絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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三八九話

Re:

 

 

「は?」

 

「だから、その女はお前に相応しくないから俺に寄越せって言ってんだよ!!たくっ、これだからモブは頭が悪くて困る」

 

とりあえず、目の前で腕を組み訳のわからない事を口走っている餓鬼が居るが……これ、どういう状況なんでしょうね?はい、皆さんこんにちは(ネタ)。現在、翼の買い出しに付き合ってショッピングモールにやって来た神崎くんだよぉ?そこで、迷子?のチビッ子に出会ったら唐突に翼を俺に寄越せと言い出したんですが……どうしたら良いですかねぇ?つか、見た目六歳くらいの餓鬼んちょが二十歳越えの女性を寄越せとか意味不明なんですが?

てか、コイツ転生者なんじゃね?

 

「お前みたいな踏み台が、彼女の様な美女を侍らせているなんておかしい!お前、魅了系能力で洗脳しやがったな!?」

 

「持ってないけど……」

 

「嘘を付くな!この、極悪人がぁ!!」

 

魅了系能力w。残念ながら、アレ全く使えないゴミ特典だぜ?いや、持ってたけどさ……今は、持ってない上にそもそも転生者ですらないんだけど?後、俺の事を踏み台認識している辺り転生者確定だな。ついでに、ギルガメッシュである事もわかっているんだろう。ただ、踏み台イコール魅了系能力者という図式がコイツの中では確立しているらしく俺を悪人呼ばわりして来るけど。

 

「……付いて行くか?」

 

「放っときなさい。私、早く買い物がしたいんだけど?」

 

「あ、はい。サーセン……って訳だから、人の邪魔してないで総合案内所に行った方が良いんじゃね?」

 

「……迷子扱いするなっ!!」

 

「……行くわよ。大悟君」

 

「あ、はい。荷物持ち、頑張ります!!」

 

とりあえず、周囲の目があるのでメッチャ下手に出て彼の言葉がただの戯れ言なのだという事を示す。つか、こんな人通りのある場所で突っ掛かって来るとか馬鹿ですか!?普通に周囲を巻き込んで、イキる馬鹿を少数派に仕立て上げれればこっちの言い分は通る。ついでに、俺がただの荷物持ちだという事も周知させる事を忘れない。ちょっと、卑怯な感じもしないでもないけど……こういう馬鹿には、個人で対抗するより集団で対抗した方が良いのはわかっている。もしくは、完全に無視するかだな。まあ、最終的に力ずくになったらまた対応が変わるんだけど。

 

「踏み台風情が、主人公である僕を無視するだと!?」

 

「ハハハ、主人公……お前、題名知らねぇの?」

 

「ああ!?良いから、その女を僕に寄越せぇ!!」

 

「魔法少女の世界で、男が主人公になれるとか馬鹿じゃね?」

 

「あ?お前こそ、訳のわからない事言ってんじゃねぇよ!!良いから、その女を寄越せぇ!!」

 

そう喚きながら、餓鬼はバリアジャケットを展開して突っ込んで来た。何が、彼をそうさせるのかはわからないが翼は誰のモノでもなく翼自身のモノである。ぶっちゃけ、現段階では俺の恋人ですらないんだけど……自称主人公くんには、それが俺のモノである様に見えている模様。その人権を無視した発言は、俺に取ってかなり不快なモノとなり果てていた。昔は、あんなに原作ヒロインをモノ扱いしてたと言うのにね?それが、翼に向けられるとこうも餓鬼を生死問わず排除したくなるとは……思いもしなかったよ。

とりあえず、猪みたく突っ込んで来たお馬鹿くんにはサクッと気絶して貰って迷子として総合案内所に差し出しておいた。

 

「全く、とても時間を取られたよ……」

 

「そうね。これで、漸く買い物が出来るわ……」

 

「なっ!?ギルガメッシュだと!?」

 

「……………………」

 

「今日は、厄日か……」

 

漸く、本来の目的である翼の買い物が出来ると思ったらまた転生者と思しき餓鬼が現れた。それと同時に、新たに現れた餓鬼も翼を見たとたんどこか惚けた様な感じになって次の瞬間には翼が欲しいと言い出す。ぶっちゃけ、翼の魅力が無限大になってる模様。

 

「……ここまで来ると、呪われているんじゃないかと思ってしまうな?つか、呪われているのか?」

 

「知らないわよ!?」

 

「まあ、師匠が何も言ってないから普通に魅力的な女性って範囲なんだろうけど……惚れられ過ぎじゃね!?」

 

「おい!踏み台風情が、俺を無視してんじゃねぇよ!?」

 

段々、面倒臭くなって来た。ドイツもコイツも、似た様な事しか言わねぇ。口を開けば、金髪碧眼となった翼か欲しいだの寄越せだの……だから、翼は翼自身のモノであって誰かの所有物じゃねぇんだよ!にも関わらず、一目見ては惚れやがってウザ過ぎだろ。

 

「……もう、いいや。翼、行こうか?」

 

「あら?もう、いいの?彼、睨んでいるわよ?」

 

「放って置け。時間の無駄だ」

 

言って、俺は翼の手を取るとそのまま目的地へと足を向けた。だが、次の瞬間……翼と繋いだ手に衝撃が走り、思わず手が離れてしまう。慌てて振り返れば、先程の餓鬼が翼の手を取っていてニタニタと俺を見上げていた。

つか、なんでこっち見てんの?

視線を上げれば、不愉快そうな翼が顔をしかめている。

 

「おい、糞餓鬼。相手の顔をみやがれ、アホゥめ!」

 

「ははは!!ザマァ!テメェみたいな踏み台にこの女はモッタイナイんだよ!こういう、良い女はみんな俺のモノである事が()()なんだ!!」

 

「あー……翼、手加減してやれよ?」

 

「わかってるよ?」

 

「は?がっ!?」

 

後頭部から、割りと鈍い音がしたんですけど?大丈夫か!?と思ったが、自業自得な上に翼の地雷を踏み抜いのは馬鹿餓鬼なので同情はしない。つか、ホントにドイツもコイツも頭の中がピンク色で困る。お願いだから、翼を刺激しないでくれないかな?

 

「放置で良いよね?」

 

「まあ、突っ掛かって来てるのは「死ねぇ!ギルガメッシュウゥゥゥゥ!!!」はい。最初に戻る……」

 

雄叫びに、視線を上げれば最初に突っ掛かって来た馬鹿がデバイスを振り上げて落ちて来る所だった。どうやら、気絶から回復してデパートスタッフの静止を振り切り追っ掛けて来た模様。

なので、冷静に馬鹿のデバイスを受け止めて腹パン一発で沈めて上げる。つか、戦闘の才能でも貰ってるのかな?普通の六歳児より、動きが良いんだけど……まあ、原作vividを目標に掲げているのならそういう才能を貰っていても不思議ではない。だけど、それで本当に原作ヒロイン達を落とせると思っているのかな?

ぶっちゃけ、自ら難易度を上げてませんか?

 

「それに……この世界は、【魔法少女】の世界だと言ってるだろう?男が、主人公には成れない世界なんだぜ?」

 

「大悟君。こっちも、終わったよ?」

 

翼が、不思議な事を言うので視線を向けたら何故か見た事のない少年が二人ほど地面に転がっている。えっと、最初の餓鬼に俺を踏み台扱いして来た餓鬼。更に、翼を拉致ろうとした新たな転生者が二匹追加されていた。

うわぁ、ウザぁい。

 

「この二匹は、どっから現れたのかな?」

 

「唐突に現れて、私を拉致ろうとしたから殴っておいたわ」

 

「ああ、うん。自衛したんだね?お疲れ様……」

 

「はぁ。今日は、本当に厄日の様ね……帰る?」

 

「うーん。でも、買いたい物があったんだろ?」

 

「そうだけど。こう、何度も襲撃されたんじゃぁ……ゆっくり、買い物も出来ないわよ?」

 

「…………凍真呼ぶか?ついでに、なのは達に押し付けちまえば良いんじゃね?本職だろうし……コイツらも喜ぶだろ?」

 

話が通じない上に、なのは達がどんな言葉を投げ掛けても自分達の都合の良い様に解釈してヒロインは俺に惚れている!とか言い出してくれればこちらも楽で良い。

先に、幼馴染みぃズと似た様な境遇である事や思考も似たり寄ったりだと言って置けば詐欺には当たらないだろう。という訳で、凍真含む原作ヒロインズに出動して頂いた。

 

 

 

……………………。

 

 

 

凍真呼んだら、何故か腹黒たぬきがやって来た。

ショッピングモールの総合案内所で、なのは達の到着を待っていたら……やって来たのが、腹黒たぬきとその副官だったってオチ。まあ、副官ってのはリインフォース・ツヴァイなんだけど。

 

「翼とのデートに邪魔だから、コイツ等を保護してやってくれねぇかなぁ?ああ、お前等の幼馴染み共と同じ扱いで良いから……」

 

「ぶっちゃけよったな!?そんなに、その子とデートがしたかったんか!?……というか、この子等も転生者ってヤツなんか?」

 

「二つの意味を含め……そうだ。つか、俺的にはなのは辺りで良かったんだがな?何故、腹黒たぬきが来るんだか……」

 

「ホンマにぶっちゃけよるなぁ……ま、調度暇しとったんが私しかおらんかっただけやよ?って、誰が腹黒たぬきや!?」

 

「コイツ等は、ヴィヴィオのDSAA出場と同時にげn……あー、ヴィヴィオの青春?に恋愛方面から介入する事を前提に転生してきた馬鹿共だ。慈悲は、必要ない。しっかり、お仕置きしてやってくれ。出来れば、師匠を巻き込むと良いぞ?」

 

「ブッ込んで来よったな!?」

 

そら、面倒を押し付けるんだ詳細くらい伝えても多少の歪みでしかねぇよ。そもそも、ヴィヴィオがDSAAに出場するのは運命的に決まっている事だから、ちょこっと先にネタバレしても大きな変化はない。だから、全力を持って師匠を巻き込み徹底的に心をへし折ってしまえば未来のヴィヴィオがとても楽になる。

 

「ハハハ。全然、ブッ込んではいないよ?もし、本気でブッ込むつもりならもっとネタバレしてるからな。それに……もっと、師匠を中央に配置してコキ使うってw」

 

「そうか?十分、巻き込まれてるけどなぁ……」

 

まあ、その場合はアインハルトと師匠が出会う可能性が高くなるのでブッ込み過ぎない様に注意している。

もし、ネタバレをした場合……間違いなく師匠は、アインハルトを見付け出そうとするだろうからな。シスコンな師匠に、『弱い王なら、この手でただ屠るだけ』なんて言っちゃうアインハルトを紹介なんてしたら普通に原作崩壊待った無しだ。もしくは、徹底的にアインハルトをヴィヴィオへ近付けさせない……とか、やりそうだな。なんたって師匠は、かなりの過保護さんだからな?イレギュラーへの介入なら兎も角、原作への介入までして原作を原作のままにさせてくれない。まあ、普通に介入出来るのでやろうと思えば崩壊させても良いんだろうけど。でも、それをやると世界の調整が面倒になるッポイので出来るだけ未干渉で行き着く所まで行き着きたい所。

 

「ポッと出のアホゥ共に、ヴィヴィオやヴィヴィオを中心に集まって来るであろう人々まで巻き込んでの大騒ぎ……後日談として、事後報告されたいのなら放置で良いんじゃね?」

 

「…………くっ、そっちの方が胃が痛そうやな……」

 

「先手が打てるなら、先手を打った方が良いのは言うまでもなし。後で、ヴィヴィオが引き籠りになっても文句は受け付けないからな?下手すりゃ、人生が滅茶苦茶になるからなぁ。わかるだろう?その被害の一部を、お前等は体験してるんだからなぁ?」

 

「うぐっ……わかってるよ。わかってるから、胃が痛たいんや!」

 

「なら、先に問題を起こしそうな問題児の面が割れるんだ。嬉しかろう?上手く立ち回れば、手綱も握れるぞ?」

 

「わかってる。わかってるけど……」

 

「釈然としないのはわかってるが……無い物ねだりは、身の破滅に成りかねないぞ?師匠もアレで、大規模介入なんてしないしなぁ?ああ、いや……聖王のゆりかご落としたんだっけ?」

 

あの時は、一瞬『ここまでして良かったっけ!?』という思いに現実逃避へと走ったけど……アレが出来るのって、要は世界の調整で幾らでもどうとでも出来るからって理由からだとは思わなかった。まあ、師匠だから出来る離れ業ってヤツで……俺がやるとしたら、師匠に申請するか報告をしないとイケないらしい。

もちろん、それを教えて貰った辺りで『Reflection』の最後を改変した事は速攻で報告しましたとも。だが、その報告を聞いた師匠の反応は怒ったり呆れたりした感じのモノではなく……何故か、世間話を聞き流している風の軽いモノだった。『ふーん。わかった』とだけ言われた俺が、とても不安に思ったのは言うまでもない。

つか、『ふーん』ってなんですか!?『ふーん』って!?

いや、そこは何しかしらのアクションがあって然るべきでは!?てか、いつも世界の調整に苦労しているのにその反応はどういう事なんですかね!?メッチャ、時間が掛かる上に物凄ーく辛そうに調整しているじゃないですか!?

なのに、その反応はなんなんですかねぇ!?思わず、師範代にしがみついて師匠を指差し『アレ、何!?』とかやっちゃったじゃないですか!?

とりあえず、意味がわからなかったらしい師範代は詳しく意味を訊ねて来て、俺は俺の中にあるモヤモヤしたモノをブチ撒けた。

 

 

~回想中~

 

「ああ……そういう事ですか。別に、改変する事は問題ないですよ?だって、ここは大まかに言えば複製世界で消滅しても問題ない世界ですからね。問題になるのは、複製世界が歪んで中身を吐き出す場合です。もしくは、チュドーン!する場合ですかね?」

 

「兄様よ?《世界の調整》って言うのはの、世界の歴史や事象を改変した事を調整する事ではない。まあ、厳密に言うと少しは関わっておるが……それ程、深いモノではないの」

 

「重要なのは、世界が歪んでその中身を吐き出そうとする事の方ですね。そっちの方が、何よりも優先されますのでこの惑星がどういう未来を辿ろうと知った事ではありません。チュドーン!も同様です」

 

「故に、兄様が気にしておる原作が崩壊していようが構わぬ。ただ、我等が重要視するのはその改変をイレギュラーが行う事だ。イレギュラー……本来、存在するハズのない者が大きな流れである大筋を改変する事で起きる歪み……要は、渦みたいなモノだな。それ等を積み重ね、それなりに大きな渦を作った場合に起こる世界の不具合を調整するのが我等の役目」

 

渦……水の流れを板等で、塞き止めた時に発生するアレッスね。イメージし易くて助かるけど……渦が、中身を吐き出すの?ああ!竜巻みたいなイメージか!?アレも、被害甚大だよなぁ。

 

「その歪みは、世界を包む幕みたいなモノに穴を開けます。本来であれば、そんな穴が開く事はありません。ありませんが……例外はあるもので、その穴を人為的に開ける事が出来るのです」

 

「世界の質量と言うものは、幾らでもあって良い様に見えるが厳しく決められておる。それを変動させる事は、我等を含む神々に取っても禁忌だ。ぶっちゃけ、大混乱が起こるレベルのの?」

 

「それが、複製世界の物であるならば尚更ですね」

 

「死者蘇生は?」

 

「それは、別問題だの。まあ、世界の歪みにはなるが……」

 

「黄泉と現世が、直結されますね……」

 

死者蘇生の話を振った瞬間、師範代達の焦点が合わなくなって遠い目になってしまった。黄泉と現世が直結されるのは、それだけ大変な事に該当する模様。

つか、現世にゾンビが現れるんだとか。下手をすると、クトゥルフ系のヤバいモンスターが闊歩するクレイジーな世界になるんだって。

 

SAN値直送ですね!わかります。

 

「兎に角、それ故に原作云々は気にせずとも良い。問題は、目に見えぬ世界の歪み。まあ、我等も改変するのは不味いが……そもそも、我等は招かれて来た存在だからの。多少の融通は効く」

 

「ええ。イレギュラーとは、扱いが違いますからね!個人の能力で介入する分は、問題ありません。技術等は、残せませんけど」

 

「……技術?格闘技術とか?」

 

「いえ。科学や魔法技術の方ですね」

 

「個人に対する、能力の向上等は気にするでない。それよりも、科学技術や魔法技術等の知識&技術は永遠に残る可能性があるからの。そういう、個人以外に残るモノは介入してはならぬぞ?」

 

 

~回想終了~

 

 

ーーーと、いう事らしい。

 

「まあ、個人的な能力を振るっただけだし……世界に、多大な影響を与える事も無いでしょう。高々、歴史に残る程度のモノだ」

 

最悪、高町なのはが個人で聖王のゆりかごを落としたという歴史に入れ替わるだけの話である。つか、その為に師匠は高町なのはが使う魔法を多様している所もあるしな?

正に、鬼畜の所業である。高町なのは=ロストロギア以上の化け物。

 

悪意しか感じねぇ!

 

「なんや、悪意を感じるんやけど……」

 

「やっぱり、そう思う?俺も、似た様な事考えてたわ……」

 

この所業、絶対なんかの怨念を感じるのですが……まさかと思うけど、桃子さんの娘だから桃子さんにされた色々をなのはさんに押し付け様としているとか?桃子さん=トラウマ。出会えば、高確率で捕獲される(知り合いのみ)ので全てを娘のなのはさんに!

 

……あ、あり得そうw。

 

「桃子さんの前に立ったら、高確率で捕獲されるもんなぁ……」

 

「ああ。そういう……せやけど、それはちょっとちゃうんとちゃうかなぁ?ここは、桃子さんへ仕返さんと……」

 

「そして、新たなトラウマを植え付けられるんですね?」

 

「アハハ……目に見えるわぁ……」

 

「とりあえず、アイツ等は任せた!」

 

「なんや、厄介事を押し付けられた気がするけど……わかったわ」

 

「じゃ、俺は荷物持ち……まだ、何も買えてないけど……に戻るわ!「ギルガメッシュだとぉ!?」……いや、もうマジで勘弁して欲しい(泣)」

 

「大変やなぁ……(苦笑)」

 

振り返れば、驚愕の表情で驚く新たな転生者が現れた。

つか、『vivid』参加(予定)の転生者って何人居たっけ?

統計とかあったかなぁ?とウィンド開けば18人とあった。成る程、18人中4人に遭遇している訳だな?因みに、その18人中ミッドチルダ在住が10人程。マジか……最悪、後6人とも出会う可能性がある訳だ。これが、ホントの『犬も歩けば棒に当たる』ってヤツだな!?マジ、勘弁して下さい。翼の機嫌が、メトロダウンしてしまいます!その悪くなった機嫌分は、全部俺に向けられるんだぞ!?それを考えると、この出会いは本気でウザいとしか言い様がなかった。つか、もう!出て来るなよっ!!

 

「うぉ!?スゲー美人が居る!!お姉さん、俺とお茶しない?」

 

「なっ!テメェ、その女は俺が目を付けてたんだぞ!?」

 

「ああ!?ふざけんな!順番なんかねぇんだよ!」

 

「お嬢さん!俺とこの後、ラブホ行かねぇ!?」

 

「おい!テメェ、割り込むなよ!?」

 

「うるせぇ!コイツは、俺のモンだ!!」

 

いつの間にか……現在、確認が出来ている転生者全員がワラワラと湧いて来ていた。そして、何故か原作ヒロインである八神はやてを放置して翼に群がっているという状態。

まあ、わからないでもないんだけど。目に見えて、翼の機嫌がメトロダウンしていた。

 

「…………はやて、俺、もう、限界だ……殺して良い?」

 

「アカンよ!?アカンからな!?」

 

ついでに、俺の我慢も既に限界を振り切っていた。

久々のデートだったのに、原作ヒロイン放っておいて翼に群がるとはどういう了見だ!?『俺の女』とは言わないけど、現在進行形で治療中の彼女に凸するの止めてくれない?それでなくても、彼女を物扱いで相手の気持ちも無視して騒ぐのは良くない。

 

「最悪、師匠を呼んでこの殺意を共有するのも手だな……」

 

「うぉ!?ここに、八神はやてが居るぞ!!」

 

「マジで!?って、なんで踏み台の隣に居るんだよ!?」

 

「まさか、《ニコポ・ナデポ》で魅了しやがったのか!?」

 

「酷い男だな!?人を物扱いか!?」

 

「はやて!ソイツは危険だ!早く、俺の傍に来い!!」

 

「なっ!?テメェ、はやては俺の女だぞ!?」

 

「ああ!?ふざけんなよ!?はやては、俺の女だ!!」

 

「酷いブーメランだ。そして、モテモテだな?はやて?」

 

「あんな奴等にモテてもしゃーないやろ!?」

 

「デスヨネー。あー、翼もお疲れ……」

 

「帰りたい……」

 

「そうだな。もう、お腹いっぱいだ……」

 

こう、人の話を聞かず言いたい事だけを言って騒ぐ馬鹿共を見てると……段々、胸がいっぱいになって来る。今は、逆に胸焼けがする程だけど。さて、どうしたものか?

 

「なっ!?この美女もギルガメッシュの魔の手に落ちているだと!?くっ……王様気取りで、ハーレムかよ!?」

 

「ふざけんなよ!?お前、どこまで人を馬鹿にしてやがるんだ!?殺せぇ!コイツを殺して、はやて達を救うんだ!!」

 

「よっしゃぁ!イクぜ!エクスカリバー、セットアップ!!」

 

「俺もやるぜ!ジャスティス、セットアップ!!」

 

「踏み台は、踏み台らしく地面に這いつくばって独り身でいやがれ!!ドライバー、セットアップ!!」

 

「ブッ殺!!フリーダム、セットアップ!!」

 

「インシュリンゲ、セットアップ!!」

 

「セットアップ!!」

 

七色の魔力光が、奴等に纏わり付いて光が弾けるとそれぞれのバリアジャケットに身を包んだ色とりどりの魔法少年が現れる。だが、ちょっと待とう。ミッドチルダでは、不必要に魔法を使う事を制限する法律が存在したハズだ。

八神はやてに視線を向けると、既に仕事モードになっていて馬鹿共に冷たい視線を向けていた。ぶっちゃけ、不穏な言葉も口にしていたので君等への体罰行使&厳重注意待った無しである。

 

「制圧、してくれるか?」

 

「OK。あ、俺……リンカーコアねぇから、バリアジャケット無しだけど構わねぇよな?」

 

「え!?」

 

イライラしていた事もあった、はやての返答待たず適当に《鎧通し》等で馬鹿共に腹パンして沈める。ほぼ、一瞬で制圧して見せた俺だったけど……その後の呻き声と共に発せられた悪意にガチギレしそうだった。

 

つか、お前等が突っ掛かって来たんだろう!?

 

なのに、ヤられたら『児童虐待』とか『暴漢』扱いで周囲の大人に助けを求めるのはどうかと思われる。まあ、周囲の大人も最初から見ていたので呆れた様子で馬鹿共を見下ろしているけど。

その内、相手にされないからって周囲にまで八つ当たりを始めるのは頂けない。なので、ウチの最凶を呼び出した。

 

「静かになりましたね!」

 

「ああ、うん……ホンマに、な?」

 

「クレームは、受け付けませんよ?」

 

「ああ、大丈夫や。言うつもりもないから……」

 

「じゃ、俺等は帰りますが……事情聴取とかは、無しの方向で……」

 

「構わへんけど、借りにしておくわ」

 

「んー……ま、良いでしょう。じゃ、お疲れ様です」

 

言って、俺は超不機嫌になってしまった翼の手を取り元来た道を戻っていく。本当に、散々な一日になってしまった。

 

「次は、もうちょっとマシな休日にしような?」

 

「そうね。もっと、マシな休日が良いわ……」

 

これが、ホントの厄日である!冗談抜きで!

 

 

 

 

 




とりあえず、ウザいのいっぱいー!一応、10人居ます。
神崎くん(髪を下ろしてるギルガメッシュ)と翼(外見:妾系女神&金髪碧眼)のデート風景を……と思ってたんだけど、ミッドチルダ在住の転生者が釣れました的な話になったw。
まあ、フラグは建ててたからねぇ?散々、転生者ホイホイと言ってたからこういう事になっても不思議じゃないと思ってた!よって、フラグ回収した訳だけど……一話分潰れるという話に!ハハハ、なんもさせてねぇw!!
最終的に翼の機嫌がメトロダウンしてお帰りになりましたとさ。めでたくない。めでたくない。最悪だよ!
まあ、そんな感じで進めて行きたい所です。
そして、ミッド在住転生者はこれからも増えて行くよw。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


神崎くんをTSさせたら、【プラズマイリヤ】の『アンジェリカ』になるんですかねぇ?とすると……踏み台?のままにするか、幸薄い転生者にするか迷います。作者的には、幸薄い女性にしか見えないので幸薄いキャラクターになるんじゃね?と思うけど、みなさんはどうですかね?

さて、そんな感じで進める作者のどうでも良い話だ!!

VRネタで、最初からステータスカンスト!特典なんて物を思い付いたよ!!デメリットは、パーティーが組めない。レイドに参加出来ない。ついでに、町や生産系施設&お店が利用できないっていう特典w。つまり、PK専用の特典だ!!あ!スキルレベルは別で!!最強思想のC国用に考えたチートさせない方法の一つだな。それでもやるなら……最早、救い様のない存在として国際回線ごとブロックせざるを得ない。チーター死すべし!当てても死なない化け物は、ネットゲーに参加すんな!マジで!!
見てる分には面白いけど、プレイ中はウザいだけ。
お一人様ゲームで満足してやがれってんだ。
さーせん。闇が溢れました。
TSの話でしたね!神崎くんを女にして、翼をイケメンにするとどうなるかって考えた時に、翼は男の娘にするとして神崎くんをどうするか……と思った訳ですよ。するとですね、プラズマイリヤの『アンジェリカ』なら姉ショタ行けるんじゃね!?と思った訳です。まあ、姉ショタは良いんですが……いや、良くは無いんですけど……それしか、思い付かなかったんだよ凹。でも、ストーリーは作れなくも無いのでやれはするだろう。双夜との相性は、最悪だけどな!!だって、アンジェリカってボンキュボンのナスイボディじゃん。無理だろ!?普通に、初期の双夜と相性が悪過ぎる。残念だが、諦めるしかないな。無念。

世界を構築する設定の情報量が、デカ過ぎる件!!
思い付く奴(作者)も思い付く奴だが、それを言葉にしなければ成らないとか……ツラタン。滅茶、面倒臭い。でも、説明しない事には裏話も出来ない。なんて嫌な悪循環。ネタバレするにしても、元々の説明なしでは全然話が進まないという悪夢。泣きそうです。もう、『カクカクシカジカ、マルマルウマウマ、イアイアクトゥルフ』で、通じれば良いのに!!そして……さあ、みんなも一緒にいあ!いあ!しようぜ!!さすれば、開かれん!世界の扉!!
来たれ、ニャルラトホテプ!!ヒャッハー!!

まあ、そんな扉開いたら……もっと、おぞましいものが見えるんだろうけどねぇ?。

誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m

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