絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Re:
八神はやてとの会合で、時空管理局との折衝は終わったのだと信じたい所なんだが……報告出来る様なモノじゃ無いので隠密行動は継続中。とりあえず、今日も指定された場所で馬鹿な転生者と鬼ごっこやってる神崎大悟です。
つか、欲望が溜まって居るのか師範代達を見て暴走を始める奴が多いのですが……こんなのしか居ないのかよ!?
いや、そりゃさぁ……原作に絡めなくて、鬱憤が溜まって居るのはわかるんだぜ?でも、ここまで行動が単純になっているとどいつもこいつも唯の馬鹿にしか見えなくなるマジック。もうちょっと、異なる発言や行動を見せてくれないかなぁ?とこっちまで鬱憤が溜まってしまうじゃないか!!
「ギルガメッシュだとぉ!?己ぇ、なのは達は俺の嫁だああぁぁぁぁ!!絶対、お前みたいな野郎には渡さないぞ!!」
つか、出会い頭にセットアップして突っ込んで来たんですけど!?いつから、ミッドチルダの市街地は問答無用でセットアップしても良い無法地帯になったんですかねぇ?もちろん、俺はしてない。
「アホか!原作人物内にお目当てなんぞ居らんわ!?」
「ああ!?なのはやフェイトに魅力が無いとでも言う気か!?」
あ、コイツ…面倒臭い奴だ。というか、相手のお目当てが他に居ると言うのなら喜べよ!?ヒロイン達に、粉を掛ける奴が減るんだぞ?恋人候補が減った!と、ここは喜ぶ場面なのに逆ギレするとかコイツ本当に転生者か!?
「お前は、何のコンプレックス持ちだ?ライバルが減ったと喜ぶ場面だろう!?つか、逆ギレしてんじゃねぇよ!!」
「ああ!?お前が、なのは達に魅力が無いと言ったから言ったまでの事!この世界に転生して置きながら、他の女に現を抜かすとはヲタクの風上にも置けない奴だなぁ!?」
「魅力が無いとは、言って無いが……コチトラ、生前からの幼馴染みと漸く恋仲になれそうなんだ!今更、新しい恋なんざしていられるかよ!?」
「はっ!お前、リア充かよ!?この世界に転生して置きながら、リアル女に首ったけとか頭おかしいんじゃね!?」
「架空存在にガチ恋愛するお前の方が頭おかしいから!!」
「居るじゃん!?架空ですらねぇだろ!!」
「転生しなきゃ、存在すらしてねぇだろうがよ!?」
「テメェ……キレちまったよ。ブッ殺してやる!!!!」
「なんでさぁ!?」
ああんもう!!何で、こうも思考のおかしい奴等しか居ないんだよ!?ライバルが減るんだぞ!?恋人に成れる確率が、上がったと言うのになんで逆ギレしてるんだよ!?そりゃ、存在の否定はしたけど……生前に、彼女達が居なかったのは事実だろう!?
アニメや漫画と呼ばれる媒体で、登場した架空人物に憧れる程度ならまだしもガチで嫁にしたいと願う馬鹿は居ない。『推し』程度で終わるなら、微笑ましく感じられるのだろうけど……ここまで来ると、ドン引きするしかないんですが!?
そりゃ、洗脳されてた頃はアレと同類だった。だけど、今となっては『推し』を理解出来ても架空人物だった彼女達を本気で『欲しい』とは思えなくなっている自分が居る。これも、洗脳されてた影響なんだろうと思われた。恐いなぁ?洗脳……。
そして、目の前で暴れて居るコイツも似た様な感じなんだろう。つまりは、神々の娯楽の為に彼女達への執着心を最大まで強化されているのだと思われる。つか、支離滅裂過ぎて会話にならない。
「俺のなのはを侮辱しやがってぇ!!リア充如きが、舐めんなあああぁぁぁぁ!!」
「舐めてねぇよ!一周回って、冷静になっただけだよ!!」
「それが、舐めてるって事だろうがあああぁぁぁぁ!?」
「はっ!『俺嫁』っと言って置きながら、未だに出会ってもいらっしゃらない様ですが何時になったら結婚されるんですか!?」
「ああ!?そんなん、直ぐに出会って結婚してやるわ!!」
「因みに!俺はこの間、八神はやてに会いました!!まあ、適当に会話して別れましたが……転生者の事をリークして置いたから、攻略難易度上がって結婚とか難しくなってんじゃね?」
「はああぁぁぁぁ!?テメェ、何してくれやがってんだよ!?」
「後、転生者はヴィヴィオを狙っている!とも言って置いたから警戒度1000%アップでお知り合いにも成れなかったりしてな?」
「コロス!コロス!!コロス!!!コロス!!!!」
難易度が、上がって居るだけで頑張れば落とせるかも知れないぞ?まあ、チート能力でヒャーハーしている程度の輩には難易度が数ランク上がっただけでも死活問題だったりするけど。そして、目の前にいる奴はその問題に直面している馬鹿でもあった模様。
「ああ。後、魅了系の能力は生前の総合数値が元になっているらしいから生前モテない奴は今世でもモテないらしいぞ?」
「あ゛!?それ、どういう意味だよ!?」
「もし、お前が相手を魅了する系の能力持ちであったとしても、生前の総合だとするなら性格も込での総合数値だ。例えば、お前が女性に対して痴漢や盗撮等の卑怯な事をしていた場合だと見た目の変化はあれど深層意識まで魅了能力が浸透しないらしい」
「…………は?」
えっと、その『は?』が俺の言ってる事の意味がわからない『は?』なのか、理解して驚愕しているの『は?』なのかがわからないので黙ってみる。さて、この馬鹿はどっちなのかな?つーか、俺もその仕組みについて教えられた時に意味不明の意味で『は?』ってなったけど。ただ、俺の場合は……俺の心の中心に、『誰かさん』が居たから浸透しなかったらしい。それにしたって、まさか生前の行いが直結しているとか思わないだろう!?魅了系能力。
そりゃさ、ちょっと効きが悪いかなぁ?とは思っていたけれど……生前の行いの総合的な数値が、相手への浸透率となっているとか頭おかしい。結局の所、神の娯楽でしか無かった訳だ。
「どういう事だよ!?生前の総合数値!?お前は、何を言っているんだ!?何を知ってやがるんだ!?」
「だから、魅了系能力の内訳。神様特典で貰った、《ニコポ・ナデポ》や己の魅力を上昇させる系の能力は……生前の総合的数値が元になっていると言っているんだよ!神々の娯楽!!」
「……神々の娯楽………………娯楽!?」
「そう!お前等、転生者は神々の娯楽だ!神が、面白いと思うネタを仕込んで愉しむだけの存在!それが、お前等転生者だ!!だから、どれだけ頑張っても能力頼みだと望みは叶わないからな?」
「―――――嘘だ!嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘、嘘、嘘、嘘、嘘、嘘、嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘……」
「なんだ、気が付いて居たのか?そりゃ、相手の見た目は変化するのに態度が今まで通りか離れて行くんだもんなぁ?勘の良い奴は、それで気が付けるだろう。だが、神様が与えてくれた能力だ。気が付いて無いと縋りたくなる気持ちも解らないでもない。だが、お前は最も基本的な事を忘れている。わかるか?」
「…………基本的な事、だと!?」
「神様ってのは、縋る為の存在じゃぁ無い。アレは、崇めて奉る為の存在だ。そして、神つったって十柱居れば十色の色になる。即ち、十人十色。良い神様も居れば悪い神様も居るって事だw」
デバイスを弾いて、馬鹿の顔を掴み目を合わせながら真実を語る。まあ、男同士なのでガン付け程度に顔を近付けはしたがそれ以上は進まない。ただ、ニヤニヤ笑いながら相手の様子を見やるだけ。
「嘘、だ。そんな、事は、無い。俺、は、神に、選ばれた、んだ」
「騙し易く、洗脳しやすい適度に汚れているけど純粋で他者を信じやすい性格。それが、神様であるなら100%でなくても90%以上は確実に信じただろう?」
「……………………」
おや?戦意喪失なのか、デバイスがダランと腕と共に下げられてしまいましたよ?つか、コイツ……理解はして無くとも、気が付いては居たらしい。どうあっても、ヒロイン達とは添い遂げられないって事を。だから、奮起させる為にちょっとしたアドバイスをしてみる事にした。
これで、神々の呪縛から解き放てれば良いけど……そうそう、上手くは行かないかな?
「俺も、騙されて洗脳されてた口だから否定したい気持ちは解る。解るけど、事実は変わらない。お前は、神々の娯楽だよ。その為だけに、転生させられた存在だ。もし、選ばれたと言うのなら何か一つでも成功した実績はあるかい?ああ、因みに……生活に必要なお金に関する成功例は除外する。そうじゃ無くて、お前の目的に関しての成功例だ。何か、一つでも為し上げられたか?」
「……………………」
フム。やはり、気が付いているみたいだな?そう言えば、コイツの特典に《最強!超第六感》なんて頭の悪そうな特典があったけど……それが原因か!?って事は、自分の存在理由を知ってる?
「因みに、俺は能力に頼らなくなったら成功した、な?能力頼りの頃は、何一つ成功しなかったが……人一倍努力して、頑張ったら何とかシグナムと結婚する事が出来たよ」
「…………シグナム、と、結婚……」
「おう!シグナムは、カートリッジ使いたい放題の魔法有り!俺は、剣術のみで魔法無しの技術のみで勝ったったw!!因みに、俺は【魔法少女リリカルなのは】の世界は五度目だ。五度、転生している。ああ、恋人程度なら成った事があるぜ?なのはとフェイトだけど。後は、興味が別に逸れたんで攻略してないけどな。神様特典に頼ってる限り結婚なんて儚い夢だよ?」
流石に、何十回とは言えなかった。
「……………五度、目………」
とりあえず、そうハッキリと述べると彼はセットアップを解除して意気消沈状態となった。というか、自分の存在理由を知ってると言うのなら俺が敵で無い事もわかってたよな!?てか、ライバルにならない事もあの頭の悪そうな特典で知り得たハズだ。となると、攻撃して来た理由が意味不明になるが投げ槍とか自暴自棄とか言うなら筋は通りそうだ。って事は、コイツ俺を八つ当たりの対象として半ば自棄糞で攻撃して来やがったな!?
「意気消沈している所、悪いんだけど……お前、俺に八つ当たりしてませんか?踏み台なら、もっと早く出で来いよ!的な?」
「……………………(目逸し)」
「つか、あの言い分だとお前の方が踏み台ッポイけど?『なのは達は、俺の嫁だ!』とか?『俺は、ハーレム王になる!』とか、踏み台転生者が言いそうな台詞なんですけど?」
「っ!?……………………」
コイツ、視線逸らす所か体ごと後ろ向きやがったぞ!?マジで、今までその言動が踏み台ッポイって気が付かなかったのか!?
「おいおい、勘弁してくれよ。自分で作った黒歴史、踏み台転生者が出て来れば全部引き継いでくれるとか思ってたのか!?」
「…………そ、そんな、事は……」
どもってやがる……つまり、コイツは自分が仕出かした黒歴史を踏み台転生者に全部な擦り付ける予定だった訳だ。しかし、現れた踏み台転生者ッポイ奴は俺で……普通のリア充だと判明したから、半ば自棄糞で襲って来たと?ああ、いや……襲って来たのはコイツからでしたね?最初から、俺を踏み台転生者と決め付けて色々喚いていた様な気もする。更には、転生者の事を原作人物に伝えたと知るや否や戦意喪失してた様な気も……まさか!?本気で、己の黒歴史を無かった事にする気だった!?
「お前……俺に見せた醜態以上の事をやらかしているだろう!?まあ良いや……ああ、あの二人の内のどちらか欲しかったらやるぞ?まだ、使っても居ないから新品だw」
「マジで!?お前、良い奴だな!!」
「ほら、行っておいで?」
そして、深く考えない馬鹿は死ぬが良い。まあ、こんな事を言ったってバレてるから俺も殺されるだろうけど……ただでは死なん。コイツも道連れだw!てな訳で、こちらの隙きを虎視眈々と狙っていた馬鹿は喜び勇んでリリィやオルタの元へと駆けて行く。
ふぅ……良い仕事したぜ。まあ、どこかで馬鹿が袋叩きに遭う様な音がするから直ぐにこちらへ来るだろうけど……良い仕事をしたのは間違いない。その後、こちらへも殺気が向けられて逃げ切れない追い駆けっこが始まったが直ぐに捕まった。わかって居た事だけど、本気になったら数分も保たないか。
……………………
……………………
……………………。
秘密基地の居間。
ソファーの上で、ピクリとも動けない神崎大悟です。
あの後、お仕置きついでの鍛錬が始まってそのまま扱かれました。ええ、メッチャ怒気含む私怨的な鍛錬は地獄でしたとも。まあ、自分で撒いた種なので甘んじて受けましたが……やっぱり、俺は雑魚デスヨネ!って言うのが良くわかったので天狗にはなれません。いやー、安心するなぁ……雑魚、最高!!
転生者と戦うと、マジでチート扱いされるのでちょっと有頂天になりかけるけど……師範代達とやるだけで、気が引き締まる思いです。下手に、調子に乗ってると痛い目に遭いますからね?
是非とも、師範代達を怒らせてボコボコにされて正気に戻らないとイケません。ノリノリのままだと、いつかとんでもないミスをしそうなので全力で己を律します。まあ、師範代達に頼ってる時点で律する心が弱々なのはバレバレなんですけど。
俺だって、『TUEEEE』したい!!
おっと、心の闇が漏れ出てしまった。とは言え、俺も色んなライトノベルを読んだ身ですから『最強の自分』ってのに憧れるモノです。ただ、現実が割と近くに居るので夢ばかり見ていられませんけど。今回の彼も、その辺りは良くわかっていたみたいですが…俺になら、『自分TUEE』が出来ると思って犯行に走ったそうです。まあ、転生ギルガメッシュなんて雑魚の代名詞ですからね。
「現実って、残酷だなぁ……」
「おや?まだ、お仕置きが足りませんか?」
「いえ、満ち足りています!!」
「全く、兄様には困らさせられてばっかりだの?」
「まさか、己を律する為に我々を使うとは……」
「精神修行をもう少し増やすかのぉ?」
「ほ、程々でオナシャス!!」
「それで、あの体たらくじゃろう?」
「ここは、Masterにも手伝って頂くってのはどうでしょう?」
「フム。姉様にも、協力を仰いでみるかのぉ?」
「あ……ちょ、それだけは、勘弁して下さい!」
「「嫌(じゃ)です!!」」
いや、マジで勘弁して下さい!翼が見てる前で、サキュバスに襲われるとかどんな修羅場ですか!?しかも、耐える為なので魅了能力全開のサキュバスを相手にするんですよ!?下手に堕ちたら、変態な俺の醜態を見られた挙げ句、俺の性欲がまた吸われる事になるじゃ無いですか?そんなん、地獄に堕ちた方がマシです!!
「デメリットしか無い精神修行とか勘弁して下さい!!」
「メリットなら、あるではないか!」
「美女に集られて、あんな事やこんな事……男冥利に尽きるというモノでしょう?最高のメリットだと、確信してますよ?」
ええ、それはもう!!――と言いたい所だが、あんなんただ捕食されてるだけじゃ無いですか!?アレは、最早男の夢や浪漫なんてモノじゃ無い!変態ドMと同レベル。見た目だけは、男の浪漫だけれどヤラれてる方は命を賭けた生き残り戦である。
「男として、死ぬ様なモノが浪漫だとか思いたくも無い!」
「ですが、二次世界では良くある事で中々人気がある様ですよ?」
「そりゃ、二次だから人気なんッスよ!つか、リリィは薄い本を読むご趣味でも!?しかも、ショタ逆レイ○モノ!?」
「フムフム…成程、リリィはショタコンじゃったか……」
「ハッ!?ち、違いますからね!?そんなモノを嗜む趣味はありませんからね!?た、例えですよ?例え!!」
「また、変な属性を……もう十分、キャラ立ちはしているでしょうに……ここで、ショタ逆レ○プ属性を追加ですか……」
「だから、違いますって!!」
「「はいはい」」
「わかっていないでしょう!?」
とりあえず、ショタ属のリリィは放置するとして……あの転生者が、今後《堕ち神》化しない事を願うばかりである。一応、あの頭が悪そうな特典以外を削除して置いたのでこれ以上【呪い】に侵食される事は無いだろう。後は、魂を歪めて負の感情や劣情を暴走させない限りは問題無しとのこと。さて、次に行こう!
「……次は、どこですかねぇ?」
つか、クラナガン(廃墟郡)に隠れ住んでいる転生者が居る様だ。まあ、彼処なら家賃が掛かる事も無いし不法滞在の浮浪者扱いだから食費ぐらいしか嵩張らないだろう。
しかし、それだけは人間生きてイケないので他の部分は別の何かで補っているのだと思われた。というか、風呂とかどうしてんだよ!?トイレは、その辺で済ませば良いとしても毎日同じ場所だと地獄だろう?
本当に、こんな所を住居にしている馬鹿が居るのかねぇ?
そんな風に、思っていた頃がありました。まさか、ハウジング機能とか持ってる転生者だなんて誰が思うか!?
しかも、出入り口がカラクリ屋敷風で壁がクルリと回るなんて……なんて、楽しそうな家なんだ!?トイレも風呂も完備!内装は、それなりにオシャレ……と。とりあえず、家主である転生者と接触して話を聞いてみる事にしてみた。すると……。
「あらん……貴方、良い男ねぇん♪」
「お邪魔しました!」
「うふふ、逃さないわよん♪」
「いやー!掘られるぅ!!」
「いきなりは、掘らないわよ……もう、少しくらい話相手になって貰うくらいね?それなら、良いでしょう?」
とまあ、ネタ的な会話もあったりしましたが一応話をして貰えるという事で部屋には入らない事を条件に立ち話をする事に。
「全く、警戒心の強い事……」
「良いから!というか、それをネタに弄ろうとする奴等が居るんだよ。誤解が広まると、色々面倒でなぁ……」
「ふぅん?なら、仕方がないわねぇ♪」
「そういう訳だから……とりあえず、こんな場所に住居を構える理由を教えてくれないか?つか、お前って転生者だよな?」
「もちろん、貴方と同じ転生者よん?で、ここに住居を構えている理由だったわねん♪ そんなの簡単よ。この世界の物価が高いからここに住んでるだけよん♪」
「…………ここが、なんの世界なのかは知っているか?」
「……魔法少女リリカルなのは、でしょう?フェイトと出掛けるなのはを見て知ったわん。それまでは、なんとなくで生きていたわね。まあ、それを知っていたらもっと頑張ったんでしょうけど」
何も知らず、魔法の勉強を頑張ろうとも思えずファッション系の方向に走ったけど認めて貰えずこんな所に落ちぶれているんだと彼?彼女?は語った。これは、娯楽としては今一だったから切り捨てられたって事か?
「そう言えば、お前に親は居るのか?」
「居ないわ。気が付いた時には、孤児院に居たわよ?シスターには、とても良くして貰ったわん♪ でも、恩を返せなくって自分が情けない……」
「成程。ミッドチルダに転生したのなら、行く先は孤児院になりますよね!って事は、孤児仲間にフウカとか居たんじゃね?」
「フウカ?フウカ・レヴェントン?居たわよ?え、あの子も原作関係者!?うっそぉ〜!?マジィ〜!?」
「マジです。つか、喋り方がウザくなって来たんですけど!?」
「そりゃ、初対面でしかも名乗らない輩に対して相応の対応ですわん♪ そう、思わなくって?」
そう言えば、まだ名乗って無かったなぁ?ここは一つ、驚かせるつもりで正式に名乗って見ますかねぇ?さて、どんな反応が返って来るやら……ちょっと、ワクワクw。
「……セフィロト、ザイグアス軍アロザイド所属。《神殺し》第二戦鬼…神崎大悟だ。お前を転生させた神を殺す為に来た」
「……oh……エゲツないの来た!!」
ハハハ、ウケるぅw。まあ、《神殺し》と聞けばそういう反応になりますよね。俺も、似た様な反応をした記憶があるわw。
「神々の娯楽にして、世界を歪ませる鍵たる転生者はこの世界に取って猛毒でしかない。よって、ここで神滅を――と言いたい所だが、『転生者被害者』なる言葉があるので救済もしないと駄目だったりする。因みに、君は間違いなく転生被害者側だな?」
「……娯楽?神々の娯楽!!……真実が、とても辛かった件。そう、私達って神々の娯楽だったの。って事は、私ってば見捨てられたのね?だから、成功も出来なかったってこと?」
「まあ、そういう事だろうな?ああ。因みに、世界に取って猛毒とは言ったが……それは、特定の条件を満たした馬鹿以外には適応されない。で、その馬鹿って言うのがヒロイン達に対して劣情を抱き望みが叶わぬと知るや否や世界を呪い始める輩」
「ふぅん。私はまだ、世界まで呪っていないから問題ないって訳ねん?なら、私がヒロインと仲良くなれないと駄々を捏ねてたら狩られていたのかしらん?」
「その場合は、神様特典を一つにして他を切り捨て放置かな?つか、神様特典にも色々とエゲツないの仕様になってて……裏特典って言うデメリット特典もある訳だ」
「デメリット特典!?」
「多分、ソイツのせいで成功しなかったんじゃ無いか?もしくは、自分勝手に生きる者への神々からの嫌がらせかも知れんが……」
「成程ね。娯楽として、転生させた以上は娯楽として役に立たないのであれば切り捨てる!と……」
まあ、そうだろうな?だがしかし、もしそれ以外の理由があるとすればそれば【呪い】に関するナニカでしか無い。ただ、コイツはオネェである事を除いては基本的に真当なのでデメリット特典だけを削除して開放する。なにはともあれ、戦闘とか無くて何より。出来れば、希望とか叶えてやりたいので何を残すかを聞く。
「とりあえず、神様特典とデメリット特典って連動してるから三つの内の二つを削除する必要がある。だから、一番残したい特典だけを選んで他は忘れて貰うぞ?」
「あら、一つだけしか残せないの?」
「んー……この生活を続けたいなら、消さなくても良いんじゃ無いか?多分、《不成功》とか《願望成就不可》とかが付いてると思うけど?ファッションで、成功したいなら消した方が良いぞ?」
「OK。消しましょう!今、直ぐに!!」
「ああ。うん、そうなりますよねw。知ってた……」
「まさか、デメリット特典にそんなのが付いてるとか聞いて無いわよ!!完全に、ただの嫌がらせじゃ無い!!」
「あー……神としては、フウカ・レヴェントンと共に格闘系の道に進んで欲しかったんだろうけど……まさか、転生させた奴がオネェキャラでファッションの道に進むとか思って無かったんだろうなぁ……見た目的にも、強そうだし……」
そこそこ、筋肉質でストレートな金髪とイケメンな顔で見栄えする感じに仕上がってるからな。多分、これを見た普通の感性の神なら先ず間違いなく闘士系のキャラだと思ったハズだ。
まさか、本性が隠れていた上にファッションに走るとか思っても居なかったのだろう。多分、何度もデメリットを変えられていると思われる。資料から見ても、最初と今じゃかなり不自然な変化が見られるからな?全く、神々と言うのは本当にどうしようも無い糞である!!
ふぅ……ギルガメッシュには、八つ当たりで俺TUEEをしても許される!!という風潮。慢心王なんて、踏み台だからボコして殺しても大丈夫という安心感……それが、彼にはあったらしい。まさか、逆にボコボコにされるとは思っても居なかった模様。馬鹿め。そして、第二の転生者はオネェというオチ。これを出すに当たって、どういう能力にするかで悩んで悩んでうっかりストック二個も消費。ぎゃああぁァァァ!!!と急いで書き上げたよ。だって、ハウジングとか思い浮かばないじゃん!ファッション系の能力から、それを捻り出すのに掛かった時間がエグかった。その上、思い浮かぶオネェは基本アフロヘアって言う、ね!
そんな、固定概念があるオネェを何とか形にしてみたぜ!
しかも、フウカ・レベントンと同じ孤児院とw。ここも、大変だった。原作と絡ませなきゃってので、中々思い浮かばんからなぁ……基本は、時空管理局関連の施設とか、聖王教会の施設くらいだからねぇ?で、一番簡単なのは、八神道場。時点で、ノーヴェのジムだからマジ大変だった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
作者のどうでも良い話。
デブだけど、超動けて戦えるデブは化け物らしいって話を昔してた事があった。まあ、言われて見れば確かにデブが超動けて戦えたら完全に初見殺しだよなぁw。
だけど、【組織】にはそういう見た目の奴がそれなりに居るからうっかりリアルにも居るだろうと思ってたんだw。
まあ、お馬鹿な作者の話は横に置いといて……もし、そういう化け物が自分の親近者に居たらどう思いますか?
多分、『なんで、コレで痩せないの!?』と思わずにはいられないでしょうw。とりあえず、言いたい事はそれじゃ無いからw。その、なんだ……フルダイブ系のVR小説で、そういうタイプのプレイヤーを中々見掛けないから聞いてみたいなぁ……と愚行した訳です。はい。皆さんは、どう思いますか?どう見ても、太っている巨漢なのに超スピードで動いた挙げ句チート級に強いプレイヤーってw。
スッゴイ光景になるんだろうなぁ……www。
ビジュアル的には、描写したくない。でも、居る所には居る見た目のヤバいプレイヤーw。小説や漫画にアニメ等では、絶対に描写されないけど見るからにおかしい存在ってギャグネタの温床になりやすいんだよなぁw。
『超加速!!』とか、『縮地!!』とかスキルを使って超スピードで移動する巨漢(デブ)!!そして、その巨体からは想像すら出来ないフォームで繰り出される技(システムアシストで綺麗なフォーム)はドラゴンすら斬り伏せる!!
―――って、想像すら出来ない。だけど、可能っちゃぁ可能なんだよなぁw。つか、見てみたく無い?そういう、居るだけで動くだけで笑いを引き出してくれる存在!!
まあ、それが引き攣った笑みなのか苦笑いなのかは横に置いといて……見たくないですか!?私は、見たい!
因みに、作者の想像力では雫型のスライム(メタ○ス○イム)が分身しながら移動するという感じで固定されている。
つまり、【組織】に所属する該当者(デブ)は……キングメ○ルスラ○ムが、私の中での超動ける超肥った人ってイメージな訳だw。元より、超スピードで即逃げするキャラではあるけどなw!
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。