絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Re:
『クックックッ……全艦、出撃!!行くぞ!野郎共!!』
【鮮血の】さんが、宣誓を上げた直後から光の大輪が開いて出るわ出るわ!何も無い空間から、閃光と共に光が開けばその中央から出て来る戦艦。それに続いて、出て来る大量のモビルスーツ達。
強硬派転生者が持つ、スパロボ系の機体よりも種類や数が多い様々な機体が飛び出して来る。多くは、機動戦士系のMSが中心だったけれど……中身は、全くの別物だろう。というか、MSがスパロボの技を使って居るんですが!?つか、MSが『ロケットパンチ』出してる光景……いや、そもそもパンチ飛ばして大丈夫!?
指の関節壊れたら、武器とか持てなくなるでしょ!?それに、今攻撃されたら反撃どうすんの!?後、目からビームも止めぇ!!
そこは、コックピットから外を見る為に付けられてるカメラがある場所!そんなもん、壊れたら何処に敵が居るかわからなくなるでしょ!?ぎゃあああああぁぁぁぁ!!頭、取れたああぁぁ!!
【鮮血の】さん、アンタ……何、やらかしてくれているんッスかね!?つーか、ガンダムが頭飛ばすとかあり得んでしょう!?というか、頭がミサイルとか訳のわからん武器作ってんじゃねぇよ!?その上、頭が次から次へと生えて来るとかどうなってんだ!?
あ、アイテムBOXか!?アイテムBOX常備してんのか!?
それに、【サン・アタック】って無敵鋼人ダイターンⅢの必殺技じゃ!?そりゃ、ガンダムのアンテナに太陽のマーク付いているけど!!そんな、小細工で許されるハズが無いだろう!?
ちょ、ネタにしてもなんて酷い……なんて、悪夢。
そして、サイバディに乗っていた転生者は斬艦刀によって一刀両断された。ええ、もちろん搭乗していた転生者諸ともズバッと一刀両断!!地球から、リビドーの無限搾取で無限復活されるのを防ぐ為なんだろう。だけれど、何故にダイゼンガー!?まあ、斬艦刀と言えばダイゼンガーだけど……その為だけに、ダイゼンガーを用意したとでも言うんですか!?と思った所で、そう言えばアレ作ったの【鮮血の】さんでしたね。
普通に、問題なかった件。アハハハ。
「それにしても、サイバディが真っ先に倒されるとはなぁ……」
「やはり、リビドーの無限搾取を避けたのでしょうか?」
「いや、もっと単純な理由だと思うぞ?」
あのサイバディ、斬艦刀を振り回すダイゼンガーの目の前に躍り出た様に見えたから普通に邪魔と判断されたんじゃね?しかも、あのダイゼンガーに乗ってる奴って非戦闘員の戦技研究者なんだろ?絶対、リビドーの無限搾取とか無限復活とか考えて無いと思われる。だって、凍真が言ってたからな?あの人達が注目する事は、如何に戦闘兵器を巧く操作するかの技能であって機体の性能ではないんだそうだ。そんなモノは、二の次で自分達の操作技能を争点としている戦闘民族なんだとか。そんな、脳筋な奴等がサイバディのリビドー無限搾取を気にして真っ先に倒すとかあり得ない。間違いなく、アレは目の前に躍り出た馬鹿を邪魔だと判断して排除しただけと思われる。
「つか、結界の広さが尋常じゃない件……」
「割りと、超範囲を覆っている様な?」
「お目が、高いですね!では、ここで問題です!!」
唐突に師範代が、ニコニコ笑顔で何かを始めやがりましたよ?
ぶっちゃけ、こういう師範代には逆らわない方が良いんだろうけど……余り、よろしくない感じがするので今すぐ黙らせたい気分だ。でも、逆らった所で何も出来やしないので静観する。
つか、何が『お目が、高い』んですかねぇ??
「戦艦のサイズで、【○○級】という言い方をしますよね?」
「ホントに唐突だな?つか、戦艦って今はあんまり関係ないと思うんだけれど?ああ、いや、まあ、そうッスね!!」
「一睨みで、手の平クルーは笑たwww」
「うるさいよ!!」
「例えば、L級戦艦なら百メートル以上三百メートル以下くらいじゃ無いですかー?」
まあ、あやふやな表現でも『数百メートル』と表示されるヤツだな。まあ、正確な所はわからないけど百メートル以上である程度の大きさだと思われる。流石に、五百メートル以上だとか一キロくらいの大きさ……だとかは、誰も言わないだろう。
「まあ、そうッスね……」
「では、LL級戦艦ならどれぐらいの大きさに成りますか?」
そりゃ、L級戦艦が三百メートル未満の戦艦であるなら三百メートル以上で五百メートル未満のサイズで出来た戦艦がLL級と呼ばれるのだと思われる。
いや、まあ……だから、どうした!?って話なんだけど。
「三百メートル以上の戦艦が、LL級戦艦なんじゃね?」
「ふふふ。流石、兄様ですね。良く、勉強されておられます」
うろ覚えの知識だけどな。つか、そんな事まで細かく覚えている訳が無いだろう!?俺自身、良くそんな定義覚えてたなぁ?と思っているよ!!てか、専門外な質問してんじゃねぇよ!?
「では、五百メートル未満とは言えディストーションフィールドを展開した状態の戦艦がマッハで低空飛行するとどうなると思いますか?」
「はぁ?そんなん……衝撃波が、広範囲に発生するんじゃね?」
それこそ、ディストーションフィールドの範囲分だけ削り取られた大気が元に戻ろうとして色んな物を上空に巻き上げるんじゃないか?最も、削り取られた空間が真空状態と化しているならもっと被害は甚大になるだろうけど。巻き上げられた空気&物質が、真空状態の空間に戻ろうとする大気とぶつかり合ってハチャメチャになるのは予想が付くんだが……被害がどこまで行くかは、予測不可能だからなぁ?
「因みに、マッハで低空飛行するのはMasterのBビットと化したLL級次元航行艦です。もちろん、百メートル級のデイバインバスターを穿ちながらになると思われますけど……」
「詰んだー!!!被害予測不能!!超甚大化確定!!!!」
「世界の終わりだぁ!!海鳴市、消滅定期ありがとうございます!!!!!」
急に現れて、ビックバーン!なんて事には成らないだろうけど……横滑りで、直線上を広範囲に削って行くのは予想出来る。その後、巨大な物体が過ぎ去った上空に向かってデイバインバスターの残骸が持ち上げられて細切れにされるんですね?わかります。
ただし、どこまで被害が広がるかは一切不明。巻き上げられた残骸。細切れにされて落ちてくる残骸。ホント、世界の終わりですね?ありがとうございました!!!
「デイバインバスターの照射範囲広げようぜ!!例えば、一キロ級のデイバインバスターでガチ世界の終わりを演出したい!!」
「「止めろ、有栖川!!悪化させるな!!?」」
なんで、そこを拡張しようとしやがるかなぁ!?
絶対、フラグが建っただろ!?
「大丈夫です!そう、願われると思って拡散式で一キロ級のデイバインバスターが穿てる様になってます!!」
「チクショウ!ボケただけなのに、ガチで返された!!!」
「だから、言ったろう!?下手なボケは、現実で返されるンだよ!!つか、なんでそっち方面に拡張しやがった!?」
「被害は、大きい方が絶望感も増えますから!!」
「「「うるさいよ!!」」」
全く、予想の付かない被害に頭を抱えるしかない俺達を他所に、何故かリリィだけが嬉しそうにはしゃいでいる。わかってんのか?コイツ……それが、どんな結末をもたらすのかを?敵も味方も、問答無用で巻き込んでバラッバラにされるんだぞ!?【鮮血の】さんが、また本気で号泣する未来しか見えないんだが……まさか?
「また、【鮮血の】さんを泣かせるんですね?」
「フム?流石に、わかる様だの?」
「そりゃ、ここまでされればわかりますって……」
「ならば、もう一つ情報を与えておくかの?例えば……全てのMSは、プロトタイプを改良もしくは魔改造してある機体での?予算的な問題で、本当の意味で唯一無二の兵器よ」
「予算……そして、一点物な訳か……泣くなw。間違いなく」
「つか、趣味に予算なんてモノがあるんですか?」
「あるの。それ用の予算を組まねば、研究所の予算を食い潰す馬鹿がおったからのぉ……作られたのだよ」
「……【鮮血の】さん、研究費に手を出したのか……」
流石にこの流れで、誰が何をしたのかがわからない奴は居ないだろう。だが、そんなもんに手を付けて【鮮血の】さんは罪に問われなかったのかな?いやいや、罪に問われたからこそ予算が組まれたのか……つか、どんな罰を受けたんだろうなぁ?
「因みに、あの方が受けられた罰は……其々の研究者達が、出してしまった失敗作を処理するという罰でした。言って置きますが、この失敗作……我等がMasterでも、根を上げるエゲツナイ物ですからね?」
「師匠が根を上げるエゲツナイ物……」
「なんて、パワーワード。それを聞くだけで、メッチャ恐怖なんですけど!?とりあえず、一例を上げて貰っても?」
「……【組織】には、物事を円滑に回す為に『バイオロイド』と呼ばれる人工生命体が居ます。見た目は、人間そのものでありますが血液が人間の赤と違い白いのですが……コイツ等が、バイオハザードでゾンビ化しまして一区画と言いますか小衛星型の施設を丸っと乗っ取られた事がありました」
「あの時は、酷かったのぉ?あわば、幾つかの小惑星型施設がバイオハザードに陥る所であった。まあ、それは寸でで阻止されたが……その小衛星は、完全にゾンビに汚染されて消し飛ばす話になったんじゃが……」
「ちょっと、表に出せない機密情報がありまして……それを消去する為に一度乗り込まなければならないという話になりました」
『バイオロイド』が、その小衛星にどれだけ居たのかはわからないが……乗り込みたくねぇ!!ぶっちゃけ、ゾンビまみれなんだろう?そんな所に、単身にしろ複数にしろ突入する勇気は俺には無い。てか、どこの誰が突入したんですかねぇ?
「当時、我等がMasterは【組織】に居ませんでしたからその時の最高なメンバーが突入したと聞いています。ただ、名前を言ってもわからないメンバーが居ると思いますので軍部の方々とだけ言って置きますね?」
「軍部って事は、戦闘民族の方々ですね。それなら、凍真が良く知ってると思うけど……そういやぁ、アイツどこ行った?」
「今更?この世界に来た時には居ませんでしたよ?」
「時空間転移を行ったからの……どこかの、平行世界に取り残されておるわwww。一度、外に出て《時空石》で飛べば来られるんじゃが……気が付かぬのだろうよwww」
酷い!それをわかってて、放置してるとかどんな鬼畜か!?
そりゃ、掲示板とかで聞けば直ぐわかるんだろうけど。状況説明出来なければ、適切なアドバイスも出来ないだろうに……いや、あの人達の事だ。わかってて、焦らしている場合もありそうだ!
「そうか……居ないと思ってたら、そんな事になってたのか……」
「もしかして……」
「もしかしなくても、ギャグ担当か!!」
「「いえ、オチ担当(だの)です!」」
「いずれにしても、酷い担当ポジションだよなwww」
凍真、パラレルワールドで迷子中。
そして、その時は来た。巨大な物体が、海鳴市上空を駆け抜ける。
いや、駆け抜けるというのは語弊があった。何、アレ。巨大な竜巻ですか?いや、うん……無理矢理、表現したならそんな感じになった。つか、ピンクの竜巻とは……嫌なモノ見たなぁって感じ。
波動砲とか、ゲロビとかそんなちゃっちいモノじゃない。正に、コロニーレーザーと言えるレベルの極太巨大レーザーが超高速で都市を破壊して行く様子を見せられている気分。まあ、見せられている訳ですけど。これは、アカンヤツです。というか、良くこれを殺ろうと思ったよ。師匠ってばw……何となく、思ってた以上の被害状況に慌てて居るような気がするけど。これは、ねぇ?
「サテライトキャノン!!」
「ヤタの鏡!!で、ねじ曲げてwww!!」
「曲がらん!つか、アレはビームではない!!」
「な、なんだってぇ!?」
「ぶふっ……止めろ!笑っちゃうだろう!?」
「こんなの、笑わずにヤってられるか!?」
「というか、装甲の魔力吸引どうなった!?」
「キャパオーバーだと思われます」
「そうか、そういうのあるんだ……」
「普通に、吸引出来なさそう。そして、巻き上げられる敵と……味方www。多分、味方さん達も慌てているんだろうなぁ……」
「というか、巻き上げられる残骸に混じって……敵、味方のMSが空へ吸い込まれて行く光景は凄まじいなwww」
中には、頑張ってブースト吹かして逃げようとする奴も居るが……残骸に巻き込まれてて草生える。つか、逃げ場がない!?
「あ、何機かチュドーン!してる……」
「今の所は、敵側だけだな……味方は、時間の問題か?」
「時間の問題ッポイなぁ?そして、チュドーン!した傍からクレームメールが届くんですね?…………なぁ、師匠に届くクレームメールの数とか確認する方法ねぇの?」
「……ありますよ!!ええ、まさか兄様がそんな鬼畜な発言をされるとは思ってもいませんでしたが、ええ!ええ!!良いネタです!!良くぞ思い付いてくれました!!」
「あ、ヤベェ。変なスイッチ押しちまった!?」
なんか、スゲーキラキラトリップしてるリリィが居るけど……俺、リリィのヤバいボタンを押してしまったらしい。そんな状態のリリィを見ていると、今度はこちらの背筋が薄ら寒くなってきた。
「とりあえず、師匠に断りのメールでも送っておくか……」
「そうだな。後で知られて、お仕置きされるとか地獄だし?」
下手すりゃ、師匠がガチ……いや、ガチギレは無いな。あの人が、ガチギレするとしたら今は居ない恋人さんが関わってる時だけだろうし……それに、この程度なら超良い笑顔で邪悪に喜ばれる事だろう。ええ、俺の恐怖心がインフィニティしますけど。
「あ、戦艦も飛んでったwww」
「あー……つか、長くないか?真空つったって、永遠に続くモノじゃ無いだろう?あ、これ……途中から、師匠の悪戯心に火が着いたんじゃね?」
「あー……ありそうだな?そして、【鮮血の】さんイジメに発展したと?ナハハハ……」
「あの人、たまに息をする様に【鮮血の】さんをイジメようとするよね?何で?」
「さあ?私怨じゃね?」
例えば、暴走魔王してた頃に【鮮血の】さんの技術で捕まえられたとか言ってたから、それに対して何かしら思う事があるんだろうさ。まあ、詳しくは知らねぇけど。つか、知りたくもない。
それが、私怨であるなら俺等には関係のない話でしか無いからな。
ましてや、予算を食い潰すレベルのロボット技術てのは【壊れて嘆く愚か者の慟哭】程度のモノなんだろう。
「また、予算があぁぁ……とか言ってるんだろうな?あの人」
「壊れたら、諦めれば良いモノを……なんで、作り直そうと思うのか意味不明。まあ、それがヲタクの意地って言われたら『そうなんだ』としか言い様が無いんだけど、さ……」
「もしくは、一分の一スケールでプラモとして展示していれば良いモノを……皮だけで、中身が無ければ安く付くだろう?」
「あー、それ、無理。皮なんて作ったら、動かしたくなるのが人情らしいから、最初は皮だけでもいつの間にか中身も作られてるんだってよ。そして、皆で嘆こう予算無い!ってな?」
「なんで、俳句調?まあ、雰囲気だけで五七五にもなって無いけどw。でも、面白かったから七点を上げよう!」
「七点?……百点満点で?」
「いや、十点満点!」
「思わぬ高評価だった!!」
「【組織】の資金源って、作られた型落ち兵器を売り捌いた結果だろ?趣味人に、ガンダム売ろうぜ!!」
「それよりも、コスト面で優秀なIS売ろうぜ?壊れたら、製造元に送らないと直せないけど……」
それ、コアさえ無事なら幾らでも直せるんじゃ?コイツ、『オーバーテクノロジー』って言葉が頭にあり過ぎてそこら辺の知識が飛んでんじゃね?もしくは、【組織】以外の文明を下に見てるとかだろうな?とは言え、多分【組織】だけが突飛しているだけで他の場所はそれなりの文明を持ってると思われる。じゃないと、【組織】の技術をそれなりに扱ったり簡単な修繕なんて出来ない気がするから。まあ、聞いたのは掲示板でだけれど。
普通は、確認するよね?よし、鬼畜兄妹にチクっておこう!
「おう、ちょっと待ちねぇ?今、余計な事しようとしなかったか?例えば、ロクでもねぇ事を浅上兄妹に伝えようとか……」
なんでやねん!?あの二人に関してだけ、超六感強くね!?
「…………有栖川、そんなにあの二人が怖いのかい?」
「良いから、余計な事はすんな!!」
網膜ウィンド展開。メールアプリ起動。送信先……銀河さん。
「唐突に訳わからん事を言うな。そもそも、余計な事とは何だ?」
「余計な事は、余計な事だ!!」
掲示板で、聞いたら浅上兄妹の預り元が最強の女剣士さんに成ってたからな?銀河に送って置けば、確実に浅上兄妹のアドレス教えて貰えるだろう。そうなれば、いつでも好きな時にコイツ等の失態を送ってやったり送って貰ったり出来る。
「とりあえず、ISは売っちゃ駄目な分類らしいぜ?」
「え!?何で、そんな事知ってやがるんだよ!?」
「そりゃ、【鮮血の】さん本人に聞いたからだけど……」
SAOモドキ世界で暇を持て余していた時に、関わり合いになりたくも無いのに関わって来ようとするあの人から逃げ回ってたんだけど……捕まった結果、かな?あの人、そんなに強くも無いのにスピードだけは速いんだよ。いや、マジで……研究者の癖に!
「ナントカ条約に違反するとか何とか言ってたぞ?」
「ナントカ条約って何だよ!?」
「さあ?本人に聞いてみたら?多分、呼べば来ると思うぞ?…………【鮮血の】さーん♪」
ふざけて、呼び掛けた瞬間ウィンドが展開されて【鮮血の】さんのドアップが映し出される。いや、呼べば来るとは言ったけど!
まさか、大喜びな【鮮血の】さんがウィンド開くとは思って無かった。予想はしてたけどね?でも……今、忙しいんじゃ!?
『はーい♪ 呼んだぁ?呼んだよね!?何かな?何かなぁ!?』
「なんで、そんなに必死なんですか!?」
『おぉ!神崎くんじゃん!オヒサー♪』
「はい、お久しぶりです。今、大丈夫ですか?」
『うん♪ とっても、死にそうだよ。わかるだろう?』
ア、ハイ。デスヨネーw。
知ってたけど……なら、何で出た!?
『とりあえず、質問あるならハリー!ハリー!!ハリー!!!』
「ア、ハイ。IS売っちゃ駄目条約ってなんであるんですか!?」
『IS売っちゃ駄目条約?……ああ!テトラクト条約ね。簡単に説明すると、特定の精神状態でパワーアップするシステムが基本的に積まれている機体を世に出しちゃ駄目って条約だね!まあ、双夜の傍にいる君なら知ってるかもだけど、高次元精神生命体ってそういう感情が己の意識しだいで操作可能なんだよ。だから、機体の寿命がサクサク削られるんで直ぐに壊れてしまう。そうなると、修理工場がパンクする未来しか思い付かなかったんで条約規制する事になったんだよ。これで、答えになったかな?』
「はい。お疲れ様でした!」
『うん!またねー♪』
割合的に、かなりマトモな理由で草も生えませんね。
それと、【組織】の修理工場がパンクする程度には知人に高次元精神生命体がそれなりの数居るって事が判明するのであった、まる。まあ、
「草も生えない理由だったな?」
「そうか?修理で、パンクする程度の規模しか場が無いなんて事は無いだろう?あの人達なら、割りと簡単な方法で解決しそうだけどな?」
そう、遠藤に言われて思い直す。だが、それならば規制する理由が今一思い至らないんですけど?んー……と、首を傾げながら師範代に視線を向けたけど、両手で大きくバツを作ってる師範代達が見えたので質問は出来ない模様。更に見てると、首切りジェスチャーが入ったのでこの問題について深く関わっちゃイケない事が判明する。OK、忘れますね!
「だってよ」
「忘れた」
「え?何か、話してたっけ?」
「あ、見ろ!【鮮血の】さんが乗った指揮艦が……」
救いを求めて、ずっと放映中のウィンドに視線を向けたら、調度【鮮血の】さんの乗った指揮艦が何らかの理由で巻き上げられて行く場面だった。つか、エネルギー切れですかねぇ?というか、敵・味方の数って残りどれだけですか?
「敵や味方の数とか、わかったりしませんか?」
「右上の緑と左下の赤で、残存している味方と敵の数がわかりますよ?というか、もう敵側は誰も残っていません」
「そして、途中から戦闘ではなく波乗り技術を競う競技になっておるの?」
だから、時空要塞マクロスの大&中が人型でエア・サーフィンしてるんですね?一瞬、何事かと思ったよ。慌てて、二度見しちゃったw。いや、そういう作品もあったけど!!
「まあ、なんにせよ……そろそろ、終わりですかねぇ?」
「巨大ビット出現から、グダグダになったな?」
「途中までは、普通に第何次世界大戦系の話だったのにね?」
「スーパーロボットオリジナル大戦って感じだったのにな?」
「それ、相手側だけな?【組織】側は、チートオンリー大戦だったけど!!つか、ガンダムがスーパーロボット技を使うの反則!」
「「それな!!」」
ホンソレ。何が悲しくて、機動戦士がパワー攻撃してるんですかねぇ!?いや、マジで!それでなくても、機動戦士のパワーバランスが脳筋側に傾いているって言うのにモロそれを後押しするなんてアウトです。つか、日輪の付いたゲシュペンスト見た時は【鮮血の】さんのセンスを疑いました。ガンダムもアレでしたけど、ゲシュペンストまでそっち方面仕様にするのはアカン!!
「今、必殺の……」
「止めろ!」
「これが、光子力の力だ!ブレスト……」
「止めろや!?あ……鬼畜兄妹のアドレスGET!」
「「な、なにいいいぃぃぃ!!!?」」
漸く、コイツ等を黙らせる事が出来るぜ!!
なんで、双夜パートじゃ無いんだ!?という質問は受け付けません。だって、マジ伏せ字が……ガチ辛かったんや。名称に必殺技に技術にと……あっちこっちを伏せなきゃならない悪夢に根を上げた結果です。何度見直して、何度再確認しなきゃならないのか……途中で諦めたよ。ホンマ、底なし沼に嵌まった気分でしたわ。他正規作品に気を使うと本当に辛い作業が待ってるので地獄でしたね!!
ええ、書き直した方が早いなんてレベルだったので……そして、安定の寝落ち全消しですね!?あああああああああああああああああああ死ぬ!!詰んだ、死んだ、終わった。いや、ガチギレ話になったので諦めましたよ?枕を涙で濡らす回に成りましたよ?本気で。
涙無くして語れない幻回と化したので神崎くんパートのままにしました。パタッと、腕が伸びてくれればそんな苦労はないと言うのに……何故、消去キーに指を押し付けたまま固まるのかねぇ!?ふうぅぅぅぅ……何度見直して、何度再確認して、繰り返し繰り返しの確認作業。そして、寝落ちで全消し……時間を返せ!!元に戻らない地獄とは!?悪夢か!!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
作者のどうでも良い話。
『役目を忘れた、悪役令嬢』ーーって物語を思い付いたよwww。
いや、『役目を放棄した悪役令嬢』でも可。まあ、普通に転生令嬢(ジャンル)でも良いんだけどね。因みに、異世界転生系の主人公を女の子にしたがるのは作者の趣味です。萌えるだろ?女の子(見た目)が、頑張ってる物語とか……原作何か大掛かりな物を作ってる姿とか。内政チートw。
双夜の場合は、ただ単に彼の物語が鬼畜子殺しネタ落ちだったので幸せになって欲しくて……だからと言って、原作では幸せにはしません(断言)。そもそも、転生者って訳でもないしなぁ?厳密に言えば、転生者でもあるけど……チート転生とは、真逆の転生だし?記憶も戻る事は無いし、中に居る人は表に出て来る事もないから完全な別人格。それに……一応、今の所は一緒に居るけど『静』が復活したら分離して別人になる予定だしwww。
まあ、IFネタで幸せになってくれるならそれはそれでOK。
【組織】の話は、双夜物語の延長線ではありますが基本IF扱いなんだよなぁ。他の物語の主人公も集まってるから、ね。(ネタバレ)
とある公爵家に生まれた女児(転生者)が、生前記憶を思い出した後で内政チートをやろうとして実親に毒を盛られる。それにより、手足が少し不自由になったけど……彼女がやりたい事は変わらなかった。
(彼女の目的は、乙女ゲーム世界の文明レベルの底上げ。内政チートは拒否られたので別方向から人々の欲望を刺激する事にw)
魔法のある世界で、魔法理論がフワッとしている事に気が付いた令嬢はそこを突いて天空に浮かぶ城を造る事を決意。自国の第一位王位継承権を持つ王子様の妃候補筆頭として名が上がるけど魔法で分身体を作れる様になってからは問答無用で建設を強行し始める。
そして、寝ても起きても頭の中は天空に浮かぶ城でいっぱいにw。
恋愛?何それ、美味しいの?を地で行き始めた彼女はずっと天空に浮かぶ城の事を考え続けた。例え、王太子候補がヒロインに攻略されていようと気にせず天空に浮かぶ城へまっしぐら!頭の中は、常に天空に浮かぶ城を造る為の資金稼ぎやら、それを成す為の技術を形にする事でいっぱい。その結果は、言うまでも無く断罪?の場面へと移行する。まあ、その断罪はヒロインが自作自演で作った状況だったけどね。でも、空に浮かぶ未完成の城を見せちゃえば割りとアッサリ危機的状況を打破しちゃえました。そして、彼女は語ります。『この世界には、希望と夢が足りない。だから人は、今を受け入れ変化を恐れるんだ!俺は、そんなこの世界に希望ある未来を見せてやりたい。人々が、空に浮かぶ城を見て……彼処へ行きたい!あの城を手に入れたい!と手を伸ばす未来を作りたいんだ!』
文明の底上げを直にするのは拒否られたけど……こんな間接的で時間の掛かる方法を取る事になったけど。希望を胸に、夢とロマンを追い駆ける日々はスッゲー楽しいと思うんだ。今の世界で、「楽しい」を追い求める奴は少ないけど……アレが完成したら、隠蔽魔法を解除してずっと見える様にしてやるつもりだ。ああ、もちろん彼処に到達した者にはご褒美があるんだぜ?錬金術で造った、金銀財宝をタップリ置いといてやるよ。さあ、人よ彼の城が欲しいか!?ならば、手を伸ばし自らの力で彼処に至って見せろ!!さすれば、与えられん巨額の富!そして、覇者なる未来を……』てな感じで王候貴族を煽って経済を回そうと策を弄する。
彼女の目的……ラピュタが作りたかったんや!!ってだけのお話www。でも、内政チートで人々に知識と技術を与えた所で、それが定着するかどうかは未知数。なら、自力で発展して貰うしかない……けど、その為の活力が足りない感じがする。ならば、活力を生み出す目的を作ってしまえば良いって発想。
それが、天空に浮かぶ城だ!胸に希望を抱いて、夢とロマンを追い駆ける……それによって、自らの力で文明を引き上げさせるという力業。誰かが、それを手に入れた後にそれの主導権を巡って戦争が起きるかも知れないけど……まあ、それは別のお話www。
因みに、乙女ゲームに似たパラレルワールド扱いな世界観なので婚約者の『婚約破棄だぁ!!』という流れには沿われる。まあ、ラピュタ作りやってる奴がヒロインなんぞ虐める訳がないのでヒロインの暗躍……『虐められてたの!』ウルウル上目遣い?等とヒーローに泣き付いたり的な話も盛り込まれる。まあ、転生令嬢が己の目的を披露すれば解ける誤解なんだけれどw。それによって、婚約者の野望は有耶無耶に……しかも、転生令嬢の正体を知って継続を望むもアッサリ白紙撤回されて静かに廃嫡された挙げ句に国家反逆罪で毒を煽らされてたりw。世間には、病死発表定期。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。