぼ全ての敵性転生者がその音を発したモノに視線を向けた事を意味する。

 

 

 

 

「ラブ・アン・ピース!それが~♪私の~♪ポ~リ~シィ!!!!」

 

 

 

ムキムキマッチョで、半裸なラバースーツのイケメン……なのに、化粧を施している化け物が降臨する。

 

 

見て取れる異形、その狂k……じゃねぇw

 

 

その容姿からして、それが何者なのか問うまでもない。

 

 

オカマだ!

 

 

ゲイだ!!

 

 

ハードゲイだ!!!

 

 

唇に引かれた、紫のルージュが異彩を放っている!!

 

 

そんな化け物を見て、それを知る者が何故ここに!?と呟くも次の瞬間に叫ばれる言葉に戦慄する。

 

 

「愛してるぜべーべ!さあ、俺に熱い包容をおおおぉぉぉ!!!」

 

 

「キャアアアァァァ!ハプシエル様、素敵♥抱いてぇ!!!」

 

 

「ハプシエル。俺だ!俺の元にいいぃぃぃ!!!」

 

 

 

……もはや、転生者達の狂気が凄いとしか語れない。

 

 

 

『『『『おまっ!?』』』』

 

 

 

『『『『『ヒャッハー!!汚物()、消毒だああああぁぁぁぁ!!!!!』』』』』

 

 

 

『『『『『『ギャアアアアアァァァァァァ!!!!』』』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神崎:

 

ケット・シー領/首都フリーリア/大聖堂前

各地から、フレールくんを通し送られて来る映像を見ながら各首都の代表と師匠達が戦況を確認しつつ作戦を立てて行く。ここは、作戦指令部として使われている広場だ。

 

「なんて、酷い戦いだ……」

 

ハプシエルだけではなく、爆弾を抱いて体には毒薬の瓶を巻き付けた馬鹿野郎が敵の戦列へと突撃して行く様子も映っている。

 

「でも、ハプシエル一人じゃ戦列も崩せないだろうから……ウチの使い魔全員ハプシエル化して【精神汚染の呪い】で武装。戦列を組ませて、突撃させといたから似た様な状況が出来上がってると思うよ?」

 

「鬼か!?つか、師匠が鬼畜過ぎる件」

 

正に、総力を尽くした戦いである。

目的を聞いていなかったら、力付くで押し止めていたかも知れない。それ程、酷い戦いだった。

 

「行かなくて良かった最前線!!」

 

鉄が、心底安堵した様子で歓喜する。

 

「とんでもない、絵面になったなぁ……」

 

これは、守護者さん。

何故か、とっても困り顔。

 

「正に阿鼻叫喚地獄……敵ながら、同情せざるを得ない」

 

こっちは、【鮮血の】さん。とっても良い笑顔で、戦況を見守っている。ちょっと前までは、ニヤニヤ邪悪に嗤ってたのになぁ。

 

「こんなつもりじゃ、無かったんだけどなぁ……」

 

ギルガメッシュが小さくボヤク。

 

「諦めろ。師匠に知られた時点で、ちょこっと酷い戦争が最悪最凶の戦争になるのは目に見えてたハズだ……」

 

「ちょっと前まで、記憶にすら無かったんですが……」

 

「それは……すまん……」

 

言われて、《神殺し》システムの事を思い出し一応謝っておく。

だが、こうやって眺めているだけだけど最前線の混乱は本当に酷いモノだった。戦略としては、ハプシエルを主軸にした強制死に戻り作戦。

基本的に、首都や大聖堂のある町等でしか死に戻りが出来ないので、それを逆手に取った作戦がこれだった。

だが、あちら側の敵性転生者共はチート上等のレベル云千万の強者達。普通ならば、全く歯が立たない一方的な蹂躙戦になるハズだったんだけど……何故か、ハプシエルを特攻させるとHPが満タンだったとしても光の粒子ーー即ち、殺す事が出来るらしい。

厳密には、死んでる訳じゃないらしいのだが……似た様なモノなのでそう言っておく。

 

「にしても、不思議な現象ですね」

 

「元々、アミュスフィアと呼ばれるVR接続端末に搭載されてた機能の一つなんだけどな。プレイヤーに異常を感知すると、強制ログアウトさせるっていうアレだ」

 

「その機能が、残ってるんですか!?」

 

「なんか、残ってたみたいだな。まあ、形を変えて残留してた機能なんだろうけど……多分、メンタリティ・スタミナロストとかじゃね?」

 

「ああ、精神的HPでしたっけ?」

 

精神が、紙装甲な俺みたいな状態な訳だ。

後でわかる事だが、強い精神的な負荷を受けると意識喪失というか気絶した様な状態になるらしい。だけど、HPは満タンなので死亡扱いにはならないんだけど……その場に残りたくない!という、強い想いがあるのでそれに【心意システム】が反応して強制ログアウト状態にする。

だが、ログアウトは出来ない。なので、似たようなシステムが代案として浮上し……それが、【死に戻りシステム】と似ているので結果的に死に戻るんだそうだ。

 

「そうそう。あれが、ロストした結果……自意識の消失扱いで強制死亡って扱いになってるんだと思う……」

 

「なんか、身も蓋もないですね」

 

「戦争なんて、基本虚しいモノだよ……」

 

「意味が、全然違いますが……」

 

「細けぇ事は、気にすんな!さあ、絶望に沈め!転生者共よ!!」

 

普段は、絶望を払う云々言ってるのに希に絶望に沈め!とか言い出す師匠。つか、死に戻った戦士が大聖堂から運び出されとある舞台の前に集められているのだが……アレは一体?その舞台の上では、透け透け衣装に身を包んだ原作ヒロイン達がエロい舞いを踊っているけど……戦士達は、死んだ目を向けているだけだった。

 

「アレは、精気を回復させているんだよ……」

 

「ハプシエルによって、失われてしまった活力をヒロイン達の舞いで復活させて……もう一度、突撃する為に頑張っているんだ」

 

「なんて……なんて、酷い事を……」

 

「ははは。これぞ正に、【ゾンビアタック】だろ?」

 

「誰だよ……こんな残酷な作戦、思い付いた奴は……」

 

「「「「「【鮮血の】(さん)」」」」」

 

全員の声が一致する。

それは、安定の残虐者だった。

この人ってば、悪戯感覚で訳のわからない作戦立ち上げるから希に困った事になるらしい。

まあ、困るだけだったら良いんだけど……その立ち上げられた戦術が、とても有効過ぎて代案を思い付かないと現在目の前で起きている様な状況が出来上がってしまう。

そして、ついに恐れていた事態が起こってしまった。

大聖堂から、引き摺り出された最前線組の一人が奇声を上げて暴れ始めたのである。きっと、ハプシエルの気を引き過ぎてSAN値直送されてしまった被害者だろう。

直ぐ様、鎮圧部隊が精神BANしちゃった転生者を制圧してカウンセラーの居る救護施設へ連れて行く。流石にこの作戦には、SAO原作系のカウンセラーさんも協力してくれている模様。だがしかし、一体どれだけの転生者が正気のままでいられるかは……不明だ。

 

「師匠、俺達が居なくなったら……」

 

「残るぞ?僕達が居なくなっても、ハプシエルは《神殺し》とは違うからシッカリ記憶に残るぞ?」

 

「…………なんて、残酷なっ……」

 

「でも、それを選択したのは転生者達で代案を出さなかったのも転生者達だな(笑)」

 

いずれにしても、残酷な作戦しか考え付かなかったのだから自業自得であると師匠は言う。だが、しかし!こんな、己の身を削る様な戦いをしなくてももっと楽で優しい戦術はあったハズなんだ。

なのに、どうして彼等はこんな残酷な作戦を採用したのだろうか?

 

「贖罪の気持ちが、強かったんだよ……」

 

「未だに、SAO原作組と確執があってなぁ……なんで、キツイ方法を取って全力で最前線行きを志願した」

 

「ギルガメッシュ……鉄……」

 

「まあ、俺達のは自業自得だ。それに付き合ってくれるのは、ありがたいが……鉄さんは、参加しなくても良かったんですよ?」

 

「それじゃ、同じ転生者として示しが付かんだろ?」

 

「いやいや、そもそも鉄さんは【リリなの】からこっちに来た人じゃ無いですか……」

 

「でも、SAO原作組には転生者だって言ってるからなぁ。あっちからして見れば、転生者なんて皆同じだろう?」

 

「きゃはーーーーΨ(゚д゚Ψ)ーーーー!!!!」

 

また、一人……ハプシエル当人に当たった犠牲者が、奇声を上げつつ大聖堂から躍り出て来る。今度は、自力で歩いてはいるが……精神の方は、状態を見る限り木端微塵そうだ。

その後も、何人もの転生者が運び出されて来るが希に紛れる当たり転生者が大聖堂から飛び出して来るので周囲は気が気ではない模様。

 

「進捗度はどうだ?」

 

「敵は、前線を維持出来ず崩壊。既に、敗走に至ってますが……諦め切れない者達が少数で突撃して来る感じですかね?」

 

「なら、追加だ。フレールくんで、妖精転移を実行。背後を突いて、前後から挟み込め。もう、百万出す……」

 

「鬼畜が居る!!」

 

「ここに、人海戦術無双をやる輩が!!」

 

「…………引こうか?」

 

「「「突撃で、おなしゃす!!」」」

 

結局、誰も師匠を止める事なくGOサインは出され続け……敵性転生者達は、心に大きなダメージを負ったまま死に戻りさせられたのであった。とりあえず、敵性転生者との第一回SAO原作系プレイヤー達争奪戦はこちらの勝利となった訳だけど……それだけに留まらないのが、我等が師匠のクオリティー。この作戦中に、手薄となった彼等の本拠地を強襲して残りのSAO原作プレイヤー達を救出していたって言うんだから爆笑である。

流石にこれ以上、先伸ばしには出来ない事ではあったけれど。シッカリ、もう百万体の使い魔達を妖精化させて突撃させて居るとか考えもしなかった。そのお陰で、カウンセラーな原作プレイヤーが悲鳴を上げてたけど……手伝うので、頑張って下さいとしか言えない。

つか、ギルガメッシュ等有志達が土下座して手伝いを申し出たとのことで暫くは奴等を使う事も出来なさそうである。まあ、俺達がそれに対して何かを言う事はないので頑張って欲しい所だ。

 

「これで、大まかな問題は解決ですか?」

 

「そうだな。じゃ、【鮮血の】……よろしく」

 

「OK、Boss!【混沌のメダル】、金&ミスリル……フル・バンカーと共に敵性拠点に降下、開始!!」

 

「ちょ!?」

 

「殺るなら、徹底的に……が、僕等のモットーだ」

 

「心傷付いて、死に戻りした所を叩くのは不死者相手の鉄則だよ?ここで、立ち上がる力すらも削り切っておかないと……ね?」

 

「その後、モンスター消滅と共にハプシエル強制転送でトドメだ!!」

 

「ふふふ……お祭りは、まだまだ続く!!!」

 

すいません。

どうやら俺は、まだまだ甘ちゃんだったらしい。

その後も、師匠達が考えた対・不死者用の鬼畜な作戦は追加されまくって周囲の奴等が涙ながらに中止を訴える事となったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

「人海戦術は任せろ!」

 

 

 

「ついでだ!《幻術魔法》で、ハプシエルを量産!!」

 

 

 

「クックックッ……なら、《精神汚染魔法》も追加だ!!」

 

 

 

「ビーストも、紛れ込ませれば良いんじゃないですか?こう、逃げられない様にハプシエルを中心に外堀を埋めて行く感じで……」

 

 

 

「OK!ビースト、二千万追加!!《精神汚染魔法》散布!!超長距離《隔離結界》で、混乱付与!!!」

 

 

 

「ヨッシャー!なら、ボクは転生者が作った爆弾を散布するぜ!」

 

 

 

「止めて上げて!!死体蹴りは、止めて上げて!!!」

 

 

 

 

 




正月早々、鬼畜の所業でした。
前提条件としては、双夜がハプシエルをSAOモドキ世界から動かしてなくて敵性転生者と全面対決をする事になった……っていうのが題材です。ハプシエル居るんだから、前衛に持ってけば最強じゃね!?と思ったのが全ての始まりです。そして、善良な転生者が精神的な【ゾンビアタック】をする……って言うのも題材に組み込みました。物理的な【ゾンビアタック】ではなく、精神的な【ゾンビアタック】ですが……楽しめたのなら幸いです。嗚呼、本当に正月早々お目汚しにしかならない様な話になってしまった。申し訳ございません。


この戦いによる被害。敵性転生者側!

プーカ領、及び周辺の細々とした村及び町等が壊滅。
プーカ領都&村・町のセーフティ機能ロスト。
NPCが、居なくなってしまった!!(混乱に乗じて逃げ出すも、モンスターに殺される等して消滅。以降、世界樹経由で転生。ただし、NPCが子供を作ったら順次復活となるので敵性転生者が涙目になるのは避けられない)
これによって、敵性転生者達はノーム領とレプラコーンに引き籠ります。NPCが居なくて、原作プレイヤーも居ないから全部自分達でやらなければならなくなったけどね(笑)。農業に商業に町運営とかwww大変そう(笑)。まあ、いつか起きるかも知れない戦争ごっこの話だから本当にこの被害が適応はされないけどね。
それに、神隠しは普通に起きてる話だから……ああ、囚われている原作プレイヤー達がフレールくんによって妖精転移させられるのを神隠しって言うんだ。敵性転生者が、居なくなってしまった奴隷を指してそう言ってるだけだけど。
フレールくん達に浚われた原作プレイヤー達はちゃんと保護されているから心配は必要ないよ?サラマンダー領にカウンセラーが居るので、そっちに送られてる(笑)。裏話。

戦術的には、秘密基地を使ったヤバイ物戦術ってのもあったんだけどな。でも、それをやると調整者としては駄目なヤツなので諦め。重火器武装で、一斉掃射的な?でも、アレはシノンだから許されるのであって他の妖精が重火器武装とか世界観に喧嘩売ってる様にしかならないので止めた。なので、シノンもフリフリ衣装でリーファの隣で踊ってます。ええ、お隣さんの胸部核兵器に心削られながら……。


誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m

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いつも、読んでくれてありがとうございます。
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