絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Re:
あの日から、外に出る毎に奴等に追い回される日々が始まった。
翼は……あの日以来、秘密基地から出ようとしない。師範代達も、外に出る時は元の姿で買い物とかをやってくれている。それに伴い、俺の修行にも影響を及ぼし……ぶっちゃけ、つまらない日々の幕開けとなった。まあ、ミッドチルダから離れれば問題ないんだけどね。そして、何故か奴等は原作ヒロインの元へは行かず俺や翼の方へとやって来る様になる。
「何故だ……何故、こうなったし!?」
「姉様が、魅力的過ぎるのでしょうね……」
「まあ、神々が法を犯してでも欲するレベルの女神だからの。仕方がないと言えば、仕方がないのだろうな……」
「俺も、カタログで選べば良かった……」
「フム。そうすると、姉ショタの出来上がりじゃな?」
「まあ、逆(TS)でも姉ショタになりそうですが……」
「…………そうか、男の娘が大人気なのか……」
俺がTSしたら、霧島の時の法則で【プラズマ☆イリヤ】の『アンジェリカ』になるだろうから……結局、姉ショタになると思われ。まあ、それはそれでウマウママルマルだけど……師匠とは、相性が最悪になるだろうから俺がパートナーに選ばれる可能性は低い。とすると、翼を救う事が出来なくなるので俺が困る。
はぁ……色々と詰むので、この思考は放棄する事にした。
さて、マジであのアホゥ共をどうしたものか……下手に力で排除したら、次から周囲を気にする事なく攻撃魔法を使って破壊活動に勤しむだろう。男が、主人公であると信じて疑わない馬鹿共だ。
全て、御都合主義な自己解釈で良い様に取るだろうから何を言っても通じなさそう。つか、通じないんだよなぁ……マジで!!というか、同じ言葉を話してるハズなんだけど?まるで、耳が存在しないかの様にスルーされる。その癖、自分達に都合の良い話は聞こえるっていう不思議。
もう、マジで疲れるだけだ。
「これで、リリィ(白セイバー)やオルタ(黒セイバー)に出会ったらどうなるんだろうな?つか、出会うなよ!?」
「兄様が、殺されるでしょうね!」
「兄様を排除して、私やリリィに姉様を手に入れるだろうの」
「そして、フルボッコにされるんですね?わかります」
「ふふふ。兄様、こちらをどうぞお飲み下さい」
そう言って、俺の目の前に置かれたのは緑葉野菜をミキサーで砕いたモノ。俗に、スムージーと呼ばれる糞不味い飲み物である。否、市販のスムージーはとてもフルーティーで美味しいのだが……秘密基地で、出されるスムージーはとても糞不味かった。
何故なら、秘密基地で出されるスムージーには俺の肉体を改造する為の魔法薬が入っているからだ。まあ、スムージーにしてある分幾らか飲みやすくはなっているらしいのだが……それでも、糞不味い事は変わらない。これなら、ルートビアの方がマシかも知れない。いや、どっちもどっちか……あっちは、湿布味でこっちは数種類の栄養ドリンクを混ぜて濃縮した感じ。
初めて飲んだ時は、思わず噴き出してしまったよ。
因みに、作ったのはリリィ。オルタでも、似た様な感じ。
師匠なら、もっと美味しく作れるかも?
いや、作れるかも知れないがそんな危険なスムージーを飲むのはちょっと抵抗が……というよりも、師匠の調理レベルだと魔薬みたいな常習性が生まれる可能性があるのでゴメン被る。
「それよりも、あの方々の頭はどういう構造になっているのでしょうね?全く、理解出来ないのですけど。兄様は、わかりますか?もちろん、わかりますよね?元は、あちら側だったんですからw」
うぉ!?ナチュラルに、リリィが刺して来たぞ!?そんなに、存在する人間を
まあ、俺もちょっとキレ掛けたけど……抑えたぞ!?
「この間など、『原作人物を譲るから、姉様を寄越せ』等とほざいておったな?そもそも、原作人物達ですらあの者達の
「ハハハ……究極の自己中だから、仕方がないんじゃね?」
つか、オルタの言った『翼を寄越せ!』の言葉を聞いた時は俺もアホゥ共が何を言ってるのか一瞬わからなかったからな?というか、原作ヒロインをくれてやるから翼を寄越せとか訳がわからない。別に、原作ヒロインをイレギュラーがモノにした訳では無いだろう!?にも関わらず、既に自分達のモノになってるかの様な発言を繰り返すイレギュラー達。アレは、戴けない。そもそも、自分のモノですら無い物をベットする事自体がおかしい。
例えそれで、賭けを成立させたとしても俺の取り分はゼロなんだぜ?正に、ハイリスクノーリターン。いや、翼を奪われるので賭けに乗っても俺が搾取されるだけに終わる。
ガチで、クソッタレな話だ。
そんなに、翼が欲しいのかというと……そうでも無さげである。ぶっちゃけ、踏み台であるギルガメッシュモドキの俺が翼みたいな女神レベルの美女と居る事自体が許せない模様。ただ、それだけの為に翼を俺の元から引き離したいみたいだ。
まあ、流石に治療中の翼を引き渡す気は更々無いけど……『佐藤奏』と融合した翼が、【超】の付く美女なのは認めざるを得ない。
流石、カタログに載るレベルの容姿である。なんたって、王道の美女だからな。金髪碧眼で、ボンキュボンのナイスボディ!
これぞ、正しく【女神】と言えるレベルの美女だからな。確かに、このレベルの美女を踏み台に任せて置くのはモッタイナイと思うだろうけど……俺は、踏み台じゃねぇんだよ!!って訳で、奴等の要求を無視しまくっていたら住んでる場所を特定された上に散々嫌がらせを受ける事に。
つか、社会的に抹殺して来ようとするんじゃねぇよ!?こっちは、原作に関わろうとしてねぇんだからヒロイン達をGETして俺TUEEEやってれば良いだろう!?
「マジ、ウゼェ…………師範代、カタログに載ってる妾用女神って翼タイプだけじゃねぇんだよな?」
「それは……まあ、確かにそうですけど……」
「兄様よ、何を思い付いたんじゃ?」
「ちょっと、師匠にお願いして数人借りるって事は出来ないのかねぇ?んで、俺と悪戯やりません?」
「……ほぉ、悪戯とな?」
「また、甘美な響きですね……」
「カタログをネタに上げた以上、更なる怨みを買う事になるだろうの?それでも、やるんじゃな?」
「そりゃぁ、ヤられてばっかじゃツマラないじゃないですか!」
「数人を寄越せというと……ハーレムじゃな!!」
「おや?兄様は、ハーレムは嫌いではありませんでしたか?」
「……引っ掛からないぞ!?つか、シレッとブッ込んで来やがったぞ!?引っ掛かってたら、死ぬヤツですね!!」
下手に、ハーレム大好き!なんて口にしたら翼がマジ病んじゃうパターンに陥っていただろう。マジ、危ねぇ!!
リリィが、割りと普通にブッ込んで来たので、思わず『嫌いな男は居ない』と答えそうになってしまった。そんな、返答をしていたらどうなっていた事か……目に見える程に恐ろしい。
「チッ。気が付きましたか……」
「お主……普通に、地雷を交えたの?」
「面白くなると思ったのですが……残念です」
「兎も角、師匠に連絡して人員を送って貰わないと……」
「既に、連絡しました。Masterも、大いに殺れと返答を頂いています。ええ、精神的に追い詰めてあわよくば自殺に誘導すると良い……と、申されております」
「…………何が、あった!?」
「あちらでも、色々やらかしておる様だの?」
「ふーん。翼だけに飽きたらず、原作ヒロインにまでも手を出していると?ホント、クズな奴等だな……」
こっちだけでなく、あちらにもちょっかいを掛けているなんて……言ってる事と、やってる事が違うじゃねぇか!?
ガチで、不誠実な事をして起きながら全力でブーメランを振り回しているらしい。『翼を寄越せ!』と言いつつ、その裏で俺が原作ヒロイン達に接触しない様にしているのを見て気を良くしたんだろうな。
俺が、原作ヒロイン達を攻略する気が無いと知ってそっちにも粉を掛けている模様。まあ、粉掛けはテンプレなので構わない。ただ、こっちに来る頻度も高いので目障りではあるけれど。
きっと、転生者共は上手く立ち回って俺を排除し原作ヒロインと翼の両方を手に入れ『漁夫の利』とか言うつもりなんだろう。
でも、こちらには馬鹿共の行動が筒抜けだし……原作ヒロイン達との繋がりも、極細ではあるけれど存在する。はっきり言って、何を基準にその断定を下したのかはわからないけど……俺が、原作ヒロイン達を避けて居るからそんな憶測を建てたんだろう。
だが、原作ヒロイン達との繋がりがあると知れば手の平を返して『卑怯者』や『チート野郎』扱いをしてくるんだろうなぁ。
そもそも、その判断基準がおかしいだけだから。
そして、自分の都合が悪くなるや否や逆ギレするのも止めてくれませんかね?まあ……予想出来る以上、対策も可能なんだけどさ。それでも、ウザいのは変わらないので面倒だ。
「…………というか、兄様。異世界転生をしたら、ハーレムを構築するのが常識になるのですか?」
「あー……いや、常識ではないですね……」
誰だぁ……んな事を言った馬鹿は!?ってか、リリィ……お前、いつ転生者に会いやがった!?まあ、行動制限はしてませんけど。
「だが、あの転生者共はそう言っておったぞ?」
「変な定義を作らないで!そして、そんな常識は存在しない!!」
更に言えば、その『転生したらハーレムを作らなければならない』ってのは生前のラノベ(創作物)が影響しているだけで転生者のあるあるネタの一つでしかない。そりゃ、楽しく皆でワイワイ出来るのなら、別に俺は何でも良いんだけど。多分、その究極的結論がハーレムとかなんだと思われる。まあ、転生後も一人寂しくボッチ生活とかしたくないもんな!わかるよ。でも、自分だけ楽しいのはまた違う気もするんだ。なので、俺は今がとても楽しいです。
だから、師匠が使い魔達をこんな風にした理由もわかる気がした。ただ、従うだけの存在ならボッチと代わらないもんな。
「では、兄様にもそういう【あるある】があるのですね?」
「なんだろう……すっごい、貶められている様な気がする」
「気のせいだな。そうか、兄様もハーレムを作りたかったか……」
「貶められてるよ!違うからな!?マジで!!」
俺はただ、誰もが幸せそうに笑っている世界が見たかっただけなんだ。ほら、ハッピーエンドを迎えるってそういう事だろう?
「俺はただ、何も考える必要なく楽しく笑えていたら良いなって思っただけだし……アイツ、いっつも微妙な笑顔しか浮かべなくてさ。なんか、周りに合わせてるっていう感じで……だから、全ての柵から解き放たれれば笑ってくれると思ってたんだ」
全力で、邪魔された挙げ句……偽物掴まさせられて、気が付いたら一人絶望の中で悪夢を見続けていただけだったけど。それでも、俺はアイツを引き上げられたと思う。
そりゃ、全然間に合ってなくて長い時間その絶望の中に落としちゃってたけど。だけど、それでも俺はアイツを救えたと思っている。何気ない日々を、繰り返してはいるけど……それでも、不幸ではないと思うんだ。
「アイツ……か。兄様は、姉様にゾッコンなのだの?」
「フフフ……兄様は、わかりやすいですね……」
「つ、姉……な、何の事だ!?俺には、サッパリだな!!」
「「姉様、大好き!!」」
「後か!?って、居ねーじゃねぇか!?」
振り返って、翼の姿を探すが居ない。一応、居間全域を見回したけど翼の姿は一ミリたりとも存在していなかった。だが、コイツ等が意味の無い事はしないだろうから声が聞こえる範囲にはいるのだろう。全く、油断も隙もねぇ!!
「現地に到着しました!」
「ラヴァエラ、クルフトゥ、サヴィアナ、現着!」
「さあ!悪戯を始めよう!!」
そんなこんなをしている間に、師範代経由で師匠にお願いした人材が居間に到着した。そして、そのままリリィ達の元に殺到して何をするのかを訪ね始める。流石、暇を持て余している使い魔達だ。カタログを渡されて、その中から己の外見にする女神を選へと言われてニヤリと嗤う。
ホント、師匠の使い魔ってのは悪戯が好きなんだなぁ……企画を立てた俺が言う事ではないんだけど。
「転生者がウザい。俺のハーレムをデッチ上げるので、その中から自分の容姿にしたいモノを選んで欲しい。ターゲットは、翼を寄越せ等とホザクアホゥ共だ」
「了解しました。折角、救い上げた者をまた汚されるのはこちらとしても本意ではありません。タップリ、心をへし折って差し上げましょう。つきましては、もう一人呼んでも良いですか?」
「もう一人?」
「兄様の計画には、姉様も参加させる事になっている様なので姉様の代わりを一人呼びたいのです」
「これは、姉様の心を守る為であり決して我々の楽しみをもっと多くの同胞と共有する為ではありません」
「……共有したいのな?まあ、倍率的にちょっと少なかったか?余程、希望者が多かったと見える……良いだろう。後、二人くらいはOKを出そう」
「ありがとうございます!ですが、共有したいからではありません。そこの所、良く覚えていてください」
「はいはい(呆)」
うんうん。建前は、必須だよな!わかってるから、その怨めしそうな顔を止めたまえ。そんな程度の低い報告はしないから、存分に楽しんで俺へのヘイトを引き上げて犯罪に走らせてくれ。そうすれば、法律的に堂々と馬鹿共を翼から引き離せるからこの世界での日々ももう少し平穏的なモノになるだろう。
「決行は、あの馬鹿共が突撃してきた時だ。俺と、イチャイチャしている風を装ってくれるだけで問題ないから……」
「別に、徹底的にやっても構わんのだろう?」
「……なんで、死亡フラグ風なんだよ……OK。徹底的でも構わない。ただ、余り翼を刺激するのだけは勘弁してくれ……」
「「「嫌です」」」
「即答かい!?しかも、こっちも弄る気満々!?」
ちょ、マジ勘弁して下さい!なんでもはしませんが、出来うる限りの事はするので……許して!!下手に、ガチネタ突っ込まれると翼の機嫌がメトロダウンする事になるから止めて欲しいんですけど……使い魔達の様子からは、手加減してくれる様な雰囲気は全く無い。あ、これ……普通に、死亡ネタみたいだ。しかも、死亡フラグまで建てられてるので逃げ場はありそうに無かった。
「あの死亡フラグは、俺の死亡フラグやったんかい!?」
「「「もちろん、兄様の死亡フラグです!!」」」
「つか、なんでお前等まで俺を『兄様』と呼ぶんだ!?」
「面白そうなので」
「ラヴォルフ達が、とても楽しそうに呼んでいるので」
「我々も混ぜて欲しいであります!」
外見的には、みんな男の子って感じなので弟が出来たみたいで新鮮だが……コイツ等、普通に男タイプの使い魔だよな!?ただ、ボーイッシュなだけの女性タイプじゃねぇよな!?見た目が、中性的なので本当に男性タイプの使い魔だと断定出来るだけの確証が得られないが……多分、男だと思われる。師匠、なんて使い魔を送り込んで来るんですか!?俺が翼に刺されたら、責任取ってくださいね!?マジで!!等と、ボケツッコミの激しい……そんな顔合わせになったのだった。さあ、来るなら来い!!
……………………
……………………
……………………。
「死ねぇええぇぇぇ!!ギルガメッシュゥゥゥ!!!!」
「なんで、増えてんだよぉ!?この野郎!!」
「「「死ね!死ねぇ!!死ねぇええぇぇぇ!!!」」」
ちょこっと、両腕を美少女と美女に絡め取られた状態で街中を歩いていただけなのにこのヘイト状況……ホント、馬鹿ですね(引)。
あの後、罠を張って待ち構えていたんだけど……何故か、そういう時に限って馬鹿共が寄って来ないので仕方なく街へと繰り出したらエンカウントした。その結果、周囲の状況もかんば見ず武器を振り上げて向かって来るアホゥ共。
しかも今回は、非番中のフェイトと家族サービス中のクロノまで居る状況での暴挙である。
そりゃ、確かにフェイトを呼んだ事は認めるが……クロノの方は、ガチの偶然だった。非番だとは聞いていたが、まさか地球のショッピングモールに出向くのではなくミッドのショッピングモールに出向くとか思わないだろ!?なので、現在とても混乱していた。
いやぁ、面白い状況ではあるんだけどね!
「フッ。モテない男のひがみって言うのは……なんて、気持ちが良いんだ!?いやー、最高だよ。雑魚諸君!!」
今のは、俺じゃねぇぞ!?声は、俺の声だったけど……つか、声真似出来る使い魔が紛れ込んでやがったのか!?
ちょ、全力で場を混乱に貶める気満々だな!?いやー!
マジ、勘弁して下さい!
そして現在、沈黙系の魔法で俺は言葉も声も封じられている状態な上に、両脇からガッチリ拘束されているのでマジ何も出来ません。ちょお!マジ、誰か助けて下さい!
これじゃぁ、ヘイトコントロールなんて出来ないじゃないですか!?いやー!!
「クハハハハ!雑種風情では、決して至れぬ貫禄!今世の勝者も、我で決まりだな!!ハーハッハッハッ!!」
「殺す!殺す!!殺すっ!!!ブッ殺ーす!!!!!」
「喚くな、雑種。我が、王者の風格というモノを見せてやろう!」
言って、何故か【ゲート・オブ・バビロン】が展開された。
止めて!俺はもう、厨ニ病じゃ無いのぉ!!ギルガメッシュの真似も、王者の風格モドキもヤル気は一切無いのぉ!!黒歴史は、封印して下端風にしてただろう!?だから、ガチ勘弁して下さい!
「クックックッ……塵芥の如く、失せろ!雑種!!」
指パッチン。
だと言うのに、何故か表情も身体も一切合切全て使い魔に握られているという事実が俺の心をへし折って行く。これ、ゴーレム操作の応用ですか!?そうですか……現状の俺は、身一つどころか指一本も自由に出来ないただの木偶の棒であります。マジ、辛い。
まさか、こんな事になろうとは……俺の平穏どこ行った!?
そんな感じで、俺の心はゴリゴリと削られて行くのだ。もう、抵抗する気も無いので全身の力を抜いて操り人形と成り果てる。
しかも、【ゲート・オブ・バビロン】から飛び出して来るのは俺が作って溜め込んでいた鉄球のみ。まあ、殺傷能力は低いし当たり所さえ問題無ければ打撲だけで済むレベル。それでも、当たり所が悪ければ死に至る致命傷に成りかねないけど……そんなヘマをする使い魔は居ないし、ちゃんと狙って穿っているみたいなので俺は何も言わない。フレールくんも、スタンバっているみたいだし……ホント、至れり尽くせりですね!!
「貴様等の様な雑種に、我の宝具を使うなぞ分相応というモノ。故に、鉄球で十分だ。クックックッ……ハーハッハッハッ!!」
「クソオオォォ!!踏み台ふぜぇがああぁぁぁ!!」
「オノレェ……オノレエエエェェェ!!!」
いやー、本当にギルガメッシュへのヘイトがヤバいですねw。良いぞ!もっとやれぇ!ヒャッフウゥゥゥ!!面白いので、適当に煽るスタイルで使い魔を煽っていると流れ弾が俺の方へと飛んで来た。だが、そんな流れ弾はフレールくんがそれとなく反らしてくれるので無視していたんだけど……普通に真っ直ぐ飛んで来るので、首を傾ける様にして避けたら転生者達がガチギレを始めた。あ、もしかして……余裕綽々に見えちゃったりした!?
ただ、両隣からガッチリ拘束されているのでそれくらいしか出来なかったんだけど……転生者達は、そう取らなかったみたいだ。
「チクショー!なんで、なんで、主人公である俺様を無視して踏み台であるお前がハーレムなんて作ってやがるんだよぉ!?」
「あ゛あ゛!?主人公は、俺でお前はモブだろ!?」
「ふざけんなっ!主人公は、俺だ!!」
「嘘付くなよモブ!俺が……俺こそが、主人公だ!!」
「黙れゴミ共がぁ!僕が、主人公だ!モブは、引っ込んでろ!!」
そして、一人が俺に対する恨み事を漏らすと途端に『俺が主人公だ!』議論に早変わり。やはり、コイツ等は自分が主人公だと思い込んでいただけの転生者だと知れる。
「クックックッ……愚かな。貴様等が、主人公だと!?何故、その様な勘違いをしているのか……理解に困る」
「あ゛あ゛ぁ!?じゃあ、テメェが主人公だとでも!?」
「フン。我が、主人公だと?笑わせてくれる。我は、王である。その我が、主人公等と言う低俗な存在である訳がなかろう?」
「お、おう……」
「あ、あれ?主人公じゃねぇのか!?」
「だ、騙されるか!?お、俺は信じないぞ!!」
割りと、メンタルが弱いからちょっとした揺さぶりで大荒れする転生者達。その為、主人公ッポイ奴が主人公じゃないと宣言するだけで……これである。弱い、弱過ぎるぞ!?転生者ェ。
「それに、男である我等が主人公になれるはずもなかろう?」
そして、動揺している所へと更にブッ込む鬼畜。それが、師匠の使い魔たる者の所業。しかも、言霊を使うのも忘れない悪魔の囁き。内容が、真実であれどここで言霊を使うとか……マジか!?
動揺する心、そこにブッ込まれる言霊。聞き逃せねぇ……メッチャ、効果的な言葉の暴力ですね!!鬼過ぎるだろ!?
「ど、どういう事だ!?何故、男だと主人公に成れないなn……」
「何を言っている?雑種。貴様等は、それに同意してこの世界へ転生したのだろう?よもや、忘れたとは言わせんぞ!!」
「いや、知らない。男だと、主人公に成れないなんて聞いていない!!お、お前、お前は、何を知っていると言うんだ!?」
「……フム。本当に、何も知らないと見える。では、問おう。貴様等は、何の世界へ転生したか……覚えているだろう?」
んん?最後の台詞……尊大風に言えなかったのかな?かな?そこはなぁ、『覚えておらんのか?雑種』で良いんだよ。フッ……俺を封じて置きながらこの程度のクオリティとは笑わせてくれる。
ん?おや、誰か来た様だ……って、ここ心情世界だろ!?誰が来るって言うんだ!?うわぁ!?え、ちょ、グワー何をする!?
「…………何の世界……?」
「何の世界って、『魔法少女リリカルなのは』だろ?」
「そうだ。でも、それが何だって言うんだ!?」
「ふぅ……答えを口にしているのに、まだわからぬか?」
「え!?こ、答え……それは、男が主人公に成れないって事の答えなのか!?」
「そうだ。これで判らねば、貴様等は雑種以下という事になるがな?まあ、凡夫である貴様等では気付く事もできぬか……よかろう。我が、雑種以下の貴様等にこの世界の真実を教えてやろう!」
普通に、精神攻撃が通るんですね。いやー、闇魔法の精神攻撃で意識をブッ叩かれたッス。つか、ここで煽ってる
と言っている間に、外ではクライマックスを向かえていると……これで、真実に気が付かなければ奴等はマジで塵芥な人生を歩事になるだろう。この暴挙の結果が、今後の俺の生活に掛かっているんですね?理解してくれよ!?
来たれ!我が平穏!!
「この世界は、【魔法
「「「「「!?」」」」」
求められる翼。阻止したい神崎。なら、悪戯を企画して使い魔を巻き込めば良いじゃない!!って事で、ハーレムな悪戯を実行させる作者です。お陰で、神崎へのヘイトが高くなりましたw。まあ、良くあるあるですよね!モテる男に踏み台共が群がるのはテンプレなので、その王道ッポイものを書いてみました。使い魔が居るからこそ、出来る鬼畜な悪戯。可哀想に……これで、自分達がモブである事を強制的に自覚させられる事でしょう!!
因みに、言霊が使われているのは文字の上に強調する点々が付けられている部分だけだよ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
作者のぉぉぉどうでも良い思い付いちゃった創作物語!
書きたくないけど、思い付いちゃったんだよ編
夢と希望と友情のガチなキラキラ魔法少女物語~~~じゃなくて、その裏で魔法少女達が引き起こす魔法(物理)被害を無かった事にしている魔法使いの苦労と涙と血反吐の物語!イエーイ、どんどんパフパフ!!
まあ、言うまでも無いけど……割に合わない苦労人の物語だ。ぶっちゃけ、巻き込まれちゃった特殊能力持ちの一般人枠かな?もう、題名を見ただけでギャグ系のコメディっぽいネタだとわかるよね。うん、まあ……そんな感じw。
それでも、一応思い付いちゃったんだから書いて置くよ。
魔法少女達が、夢や希望や友情だと思い込んでる魔法少女ストーリーで行われた凶行の果てに壊れたりクレーターになっちゃったりした物を直す人のお話だよ。魔法少女達は、怪異を自分達の成長物語だと思い込んでるっていう設定で魔法(物理)のゴリ押しで物事を解決したとしていくんだけど……解決じゃないから!ただの破壊活動です!!成長でも無いからね!?まあ、犯罪者を育成しているって意味では成長なのかも知れないけど。
そして、深夜のアルバイターな彼は……ロストロギア(名義上都合が良いので)を手にした魔法少女達が昼・夜関係なく引き起こす魔法(物理)被害を無かった事にして回る修復魔法の使い手である。
もう、ここだけでも十分酷い設定だよね。深夜のアルバイターって時点で、睡眠妨害という被害が……w。でも、仕方がないんだよ。下手に被害を残してたりして、TV等で報道されたらその壊した物の責任とか弁償等で追い詰められた魔法少女が闇堕ちして暴走を始めるからね。
ぶっちゃけ、彼女達を魔法少女にしている変身アイテムやグッズ(ロストロギア)は良い分類の異物ではないからねぇ。
むしろ、少女達の夢や希望や友情等のキラキラした心を喰って力に変換している鬼畜仕様のアイテムだ。最終的に魔法少女達は、夢も希望も友情も失ってバラバラになるのでこの変身アイテムはさつさと手放させたいんだけど……特別な自分に憧れる少女達が早々簡単に手放す訳もなく。
被害は、次から次へと広がって行くのであった。
で、暴走しちゃった魔法少女は……最終的にロストロギアに喰われて消滅する。なので、暴走はさせられない。故に、修復魔法が使えるアルバイター君は必死こいて被害を無かった事にしている訳だ。彼が間に合わなかった場合の最終結論……ロストロギアの力の源が、少女達のキラキラした心であるが故に罪の重圧や絶望に染まった彼女等は絶望して心を闇に落とす。それは、ロストロギアに取っては喰えたモノじゃないから少女の存在その物を喰って少女達から魔法少女の資格を奪って次の候補の元へと飛んで行くっていう鬼畜仕様。
因みに、仲の良い友達が他に居ればその友達を巻き込んで魔法少女は増えて行き……闇堕ちした魔法少女を浄化出来る。だけど、ロストロギアの力になるだけで結末は変わらない。更に言えば、魔法少女が増えると彼の仕事量も増えるのでマジ大変です。ロストロギアを彼が回収するまでのお話だね。正に、苦労人の物語だ!!
っていうお話を思い付いたよ!
まあ、書かないんだけど……面白そうではあるwww。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。