絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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三六一話

Re:

 

 

はい、神崎大悟です!ただいま、別の世界軸に拉致られた所だ。

フレールくんの妖精転移で、逃げ出した後の話はちょっと頭のおかしい人が関わっているので割愛させて下さい。

え、ボカしても良い?それなら……転移先で、ジェイル・スカリエッティ一味と合流したら頭のおかしな人がスカさんと意気投合して口には出来ないモノを創っちゃった。

そのせいで、シスターズの戦力がランクS魔導師以上の化け物になって時空管理局の手に負えない存在へ至る。

それまでなら、大した問題では無かったんだけど作ったら使いたくなるのが人の業。でも、生半可な相手ではデータも取れないからって原作ヒロイン達に()()をぶつけてみたそうだ。その時点で、頭のおかしい人が顔バレしちゃったので俺がヒロイン達と絡むのは不可能となってしまった。

なんたって、俺ってば頭のおかしい人含むその他の仲間と逃げた事になっていたからな?普通に、捜索対象として局員のデータベースに拡散されてたよ(笑)。うっかり、顔出しすれば捕まって事情聴取という名のループ聴取に嵌められていたんじゃないか?

なので、その世界軸は切り捨てる事になってしまった訳だ。

 

畜生!!上手く行かねぇ!?

 

とりあえず、頭のおかしい人とスカさんを放置して俺と使い魔さん達は《時渡り》で世界軸を移動した。今はその先で、使い魔さん達と爆弾処理を一緒にやっている。何故、そんな事になったかと言うと俺の目的を達成出来そうな世界が見付からないからであった。まあ、最初から御都合主義よろしく簡単に見付かるとは思っていなかったけど……まさか、イレギュラー用の囮を強制させられるとは思わなかったせいだな。一応、逃げ様とはしたんだぜ?

でも、相手はフルネーム持ちの使い魔……逃げられる訳がない。聞けば、師匠の側近である四人の使い魔の他にいる近衛隊が爆処理を担当しているらしく……大体、7から9文字(名前)の使い魔が揃っているとのこと。テオルグさんやラヴォルフさん達でも、手に余るっていうのにそれ以上の使い魔とか……無理!!

 

逃げられまテン!チーン。

 

ーーーという訳で、俺は泣く泣く彼等と共に行動している。いやー、本当に涙がチョチョ切れる思いですよ?

何たって、イレギュラーが釣れる釣れる!正に、『釣られクマー(笑)!!』もう、笑いが止まりません!

ちょこっと、目の前を素通りしてやるだけで次の瞬間には獣の目をした馬鹿共が飛び込んで来るという始末。左内輪で、まったり美女(使い魔)を侍らせていると作戦も糞もなく飛び込んで来るので超楽チンですよ!?

つーか、何のカタログなのか……とある雑誌?を見た使い魔さん達は、あっという間に目を見張る様な美少女や美女に大変身!!

そんな美女達に囲まれ、しなだれ掛かられてニヤニヤしてるだけでイレギュラーが釣れるというオチに……俺、涙を拭えない!?

ビッグネーム過ぎだろ!?ギルガメッシュ!!イレギュラー達が、普通にギルガメッシュを『踏み台』認識で罵詈雑言を喚きながら殺しに来るんですけど!?どこまで、リア充に怨みがあるんですかねぇ?

飛び込んで来たイレギュラーは、迎え討つ前に使い魔さん達がサクサク倒して浄化しちゃうので俺の出番はない。

本当にただの囮として、美少女&美女に扮した使い魔さん達とイチャ付いているだけの簡単なお仕事です。お陰で、色々とお腹一杯に……ハーレム、どうしようかなぁ?イレギュラー達を見ていると、本当にどうでも良くなって来るのですけど……これも【呪い】の影響か!?

というか、【浄化】?いや、つーか……使い魔さんが、虹色に輝く剣を使っているんですけど?アレ、もしかしなくても《R・B》!?え……なんで、使えるんですか!?

 

「アレ……《ルール・ブレイカー》ですか?」

 

「ん?ああ。そぉうよん?」

 

「Masterから、下賜されたものだよん(笑)」

 

「Masterが居なくても、直属の近衛隊なら一部の能力が使えるのよん。まあ、使えるのは限定的だけどねん」

 

「つまり、能力固定で特典分離くらいにしか使えないと?」

 

「「「正解!」」」

 

マジッスか!そりゃ、『殺す』しか選択できない俺と違って【浄化】出来るなんて……裏山な話ですね。流石に、同じ転生者を殺すのはそれなりに心に来るモノがあるので辛いんですが……それをしないで良いとか、羨ましいとしか言い様がない。

 

「それでも、能力の拡張を解除出来る訳でもないし……」

 

「リスクを多少下げる効果はあるけど……」

 

「本人がその気なら、【堕ち神】化待ったなしなのよねぇ……」

 

「現状のリスクが、三分の一になるだけか……いやいや、十分でしょ!?三分の一ッスよ!?三分の一!!」

 

「100%越えだと、50%固定になるのよ?」

 

「本人の心が、闇堕ちしてたら80%もあるのよ?」

 

「欲望にまみれた彼等が、闇堕ちしてないとでも?」

 

言われて、大体の御馬鹿な転生者の心情を予想する。

能力落ちて、特典も減ってブチギレの劣等感が更に肥大?

それなら良いけど……魅了系能力者だったなら、恋愛フィルター剥がれてヒロイン達の自分に対する真実を知る事になる。それまでは、デメリット特典で自分に惚れ込んで居るエフェクトがあったかも知れないけど……デメリットが消えれば、ダイレクトに嫌われている事を理解する事になるだろう。結果、別の転生者に奪われた!!と思い込んで暴走とか……あり得る!

つか、元から惚れられてねぇよ!!

メッサ、嫌悪されていたんだよ!!

なんて、恋愛フィルター越しに見ていた奴が理解できるハズもなく……御都合解釈した御馬鹿さんは、他の転生者の排除に走り出すだろう。結局の所、【堕ち神】化への道を辿る事となる訳だ。

 

「排除した方が、良いと思いますよ?」

 

「おや?それは、彼等側の視点からの意見ですか?」

 

「魅了系のデメリットって、恋愛フィルターで相手に惚れられているっていう風に見えるだけのモノですよね?で、それが剥がれたら惚れられてない状況が見えて来る訳ですよ。すると、別の魅了系能力を持つ転生者に奪われた!って、解釈しますから……」

 

「「「は?」」」

 

いや、その疑問はわからなくも無いんですが……奴等は、自分の都合の良い様に物事を解釈してますからね?特に恋愛事情は、神の力を一万%信じ切っているので疑う事もしやしねぇ。その結果、異性に魅了能力を使えば確実に惚れさせる事が出来て誰かに奪われない限り自分のモノだと認識するんですよ。

 

「そもそも、攻略出来てないですよね?」

 

「残念ながら、恋愛の『れ』の字も知ら(体感した事)ない引き籠りですので……ニッコリ笑い掛けて、相手が頬を赤く染めただけで『落ちた!』と思うのが転生者ッス……」

 

「……馬鹿?」

 

「……という事は、貴方も?」

 

止めて!心が……心が、真っ二つになりますから!!

度と立ち直れないトラウマが!!

こ、ここは、『きゃるーん♪』でがががが……!!!

別のトラウマで、トラウマを上書きしようとしてポッキリ暗黒歴史にへし折れた。適当に、机としていた切り株に突っ伏してハラハラと感涙する。なんで俺は、あの悪夢でトラウマを上書きしようとしたのか……意味がわからない。

つか、忘れたい記憶のハズなのに全然忘れる事が出来ないんですけど!?記憶喪失が、裏山。

 

「ギャRUuuuunnnn……」

 

「何故、自らトラウマを再発させるんですか!?」

 

「ギャルーンって(笑)……何処のギャルですか!?」

 

「自虐ネタですか?剣、使えてます?」

 

剣……使えてないです。つか、直ったらしいけど……トラウマが酷くて、抜く事も出来てません。それに、手に持っただけで何か嫌な予感しかしないので王の宝物庫の奥深くに埋蔵されてたりする。アレの開発者、本当にちゃんと修繕してくれたんですかねぇ?

もしかすると、抜いた瞬間に強制魔法少女化させられて『きゃるーん♪』とか踊り出したりするのではないだろうか?セイビアさん曰く、これを作った『ラミス』という女性は悪魔族だという話だからね?しかも、性格が『小悪魔』と来たらどっかの赤い人を思い出してしょうがない。あの人も、【鮮血の小悪魔】と呼ばれるキチ〇イさんなので俺の予感は間違いではないと思われる。

 

「俺の剣を手掛けた人って、『ラミス』さんって言うらしいんだけど……セイビアと曰く、性格に難ありらしい……」

 

「あー……キット、ダイジョウブダヨ……」

 

「ソウダヨ。ヌイテスグ、『きゃるーん♪』トカニハナラナイヨ」

 

「その反応だけで、十分です……」

 

目が泳いで、視線を外す奴まで出た。となると、『抜くの危険』と言っている様なモノだ。それだけで、抜けば何が起こるのかわかってしまう。即ち、暗黒歴史再びですね?絶対、抜きませんよ?

とりあえず、気分転換にこれまで釣られたイレギュラー達の経歴報告書を読む事にする。内容は、どうやってここまで調べれるの!?と言った監視してない部分まで含むモノ。これも、師匠の一部能力を使えるが故の内容物なのかな?等と思いつつ、それを読んで行く。

ぶっちゃけ、どっかのストーカー物語を読んでいる様な気分になる内容だった。つか、周囲の話を完全に聞かない人とか本当に居たんだ!?って思う程の内容。どんなに最低なイレギュラーでも、多少は周囲の意見や影響を受けて成長して行くモノなのにこの報告書の人物は全く受け入れない系のイレギュラーの様だった。まあ、既に殲滅されちゃった後の人なんだけどね?

何はともあれ、彼の行動は……兎に角、自分本意の独り善がりと言い切れるモノでしかなかった。つか、話を聞いていないと判断したアリサにビンタされた上で『嫌い!もう、付き纏わないで!』と言われているにも関わらず……『恥ずかしがってるのか?アリサは、ツンデレだな』とテンプレ回答。

 

「うわぁ……え?これ、フィルターありなの!?」

 

「無いですね。魅了系の能力は、持っていませんでした」

 

「えー……自分の魅力だけで、落とせると思ってたのか!?」

 

「ええ。普通に、落とせると思い込んでいたみたいです。というか、生前もその性質で色々問題を起こしていたみたいですよ?」

 

「どんな?」

 

「裁判沙汰とか、警察の指導が入ったりとか……まあ、全く効果はありませんでしたけど……」

 

「駄目じゃん!?」

 

「学生時代は、上手く猫を被って周囲を騙していたみたいですけど……成人した頃に、家族が犯罪を犯した辺りから暴走が始まっていますね。どんな心理状態だったのかは、不明ですけど……」

 

「えっと?……拉致!?監禁!?ちょ、こいつ犯罪者じゃん!?」

 

「ええ……もう、思い込み云々では説明出来ないレベルの人物ですね。その上で、支離滅裂な思考回路で周囲を翻弄していたとのことです。ハッキリ言って、精神病院への入院をオススメします」

 

「サイコパスレベルかよ!?」

 

ちょっと、そんなヤバイのを転生させないでくれないかなぁ!?つか、コイツを転生させた奴はどんな馬鹿だったんだ!?まさか、サイコパスを見落としたなんて言わないよな!?つか、確信犯だろ!?絶対!!

 

「おかしいと思わなかったのか!?」

 

「いえ、確信犯です」

 

「OK。その馬鹿は、ちゃんと処分したんだよな!?」

 

「もちろん」

 

なら、良いとするか。つか、物語の平行世界で何でもありだからってこんな奴を転生させるのは止めて欲しい。

ちょこっと、物語のストーリーを見たけど……かなり歪んでいる様に見受けられる。

コイツのせいで、すずかとアリサが高町と出会ってない上にアリサが我が儘お嬢様のまま成長して、すずかがかなりの引っ込み思案化しているじゃないか!?まあ、アリサの方はそいつのお陰でまともな方向に修正されたみたいだけど。すずかは、アリサがまとも化した辺りで姉経由で高町との交流が漸くスタート。しかし、例の馬鹿が独占しようと動いていたからか最終的に引き籠りになってるんですけど!?まあ、中学生になって女子校へ進学してからは普通に登校出来ているみたいだったけど……馬鹿に拉致られて、使い魔さん達が解放するまで監禁されていたらしい。

 

「これ、ストーリー的には大丈夫なの?」

 

「魔法少女達には、大きな影響はありませんね」

 

「いやいや、普通にありそうなんですけど!?」

 

「まあ、魔法少女達的には他のイレギュラー達の対応が大変でそこまで影響はしていませんね。まあ、高町なのはにはそこそこの影響が出ていますが……正道と言い切れるレベルです」

 

「何を持って、正道と言ってるのやら……まあ、終わった事だから良いとするけど。奴が消えても、修正とか無いんだよな!?」

 

「無いですね」

 

「どうなるの!?すずかとか、アリサは!?」

 

「なるようにしか成らないと思います」

 

「マジか!?」

 

すずかの方は、高町恭也経由でなのはが付いてくれるとは思うけど……アリサは、完全に二人との接点がありませんね。あるとしても、イジメ?ていたすずかとの接点がある程度で……すずかが、拉致監禁されてからは完全に交流が途絶えているんですが!?

そして、現状からしてアリサ不在のままなのはがミッドチルダへ移住して……すずかとの交流も、失われてるんですけど!?

アリサ、イレギュラーの介入で孤立。そして、イレギュラー達全滅で二度と無二の親友を得られなくなっちゃってます。

 

「うわぁ……ある意味、死亡ルート!?」

 

師匠、師匠!!ちょこっと、この世界に来て過去を修正してくれちゃったりしてくれませんかねぇ!?まあ、俺でも出来なくはないけど……サイコパスの相手は、かなり嫌です!!神様特典的には、経済を牛耳る系の能力しかないみたいですが……ロクな事、してやがらねぇ!!

つか、地下牢とか作ってやがりますがな!?

 

「二部屋分、ありますね……」

 

「アリサとすずかの部屋かよ!?」

 

この二人に固執していたみたい。どうやら、魔法少女の前段階だった18禁ゲームの方のファンだった模様。

その割には、恭也さん達を無警戒とか……どんだけ、自分に自信があったんでしょうね!?つーか、高町家はどこまでこのサイコパスを把握していたのかな?そこら辺を、使い魔さん達に聞いてみた。

 

「我々が、先にすずかさんを解放したので動けなかったみたいですよ?ああ、こっちには接触して来ましたね」

 

「一応、ある程度の説明とイレギュラーの情報を開示して監視している者だと理解して貰いましたが……」

 

「えっと……クレームとかあったの?」

 

「ええ。普通に非難を受けましたよ?」

 

「……お疲れ様です」

 

というか、イレギュラーが消えたのに説明する必要があったのだろうか?いや、それよりも高町家がこちらを正確に認識していると!?それ、ちょっとヤバくないですか!?

 

「問題ありません。サイコパスは、一応……脳髄のみで、生きていると言えば生きてます。精神構造をスキャンし終われば破棄しますが……」

 

「あ、そっちの処理ですか……」

 

普通に、処分したと言っていたので殺したと思ってました。つか、確かにサイコパスの精神構造はそれなりに興味がありますが……スキャンしてまで知りたいとは思わないですね。でも、今後も似たような人物が現れるかも知れないのでサンプルとして残して置くんだって。

そして、それをシミュレーターで色々と実験するんですね?わかります。一通りのデータを取ったら、凍結処理して保管するとのこと。嫌な話を聞いた気分である。

 

「保管するんですか?」

 

「ええ。サイコパス系の脳髄は、幾らあっても足りませんからね。フルコピーして、シミュレーションでどんな行動を取るか……パターンを抽出して記録します」

 

「…………なんの為に?」

 

「ふふふ。秘密です」

 

「何故、秘密なんですか!?というか、どうしてそれを秘密にするんですか!?つか、メッチャ怖いんですけど!?」

 

ちょ、それを秘密にされるとホラーッポクて恐い話になるですが!?出来れば、その辺りの情報を開示していただけませんかね!?

 

「申し訳ございません。Master、又は【鮮血の】の承認が必要になります。知りたければ、許可を貰ってからにして下さい」

 

「マジか!?師匠と【鮮血の】さん!?絶対、ロクな案件じゃねぇな!!知りたいけど、知りたくない案件だ!!」

 

師匠だけなら兎も角、そこに【鮮血の】さんが関わっていると言うだけで一気に恐ろしい話になってしまった。

絶対、ロクな話じゃねぇぞ!?これ。なので、詮索はそこまでにして俺はこの件から手を引く事にする。下手にツッコンで、面倒な事になっても困るので忘れる事にした。

触らぬ神に祟りなし……だ。

 

「OK。忘れる事にしよう」

 

「引き際、早っ!!」

 

「そう言えば、SAOモドキ世界で色々と巻き添えになってましたね?となると、この引きは普通なのでは?」

 

「成る程。既に、【鮮血の】様の被害者であると……」

 

「止めて!あの人の話は、聞きたくない!!」

 

「あ、普通にトラウマなんですね?」

 

「これは、『ハルト』と同じパターンですかね?」

 

「ああ。あの子も、似た様な反応しますよね?」

 

なんか、あるある話を始めた使い魔さん達が居るけど……とりあえず、スルーして何も聞かない様にする。

サイコパスのファイルを置いて、今度は別のイレギュラーファイルを読み始める。集中、集中。周囲の音に、耳を傾けない方向でひたすらファイルに目を通して行く。

つか、コイツもサイコパスの餌食になった人でしたか!サイコパスってば、色々問題起こし過ぎだろ!?人の話を聞かず、自己解釈で暴走とか一番面倒なパターンですね。

何気に、師匠が関わった転生者はみんなそこそこまともな奴が大半。それなのに、世界は歪み崩壊の一歩を踏み出しているという不思議。

 

「やっぱり、複数のイレギュラーが関わってないと歪まないって事なのかな?それなのに……」

 

一人のサイコパスが、周囲を引っ掻き回したら歪まないって事は……世界の歪みは、複数人のイレギュラーが其々に色々とやらかしてないと歪みが生じないとでも言うつもりなのだろうか?

 

「サイコパスくんのお陰で、ここまで引っ掻き回されていた訳だけど……なんで、この世界は歪んで無いんですか?」

 

「多少は、歪んでいるよ?」

 

「転生者達が、色々とやらかしてくれているからね」

 

「でも、歪みが抑えられているのもまた事実」

 

「結論から言うと、複数の転生者が世界を歪ませ様としない限りは問題ないって話ですね」

 

「じゃあ、世界を歪ませるってどういう行為をすれば良いんですか?存在するだけなら、調整は必要無いんですよね?」

 

「好き勝手にするだけですよ?」

 

「好き勝手して、世界の根幹を粉砕すれば歪みます」

 

「好き勝手?例えば?」

 

「例えば、【ハーレム】とかですかねぇ?」

 

「そもそも、魔法少女達には恋人がいなかったんでしょう?」

 

「だとするなら、『恋人が出来る』イコール『元の史実と異なる』のであれば世界は歪みますね。それが、ハーレムなら歪みは大きいでしょう!……という訳で、諦めますか?」

 

「諦められるか!!」

 

つーか、やっぱりそういう事だった訳だ。

転生直後から、暫くの間は原作人物達との触れ合いで有頂天状態だからなぁ……もう、やりたい放題のしたい放題だろう。となると、冷静になるまでに暴走を始めた馬鹿とそれに感化された馬鹿が世界を歪ませ崩す事は考えるまでもない。と言うか、一人が前例を作れば後に続くのが転生者達だ。それで、自分の思う通りに成らなければ『当然の権利』だと言わんばかりにおかしな言動で暴徒と化し周囲を理想に合わせ様として自爆するんだろうなぁ。

その結果が、思い通りにならない世界で……神の言った事と違うと喚いて【堕ち神】化ですか?

 

「あれ?【堕ち神】になったら、世界は崩れないんじゃね!?」

 

「そうですね。イレギュラーが、【堕ち神】化すると我々が召喚されて即殲滅する事になりますね」

 

「じゃぁ、世界が歪みで崩れないんじゃね!?」

 

というか、使い魔さん達が来たからと言って世界の調整が出来る訳じゃない……よね?あれは、師匠が居るから出来るんであって……師匠が居なければ、出来ない事なんだよね!?

 

「…………ああ。御存じ無いのですね?」

 

「前にも、申し上げましたが……我々には、Masterの能力の一部を使用出来る権限があります。ですので、世界の根幹に干渉する権限もあったりするのですよ?」

 

「え!?じゃ、世界の調整も出来るって事!?」

 

「複数人集まれば、其々に別の能力を付随させて……」

 

「あるぇ!?え、全部行使可能なの!?」

 

じゃ、【真実の瞳】に《ルール・ブレイカー》に【太陽の化身】とか色々使いたい放題なんですか!?何、そのチート……師匠が、複数人居るって事じゃないですか!!ヤダー……恐過ぎる!!

 

「まあ、制限はありますが……概ね、行使が可能ですね」

 

「あ。一応、制限はあるんだ……そりゃ、そうですよねー?制限が無かったら、師匠と使い魔が揃っていればなんでも有りになりますもんね!?」

 

「因みに、魔力的な制限はありません」

 

「へー。魔力的ナ制限ハ無インダァー……」

 

「あれは、Masterの能力ではなくシステム・ユグドラシルからの供給魔力ですからね。そっちに、制限はありません」

 

うわぁ……最悪だ。それって、魔力で身体能力を強化したい放題じゃ無いですかー!つか、それだと何処までも身体強化出来たりするんじゃね!?おいおい、師匠……どこら辺が、平均的成人男性の身体能力約10倍ーーなんですか!?全然、10倍どころの話ではない。実質、それって無限に強化可能じゃねぇ!?

 

「……その、魔力身体能力強化って、限度はあるんですか?」

 

「ありません!(ニコッ)」

 

つまり、どこまでも上昇する身体能力に師匠の能力が使えるパーフェクト使い魔って事じゃないですかぁ……何、その無敵存在!?

ぶっちゃけ、師匠要らない子なんじゃ……あ、いやいや能力の間借りをしなきゃならないから師匠が要らない子になる事は無いんだろうけど。何となく、ライオンの檻の中へ閉じ込められた気分。

 

「逃げられない……」

 

「おや?逃げる予定だったんですか?」

 

「そういう事は、黙ってた方がお得ですよ?」

 

「まあ、今更逃がしませんけど?」

 

「だって、貴方……便利過ぎでしょ?」

 

「これからも、囮として頑張って下さいね?」

 

「その代わり、優遇はしてあげますから!」

 

「例えば……」

 

そう言って、俺と釣りをしていた美少女&美女達が原作ヒロイン達に大変身。その上で、しなだれ掛けて来たり薄着で腕を組んで来たりと工口工口な状況へと早変わり!!

まあ、手は出せませんがある意味ハーレム状態へと移行した。

 

「あ、お触りもOKですよ?」

 

「え!?マジで!?」

 

つか、もうハーレムとか作らなくても良いんじゃね!?これ!?(混乱中)

 

 

 

 

 




一体、何時から神崎君は使い魔を肉食獣ではないと勘違いしていたのやら?普通に、猛獣ですよ?使い魔って(笑)。
とりあえず、神崎君が使い魔達から便利屋扱いをされている件……っていうのを描いた回です。まあ、普通に便利ですよね?そこに居るだけで、転生者を釣れる存在って(笑)。
使い魔では、見た目が良いだけで向こうから積極的に向かって来られるなんて事はありませんから神崎君の存在はとても貴重です。もう少し、檻の中でのんびりしててね?
って事で、【鮮血の】と使い魔さんに邪魔される神崎君でした(笑)。無駄な時間……という訳ではありませんが、必要な間章ではあります。つか、途中参加をした人達が追い付く為の閑話って感じ?時系列的に。参加表明して、直ぐ標的を見付けられる訳が無いので足並みを揃える為の時間稼ぎですね。ああ、物語だからと言ってそこら辺のリアル思考は省きません。申し訳ありませんが、巻き直しにご協力下さい。あ、時系列ってのは作者の脳内時系列の話。

後、神崎君……自分で感じた感想を棚に上げて『マジで!?』って本気ですか!?はぁ……ライオンの檻の中へ閉じ込められた気分なんでしょ?なのに……ねぇ?


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


どうでも良い話。

毎度お馴染み、VRゲー考察時間のコーナーですよ(笑)。
今回は、VR機器で感度上昇【18禁ネタ】は何倍までがOKで……何倍からOUTなのかを考察して行きます!
とりあえず、2倍まではSAOの痛覚で問題無さげだったので2倍はイケるハズなんですよね。明確には、全然知らない話ではあるけれど……まあ、例題を上げてこんなもんじゃね?と考察するだけの話ですね。例えば、『お酒飲んでヤる』のと『ヤバいお薬キメてやる』のをザックリ想定しちゃえばわかるんじゃねぇ?
とりまー、お酒を通常の1,2~1,5倍くらい?
……ヤバい薬のキメセクを1,5~2倍の快感とします。
お酒は、酔っ払っていたとしてもそんなに変化はないと思うんですよね。そりゃ、デロンデロンに酔っ払っていたりしたらわからないですよ?でも、途中で気持ちいいよりも気持ち悪い気分になると思うんですよ。だって、ずっと上下に動かされ続けるのってかなり地獄ですよ?酩酊した状態で、乗り物酔いとなったらわかる人にはわかりますよねぇw?それに、どちらも身体に悪影響だし後者に至っては最悪逮捕案件なんですよねぇ。
そこで、登場はしませんがw……VR機があるとして、18禁のゲームでVRセックスが出来る系のゲームが出たとしましょう。そのゲームシステムの中に『感度上昇』の項目があったとして……さて、どこまでなら数字を弄れるんでしょうね?って考察です。ではでは、お酒について……これは、感度上昇率1,2倍~2倍くらいだと思うんですよね。
お酒による酩酊状態が引き起こす脳の混乱か何かで感度が上昇する……もしくは、通常とは違う感じ方になるといった感じの事だと考えられる訳です。脳が混乱する程の酩酊状態でなければ、感じ方が変わるハズがないので……要するに、酩酊状態に依存するって事で?
そして、ヤバい違法なお薬は……2倍以上行くんじゃねぇ?あれも、基本的には脳の働きを混乱状態にして幸福感や酩酊感を体験する薬品だよね!?それでも、2~2,5倍だとしてそれをVRの数字に直しても問題はないと思われる。
しかし、キメセクで2~2,5倍の感度となるなら人間の肉体はどこまで堪えれるんでしょう?って話にもなります。
セクドラでの感度上昇も、違法薬物とトントンでしょうからそれ以上になると現実ではほぼ不可能な再現になるんでしょう。でも、VRなら人間の肉体が耐えられるとしたら3000倍くらいは行けるハズ。まあ、脳神経が持てばの話ですけどw。三千倍ともなると、普通に脳神経が焼き切れると思うんですよ。例え、千倍でもヤバそうだ。
因みに、なんで物理的に無理なのかというとVRで得られる情報が電気信号だから。ただ、単純に感度UPが電力UPだとすると……物理的に神経が、焼き切れるんじゃね?って話になるんだよね。むしろ、電子レンジでチーンする事に??
なら、どれくらいが人間の限界なのかと考えると……廃人化を覚悟して100倍くらいじゃね?(丼勘定)50倍でも、怪しいレベル。安全に楽しめるレベルとしては、10倍前後じゃねえかなぁ?と思われるんですが……どう、思います?
10倍でも、ヤバいかも知れない。
ただ、性犯罪者がリアルで減少するに当たってVRゲー犯罪者は増えると思われる。例えば、ロリコン。ゲーム内の子供に突撃w。リアルでは、少なくなるんじゃないかな?
逆に、肉体に手を出さない精神を犯す犯罪者は増えそう。
幾つか、理由はありますが……主な理由は、NPCでは表情が乏しいからVR内でプレイヤーを襲った方が愉しいとか言い出しそう。他には、ログアウト権を奪って襲う馬鹿も居そうだね?って話かな?まあ、PTSDを大量生産する為の機械認識でOK。安全対策と法律が、ちゃんとしてないと……肉体的には、なにもしてないんだからセーフ!とか、ゲーム内だから!とか言い逃れされそう。物理的に手を出さなければOKみたいな?でも、ぶっちゃけ……精神に異常をもたらしたら普通に犯罪扱いになるんですよね。まあ、立証出来ればって条件が付きますけど。でも、VRならログが残るんですよ?立証、簡単に出来そうですよね!

誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m

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