絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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四一八話

神崎:

 

 

とりあえず、前回の治療後の様子見に行ったらこの世界軸のアリサ・バニングスに捕まった神崎大悟です。チクショウ!なんで、月村家に行ったらアリサが居て高町恭也が追い掛けて来るんだよぉ!?と想定外な事が起こり、現在……師匠にヘルプ要請を送りつつ、黙秘で時間稼ぎをしております!!早く、助けて!!あ、使い魔なアリサ達を連れて来ないでね?現場が、大混乱に陥るから!!

そんな感じで、黙秘を続けていたら頭に小太刀のミネが落ちて来ました。ガン!と激痛が走って、今は頭を抱えてのたうち回っているとギラっと恭也に睨まれてしまう。

つか、黙秘は被告人の正当な権利であると主張したい!

そもそも、魅了野郎のせいで原作に関われずこの地球で生活を余儀なくされた馬鹿共が、アリサ達に掛ける迷惑状況を調べに来ただけなのにこの仕打ち……余程、迷惑を被っている模様。これだけで、彼女達がどんな被害に遭っているかが目に浮かぶ。

恭也さんが、フル武装で即出て来た所を見るとこういう襲撃が良くあるんですね?忍さんとの間に生まれた?自分の子供を愛でる暇も無いとは……なんて無情。最早、同情せずには居られない。

例え、子供が生まれて居なくても恋人である忍さんとの逢瀬を邪魔されるばかりの日々は大変だろ……等と、同情の視線を送っていたら怪訝な顔をされる。だから、明確にわかる様に『お疲れ様です』と言ってみた。ああ、黙秘は出来なかったよw。

 

「有象無象のお相手は、大変そうですね……?」

 

「…………何か、知っているのか……」

 

「さあ?でも、元凶は知っているかも知れません」

 

「つまり、君も彼等と同じという事か……」

 

「いいえ?それに、俺には恋人に準ずる者が居ますので彼等が望む方には一切興味がありません。なので、丁重にお断りさせていただきます」

 

強いて言えば、月村すずかさんの状態を教えてくれるとありがたい。アリサが居て、忍さんや恭也がこの場に出て来ているのにすずかやメイドが居ないのは不自然過ぎる。普通だったら、アリサの傍らに佇んでいますよね?なんで、居ないんですかねぇ?

 

「この状況……どう、思います?師匠……」

 

「引き籠ってるんじゃないか?」

 

「「「っ!?」」」

 

そろそろかと思い、適当に声を掛けてみたら普通に返って来た。

いや、居るとは思ってたけどさぁ……居るなら、助けてくれても良いじゃ無いですか!?とは言っても、スパルタな師匠なら自力で逃げ出せとか言い出しそうなので黙っておく。

 

「神崎。恭にぃは、怪我をしているみたいだぞ?」

 

「え!?マジッスか……全然、わからんかった……」

 

「経験不足だな。気が付いていれば、逃げ切れたモノを……」

 

「サーセン。つか、俺はすずかさんの状態を確認しに来ただけなので問題があるのなら逃げませんよ?」

 

「フム。それで、問題ありなのか?」

 

「どういう状況下で、どんな目に遇ったかはわかりませんが……アリサ・バニングスが居るのに傍らに居ないのは不自然です」

 

「セット物か!?……了解した」

 

言って、開けた場所だったのに何も無い空から落ちて来る師匠。

それを見て、慌てて空を見上げるけど……やはり、何も無かった。

つか、振り返り周囲を見回すが……ここからだと、半径50メートル圏内に背の高いモノって何も無いんですけど!?

 

「何をやっているんだ?」

 

「なんも無いのに、師匠が降って来た不思議」

 

「魔導師なら、不思議でも何でもないだろう?」

 

「いやいや、師匠ってば魔法使って無かったでしょ!?」

 

「…………良いから、すずかの様子を見に行くぞ?」

 

「あるぇ?俺、まともな事言ってますよね?それに、顔合わせして間無しにすずかさんの元へ行けると思ってる不思議……」

 

「邪魔するなら、倒してしまえば良かろう?」

 

「あるぇ?そこは、許可を貰って行くんじゃ無いんですか!?」

 

「面倒だ」

 

「あ、はい。あーうん、なんだろう?」

 

気持ちは、わからないでも無いけど周囲の警戒度合いを見て発言して欲しかったかな?師匠の登場で、それなりの警戒度が上がっちゃっているのに押し通る発言で更なる警戒を受けているんですけど……なんか、ごめんなさい?恭也さんとか、メッチャ殺気立ってて武器とか構えちゃって居るんですけど!?

 

「あー、うん。なんか、ごめんなさい?師匠、説明とか色々面倒になっちゃったらしく……もう、力押しで行く模様」

 

「ちょっと、どうにかならない訳!?」

 

「あー、じゃ、俺が説明とかするんでちょっと時間頂いても?」

 

「なら、僕は先に行くから。後、よろしく」

 

言って、師匠は転移して行った。ハハハ。説明する時間も、惜しいって事ですか?そうですか。なんか、丸投げされた感じですね。

 

「とりあえず、概要だけ説明して良いですか?」

 

という訳で、まず最初に『転生者』と『パラレルワールド』についてを説明した。そこから、紐付ける形で【魔法少女リリカルなのは】についての説明を続け、現在アリサ達が置かれている状況等を事細かに教えてみる。すると、忍さんが一番の理解者になってくれて……アリサからは、クレームがこちらに飛び火した。

 

「あー、まあ、転生者達を転生させた神々についてはこちらで処分させて頂くので転生者については問答無用で殺しても罪には問われないと思って下さい。特に、親兄弟の居ない奴等は殺しても記憶や記録からも消失するので最初から居なかった事になります」

 

「成る程。殺しても、罪に問われないとはそういう意味か……」

 

「ただ……一度、地獄に落ちた亡者については地獄の拡張が終わり次第、順次回収されるので放置で良いッスよ?」

 

「…………とんでも無い話ね……」

 

「まあ、俺もその話を聞いた時はスッゴク驚いたので気持ちはわかります。システムが、とんでも過ぎて実感が湧かないですけど」

 

「そうでしょうね……」

 

「でも、まあ……転生者からすると、将来的に美人でナイスボディになる逆玉な美女って狙い目なんですよね。アリサとか、すずかとか……後、収入が安定していて魔法さえ使えれば自分達でも活躍出来る世界って魅力的みたいですよ?」

 

「聞いていると、パラレルワールドで人生を失敗した人達が魔法の力を得て暴れているだけに聞こえるんだけれど?」

 

「まあ、それで正解ですね。俺も、ちょっと前まではそっち側だったんですが……生前、幼馴染みを神様に殺されていましてこっちで再会して恋仲になったものの……色々、邪魔されててややこしくされてます」

 

まだ、恋仲にはなっていないけど……嘘も方便って事で。

こう言う事は、馬鹿正直に暴露するもりも潤滑油的な方向で円滑に物事を進める為に使うべきだろう。たまに、師匠も使ってる事だしなぁ?後で、バレたとしても現在進行形で頑張っているんだ!とでも言えばわかって貰えると信じておく。

 

「それで、《神殺し》側に再度転生したって事か……波乱万丈な人生を送って居るのね?」

 

「まあ、俺の場合は身内を助けてるだけなんですけど……」

 

「血の繋がりもない、赤の他人でしょう?」

 

「そうッスけど……生前、いっぱい助けて貰ったのでその恩くらいは返さないとバランスが悪いじゃないですか……アイツ等にだって、幸せになる権利はある訳ですから……」

 

「…………そうね。その通りだわ……」

 

「あー……長話に成りましたけど、転生者共の行動原理はそんな感じです。後、師匠は回復魔法のプロフェッショナルなんで……多分、すずかさんの傷付いた心を癒してくれるんじゃ無いかなぁ?つか、マインドヒーリングが可能な魔法使いなんで任せても大丈夫かと……」

 

「マインド、ヒーリング……話を聞く限り、とんでもない魔法が使えるのはわかったわ。でも、どうしてそこまでしてくれるのかしら?被害者だからって理由だけじゃ、ちょっと納得が行かないんだけれど?」

 

おっと……ちょっと、答え難い質問が来たど?それは、師匠側の理由なので俺が説明しても良いのかわからない。だけど、物事を円滑に進める為には……告げても良いよね?

 

「あー……んー……その、パラレルワールドって、一つじゃ無いんッスよ。その、別の似た世界で恭也さんが師匠を拾って忍さん達に預けたらすずかさんやアリサさんになのはさんが師匠の母親役を買って出てくれまして……メッチャ、良くして貰ったとかで苦しんでるすずかさん達を放って置けないというか何というか?」

 

「…………つまり、あの子に取ってすずか達は母親って事になるのね?成る程、そういう事なのね……」

 

とりあえず、説明出来る所は説明したのでそれ以上の説明は控える事にする。そりゃ、質問された事には答えるつもりではあるけど……余計な事まで、説明する気は無いので沈黙するのだった。

もう、既に余計な事まで説明しているって言われそうだけれど……必要最低限の事しか説明してないからな!?

 

OK、OK。大丈夫。無問題だ。

 

つか、俺……師匠に殺されたりしないよね?あ、不老不死だったわ俺w。………………でも、痛いものは痛い凹↓。

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

とりあえず、説明は終わったので移動に移動を重ねてすずかの部屋の前まで来るとそこは……大惨事だった。てか、すずかの部屋の扉が木端微塵なんですが!?何があったし!?ガチで、力付くで押し通ったのか!?と思える現場になっていた。

つか、メイドさん達が気絶した状態で床に転がっているんですけど……マジ、何があった!?いや、どこの殺人現場だよ!?ってくらい驚く状況になってて草が生える。

 

「なんか、良くわからない殺人現場が……あ、メイドさん達は気絶しているだけの様ですけど!」

 

「ブッフ!ちょっと、笑わせないでよ!!」

 

「いやいや……他に、どう表現しろと!?」

 

「不謹慎よ?神崎君」

 

「とりあえず、師匠が強行突破した模様。頑張ったんだなぁ……」

 

すずかを護る為に、体を張って師匠の前に身を晒したんだろうけど……相手が、悪かったですね?史上最強のチビッ子が行くすずか救済の道。後で、メイドさん達も直して上げて下さいね?

コードとか、見えてるけど気にしない方向で放置しておこうか?

 

「はてさて、部屋の中はどうなってますかねぇ?俺が、覗いても大丈夫なのか……アリサにお任せしても?」

 

「良いけど……自分からは、行かないのね……」

 

「最近、出来た恋人が……………………恐くて」

 

「は?」

 

いや、もう、本当に恐ろしい存在なんッスよ!

 

「照れ隠しに、グーパンが飛んで来るんだぜ?下手に口説こうモノなら、普通にボッコボコにされるから……」

 

「どういう恋人よ!?」

 

「いやいや、見た目は最高の女神だけど……照れさせると、パンチが飛んで来ますが?しかも、威力は人外レベルなのでマジ死にそうになります」

 

「…………アンタも、苦労しているのね……」

 

いやいや、愛情表現が激しいだけッスよ?って、言ってて苦しくなって来たよ。わかってる……わかってはいるんだ。

 

「……まあ。なので、先に行っていただけますか?」

 

「わかったわ。大丈夫そうなら、呼ぶから」

 

言って、アリサが恐る恐るすずかの部屋へと入って行く。

そして、直ぐに中に入っても大丈夫の旨を教えてくれた。

中に入ると、ベットに寝ているすずかの上に陣取った師匠が幾つもの魔法陣を展開して回復魔法を使っている様子が見て取れる。

中々、時間が掛かっている所を見るとかなり重症な様子がわかるんですけど……なんで、マウント取ってるんですか!?

 

「ちょっと、すずかが苦しそうなんだけど!?」

 

「んー……問題は、無いよー?」

 

「重力魔法ですね。無重力状態で、二人共浮かんでるみたいッスけど…………絵面が、悪い!!」

 

「そう、なの?」

 

「飛び込んでみれば?まあ、突き抜けて落ちると思うけど……」

 

無重力空間に飛び込んで、そのまま突き抜ければ落ちるオチが目に浮かんだので言ってみると視線を逸らされた。きっと、注意しなければやってたと思われる。いや、気持ちはわかるけど!!

というか、誰もが通る道だと以前【鮮血の】さんに言われたかな?

 

「俺も、飛び込んでみたいけど……必要魔力が、足りない。もっと、研鑽して魔力の消費量を減らさないとなぁ……」

 

とは、言うものの……いつになるかは、不明。それに、ソレをやる為にも必要となる他のスキルも習得しなければならないし……先は、まだまだ遠い。そりゃ、自分を基点にして展開するのは出来るんだぜ?でも、自分以外を基点に出来なくて困ってる。どこであっても、普通は展開出来るなら別のモノを基点に出来るハズなんだけど……何故か、俺は自分を基点にしか出来なかった。

なので、無重力遊泳とか……未だに、未知の世界だ。浮遊は、出来るんだけどな!更には、重力が掛かる方向を360度球状に移動させて()()()事が可能だ。最も、()()()のであって遊泳する訳じゃないんだけどね。ええ、飛ぶのでも泳ぐのでもなく……落ちるんです。そんなモノは、断じてコントロールしているとは言えない。アレは、飛行ではなく落下なのだ!

 

「空に落ちるだけなら……それ程、魔力を使わないからな……」

 

「空に落ちる……って?」

 

「俺の飛行方法。飛行っつーか、重力を操作して空に落ちる様に飛ぶだけなんだがな……高所から、永遠と落ちてるみたいなモノだからひゅんってするけどな」

 

アリサが、俺の呟きに反応したので答えたらなのはさん達みたいな飛行をすれば良いと返って来た。なので、俺や師匠の魔法はリンカーコアを用いらないモノだから生まれ持った属性に依存する事を説明する。ついでに、俺の属性が土系で今は重力の魔法を多様する事を伝えた。それで、自分もその魔法を学びたいと言ってたけど……師匠が、『駄目!』と拒否したので俺は沈黙する。

 

「なんで、駄目なのよ!?」

 

「リンカーコアを用いらない分、リスクが付いて来るからだよ!」

 

「あ、俺……魔力操作や制御で、死にかけましたw」

 

「そのくらい、軽いヤツだよ。穴という穴から、血を噴き出した馬鹿も居たんだぞ?下手すりゃ、体の内部でボン!する場合も」

 

「爆発したんですか!?」

 

「魔力を循環させようとして、一部に淀みが生まれ……それを、無理やり力ずくで押し流そうとした馬鹿が内側かrーーー」

 

「あ、良いです。言わないで下さい。ええ、想像が付きました」

 

弾け飛んだな……馬鹿が!!つか、俺も経験があるので何とも言えないけどアレは普通にヤバいヤツだった。下手に、力ずくで押し流そうとすると淀みが膨張して……最悪、弾け飛ぶのである。

ええ、それはもう……結構、派手に内側から臓物を撒き散らす結果になりましたとも!その場に、師範代達が居てくれたので直ぐに治して貰えましたが……魔力操作や制御は、一人でやるもんじゃない。

その場に熟練者が居ないと、即死に繋がる行為である。

俺の場合は、一度体験させられてから師範代が付きっ切りで教えてくれたけど……アレは、普通に死ぬ。なので、ヤバくなると師範代が外部から俺の魔力淀みを解消してくれたよ。まあ、そんな事が出来るのはそれなりの修練を修めた師範代レベルの人に限るけどね。

因みに、どれだけ魔力操作や制御が巧い人でも《魔力感知》と《外部魔力操作》のスキルを持たない人では居ても役に立たないらしい。言われて納得。そりゃ、自分以外の魔力を操作するんですもんね?その二つが無ければ、他人の魔力なんて操作も制御も出来るハズが無い。いや、勉強になるわぁ……。

 

「因みに、俺では出来ないから師匠を説得してくれ!!」

 

流石に、そんなスキルまで手を伸ばせていないので俺におねだりの視線を投げ掛けられても無理だからな!?いや、可愛いけど!

でも、可愛いからと言ってここで甘い顔をしてやる事は出来ないので師匠に判断を丸投げする。結果、師匠にバッサリ切り捨てられたアリサが落ち込んでいたけど俺は視線を逸らして見ないフリ。

いやー、残念でしたねぇ……まあ、前?ヒロインの爆散現場なんて見たくないからホッとしたのは内緒。つか、リンカーコアを使わない魔力操作&制御の失敗談には俺も驚いたは驚いたんだぜ?

なんせ、下手したら内側から爆散するかもなんて話……聞いて無かったからなぁ。というか、そんなデメリットがあるなんて聞いて無かったから、鍛練が始まってからドン引きさせられる日々だったよ。つか、体内が弾けるなんて体験……死に際で無ければ、するハズもないんだけどね?でも、死にはしないからって放置されて激痛にのたうち回っているその横で、魔力操作&制御に関する説明を受けるなんてのは色んな意味で正気ではないと思ったよ。

 

「普通に、正気度薄くて笑えたけどな」

 

まあ、今となっては笑い話だけれど……現在進行形だった時は、マジで周囲の人々のキ〇ガイっプリを実感させられた。一般的には、血反吐を撒き散らしながらのたうち回わる怪我人を放置したりはしないんだけど……不死だからって放置した挙げ句、魔力操作&制御についての説明を始めるとか頭おかしい。その上、それを昔の話だからと笑い話だと言い切る俺も十分おかしくなって来てたよ。あの時は、あんなに師範代達をキチ〇イ扱いしてたのに今では俺もその仲間入りしてたなんて……頭を抱えて悶絶する。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー」

 

「だいぶ、染まって来ましたね?」

 

「ようこそ!正気度の薄い世界へ!!」

 

「止めろ!急に現れて、恐ろしい事を言い出すな!!」

 

「大丈夫ですよ?兄様。それが、普通になるのですから……」

 

「そうだぞ?兄様。いずれは、我等の様に正気の無い者へ……」

 

最初から、居たかの様に湧いて出て来た師範代達。

だが、居なかったからな!?なんか、良くわからないけど唐突に湧いて出て来たんだからな!?そして、シレッと会話に混ざり込んで来る辺りコミュニケーション力のある使い魔である。

 

「止めろ!キチ〇イの世界に引きずり込もうとするなぁ!!」

 

「失敬な!キ〇ガイでは、ありません!!」

 

「そうだぞ?ただ、正気度が薄いだけだ!!」

 

「……OK。じゃ、キチ〇イと正気の薄い方との違いを説明しましょう。例えば、目の前で転んだ人が居ます。どうしますか?」

 

「指を指して、『ダサい』と笑うw」

 

真っ先に、オルタがそんな返答をした。何て言う、鬼畜の所業。

普通に考えて、彼女達の感受性が完全に狂っていると言わざるを得ない。つか、最低だーーー!!この、キ○ガイめぇ!!

 

「自業自得。鈍臭ぇwと思うだけじゃないか?」

 

「大丈夫ですか!?と、駆け寄ったりはしないのかよ!?」

 

「自業自得なのに、声を掛けて貰えると?では、その方を助けるとどんな利点があるのですしょう?」

 

言ってる意味はわかるけど、常識という観念から考えておおよそまともではない塩対応に言葉を無くす。それ、どんなイジメですか?最初の一言で、転んで怪我した奴が愚か者の雰囲気。酷い。

 

「メリットと、デメリットを提示してください!」

 

つーか、リリィがメリットとかデメリットとか言い出したんですけど!?そんなに、誰彼構わず優しさを振り撒く行為が嫌か?

 

「えっと……感謝、して貰える?」

 

「感謝ですね?では、デメリットはなんですか?」

 

「時間に余裕が無くなる……とか?」

 

「つまり、メリットが感謝でデメリットが時間の無駄だの?」

 

「どこまでも、悪意満々で捉えて行くスタイルなのか……」

 

「店先のちょっとした段差で、躓いて転んだおっさんが『全部、この店が悪いんだ!』と店内に駆け込んで喚いているパターンですね?自業自得なのに、その店舗のせいにされる不思議w」

 

「自身の不注意で転んだのに、建築法に乗っ取って作られた段差を店主の責任にして問題追及……って事だの?」

 

それで、慰謝料という名のかつ上げをするんですね?わかります。

 

「Masterなら、どうされますか?」

 

なんだか、良くわからない例え話が出て来たんだけど!?

急にどうした!?なんか、理不尽をそのまま枠に嵌め込んだ様な例え話だなぁ?つか、なんでそんなに実体験ッポイんだ!?

 

「誰も見てない事を確認して、可及的速やかに自宅へ戻り自身で治療するかな?というか、普通に恥ずかしくね?自分の不注意で転んでおきながらそれを周囲に言いふらして心配して貰おうとか……どこの構ってちゃン?」

 

「責任転嫁……恥の上塗り……いずれにしても、悪意しか感じない件。あ!もしかしたら、注意喚起しているだけかも知れないじゃ無いですか!?」

 

「注意喚起?段差は、危険ですよーとか?うん、それそもそもその店舗を利用した当時から言ってないとおかしく無い?転んでから、注意喚起し始めたんじゃ意味がないと思うぞ?それに、転ぶまでは自分がそういう目に遇わないと思ってたんじゃないか?……結局の所、自己中の極みだよね?」

 

「おぉう……。転んだだけなのに、そこまで辛辣な事を言われなきゃならないとか辛いんですけど!?」

 

「では……『お年を召されている』のですね?」

 

「おっさんでは無く、おじいちゃんでしたか!!」

 

「なんで、【正気度】の話だったのに転んだ人の年齢問題になっているのよ!?それに、いずれもキ○ガイって程じゃ無いでしょう!?」

 

「お?アリサからの援護。ありがとうございます!!」

 

そーですよね!正気度が薄いって話だったのに、いつの間にか転んだ人の年齢問題になっていますよね!そして、転んだ人についての怪我話が全然されていない件。転んだ以上、怪我してんじゃ無いんですか?被害は?状態は?救急車は、必要ですか!?

 

「アリサ様……兄様を、甘やかさないでくれませんか?」

 

「話を戻そうとしただけで……甘やかしになるの!?」

 

「兄様。人生カースト低位の者と、人生カースト高位の者では受けられる対応が違うからの?」

 

「いやいや、それ、関係ないからね!?」

 

「んん?でも、お前の過去を調べたら……お前が、人通りの多い街中で転んだ時の周囲の反応がかなりおかしかったけど?」

 

おぉぅ。いや、まあ、それ、多分、俺がイジメられてた時の話ですよね?偶々、街で偶然同級生達と遭遇して逃げようと反転したら足が縺れて転んだ時の記憶が甦る。こういう、大して良い思い出ではない記憶って割りと簡単に思い出せるから不思議だ。あの時、俺が転んだのを見た奴等は『ダッセェw!』と指を指して嗤いスマホで撮影したりしていた。そして、ただ振り返っただけなのに『何、睨んでんだよ!?』とメンチを切って『キモい』だの『ウザい』だのを連行。挙げ句の果てに、睨んでいると勘違いした馬鹿が立ち上がろうとしている俺を蹴ったり罵声を浴びせたりとやりたい放題。

最後は、無言で立ち上がった俺を飛び蹴りで蹴り倒して爆笑し、SNSに一連の動画をアップしてまともな人達に叩かれ炎上したら全てを俺の責任にして慰謝料を請求してきた。

いや……それ、自業自得なんだけど!?

 

「散々、罵倒されたのに泣き寝入りしたお前が馬鹿馬鹿しくてな。なんで、出るとこに出て争わなかったんだ?」

 

「いやいや、そんな事したら家に火付けられちゃうじゃ無いですか!?」

 

「それこそ、こっちの思う壺じゃないか!輝かしい人生から、退場して貰う大チャンス。是非とも、放火して貰えば良かったのに……」

 

「「エエエェェェ……(棒)」」

 

今の俺ならまだしも、何の力も持たなかった頃の俺に何を求めていらっしゃるのか……ちょっと、呆れる。それと同時に、アリサの常識的反応が重なった。

 

 

 

 

 




あの、入学当初から勝手に付けられるスクールカースト……どう、足掻いても最初のカーストから位置が変わらなかった記憶があるけど……勝手に、『この程度』にされる方は堪ったもんじゃないですよね。そりゃ、高位に入れば周りからチヤホヤされるんだろうけど……スクールカーストの低位な人々が、それをどう思うかとか考えないんッスよね。で、低位を見下す高位共。自分の人間性を自分で貶めてるってわかってるか?マウント取るのも良いけど、最終的に行き着く先が借金地獄なのは笑えた。因みに、本当のカースト上位者は人生でも上位に上られるので本物は気にしない。ただ、その場限りの人気者さん達はスクールカースト上位入賞で人生の勝ち組認識になるから救われないw。そのまま卒業して、そのまま人生を謳歌出来ると誤認して……転落人生。希に、街中で偶然会ったりすると何故かローンと借金に喘いでいたりするので呆れます。何時まで、学生気分だったんですかねぇ?そして、そこに堕ちるまで気が付かなかったんですか?気が付かなかったんですね……お疲れ様~って話。
ホント、たまに居るんですよ学生時代マウント取ってた奴が人生カースト低位に堕ちてる事。そして、現在の作者の人生カーストを聞いて二度と会いに来なくなるんですよねー。高々、自営業の店主なだけなのに……自営業であって、企業って訳じゃないのにナンダカナァ?因みに、借金もローンも無いですね。何となく、借金とかするとストレスと過労で死んでそうだから……今の状態でも、割りと苦しいのに無理する必要ないですよね!よって、無理なくそこそこで頑張っています。皆さんも、無理して地獄を見るよりもノビノビ出来る事をした方が良いですよ?ぶっちゃけ、借金しない。ローン組まない。上を目指しても、ある程度で妥協する事がオススメ。
イケそうなら、行ける所まで行けば良いですけど……無理は禁物です。身体壊して、ストレスマッハで過労撃沈とか一番嫌じゃ無いですか?そして、闘病生活……別の意味で、地獄の扉を開いちゃいましたね?……って事には、成りたくない。何事も、無理せずそこそこで良いんですよ……っと言いつつ、上を目指すんですね?ハハハ( ´∀`)

店舗の段差で云々……は、実話です。
普通に対応したのにメッチャクレームに成りました。
しかも、常連さん。転んでから、バシバシ叩かれるって話。
入り口周辺をスローブにしろ!とかあったけど。新型コロナでメタメタなのに、百万掛けて入り口周辺を工事しろとかw……お客さん来なくなる事、間違いないですよね?そんな状況で、工事までやったら普通に潰れますがなw。予想が付くのに、そんな事しません。
とりあえず、設置型の簡易スロープ置いて濁しましたw。
一応、対応したからね!?って事で……それでも、クレームは止まなかったけど……。

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