絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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四六〇話

Re:

 

 

「原作ヒロインは、俺の嫁だああぁぁぁ!!!」

 

前日、【組織】発足前の話を聞いて色々と大変だったんだなぁ……妙に、苦労人ッポイ感想を口にした所で今日の買い出しが俺に決定してしまう。要は、苦労人らしく外回りに行って来いって話なんだろうけど……ショッピングモールに入った所で、唐突にセットアップした転生者が突っ込んで来たのが今!理由は、俺がギルガメッシュだったからなんだろうが……出会って、五秒もしない内に攻撃仕掛けて来るのは止めて欲しい。とりあえず、問答無用で突っ込んで来たので一歩横にズレて武器を持っている手を取り腹パンする。正気に戻った奴が、割に合わない目を見てしまうのは最早恒例と言って良い。つか、この場合だと俺が苦労人ポジか……面倒臭ぇ。一応、床ペロさせたのは俺なので現場保存し監視カメラの位置を確認してイチャモンを付けられた時の保険は確保して置く。

そこへ、事態を更に搔き乱す野郎共が駆け付けて来た。

ぶっちゃけ、来なくて良いッスよ?師範代達!!

 

「兄様、大丈夫ですか!?」

 

「兄様よ、ケガはしておらぬか!?」

 

コイツ等、俺の腕を取って自分の腕を絡めて物陰へと引き摺り込みがったんですが!?事態の終息を図る気ねぇな!?むしろ、俺を追い詰めて更なる混乱を巻き起こす気だな!?ただ、ここに翼が居ないだけ騒ぎは小規模ではあるけれど。もし、ここに翼が居れば『ヒロインは俺の嫁』と騒ぐ馬鹿が彼女に粉を掛けるのは間違いない。

しかも、翼がそれを断ると俺が彼女を洗脳して侍らしているとか言い出すんだ。そんな事は、目に見えてわかっている。本当に、マジ迷惑。つか、なんでどいつもこいつも美少女を見るや否や『俺嫁』と連呼するのか意味不明。

そりゃ、そんな美女や美少女が嫁になってくれたら嬉しい限りだけれど……一人で、十分じゃね?

てか、ハーレムとか要らんし!!

 

「き、きさ、貴様あああぁぁぁぁ!!!」

 

「ヤベ、見付かった!いや、隠れてた訳じゃねぇけど……」

 

「リア充、死すべし、ブッ殺す!!」

 

「待て待て、別にコイツ等は俺の恋人とかじゃねぇから!!」

 

「死ねエエェェぇ!ギルガメッシュゥウゥゥゥゥ!!!」

 

聞いて!お願いだから、俺の話を聞いて(泣)!!

そんなこんなで、《堕ち神》化した転生者はサクッと処理して次へと向かう。というか、さぁ……会う転生者、みんな襲って来るんですけど!?もしかしたら、踏み台転生者かも知れないじゃん?なのに、リア充と最初から決め付けて殺しに来る奴って何!?

まさか、今までヒロインと絡めなかったから鬱憤が溜まって暴走してるんだ!とか言うんですかねぇ?いずれにしても、迷惑千万なので止めて下さい……そう、言ってるんだけどさぁ?己を、物語の主人公だと信じている転生者様にはわからないらしい。

 

「原作ヒロインにも、事件現場にも近付け無かった貴様等が主人公とか片腹痛いわ。戯け!!」

 

「…………コロスっ!コrォズ!gろズ!!」

 

要は、相手の『劣っている』部分を揺さぶってやれば良いんだろう?なら、例のUNKNOWNのせいで原作に関われ無かったと言うならば、その部分と奴等が信じて止まない根本的な前提を揺さぶってやれば良い。グッジョブ、UNKNOWN!お前のお陰で、この世界の転生者は主人公で無い事が証明されている。

 

「どうだ?己が、世界の中心である主人公!そう、思っていた事が幻想だと知った気分は?さぞかし、愉しかったであろう?」

 

「Groaaaaaaaaa!!!!」

 

ちょっとした挑発で、面白いくらいに《堕ち神》化する転生者達。後々の事を考えると、原作に絡みに行くだけだろうからここで叩いた方が良いという判断だ。

だって、俺を見ただけで殺しに来る様な奴だぞ?ヴィヴィオの教育に悪い影響を与えそうじゃないか!そう考えたら、自然と挑発していたのでコレが正解なんだろう。

 

「人避けは、きっと師範代達が展開しててくれるハズだから……」

 

まだ、周囲に買い物客がわんさかと居るけど……大丈夫だよね!

 

「まだ、展開してません。兄様」

 

「ワシ等が、ここに居る時点で察して欲しかったのぉ?」

 

「アハハ…どーするんですか!?もう、《堕ち神》化させちゃいましたよ!?人だって、いっぱい居るじゃ無いですか!?」

 

「その上、管理局の者達も居る様です……」

 

「……oh、マジか……」

 

《堕ち神》化の瞬間に、偶然立ち会った局員が居たらしい。良く良く考えれば、ここに転生者が居た時点で思い当たるべきだったよな?アイツ等が、無闇矢鱈にショッピングモールで買い物とかしているハズがねぇわ。絶対的に、奴等が絡もうとする原作ヒロインが居るから奴等もここに居たんだろう。

 

「……誰だ?ここに居たのは、何処の誰だ!?」

 

流石に、モブ局員であってくれると大変助かるんですが!?

 

「八神はやて一行です」

 

デスヨネー!!てか、寄りにも寄って八神はやて()()だと!?って事は、守護騎士も居るって事だよな!?ツイてない!ツイてなさ過ぎる!!なんで、戦闘狂がここに居るんですか!?

当然、こんな獲物(強そうなの)を目の前にブラ下げたら突っ込んで来てもおかしくは無い。いや、まだ猶予があるのなら師範代達に足止めをして貰えば―――と、考えている間にセットアップしたシグナムが《堕ち神》に向かって行くのを見た。

 

「師範!!」

 

「全く、仕方ないの?」

 

言って、オルタがかなり離れていたにも関わらず突撃して行ったシグナムに体当たりをして《堕ち神》から遠避けてくれた。

だから、残ったリリィに八神はやて一行をお任せして前に出る。下手に、考え事をしていたら出さなくても良い犠牲を出してしまう。そう、思い至ったからだ。

 

「せやっ!」

 

遠避けられたシグナムの後ろから、《堕ち神》の顔面を強打した俺はそのまま戦闘に縺れ込む。あ、イケね。セットアップしてねぇんだけど!?でも、既にそんな時間は無いし……仕方ねぇ!成るように成れ、だ!!

それに、もしセットアップとかして『きゃるーん♪』なんて暗黒歴史を振り撒いたらと思うと簡単にセットアップも出来ない(トラウマ)!!武器も、抜けない。

 

「いや、抜く事は出来るんだよ!抜く事は!!」

 

ただし、変身機能が不可能(PTSD)。だって、変身したら三割の確率で『きゃるーん♪』が始まる(確実)!!三割だよ!?三割も、『きゃるーん♪』の可能性があるんだよ!?絶対、アレを抜いた状態でのセットアップなんてしたくもねぇよ!原作ヒロインの目の前で、パッツンパッツンな痛々しい女装してブリッ娘的な挙動なんてしたくもない!そんな目に遭ったら、俺は自殺するね!!

まあ、死ねないけど。

兎に角、原作ヒロイン達が介入して来る前に《堕ち神》を倒してしまえば無問題!今なら、師範代達が戦闘狂の相手をしてくれるので目眩ましにもなるだろう。というか、弱くなった?《堕ち神》よ!?なんか全然、歯応えが無いんだが!?こう、昔はもうちょっと強かった気がするんだけれど……もしかして、俺が強くなったとか!?って、ある訳が無いな。だって、先日戦ったUNKNOWNにそこそこ苦戦したからなぁ?《ダーティ・ニーズ》を抜かされて、武技さえも使わさせられたんだぞ?断然、UNKNOWNの奴の方が強かった。なら、何の違いなんですかねぇ?

 

「まあ、考察は後でも出来るのでサッサと片付けますか……」

 

手な訳で、サクッと殴り潰して終了。ちょっと、【呪い】が周囲に飛び散ったけど……この程度なら、直ぐに押し流せるレベル。まあ、浄化系の水魔法を使えるのは師匠達くらいだけれど。

 

「師範代!丸投げで、オナシャス!!」

 

「なら、こちらと代わって下さい!!」

 

「ヘイヘイ……って、なんで八神司令と敵対してんだよ!?」

 

「一般の方の避難を優先して下さいと言っただけです!!」

 

「……司令???」

 

「とりあえず、アレの処理はこちらでやるので八神司令は市民の避難を優先して貰えませんか?」

 

「市民の避難は、わかっとる。せやけど、司令ってなんや!?」

 

「んん!?え、まだ出世して無い?JS事件を解決した時空管理局海上司令の八神はやて、さんですよね?」

 

そう言えば、UNKNOWNの襲撃で時代背景がまだ未習得だったかな?って事は、まだ海上司令の地位には着いてないって事!?ヤッベー、やらかした!!

 

「……あー、もしかしてまだ出世してない時間軸だった?」

 

「…………ちょぉっと、聞きたい事が山程あるんやけど?」

 

「あー……機密条項上、お話出来る事は余り無いんですが……えっと、下手をするとタイムパラドックスが起きるので出来ればスルーして頂けると有り難いです」

 

「…………タイムパラドックス……」

 

「あー…んー…えー…高町ヴィヴィオ、今何歳ですか?」

 

「ヴィヴィオ?何で、今ヴィヴィオの名前が出て来るんや!?」

 

「あ、そういうの良いんでチャチャッと答えて頂けます?」

 

「……六歳や…これで、ええんか!?」

 

「はい!って事は、JS事件直後辺り!?マジかぁ……あー、俺は12歳の高町ヴィヴィオなら知ってるかなぁ?」

 

言って、八神はやてと暫く見つめ合う。

 

「……………………」

 

「……………………」

 

「OK。もう、何も聞かん事にするわ……」

 

流石に、これ以上はツッコめ無いと悟って(誤解して)くれたのか俺のやらかしは無かった事となった。まあ、後ろのアレは諦められていない様だから追求はあるだろうけど。

 

「ありがとうございます!では、避難誘導オナシャス!」

 

「はぁ……せやけど、アレの事情は聞くからな!?」

 

ほら、来た。だがしかし、アレもアレで説明が面倒なんだよなぁ?

 

「アレは、アレで別の機密事項なんだよなぁ……」

 

「話せへんって言うんか!?」

 

「どっぷりこっち側に足突っ込んだら、頭抱えて胃に穴が開いて血反吐垂らしながら書類にサインするハメになるぞ?」

 

「……ちょっと、考える時間を下さい」

 

まあ、時間を与えても構わないけど……その間に逃げれば、有耶無耶に出来ちゃったりするんだなぁ?それに、ガチギレ師匠に会えば全てが解決する罠もある。まあ、《堕ち神》と『転生者』くらいの情報は与えても問題ないので教えて上げる気はあったりするんだけどね。だって、神様転生とか【呪い】を抜けばどうとでも情報操作出来るって言うオチだった。そもそも、馬鹿正直に全部を話す必要が無いんだよね。なら、適度に辻褄を合わせてしまえば簡単に行きそうな感じだ。まあ、デメリットもあるけれど。

それが、先程はやてに言った『頭を抱えて胃に穴が開いて〜』って下りだったりする。ヴィヴィオの周囲に御注意あれw。

 

「胃潰瘍になる覚悟が決まったら話し掛けてね?」

 

「ちょ、胃に穴が開くんは確実なんか!?」

 

開くよ〜?スッゲー痛いよ〜?キリキリするよ〜?

マジで。

そして、円形脱毛症にもなるかも?下手をしたら、ストレスマッハで美人が台無しに?なる可能性もある。

 

「高町なのはに、要相談?下手したら、常にナンバーズの護衛必須?最悪、婦女暴行事件にも発展するから警戒をオススメする」

 

「ちょっ、待って!?なんで、婦女暴行事件になるんや!?」

 

「最悪の場合だよ。最悪の場合!まあ、それに近い事は良く起きる様になるかも?あー、面倒臭いから対象を排除して置いた方が良いか?ヴィヴィオ達の平穏の為にも……」

 

「……………………なんか、あるんか!?」

 

「ベルカ時代の王様、大集合?過去の記憶がもたらす出会いから始まる物語……それを利用して、可愛い女の子に近付こうとする変態共がヴィヴィオ達に牙を剥く―――的な?」

 

「…………それと、アレに何の関係があるんや!?」

 

「だから、アレはヴィヴィオ達に関われなかった愚者の末路だよ。劣情と憎悪を増殖させた結末。己の欲望を消化仕切れずに呑まれた馬鹿の行き着く先。周囲に【呪い】を撒き散らして消えるクズ」

 

「ヴィヴィオ達に関われなかった?」

 

「正確には、美女や美少女と結婚したい願望を持つ阿呆共が己の内から湧く欲望に呑まれた末路?……結果?だ」

 

だからこそ、婦女暴行事件を警戒しなければならない。

己の欲望に従って、女の子にぶち撒け様とするアホは後を断たないから。

 

「奴等には、こことは別の世界の記憶がある。ああ、過去の偉人達の記憶じゃ無くて生前の記憶だ。しかも、平行上に存在する異なる世界の記憶。そこでは、ここが物語の世界として描かれた書物があったらしい。正確に言うなら、【魔法少女リリカルなのは】っていうアニメだな」

 

「待って!」

 

「まあ、アニメ何ぞにガチで劣情を抱く馬鹿が居るとかモテない男ってのはどういう思考をしているのかわかったモンじゃねぇw(激しくブーメラン)!」

 

「待ってって!!」

 

「つか、【魔法少女】って言う物語って事は登場する女性はみんな九歳から十九歳くらいの【少女】に該当する女の子。まあ、十八歳より上なら良いとしても九歳の女の子に劣情を抱くクズが居るって言うんだから頭おかしい(ブーメラン!)」

 

「……………………」

 

「そんな記憶持ちが、この世界に転生して物語に出て来た女の子達とイチャラブしたいとか……中身、三十歳とか四十歳とかのおっさんがだぜ?見た目、美少年になったからとワラワラヴィヴィオ達に群がって来る所を想像してみ?気持ち悪くね?」

 

激しく、【超】が付くブーメランだけれど口にしてたら段々キモくなって来た。最早、『ア然』というのがしっくり来る感じの様子な八神はやてがこっちを見てるけど気にもならない。良く良く考えると、マジでヤベーな?転生者ってのは!!怖っ!!

 

「おや?もしかして、平行世界とかわからなかった?アレだよ、アレ。パラレルワールド!日本の良きアニメ。『ドラ○もん』ってあっただろう?アレの『もしもB○X』で『もしも』の世界ってのを呼び起こせただろう?だから、パラレルワールドの説明は省いたんだが……わからなかった?」

 

「…………知っとる、よ。それは、何となくわかったんやけど」

 

「なら、自分達がアニメの登場人物だったってのが理解出来なかった?とか……そりゃ、悪い事を言ったわ」

 

「……その通りやけど。そうや無くて、私等が……なのはちゃんが、主人公なん?」

 

「ああ、そっち、かぁ……一応、題名には『なのは』の名前が入ってるけど……主人公は、三人かな?なのは、フェイト、はやて?で、『vivid』ではヴィヴィオを中心とした格闘好きの女の子達が主人公だな?」

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……」

 

それを告げた瞬間、八神はやてが頭を抱えて蹲ってしまった。なので、追い打ちを掛けてみる。いや、追い打ちというか黒歴史?恥じらいから、蹲っている様なのでもっと貶してみる的な?

 

「車椅子の少女。幸薄い女の子が、魔法と出会って成長して行く姿を描いた物語。時たま、カットインされるお色気シーン。カッターシャツを着たまま、スカートを脱いでベットでダラ~ン?」

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……」

 

今度は、別の意味での『あ゛あ゛あ゛あ゛』が始まった。

まあ、一番見られたくないシーンが放送されてたなんて思いたくも無いだろうからな。心当たりがある分、余計にするんじゃ無かった!という気持ちが本人を苛んで行く。

 

「安心しろ。タンクトップに半ズボン、ビールと枝豆でゴロゴロしつつ休日を過ごしている話よりかはマシだから……」

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」

 

「どうだ?胃に穴が開きそうだろ?吐血も出来そうか?」

 

「止めて!ホンマに、止めて!!あ゛あ゛あ゛あ゛……聞きとう無かったわ。そんな話……忘れたくなって来た……」

 

「OK。アニメの話は、無しにしようか?君の精神的平穏の為にも。まあ、無しにした所で誰もが知ってる話なんだけどなぁ?」

 

「もう、立ち直れぇへん……」

 

「大丈夫。それでも、八神はやての人気は揺るがなかったから!」

 

「何を安心せぇって言うんや!?ふざけんなや!?」

 

「有名税だと思って諦めて?」

 

「諦められるか!?それで、そんな私等に群がって来るアホがおるって話やったけど……今まで、そんな輩来てへんで?」

 

「原作厨っていう、物語の改変を嫌った奴が護っていたからな。でも、奴はフルダイブ型のVRがやりたくて転生したけど出来なくてさっきの奴みたくケモノとなっちまったから処理した。なんで、これからは変態共の干渉があるだろうなぁって話」

 

「…………原作厨か。確かに、物語は物語のままやから良いっていうんはわかるけど。そうか、別の世界に行きたかったんか」

 

「そんな訳で、これからはヴィヴィオの周りにご注意あれ。ヴィヴィオ達に劣情を抱く変態共が、少年の姿で近付いて来るよ?」

 

「それで、婦女暴行事件に気を付けろって事やな?」

 

「そうそう。で、混乱は治った?」

 

「治るか!?てか、そんな話信じらへんわ!!」

 

「だから、聞くなって言ったのに……」

 

「ホンマ、聞きとう無かったわ……あ゛あ゛あ゛あ゛……」

 

まあ、自分達の人生がアニメになってるなんて思わんだろうし?それを知った時の衝撃は、計り知れぬだろうさ。とは言え、もう教えちゃったモノは教えちゃったモノなので返品は出来ない。

その上、転生者と《堕ち神》についての説明も終わったのでこれ以上の会話も必要ない。てな訳で、帰っても良いですか?

 

「じゃ、俺はこれにて……」

 

「待ちぃ!まだ、説明して貰ってへんねんけど!?」

 

「……説明したじゃん。転生者と、あの黒い獣は同一存在だし。彼等の目的も言ったし、君達がどう見られて居るのかもわかっただろう!?なら、これ以上ナニを説明しろと!?」

 

「…………ホンマに、それだけなん!?」

 

「時空間系の話なんて、出来ないぞ?時間跳躍とか時空間転移魔法なんてあるけど、提供なんて出来ない分類の魔法だし……世界をメチャクチャにしたいならくれてやるが……」

 

「そんなモン要らんわ!!」

 

「なら、大体教えたぞ?ああ、俺達の正体とかは聞かない事をオススメする。どうせ、人間じゃねぇから人間分類で考えると面倒にしかならないぞ?」

 

「人間ちゃうんか!?」

 

「人間が、真っ当な時間移動をすると思うか?利子私欲を捨てて、他人の幸せの為に動けるとでも?是非、聞いてみたい所」

 

「……考える時間を下さい」

 

「無駄だろう?はやてだって、助けられるならリインフォース・アインスを助けるだろう?そう言う事だよ」

 

「…………くっ、否定できへん……」

 

誰だって、過去に置いて来た後悔は多かろう。『忘れた』と申告していたとしても、それを無かった事にしたいと願う輩は多い。

そんな奴等に、時空間転移や時間跳躍系の魔法を与えたらどうなる事か……想像するのは簡単だ。過去を正し、自分の思うがままに時代を動かそうとする者とか出て来る。

そうなれば、タイムパラドックスからの時間崩壊で世界の危機に陥る状況待った無しだろう。というか、時間という概念が壊れるんじゃね?師匠も、時間転移するけど思い通りの時間に転移出来ないとか言ってたし?

まあ、かなり面倒な世界の調整もしていたからとても危険な行為である事は間違いない。てか、とても怖かったと記憶している。

 

「何にせよ、話せる事は話したんだから帰って良い?」

 

「これ以上、話す事はホンマに無いんやな?」

 

「師匠から、教えられたんはそれくらいだな。ああ、師匠に会いたいってのは駄目だ。クズ共の相手で、疲れているからな……」

 

「もっと、詳しい話が聞けると思ったんやけどなぁ……」

 

「別に上層部に話しても構わんが……俺等が、いつまでこの時間軸に居られるかはわからんからオススメはしない」

 

「…………そうか。なら、私の胸の内に留めて置くわ」

 

「おや?報告しなくて良いのかい?」

 

「こんな話、報告なんてできる訳ないやろ!?」

 

「まあ……良くて、精神異常者。悪くて、ヤバい人達に追われる生活か?今から、逃亡生活とかしてみたいか?」

 

「したい訳あらへんやろ!?」

 

「デスヨネー……知ってる」

 

「もう、話す事も無いんやらったらどっか行って貰えるか?」

 

「自分から近付いて来たのに、今度はどっか行けと言われる始末」

 

「うるさい!!ええから、もうどっか行って!」

 

「ヘイヘイ」

 

余程、自分達がアニメにされていたって事実がお気に召さなかった模様。まあ、色々と過去の黒歴史が頭を過ぎったせいで俺が居ると心の平穏を保てないのだと思われる。

俺も、色々煽ったので致し方ないとは思うけど……あの態度は、どうなのかねぇ?下手すると、仲良くなった!とか言って漬け上がられる可能性が無きにもあらずと言った所。特に、思い込みが激しく人の話を聞かないタイプが居たら地獄とか見そう。

 

「あ、そうそう。タメ口は構わんが、人の話を聞かないタイプの変態は『仲良くなった』と勘違いする馬鹿も居るから気を付けて?」

 

「嘘、やろ!?今ので、『仲良くなった』なんて思う奴がおるんか!?『どっか行って』って、言うただけやで!?」

 

「砕けた喋り方は辞めとけ。マジで、メンタル鋼系の野郎は相手が砕けた喋り方するだけで『仲良くなった!』と思うからな?」

 

「……………………」

 

とりあえず、警告はしたのでその場から去る事にする。

最も、メンタル強い奴は《不屈の精神》を持っているので何をしても原作人物の周囲から離れ様としないけど。

いや、マジでヤバい奴は《不屈の精神》で原作人物達の周囲に纏わり付くから何をどうしても彼女達の精神を蝕む。で、弱ると食らい付くからマジ危険。

人の話も聞かないし、何を言っても行動しても好意的に受け止められるのでかなりウザい事間違いなしだ。

 

「そう、考えると転生者って本気で居ても居なくても問題ない存在なんだよなぁ……そして、超特大のブーメラン……すまぬ。本気ですまぬ。第一世界の原作人物達よ……ごめんなさい」

 

黒歴史と後悔は、先に立たないモノなんだと今更ながらに思い知った。転生させた神に、洗脳されて居たとは言えアレは無いわー。

マジで、害悪転生者だったわ俺。師匠に会わなかったら、そのまま周囲を巻き込んで死んでたんだよね。マジ、師匠に会えて良かったぜ!ありがとう師匠。俺を真っ当な人生に引き戻してくれて、ありがとう!!でも、恋人を上書きするのは勘弁して下さい!!

 

 

 

 

 




ワクチン接種、一回目行って来た!まあ、web予約だったんで2回とも自分で予約しなきゃならんのを知らんかったけどな!!故に、一回目接種後六週間以内なのに八週間程開けてからの再接種となったw。つか、周りの奴等が一回目接種したら自動的に二回目の予約が取れた!とか言ってたんで、webでもそうなんだと思ってたよ。全然違ったけどw。
良く良く見れば、しっかり書いたったわw。
『二回目も同時に予約してくれ』ってw。
見てへんかったw。
一回目の予約して安心仕切っとったわw。
という訳で、電話予約組が一回目と二回目の予約を取って居たとしても、web予約組は二回分の予約する事を注意事項として告知しておくよん。まあ、間違える奴は少ないだろうけど居るには居るだろうからな!!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

作者のどうでも良い話。

特許という言葉を知って、特許生活を夢見た中三の夏。
でも、調べれば調べる程…現実が重く、中々に儚い夢だったよ。ちょっとした、夏休みの宿題だったんだけど…途中放棄で、世界創りに明け暮れた日々(現実逃避)だったw。

で、『特許』って言葉を知った切っ掛けが最も古い肩掛けバッテリーの『携帯電話』。NTTに勤めている作者の父親の知り合いが話のネタとして持って来たのがそもそもの始まりだった。
ぶっちゃけて言って置こう!
重かった!!ちょっと、長時間持ち歩くのは避けたいレベルで重かった!!バッテリー、マジで重かった!!今では、それ程重いとも思わないけど。当時は、メッチャ重かったんだよw!!『携帯電話』便利!!じゃなくて唯ただ『重い』っていう感想と思い出。それしか、覚えてないわw。まあ、親父も話のネタ程度にしか乗らんかったし…後でメッチャ悔しがってたけどw。小さくコンパクトになって復旧しだした頃に頭抱えてたw。今では、片手で持てて色々と面白い機能が付いてるけどなw。でも、作者の中にある『携帯電話』の思い出は『重い』の一言に尽きる。

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