絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
双夜:
フム。何故だろう……とても、久しぶりな気がするのだが?
如月双夜だ。今、俺は原作(?)の登場人物達が居る施設……本局に潜入している。何故、潜入しているかと言うと神崎の馬鹿共が広域次元指名手配犯になってしまったからだ。実際には、俺が展開した防御魔法が《時渡り》直後の出現エネルギーによって亜高速ブレード現象を起こしてしまった結果なんだけどな。そもそも、大気圏内であれば空気抵抗とかで速度が落ちるんだけど。
次元の海にある本局周辺は無重力な上に真空だからな……お陰で、速度は落ちないしシールドも小さかったから尖った鉛筆で惑星を刺した様な状態になった。まあ、その衝撃で止まったけれど……それ故に、本局のトゲトゲの一つを貫通崩落させてしまったんだ。そのせいで、神崎達が次元指名手配されちゃったので一人寂しく潜入中だ。というか……何故、次元の海の真っ只中にジャンプアウトしたかと言うと、その世界が【五分前創造】によって複製された世界だったから少し座標が狂ってしまったのである。
本来なら、ミッドチルダにジャンプアウトする予定だったんだけど……でも、世界そのモノが【複製創造】されたばっかりで不安定だった。故に、安定した転移にならなくて少しズレた場所に出てしまう。お陰で、色々と予定が狂ってしまったけれど……これはこれで、良かったのかも知れない。その上で、今後の行動方針になるけど……一つ、どうしても放置できない問題が【組織】からもたらされたのでそっちの解決の為に少し動かないとイケない。
因みに、
特に、神崎に取ってのラスボス戦は誰かさん達の介入によって不完全燃焼になってしまったからな。
出来れば、神崎本人に解決させてやりたいけど……相手が、《旧・神族》かも知れないので今の神崎には難しいと思われる。
少なくとも、【組織】に連れ帰って肉体を造り替えるまでは遭遇したくはない。魂と《神殺し》の肉体が、安定するまでは現状を維持し……安定したならば、人造魔導兵器への道を示し選択させる。ただ、神崎の場合は魂が劣化複製体だったせいでオリジナルと融合して更に不安定になっちったけど。最悪、魂の魔改造が出来る奴等を集めて【始まりの魔法使い】みたいな存在に押し上げてしまえば良い。
そこから、神崎には《神殺し》として【不老不死】らしい戦い方を仕込んでやれば何とか《旧・神族》と殺り合えるくらいにはなるだろう。まあ、本人が望めばだけどな。
「……………………」
それはそうとして、潜入しているにも関わらず全く局員に見付からない(ステルスモード)んだけど?やっぱり、《ステルスモード》最強説は間違いなさそう。なので、そろそろユーリでも召喚しようかと思うけど、ユーリには『潜入中ですよね?』と拒否られたので話し相手を探しつつ目の前に居るリンディ・ハラオウンをボーっと見詰める。
何故、俺がリンディ・ハラオウンの執務室に居るかと言うと……ここが、一番欲しい情報が集まりやすい場所だから。とは言っても、一日中無言を貫き通すのは……可能であるけれど辛い。なので、そろそろリンディ・ハラオウンを脅かしても良いだろうか?もう、大分我慢に我慢を重ねているんだけど……悪戯心が、天元突破してもう限界みたいだ。
ーーー嗚呼、悪戯がしたい!!
ムクムクと成長する悪戯心に、我慢の限界を迎えそうな今日この頃……にも関わらず、無警戒で仕事をするリンディ・ハラオウン。
ヤバい。ガチで、悪戯を仕掛けたくなるんだけど……今、ここで悪戯を仕掛けたら俺ーー見付からないなぁw。そう言えば、ここで悪戯を仕掛けた所でステルスモードな俺を視認する事は不可能なんですよね。そりゃ、サーモグラフィーとかで見られたら隠し様がないけど……そんな、特殊な器具を使わないとバレないんだった。しかも、俺ってば未だリンカーコア精製すらしてないw。
つまり、魔法を使い捲っても相手に気が付かれる事は無いって事だ!ヒャッフー!やりたい放題だぜ!?
マジかw!!と言う訳で、記念するべき悪戯第一段は机の引き出し開けたら超リアルなクロノんの顔が飛び出して来る、だ!!
妖精魔法の《チェンジ・リング》で仕込みを終えて俺は待つ。やっぱり、念には念を入れて置かないと……ねぇ?
こう、ビックリ箱を開けるとビョーン!と飛び出して来るクロノんバージョン。
驚くかな?驚くよね?いやー、楽しみだなぁw。
《キィン!》
おや?新たな報告書が、上がって来た様だ。
しかも、【至急】の文字が踊っているので直ぐに内容を確認しないとイケないメール。
だ、だがしかし……今、俺は悪戯の真っ最中。リンディ・ハラオウンの驚く姿を見逃す訳には……《キィン》!。
《キ、キィン》!
クソッ!こういう時に限って、【確認されましたか!?】とか【的確な指示を!】っていうメールが送られて来るんだよな。
「え?きゃっ!?」
ーーハッ!しまった!!
メールに気を取られ過ぎて、リンディ・ハラオウンの驚く姿を見逃してしまった!くっ、オノレェ……!バックアップは撮っているけれど、俺は生で見られるのであれば生で見たい派なんだ!
俺は、後ろ髪を引かれる様な思いでメールを開き思わず声を上げそうになる。何せ、メールには月村すずかとアリサ・バニングスが時空管理局・本局に所属し魔法が使用出来るという報告だったからだ。つまりは、リンカーコアを持っているっていう事。
だが、それはあり得ないと神崎が言っていた。
ならば、そこに干渉した転生者が居るって事になるのだけど……それは、あり得ないハズだ。
だって、この世界は五分前創造によって創られた世界。
過去と言える過去は、存在しないハズなのに持たないハズの二人にリンカーコアがある、だと!?その事実に驚いていると、リンディ・ハラオウンが困惑しながら周囲を見回しているのが見えた。ハハ、無駄だ。そんな事しても、俺の姿は見える事はない。
いや、それよりも気になる事が出て来たので一旦リンディ・ハラオウンの執務室から《妖精魔法》で離脱して世界のシステムにアクセスする。というか、何故アリサ・バニングスや月村すずかが魔導師として時空管理局の本局に所属して居るのか……神崎の話では、あの二人は非魔導師であり原作とは関係無かったハズだ。なのに、その二人が魔導師として本局に居るのにはそれなりの訳があると考えられる。ザッと、世界のシステムとアカシックレコードを確認してみると恐ろしい事が判明した。
なんと、この世界……神崎が言う、【原作】と呼ばれる大元の世界の複製世界ではなく、他の転生者の為に複製世界された世界の更なるコピーだと判明したのである。
要は、この世界を創造した神は複製された世界の結末から自分好みの世界を選び出しその世界を再度複製したという訳だ。つまる所、非魔導師であるハズのアリサ・バニングスと月村すずかが
そのお陰で、彼女達は今ある現状を現実と捉えて生活している模様。そして、先程見た世界のシステムを再確認するとーーOh,Jesus。
ちょっと、なんでコレを放置して置くのかなぁ?
世界の安定率が、シッチャカメッチャカじゃありませんか!!
これじゃ、ちょっとした改編で世界の底に穴が開きかねないんだけど……ああんもう!!それでなくても、色々と面倒臭い事が重なっていると言うのにこんなん……イジメか!?
前回の世界は、それ程でも無かったと言うのに……この世界の異常さよ。ちょこっとくらい、整頓して置いてくれれば楽なのに……ああ、クソッタレが!!ふざけんなよぉ!?
ムカッ腹の立つ話ではあったけど、何とかその怒りを飲み込んで俺は応急措置を終える。と言っても、応急措置は応急措置なのでそれ程長くは持たないだろうから、本格的な調整を早急に行わねばならない。
ただ、短期間での調整は後で世界の負担になるので最低でも数年は必要になる。故に、暫くはこの世界軸に足止めされる事になるからやはり拠点となる場所は必要だろう。
出来れば、神崎達の超広域次元指名手配は解除してやりたいけど……難しい。そりゃ、一度【外】に出られたなら問題自体が無くなるけど。今、この世界が俺達を【外】に出してくれる可能性は……皆無。チラッと、《時空石》を見るけど一時的に灰色になったそれは魔力を込めても何の反応も返して来ない。魔力の再チャージをしてみるが、元の色に戻る事も無かった。正常な状態なら、青色に変化するんだけどな……今は、この世界に封じられている様なのでウンともスンとも反応しない訳だ。これだと……ん!?
そう言えば、必要なのって俺だけだよね?
なら、神崎達は【外】に出られるのでは?
そう、思い至って神崎達に連絡を取ろうとしたけど……着信拒否。どうやら、テオルグ達が神崎に悪戯を仕掛けている真っ最中な模様。一応、テオルグの方にメールを送って置いたけど……無反応。
余程、夢中になれる様な悪戯をしているみたいだ。OK……お前等がその気なら、俺も徹底的に悪戯をするからな(対抗心)!?
リンディ・ハラオウンをヒィヒィ言わせてやる(とばっちり)ぜ!
ーーと言う訳で、リンディ・ハラオウンの執務室に戻った俺は部屋の主が居ない事を確認して、そこら辺中にトラップを仕掛けて行った。もちろん、一つに嵌まったら行く所まで行き着くタイプのトラップだ。これぞ、【必殺・死して屍拾う者なし】な最強の連動トラップ!!一つでも発動させたら、人生の終了間違いなしな鬼畜連動トラップだ。クックックッ。たっぷり、楽しむと良い。
あ、フェイトちゃんが帰還したみたいだ。よし、フェイトちゃんの部屋も悪戯トラップまみれにしてやれw。
ヒャッフー!!
……………………
……………………
……………………。
フェイトちゃんの執務室(?)を、チョイ工ロトラップまみれにして戻って来たら、何故かクロノんが人生終了トラップで人生を終了させてしまっていた。
目撃者?は、リンディ・ハラオウン。
チィイイィィィ!!興が乗って、フェイトちゃん用のエ口トラップを強化しまくっていたのが裏目に出てしまった。悔しい!また、見逃してしまった模様。ちょっと、フェイトちゃんの執務室(?)で遊んでる間にクロノんが人生を終了させていたと言うのに……畜生!!そんな、後悔の念に押し潰されている間に正気に戻ったリンディ・ハラオウンがクロノんの失態を無かった事にしてしまう。ハッ!まだだ。まだ、フェイトちゃんのエ口工ロトラップが残っている。だがしかし、俺は一つ失念していた事があった。
それは、俺がフェイトちゃんのエ口工ロ姿を確認できるハズがないという点だ。そんなモノを見たら、恐怖で動けなくなってしまう。だが、あられもないフェイトちゃんの姿は確認出来なかったけど……フェイトちゃんの悲鳴?は確認できたとだけ言って置こう。
それが、とても情けない『ふみゃあああぁぁぁ!!?』というモノだったって事もなw。フレールくんを通して見たフェイト・テスタロッサ・ハラオウンは、最終的にショーツを脱ぎかけた状態の半裸(下着姿)で頭から生クリームを被って奇妙な体勢でベッドの脇に倒れていた。つか、生クリームトラップは脱衣場に仕掛けたトラップだろ?何故それで、ベッド脇に倒れているのかな?
まあ、ヌトヌトトラップにも引っ掛かっていたみたいなのでこう……右足首が、左膝に引っ付いていたり左足裏が右手に引っ付いていたりしていて海老反り状態だったりするんだけど。良くわからない結末に、ちょっと不思議な気分になったりしたけど……半尻女装状態なクロノんよりかはマシなので良しとする事にした。
女の子は、どんな間抜け姿でも見映えがあるから特だよな!
てな訳で、魔法
というか、これ……俺達が、一度解放(調整)した世界の複製世界じゃありません!?
そこから、転生者と記憶の改竄をして現状に繋げてる?って事は、下手をするとリンディ・ハラオウンの目の前に出たとたん俺達の事を思い出す可能性があるって事だ。
流石に、《神殺し》に関する記憶を弄るなんて事は神様達には不可能なんだけど。例えば、記憶を一度完全に消去して何の影響も受けてない通常世界軸(原作)の記憶をフルコピーした所で《神殺し》の記憶は改竄出来ない。
そもそも、俺達の存在を人間が記憶しているかというと全然記憶出来ていなくて……別領域に記録しているので、記録して
要は、世界のバックアップ記録に刻まれる仮想の記憶であって本記憶ではない。うん、この説明じゃわからないね。
ぶっちゃけるとだなぁ、メインとされる記憶領域には刻まれなくて復元用の記録領域には刻まれるんだよ。
だから、メイン記憶が消去されたり失われた時にはバックアップから抽出された記録が補填されるんだけど……メイン記憶に俺達の存在は刻まれないので、俺達の存在はロストする。だけど、失われた記憶の補完は出来るんだ。
そんでもって、メインの記憶領域には存在しないけど裏のバックアップ領域には存在するので顔を突き合わせると覚えては居ないけど思い出したという状態になる。
これが、俺達《神殺し》が【外】に出た時に俺達と親しかった人達に起きる現象。
メインには、刻まれない記憶。バックアップには刻まれる記録。メインには、刻まれないけどバックアップには存在するので思い出したかの様に見えるけど思い出していない仮想の記憶。
これが、俺達《神殺し》が人々に覚えて貰えない現象の原理だ。
だからこそ、裏アカシックレコードはちょっとやそっとで消せる記録じゃ無いんだよ……アレは。それ故に、俺がリンディ・ハラオウンや他の原作人物達と接触すると例え複製世界だとしても思い出される可能性があるって訳だ。
ふふふ、ヤベェ……神崎達の記憶まで思い出されたりしてねぇよな?まだ、大丈夫だよな!?
あの時、神崎達の姿は見られたハズだけど……俺の姿は、確認されて居ないから大丈夫な様な気がする。
「……………………」
リンディ・ハラオウンが、悪戯された時に周囲を見回してるアレって俺に悪戯された時の既視感とかじゃないよね?もし、そうだとするとヤバい!ガチでヤバい!見付かる!!そして、見付かったらメッチャ説教される!!
よし、にg……戦略的撤退!!という訳でフレールくん達を残して俺は時空管理局から立ち去った。まあ、だからと言って悪戯を止めるなんて事は無いんだけどね!
俺の安全を確保したので、フレールくんを通して悪戯の仕込みをすれば良いだけの話。ってな訳で、フレールくんを介して悪戯を仕掛けて行く。ただ、引っ掛かるのはフェイトちゃんかクロノんくらいなモノだけど。希に、見た事のない局員がうっかり巻き込まれて人生を終了させているけど……笑えるので良しとする。
そんな感じで、日々を過ごしていたらついにキレたらしいリンディ・ハラオウンが自分以外誰も居ないハズの執務室で何か怒鳴っていた。だがしかし、視てはいてもその場には居ないので応える必要がなく……頭の上から、タライが落ちて来てグワァンとリンディ・ハラオウンに直撃し床に落ちて転がる。
『やっぱり、居るのね!?双夜君!!』
「はい、詰んだ」
ちょっと、目の前をウロウロし過ぎたらしい。
ステルスモードで、その存在が見えないとは言え視界に入ってはいる訳だからな。可能性が低いとは言え、思い出さない訳がない。ちょっと、バックアップさん仕事し過ぎじゃありませんか?ぶっちゃけ、初めましての方がありがたいんですけど?とは言え、思い出しちゃったモノは仕方がない。けど、今はリンディ・ハラオウンただ一人なのでボケ老人の戯言って事にしてしまう。即ち、コッソリ継続。
見た目、すっごく若々しいけど……アルツハイマーなんてモノもあるんだから、問題はない。って訳で、転生者の継続捜査を続行ーーと言いたい所だけど、本局に居ても余り集まらない見たいなのでなのはさんの居る地上の方へ行く事にする。ぶっちゃけ、見付からないと良いなぁ。
それと、地球にもフレールくんを派遣して置こう。もしかすると、もしかするからな?例えば、【楓・バニングス】(117話~133話参照)が居た世界のフルコピーとかな?
だが、それだとバニングス家の跡継ぎが居なくなるから【楓】だけは残されている可能性がある。まあ、別の転生者が宛てがれている可能性もあるけど。こっちは、報告待ちだな。だけど、もしあの世界だと言うなればアリサやすずかがリンカーコアを持っている理由が判明する。
ぶっちゃけ、こちらの采配って事だ。
あの時は、すじゅかママの我が儘でリンカーコアを植え付けたけど……この世界は、神々の介入があったって事だろう。まあ、社会への干渉はアウトだけど……個人への干渉は、ギリセーフなのでこちらも動けない。ただ、楓・バニングスが居た場合はギリアウトに該当するかもしれないのでその時は尋問ですね!下手をすると、拷問の気もしないでもないけど……どうしようかなぁ♪
それは、さて置き……《チェンジ・リング》で、地上に降りて来た俺はその足でなのはさんが居る戦技教導隊の訓練場へと向かう。
フレールくんを召喚して、360度全てを見渡せる様にした後でなのはさん達が訓練している練習場へと立ち入る。
依然、ステルスモードは維持したままなので俺が見付かる事はないけど……襲撃、行ってみようか?
「こそこそするのも、飽きて来たからなぁ……」
「はぁ……結局、双夜は暴れるんですね……」
「暇潰しには、持って来いだからな。それに、アイツ等もずっと隠れている訳にも行くまい。貴重な転生者ホイホイだぞ?隠匿しておくには、ちょっとモッタイナイからな」
「はぁ……仕方ありません。手伝いますよ?」
「じゃ、前衛よろしく!《幻惑魔法》……」
言って、俺は《幻の霧》を発生させる。視界を奪い、困惑している練習場へユーリが突っ込んで行くと驚きと悲鳴や怒号が響き渡った。ユーリが、なのはさんとヴィータを相手している内にアッサリ回り込んだ俺が新人達を一人また一人と潰して行って……時折、《デイバインバスター》をなのはさんやヴィータに向けて穿ってみる。一度目は、ヴィータに直撃した《デイバインバスター》だったけど、二度目からは中々当たらなくなったのでちょっと嗜好を凝らしてみた。まあ、《幻惑魔法》を使って途中まで存在を消しただけなんだけどね?いやー、それだけで当たる当たるw。
その内、《デイバインバスター》に弾かれて調度俺の近くにまでヴィータが流れて来たので強襲して意識を刈り取ってみせた。
ついでに、【鮮血の】特製のワイヤーでヴィータの両手をグルグル巻きに縛って杭で地面に張り付けにしてしまう。これで、ちょっとやそっとでなのはさんの元に駆け付けられなくなったのでちょこっとトラウマを突ついてみる事にした。それでは、『ガッシュの炭』を鼻に近付けて叩き起こした後……俺は、なのはさんを墜としに行きましょうか?
……………………
「ちょっと、待って!話を……!!」
二人の戦場に近付くと、なのはさんが何やらユーリに語り掛けつつも戦闘を継続してる状況に苦笑いする。まあ、ユーリの方はなのはさんの言葉を完全に無視して戦っているけど……割りと、ハラハラドキドキしているみたいだ。
何せ、非殺傷設定が付いてませんもんね!リンカーコアを必要とする、魔法が使えなくなって最近はこの世界の魔法に似ているけど非なる魔法を使っているからな。
だから、中々上手く手加減が出来なくなってしまった。
まあ、その内なんとかする予定なので今は殺さない程度に頑張って欲しい所。はてさて、なのはさんがユーリに気を取られている内に背後に回って砲撃魔法を撃ち込んでみた。
「《ストライク・スターズ》!!」
「きゃあああぁぁぁ!!?」
背後からの砲撃を受けて、防御すら出来なかったなのはさんは魔砲の威力のままに地面へと墜ちて行く。それを見送って、ユーリに視線を向けるとジト目なユーリが俺を睨み付けていた。
「卑怯ですね。双夜は……」
「勝てば、官軍!!それに、この程度じゃなのはさんを倒す事は出来ないよ。それと、【楓】の存在を確認。やはり、あの世界のコピーだったか……」
そして、新たに見つかった転生者以外の転生者(旧)の存在は確認出来ないのであの世界のフルコピーの様だ。
ただし、アリサ・バニングスを魔法世界側に居させる為か【楓】だけが残留している模様。性格や人格の方は、預金残高を見てニヤニヤしているので元の守銭奴のままみたいだ。つか、通帳見てニヤニヤすんな!
「ん?おっと……」
地球に放った、フレールくんに意識を飛ばしていたら復活したなのはさんからの砲撃に少し遅れて気が付く。
まあ、気が付いてしまえば初動が遅れても避けられるので問題はないけど……直接攻撃を仕掛けた際に、《ステルス》が解けてしまったのかこちらを完全に捕捉しているみたいなのでニッコリ笑顔で手を振ってみる。
「そんな事をしたら、怒りますよ?なのはさん……」
「知ってる♥。ワザとだし、もちろん♪」
「はあ……後で、どうなっても知りませんよ?」
「逃げるから、大・丈・夫!!」
そう言いつつ、《デイバインバスター》をなのはさんに向けて穿つ。見た感じ、スッゴク怒ってる様子のなのはさんはエクシードモードのレイジングハートをガチ握りして向かって来る所だった。
「こっちは、セットアップすらしてないのにな?ガチギレで、向かって来るぞ?あのねーちゃんw」
「双夜……自業自得って知ってます?」
「もちろん!さあ、前衛交代してみようか?」
「なのはさん……御悔やみ申し上げます……」
ユーリが、なんか言ってるけど気にする事なくなのはさんを迎え撃ち振り上げられるレイジングハートを拳で迎撃する。
「なんで、こんな事するの!?」
「にゃはは。久しぶりだな?高町なのは!」
「双夜君、悪い子はお仕置きされるんだよ!?」
「大丈夫!もう、超広域次元指名手配犯になってるから!!」
「なっ!?何したの!?」
「本局、撃ち抜いた!!」
「え……アレ、双夜君だったの!?」
「いやー、ミットチルダに転移する予定だったのに座標がズレて気が付いたら目の前でさ……咄嗟に、防御シールド展開したらそのまま貫通する騒ぎに……不可抗力だったんだ!!」
「もう、何やってるの!?不可抗力じゃないよ!!」
「だから、今回はなのはさんの敵だよ?敵である以上は、襲撃とかしないとね!!」
「そんな理由!?」
砲撃を撃ち合いながら、経緯を説明してみたら何故か呆れられる。
だがしかし、呆れられたからと言って手を緩める存在では無いのだよ!魔法と格闘を合わせた連擊で、なのはさんを追い詰めつつ悪い囁きを続けてみた。まあ、なのはさんからすると許せない範囲の内容なので却下されるのはわかっているんだけどね?
「まあ、顔バレしてるのは神崎達だけだから……見逃してくれるなら、差し出すよ?僕の身代わりとしてね!!」
「駄目だよ!悪い事をしたなら、双夜君自身が罪を償わないと!」
「だから、不可抗力だって言ってるじゃん!!」
全く、話が噛み合わない俺となのはさんだった。
久しぶりの双夜思考でした。さて、ここからは頭を空っぽにして脳筋状態で突っ走りたい所だけど……掘り下げれば、掘り下げる程に世界の構築設定が出て来る状況に眠たくなります。ええ、何度文章を消し飛ばしたか……その度に書き直しッスよ!?疲れて、うっかり消去ボタンをタッチしたまま(スマホ書き込み)『スヤーzzz……』したら、もう真っ白に……orz。
死ぬ。
お陰で、一向に進みません。
全消しとか、やらかし捲りだからな?マジで、物語を書きながら寝落ちて全消し。保存する前に全消し!!その度にやり直しです。ストックがあるから、続いている状況ですが……最近では、残り2ストックしかありません。
できれば、余裕を持ちたいので5ストックは欲しい所。
でも、疲れているからか……書いてる途中で、寝落ち。
しかも、消去キーを押しながら寝落ち!
保存せずに、寝落ち!!もう、泣きそうです。
作者の創作近況でした。
眠い……でも、書きたい。
スヤーzzz……(全消し中)。
( ゚д゚)ハッ!!?
真っ白。
愕然。絶望。悪夢、イコール、エンドレス。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。