絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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四五四話 #

双夜:

 

 

「あ゛ーーーーー!?また、負けたぁ!!」

 

はい、終了。

あ、八神はやてとのゲーム格闘戦。こっちが、かなりハンデを付けていると言うのに八神はやては延々と負け続けアイスの奢りが確定してしまった。と言うか、俺がにゃんこのままでコントローラーをポチポチしているのに何故負けるのか意味不明。まあ、こっちは《神威》を使ってコマンドを入力しているから楽々技を出す事が出来るんだけど。どの程度のスピードで、コマンドを入力すれば必殺技が出るのかとか色々やってたから最初は負け続けていたけど……今は、負ける気がしないね。十字キーをオラ(猫パンチ)オラ(猫パンチ)。○×△□をペシ(猫叩き)ペシ(猫叩き)。こんな事を続けてたら、コントローラーが壊れると思うんだけど八神はやての悔しそうな顔を見ると辞められない!止まらない!

そういう訳で、もう一度言おう。

 

ーーー終わったぁーヽ(=´▽`=)ノ!!

 

八神はやての悲鳴によって、掻き消された我が終了宣言は現時点を持って転生者の処理過程が終わった事を意味する。内訳としては、生前の記憶を削除してイレギュラー性ーー神様特典を削除ーーを減少させただけだが問題は無いだろう。多少の混乱は有れど、記憶の継承なんて病状もある訳だし楽しい想い出作りと共に薄れ行くモノでしか無い。そもそも、俺は難しく考え過ぎていた。翌々考えれば、過干渉だったかも知れない。本来の立場に立ち帰れば、こちらはモブ以下の存在なのだ。元より、舞台に立たないAD的な存在なのに同じ舞台に立って更生させるとか説教するとか何て行為は意味が無かった。ならば、後ろから忍び寄って相手に気が付かれる事無く処理してしまえば良い。神崎みたいに、ビーストに乗って追い回したりしなくても良かった訳だ。そうすれば、こんな風に八神はやての隣でコントローラーを握る必要も無いのだから楽チンである。と言うか、最初の段階で人前に出たのが間違いだった。海に落ちたのは、俺の意志じゃ無かったけど。ついでに言えば、世界の内側に出る予定も住人に絡む予定も無かったのに……あんのマッドサイエンティストがぁ!!あんな事をしなければ、こんな遠回りをする事には成らなかったハズ!!多分。

まあ、そのお陰で良い出会いがあったのは否めない。

だけれども、それはソレ。これはコレ、である。

 

「何でや!?何で、私はにゃんこに勝てんのや!?」

 

「うにゃにゃにゃにゃにゃ!!」

 

「ああ!?ちょ、タンマ!タンマ!!待って!止めて!!」

 

「ええんか?ここが、ええんかぁ!?」

 

「言うてる事は、怪しさ抜群やのにツッコミも出来へん……」

 

「ほぉ~れほれ、ここがエエんやろぉ?」

 

「ああ!?ちょ、ホンマ止めてぇ!逝ってまうっ!!」

 

「フニィーシュッ!!」

 

「ギャーーーーー!!!!」

 

いやはや、微妙に怪しさ抜群な掛け声と共にまたもや八神はやての操るキャラが爆死する。それに対して、八神はやては頭を抱えてジタバタと暴れた。それを横目で見つつ、これからの事を考える。ハッキリ言って、俺達《神殺し》の役目は終わった。例え、後続が現れても現地に残る使い魔によって即時発見されて生前の記憶を削除処置を受けるだろう。その後は、行動の指針を失った転生者が暴走しない様に監視しつつ人生を真っ当させて終了だ。

ぶっちゃけ、もう何もする事が無いので俺達はここでこの世界軸から離脱しても良いのだけれど……トーマ、どこいったんだろうな?いや、本当に。アレから、使い魔にも探させてはいるけど……見当たらないんだよねぇ。八神はやてにも確認したけど、どうもこの世界軸から出ちゃっているみたいでヴィータも『そんな奴は知らない』と宣う始末。これは、アレかなぁ?ちょっと前に、世界を出たり入ったりしたから置いて行かれたと思って探しに出ちゃったのかなぁ?にゃはは……あんのおバカさんは全く。

何はともあれ、これ以上この世界に滞在する理由も無いので俺は御暇させていただくとしよう。シャマル先生も、回収したし残りは『なにょはママ』と『シスターシャッハ』と『八神はやて』と『ヴィヴィオ』だけだからなぁ?ヴィヴィオには、まだ会ったりして無いけど……どこに居るんだろうな?まあ、現在の時間軸よりかは先の時間軸である事は間違いないけど。

 

ーーーフム。厄介だな?【時間軸】。

 

世界軸なら、まだしも……【時間軸】となると、山の様な制約があるから中々に面倒臭い。その隙間を狙って、【時空間転移】で時間を跳び越えたりはしているが日数単位でしか転移出来ないから細い調整が出来ない事が多い。だからこそ、アカシックレコードの閲覧権がある。世界の記憶から、自分達の行動を抽出してソレと重ならない様に動かないと余計な手間が増えてしまう。だからと言って、重ならない様に動くには限度があるのでソレ専用の使い魔も居る。専用の使い魔を使って、前時間軸への妨害が可能になっている訳だ。自身も、その事を重々承知しているのでこちらの妨害はして来ないけど詳細は求められる事がある。なので、専用の使い魔にはソレを說明する権限があったり俺自身への攻撃も認められていたりもした。まあ、そんな事をヤったら他の使い魔に睨まれて縮こまる事になるけど。

 

「さあ、アイスを所望する。持って来るが良い……」

 

「くそぉ……って、尊大な態度やなぁ!?」

 

「クックックッ、敗者に反論の余地はないのであろう?」

 

「くっ……数日前の自分を殴ってやりたい!!」

 

そもそも、格闘ゲーム初心者を散々弄んだ挙げ句パシりに使ったのは八神はやてが先だ。それを、やり返されているだけなので反論の余地なんて無いハズなのに文句を愚痴るとは……おバカさんめ。そうして、八神はやてを八神家から追い出した俺は神崎達との合流地点へと移動する。もちろん、身代わりとなる使い魔とトイレの中で入れ替わるのを忘れない。これでも、一応監視される身なのでこれくらいは直ぐに出来ないと色々面倒なのだよ。

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

「待たせたか?」

 

「いえ。問題は、ありません」

 

集合場所に転移すると、既に身支度を済ませた神崎達が待っていた。そう言えば、神崎達も俺があちらに転移した際にミッドチルダ首都に遊びに行っていたらしいが大丈夫だったのだろうか?

 

「お疲れ様です。師匠」

 

「変わりなさそうで、結構な事だ」

 

「まあ、大きな問題はありませんでしたからね……」

 

「ほぉ?他世界の神々から、何かしらの手が回されていると思っていたのだがなぁ?本当に、問題は無いのだな?」

 

「へ?他世界の神々って、どういう事ッスか!?」

 

「Master。余り、兄様で遊ばないで下さい」

 

「にゃはは。済まんな?余りに平和そうだったので、弄りたくなっただけだ。こちらは、八神はやての相手が面倒だったからな」

 

「それにしては、結婚ネタで遊んで居られた様にお見受けしますけど?お前等に、恋人なぞ出来ない( ー`дー´)キリッ」

 

「フン。事実だろう?」

 

「まあ、そうなんですけど……そう言えば、トーマはどうしたのですか?いや、この世界軸にも居ないみたいですが……」

 

「さぁな。じゃ、行くか……」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

《時空石》を取り出し、それに魔力を込める。

お別れは、しなかった。また、いつか出会うその時まで……今度は、こんな面倒な仕事とか無しの時に。では、また今度。

 

 

 

……

 

 

 

……

 

 

 

……

 

 

 

……

 

 

 

……

 

 

 

……

 

 

 

……

 

 

 

……#……。

 

 

 

 

という訳で、どういう訳で?

新たな世界軸に俺達は来た!!

 

「……………………」

 

さて、と?ちょっと、周囲を見回してそこがどこなのか確認した後、近場にトーマが居なかったので使い魔達に捜索願いを出す。

アイツ、また世界軸規模で迷子になったのか……これは、鉄翼刀以上の迷子ップリだな?ネタとして、鉄に教えてやらないと俺の気が静まらない。全く、人に心配ばかりさせやがってぇ!!

とりあえず、気を取り直して残存フレールくんの数を確認する。

 

 

 

……………………。

 

 

 

やはり、ちょっとペースが速いか?基本的に、フレールくん……偵察機専用使い魔の数は、他の使い魔よりも過剰な程に多く作ってはいるがバラ撒き過ぎた模様。幾つかの世界軸から、必要最低限のフレールくんを残して回収はしているが……それでも、フレールくんの需要は足りない。システム・アガシオンを一つ丸っと、フレールくん専用にしてはいるけど……これは、システム・ユグドラシルも一つはフレールくん専用として確立するべきだろう。

まさか、ここまでフレールくんが重要存在となるとは……思いもしなかったよ。だが、今更情報戦無しで任務に当たるなんて考えられ無いしなぁ?クソッタレの神々共め、問題ばかり作って俺達《神殺し》に尻拭いさせてんじゃねぇよ!

 

 

 

 

――――――――――ザザッ―――――――――――――

 

 

 

“あっち”も、尻拭い戦線やってるらしいからこれが【如月双夜】という存在の役回りなんだと思われる。だからと言って、ソレに甘んじている予定も無いので直ぐに誰かに擦り付けてやるがなぁ?

 

「さて、それでは……《天地開闢(テンチカイビャク)》―――」

 

 

 

―――――――――――ジジッ――――――――――――

 

 

 

 

「―――――っは!?え、なんだ!?」

 

一瞬、意識が真っ白になった気がしたが……周囲を見回しても、首を傾げている神崎やテオルグ達が居るだけだった。チッ――、()()内に潜む【誰かさん】が顔を覗かせた模様。何をしたかはわからないが、どうせまたお節介をしてくれたのだろうと当たりを付けて考えない様にする。どうせ、何をどうしようとも俺があの人の手中から逃れられる事は無いのだ。ならば、ソレをも踏まえて計画に盛り込むだけである。てか、何をされた!?

使い魔達には、見られない様にログを確認する。そこには、【天地開闢】とあった。テンチカイビャク……意味的には、世界の始り?か仏への挨拶だが?多分、そういう意味じゃ無いな。とりあえず、意味不明。はああぁぁぁ(深)……何をされたかもわからないとは。何はともあれ、いずれは何かしらの形で知る事になるだろうから今は忘れる事にしてフレールくん達をバラ撒いて行く。

 

「んん!?え、ちょ、コレかああぁぁぁ!!!」

 

「え、何です!?」

 

「どうしました?Master!?」

 

「な、なんでも無い!何でも無いから――っ!!」

 

フレールくんが、増えてるぅ!!超、増えてるぅっ!!

いやいやいやいや、てか【景】ですか!?一兆程しか居なかったフレールくんが、【景】単位でメッチャ増えてるんだけど!?何をどうしたら、【兆】なフレールくんが【景】になるんだよ!?いや、さっきの【天地開闢】が原因だっていうのはわかる。わかるけど、そういう感じの意味じゃ無いじゃん!!まさか、【天地創造】系の能力か!?嘘だろう!?あの一瞬で、【景】を越える物量を創り出したと!?無い無い、例え【組織】の奴等でさえ術式込の“核”を【天地創造】で生み出すなんて事出来ないんだぞ!?と言うか、彼等でも『原料』とか『原石』である鉱石等の創造が限度であって完成品の創造なんて夢のまた夢。不可能の領域なんだけど……俺の“中の人”は化け物か!?

 

「全く、こっちの常識を覆して来ないでよ……」

 

コレ、報告したら大問題になるヤツデスヨネー?知ってる。

 

「あー……人員が、確保出来たという事で?」

 

フフフ……頭の痛い話ではあるが、手の届かなかった所に手が届いたって事で良しとしよう。いや、目も逸らせない厄介極まりない現実を突き付けられた気分ではあるけど。今は、無理矢理にでも目を逸らしてフレールくん達をバラ撒いて行く。

 

「はぁ……。俺は、ちょっと疲れたよ……」

 

「は!?ま、Masterが、ですか!?」

 

「暫く、休むから後を任せて良いか?」

 

「え、あ、は、はい!お任せ下さい!」

 

ビシッと、敬礼で答えたテオルグを見てらしく無い事を言っている事は重々にわかっていた。だがなぁ、あんな常識外な事をやらかされて精神的に来ない奴は居ないんだよ。テオルグ達から離れると同時に、彼女等が神崎に詰め寄って原作人物との摩擦で疲れて居るんじゃないかと勘違いしている様だが……それはソレ。

仕事と割り切れば、あの程度の事など造作もない事だ。

だけどなぁ、内に潜む人に関しては別である。【天地開闢】……多分、意味的には開墾とか新たな地を開拓するとかいう意味なんだろうけど。常識を引っ繰り返す様な事は止めて欲しい。ちゃぶ台返し!とか、そういう意味的にやらかしてくれたんだろうけど……こう言うのは、マッドサイエンティストとか【魔導兵器】辺がやってくれると面倒が無くて有り難いんだけどな。

八神家の近く、海岸線の入り組んだ場所に秘密基地を設置して中へと入って行く。入り口は、完全に締め切って防水モードに変更。

出入りは、フレールくんの《チェンジ・リング》のみとする。いや、まあ、本気と書いてガチの引き籠もりだ。自室に戻りベッドに横になる。ちょっと暫く、本気で休ませて貰うとしよう。

 

「あ゛――疲れたぁ……」

 

 

 

 

 

……………………

 

 

 

……………………

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

Side 神崎

八神家近郊/海岸線

如月双夜の秘密基地。

 

 

「あ゛ー……原作人物との絡みは、キツイんですかねぇ?」

 

「どうするのです!?兄様。フレールくんの支援は、受けられるとしてもMasterは引き籠もられましたよ!?」

 

「しかも、あの仕事馬鹿であられるMasterが『疲れた』等と……有史以来、初めての事だぞ!?」

 

いや、有史って……今、関係無いし。まあ、それだけ驚いて居るんだろうけど。表現が、大袈裟過ぎる。だけど、【鮮血の】さんやセイビアさんとの絡み以外で『疲れた』は初めてかも知れない。

 

「とりあえず、この世界の状況を確認してから俺が原作側との接触を試してみるよ。という訳で、また留守にするけど……ごめんな?」

 

「お仕事なんでしょう?頑張って?」

 

「おっしゃ!転生者との絡みは大変だけど、頑張って見ますかねぇ?師範代は、どうなさいますか?」

 

「今回は、我が行こう。では、リリィ……Masterを頼むぞ?」

 

「任せて下さい、オルタ。まあ、何が出来るかは不明ですが……」

 

「……言うな。それは、誰もが思う事だ……」

 

と言う、良くわからない茶番を見てから俺とオルタは首都へと出かけて行く。つか、まだ何の情報も得て居ないのに首都で囮をしなければならないとか……どんな、嫌がらせですか!?辛過ぎる。

とりあえず、首都ミッドチルダのショッピングモールまでやって来た。ついこの間、前の世界軸で翼とデートした場所ではあるけど……前の世界軸には、あったけどここには無い店があったりするので新鮮だった。しかも、働いて居る人が違うのでそこそこ面白い。前の世界軸では、漢女が店員だったのにこっちでは超美人が店員をしている。喋り方は、漢女っポイけど……まさか、この世界軸の店員が女性だからあの世界軸では漢女だったとか!?

いや、まさかなぁ……ねぇ?違うって言ってよバ○ィー!!

 

「割と、大ダメージな事実が辛い……」

 

「…………確かに、これは……難しい所だの?」

 

「アレが、あの世界軸での漢女でありますか……」

 

「ウム。間違いなかろうな……」

 

「世界は、地獄でありますね……」

 

さて、軍人風な冗談はさて置きどうやら俺達は見張られているらしい。先程から、ずっとこちらを伺っている視線があるので近くに『居る』のだとは思うんだけど姿が見えない。師範代も、気が付いているらしく視線があっちへ行ったりこっちへ行ったり忙しなかった。だが、サーチャーでも使っているのか今一把握出来ないんですが……どうしたものか?

 

「次は、どこに行きますか?」

 

「ウム……少し小腹が空いた故、ジャンクフードでもどうだ?」

 

「またでありますか!?油っ濃いモノはちょっと……」

 

「構わぬでは無いか!!アレが、至宝なのだ!!」

 

言って、オルタはズンズン進んで行く。そして、宣言通りジャンクフード屋へと入って行った。いやはや、設定通りとは言えここでジャンクフードネタですか?そうですか。これで、こちらの会話があちらに漏れなければサーチャーで間違い無いんだろうけど……神様特典だったらヤバいなぁ?だが、己の強化しかしない転生者が支援系スキルを取るのは珍しい。ならば、サーチャー以外にはありえないので俺はオルタの後を追った。

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

ジャンクフードを購入して、二階の窓際の席に着くとオルタがバーガーに齧り付きながら報告をしてくる。どうやら、師範代は監視者の放ったサーチャーの位置に当たりを付けた模様。

ただし、術者はわからないそうだ。

 

「さて、兄様よ。サーチャーというヤツを見付けたぞ?」

 

「え?見付けたんですか!?」

 

「サーチャーのみだがの?今、フレールくんに探して貰っておる」

 

本当なら、ジャンクフード屋の二階にある窓際の席から一望する予定だったが手間が省けたな?フレールくんが、こっちにも回って来たとなると時間の問題だろう。

 

「こちらの会話は、盗聴されてますか?」

 

「いや、店内に紛れ込んだモノは無い様だ……」

 

だからと言って、口許を隠さず話す馬鹿は居ない。なので、バーガーで口許を隠しつつ会話を続ける。その間も、視線は外の術者を探していた。モグモグと、バーガーに齧り付きながらそれとなく視線を彷徨わせているとフレールくんが監視者の呟きを拾う。

 

 

 

―――主の名の下に裁きの雷を落とし給え……。

 

 

 

「ん?なんだこれ……まるで、牧師の呟く神への」

 

「伏せろ!兄様!!」

 

瞬間、激しい衝撃と共に視界が暗転した。一瞬の空白と、次に何かが落ちて来る。ガラガラと、身体に当たる痛みからそれがコンクリートの瓦礫である事が予測できた。何故、こんな事になっているのかと考えるまでもなく……我々は、転生者から襲撃を受けたのだと理解する。何故なんて言うまでも無く、【俺】ことギルガメッシュというライバルを排除するべく長距離攻撃で先制して来たのだ。だが、俺が居たここは民間人溢れる飲食店。そんな場所を攻撃して来るという事は、民間人に多大な被害をもたらすと言う事に他ならない。俺や師範代は、まだしも他の客は!?

 

「っう……オルタ、大丈夫か!?」

 

「くっ、ウム。問題ない!」

 

「被害は!?生存者は、居るのか!?」

 

「わからぬ!だが、時間は然程多くは無いのぉ……」

 

瓦礫を押し退けて、身体を無理矢理に起こすと状況が見えて来た。

周囲に目を向ければ、先程までの平穏な風景から一転。まるで、何処かの戦地の様な状態に怒りを隠せない。だが、周囲から聞こえて来るうめき声が俺に冷静さを取り戻させた。早く、被災者を救助せねば!!その思いに突き動かされ、俺は手当り次第に瓦礫を除去しつつ被害の救助に当たる。

 

「フレールくんは、敵のサーチャーをジャックせよ!出来れば、兄様と我の死体の映像を流せ!兄様は、そのまま救助を続行。我は、建物の状態を確認する」

 

「了解。大丈夫ですか!?わかりますか!?」

 

とりあえず、近場に倒れていた女性の状態を確認して起こせるかどうかを診る。もし、頭を強く打っていたら下手に動かすのは危険。出来る限り、瓦礫を排除して安全を確保していく。まあ、建物自体がヤバかったらお陀仏なんだけどね?でも、ジャンクフード屋に入る前の建物を思い出す。確か、三階建てくらいの小さな建物だったハズだ。それくらいなら、三階床から下に二階中上部に穴が空いた程度だと推測される。最悪、建物自体が崩壊して三階が崩落して来る訳ですが……持つか?

 

「くっ……師範代。建物の状態は、どうですか!?」

 

「問題ない。全員を救出しても、十分お釣りが来る!」

 

「襲撃者は!?再度の攻撃はありそうですか!?」

 

「知らん!それよりも、要救助者の様子を見ていろ!!」

 

ええい、仕方がない。襲撃者に関しては、師範代に丸投げして俺は言われた通りに要救助者の救出と怪我の手当を実行する。つか、良くぞこんな人の密集地を砲撃してくれやがりましたね?この世界の転生者は、この世界に生きる人々をどう思って居るのやら……まさかとは思うが、原作人物以外はモブやNPCだとでも思って居るんですかねぇ!?何を考えて、こんな酷い事をやらかしてくれやがりますか!?等と悪態を付きつつ、人々を救出していると暫くして漸く時空管理局の局員達が駆け付けてくれた。

そして、その人達と協力して負傷した被害者達を救急車に乗せて行く。最後の人を乗せた時には、辺りは暗くなっていた。

 

「ご協力、感謝します!」

 

「ああ、疲れたぁ……」

 

「兄様、私達も病院に行きますか?」

 

「なっ!?まさか、どこか怪我でもしていたのか!?」

 

という訳で、茶番開始。一応、彼等が来てからは兄妹を装っていたので、ちょっとした小芝居で局員達の目を誤魔化す必要がある。

だからと言って、余り彼等の厄介になりたくは無いのだけれど……この世界での身分が無い以上、コレは必要不可欠な事柄だ。

まあ、ここから離脱するまでの話ではあるんだけどね。

 

「いえ、私は兄様が庇ってくれたのでちょっとした打ち身程度です。でも、兄様が……」

 

「俺なら大丈夫だ。こう見えて、鍛えて居るからな!!」

 

言って、盛り上がる筋肉をペシッと叩いて強がっている風を見せる。それを、心配気に見上げるオルタ。いや、オルタがこんなに丁寧な言葉を使っているのを見ると違和感しか無いけど。仲の良い兄妹に見えてると良いなぁ……。

 

「まあ、そういう訳なんで俺達はここで……」

 

「本当に大丈夫なんですか!?」

 

「ああ。大丈夫だとも……」

 

因みに、俺がオルタを庇ったかの様に言ってるけど……庇われたのは俺だし、不老不死の再生能力で傷もだいぶ癒えている。それをオルタもわかって居るので、心配そうにしつつも俺を支えてくれていた。そんな感じで、色々誤魔化しつつ俺達はいつかの世界で得た身分証明書を見せつつその場から離脱する。

いやー、ホント……フレールくん様々だぜ。

 

 

 

 

 




幼女戦記を見た(初見)。以上!

『奴は、幼女の皮を被った化け物です!!』って言ってたキャラが一番好きですw。最後は、ヒャッハーしてたしなぁ?(砂漠戦線でw)そして、胃に穴が開くんですね?w

だからこその、この展開だと思ってくれ!ターニャ・デグレチャフが、口にしていた存在Xへの呪文モドキを投入。
さて、攻撃力が上がったのかそうじゃ無いのかは横に置いといて狂信者?vs神殺しの戦い……になると良いなぁ。
双夜が主導すると、良くわからないまま終了するから双夜の出番は極力縮小する予定。奴は、暗躍させるだけの存在だ。

とりあえず、幼女戦記に出て来た存在Xに関して……個人的な感想。ぶっちゃけ、『一個人に干渉し過ぎ』ですね?
まあ、もし存在Xが神とするならばの話ですが……一応、『信仰関係(仮)』と称しますね?ソレは、基本的に自由なのでは?なのに、コレだけ存在Xが執着するとなると……この主人公が、存在Xを讃え信心深き敬虔な信者となった時に存在Xの能力が爆発的に向上するんじゃね?と勘繰りたくなる所。つか、彼?…彼女?(主人公)ってそういう希少存在なんじゃね?だから、ここまで存在Xが執着するんだと思われる。じゃ無かったら、ここまで個人に付き纏わないでしょ?もしくは、評価が爆上がりするとか?そんな理由だと思われる。まあ、【私】なりの感想ですけどね。
因みに、この物語を見ていたら段々《神殺し》を送り込みたくなったよwww。
へ?別の見解?あー…そうだなぁ。尤もらしい事…でも無いか?完全に、ただの理不尽だけど。それなりの理由を上げて、暇潰し?良く聞く、人間を駒にして戦争ごっこしたい遊戯の神的な?俗に邪神とか呼ばれるアレだな。
主人公の転生不可。この生で終了!に関しても証拠隠滅にしか見えない。まあ、普通に理由として上げた存在を残すなんて真似はしないだろうし、なぁ?あんだけ、御都合主義(存在X的な)を盛ったんだ存在Xが口にしている事は全部嘘だろう。何となく、辻褄をむりやり誇示つけた感じが拭えないからなぁ?人を使って、戦争ごっこするんじゃねぇ!?大義名分掲げている様で、個人的な理由だからな?

合理主義者が、信心深く無いのは文化を取り上げた人達のせいでしょ?文句があるなら、戦後の日本辺りからやり直しをすれば良いじゃない。特権階級の差別化は、最悪貧困層からの奴隷化に転じそうだけれど…格差がある社会なのは今も変わらないしなぁ?色々と都合良く纏めてはいるけど…下手を打ったら、降格処分か神格剥奪されるんじゃね?
それが出来ないというなら、神は要らない(良い笑顔)!!
つか、存在Xは逝って良し!!

それに、だ。何かの書物で読んだんだが……人間は、神を模倣して創られた存在らしいじゃないか?であるなら、神通力(力)を得て高位存在となれば元は人間だとしても神を名乗れるという事だとは思わないか?即ち、人間の延長線上に【神】という位があるという事に他ならない。
要は、神様だろうが人間だろうが欲に塗れた俗物だと言う事だよ。まあ、宗教関連の人がコレを見たらブチギレそうな話ではあるけれど。いつの世も、事実は小説よりも奇なりと言うくらいだからなぁ?神様が、崇高なる存在だなんて確かめる術も無いこの状況下でその断言は避けたい所。
もしも、ソレを確認が出来たなら全てを謝罪して神様こそが崇高たる存在だと心を入れ替えて認めてやるよw。
だが、未だ人類は神と思しき存在との邂逅を行って居ない。よって、作者の中では人間の延長線上に神と言う存在があるのだと信じている。即ち、神々も俗物である!!
ああ…こりゃぁ、刺されても文句は言えんなwww?
とりあえず、作者は神が正義だとは信じてないよ。
人間が、秩序と混沌を混在させて生きている以上……神々も似た様な存在だと認識している。

ああ…因みに、理論や合理で言ってる様に見えるかもだけれど……私の神嫌いは、非論理的かつ非合理的な感情論なんであしからず。わかっていても、納得出来る様なモノじゃねぇし……私が、アレ等を嫌悪しているのは一種の呪いだから。とりあえず、神は死んで良いよ?つか、人類の記憶から抹消されないかなぁ?


それと、双夜の【中の人】が干渉して来ました!まあ、この物語では二度目?三度目?の干渉ですね。多分、三度目かな?正確に覚えて無くて申し訳ない。でも、多分それくらい。一度目は、誰にもわからないレベルでの干渉。二度目は、DOGDAYSで干渉。そして、今回の干渉で三度目…です!一度目だけは、ガチでわからない様にしてある。
作者もうっかり見失って、何話目かがわからなくなってますw。いや、マジでわからないんですわwww。メモってたんだけど……失くしちゃって絶望ってますw。
なので、今回はとてもわかり易くして置きました!!

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m(_ _)m

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