絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
神崎:
はい、《時渡り》をして【魔法少女】の世界にやって来た《神殺し》一行だよぉ?でも、付いて来たオマケの女の子が怖くて行動出来まてん!!師匠に至っては、早々にフレールくんをバラ撒いてユーリを呼び出すとデートに出掛けてしまいました。そして、取り残された俺は翼からの冷たい視線を受けつつビルの屋上で黄昏てます。き、気まずい……無言、辛いッス。とは言え、この世界の歪みを排除する為には世界に蔓延るイレギュラーを探し出すしか無いんだなぁ……即ち、転生者を。
「とりあえず、行きましょうか?」
「お前は、良いよなぁ?柵が無くて……」
「そうは言いますが、監視対象に逃げられたんですけど……」
「そういやぁ……師匠の監視の為に居るんだっけ?乙」
「先ずは……どこ、行きます?」
「つか、ここ……どこよ?」
「ミッド……ですかねえ?」
「地球……でも、なさげだよな……ったく。フレールくん、ここ、どこッスか?」
とりあえず、何も無い空間に話掛けるとウィンドが開いて情報が流れ出す。それによると、一応ミッドチルダという事だった。
「ミッドチルダだってよ」
「便利ですね。フレールくん……でも、俺の呼び掛けには答えてくれないんだよなぁ……あ、既に試しました」
「そうか。護衛、居ないんだ……」
「え!?フレールくんって、護衛なんですか!?」
「フレールくんは、師匠に直通の連絡手段だよ。ホント、お疲れ様~♪ まあ、あの人の場合……護衛端末が居ても、役に立ちそうに無いけど(笑)。【内側】に、入って来れないしw」
「ホント、役立たずですよね!【始まりの魔法使い】って!!」
ガチな最強存在なのにな(笑)。世界の【内側】に入れないってだけで、使えないという現状に笑えて来る。象徴としては、最高の存在なんだぜ?象徴としては。でも、『零の次元』から出られないオチで役立たずになってる始末。しかも、干渉しようにもちょっと力を使うだけで世界が消滅する恐れがあるとか、居ないのと同じだから!師匠みたいに、増殖端末を使えるってならまだしも……アレ、師匠だけの特権なんだってさ。ぶっちゃけ、《ルール・ブレイカー》超有能!アレで、存在のサイズを誤魔化してるんだって!もはや、何でも有りッスよ?何でも有り!!とは言うものの、その何でも有りを本人が中々使わないので有り難みが凄い事に……まあ、パッシブ系は見えない所で活躍中だけど。
「それにしても、ここ……クラナガンの端とかその辺り?」
「どうだろうなぁ?別の区画だと、訳わからんぞ?」
ぶっちゃけ、ビルとかあるので首都と言えば首都ではあるのだろうけど……マジ、どこよ!?視線をウィンドに向ければ、普通に地図が出ていて首都クラナガンの南部に赤点が出ていた。つまりは、ミッドチルダの首都クラナガンから南側に位置する場所に居るらしい。そうか、ヴィヴィオが通っているザンクト・ビルデ魔法学院がある区画か……って事は、まさかVividですか!?
それなら、大人ななのは達を探さなk……ハッ!!
ついうっかり、いつもの感覚で普段通りの行動を仕掛けてハタと気が付く。ヤベェ……後ろ、振り向けねぇ!!こう、冷ややかな冷気が右隣斜め後方から溢れ出ている様な気がする。というか、俺の心の声……漏れてないよね!?無意識に、『うおおおぉ!』とか叫んで無いよね!?あ、いや……『うおおおぉ!』は、やったかも知れない。でなければ、背後から冷ややかな冷気が感じられるハズもないか?だ、大丈夫、だよね!?
やらかしてない。俺は、一切何もやらかしてないハズ!
でも、後ろに居る翼を確認する事は出来なかったよ。
ヘタレと言いたけりゃ、言えば良いだろう!?
ああ、そうさ。俺が……俺こそが、キングオブヘタレだ!!
「さて、周囲……というか、地上管理局の塔が健在か確認しに行こうぜ!んで、原作人物が居れば良いけど……居なかったら、師匠に報告だな。ああ、転生者が居れば俺を見て激昂してくるんで放置で構わないぞ?こっちで、対処するから……」
「激昂して来るんですか?」
「ああ。いきなり、『ギルガメッシュ、死ねぇ!!』とか叫びながら突っ込んで来るから……気にしなくて良いぞ?気にすると、切りがないからな。見た目が、有名だと楽で良いよな!」
「成る程。見た目が、有名所だとそうなるのか……」
「翼や凍真は、その点……オリジナル系だから、スルーされ捲りなんじゃないか?まあ、翼の場合は自己利益の為に拉致られる事が多かったからわからないかも知れないけど……パッと見た感じ、美人であるという以外はどこにでもいそうな人物だよな」
既に、師匠が《Rブレイカー》で翼の裏特典を惨殺してくれているので拉致られても問題はないがな。つか、不穏な神様特典は大体惨殺されて残っている特典と言えば『テイルズシリーズの全技&魔術がなんのデメリットもなく使える』って特典だけである。
そうとは言っても、その特典をくれた神様を俺が殺したので翼が好んで使う技&魔術だけが残ってるだけだけど。ドラゴンボールのサイヤ人的肉体は失われ、HUNTER×HUNTERの念能力も消し飛んだ。その代わり、テイルズシリーズ系のシステムが上書きされて熟練度とか奥義に必要な技術の学び直しとかが発生したが……本人は楽しく、それらを学び直している。
「それに加えて、師範代達から座学と鍛練が加わって余計最強に近付いたんじゃ……無いですかねぇ?」
まあ、一昼夜で身に付くモノでも無いし……習得まで、それなりの時間が掛かるみたいだけど。こっちにまで、飛び火しないと良いなぁ(願望)。そんな、淡い願いを祈りつつ……その辺に居た局員捕まえて、今の管理局の広告塔が誰なのかを訊ねる。これで、『高町なのは』と答えるならこの世界の歪みは別の事になるんだろうけど……告げられた名前は、俺も凍真も知らない人物のモノだった。しかも、それが男であるならばイレギュラーという事になるんだけど。告げられたのは、女性の名前で見せて貰った画像は金髪碧眼の地球出身ではない魔導師だっていうんだから頭が痛い。そのついでに、その局員はとんでもない情報を教えてくれた。
なんでも、第97管理外世界は既に存在しないとのこと。
「いやー……とんでもない、情報でしたね……」
「出身世界だ!って言ったら、スゲー同情されたんだが……」
「いや、同情するでしょ!?普通は……」
「つか、五年前に……虚数空間落ちとか、メッサ辛いわぁ……」
「五年って事は、無印時代って事ですよね?って事は、イレギュラー共による歴史改変ですかねぇ?」
「多分、地球は《旧・神族》の手に落ちたんだろ……」
「世知辛い世界ですね……」
「だな……てか、翼さんは静かですね?」
「何故、さん付けで敬語?」
「呼び捨てで良いし、敬語も要らないわ。後、別に静かにしたくてしてた訳じゃないから……ただ、みつお君も苦労したんだなぁって思ってただけだよ」
「満男じゃなくて、神崎大悟。言いにくいなら、大悟で良いよ?それでも駄目なら、仕方がないけど……」
「あ、ごめ……っていうか、なんで偽名?」
「あー……偽名じゃなくて、ほら陰陽系の物語とかで真なる名を知られると操られるとか心奪われるとか言うだろう?だから、それを防ぐ意味もあるんだよ。実際、俺の敵は神様だからな……」
「おぉう……ダイレクトに、操られる上に心奪われそうですね」
「…………つまり、満男君の名前を知られちゃ不味いんだね?」
「そ。なんで、神崎大悟って名乗ってんだよ……」
ただ単に、中二病を拗らせた結果そう名乗ってるだけなんだけど……相手が神様である以上、下手に真名を広めるのは得策じゃないという結論に至った。『神崎大悟』が、真名を隠すのに役立って要るかはわからないが……実際問題、師匠に真名を使った操体術と心操術を掛けられたので警戒は必要と思われる。つか、心操術で心奪われ男をナンパする俺とか地獄でしか無いんですが!?
そして、肉体の主導権をアッサリ奪われて新たな暗黒歴史を立ち上げられたのは記憶に新しい。てか、『きゃるーん♪』は止めて下さい!もう、本当に心が死にますので勘弁していただけませんかねぇ!?マジで、真名を連呼するのは止めて下さい!!
「きゃるーんは嫌だ。きゃるーんは嫌だ。きゃるーんは嫌だ……」
「あ、神崎さんが……壊れた」
「……わかったよ。大悟君だね?大悟君、大悟君、大悟君……うん。頑張る」
「俺の真名を使って、肉体を奪われ心を塗り替えられ玩具にされる悪夢を凍真達も体験すれば良いんだ。そうすれば、真名が如何にヤバいモノなのかを理解出来ると思う。あれは、一度体験しないと誠に理解するのは無理だろうから……是非、師匠にお願いして遊んで貰うと良い。そうすれば、真名を相手に知られる危険性をよーく理解する事が出来るだろう。そうだ!なんなら、俺が師匠に進言してやっても良いぞ?そうだ、それが良い。思い立ったが吉日って言うしな?今からでも、遅くないから師匠を探しに行こうぜ?うふふふ……(壊)」
「目がヤヴァい!神崎さん、戻って来て下さい!!」
「変なスイッチ押しちゃった!?」
不安を煽る様な事を言うから、ちょっと意趣返しをしただけなんだが……効果が絶大だった。ちょこっと、壊れた風を装っただけだったんだけど?そうか、こういう流れになると逆に心配されるんだな。それはさておき、地球の状況を師匠に報告してみれば直ぐに俺達を過去へ送り出す旨のメールが帰って来た。
つか、この文法だと師匠は残るって事なんですかねぇ?
ああ、過去編はもうお腹いっぱいだから俺達に丸投げと?
マ ジ か ッ !!
そして、文面飛ばしも確定とかメタァな発言も飛び出す始末。
「うへぇ……死にたい……」
「どうしました!?」
「大丈夫なの!?大悟君」
「なんか、新鮮な響きだなぁ……大悟【君】……」
「え?……そ、なの?」
「普通に、呼び捨てで構わないぞ?」
「幼馴染みって、そういうモンじゃ無いですか?」
「『君』付け?……美愛達は、呼び捨てだったけど?」
「美愛って、誰?」
「覚えてね?浅上兄妹……後は、馬鹿やってた仲間とか……」
「…………わからない、かな?」
絶望に塗り潰されたのか、翼は第一世界の記憶はほぼ無いとの事だった。いや、俺が転生する前の記憶もあやふやだそうだ。即ち、俺の知る幼馴染み達の事も翼は覚えていない。霧島や有栖川……まあ、各言う俺もアイツ等の転生前の名前を覚えていないのでどっこいどっこいだけど……それに、翼取っては何時が【第一世界】なのかわからないんだろう。なら、アイツ等と再開してから思い出を語った方が良いかも知れない。でないと、翼が余計に混乱しそうだ。それは、他の幼馴染みズーー主に、美愛にーーが憤慨してしまいそうな話である。俺は、藪を突ついたりはしない。
それにしても、『依存はさせるな』か……いずれ、転生するからって寄り添う事を禁じられるとは思ってもいなかった。だって、それが一番簡単でわかりやすい意思表示だろ?なのに、それをしちゃ駄目なんだぜ?それで、どうやって不知火翼の心を癒せと言うんだ!?無茶振りにも程があるだろう!?とは言え、それが師匠からの宿題なのだから従わざるを得ない。でも、どうすりゃぁ良いんだろうなぁ?俺だけでは、答えが出ないので凍真に訊いてみる事にした。こう言うのは、師範代達に訊いてもニヤニヤされるだけで意見すら言ってくれなくなるからな。って訳で、お助けプリーズ結婚経験のある禍焔凍真ーーと言っても、種馬人生だったとか……負の意見は要らない!!そんな、答えを望んでいる訳じゃないから変な返答をしたら殴るかんな!?とりあえず、秘密基地か翼の居ない時にでも訪ねてみよう……そう、思うのだった。
……………………。
時系列/過去(無印):
そして、師匠と顔合わせしたら過去に跳ばされた俺達三人である。失敗したら、自らの《時空石》で《時渡り》をしろ……とのこと。
なんて、無茶振りな!?と思わないでもなかったが、跳ばされた今となってはどうにもならないので出来るだけ原作に添うように歴史を進めて行くだけである。最悪、主人公達を差し置いて俺達がその代理をせねばならないらしい。
「無茶振りにも程があるだろう!?」
「わかるぅ……でも、師匠に取っては面倒以外の何物でもないので原作を知る俺達がその歴史を進めて行く必要があるとのこと」
「えっと、私は……覚えてないわよ?」
「ああ、うん。俺と凍真が知ってるから、翼はバックアップをお願い出来るかな?例えば、ご飯作ったり洗濯したり……とは言え、秘密基地を使う以上洗い物を指定の場所に移してボタンを押すだけで洗って乾燥して折り畳まれるんだけどね」
「便利な機能よね……」
「まあ、ご飯だけは作って貰わないと駄目なんだけど……ああ、部屋の掃除はフレールくん達がしてくれるから何もしなくて良いよ?…………それを見てるだけでも、癒されるし……」
「フレールくん達が、掃除とかしてくれるのか!?そして、癒しになると!?訳がわからないんだが……」
「見ればわかる。あれは、普通に荒んだ心の癒しだ」
「ふーん……荒んだ心を癒してくれるのね……」
「うん。うっかり、『可愛い』とか言ったら師匠がフレールくん乗っ取ってニヤニヤしながら意地の悪い事を言って来るけどね」
「「癒しなのか?それ……」」
「フレールくんに限っては、普通に癒しだよ……」
ええ、フレールくんに限っては普通に癒しの存在である。そう、フレールくんに限っては!けれど、今の時代に師匠は居ない!!
即ち、フレールくんは全面的に癒しの存在である。異論は認めない。フレールくんは、癒しである。大事な事なので、二度言った。
「とりあえず、俺と凍真は歴史修正に奔走するから翼は秘密基地でまったりしていてくれ。ああ、軍資金はすぐに集める!」
「それだけは、ギルガメッシュが羨ましく思うよ……」
「黄金律EX!!さあ、稼ぐぞ!!」
言って、認識阻害系の魔法道具を装備した俺は鳴海市へとくり出した。目指すは、困ってる人を助けて金目の物をGETし質に売り飛ばす。それを元手に、軍資金を増やし一気に億万長者になるぞ!!だから、先ずは酒屋や雑貨屋を回って目的のモノを探す。目的のモノを見付けたら、今度は困っている人を探して助ける。
ここで得られるモノは、何もお金で無くても良い。藁しべ長者では無いが、それと似た様な方法でお金をGETするのである。
それでも、駄目な時は駄目なのでヤク〇の事務所に突撃するのは最終手段とした。そして、一日が終わる。
「本日の入手物は……みかん、三個。大根一本に、キャベツ一玉、トマト三個と醤油GETだぜ?」
「何故、このラインナップ!?」
「お年寄りを助けただけなんだがなぁ……」
「みかんとトマトは、わかるわ……でも、大根にキャベツと醤油はわからないわ。なんで、こんな物を貰えるの!?」
「お礼?」
「お礼だったとしても、程があるだろう!?」
「みt……大悟君は、もう少し疑問を持った方が良いよ!?」
「言ってもなぁ……貰えるんだから、良いだろう!?」
「…………それで、これをどうやってお金に変えるんだ?」
「え?変えないよ?これは、俺達の食事の材料だな。ああ、秘密基地にも食材はたんまりとあるけど……自分で、賄えるモノは賄うのがここでのルール。お前等も、山菜くらいは採って来た方が良いぞ?あれは、普通に生えてるからなぁ……」
「「マジで!?」」
ぶっちゃけ、今回は成果なしの報告である。そんな毎回、軍資金をチャッチャと得られるモノではない。黄金律にも、それなりの穴があったりするのだ。とは言え、金目の物だけを得られる訳じゃないので得られない時はトコトン得られないのである。これが師匠となら、既に師匠が持っている何かしらの貴金属を……錬金術で金創りゃ良いだけの話でしたね。忘れてましたよ、ははは。
「チクショウー!!」
「うわぁ!?」
「な、なに!?」
「師匠の『うっかり』まで、習得しないでも良いじゃないか!!」
床に膝を着き、腰を折って地面に八つ当たりをする俺。
「え!?何々、なんなの!?」
「さあ?でも、何かを嘆いている事はわかる……」
そうだよ!そうだったよ!!俺ってば、地属性の錬金術が使えたじゃないか!?それを馬鹿正直に、人助けで賄いを貰って虎視眈々と成り上がりストーリーをやろうとか……最近、色々あったからなんて言い訳にもならない。とりあえず、地上に出て作れるだけ金を作って売り払おう。
魔力、続く限り!!
売れる金属と言えば、銅・銀・金が代表的だが今は貴金属よりも普通の金属の方が幾らでもどんなものでも売れる!本来なら、加工された商品を模した方が良いんだけど……面倒なので、インゴット状態で持って行く予定だ。持って行く場所は、ジャング屋。
こっちは、ちょこっと工業地帯を見て回るだけで見付けられたので問題無し。問題があるとすれば、錬金術で作られた金属をどうやって運ぶかだけである。まあ、足が着いちゃうけど簡単な方法が一つだけ……パクります。で、使い終わったらお金と共に手紙を添えて元の場所へ。多分、それだけで許されると思われる。
最悪、転移魔法で逃げますよ(笑)。そして、時空管理局に捕捉されるんですね?ははは、チョロいぜ!まあ、そんな計画を立ててはいますが……錬金してる最中に見付かったら目も当てられない。
「うふふふ。フレールくん、認識阻害をお願いします。ああ、魔力も認識出来なくなると嬉しいッスね」
本当に、フレールくん様々である。最近では、頭も上がらなく成りつつありますね。アザーッス!その後は、月村重工さんから中型トラックを借りて錬金術で作ったインゴットをガッツリ乗せてジャンク屋へ。重量を計り、フレールくん&師範代に作って貰った身分証明書を提示して売り払ってやった。その足で、スクラッチ系やLOTO5辺りの宝くじでサクッと大金をGET。
いやー、黄金律様々ですねー♪。フレールくんや、師範代達にも頭が上がりませんがこの能力にもお世話になってます。言っても、もう神様特典ではないんですけどね。実際には、師匠は把握してない物語のキャラクターなので俺のこの現・特典には【鮮血の】さんが関わってたりします。師匠は、未来人。【鮮血の】さんは、何故か……現代から過去に五万年程遡って、師匠以上の年代を生き抜いた人間らしい。ザックリ、十万年生きたとのこと。
いや、マジ意味不明な経歴をお持ちな【鮮血の】さんはそのお陰で昭和中期から令和後期までのアニメやラノベを網羅しているとか……立派なヲタクだった。時間だけは、タップリあったらしいから。つか、【鮮血の】さんの経歴ってどういう経緯で得たモノ何ですかねぇ!?全く、意味不明なんですけど!?
師範代達に訊いてみたら、『本人に訊いてみろ』と言われるだけで何も教えてくれない。というか、あの【組織】の人達はかなりおかしな経歴持ちに溢れている様な気がする。師匠しかり、【始まりの魔法使い】しかり……まともな人、居ないんじゃねぇ!?
つか、
「少数ですが、居ますよ?兄様」
「ナチュラルに心読まないで下さい」
その後、軍資金GETしたぜ!と翼の元へ行き三分の一を預けた後、凍真の元へ行き残りのお金を山分けにする。お金は、手渡しにして彼がそれを受け取ったのを確認した上で『相談があるんだけど』と持ち掛けた。まあ、相談というよりも第三者の意見が欲しいだけなんだが……と、前置きした上で翼の事を訊いてみる。
もちろん、師匠の出した条件も添えて客観的な意見を求めた。
「また、なんて無茶振りを……」
「だよな!だよな!!やっぱりこれ、無茶振りだよな!!」
「傷付いた人に、寄り添わず依存させず引き上げた上で恋愛しろって……どんだけ、無茶振りするんだ!?って話だな……」
「うわぁ……こうして聞くと、かなりの無茶振りに聞こえるぅwなので、出来れば前向きで多感な意見を聞かせて頂きたい」
「神崎さんも、大概無茶振りして来ますよね……」
無茶振りなのは、わかってはいるけど……それでも、藁にもすがる気持ちで助けを求めて来た者にそんな事を言われても困るだけだ。凍真はしばらくの間、俺の告げた条件で色々考えてくれていたみたいだけど……直ぐに妙案が出るハズもなく、一旦切り上げて他の人達にも助力を求める事にした。即ち、端末を操作して掲示板へ助力を求めたのだ。流石に、俺と凍真の二人だけではあの条件で思い当たる妙案を思い付けなかった。だから、考える者の人数を増やして幅広く意見を求める事にしたらしい。
「カウンセリングと恋愛を分けて考えろなんて意見が来るとは思いもしませんでした。というか、何故セットとして考えていたのやら……自分の馬鹿さ加減が恥ずかしいです」
「俺も、妙な条件を出されたからと混乱していたからなぁ。いや、【組織】の女性は強いなぁ……」
その結果、【組織】に所属する既婚者達の嫁に諭されてしまった。
というか、何故かセイビアさん達が不在でその嫁さんズが掲示板の住人と化していたのが不思議でしょうがない。本当は、セイビアさん達がその可能性を示唆してくれると思っていたんだが……まさか、そのセイビアさん達の嫁さんに指摘されるとは思ってもみなかった。でも、そのお陰で混乱していた気持ちを落ち着かせて貰えた上に何の茶番も挟まず答えだけを教えて頂けた。
これが、セイビアさん達だったら散々茶々を入れた挙げ句、思わせ振りな事を告げられた上に解散と成っていただろう。その上で、誰か真面目な人がポロッと呟くのが正解とか。もしくは、親身になって相談を受けてくれるかだが……基本的にあの人達は、楽しければ何でも良い人達なのである。まあ、俺に対しては師匠がスパルタ過ぎて同情的だけど。だから、滅茶優しくしてるれます。
本来なら、『ああいう反応はない』と師範代達が言ってたのでそうなんだと思う。だが、現状の俺からするとそれ程悪い印象はないんだよなぁ……むしろ、師匠の方が悪辣な様な気がするレベルで好い人達認識。ただ、悪神の対応でセイビアさん達の評価が少し下がってしまったけど……何はともあれ、翼は要カウンセリングが必要と。出来れば、【組織】の嫁さんズに引き取って貰いたいけど……師匠が、良い顔してくれないので自分でやるしかない。
まあ、掲示板の嫁さんズの支援を貰える上に凍真という協力者が出来たって言うだけなんだけどね。あ、凍真にはスパイもやって貰おうかな?翼の状態を知る人物は、多い方が良いと思われる。
つか、俺と凍真の二人でカウンセリングすりゃ良いんじゃね!?
カウンセラー?相談役GET!!って訳で掲示板経由の嫁さんズと凍真が相談役に収まりました!!長かった……本当に長かった。これに持ち込むのに、神崎ルートを押し進めたからな?本当なら、双夜の『ママ』さんズとの再会を挟みたかったのに……先に、神崎ルートが進んで……進み過ぎて……どうしろと!?まあ、良いや。
何とか、再調整するし。2フェーズ進んだだけだし(笑)。
2フェーズも進んだし……どうしよう!?
はい、新しい世界だよ!神崎君にとって、極めて都合の良い世界は置いときます。ハーレムは、お預けなので……。
双夜が調整していた世界も、希に行くだけで問題無さそうなので放置します。外に出ちゃえば、記憶に残らない《神殺し》なので……今後、塔と世界調整以外出て来ない物語に時間は掛けないよ(笑)。
そして、神崎君が迷走中です。最近、黄金律なんて使って無かったからなぁ……調子を取り戻すまで、ちょっと時間が掛かったよwって話ね(笑)。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
TVアニメ、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生した』……を見て作者が思う事。まあ、感想?個人的な感情かな?それを、一言で表すなら
よくぞ、あそこまで庶民根性&自我の強い者を転生させたなぁ。
って、事だけですね。一応、『なろう』で結末まで読んで知っているけど……本当、庶民根性の強い日本人が転生するとこうなるのか!?と思わずにはいられない。まあ、この主人公が記憶を取り戻さなければ悪役令嬢になるのも頷けるってもんよ。
ただ、こういう物語を見ていると『鶏が先なのか卵が先なのか』問題も作者の中で浮上して来ますけどね。
例えば……この主人公のお馬鹿人生が先で、それを端から見てた奴が転生してその乙女ゲームを作ったのか……または、この主人公を羨ましく思った馬鹿が逆恨みしてゲームでのカタリナを徹底的に破滅させたのか……とか?
それとも、この乙女ゲームが先でこの世界が生まれたのか……とか、とっても興味深いです。
そして、転生後の記憶分類云々については……転生後、取り戻せる記憶は情報記憶のみだと思ってます。この基礎部分の設定というか発想?は、『とある魔術の禁書目録』からパチt……仕入れた、主人公が失ったエピソード記憶の話から来るモノですね。記憶は、情報記憶とエピソード記憶の二種類から成り立つモノという風に認識してます。まあ、記憶喪失の人が思い出は思い出せないのに基礎的な行動は普通に出来るのはその為だという話からも多分現実的に合ってるかと思われ。なので、持ち越せる記憶は情報記憶のみなんじゃね?という結論です。まあ、大まかに他の物語でも生前の記憶を思い出したとしても親や友人の顔が思い出せない等というエピソードは多いですからね。
後、作者はアルビノ(白髪赤目)の女の子が出て来た回でマジ号泣しました。意味がわからないと思いますが、あの子が出た瞬間からマジ泣きしてます(笑)。オープニングを見た時も、思わず涙がジワリとしましたが……あれは、仕方がない。ネタバレになるので言わないけど……作者的には、超ツボになってますね。悪役令嬢の隣に居ると、それだけで涙が止まりません。ギャグ回見ながら、マジ泣きする作者の図……端から見たら爆笑モノでしょうね……(苦笑)。それだけ言いたかったんだ。
『カタリナ・クラエスとソフィア・アスカルトが一緒に居るだけで、マジ泣きする作者』そう!これが、言いたかっただけ!!大事な事なので、二回言いました。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。