絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Re:
あれから、暫く覇王っ娘の相手をしていたけれど覇王っ娘の体力が限界に近付いたので終了とした。途中から、縛りプレイが面倒になった俺は地面から飛び立ち空中からでも《円華拳》を放って見せたり、劣化《鍛針功》モドキをジャンジャン使って覇王っ娘を煽ったりしてみたりもする。ぶっちゃけ、それなりに楽しい時間を過ごせたんじゃ無いかな?まあ、覇王っ娘がバテてへたり込んでいるけど……それは、気にしない方向で放置。
「さて、と……そろそろ、ロッジに戻ろうか?」
「ま、まだ、やれます!!」
「いや、体感時間を伸ばしているとは言え明日に疲れを残したまま過ごさせる訳には行かないからな……そんな事をしたら、ヴィヴィに怒られちまう。ほら、ロッジに戻るぞ?」
「……また、鍛練に付き合って貰えますか?」
「ん?……ま、俺も暇じゃねぇからその時に時間があれば、な?」
「わかりました。その時を楽しみにしておきます」
中々に、強気な発言だな?まあ、本人はわかっていないみたいだけど……割りと、挑発的な発言だぜ?ただ、せめて立ち上がって言って欲しかったけど。へたり込んでいる状態じゃぁ、何を言っても様には成らないよねw。それは、さておき。時間は、タップリ稼いで見せたのである程度は事後処理も終わった模様。まあ、結界を敷いて内部時間を引き伸ばしているとは言え【外】に居る奴等には異変が伝わっている訳だから……現在、アリちゃやすずかがてんてこ舞いだったりするけど。後、ハラオウン家とかw。
頑張れ!リンディちゃん。ヘコたれるな!クロノん!!ここで、踏ん張らないとヴィヴィオ達が後々苦労するんだからマジ頑張れ!
そして、こちらは正規転生者はそのままに神様転生をやった馬鹿共から特典を奪う作業も終えて、今は襲撃者を地上管理局に引き渡している状況。デッチ上げ……?いや、事実なんだけど。こちらが、有利になる様な情報操作をしつつ馬鹿共を無力化した事を伝え……結界を敷いた理由として、周囲への影響を最小限に抑える為とした。実際、破れかぶれになった転生者がブレイカー系の魔法を使おうとしたりもしたので良い感じの言い訳となったのは事実。そこら辺は、襲撃された被害者も証言してくれたので問題無し。まあ、ハリー・トライベッカやエルス・タスミンの所は説明に苦労しているみたいだけど……そこは、気にしない。アリちゃかハラオウン家が来るまで頑張って欲しい所。マジ頑張れ!!
そして、俺はというと茶番で大騒ぎした原作ヒロイン?達の後始末を行っている。いやー、空間をネジ曲げたり別空間に繋げてたとは言ってもベースはルールーの所有するロッジだからな。色々壊れたり、散らかったりしているのでその掃除をする事になった。
本当は、フェイトちゃん達にも手伝って貰う予定だったんだけど……気絶してたり、体力が尽きてたりで適当に部屋へ突っ込んで置いた。その後、一人寂しく壊れたモノの修繕や散らかったゴミの処理等をやっている。全く、俺の寝る時間が無いじゃないか!
まあ、それを言い訳に数時間後のチーム戦は遠慮させて貰う予定だけどね。適当に食堂とかで、掃除着を着たまま箒を抱いて寝てれば察してくれるだろう。時計を見れば、午前4時を過ぎた時間を指している。後、一時間で掃除を終わらせ食堂で寝なければ成らない模様。ネタばれと、後始末でお説教回避はセット化出来そうだw。さ、後一時間頑張るぞ!!
……………………。
そして、予想通り俺は許された!!
まあ、茶番のお叱りはあったものの概ね後始末を自主的にやった事が良い結果に繋がってくれたのかお説教は無し。昼夜が逆転しちゃってるけど、それは帰る時までに直してしまえば良いので今はマッタリお昼寝中。その間に、覇王っ娘を交えたチーム戦が何度かあったらしい。それ故に、今俺の目の前には体力を使い切った少女達が四人程倒れている。
「あ~~う~~」
「うう……う、腕があがらない……」
「起きられないー……」
「……動けません…………」
「ほ、ほんとに……」
限界を越えて、張り切り過ぎた結果の成れの果てらしいがルールーは平気そうなので、これはヴィヴィオ達の未熟さだという事だろう。その中に、覇王っ娘が混じっているけど。大丈夫か?年長者!?ペース配分くらいは、ちゃんとやって置いて欲しかったよ!
未熟ップリと、無知さが目立つ……『井の中の蛙大海を知らず』ってヤツだ。今回の事で、覇王っ娘は世界の広さを知った。
まあ、連れ出したのも教えたのもノーヴェだけどなw。
そして、今はDSAAについてをヴィヴィオ達から聞かされている。
その様子から、覇王っ娘はもう大丈夫かな?とは言え、無駄に頑固な所がある様だから油断は禁物だけど。でも、まあ……何とか成るんじゃないか?とは思える程度にはなっていた。
さて、覇王っ娘は良しとして俺の方はと言うと三百人近い転生者を捕まえてアリちゃ達に預けたんだけど。今、奴等は失われた特典についてを局員に当たる事で紛らわせている。だから俺は、そんな馬鹿共をどうするかを考えねば成らない。このまま、放置を決め込むのは簡単だけど……あんな状態の馬鹿共を放置したら、どんな暴走を始めるかわかったモノではないからだ。これは、ちょっと面倒臭いけど神崎達を呼び出す必要があるかも知れない。
アイツなら、嬉々として馬鹿共の再教育を受け入れてくれるだろう。その為には……喧嘩を売って来る局員を全て黙らせる必要がある訳だ。なんたって、俺達が未だこの世界に残留しているって事は……まだ、この世界の危機は去っていないと言っている様なモノだからだ!まあ、調整がまだだけど……《時空石》が、未だに解禁されないからな。要するに、この世界の未来ーーー将来的な延長線上で、歪みによって【外】へ吐き出される可能性が残っているという証拠に他ならない。それは、転生者達の暴走なのか特殊な特典による世界の歪曲なのかはわからない。
だけど、このままにするといずれ世界が【歪む】可能性があるって事だ。それに……段々、節操が無くなって来たんじゃないか?
それだけ、元気な遺伝子を欲しているって事なんだろうけど。
《神殺し》の活躍で、奴等が保有している遺伝子が尽き掛けているか……または、別の計画の為に直ぐに使える人材を欲しているのかも知れない。俺は、ウィンドを開いてメール機能を起動させると思考入力で他の《神殺し》達に連絡を取る。ぶっちゃけて言って、この世界の転生者達は異常に多い。となれば、他の世界でも似た様な事が起こっているハズだ。逆に、異常が起こって居なくても何かしらの兆候が見られるハズ……って訳で、貯まっている未読メールを全削除してから一斉送信!現在、活動中の《神殺し》は女性タイプだけなので返信数はわかり切っている訳で……故に、もし返信が無くてもそれはそれで異常扱いになる。
暫くすると、一斉にメールが返信されて来るけど【真実の瞳】が反応するメールは一つも無い。だが、何人かの返信がなかった。
先程、俺のメールアプリに貯まっていたヤツは全て削除している。故に、今来たメールは俺のメールを読んだ《神殺し》が返信したモノである事は間違いない。これでわかる事は、返信を行えた者は返信出来る程度の時間が取れるって事を意味する。つまり、返信を行えなかった者が居る世界は非常事態であるという事だ。
「双子ちゃんの片割れ。根暗天使。天使な悪魔。淑女なサキュバスの居る世界がダメダメか……」
ついでに、お休み中の馬鹿共にその旨を記したメールを送信する事を忘れずに行う。きっと、点数稼ぎをしたい知り合いが全力疾走で駆け付けてくれるだろう……火遊びバレは死ねるもんな?
送信後、活動中の《神殺し》には《旧・神族》が活発になって来てるかを問う質問を送ってみる。直ぐに、誰がピンチなのかを聞くメールと《旧・神族》の動きを考察するメールが届いて行く。
やはり、多くの《神殺し》が面倒事に直面している様だ。
敵、尖兵の増加……歪みは、見当たらないのに世界の危機感は高まり活動中の《神殺し》を世界に留めようとする。まさか、陽動?
でも、それなら何処で何をしているのか……サクッと、休暇中の男共に【外】からの世界の歪曲を調べる様に通達して、現在稼働中の使い魔に歪みの観測を命じた。これで、何も無いのなら俺の勘違いで終わるんだけど……多分、間違いない。
二十分程、目を閉じていたら一本の連絡が届く。連絡が届くと同時に、開いた【外】から確認した“界MAP”がオンライン化する。
アップデートされたMAP、その観測ギリギリの端にこちらが関知していない歪みによって
最初から、これが狙いだったのか!?
「糞っ!ヤられた!!」
「ふぇ!?え、なになに!?」
「まさか、こんな大掛かりな仕掛けを用意していたなんて!」
ヴィヴィオ達が、驚いているけど今は気にしている暇がない。
直ぐに、【組織】に通達して【始まりの魔法使い】に連絡を取るけど……こりゃ、間に合いそうにないなぁ。だから、別動隊を編成する様に使い魔へ指令を出す。だけど、回収出来るだけの生きてる人や遺伝子があれば良いが無理そうだ。これは、本気で一本取られた模様。どうやって、《神殺し》の人員を特定のMAP端に集めたのかはわからないけど……完全に、出し抜かれた形。
緊急連絡メールを飛ばし、全ての《神殺し》に呼び掛ける。
直ぐにセイビアから、休暇中の馬鹿共を纏めて出撃すると返信が来たけど……“界MAP”を見るに、惑星だけでなく銀河系も吐き出されてーーーと、中継(使い魔)が間に合った。
直ぐ様、使い魔を中継して結界やら防護フィールドを展開する。
それによって、吐き出され掛けていた銀河系は護れたけど……吐き出され切った惑星関係は、直ぐに回収されて持ち去られてしまう。ザッと、その
ーー嗚呼、知的生命体の居る惑星だったか……。
「しかも、物語の世界じゃない……」
完全に、独立している独自の進化を遂げた世界を持って行かれた模様。そういう世界は、かなり貴重な世界なので玩具にするのは勘弁して欲しいんだけど。アカシックレコードから、失われた惑星の情報を抽出して再現するにしたってかなり大規模なリソースの消費問題が……しかも、再現する為の物資とか。
それによって、本来あるべきハズだった歴史とか発展とか……リソースの減少によって、大幅な下方修正される事だろう。というか、その事は《旧・神族》だって知っているハズなのに。
だが、それだけ追い詰められていたという事なのだろう。やはり、サッサと大型の【システム・アガシオン】をロールアウトするべきだったな。その為には、【システム・ユグドラシル】の完成を急がねば成らないけど……現在の技術では、不可能に近い。
「あーあ。実現可能そうなのに、実現不可能とかやってられないな。せめて、熱に強いガラスがあればなぁ……」
流石に、太陽レベルの熱に耐えられるガラスは存在しない。
しかも、長期間の運用に耐えられるモノとなれば……もっと、存在しないだろう。最悪、透明で熱を通さないのであれば何でも良い。
そんな便利な物体、存在しないかn……ああ、透明で無いけど熱を通さない金属はあったな。オリハルコンから抽出されたとある物質に、原子レベルで陽子崩壊(魔法)させて原子レベルで種類別にされたモノを《錬金術》で再構築して生み出された【ハルコン】。
あれならば、熱を通さないし早々壊れる事もない。というか、空間そのものをブッた切るレベルのカッター(斬撃)じゃないと加工すら出来ない代物。もっとも、《デメンショリング・カッター(空間断裂魔法)》で【ハルコン】を加工してた頭のおかしい【大賢者】が居たけど。俺は、魔工技術があるので何とか光を通す程度の【ハルコンガラス】を作ったけど……もっと、工夫が必要なんだよな。今、パッと思い付く方法はあるけど直ぐ実験出来る様なモノでは無いし専用の設備も必要なので見送る。
「作戦的には、納得出来るモノではあるんだけど……」
透明な素材の件と共に、《旧・神族》が取ったと思われる元気な遺伝子回収作戦の内容も大体見えて来た。要は、メインとなる世界の確保の他に
いや、本当に手の込んだ事をやってくれる!
「しかも、感知外世界を攻めるとか面倒な事を……」
人手不足って言ったって、全ての世界を観測出来る訳じゃ無いから見落としはある。あるけど、【組織】の情報収集能力は高く見落としがほぼ無いと言える程だった。しかし、今回は【組織】の弱点を付いた感じだ。と言うか、《旧・神族》は一種の禁忌を犯している。本来であるならば、
ぶっちゃけ、これを破るという事は全ての勢力との全面戦争を意味し、更には契約によって制定された内容を受け入れるという事に他ならない。アレは、早々簡単に受け入れられる事の出来る内容では無い故に《神殺し》の歴史で証明されている事を知っている。
てか、これを破ったら《旧・神族》全体が呪われるんじゃなかったか?呪われるというか、能力が著しく低下する的な話だった様な気がするんだけど?それを踏まえても、元気な遺伝子の回収がしたかったのだろうか!?
まさか、最近新たに《旧・神族》の勢力に入信した新人共の暴走とか?契約を交わしたのが、旧勢力だから新勢力の自分達が呪われる事はないだろうと思ったか?いやいや、《神殺し》との契約がそんな浅はかな考えで破れるモノだとでも思ったか!?
そんな、生半可な契約な訳がないだろう?
旧だとか、新だとか……そんな、程度の低い区分けであの契約が発動しない訳がないだろう?正真正銘の【旧・神聖契約】だぞ!?
失われた、【旧・始まりの世界】で使われていたとされる【始まりの魔法使い】を【魔導兵器】に変えてしまったあの【神聖契約】だぞ!?その事は、《旧・神族》だって知っているだろう!?
まさか、解除する方法が見付かった!?だが、アレって……【神】を殺した時に付与される【呪い】と同等の厄介なモノじゃ無かったっけ?《神殺し》でも、解除し難いあの【呪い】レベルの契約を解除出来る方法?死して尚、永遠に魂へ付いて回るレベルの【呪い】に誰もがドン引きしたって言うのに……解除した!?
「ハハハハ……あり得ないな。それなら、敵対勢力を取り込んだ方が楽だ。そして、《神殺し》を孤立化させて皆で叩くって言うならまだ現実的だと思うけどな……」
まあ、孤立させて敵対したとして最終的に出て来る【始まりの魔法使い】をどうにかしないと負けは確定なんだよな。《旧・神族》でも、アレが居ると逃げ出すから本物のラスボス扱いになっている。ただ、戦わせる時は周囲に誰も居無い事が条件になってるけどね。だって、挙動一つで次元が消し飛ぶ化け物だよ?サイズ的には、他の《神殺し》達と変わらないのに魂と魔力が大き過ぎるってだけで世界に入り切らないわ……目に映らない巨大な魔力刃が、【始まりの魔法使い】の動きに合わせて振り回されるって言うんだから頭おかしい。全く、どこの最終兵器だよ!?
「叫ぶだけで、艦隊が全滅するらしいし……ガチンコ兵器デスヨネー。本人は、恋人出来ないって落ち込むけど……」
俺も似た様なモノだけど、まだ本体でも世界の【内】に入れるし……膨大な魔力って言っても、殆どのリソースが《ルール・ブレイカー》寄りなので次元を消し飛ばす程でもない。【始まりの魔法使い】は、そのリソースを魔力系にガン振りしたらしいからあんな化け物に成り果てたのだと思われる。ああ……【魔法】系では無く、【魔力】系にガン振りだ。魔力量とか、魔力強度とかそういう魔力に関係する方向に全力投球したらしい。お陰で、神々に捕まって魔改造されたらあんな怪獣になっちゃったとのこと。
因みに俺は、特殊系に極振りだよw?最強の力も魔法も無視して、特殊系の能力に極振りだ。まあ、何かしらの数字をステータスに降った訳じゃ無いけど方向性を決める修行の時にちょこっと特殊な鍛練を積み捲っただけなんだけどね。それで、その後のスタイルが決まる。だから、大体迷った奴は万能タイプを目指したりする訳だ。まあ、俺は特殊系一択だったけどね。【魔王】として、暴走していた過去があるから捕まって周囲を見渡せば化け物オンリーとかw。普通に、同種の力では勝てないってわかったから特殊系に走るしかないと考えた訳よ。
そして、それが大当たりして現在はそれなりに有利な立場を確保出来ている。まあ、余計な『期待』という名のプレッシャーまで付いて来たけどな。全く、死にたいのなら勝手に死ねば良いモノを……ま、それが出来たら俺は必要無くなるんだけど。
「とりあえず、目の前にまな板の上で喘ぐだけの鯉が打ち上げられて居るんだ。ちょこっと、悪戯をしても許されるだろう……」
「ちょ!?待って、何の脈絡もなく何でマッサージの話とかになるのぉ!?あ、あ、い、痛いのはやだよ!?」
「大丈夫、大丈夫。痛くはしないから、多分気持ちよくなるだけだからジッとしてて?」
「あ、あ、あーーーーー♥!」
グリッと、ピクピク痙攣している筋肉を前足の肉球でググッと押してみる。まあ、肉球なのでそれ程痛いハズはないのだがヴィヴィオが悲鳴に似た歓喜の声を上げた。んん!?これって、ただ肉球のプニプニ感にヤられただけなのでは?そう思った俺は、足元から頭の方へと回り込みプニュプニュとヴィヴィオの顔を肉球で触ってみる。すると、ヴィヴィオの顔面偏差値が崩れた。
あ、これ……にゃんこの肉球好きが良くする顔だ。
とりあえず、ヴィヴィオを肉球でトロけさせながらセイビアからの連絡を待つ事にする。どうせ、《時空石》は無反応のままなので今俺がやれる事は少ない。通報はした。使い魔経由で、開いてしまった次元を包み込みそれ以上の流出を防いだ。後は、【外】で活動出来る奴に任せて俺は果報を待つだけである。
「にゃんこの肉球攻撃!見よ、このトロけ顔を!!」
「……ヴィヴィオ……それ、そんなに気持ち良いの?」
「ああ……あんなに、トロ顔に……」
「……………………」
「……やってみるか?」
「はーい!やりたいでーす!」
「あ、リオずるい!私も、私も!」
「……………………」
覇王っ娘の反応はアレだけど、リオとコロナには肉球でプニュプニュしてやる。どうだ、俺の肉球は?物質化した魔力で、この弾力を出すのは至難の技なんだぞ?俺だって、にゃんこ化した後の肉球が今一だと詰まらないのでそこそこ練習した。
その結果が、この肉球た!!
「双夜。駄目ですよ?お話の邪魔をしたら……」
「大丈夫だよ。話が終わったのは、わかってるし……肉球でプニュプニュしてるだけだからねぇ?」
とても良い笑顔のユーリから、ちょっとした圧の様なモノを感じるけど俺は気にしない。はいはい、肉球が恋しいのね?全く、この程度で嫉妬とか止めてくれないかな?と、そう言えば……最後は、ユーリvs全員だったらしいね?また、蹂躙したのかな?
「それで、どっちが勝ったの?」
「ふふふ。何の話ですか?」
「僕、今回は怪我の療養って名目だから暴れられ無かったんだよね。でも、ユーリは暴れたんでしょ?楽しかった?」
「はうっ……!!ユーちゃん、怖い……」
「もう全然、歯が立ちませんでした……」
「ボロボロにされました……」
「……………………」
覇王っ娘は、視線を外し他の子はそれぞれの感想を述べる。
チラッと、大人組の方を見れば全員あらぬ方向を見ていて視線が合う事もない。ただ、ユーリにリベンジ戦を仕掛けた事は判明した。それに、ヴィヴィオ達が含まれていたのは以外であったけど……ユーリが、楽しく嬉々として蹂躙した事は良くわかる状況だ。
「そうか……また、負けたのか……」
そもそも、ユーリは古代ベルカの失われた技術から生まれた存在。
元は、『闇の書』の動源力である『永遠結晶エグザミア』を核とした特定魔導力を無限に生み出し続ける『無限連環機構』のシステムだった訳だが……それを《旧・神族》の一派に利用され、世界を歪める鍵として引き抜かれた結果ストーリーとは関係のない存在として孤立してしまった。それを俺が助けて、消滅しない様に暴走気味だったエクザミアを完成させたのが現在のユーリだ。
ぶっちゃけ、特定の魔導力を無限に生み出し続けるシステムが元なので魔力切れは起こさないし永遠に戦い続ける事が出来る存在でもある……理論上は。ただ、本人が引っ込み思案だったのでアレだったのだが……現在は、見る影も無し。ま、まあ、その延長線上で戦闘に関しては最強と言わざるを得ないけど。神崎曰く、【公式チート】らしいので防御力と攻撃力は折り紙付き。そんな、怪物を相手にする訳だから原作ヒロインズでは手も足も出せなかっただろう。
一応、最強の一角だからな。しかも、俺の魔工技術で強化してあるから原作より一層強くなっているだろう。
控え目に言っても、特典持って転生する転生者よりも強いと思うぞ?流石に、《神殺し》レベルとは言わんが【Master of ace】くらいには届くと思われる。【Master of ace】とは、【組織】の補助組織と言われている戦闘以外での補助を目的とした構成員を纏める機構だ。補助と言っても、多岐に渡るので全ては知らないけどそこそこ戦える者が集う組織?らしい。他にも、そう言った補助組織はあるし……俺も、【組織】の全部を知っている訳じゃないから多くは語れない。でも、ちょっと気になったので概要くらいは知っている程度の話である。それで、その組織では神を殺す事は出来ないけど《神殺し》に同調し【神】を敵とする者達が集っているとのこと。その目的は、最終的に《旧・神族》を滅ぼす事だけど、その過程で派生する細々とした雑務をこなすのが職務だという。それには、戦闘も含まれるので余程の事がなければサクサク処理してくれるとのこと。ユーリは、その戦闘員と同レベルくらいと判断して良いと思われる。ただ、魔力強度が圧倒的に足りないのでそれ以上の評価は出来ないけど……こういう、【内側】の世界で戦う分には使える存在だと言えるだろう。
まあ、俺的には戦闘面での活躍は余り期待してないので殆ど日常での絡みが多い。ぶっちゃけ、原作ヒロインズとの緩衝材扱いである。最悪、なのはさん達が煩わしい存在になったらけしかける要員的な感じ?だ。
「癒しには、成らんかったな……」
「何の話ですか!?」
途中で、話がガラッと変わってるのがわかると思うけど……そこら辺は、いつも通り消し飛んだ辺りだ。結局、消し飛んだ部分が思い出せなかったので別の話を矛盾が起きない程度に差し込んだので『???』と思われるかもですが……ご了承の程を。
ああ、そうさ!寝落ちちゃったんだよ!!
そして、全消しまでは行かなかったけど思い出せなかったんだ!!
だから、話が途中で切り替わっちゃったw。寝落ちる前に書いてたのにな?結構、上手い言い回しだったのは覚えてたのにな!内容が思い出せなかったんだ。チクショウ!!
とりあえず、《円華拳》に付いては『あやかしびと』という工ロゲーを参照にしてくれ。まあ、作者はPS2の移植版(全年齢対象)で遊んだからエ口の方は知らないけどなw。まあ、それに出てた拳法だよ。円を基準とした技法で戦う流派だね。それを魔力で強化して、派手にしたモノが双夜の使ってる武術だよ。気になったら、やってみると良い。知ってるなら、何も言わないよ?
因みに、双夜が他の《神殺し》に送った一通目のメールは……『暇か?』の一言だけ。それに反応があれば、反応が出来る程度には暇だって事だ。まあ、大体はキレ気味の返信が帰って来るよw。
その後は、返信する前に向こうが異常に気が付いて誰が苦戦してるか問うて来るけどね。だから、『点数稼ぎ(バカ)が行った』という返信が出来る。後は、雑談になるね。重要なのは、最初の一言のみ。
後は、サクサク指示を出すので気にする必要はない。のだけれど、女性は気になる質なので質問は来るだけ来るよ。
【界】については、《神殺し》の用語みたいなモノかな?
『次元』を一纏めに表現する時とかに使われる用語だ。
世界なら、【内側】とか言ってるね。
そして、そんな用語で一纏めに出来るって事は【界】の平行世界もあるって事だよ。その為、いずれの世界では平行【界】から来た《旧・神族》に悩まされるんだよね。殺した《旧・神族》が復活!?して暴れるから……ホント、ウゼェ凹。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。