絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Re:
ヒロイン達が、荒ぶっておられます!
はい、現在の所は『Reflection』の原作通りに進んでいますよぉ?一部を除いては。つか、イレギュラーが半泣きで逃げ回っているんですが……アレ、助けに行った方が良いですかねぇ?他に人が居ると、クール振ってるんだけど……一人になると、ガチ泣きで逃げ回るだけなんだよね。とりあえず、翼に救援を頼んでおいたけど……ガチ泣きな彼を見て、辛辣な態度で叱り付けるのは頂けない。翼が来た途端、クールな振りを始めるガチ泣きくんだけど……そういう態度は、翼には不要である。つか、不誠実扱いで扱き倒されるので止めた方が良いぞ?まあ、教えてやる義理は無いんだけどさ。その結果、翼に殴られるガチ泣きくん。
頬を押さえて、居るのを見て思い付いたのは……『父さんにも打たれた事無いのに!!』と叫ぶが良い!!っていうネタだった。
うん、意味不明なので言わなくて良いぞ?安全圏で、ネタを叫ぶだけ……って訳でもなく、魔法ハウスを師範代達に畳んで貰って現在はキリエ・フローリアンの隠れ家でナノマシンを回収中だ。
まあ、全部を奪う訳では無いけど……ちょびっとGET出来れば、量産可能だからな。と言うか、回収したナノマシンの一部を解析機に突っ込んで分析を開始する。
そして、解析&分析によって抽出したデータを【組織】に送って大量の類似品を送って貰えればOK。もし、【組織】に【鮮血の】さんが居れば同等以上のモノが送られて来るだろう。後は、それをアミティエに渡して強化出来る人材を増やすのみ。
つか、これくらいしか出来ないのが現状だったりする。
立ち上がり、立ち去ろうとした瞬間『ドン!』という銃声が響いて振り返ればキリエ・フローリアンが戻って来た所でこちらに銃口を向けていた。見れば、足元に真新しい着弾したと思われる穴から煙が上がっている。
「管理局の武装隊が、もうこんな所まで!?」
「…………俺は、局員じゃねぇぞ?」
「嘘!なら、ここで何をしているの!?」
「んー……金目のモノ探し?」
ドン!と、今度は右肩をカスって行った。いや、穴が空いていると言った方が適切だ。だが、血が流れるものの痛みはそこまでない。ふふっ。自身が、化け物へと変化していく過程を見た気がして失笑が漏れた。
「痛いなぁ……穴が、空いたじゃないか……」
「う、嘘……アンタ、何なのよ!?」
「人の形をした、化け物だが……それが、どうした?」
「……………………」
「まあ良いや。じゃ、そういう事で!」
言って、見晴らしの良い断崖絶壁の上に建てられた元レストランモドキから壁をブチ抜き海へと飛び出して行く。キリエ・フローリアンの隠れ家は、原作後半にちゃんと描かれていたので見付けやすかった。それを利用して、先回りしていた訳だけど……いやー、鉢合わせする事になろうとは失敗、失敗。まあ、そのお陰でナノマシンをGET出来たんだから良しとする。これで、原作ヒロイン全員を強化出来れば五の字だが早々上手く行かないのはわかっていた。現代には、師匠が居ないからな。【組織】と上手く連携が取れれば良いが、掲示板の力でどこまで出来るかは凍真の言語力に依存する。背後から、割りと大量の弾丸が飛んで来るけど……残念。そんなモノは、当たらなければどうという事はない。
海面に着水する直前、拳を叩き付けて水壁を巻き上げる。その次の瞬間には、体勢をクルッと回し整えて《瞬動術》で前へ進み出た。見よ!海面走り!!足が、水面から下に潜る前に抜き出し水の抵抗を遥かに越える力で蹴り出す。それを繰り返し繰り返し、キリエ・フローリアンが驚きの声を上げている内に攻撃範囲から離脱した。つか、《アクセラレーター》では継続力が足りないから追い付けねぇよ(笑)。ある程度、スピードが乗ったら《瞬動術》を《縮地》に替えて……一気に走り抜ける。《神速》を使い、加速する速度より更に速い動作で海面を蹴り抜けた!!
「ヒャッホーォ!!」
ある意味、海面の様に何も無い所だから出来る無茶。
さあ!追い付けるモンなら、追い付いてみろぉ!!
「フェアリー・マジック!《チェンジ・リング》!!」
フレールくんを召喚し、《妖精転移》で完全に離脱したった(笑)。
フレールくんが、居なければ使えない魔法だけど……勘違いしてくれれば、もっと良い。時空管理局も、イリスと黒幕も。つか、《妖精魔法》が使える使い魔とか居ねぇのかねぇ!?(居ます)
まあ、居ても師匠が借してくれるかはわからない。それに、今ここに居ないのなら無い物ねだりでしかないので忘れておく。
とりあえず、今回得た原作アイテムをフレールくん経由で【船】に送りメールで増やせないかどうかを願い出てみる。もし、これが増やせるなら無限に製造され続けるビットと併せて作ってくれるだろうと微かな願いを込めて祈っておいた。
『これ以上、ビットを増やさないで!!』
本当、切実にお願いします。この世界に降り立つ前、チラッと製造工場を見たけど……あんなに、要らないから!!いや、マジで!
見渡す限り、次元航行艦レベルのビットがズラリと並んでる姿は壮観ではあったけど……そんなに、要らねぇよ!?後、爆発はロマンだと認めるけど、自爆装置は付けなくて良いから!!もう、ツッコミ所満載の製造工場とか『なんのギャグだよ!?』と疑問に思うくらいなはっちゃけ具合だった。師匠がそれを見た瞬間、頭を抱えて崩れ落ちるくらいには頭痛の酷い話だからね!?
だから、難易度がどれくらいかはわからないけど……原作ナノマシンを彼等の元に届けてみた。これで、ビットからナノマシンに趣旨が変われば良いなぁ……って程度の話なので、主軸にされては困るけど。本戦が、始まるまでに用意出来たら五の字だ。まあ、俺の予想を遥かに越えた物量が本戦前に送られて来て頭を抱える事になるけど……それはまた、別のお話である。止めてぇ!!
その後、師範代達と合流してナノマシンの話をしたら何故か慰められた。何故に!?と思っていたけれど、UーDが復活して本格戦闘に入ってしまったので意味はわからなかったが……送られて来た物資を見て悟る。
ああ、これかぁ……と。
奴等は、加減というモノを知らぬのか!?と憤って頭を抱えた後、仕方がないのでソレを持ってリンディさん達と合流したら……何故か、とても気安い感じでなのはとシャマルさんになつかれる。
慌ただしかった事もあって、話は十分に聞けなかったけれど……どうも、彼女達は俺の事や転生者の事に詳しい模様。しかも、世界のシステム的な事も知っている様でちょっと……いや、かなり動揺しました。
まさかとは、思うけど人格の上書現象ですか!?
え!?この世界の『なのはさん』は、師匠の『ママ』さんだったりするんですか!?マジで!?ちょっと、想定外の事態が進行しているんですが……聞いてないッスよ!?あ、そう言えば……俺が、ハラオウン家で出会った原作ヒロインはフェイトさんだけでしたね。その他のヒロインと、絡むだけの気力が枯渇してたので逃げ出したんだった。
だって、俺の事情聴取をするだけで一週間も掛かったんだぜ!?その間、どれだけイレギュラー共に振り回されたと思う?あんな地獄を見た後で、更に原作ヒロインと出会いイレギュラー共から目の敵にされるのか……と思ったら、逃げ出したくもなるってモンだ。
ぶっちゃけ、しんどい(本音)です。
あれなら、メルヘンな病んデレと会話してた方がマシだ。会話が、噛み合わなくても『そうだね』って言ってるだけで会話になるんだから楽チンだよね?いやー、もうオジサンには原作ヒロイン云々ではしゃげる程の気力は無いわぁ……リンディさんに走って、抹茶でも啜ってるよ。まあ、その逃げ道は凍真に奪われましたけど。ただ、当人はその場に置いて来たんで恨み言は無いけどw。
だが、これは別の意味でマズッたかも知れない。
「……まあ、何とかなるだろ……」
最終的に、師匠には報告しなければならないだろうけど……後の祭りって事で!!事後報告で、ご容赦をって事にしてしまえ!!
実際、気が付かなかった訳だから……出会わなかった事を愚痴られるかも知れないけど。俺等に、任せたのは師匠だから……無問題って事でOK?多分、『ふーん』程度で終わるんじゃないか?なんだかんだ言っても、過干渉を避けている様子だしなぁ。
そりゃ、最初は距離感が掴めて無いのか過剰に干渉してたけど……最近は、そうでも無い。つか、悪戯以外で師匠が原作や原作ヒロインに過干渉してたのって主人公不在とか原作が狂ってた時ぐらいだよな?まあ、積極的にリインフォース・アインスやアリシアを救っている姿もあったけど……アレは、原作を知らなかった結果だった訳だし?つか、プレシアさんイジメがしたいだけの結果だったけど。
ええ、アリシアを使って……プレシアさんに、『大嫌い』なんて言わせようとする師匠がとても楽しそうに嗤ってました。邪悪過ぎるんだが……それだけの為に、死者蘇生はやり過ぎだ。まあ、見てる俺的にはスカッとしてましたよ?
プレシアさんの娘イビりは、それだけ鬱憤になってましたから。だからと言って、死者を蘇生して『大嫌い』等と言わせ様と誘導する様は邪神みたいで怖かったよ?因みに、この世界のアリシアはプレシアさんと共に虚数空間に落ちて行った。
そして、リインフォース・アインスは空に帰ってリインフォース・ツヴァイが八神はやてに付いている。ここら辺は、原作通りになったとも。しかし、イレギュラー達がこぞって助け様と暗躍していたみたいだけど……尽く、失敗したみたいだ。何故、失敗したのかは言うまでも無いだろうが報告書に上げておく。アリシア・テスタロッサは、プレシアさんの頑張りで近付けず虚数空間に落ちて終了。
アインスは、本人の意志が固く説得したものの空に帰って終了。そもそも、両方とも性欲の対象としか見てない時点で周囲から抵抗されるのは言うまでも無く……どちらにしろ、イレギュラー達の思惑通りには行かなかったと推察される。
つか、プレシアさんからアリシアの入ったポットを奪おうとした時点でたかが知れている。アインスの場合も、八神はやてから夜天の魔導書を奪おうとして失敗してる時点でわかるだろう?
交渉や説得で、彼女等を納得させてから預かれば良いモノを何故『奪う』なんて発想になったのかがわからない。
そりゃ、奪われまいと必死に抵抗されるさ。
ホント、バカだよな?イレギュラーって。
さて、ちょこっと仮眠を取って目を覚ませばいつの間にか目の前にフォーミュラのナノマシンが入った試験管の束が置いてあった。
どうやら、俺の目論みは見事【船】の中で暇してる者達の暇潰しになった模様。量産され捲っても面倒なので、それ等を《王の宝物庫》へ突っ込んで置いて俺は決戦の地へと赴く。というか、そろそろUーDが復活してイリスに操られる頃合いですね。ついでなので、師範代達にお願いして衛星軌道上にあるキラー衛星を何とかして貰えないか聞いてみた所……ハッキリ、『無理だ』と言われてしまいました。まあ、多少変わっても良いけど原作の流れはそのままにして置いて欲しい師匠側からすると俺の願いは越権行為に該当しますもんね。ええ、もちろんわかってましたよぉ?
それでも、なのはさんが死に掛けるとわかっていてそれを阻止しないのはハッピーエンドを旨とする俺的に嫌な事柄でもある。
それに、師匠がそれを知ってどう出るかも予測できないので困る問題だったり……というか、絶対ボコられるんだろうなぁ。
なのはさんを死なせ掛けた!とか言ってさ。でも、残念。それが、原作というモノなんです。ええ、ちゃんとした路線だよ!?
決して、職務怠慢とかじゃ無いからボコらないで下さい。
冗談はさておき、凍真と合流してナノマシンを手渡したら不思議そうな顔で見詰められる。そして、『これ、どうやって使うの?』と問われ……そう言えば、使い方がわからねぇなぁと思った所で段ボールの中からシンフォギア奏者が使うリンカーみたいな注射器が出て来た。つか、何故この形の注射器なんですかねぇ!?
「リンカー……ですか?」
「……絶唱でも、使わせる気かねぇ?」
「というか、物語が違いますよね……」
「【船】の中に、シンフォギアファンでもいたんだろ……」
「ああ。ネタですか……にしても、コレ……」
「うん、まあ……何とも言えない趣味だよなぁ……」
「このネタを持ち出されると、うーんってなりますよね?」
「効果が、効果だったからなぁ……」
「……えっと、あ、ここが開くんだ……」
「で、試験管を差し込んで?あ、こっち向きね!」
「首に当てて……注入!!」
「トリガーを引くと……ああ!!」
これ、ヤバいヤツだ!あ、別にヤバい薬をやってる訳じゃねぇぞ!?でも、慣れてない奴がこれを注入するとかなり
凍真を見れば、微妙な顔をしてリンカーを刺した場所を擦っている。やっぱり、慣れてないからかナノマシンが入って来た時にゾワッとするんだよね。うん、とっても気持ち悪い。
「あ、揉むんじゃねぇぞ?別に、予防接種って訳じゃねぇんだから……アレは、試薬を揉み込む意味もあるから揉むんだし……」
「わかってるんですが……これ、血管に空気とか入らないですよね!?オーバーテクノロジーだから、大丈夫なんだろうとは思いますけど……とっても、不安です」
「あー、その不安もあるのか?だが、シンフォギアではそんな描写無かったよな?まさかの、御都合主義!?」
「御都合主義でしょうね。メッチャ、不安です」
「とりあえず、写メ撮って掲示板に上げとくか?」
「普通に、『リンカー』って書いたら通じると思いますが……一応、念の為にそうしましょう。あ……返答が、早いですね」
「大丈夫と……あ、内部構造までアップされてるわ」
「御丁寧に、仕組みまで公開されましたね……」
「へぇ……こうなってたんだ?スゲーな。コレ……」
「問題無さそうですが、それが出来るからこんな不安になる形にしたんですね?ある意味、度胸試しですか?」
掲示板にアップすると、直ぐ様返答が帰って来た。しかも、内部構造まで公開しての説明にちょっと感じていた不安が解消されて行く。ついでだったので、ナノマシンを注入した際の感触も書き込んだら割りと不評が多い事が判明する。そっか、コレで注入したい人はシンフォギアファンの中でもコアな奴等だけなのか!!
「一般的に、そこそこの評価のヤツにしてください!!」
「他にも、何種類かあるなぁ?うわぁ……この中でも、リンカータイプは最低評価みたいだぞ!?」
「ガチ勢の方が、居るみたいですね……」
「んぁ?……いんや、違うみたいだぞ?」
「なんです?……ハ!?コレ、最悪の理由でしたね」
凍真が、掲示板に書かれたその理由に憤り出すけど……何となく、言いたい事がわかるので何とも言い難い。まあ、最低評価の注入器を使えば他の普通評価のを注入器を使った時に不満が出にくいからとのことだった。でもねぇ……そう言うのは、自分で選ぶので勝手に選択しないで欲しいです!!
「何はともあれ、これで《アクセラレーター》が使える様に成ったんですね!?演算とか、必要ですけど……」
「それと、同時支給でこんなチップが送られて来たんだが……」
「……それ、最新鋭の量子キューブじゃないですか!!」
「量子キューブ?」
「【鮮血の】さんが作った、マイクロ量子コンピューターです。大きさは、一センチ四方でキューブタイプ。支給品の小型端末にセットして使うタイプの様です。あ、因みに、象に踏まれても壊れない硬さだそうですよ?」
「それ、必要?つか、師匠の作った奴はソフトボールクラスだったが……【鮮血の】さんは、科学方面の専門家だもんな。このサイズが当たり前か……」
見た目、一立方センチメートル程のキューブだ。ぶっちゃけ、サイコロみたいなコレが量子コンピューターで象に踏まれても壊れないと言われても信じられないんだが!?しかも、こんな小さいキューブが量子コンピューターだと説明されても困るだけである。
「とりあえず、コレを……端末に入れるんだな?」
「はい。このタイプをお持ちですか?」
「一応、オーダーメイドのヤツと入れ替えた時に渡されているが?俺、これ使わないんだけど?」
「まぁまぁ。必要なければ、ベルトを通す輪に引っ掛けて置くだけですからね……邪魔にはなりませんよ?」
「そうか?なら、適当に引っ掛けて置くけど……」
「あ、起動させて下さい。端末が、《アクセラレーター》の演算を代わりにしてくれるんで楽になりますよ?」
「ああ。成る程。そういう使い道ね……」
凍真の指導を受けつつ、端末を起動させてキューブタイプの量子コンピューターを入れたら演算速度が上がった。
それと同時に、体内に注入したナノマシンと端末を連動させると俺の演算速度がリミットブレイクしちゃったよ(笑)。いや、笑い事じゃ無いんだけど……これは、とても楽ですわ。ハハハ。
「どうですか?」
「これは……良いわ!」
「デスヨネー。あ、それと質問があるんですが……フォーミュラは良いとして我々の武器はどうしますか?」
「武器……ああ。そういやぁ、みんな試作武器持ってたね……でもなぁ?俺等が使うとしたら、【鮮血の】さんが作ったオーバーテクノロジーしか無いんだよなぁ……つか、見た?アレ……」
「見ました!!アレは、無いです!!」
俺等が話題にしている『アレ』とは、【組織】で公開されていた【鮮血の】さん達科学班が作った兵器群の話である。ぶっちゃけ、超小型でスタイリッシュな兵器とか【内側】で使えるモノでは無いんですよ!
しかも、『Reflection』や『Detonation』で使われている試作武器レベルと比べると稼働時間やエネルギー効率がヤバ過ぎるんだ。多分、【組織】の兵器群なら一日中使い続けたとしてもエネルギー切れには成らないし、『盾』としての機能も充実していると思われる。あ、作らせた場合だよ!?もう、あるかも知れないけど……送られて来てはいないから、ノーカンって事で。
まあ、送られて来た所で俺がそれを使えるかというと……使えないからな?一機や二機なら兎も角、師匠みたいに何万機とか操れないから!諦める。つか、送って来ないで下さい!いや、遠慮とかじゃなくて割りと本気で御断りさせて頂きます。とりあえず、試し撃ちのつもりで《アクセラレーター》を発動させなのはさんとUーDとの戦闘に割り込んでみたら凄く驚かれた。ええ。イリスもキリエもアミタも、飛び出るんじゃないかと思うくらい目を見開いて俺と凍真を見ていましたとも!まあ、精神的に一矢報いたので満足しておく。というか、《アクセラレーター》はとても痛い。痛いので、二度目は控えるとして《アクセラレーター》と叫びながら《虚空瞬動》を用いて割り込んで行く。凍真も、《アクセラレーター》の痛みに堪えられなかったのか次からは《虚空瞬動》を《アクセラレーター》と言って行動してた。
まあ、《神速》と《瞬動術》が使えれば《アクセラレーター》なんて使わなくても似た様な事は出来るからね。ついでに、《神速》と《瞬動術》を使ってる状態で《アクセラレーター》を上乗せしたら《閃き》レベルに至れる事が判明。だがしかし、痛みが倍増するのでここぞっという時に使わないと自滅しそう。まあ、多様するモノじゃ無いので問題ないけど……《神威》に届かないって、どういう事ですか!?いや、マジで《神速》を《閃き》にしても《神威》には至りませんでした。これ、無理ゲーじゃね!?
とりあえず、UーDに生命力を奪われる事無く普通に近付けるので蹴り飛ばしたり五枚の防御システムを相手したりとサポートに徹した。いやー、固い固い。あの五枚の防御システム、壊せないみたいなんですが……劇場版のUーDは、無限の魔力こそ無いけど強いですね!そう言えば、ゲーム版の名前で呼んでるけど劇場版では普通にユーリで良かったんだっけ?まあ、今更だけどね。
しばらく、戦ってたらイリスが苛立った様子でUーDに『さっさと殺して!』と命令している姿が何度もあった。しかし、俺も凍真もそんな簡単に殺される玉でもないので退けていたら……『何でよ!?』と、悲痛な声で睨まれる。つか、『何でよ!?』と言われても敵対してるのはイリスで俺達はユーリを止めようと奔走しているだけだ。だから、そんな風に恨めしそうに睨まれる謂れはない。もう、勝手をするイレギュラーがいないとはいえ、勝手をしない方のイレギュラーが原作に関わっているから俺達も敵対する他ない。というか、ユーリの行動を妨害する程度で敵対行動になるのなら、本気でイリスを排除しようとしたらどうなるんでしょうね?そもそも、《虚空瞬動》が使える俺達はかなりヤバイ存在だぞ?《アクセラレーター》なんて、目じゃないからな。
「というか、こっちは中庸なんですよねぇ……」
「巨大ロボット……せめて、ガン〇ムシルエットならなぁ……」
「変な想像させないで下さいませんか!?」
「有名なガン〇ムを一刀両断とか!?伝説をブッた斬ります!」
「ネタに走らないで下さい!」
「つか、《ダーティー・ニーズ》の切れ味よ……」
こんなに斬れたっけ?と思うレベルで、スパスパ巨大なロボットが斬れるんですが……どうなってるんですかねぇ!?そう、不思議がっていたら目の前にウィンドが開いて《ナノ・ブレード》という表記が表示された。えっと?《ナノ・ブレード》ッスか?
いつ、そんなモンを搭載したんッスかねぇ!?いや、【組織】から渡されたモノだから搭載しててもおかしくは無いけど……でもですね?『剣』ですよ!?『剣』!!そりゃ、同じ『ブレード』ではありますが《ナノブレード》とは別物でしょ!?
「まあ、伸びたりしないぶんマシだけどね!!」
「つーか、後ろのモノも斬れてますよね?」
「……ふふっ。伸びるんだ、コレ……」
《ダーティー・ニーズ》の機能が、想定外過ぎるんですけど!?
意思を持つ、ファンタジー武器だって事はわかりますが……こんな、超科学な武器だなんて聞いてねぇつーの!!誰だ!?こんな、頭のおかしい武器を作った奴は!?みんな、知ってる人ではあるけど……もう少し、常識枠に嵌まった武器であって欲しかったよ!
「つか、俺の専用武器が覚醒してからおかしいんですが!?」
「……元から、おかしいと思うのは俺だけでしょうか?」
「……そーだった!元から、おかしい武器だった!!」
チクショウ!敢えて、目を逸らしていたと言うのに正視させられるこの辛さ……もっと、手加減して貰えないッスかねぇ!?
「……っ!魔力、充填!!」
元から、おかしいのなら……あるんだろう!?Fateの聖剣エクスカリバーみたいな対軍系の能力が!!大量の魔力を代償に、目の前の全てを凪ぎ払う様なえげつないシステムが!!……無い方が有り難いけど。乗っかってるよなぁ!?
込める魔力が、一定値を越えた所でウィンドが開く。そこに表示されたソレは、想像通りえげつない広域殲滅用の機能だった。
「……重力、崩壊?め、メルトダウン!?」
嫌々嫌々!超重力で、空間をネジ曲げ孔を開け空間そのものを崩壊させる機能がある模様。対世界系の超広域殲滅型重力崩壊……《Gravity Dead Hole》なるモノが、表示されてるんですが!?
「え!?……コレを、使えと!?」
「なんか、使ったらRetakeになりそうですね?」
「嘘、だろ!?」
マジか!?
【組織】から、貰った物がヤバかった件。ナノブレードとか、ナノ単位の刃(チェーンソー)が切り裂きます……なんて、レベルの代物。()の所は視認できないんだけどね。
それと、量産されたナノマシンについては掲示板から原作ヒロイン達には渡すなの指示が出ました。流石に、オーバーテクノロジーを双夜の判断なく流出するのは危険って判断。なので、神崎達の保護だけにしか使えてません。
【真実の瞳】があれば、その場限りではなかったと思われる。アレは、どれだけの影響に収まるかまで計れるからな。下手に、この戦い以外へと流出したら目も当てられないって結論ッスね!リンカー型注入器なのはネタです!!
そして、Gravity Dead Hole……グラヴィチィ・デッド・フォロゥですが、適当に単語を並べました。重力、死、孔です。Holeは、普通に作品になってますけどね。ギルガメッシュ繋がりです。ええ、ホント、それだけなんですけどね。
本当は、豊穣の乙女とか精霊に因んだモノにしたかったんですが……ルビを考えるのも面倒になった(本音)。そして、タイムアップしてしまった。そんな訳で、上手いモノがあればメールしてください。《エクスカリバー(約束された勝利の剣)》みたいなの(高望み過ぎッスね)。
まあ、《ダーティー・ニーズ》でも良いんだけど……ダーティー・ニーズは、連想ゲームで生まれた名前なので使い難いんですよね。重力がテーマだったので、重力に耐えられず膝を付く。 膝を付くから膝を汚す。なので、ダーティー・ニーズ(汚れた両膝)という意味らしい。
《ほったいもいづんな》さんの考えられた名前です。
彼……?彼女……?も、作品を出されているので読んでみて下さい。もちろん、【リリなの】系の作者です。
双夜には、《ニーベル・ヴァレスティー》という戦乙女の槍がありますが……何故、戦乙女の槍を男の子の双夜が使えるのかというと?女の子に成れるから、なんですよねぇ。
ツッコミは、無しの方向で!!
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。