絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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四五八話

RE:

 

 

「すまん。神崎……私も!覚えて無いわwww」

 

とりあえず、白亜にアニヲタの名前を聞いてみた所……上記の返答が帰って来た。アイツの名前って、覚えられないッスよねー?知ってたw。つか、普通に聞いても覚えられない名前だから!

 

「あだ名の方は、覚えて居るよな?後、苗字……」

 

「あ、それはわかる!『cっぽっチ』の久保田だよw久しい保存の田んぼな?でも、名前はマジで覚えて無いわーw」

 

『cっぽっチ』であって、『ボッチ』ではない。つか、アイツはアニヲタだけど基本的に陽気な奴なので友人は多かった。

 

「デスヨネー。つか、悪ふざけの産物が思い出せないw」

 

多分、新庄兄妹ならサクッと教えてくれるんだろうけど……俺や白亜では一ミリ足りとも取っ掛かりすら思い出せないって言うね?そんな状態だった。苗字は、わかるんだよ?でも、名前は日本人の性質上的に覚えられないって言うね?外国風の名前とか……ねえ?

 

「久保田ナンチャラ・フォン・????である事は覚えてるんだよ。でも、ナンチャラと????が思い出せないって言う、ね?」

 

「そうそう。ナンチャラの部分と????の部分が思い出せないんだよ!わかってくれるかぁ!!」

 

「わかる!超わかる!!アイツの名前、一度聞いた程度では覚えられないからw。つか、なんであんな名前が通ったんだろうな?」

 

「貴族ッポイ、外国風の名前としてミドルネームも入れたかったらしいけど……そっちは、通らなかった模様」

 

本来なら、もっと長い名前になるハズだったんだ。

でも、そこは異常に気が付いた市役所の事務の方々が止めてくれたんだそうだ。GJ!事務員。でも、皆は知っているのかな?生まれた赤ん坊の名前とか、決定したら市役所とかに書類を提出する義務があるんだぜ?それによって、国は生まれた赤子を把握してくれる訳なんだけれど。

彼の名前に関しては、キラキラネームとはちょっと違った悪ふざけの産物だったからか市役所職員が止めてくれたのでアレ以上にはならなかったらしい。

つか、普通に長ったらしい名前は取り扱わないそうだ。

 

「てか、アイツ……純日本人じゃんw!」

 

「転生後は、月詠拓斗と名乗ってたらしいぜ?」

 

「つか、報告書って奴見たらわかるんじゃない?」

 

「それは、何か負けた気がするからパス」

 

「あー……わかるぅ。算数のドリルみたいな感じね?」

 

「そうそう。最後ら辺のページに答えが書いてあるヤツ!アレを見た気分になるんだよなぁw。好奇心負け的な?」

 

「あるあるw。だったら、自力で思い出さないと、ね?」

 

「デスヨネー……でも、思い出せないんだよなぁ?何度も聞いたハズなんだけど。全く、印象に残らないって言うね?」

 

「印象に残らないって言うか……アイツが、その名前で呼ばせてくれねぇから覚えられなかったんじゃない?」

 

それも、あるかも知れないけど……アイツをからかうのに、良く使っていたから覚えてはいるハズだ。

多分、暫く使ってなかったから思い出せないだけかも知れない。もしくは、スマホが無いからかな?あの中に、アイツの連絡先と共に入ってたから……あ、スマホか!?

そう言えば、チョクチョクスマホで調べてたよ!

アイツの名前。そうだった、そうだった。覚え切れないからって、小学生の頃はメモに残し携帯を得てからはずっとフルネームで入れてたわw。

つー事は、覚えて居なくても仕方ありませんね!!

 

「覚えてねぇ原因、わかったわ」

 

「ほぉうほおぉ?で、原因って?」

 

「携帯にメモって、からかいついでにチョイチョイ連絡先を確認してたw。記憶に無くても致し方無しwww」

 

「あー……それ、私もだわ。とりあえず、新庄兄妹に聞いてから答え見てみる?聞く方法あるんでしょう?」

 

「……そうだな。生前でも、覚えられなかったんだ。それを、今思い出せなくても仕方がないよな?な!?」

 

「ハイハイ。言い訳、乙。じゃ、聞いてみよう!」

 

てな訳で、方針転換して浅上兄妹に連絡を取る。

まあ、メールアプリを開いてメールを送るだけの簡単なお仕事だけどな?だが、予想に反して亮から送り返されて来たメールは違ったモノだった。

何故、謝罪文から入る!?

読んでみると、差出人は亮なのに内容を書いているのは美愛という、ね?あ、コレ……まだ、俺を刺した事を引き摺っている模様。まあ、本人からしたら記憶が戻ったのが最近で……だから、まだまだ沈んだまま浮上してないらしい。さて、どう返したモノか?

下手に、刺激的な返答をすると亮がキレるしなぁ?例えば、『翼が居るから幸せ』なんて返答したら美愛だけで無く亮にも刺されるのは間違いない。だからと言って、許す許さないの問題でも無いからなぁ……ぶっちゃけ、本人の気持ちの問題だから俺が何を言おうと変わんないんだよ。『許す』と言った所で、本人が納得しなきゃ堂々巡りなのは考えるまでも無く……弱味に付け込むと、背後から怖いお兄ちゃんが現れるっていうオチ。『気にするな』も、意味が無いし……ここは、アル○ェイドを見習って殺した責任を取らせるのも良いかも知れない。

 

「とりあえず……俺を殺した責任、取って貰うんだからね?」

 

「何?誰か、お前を殺したの?」

 

「……俺等が、インスタント・ソウルである事は知ってるんだよな?なら、オリジナルの魂はまだ生前で生きているって事も予想が付くだろう?でだ、今の俺はオリジナル・ソウルで美愛もオリジナルなんだよなぁ……」

 

「つまり、生前のお前が死んで……ガチ転生したと?」

 

「うん。まあ、なんで死んだかと言うと……」

 

「OK。予想が付いた!お前、新庄美愛に殺されたのね?」

 

「おう!俺の結婚式当日に、なんで私を選ばなかったのか!?と滅多刺しにされた。そして、美愛もその場で自害っと……」

 

「何、その昼ドラ展開!?サスペンスドラマも真っ青な痴情の縺れとか美味し過ぎるんですけど!?」

 

「美味しそうに見えるか?」

 

とりあえず、どう返して良いのかわからなかったので……現在、目の前に居る霧島白亜の保護と美愛に刺された事の説明をしている旨を送ってやった。ぶっちゃけると、問題の先送りを行った感じである。つか、この問題をどう処理しろと?俺、マジでもう気にして居ないんだぞ?

何故なら、そのシナリオを書いた奴は死んでるし……全ては、『神様が悪い』で完結した話でしか無い。

それを、当人同士で蒸し返すとかありえない話だろう?

そう、全ては神々が糸を引いていて俺達は貶められたんだ。なら、被害者である俺達は神に責任の所在を追求して謝罪や賠償を受けるだけで良い。それが、叶わぬのなら《旧・神族》も含めた関係者全てを屠って終わらせるだけである。そう言えば、美愛が死んだ後とかどうなったんだろうな?美愛に裏切られた亮とか、何かとんでもない事になっていそうなんだが……はてさて???

 

「滅多刺しにされたのに、ネタ返し?って事は、神崎的に刺された事に関してはケリが付いていたりするんだ?」

 

「そうだな。だから、どう返答しろと?」

 

「あー……こればっかりは、相手の気持ち次第じゃない?」

 

「デスヨネー。本人が、納得しなきゃどうにもならない話だからなぁ?だからと言って、翼が居るから幸せ…なんて言えねぇし?」

 

「それ、もう一回刺されるパターン……」

 

「知ってるw。だから、困っているんじゃないか!」

 

「でも、だからってこの返しも無いでしょう?」

 

「あー……本来なら、死んで終わり!で済んだ話なのに……」

 

「転生後にまで響くとか……縁のある転生はノーサンキューだね?次、転生する時は知り合いの居ない世界に行きたいところ」

 

「全く持ってその通りだ!と言えない俺が居る……」

 

「まあ、お前は……並々ならぬ、執着だったからね?」

 

それは、良く知っている。普通であるならば、死んだ人間にここまで執着する者なんて居ない。高々、小学生の頃の()()()()()程度のモノが人生を掛けた想いに至るなんてありえない。

 

「なんで、ここまで執着しちゃったかなぁ……」

 

そこまで、あのクソ野郎(神様)の手の平の上だったとか笑い話にもならない。人生の大半を賭けて、死んでしまったたった一人の少女に執着するとか……俺にも、理解出来ないモノだった。

 

「……【呪い】かぁ。まあ、確かにソレは【呪い】だったんだろうさ。でも……だからこそ、翼は救われたんだ」

 

いや、今もまだ救われる途中かも知れないけど。それでも、俺は彼女を絶望の淵から引き上げたと確信している。例え、それが幻だったとしても……翼の傍には、俺以外にも師匠や師範代も居るから絶望の海に浸っていた頃とは違っていると信じたい。

 

「それだと、お前……踏み台みたいじゃないか……」

 

「へっ!元より、ギルガメッシュなんて踏み台だろう?」

 

「おい。それは、自分で言うネタじゃないでしょう!?」

 

ニヤリと笑って、そんなネタを宣ってみたら真剣な表情をした白亜が俺を睨んでいた。だが、一度吐いたソレを収める気はない。

 

「この後、颯爽とヒーローが現れて翼を掻っ攫って行ったらガチの踏み台だな?二つ分の生を賭けた、踏み台かぁ……」

 

「…………もし、そんな奴が現れたら私が『殺す』ね?」

 

笑顔なのに、白亜がとても低い声で『コロス』とか言ってて超怖い。それ以前に、見た目美少女な笑顔なのに底冷えする恐怖が感じ取れるのですが……あ、マジギレですか?ヤバい。俺の幼馴染みが、どいつもこいつもサイコ系の精神をしているみたいなのですけど……どうしたら良いですか?とりあえず、冗談で誤魔化すのは辞めようと思う。マジで、死人が出そうだからな!!

 

「OK。つか、『殺す』以外は普段通の声質だったのにソレだけ低い声で言う理由は!?」

 

「ふふふ、だって……そうでもしないと、神崎ってば思考を切り替えないでしょう?大丈夫。そんな事、誰にもさせないから…」

 

ヤバい。白亜が、クロエしてる!ちょ、闇堕ちなんて俺望んで居ないんですけど!?何故、こうなった!?ちょっとした、場を和ませる冗談だったハズだ。なのに、俺は舵を切り間違えたらしい。

 

「何、病んデレの扉開いているんだよ!?」

 

「お前が、冗談で場を和ませ様なんてするから返しただけでしょう?それとも、本気だと思った?まあ、私も冗談半分本気半分だったけど……」

 

半分は、本気なんじゃ無いですか……怖いよ?この子。

 

「それと、『気にするな』とだけ送っておくわ」

 

「……わかってる癖に、終わりの無いド壺にハマりに行くそのスタイル……嫌いじゃ無いよ?」

 

「止めて。わかってるけど、他に答え様が無いんだよ!?」

 

「知ってる。でも……もう一度、刺される覚悟はして置いた方が良いよ?と言うか、今度は亮も何かして来るかも?」

 

「デスヨネー。わかってても、それ以外の言葉が思い浮かばないんだ。もう一度くらい、刺される覚悟はして置くよ。はぁ……」

 

ままならないッスね?今更な事に対して、どんな賠償を求めろと美愛は言うのか……俺には、わからない。

だって、終わった事だろう?そりゃ、刺された記憶が蘇った?時はそれなりに驚きはしたけれど……だからと言って、何を当人に求めろと!?

 

「求めた所で、今更なにが出来るって言うのか……?」

 

「じゃぁ、ハーレムを求めて見る、とか?」

 

「言い出しっぺの法則って、知ってるか?つまり、お前もそのハーレムに入るんだよな?穂波も巻き込んで?」

 

「OK。私が、短慮だった!今のは、聞かなかった事にして欲しい。と言うか、忘れて!お願いします!!」

 

「泣きを見るくらいなら、最初から言わなきゃ良いのに……」

 

「だってぇ……良い考えだと思ったんだもん……」

 

「つか、お前……今でも、ハーレムとか作りたいと思ってたりするのか?性別、女に変わっているのに?」

 

「いや、全然?でも、ハーレムって男の夢なんでしょ?」

 

「人の夢と描いて、『儚い』と読む……所詮、浪漫は浪漫だからこそ栄えるんだ。叶うと、面倒臭い事になるだろうな?」

 

「そんなモンですか?」

 

「そんなモンだよ……」

 

とりあえず、返信を返したら納得行かない的な返答が帰って来た。うん、知ってた。知ってたけど、俺自身が気にして無いのにどう返せと?何を言っても、当人が納得しないのであれば当人の意思を尊重するだけの話である。

正に、他人事の様になるけど……俺は、こう返した。

 

『なら、お前が納得出来る方法で俺の為になる事をやれば良いんじゃ無いか?裁量は、亮に丸投げで!!』

 

なにはともあれ、こうして置けば俺の所へ来るまでになんとかなるだろうと思われる。ぶっちゃけ、亮に丸投げした様なモノだけれど……第三者が間に立つ事で、とんでもない『お返し』にはならないと思われる。それに、亮に取っては美愛は妹だ。その妹が、その身を投げ捨てる様な真似だけはさせないだろうと愚考するが故の丸投げである。

後は、奴の裁量に任せて置けば何とかなると言う実績に基づく思惑でしか無い。

 

「お前……コレ、丸投げ!?」

 

「下手な要求を出すよりも、こういう奴の方がアイツも安心だろう?まあ、多少の苦労はするだろうけど……なんとかして貰おうと思って……」

 

だって、美愛は亮に取っては掛替えの無い肉親だ。

唯一と言って、過言では無いたった一人の血を分けた家族。そりゃ、亮達にも両親は普通にいたぜ?でも、アイツ等の親はネグレクト?児童虐待?……まあ、二人を置いて居なくなった。いつ、居なくなったのかは知らない。

でも、俺が亮達の親を最後に見たのは中学に入る前くらいだ。その後は、祖父祖母がアイツ等の面倒を見ていたのを知っている。どちらの祖父祖母かは知らねぇけど、アイツ等が痛ましくも無理矢理笑う事が無くなったのは間違いない。

 

「といつもこいつも、クソッタレな人生歩んでるよな?」

 

俺は、比較的にマシな人生だったかも知れないけど……他の奴は、それなりにクソッタレな程には苦労をしている。まあ、そんな奴等から見て俺も似た様な人生らしいけど?それでも、と思う。

両親が、揃っているだけまだマシなレベルだろう……と。

 

「問題は、山積みで……どこもかしこも、不幸が連鎖してやがる」

 

「でも、何処にでもある不幸でしか無いじゃない?」

 

「まあ、それがせめてもの救いか……なにはともあれ、亮と美愛が浮上してくれねぇと色々面倒が積み重なるんだけど……」

 

「そう言えば、雪が居るんだよね?」

 

「おう。今は、有栖川零なんて名前だけどな」

 

「うわー、どっかで聞いた事がある名前だぁ……(棒)」

 

「そりゃ、俺とお前が中二病を拗らせていた時から居る古参だからなぁ?枕を濡らす涙、増量待った無し?」

 

「ぐぬぬぬぬ……何故、はっちゃけたし!?私っ!!」

 

「フッ……そんな事くらい、序の口だぜ?俺なんか……俺なんか、《神殺し》に転生したら強制的に【呪われた】武具を押し付けられて……見よ!?我が、暗黒歴史を!!」

 

そう言って、俺の暗黒歴史である『きゃるーん♪』を放映する。もちろん、【呪われた?】武具である『ダーティ・ニーズ』を抜いた所から精神を乗っ取られて変身する場面をガッツリ見せてやった。結果、最初こそ大爆笑していた白亜だったけど。戦闘から、造られたアイドル風の歌って踊ってへシフトした辺りで、苦笑いから引き攣った様な笑みに変わり……最終的に顔を真っ青にしている。

多分、考えている事は下手をしたら自分も俺の二の舞いになっていただろうという悪夢。とりあえず、暗黒から深淵へと至り黒色無双へとレベルアップして行く様を見せ続けてみた。

 

「………………この、【呪われた】武具って今もあるの?」

 

繰り出される必殺技が、宝具以上に破格だからなぁ?

そりゃ、ここぞって所で使うのは致し方無いだろう。

 

「俺の専用武具だからな……幼女○記野郎と戦った時も使ってたぞ?そう言えば、お前も転生直後は男だったよな?」

 

暫しの沈黙後、捻り出す様に問われた質問に答える。

 

「――――――――」

 

「まあ、ウチの師匠……《神殺し》のお仕置きで、強制的に女に転生させられた訳だけど……その姿なら、似合いそうだ……」

 

瞬間、白亜は両膝を付き胸の前で手を組むとハラハラと涙を流しながら祈りのポーズを取った。余程、英霊エ○ヤの姿で俺と同じ歴史を辿るのが嫌だったのか《神殺し》に全力で感謝の祈りを捧げ始めてしまった。

そんなに、嫌なんですか?そうですか。

 

「嗚呼。《神殺し》様、愚かなる私めを女に転生させて下さった事……魂の底から、感謝いたします……(大真面目)」

 

コイツ、ガチ本気で感謝を捧げてますよ?しかも、偶々部屋から出て来た師匠が面食らってたりしますが運が悪いですね?とりあえず、俺の幼馴染みがマジですいません。

でも、本気の感謝なんで受け止めてやって下さい。

つか、変身魔法を使えば無理矢理に英霊エ○ヤの姿で魔法少女的な暗黒歴史を立ち上げられるんじゃね?とは、思ったけどお口チャック。多分、鬼畜な方々が面白半分でやらかしてくれるだろうから、それが行われるまでは黙っていよう。まあ、『行われる!』等と断言できないけど。

 

「何をやっているんだ?お前等は……」

 

「ああ、師匠……俺の幼馴染み、霧島白亜の保護を御報告します」

 

「霧島、白亜?ああ。月村すずかに手を出して、僕の宝具で浄化してやった奴か……フム。そう言えば、女にしたままだったな?どうだ?この基に、男に戻そうか?」

 

「いえ!このままで、お願いします!!」

 

ビシッ!と敬礼をした白亜は、即答で拒否った挙げ句このままで良いと言い切りゃがった。つか、白亜のその姿は十字○天使の矢で『良い子』になった影響の様に見える。

だが、それは俺の暗黒歴史を見せた結果なので師匠に誤解させたくは無いんだけどなぁ?

 

「フム。…………神崎の二の舞いは、そんなに嫌か?」

 

あ、大丈夫だったw。まあ、開いたままのウィンドに暗黒歴史が映ってますもんね?そりゃ、誤解するハズも無いか。

 

「ひっ!?い、嫌であります!!」

 

「まあ、生体魔法は男を女にしたり……女を男にしたり出来るから、余程はっちゃけた造り手に当たらない限りは問題無いさ」

 

それは、はっちゃけた造り手に当たったら俺と同じ目に遭うって言っている様なモノじゃ無いですか!?ほら、白亜がチワワみたいに小さく震えているじゃ無いですか!!

何やってるんですか!?

 

「魔法○女『俺』っていうアニメを知っているか?」

 

「何ですか!?そんなアニメ、知りませんよ!?」

 

「可憐な少女が、マッチョな男の外見となり物理で事件を解決していく物語だよ。いやー、かなり無茶な設定で恋とかさせるから笑えてなぁ?君も、そんな風になりた「なりません!!」ウム」

 

「止めて上げて下さい。それで無くても、黒歴史があるので頭を抱えているんですから……」

 

「まあ、良いだろう。だが、夢々忘れる事なかれ。君が犯した罪は、罰を受けたからと消えるモノでは無い。それを忘れるなよ?」

 

「は、はいぃぃぃぃ!!」

 

師匠の脅しが効いたのか、怯え捲っている白亜は先程以上に肩を跳ねさせつつ敬礼をする。つか、生きたままでも性別を変化させられるんですね?俺の知る人であれば、直ぐに思い当たるんだろうけど……【組織】にそんな人居たかなぁ?まあ、ヤれるって事はそういう属性を持つ人が居るんだろう。

 

「神崎、所在が判明している転生者はこちらが受け持つからUNKNOWNの様に所在のわからん奴等はお前に任せる。暴れて来い」

 

「了解であります!」

 

「僕は、もうちょっとお休みするから任せたぞ?」

 

所在不明って事は、フレールくんと共闘して転生者を炙り出せば良いって事だな!師匠は、まだ不調が続いているのかヤル気が無さそうだ。それと同時に、その場に居るからと構って来るすずか達を避けている様子が見て取れた。中々、面倒臭そうだ。

 

「ひょぇ!?」

 

そんな、団欒に月村すずかが師匠の部屋から出て来て白亜の横を通り過ぎる。すると、その姿を確認した白亜が恐怖に引き攣った顔で小さく悲鳴を上げた。

あー、月村すずかを襲ったせいで色々あっただろうからなぁ?面倒事が、フラッシュバックしてトラウマが抉られたか?なんにせよ、月村すずかを見たらそれだけで絶望的な気分になる模様。つか、転生者や変態に追い回されて転生者ライフを満喫出来なかったであろう白亜は恐怖に頭を抱えた。

 

「己の欲望を開放したが為に、とんでもないトラウマ背負っちまったな?どうだった?自分がストーキングされる気分は?」

 

「止めてよぉ……最初、気のせいだと思ってたのに気持ち悪い手紙が投函されてからは目に見えて変態共に気が付ける様になったんだから!―――うっうっ……ごめんなさい。もう、女性を襲ったりしません。だから、許して下さい!!」

 

普通にトラウマで、草が生えそうw。それに、それだけじゃなくて様々な欲望に晒されて来たのは見てわかった。

だって、何度も言うが……コイツどっからどう見ても、イリヤス○ィール・フォン・アイン○ベルンの外見しているんだぜ?『Fate/stay night』を知ってる転生者なら、誰でも恋人にしたい手に入れたいと思うだろう。

例え、中身が男(漢)であったとしても俺達がこの世界軸で合流するまでは普通の少女だった訳だから。それも相まって、コイツは様々な欲望に狙われて来た模様。まあ、大半が【呪われた】状態のコイツに浄化されて逃げ出したみたいだけれど。ほら、十字○天使の弓矢を受けた状態だったから純心無垢な状態だったんだ。そんなモンに、関わろうとすれば汚れた大人は問答無用で撃退されただろう。

 

「因みに、翼は拉致監禁さてれ牢屋の中で過去の記憶を失うレベルの拷問を受けていたみたいだけどな?時には、性的な暴力も奮われていたそうだ」

 

「は!?ちょ、神崎達が保護してたんじゃ無かったの!?」

 

「俺達を転生させた神が、色々暗躍しててくれたお陰で行方不明だったんだ。だから、見付けた時は俺の事もわからなかったみたいでさぁ……奏の名前で呼んで、記憶を呼び覚ました感じ?」

 

「もう、なにやってるのさ!だったら、私達の事もわからないんじゃ無いの!?」

 

「わからないだろうな。でも、生前の名前には反応するから思い出せる事は思い出せるみたいだぜ?」

 

ただし、監禁されていた時の辛い記憶も同時に思い出すだろうから余りオススメは出来ないけど。でも、今のままは駄目なんだと師匠は言う。だから、トラウマで封印された記憶を呼び戻してやらねばならないんだけれど……今は未だ、その時では無いので放置するしか無かった。

最近のヤツは、覚えているらしいんだけど……佐藤奏の死ぬ間際と、不知火翼として生まれ俺達が回収する辺りの記憶がスッポ抜けて居るんだよ。それに加えて、俺達と共に世界を渡った間のインスタント・ソウルの記憶が余り馴染んで居ないのか……かなり、精神が不安定になっている模様。

 

「とりあえず、翼の心をもっと成長させないと色々マズイらしい」

 

「それって、私達が騒いでどうにかなる様な話な訳?」

 

「いんや。全部、翼一人の問題だな。俺達で出来る事なんて微々たるモノさ……」

 

「マジかぁ……ん?でも、なんでソレが必要な訳?」

 

「翼は、生前の記憶も今の記憶も忘れて次代を望んだんだ。つまり、全部綺麗サッパリ削ぎ落として転生したいらしい」

 

「…………そっか。で、お前はソレで良いのか?」

 

「俺は……師匠と共に行くと決めた。それに、()()()()()()いつかまた会える日も来るだろうさ……」

 

「お前……」

 

 

 

 

 




引き続き名前ネタw。
霧島白亜の言葉使いを、女の子にするか男の子にするかで迷いました。でも、基本的な部分を女に修正したので女の子言葉に。もう、彼は英霊エミヤになる事は無い!と良いなぁ。でも、ソレも面白そうではあったんだよ?第二の神崎にしてやっても良かった訳だしw。
『きゃるーん♪』と、英霊エミヤの姿でアイドル風のフリフリ衣装を着せて暴れさせても良かったんだけれど…ねぇ?一度踏んだネタは、二度踏みする気は無いので止めました。でも、造り手次第では可能性もあります。その前に、《神殺し》への転生イベントがありますけど。
白亜が、転生するとは言ってないw。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

作者のどうでも良い話。

最近、職場の女性従業員からの風当たりが冷たいなぁ…と、思ってたら原因が自分の母親である事が判明する。
最近は、歳を重ねたお陰で行動範囲が狭まっていたので警戒はしつつもダイエットをしていたんだ。そしたら、また食え食え攻撃があったり御飯用意したから食べて〜攻撃もあった。珍しく、月に三回も御飯を用意するという行動があったんだ。普段、月一程度もあるか無いかの調理実習。
調理実習と言い切れる母親の手料理ってのもおかしな話なんだけどねぇ?まあ、一緒に食卓を囲むなんてほぼほぼ無くなったからw。なのに、思い出したかの様にたまに御飯を作るんだよあの人w。で、それを食べないとメッチャ怒って泣いてウザい。しかも、根に持つので適当に相手をせざるを得ないって言う、ね。悪夢的な食事が発生します。
そういう時に限って、超高カロリーって言うオチ。これ食ったら、一食千五百カロリーは間違いないってレベルの食事が用意されてるってどう思うよ!?つか、ダイエットしているのに油者オンリーでデザートまであるとか何の嫌がらせ!?マジ勘弁して下さい!!っていうやる気の失せる攻撃がチョイチョイある。で、最近の母親は作者の職場で女性従業員さん達とお喋りをしているって言う、ストレス発散の機会を得ていたんだよ。まあ、家に籠もっていてもストレスが溜まるだけだろうからそれくらいは構わないだろうと思っていたんだけれど……実は、社会的制裁を受けていた件。ダイエットしているだけなのに社会的制裁を受けていたんだよ!私!!人の職場で、涙ながらに私が母親の用意した御飯を食べないと散々語ってくれる親。メッチャ、誤解されててもう笑うしか無かったけど…とりあえず、ダイエットしている事を伝えたら何となくわかって貰えたは貰えたけど……なにさらしてくれとんじゃ!?
なんで、ダイエットしているだけで社会的制裁を食らわにゃならんのじゃ!?ふざけんな!?最近、風当たりが冷たいとは思っていたけど…なんつー事をやらかしてくれてたんだよ!?職場の居心地が最悪じゃ無いですか!?女性従業員の方が、男性従業員より多い職場でメッチャ針の筵なんですが!?超白い目で、見られてるんですが!?大人しくしててくれさい!!マジで、何もしないで下さい!!
そして、職場があんな事になっていたのでもしやと思い気になるご近所さんの噂を調べた結果……『家庭内暴力を振るうDV息子』とか、『古き良き時代の亭主関白的な老害』とか言われている事が判明。だからさぁ、私はダイエットしてるだけなんだよ!?

ちょおぉぉっっっっとぉおおぉぉぉぉぉ!!!?(泣)。

ガチな社会的制裁が辛い(泣)。大人しいと思ったら、なんて事をしてくれやがりますか!?(;ω;`)

……………………。

――――って、そんな事があったよって話です。
なんで、ダイエット一つでこんな大問題起こされにゃならんのか……マジ辛い(泣)。

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m(_ _)m

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