絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

451 / 592
四二六話

Re:

 

 

暫くして、再度掲示板を覗いて見ると……師匠が、『アイツ等の邪魔したら殺す』とか書き込んでて草が生えた。いやー、掲示板内が何とも言えない空気になってて大爆笑だったよ。まあ、当人達からするととても恐ろしい事なんだろうけど……此方には、笑い話でしか無いからな?なので、肉の催促をお願いして置いた。

 

「鬼畜だなw。お前……」

 

「フン。言いたけりゃ、言わせて置けば良いんだ」

 

此方には、三桜の作った借金で欠食童児が三人も居るんだ。

なら、貰える物は貰っておくべきだろう。『おねだり』したのは俺だけど、それを許容して肉を持って来てくれたのは彼等だ。

気にするだけ、無駄なのはわかっている。まあ、原因を作ったその内の一人はちゃんと食べてたみたいだけれど。そもそも、三桜の買い物依存症はこの二人がやらかした事なので自業自得だろう。

とりあえず、欠食童児なのは変わらないので食わせるだけ食わせておく。ほぉれほれ、タダ飯だ。食えっ食えw。

何はともあれ、掲示板の住人達からの差し入れを受け取り俺も肉焼いて野菜焼いて紙皿にジャンジャン焼き終えた食材を盛って行く。それを、チョイチョイ摘まみながら誰が持ち込んだかわからないビールを一口飲む。いや、普通に美味い。つか、これ本当に人工物なんですかねぇ?いや、確かにお酒なんて人工物でしか無いのは知ってますけど……そうじゃなくて、これ材料から何から全部が人工的に作られた代物らしい。水も麦も、【組織】の技術力で賄われた産物だって言うのに天然物より美味いって言うんだから職人泣かせだよな?流石、技術研究所の猛者達である。

伊達に、【鮮血の】さんと一緒に研究所を構えては居ない。

特にお酒は、水によって味が決まると言われている(にわか知識)って言うのにこのレベル。

 

「かはぁ!美味い!!……つか、娯楽に力入れ過ぎだろ?」

 

「あー、わかる気がするわ。これだから、日本人ってやつは……」

 

等と、お約束ッポイネタを口にする亮。だが、残念ながら【組織】に居る日本人ってそんなに多くはないんだよなぁ。何故かと言うと、【基準世界】と呼ばれている世界以外の平行世界の日本を日本として認識していないからである。何を基準にしてるかは不明。

 

「残念。日本人と言っても、【組織】の全体から見ると千人も居なかったりするんだなぁ……」

 

「え!?マジで?千人も居ないのか!?」

 

「それにしては、私達の周囲に固まってない?」

 

「見た目、日本人に見えるかも知れないけど……セイビアさんとか愁さんって日本人じゃないらしいよ?愁さんは、幻想世界出身で……セイビアさんは、日本は日本でも日本帝国って言うパラレルワールド出身だと聞いたけど?」

 

「マジか!?魔法使いである、双夜さんなら他の日本だと言われても信じられるけど……セイビアさんって、日本帝国出身なんだ」

 

まあ、日本だとか日本帝国だとか言われてもピン!と来ないだろうとは思うけど……歴史そのものが異なるので、別の世界と言った方が適切なんだとか。パラレルワールドなんだから、みんな一緒だろ?とか言い出す奴が居そうだけれど。とは言え、【組織】に所属する《神殺し》さんはほぼ全員が同一人物らしいので異なる『日本』の出身者である事は変わらない。

 

「どう言った基準なんだよ?【世界基準】ってw」

 

「世界を構築する【基盤】に魔法と呼ばれる法則の記載が無く、物理法則オンリーであればそれが中心と認識されます。例えば、超常現象の記載があったとして……科学で、解明出来ない場合でもそれを個人が現象として再現出来ないとするなら問題はないとのこと。逆に、基準に該当しない世界はその超常現象を個人で再現出来ると判断された場合ですかね?」

 

「つまり、超能力者がそれを引き起こしたらアウトってこと?例え、それが偶然であったとしても?」

 

「はい。それが、偶発的に起こった事だとしても【基準世界】だとは判断されません。引き起こせたのですから、基準とは見なせないという事になります」

 

「…………中々、厳しそうだねぇ……」

 

「本人が意識しなくても……偶発的に起きたとしたら、アウトと取られるというのは厳しい、かな?まあ、偶発とは言え引き起こせたと言うなら同じ状況下を作れさえすればその現象を起こせるって事にもなるから致し方無しか……ねぇ?」

 

そんな世界を中心として、他の世界を異なる物と捉えるなら真逆の世界って何ぞ?とは思うけど……今は、基準となる世界の話なのでその疑問は秘めておく。まあ、覚えていられたら師匠に聞くのも一つの手だろう。ただ、座学が増えるなら聞かないけど。

なんたって、基準となる世界が中心だとするならプラスとマイナスの世界がありそうだからっていうのもあるけど……他にも、それに該当しない世界が出て来そうなので黙っておく。

 

「とりあえず、肉だ!肉!!肉を食え!!」

 

「食ってるよ!うまーw!!」

 

「おう、食え食え!そして、俺はさっきから五月蝿いメールをチェックするぜ!!つか、無音にしてるのに視界の端にチョイチョイメールマークが現れるの何とかしたいんだけど!?」

 

「あ。それは、不可能です。兄様」

 

「緊急の連絡もあるからの」

 

「マジか……緊急の連絡って、なんだ!?」

 

「まあ、兄様は新人なので緊急メールが来る事はあり得ません」

 

「何と言っても、兄様はまだまだ未熟者故な……」

 

「ディスられてる?これ、ディスられてる!?」

 

「被害妄想だの」

 

やっぱり、ディスられてる気がするんだけど言ってもはぐらかされるだけなので、緊急メールがどんなモノかだけ確認して俺も肉を食い始める。つか、真っ赤なメールマークが師範代達のメールBOXにあるんですけど……これが、緊急メールッスか!?

 

「真っ赤ッスね?」

 

「緊急メールだからの」

 

誰の趣味か、良くわかる程に真っ赤だ。鮮血、と言っても過言ではない。絶対、自分を意識してこの緊急メールアイコンを作ったのがわかる。つか、何で緊急系の色って赤とか黄色が主なんだろう?まあ、わかりやすいけど。等と思いつつ、報告メールを開いて見れば使い魔達が散っている世界での報告書の他に『アレルギー?』という質問メールが混ざっていた。なんだこりゃ?と思いながら開いて見ると、『アルビノ』と『光過敏症』と『アナフラシキーショック』等と意味不明な言葉の羅列が書いてあるだけだったというオチ。メモ?メールをメモ帳扱いしてる使い魔が居るみたいッスよ!?とは言え、それから読み取れるのは『光』にアレルギー反応を見せた転生者が居たらしいという事だけだ。

 

「師範代。光アレルギーって、あるんですか?」

 

「「「光アレルギー!?」」」

 

「そんなの、外に出られないじゃない」

 

「程度にもよるが……アルビノだろ?ソイツ」

 

「一体、どんな神様特典を願ったんだか……なんだろう?」

 

「程度もあるが……もしかすると、蛍光灯やLEDとかも駄目かもなwww。下手すると、まともに生活もできやしねぇw」

 

とりあえず、メールを送信した者に詳細なデータを送って貰えないか交渉してみる。すると、発見から現在に至るまでの経過報告が返って来た。それによると、一つ目の特典が文字化けしていて残りの二つが魔力強化に関する特典だという事が判明する。

 

「一つ目、不明。二つ目、肉体強化。三つ目、魔力強化。これで、なんで光アレルギーになるんだ?」

 

「特殊な特典に対する神々の悪戯かも知れませんね?」

 

「ぶっちゃけ、肉体の弱体化と魔力の弱体化ならわかるんだけど……デメリットが、光アレルギーって何!?」

 

「二つ目以降の特典は、単純明快な特典ですね。なら、一つ目に絞ってデメリット特典を掛けた……と言った所でしょうか?」

 

つまり、この転生者は二つ目以降の特典に対するデメリットではなく、一つ目の特典のみに対するデメリットを掛けられたって事になる。はてさて、光に関する特典と言えばなんじゃろな?

 

「ダークフ○イムマスターとか?故に、光に対して超弱体化?」

 

「中二病、乙。そして、人生乙www」

 

止めて上げろ。ありえそうで、なんも言い返せなくなるだろう!?

 

「アルビノ、プラス、光過敏症?てか、アレルギー?そこへ、アナフィラシキーショックを付けてw。外に出られなくなったって話かよ!?」

 

なんか、昔やった工ロゲーにアルビノだか吸血鬼だかの話があったっけ。何をどうやったかは忘れたけど、ノーマルエンドならアルビノな彼女が消滅ないし焼身死亡。トゥルーエンドなら、太陽光に当たっても死ななくなって生涯の伴侶となっていた。あの話では、薄暗いお屋敷の中のみで物語が進んで行ってたけど……この転生者は、廃坑暮らしなんだそうだ。なんでも、太陽の光で肌が焼け爛れ……蛍光灯の光でも、身体の表面に蕁麻疹が浮き上がって激痛にのたうち回るらしい。よって、暗闇の中でしか生きて居られないから月の無い夜に廃坑へと移住した模様。今は、デリバリーサービスで日々を凌いでいるという。つか、山奥の廃坑跡までデリバリーしてくれるサービスがあるんだ?スゲーなw?と思うも、その直後デリバリーサービスの配達員に通報されて激痛にのたうち回りながら病院に搬送。特殊な病室に入れられて、至れり尽くせりの生活に日々ビクビクしながら過ごしているんだと。

 

「請求書とか、メッチャ怖い話だよな?」

 

「特殊病棟の恐怖!病室の金額だけで、超ビビりそうw!」

 

「そこに治療費が入って来るんですね?わかりますw」

 

「借金地獄定期。返せないし、お金を稼ぐ事も出来ないと来たもんだw。人生終了、乙w」

 

「師匠連れて、スキルブレイクすれば何とかなるんじゃ……」

 

「体質って、治るんだっけ?」

 

「第一特典を失ったとして、既に肉体が得てしまったそれが無くなるって事はありえないのでは無いかと……」

 

「そうだの。魔力強化で、増強された魔力がスキルブレイクで減った等という話は聞いた事がないの?」

 

不治の病確定!人生終了のお知らせである。お疲れ様でした!!

まあ、《ルール・ブレイカー》でそのルールを砕いた場合は除かれるんだろうけど……師匠が、その世界へ行こうとしていないので彼の人生が終了なのは変わらない。だって、師匠の《ルール・ブレイカー》は常時魔力を消費して、そのルールを留めたり消したりするからである。そんな理由で、師匠の使える魔力量を減らす訳には行かないし、転生者にそこまでしてやる理由もない。

なので、この報告メールは封印してしまう事にした。下手に削除すると、師匠にメッチャ怒られるので見せたくないモノは封印するに限る。暗号化して、ファイルの奥に仕舞っておくべきだろう。

 

「神様特典のデメリット怖い……」

 

「特典は、用法・用量を守って願わないとね?」

 

「世界が、変革する様なのは駄目なんだっけ?」

 

「で、チート過ぎるとデメリットが重くなると?」

 

「そもそも、チートを一つに絞っておけばデメリットは付かないらしいぞ?まあ、一つに絞れないからこんな事になってるんだけどな?……欲張りさん♥めぇ?」

 

「キモッ。つーか、御都合主義・超級だとどれくらいのリソースを使うんだ?比較対象がないと、今一ピンと来ないんだが……」

 

「初期段階で、世界創世に使用されるリソースの約5倍くらいでしょうか?まあ、それだけあれば世界を七つは創れます。でもそれは、どんぶり勘定であって維持等を含めるなら六つが限度でしょうね?極級ならば、初期リソースの20倍程でしょうか?」

 

ア、ハイ。そら、誰もやりたいとは思いませんよねw。超納得の理由でした。つか、昭和時代の国家予算並とか思いませんでした。

 

「ハハハ。因みに、創世に必要なリソースと一つの世界を維持するのに必要なリソースと比べると?」

 

「初期リソースの一億分の一くらいじゃの」

 

となると、世界を維持するのに必要なリソースは約一千万円くらいって所か?もちろん、世界創造に必要とされるリソースで一兆円とした場合の話である。まあ、イメージ的な話なので一兆円なんてはした金で世界が創造出来るとは思えないけど。

 

「因みに、一千万ではなく一万ですね。兄様?小学生でも出来る算数ですよ?大丈夫ですか?あ、た、まwww」

 

「思考を読むんじゃないっ!!」

 

「ぶふっ!!ちょ、みっくん……頭、大丈夫?」

 

「「「ギャハハハハハ!!!」」」

 

「うるせぇ!!イメージなんだから、良いだろう!?つか、一万くらいなら初期リソースの5倍で七つ世界を創っても維持が可能なんじゃねぇか!?」

 

「どんぶり勘定、と言いましたよ?兄様」

 

つまり、本当に創ったらマイナスになるんですね?そりゃ、どんぶり勘定ですわ……間違いなく。え、じゃぁ、何か?初期リソースで世界を創ったとして残ったリソースは世界の維持に回されるのん?それにしては、ちょっと残り過ぎではありませんか?

 

「初期リソースで、世界を創ったら次に陸地や海に生物を創って行くんですよ?それに、世界の維持する為のリソースは一万×365×2で730万は置いておきたいですね」

 

世界を維持する為には、一日で一万リソース必要だってさ。それが、二年分となれば他にも必要とされるモノがあるんだとわかる。

 

「なんで、二年分残すの?」

 

「平均的を取ったらそうなった、というだけで絶対ではありません。前後はしますが、次の支給リソースが来るまでに世界を創り終えるのがそれくらいなのです。因みに、世界を創り始めないと支給リソースはいつまで経っても支給されない様になっています。しかも、創り始めると出来上がりまでノンストップですからね?のんびりまったり、休憩を挟みつつリソース待ちなんて出来ませんから惑星が安定するまでひたすら作業三昧になります」

 

「マジか……冗談とか、チャチャとかじゃねぇよな?」

 

ノンストップで、創った結果が次のリソース支給の二、三年前で世界完成か……ノンストップが、どれだけの時間になるかは不明だけど。そう言えば、次に支給されるリソースって初期リソースからして何分の一になるのだろうか?ちょっと、気になる。

 

「マジだな。師範代……つか、師匠の使い魔全員に言えるんだけど。説明途中で、冗談挟んだりチャチャ入れたりする事が出来ないみたいでさぁ……まあ、俺の教育も含んでいるんだろうけど」

 

「成る程。そりゃ、冗談もチャチャも挟めませんわ」

 

「ところで、このビールどこのメーカー?」

 

「血肉踊る【鮮血の】メーカーです。三桜様」

 

「「「「「……………………」」」」」

 

人が、ワザと聞かない様にしてたのに三桜のお馬鹿!

聞いたら、絶対何かしらのチャチャを入れて来るだろうと思ってたのにワザワザその地雷を踏みに行くとか流行らねぇから!!

 

「勉強関係ないとチャチャが入るのね……」

 

「わかってて、聞いただろう!?なぁ!?」

 

「ケツニクオドルって、どこの戦場よ!?」

 

「千切っては投げ、千切っては投げ……あ、それ!!」

 

呆れた様子の三桜に、逆ギレする有栖川の隣で肉を食い捲る遠藤。何か、大人しいと思ってたら肉食うのに全力投球だったってオチ。

つか、唐突に歌い始めた亮。ニタニタしながら、日の丸扇子を取り出してパッと開いて見せた。手作りか!?

 

「日の丸扇子なんて、どこで手に入れたよ?」

 

「雑貨屋。普通に売ってたw。あ。俺と美愛、生態強化したんで五千年は生きられるらしいぞ?」

 

「は?」

 

「みっくん、私達居ないと寂しいでしょう?だから、長生き出来る方法を色々考えて貰ったの……嬉しい?」

 

「それ、三桜の借金地獄返済の為に無理矢理ヤられたんじゃ……」

 

「チッ……お姉さん、勘の良い子は嫌いだよ?」

 

やっぱりか!!全く、それをこっちの責任にしてんじゃねぇよ!?

 

つか、【組織】もまた思い切った事をしたもんだ。借金なんて、三桜自身に返させれば良いモノを!等と思ってたら、何故か有栖川や遠藤が自らも生態強化がしたいと名乗りを上げた。

 

「そして、生態強化代も上乗せされるのだった……」

 

「お前、本当に勘が良くなったな……」

 

「我等がMasterは、通常でも邪神級の存在ですので……」

 

「「……………………」」

 

いや、うん、まあ……それは、そうなんだけど。言い方!!

あれだけ、師匠信者してる癖に冗談なんだか正直なんだかわからない返答すんな!!普通に、共に居れば鍛えられると言えよ!?

 

「ああ。あの人、怖いもんなぁ……」

 

「おぉ、生きる為の本能か!そりゃ、鍛えられるわw」

 

「変な応援、止めろ!それと、ウチの師匠は暗殺系だ。邪神じゃねぇ!!何が、邪神級なんだよ!?」

 

「アサシンかよ!?気配とか、感じられないんじゃね?」

 

「ハハハ。普通に生活するだけで、鍛えられそうwww」

 

「うっせぇ!!話戻すぞ!?…………次期支給リソースって、初期リソースの何分の一だ!?」

 

「おぅおぅ、必死だな?」

 

「本能鍛練、良いじゃない?」

 

「兄様が言う所の、一千万円と言えばわかるでしょうか?」

 

「一千万……初期リソースからすると、だいぶ少ないなぁ……」

 

「何もせずに、貯め続ければ次の創世を出来ますね?」

 

「でも、そうは問屋が卸さないんだろう?」

 

「もちろんです。世界の維持に、365万は必要となる訳ですから支給リソースを増やす努力をせねばなりません」

 

「増やせるの?支給リソースを?」

 

「はい。それに関わるのが、世界の評価基準になります。要は、自らが創った世界を評議会と呼ばれる神々の集まりが評価しまして、その評価が一定レベルに至りますと昇格となります。それにより、次期支給リソースが一千万円から五千万円へと増えます」

 

「おお!?かなり、増えたんじゃないか!?」

 

「まあ、増えたとしても次の評議会で降格したらまた一千万円からやり直しになりますが……」

 

「世知辛世の中ね……」

 

「そのリソースって、別の方法では増やせないの?」

 

「出来ない事はありませんが……遺恨の原因になります」

 

「一気に不穏な空気に……それって、犯罪行為って事?」

 

「合法では、ありますが……得策ではないです」

 

合法ではあるのに、得策ではないって事だが……絶対、犯罪行為に近いグレーゾーンの方法である事が見て取れた。つか、やらかした奴が居るんだ?そして、周囲の神々にメッチャ恨まれたと?

 

「バカね。真面目にやっていれば、美味しい汁を啜れたのに……」

 

「いえ、むしろ逆です。信用を失って、美味しい汁をお腹いっぱい飲み干した……と言うべきなんでしょうね」

 

「信用を失って……」

 

「お腹いっぱい……」

 

「その為、世界は著しく発展し人口も増えたそうですよ?」

 

あ。それって、地球の話じゃねぇだろうな!?割りと、他の世界が中世やそれに準ずる文明レベルなのに地球を含む一部の世界が発展しているのって……そういう事?ハハ。そりゃ、不穏な空気になりますわ。師範代が、言葉を濁した理由もわかって俺は視線を外した。そっか、そっか。それが、どんな方法なのかは聞かないけど信用を失うレベルの方法なんだからグレーゾーンは間違いない。ぶっちゃけ、犯罪紛いの行為と言った方が良いのかも知れないけど……それを、この場で言うのは躊躇われた。

 

「ネタとしては、あんま面白い話じゃねぇなぁ。もっと、別な話とかねぇの?例えば、異世界転移しちゃった人の話とか……」

 

「そっちは、もっと悲惨な話になりますけど……」

 

「何故!?異世界転移だよ!?異世界転移!!嬉し恥ずかしなワクワクする物語じゃないの!?」

 

「御都合主義は、無いぞ?つか、今まで何を聞いていたんだよ!?御都合主義・超級イコール世界のリソース天地創造の五倍って話だったじゃねぇか……」

 

「え!?アレって、そういう話だったの!?」

 

「御都合主義・極級で、リソース20倍だっけ?嬉し恥ずかしワクワクな物語は無さそうだな?」

 

「わぁ……スッゴぉーい☆!……さらば、我が異世界転移っ!!」

 

現実を知った美愛が、号泣しながら異世界転移に別れを告げているけど……そこまで、泣く事か?まあ、俺も似た様な事を言ってた様な気がしないでも無いけど。男と女とでは、感じ方が違うのでそれを理解する事は出来ないだろう。乙女ゲームで、逆ハーレム!ヒャッハー!!とか……ほぼ、不可能だからw。

 

「なんだ?美愛。逆ハーレムでも、作りたかったのか?」

 

「それ、ただの強姦だから!私は、異世界でのんびり小物でも作って売って楽しく過ごしたかっただけだよ!!」

 

「まさかの生産職。因みに、調薬と錬金術は【組織】で修得が可能だぞ?まあ、実力主義なんでガチ経験を鍛えられるけど」

 

「マジで?って、そりゃそーだろうね」

 

「ガチ経験かぁ……」

 

「口の中に漢方薬放り込んで、喉奥にある味覚で効能を知れとか言われた時の絶望感は計り知れなかったけどな。苦味に違いがあるなんてわかる訳無いだろう!?」

 

「「あ、そっち!?」」

 

「何だと、思ったんだ!?調薬だって、毒を含む葉をチビッと噛んでそれに適した調薬方法を見いだせとか……ハーブの乾き具合と、湿度から必要な水分を計算しろとか無茶苦茶だ!!」

 

「ああ。経験と場の状況から、必須となる適切な調薬方法を……ってか?それはまた、本気で実力が無いとアカンのかいな……」

 

「初級編で挫けたわ!!資格も取れんし、落ちるって!!」

 

「ああ。あー……それ、辛いヤツやん……」

 

「頭抱えてのたうち回るその隣で、師匠がサクサク調薬してる光景。心へし折れました……お前等も、体験するがよろし!!」

 

「「したくねぇよ……」」

 

あの辛さは、一度体験すると良くわかる。ぶっちゃけ、乾いて干からびた薬草を摘まんだだけでその状態を理解出来る師匠がおかしい。なんで、摘まむだけでわかるんだよ!?気が付いたら、ムシャムシャ薬草を食んでたりするし意味も行動も不明だ。そんな中で、初心者が必死こいで調薬したモノを《鑑定眼》持ちが鑑定して結果を告げて来るとか鬼畜過ぎて草も生えねぇよ!!

 

「もう、錬金術で良いよ……(泣)」

 

「おぉう……えっと、頑張れ!神崎」

 

「負けるな!神崎」

 

「いつか、きっと報われる日は来るさ!!」

 

「えぇい!下手な慰め等いらんわ!!」

 

超実力主義なんて、もう嫌だぁ!!

 

 

 

 

 




とりあえず、幼馴染み達との交流話。肉食ってる遠藤と三桜&翼。
翼は、幼馴染みという意識が欠落しているので会話には混ざりません。むしろ、人見知りを発揮して終始肉を食っている状態ですね。
まあ、彼女も欠食童児だったので食い物に食い付いていますw。
そして、始まるのは幼馴染みによる転生被害と勉強な時間。
アルビノで、光アレルギーな体質を得た転生者のお話と何故か御都合主義な創世記&リソースの裏話と成りました。いや、鬼畜で草生えるwww。御都合主義・極級のリソース消費量よ!創世記の約20倍とか……それを使って、世界を発展させたらどうなる事やらw。
ほぼ、間違いなく中世レベルから一気に現代レベルまで……いや、もしかしたらもう少し先の未来的な時代にまで届くと思われる。あ、間違いなくフルダイブ型のVRMMORPGは完成してるだろうね!それくらいのリソースだよ?マジでwww。
それを、たった一人の転生者に使うとか……馬鹿?と思わずにはいられない。ハッキリ言うけど、転生者にそれを使うなら世界の発展に回すと思うよ?いや、マジ的な意味で。
因みに、光アレルギーとなった転生者については本作中でも言っていた様に『体質となった以上治せない』ので放置となります。未成年の間は、神様からの支援があるでしょうが……成人してからは、自ら稼がねばお金は増えないので借金地獄ですね!稼ごうにも、パソコンの光でも痛みが伴うので大変だなぁ(他人事)。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

作者のどうでもいい話。

『あ、プ○ウスだ!プリウ○ミサイルだ!!』
(○リウスを見付けたら)
( ゚д゚)ハッ!!
『プリ○スは良いぞぉ?プ○ウス!最高だね、プリ○ス!!
そして、そんなプリ○スを作ったト○タ最高!!
良いよね!ト○タ!!車は、ト○タに限る!!』

と言うのが、最近の口癖。つか、YouTubeの動画でたまたま『プリウ○ミサイル』という言葉を覚えまして……プリ○スを見掛ける度に『プリウス○サイルだ♪』と言うようになりました。
そして、気が付くのです車体カメラの存在に……次の言葉は、決まって上記のフォロー擬きをひたすら言ってる作者。もちろん、自身が乗る車はトヨ○なのでト○タ最高!!と言っても問題なし。○ヨタじゃ無かったら問題だけどなwww。因みに、アンチ・トヨ○ではない。車なんて、基本的に乗れてシートベルトが出来て動けばそれでOKな人なのでこだわりは無いなw。偶々、親が○ヨタの車に乗ってたからそれに続く形で○ヨタの車を購入。以降、トヨ○の車にしか乗ってねぇwww。まあ、でも、交通事故を起こした……もしくは、巻き込まれた時にそんな事を言ってる場面を警察に見られたらヤバいなぁってのはわかるのでフォローになってないフォロー擬きをうっかり呟いた時に言ってる訳だ。

『プリ○スは良いぞ?プリウ○!!』

まあ、動画の主もミサイルだ!と言った後に○ヨタと車の宣伝してたから同類だと思われるwww。つか、確かに多いよな?問題の車が起こす事故。まあ、原因もわからなくは無いんだぜ?
売れるイコール、道路に溢れている最も多い車って事だからな?
そりゃ、事故も増えるだろうさ。乗り手も、十人十色だから荒ッポイ運転をする人も居る。そう考えたら、当たり前の事なんだけどなぁ?目立つんですわ。悪目立ちしてるんですわ。お手頃価格だし。
そして、乗り手もちょっとお年寄りが多いと来たもんだ。アレだ。悪循環ってヤツに嵌まってんだよなぁ……嘆きたくなるレベルで。
売れているイコール、道路に溢れる車、事故が多い!!って話になるんだよなぁ。わかっては居るんだぜ?でも、仕方がない事であるんだけど……目立つんだよなぁwww。

誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m

感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。