絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
今年もよろしくお願いします!!
今回は、間に合いましたw。
???:
○×○○年の一月一日。
新年を迎えた【組織】では、日々発生する様々な事案の事後処理を終え偶々暇を持て余していた《神殺し》が珍しく一堂に介していた。件の事案を終えて、次の事案が発生するかも知れない束の間の安息日。本来であるならば、そこは女《神殺し》達の憩いの場だったけれど……その日は、何を思ったのか【始まりの魔法使い】がそこで管を巻いていてそれを解消する為に集まった男達によって埋め尽くされていた。だが、いざ女達の憩いの場に来た彼等はその惨状を目の当たりにして後悔の念を覚えている。
何故なら、女達の憩いの場は本気の戦場となっていたからだ。
憩いの場の中央に居座るのは、【組織】の裏大将【始まりの魔法使い】。どこか、中世を思わせる雅な衣装を着て箸を片手に重箱の前を陣取っている。
そして、緩慢ではあるけれど気品ある動きで重箱の中身を食べている様子だった。その表情は、どこか緊張した面持ちで一口一口ソレを口元に運びながら時間を掛けて咀嚼する。
何故、あんなにも真剣な面持ちで重箱を食べているのか……ここに来たばかりの彼等には全く理解すら出来ない。近くに居る、事情を知っていそうな者に話を聞きたくても殆どの者がその場に来た新参者と睨み合っているので後から来た者は部屋の隅に寄って彼等の動向を眺めている事しか出来ない。
「なんだ?なんだ!?何が、起きているんだ!?」
また、新たな新参者が部屋の隅に集まっている不参加者に事情を問う。だが、返って来た返答は『不明』というモノでしかなかった。どうやら、質問した相手が悪かったらしい。事情を知る者は、一応居るみたいだけど彼では無かった模様。なので、新参者は次の不参加者の元へ行き話を訊く。数人はしごして、漸くわかったのは彼等があの重箱を独り占めせんと奪い合いをしているという事だった。それは、最初からわかっていた事ではあったけれど……新参者は、アレがなんであるのかを知りたいという顔をする。
まあ、目の前に居る者もそういう顔をしているので恨めしそうに中央の【始まりの魔法使い】に視線を向けていたりするけど。
何はともあれ、この場で戦って居る者達があの重箱を求めて争奪戦をしている事はわかった。だからと言って、あの重箱に何が入って居るのかは未だわからない。わからないけど、中央に居る【始まりの魔法使い】の挙動を見てそれが食べ物である事を理解する。だから、今度は争奪戦をしている参加者達の顔ぶれを見て……それらが、【組織】に所属する中堅以上の古株達である事を確認した。情報っていうのは、何も周囲に居る人物達から得るモノではない。それは、争奪戦をしている者からでも収得出来るモノだ。それに、話を訊かなくても収集出来る情報は山の様にある。
「古株から、中堅の方々ですよね……」
「フム……食糧難の話はあったか?」
「いえ、今年も豊作だったと聞いています。一応、確認しますが不作だったなんて聞いて無いんだけどなぁ……」
「不作であったとしても、食料庫の保存システムは時間経過のないアイテムBOXだろ?【外】と交流が無くなったとしても、千年は引き籠って要られるって聞いてるぞ?」
「だよなぁ?なら、やはりアレ自体に問題があるんだろうか?」
「他に、何か情報を持っている者は居ないか?」
「いや、持ってねぇだろ。つか、争奪戦になっているんだぞ?そんなレベルの代物について、誰が情報を流すって言うんだ?」
「フム。そりゃそうだ。でも、これを引き起こした奴が居れば話聞けるんじゃね?多分、ソイツはこうなる事をわかっててやらかしているハズだからな……」
「OK。もうちょっと、聞き込みしてみるわ……」
こうして、彼等は争奪戦と重箱の情報を得る為に動き出す。
……………………
……………………
……………………。
Side 黒幕
「始まった様だな……」
ポツリと、暗い部屋で憩いの場と呼ばれるラウンジを見ていた者が呟く。窓辺で、グラスを片手に俺は争奪戦を始めた馬鹿共の動向を眺めていた。その視線は、とても冷ややかで相手を蔑んでいる様でいて何の感情も浮かんで居ない様にも見える。
「……皆で、重箱をつつけば良いモノを愚かだな」
窓辺に居る俺の反対側で、カウンター席に座った少年がカランと氷の入ったグラスを揺らして寛いでいた。
普段は、そんな気取った様な行動はしないのだけれど……今は、そういう気分の模様。まあ、ぶっちゃけると一人は
そして、もう一人である俺は同じく《神殺し》ではあるモノの“宮使い”の《神殺し》で名を如月双夜(仮)と名乗っている存在だ。
即ち、決して交わる事のないハズの平行世界でこちらの双夜とは別の歴史を辿った“如月双夜(仮)”である。
便宜上、『如月』と呼ばれているが二人は同一の存在ではない。
全くの他人ではあるのだが、とある縁があって彼等は出会った。
その結果、今回の争奪戦が起こる原因を作り出した訳なのだが……本人達は、至極愉しそうに馬鹿騒ぎを眺めている。
「異世界食材を提供してくれてありがとう!」
「いやいや、こちらこそ良い経験になったよ。食材や味を収集出来ても、本格的に料理なんて作らないから……」
「生産職なのに?」
「職業、生産職だけれど……作るのは、もっぱら兵器オンリーだから。もしくは、薬品とか魔法薬だが……料理は、初の取り組みだったよ」
「マジか……生産とは、いったい……」
「ハハハ、哲学だなw。最近に至っては、テラフォーミングくらいしかやってねぇから異世界召喚なんて言っても人間と関わる事なんて滅多にねぇから……」
「大変なんだな、【境界の守護者】も……」
「で、有事の際は《神殺し》として前線に送られる……と」
「ホントに、大変なんだな!!」
「だから、今回のお誘いはホントに気晴らしになったよ」
「すっごい、被害になりそうだけどな……」(笑)
「それは……否定しない」
戦闘の余波で、【組織】の施設の一部で爆発が起きるのを確認した俺が視線を反らして肯定する。今も、聞き耳立てずとも聞こえて来る爆音に被害状況が手に取る様にわかって俺の内心は嫌な汗がダラダラと滝の様に流れていた。まあ、カウンターに座っている双夜は通常運転だけど。
「でも、まさか……食い物一つでこんな事になろうとはな……別に、財政とかが貧迫している訳でも無いだろう?」
「一度、貧迫させてやろうと色々したけど……駄目だった」
「何してんの?世話になってんだろ!?」
「まあ、そうなんだけど……ちょっと、ウザくてさ……」
別段、二人は本音で語り合える程に仲は良くないがそれが逆に口を軽くしていた。それに、俺が放ったとある一言で双夜の荒んだ心が救われたっという事もあり、そこそこ良好な関係を築けたのも理由の一つである。
「それにしても、まさか……【組織】に保護されていたとは……ねぇ?フフフ、灯台もと暗しとはこの事か!!」
「この時間軸の双夜って、静がどこに居るのか所か存在している事すら知らなかったんだよなぁ……うっかりしていたぜ……」
うっかり溢した一言に、双夜の【組織】嫌いが加速したのも仕方がないと言えよう。しかし、部外者である俺がその話を知っていた理由もまた不明だろう。だけど、それ以上に静・クリスティーナ=D=アスフォードの情報は双夜を歓喜させただけでなく、不審者であるハズの俺を無条件で受け入れてしまう程度には最高の鍵になっていた。当人は逆に、不覚を取ったかの様な態度だったけど。そんな訳で、今回のコラボ悪戯は実行された。
「ま、番外編だし問題は無いけど……あ、聞こえないのかw」
首を傾げる双夜を見て、俺は良くわからない世界のシステムに苦笑いする。どうやら、本筋と関係のない話をしようとしても双夜達には届かない模様。まあ、この程度ならリソースの消費なんて有って無い様なモノだから無かった事にされたらしい。
「彼女の話は、そのまま通ったのになぁ……物語の根幹に関わる呟きは無かった事になるか聞こえなかった事になるみたいだ」
「何、ブツブツ言ってるんだ?」
「こっちの話だ。なぁ、争奪戦場に汚水とかブチ撒けたらどうなると思う?何となーく、過剰反応が見られそうなんだが……」
「フム。それも良いけど、砂糖とか塩とかスパイスにしねぇ?」
「味の変革か……阿鼻叫喚地獄だな。荒れるぞ?」
出来れば、現在の至高の味が明後日の方向になる様な変革をもたらしたい。それも、台無しになる様な変革をである。そうなった時、彼等がどの様な反応を見せてくれるか想像すら出来ないので余計に愉しく思えた。なので、GOサインを出してしまう。
「任務、了解(^-^ゞ」
……………………
……………………
……………………。
Side 双夜
やはり、彼が【俺】という存在を生み出した“作者”らしい。
何故かと言うと、希に何かを言ってても聞き取れなかったり言った事が無かった事になっているッポイ。でなければ、たまに文脈が繋がらない会話が繰り返される事がある。これは、幾つか前例があるので知っていた知識であった。まあ、実際に目の当たりにするなんて事は想定して居なかったけれど……まさか、“作者”に出会う事になろうとは一万年以上生きててもあり得ない事である。
だからと言って、俺の人生をなんであんな風にしたのかを責める気は無かった。何故なら、彼もまた地獄を体験したであるらしいからだ。まあ、それが嘘であっても静の居場所を教えてくれた恩があるので水に流しても良い。終わりない、存在するかもわからない日々よりかは居るとわかっている状況の方が絶望は少ない。
それに、この世界には【終わりの《神殺し》】という存在は必要不可欠だから……まさか、俺みたいなのが《神殺し》達の希望になるなんて思わなかったし?彼等も、少し前までの俺と同じく終わりの無い日々に絶望していただろうからね。
「それで、静はどこに居るの?」
「んん?ああ、【組織】の施設内に居るよ?ただ、外界と完全に隔離されているからちょっとやそっとでは見付からないねぇ?」
「???もしかして、現在も探していたりするの?」
「一応……でも、使い魔では辿り着けない場所らしいから異空間からエネルギー供給が可能な超小型ドローンで捜索中」
「成る程。僕対策がされているんだね?」
「だろうなぁ。だからと言って、ドローンで行ける場所も限られているけどね。中々、厄介な施設だなぁ……あ!」
「どうした?」
「見付かって、破壊された……なんだ?あの天使……」
「フム。天使、ですか……どんな姿だった?」
「薄い透明感のある青銀の長い髪。パッと見た目、女性の様に見えたけど絶壁……」
「サワディか……」
「サワディ?ああ、セイビア達の保護者か……なら、報告はされないから別ルートで探りを入れますかねぇ?」
「……サワディを知ってるの?」
「………………知ってる。つか、知らねぇ方がおかしい」
「……何故?知らない方がおかしいの?」
「…………さぁな。ФЖλΨΣγβξωДЩёпмфыΔΠθο」
え?聞こえなかった!?つまり、セイビア達の“作者”も彼だとでも言うんだろうか?でも、セイビア達の“作者”は既に見付かっているハズ。なのに、何故彼の声が聞き取れないのか俺は混乱した。
【真実の瞳】を使おうとしても、どうも“作者”には効果が無いらしいし、訊きたくても世界が邪魔をして詳しい話を聞く事が出来ない。うわぁ……なんか、モヤモヤするんですけど!?
わからない、答えが知れないって事がこんなにも心に残るモノだとは知らなかったよ。色々と、聞きたい事が山程あるっていうのに何も出来ないって事がこんなにもモドカシイとは……俺って、色々恵まれていたんだな。
「そうか……アレが、サワディなんだな……アレで、男……」
「………………気持ちは、わかる……」
「まだ、男の娘というζξЖЮЭを知ら△&Ψ°∂□∬Ωυ○ωλ×γだけど……男だけど女で色ッポイωЮ∂残念美人だよな!」
何が言いたいのかわからないけど、残念美人っていうのは良くわかった。どう見ても、どう会話しても色ッポイ女性なのに実は男!
BLネタの受け側なのに、性格はドSって言うんだから完全にネタキャラ!でも、ネタキャラなのに重要ポジションに居るって言う矛盾!故に、残念美人と来たもんだ。
「手を出そうモノなら、男色扱い。下手にBLネタを提供したらあっという間に上から下へと拡がるんだろなぁ……」
「おや?BLは、嫌いなのか?」
「まさか、大好物ですが……?ただ、自分で被ろうとは思わないけどな。他人事なら、ただ愉しいだけだけど……」
うん、理解。その気持ちは、良くわかる!他人事なら、良いんだよ他人事なら。でも、自分で被るにはちょっとリスクが高いので当事者では居たくない。ただ、ハプシエルは受け入れざるを得ないので諦めているけど……この如月は、どう思ってるのかな?
「ハプシエルって知ってる?」
「知ってる。ЩΨΩυΤΔιεσοχψからωЖАσζηでぱkΤtΓΡからΛΣβζεΘしているハズだ。ああ、そうか。ΘΤοξпΩЮ∬фΠыυΨХЮ∂Ф?」
はいぃ?何、言ってるのかサッパリわからない。わからないが、この人が深く関わっている事だけはあった良くわかりました。
つか、ハプシエルと俺が出会う事になった原因はコ・イ・ツかあぁぁぁ!!あの時、俺がどんな気持ちでアレの包容を受けたと思って居やがるんだ!?ふざけんなよ!?普通に、殺したい!!
「あ、そうだ。出来れば、ハプシエルで【組織】壊滅とかやらかしてくれると嬉しいな?「は?」もちろん、本気で解体する必要はないから適当で構わないよ?」
「意味がわからないんだけど……」
「使い魔、ルール・ブレイカー、両性嫌悪の呪い、限界突破、撒き散らされるマインド・ブレイクの魔法で出来るだろう?」
「???」
「ハプシエル、量産」
「……………………」
そ、そりゃ、それだけあれば出来なくも無さそうだけど……ハプシエルなんぞ量産したら【組織】壊滅処の話じゃなくなるぞ!?
使い魔、《ルール・ブレイカー》、《両性嫌悪の呪い》、《限界突破》、《撒き散らされるマインド・ブレイク》……この内、最低でも三つ使えばハプシエルと同等の存在を作り出せば可能だ。
全部を使えば、ハプシエル以上の怪物が生まれるだろう。死者、続出ですね?わかりますw。ちょっと、面白そうなネタ寄越さないで下さいよ!?殺りたくなっちゃうじゃないですかw。まあ、良い。今回の御節企画が終わったら考えて見ようじゃないかw。
「じゃぁ、言ってみようか?」
ーーー《死守せよ!》
……………………。
Side ???
唐突に、声が聞こえたかと思えば周囲一面に白い粉末状のナニカがバラ撒かれた。瞬間、争奪戦に参加していた古参の方々から悲鳴が上がる。ちょっとした、パニック状態になって全員が阿鼻叫喚状態で大騒ぎだ。一部、魔法で何かを守っている人達も居てギャーギャー喚いている様子が伺える。その様子を横目に、カウンター席に居た末参加の者がその白い粉末を口にして『砂糖だ』と呟く。その一言で、辺りは一時騒然となった。その情報から、彼等が何を争奪しようとしているのか推測し当てた者が出たからである。その結果、末参加だった新人からも参戦者が相次いだ。
まあ、大半の者は参戦者の面々を見て諦めた様子だが……物好きも居たもんだなぁwーーと、参戦しない様に見せ掛けて【始まりの魔法使い】が確保していたソレを奪って離脱する強者が現れ地獄が始まる。最早、そこは欲望に溢れた馬鹿者共の巣窟だ。
『諦める』、なんて言葉を持たない馬鹿がヒャッハーし始めた。
ぶっちゃけ、死に物狂いで中堅や古参にアタックする新人を廃除しようと躍起になるアホゥが周囲の被害も考えず極大魔法を使う。
『『『『『これは、俺(僕、我輩、某)のモノだああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!』』』』』
……………………。
Side 黒幕
「アッハッハッハ!バカだ。バカが居るwww!!」
「予想通りで草www」
「草に草を生やすなよwww」
「【鮮血の】、キレるぞぉ?」
「ガチギレのマジギレのブチギレでしょうねwww!」
「異世界食材を俺、如月双夜(仮)が提供w」
「それを、俺事……如月双夜が調理……」
「「正月企画。毎度、お馴染みの御節を作ってみたwww」」
「麻薬レベルのヤッバいヤツwww!」
「否定は、しない。しないけど、そこまで言う!?」
「言います。てか、言えちゃいからヤバいw!」
「そんなモノを作った覚えはないんだけどなぁ……」
「因みに、《料理》スキルレベルって幾つ?」
「異世界で確認したら、レベル43だった」
「その世界の、スキル最大レベルは?」
「…………10だったと思うけど?」
「ハハハ。上限解放、限界突破なレベルですね!御馳走様です」
因みに、レベル50以上だと『天元突破』者というらしい。他にも、レベル80越えで『超越者』。レベル100越えで『神』という称号を得るとのこと。それ以上を求めると、『至る者』という称号があるらしいが……そこまで行くと、《神殺し》でも訳がわからない超レベルの技術になるという。つまり、化け物に化け物呼ばわりされるんですね?クソッタレが!!
「因みに、如月は『至る者』レベルのスキルとかあるの?」
「…………あるよ?錬金術や鍛冶辺りが、それに該当するけど……ま、生産職だから仕方がない」
「戦闘系職業適正は、無いんだよね?」
「無いな。生産系オンリーだよ」
「それで、《料理》スキルレベルは?」
「何故か、奇跡的に一桁台だな……」
「何故……それだけ、ヤバいスキルが在りながら《料理》だけ一桁台とか……訳がわからない」
「異世界料理、割りと最悪だったけど……食材が、肉オンリーで焼く、煮る、蒸す、炒める以外に何しろと!?」
「燻製とか?揚げたり……色々出来るだろ?」
「燻製なら何とか……でも、揚げるには油が必要だろ?水なら、直ぐに手に入るんだけどなぁ……」
「なんか、色々足りてない感じか……」
「いや、高級品。ちょっと、手に入りにくい……」
「あー……そっちかぁ……」
「原油なら、あるんだけどなぁ?」
「なんで、原油!?」
「月の体積分くらいあるぞ?後は、金属各種が惑星二つ分くらい?いやー、貯めた貯めたwww」
「それだけあれば、十分過ぎるだろう……」
「宇宙○艦ヤ○トも入ってるぞ?」
「宇○戦艦○マト?そんなモンで、何する気だ?」
「もちろん、波○砲で惑星を消し飛ばすのが男のロマンだぜ?」
「傍迷惑な……というか、消し飛ばしちゃ駄目だろ!?」
「つってもなぁ……戦争は、止まらない。更に言えば、不老不死でレベル300以上の生産職が居たら……捕まえて、檻に入れて皆で刺しまくれば高レベルの軍隊も簡単に用意出来るぞ?」
「……………………」
「それで、世界の覇者に成るのだ!なんて、鼻息荒く息巻いた権力者が世界中に喧嘩仕掛けて……滅びるんですね?わかります」
「ハハ。それって、通信系の魔道具も無く……現地に瞬間移動する魔法も無かったからでしょ?安易に想像出来るわwww」
「そうそう。安易に、支配さえ出来れば世界の覇者に成れると思い込んでいた権力者の短絡思考のせいですね。魔物の居る世界で、長距離通信が出来ない。現地に瞬間移動出来ない……問題が解消されていないとスタンピードに対応出来ず人類が滅びちゃうルートに入ります」
「簡単に、想像が付きますわ……」
「檻に入れられた挙げ句、槍や剣で滅多刺しにされた俺の意味は?価値すら暴落ですか?」
「止めて上げて!!」( *>艸)
「滅多刺しに会った理由を述べよ……」
「えっと……世界を滅ぼす為?」
「世界救済に召喚されたのに、役立たず扱いを受けて迫害されてやっとこさ魔王を倒して凱旋したら捕まえられて檻に入れられて滅多刺しに。その結果、世界が滅びると?」
「喚ばれた意味がねぇwww!!」
「滅びる運命だったんだよ……つか、俺的には地獄だな……」
「なんで、そんなマイナスルートに入るんですかねぇ?」
「チクショウ!!こういう時は、醤油粉末行くぜ!」
「うわぁい。八つ当たりだぁwww!!」
……………………。
Side ???
『醤油粉末キターーー(゚∀゚ 三 ゚∀゚)ーーー!!!』
『ギャアアアアアァァァァァ!!!!!』
「シールドが……シールドが、無効されるぅ!!!」
「いやああぁぁぁ!!粉末が、粉末が俺の御節にぃ!?」
「ギャアアアァァァ!!至高の御節が、全くの別物にぃ!!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛至高の料理がああぁぁぁ!!!」
「糞!糞!糞!!それは、俺んだあああぁぁぁ!!!」
『マヨ粉末投与!!!』
「キィヤアアアアァァァァ!!」
「嫌なのが投下されたああぁぁ!?」
「マヨネーズはヤバい!マヨネーズは、ヤバいんだぁ!!」
「マヨラーは、喜ぶけど……これだけは、死守したい!!」
「至高の味が、マヨネーズ一色にいいいぃぃぃ!!!」
「止めろおおおぉぉぉぉ!!頼むから、止めてくれえええぇぇぇ!!!!!」
「ギャアアアアアァァァァァ!!!!!俺の、俺の御節がああぁぁぁ!!!」
『あ、これ……粉塵爆発出来るんじゃね?』
『お?そう言えば、その通りだな……殺るか?』
『OKOK。じゃ、小麦粉と蕎麦粉……行ってみようか?』
『火気厳禁。粉塵爆殺、行ってみようか?』
『粉塵爆
「クソォ!敵は、如月双夜か!?」
「もう一人は、誰だぁ!?」
「同類って事は、わかる!!」
『『『『『止めろおおおぉぉぉぉ!!!!!』』』』』
カッ!!!!!
次回分をお休みにしたい……(本音)。
だが、投稿します!!
投稿する予定でしたが、正月休みが蒸発したので諦めます。
ごめんなさい。
今回は、特殊コラボ?コラボ?なのか???
とりあえず、如月双夜と如月双夜(仮)の共同企画です。
異世界食材を使った、如月双夜オリジナル料理(御節)をやってみました。ある意味、悲鳴オンリーのお話になってますwww。
最初は、双夜と静の話でもと思ったんだけど……それは、以前もやったから今回は別の奴との話にしようと思って、最近やたらあとがきに書いてるもう一人の如月双夜(仮)についてにしようと考え……こんな話になりましたw。まあ、楽しんで貰えたら幸いです。正月早々笑かしたれ!って感じの話にしてみました。良い年になるといいですね!!後、ハプシエル地獄は殺りたいですねw。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。