絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Re:
さて、ある程度の回復が見込めたので高町なのはと八神はやてに同席して貰ってフェイトちゃんの現状を語らせて貰おうか?まあ、その前に……先程まで、初代リインフォースの精神を巡って八神はやてと交渉をしていた。
ぶっちゃけ、タイムパラドックスが起きかねないので俺的には反対だったんだけど。神崎の『差別化』発言を受けて、初代リインフォースの顕現を了承する事になる。
もちろん、『差別化』とは世界の差別化だ。
そしたら、八神はやてが歓喜の発狂を始めてしまった。
なので、落ち着くのを待ってから高町なのはと合流させるはずだったんだけど。その歓喜?発狂?の叫びを聞いて、隣の部屋から高町なのはが出て来て発狂する八神はやてを沈静化させてしまう。もう少し、馬鹿騒ぎをする八神はやてを見ていたかったんだけどなぁ?今は、恥ずかしさの余り大人しくなってしまった八神はやて。まあ、そのうち元気になるだろうから今はそのまま放置しておく。とはいえ、発狂していた時の様子はバッチリ録画しているので幾らでも再生したい放題のやりたい放題が可能だった。羞恥心で沈めてやれるぜ!
とりあえず、今はフェイトちゃんの状態をこの二人に説明するのが先だ。何故なら、プレシアちゃんを投入したにも関わらずフェイトちゃんの意識が浮上して来ない。ちゃんと、精神と人格が回復したのは確認したんだけれど……何かしらのエラーが生じているらしい。
「そんな訳で、二人にはフェイトちゃんを迎えに行って欲しいんだ。なぁに、彼女の心の中に入って連れ戻すだけの簡単なお仕事だよ。とりあえず、彼女の心の中でこちらが送り込んだ協力者と合流してフェイトちゃんに会うだけで良い」
人格や精神が消失しているのに、フェイトちゃんが居るっていうのはおかしいと思われるかも知れないけど。そのフェイトちゃんは、フェイトちゃんであってフェイトちゃんじゃ無い。
俗に、残留思念と言えばわかって貰えるかな?
まあ、本人の中に残留思念っておかしな話に聞こえるかも知れないけど……全然おかしい話では無い。だって、当人の中ですよ?フェイトちゃんが、最もフェイトちゃんである強固な場所じゃないか。寧ろ、フェイトちゃんの為に世界が用意したフェイトちゃんの為の器!!
それに、残留思念が残らないとかありえないでしょ?
もし、肉体に残留思念が残らなかったらどこに残留思念が残るって言うんだい?ま、直ぐに外に出て来て遺体の周辺をウロウロし始めるんだけど……フェイトちゃんは死んでないから、中に残ったままなんだけどね。
「まあ、それはわかったんやけど……フェイトちゃんの心の中に、どうやって私らを入れるつもりなんや?」
「そっちは、宛がある。というか、君達も一度は闇の書事件で取り込まれたんじゃ無かったっけ?ああ。高町なのはさんは、あの時一人で戦ってたから知らないのか……」
「……………………」
「……………………」
闇の書と言った瞬間に、口数が少なくなるお二人さん。
その気持ちは、わからなくも無いんだけれど今は不要なモノなので忘れて貰う事にしよう。ただし、これから見せるモノによってはメッチャ怒られる可能性があったりする。とはいえ、ソレを使わないとフェイトちゃんの心の中に入る事ができないので目を瞑って貰おう。
「そんな訳で、闇の書です!」
ヒョイっと、取り出して見せたのはアカシックレコードを通して過去から持ち出して来た本物の闇の書だ。本来なら、やっちゃイケない事なんだけれど。昔、俺がフルコピーしたヤツをまだ起動すらしてない闇の書と交換したから大丈夫。
「過去から、取り寄せましたぁ〜(笑)。 ああ、苦情は受け付けないよ?ベルカ式やミッド式とは異なる何百という封印術を行使して、今の所は大人しくなって貰ってるけど……時間との勝負は、言うまでもないんだなぁw」
もちろん、ウソぴょ~ん!体系の異なる封印術を使っている以上、闇の書がその術式を解析侵食して乗っ取る為には何十年も掛かると思われる。また、それらは魔力を資本としていないので侵食する事が叶わず力づくで壊すしか無いと来た。
だけど、今の闇の書には魔力が蓄積されていないのでソレを破壊する方法はない。つまり、永続封印が可能だったw。
「だから、時間稼ぎが効いている内に夢の中に入る術式を取り出して過去に返せばOK。そんな事ができる時点で、僕が人間とは異なる存在である事はわかるだろうから種族云々の話は飛ばさせて貰うよ?説明した所で、時間が掛かるだけの話だからねぇ?時間を掛ける意味も無いし、ねぇ?」
そんな風に説明している間にも、闇の書はパラパラと捲られて中の術式をフルコピー中である。とはいえ、防衛機能なんざ必要ないしあくまで闇の書に記載されている術式のみを抽出中だ。これは、前にも他の世界軸でやった作業ではあるのだけれど。今、手元にある闇の書は俺が楽に起動できる様に中の術式を変更してしまっている。
なので、今回の複製は原型を残す為の取寄だった。
何故、そんな事をするのかって?
そりゃぁ、完全に安全が確立された術式よりも不安定ではあるけど。この世界の住人には、この世界の魔法を使う方が良いに決まっている。もちろん、安全策は取るけどね!!
「はい、コピー完了。本当なら、管制人格とか切り離して別のデバイスに入れるなんて事も出来るんだけど……ソレをやると、タイムパラドックスや歴史変化が怖いのでパス。用が済んだ闇の書には、さっさと過去に返すが吉!!」
そう言って、アカシックレコードを閲覧する水鏡を展開したら即闇の書を過去に送り返した。当然、時間干渉を少なくする為に交換していた仮物な闇の書の回収は忘れない。
そして、さくっと水鏡を消し干渉できない様にしてしまう。
「ってぇ!?ちょ、早いって!!」
「時空管理局の局員が、率先して歴史を歪める様な行為をしたり……しないよね?歴史修正とか、人間の手に余るし……何より、寿命が全然足りないから中々難しいよ?」
世代を持ってやるにしても、途中でおかしな事になりかねないから余り推奨はしない。下手に、我欲を持たれても困るだけだから。それは、歴史が証明してくれているので確実。
とりあえず、建前として八神はやてには慌てた様子と過去に戻された闇の書を惜しむ姿を高町なのはに魅せる様にと念話で連絡しておいた。ソレについては、ちゃんと説明と説得もしてあったので八神はやても協力してくれている。
「てな訳で、お二人には直ぐにフェイトちゃんの心の中に入っていただきます!良いね?」
そうじゃないと、八神はやての心の中に居るリインフォース・アインスの説明をここでしなければならなくなるから。
その手間を惜しんだ結果、八神はやてにはそそくさと闇の書に手を伸ばしたり水鏡が消えて落ち込む様子を演じて貰っている。念話って便利だね?
ま、どうせフェイトちゃんの心の中に入ってたらバレる話なんだけど。なので、八神はやてには高町なのはを一人で説得して貰う事にする(笑)。
ガ ン バ !!
どうしたって、心の世界に行けばアインスが出て来て『どういう事!?』と揉めるのは目に見える。それを、現実世界でされると面倒なのでフェイトちゃんの心の中でやって貰う事にしただけだ。目が覚める頃には、自宅のベットで目覚める事になるだろうから、彼女達と交流が持てるのはここだけになる。つまり、今後彼女達と会う事は無いのでやりたい放題できるって事だ。今後、彼女達と関わる事も無いからね。
現在進行系で、ミッドチルダでは次元航行艦級のビットと管理局側の戦闘は続いているし?何なら、彼女達を取り戻したい転生者(ギャルゲーの元凶)共を蹂躙しているまである。指揮を取っているのは、使い魔の一体である軍用士官スルークだ。『士官』と呼ばれているが、試験運用中のシステムを使い指揮を展開するだけの存在だったりする。
システムの方は、俺の知識と戦闘経験をオンライン状態で引き出し使い魔個々の判断で大群を運用――できたら良いなぁ…っていう、俺の欲望に溢れた代物だ。
現状は、まだ幾つかの問題点があって上手く機能してないから何かある度に俺の判断を仰がれるから面倒で仕方がない。いずれは、何もしなくても良い様にはしたいんだけど……実用化にはまだ果てしなく遠い。やはり、完全独立型の自立支援機の夢は夢のままで終わるのだろうか?
それとも、時間が解決してくれるのだろうか?【鮮血の】に出来るんだから、魔術魔法でもできると思うんだけど?
全く、難易度が高いねぇ?
とりあえず、今はデータ収集の為に俺を交えて活動している状態だ。これさえ完成すれば、俺は寝ていても問題なくなるんだけどな?とはいえ、俺の場合そうなると別の事に時間を使ってしまうから結局のんびりは出来ないだろう。
左団扇で、マッタリ仕事の無い日々を夢見ているっていうのに……俺の性格が、邪魔をするwww。
「じゃ、フェイトちゃんの隣に寝転がってくれる?睡眠とかは、こっちで誘導するから……ああ。今回は、前回と違って何かしらの妨害じゃ無いんで真っ黒な空間に出るだろうけど怯えない様に……」
「…………怯える?なんで?」
「…………そんな事、ないんやないか?」
いやぁ、かなりおどろおどろしい空間に出ると思うぞ?
何せ、人の暗黒面を全力全開で詰め込んだ様な世界が構築されているはずだからな?それだけ、闇が重くなってると思われる。だって、フェイトちゃんだぜ?高町なのはと共にある事で、心救われるフェイトちゃんだぜ?
それを、引き離してギャルゲーで欲望いっぱいの男共とクソッタレな時間を強制させられていたフェイトちゃんの精神がどうなっていたかなんて……想像させるなよ!!
「多分、フェイトちゃんの心の闇と接触する事になるんじゃ無いかなぁ?それだけ、ストレスを抱えていただろうから……君達にだって、心当たりはあるだろう?」
「「……………………」」
フェイトちゃんの性格上、そこまで心の闇が広がっているはずが無いと思うだろうけど。転生者の干渉で、かなりのストレスを溜め込んで居てもおかしくは無い。
それこそ、高町なのはと一緒に居たいと思っているのにどこぞのアホ共が特典で無理矢理ギャルゲーに巻き込んでいたからどうなっているかなんて想像すら付かない。
そんなモンを、現実でやらかしたんだ。フェイトちゃんの精神状態が、過去最大級で最悪な状態になっていてもおかしくはない。
実際、精神や人格が消失しちゃってた訳だから、彼女がどれほどの闇を抱える事になったかは想像し難くない。
だからこそ、別の記憶を植え付けてもその記憶や人格との齟齬が大きくて目が覚めないなんて不具合が生じているんだと俺は解釈している。でなければ、もう目覚めていてもおかしく無いんだけど。実際には、眠ったままだからそういう事なんだろう。だからこそ、上記の発言である。
「本来であるならば、フェイトちゃんがイチャイチャするのは高町なのはとだけだった。なのに、どこぞの馬鹿が将来的に美女となる君達を自分のモノにしたくて恋愛ごっこを強制するからおかしな話になっている。しかも、複数の男共が君達を求め共有したから人格が分裂するわ記憶に障害が発生するわで人格崩壊につれて精神崩壊に繋がっていた。そんな訳だから何とも言い難い。もしコレで、君達の戦闘訓練の時間まで恋愛に裂いていたら……ジェイル・スカリエッティに負けていた可能性もあるからな?」
下手をしていたら、この世界がジェイル・スカリエッティの手の中に納められていた可能性があると断言する気は無いけど。足りてなければ、可能性はあったとだけ言っておこう。
それ程まで、彼らのした事は危険をはらんでいた。
この世界の命運を天秤に掛けて、それ以上に彼女達を己の欲望に巻き込んでいた訳だから頭おかしいと言わざるを得ない。恋愛脳と言えば、納得できるか?なんて、どこの平和ボケなんですかねぇ?もしかしたら、ジェイル・スカリエッティに支配された世界であっても彼女達を手にできるのなら何でも良かったのかも知れない。ま、実際にそういう事があったからな?
「まあ、今となってはどうでも良い話だけどな?高町なのはの精神状態はレベル3からレベル2まで回復。八神はやては、レベル4からレベル2まで回復。本来なら、レベル1くらいにしたかったけど……時間が、圧倒的に足りない。ま、あくまで精神状態に関してのみの話だけど……」
できる事なら、レベル0になるまで診ていたいが転生者に絡まれるのは面倒なので、彼女達が眠りフェイトちゃんを連れ戻してくれたならプレシアちゃんを回収してさよならだ。
「というか、なんでアンタがそんな事知っとんのや?」
「その質問は、意味が無い。答えた所で、君達がソレを覚えていられるかどうかなんてわからないからな?言ったろう?【治療】だって……記憶ですら、必要なら消せるって事はここでの出会いも会話も記憶に残らないモノだよ」
言って、俺は指パッチンで使い魔達を呼び出し二人をフェイトちゃんが眠る処置室へと連行する。無理矢理押さえ付けられて、突然の事に慌てふためきつつ暴れ叫ぶ二人を処置室のベットに拘束させながら俺はコピー(魔法のみ)した闇の書の術式を展開した。
フェイトちゃんを中心に、二人の精神を直結していく。
俺の足元を、てってけてーとフレールくん達が駆けて行って彼女達から見えない位置に陣取るが唐突の拘束に意識を持って行かれているから彼女達は気が付かれない。
「さて、説明は終わった。後は、実行するまでだ。それでは、夢の世界へ……れっつらごー(棒)www」
掛け声と共に、展開した魔法陣を起動させて二人の意識を睡眠状態へと誘い、フェイトちゃんの中へと送り出した。きっと、何もない空間に暗黒世界に送り込まれてブチギレてるんだろうなぁ?そして、道案内人としてリインフォース・アインスが出て来て高町なのはが許容量突破。
とても、良い笑顔で八神はやてに詰め寄ったりするのだろう。まあ、そこら辺は彼女達に任せるとして俺は高町なのはと八神はやての精神状態を更に回復させる為に別の魔法を展開する。今度は、レイジングハートの妨害も無くすんなりと通ったのである程度の説明は必須だったのだと理解した。まあ、時間の無駄でしか無いんだけどな?
全く、中々思う様に動けないって言うのもストレスの原因になりうるんだな。面倒臭い。
「さて、コソコソ見てないで中に入って来たらどうだ?神崎。トーマ。白亜は……居ないのか?」
呼ばれて、メディカルルームに入って来る二人。
「白亜は、居残りです。アイツ、魔法の授業は真面目に受けるのに戦闘訓練や鍛錬になると逃げるんですよ」
「わかると言えば、わかるんだけど……学習しないよね?」
成程。白亜は、ラヴォルフに捕まっているのか。トーマの言う通り、全然学習しないな?あの馬鹿も。まあ良い。
元より、神崎以外は期待してないからな。俺が、自分の弟子にすると決めたのは『神崎大悟』唯一人のみ。他は、弟子が望んだから保護しただけのこと。トーマは、面倒なのに関わられたから?許すまじ、ウォーティア・トレントレット!!
どいつもこいつも、面倒事ばかり押し付けよってからにっ!なーにが、『一人、入れたのだから後二人は入れるべき』なんだ!?役にも立たん、無駄飯食らいなんぞ押し付けよって…腹が立つ!しかも、真っ当に鍛錬程度もできんとは……何の為に《神殺し》へ転生したのやら。
もし、『友達がなったから私も!』等とか抜かしたら直ぐ様斬り捨ててやる。そんな下らない理由で、こちら側に来られても迷惑でしか無いからな。純粋に、神への恨み辛みがあるのなら歓迎するがそうでないのなら即刻退場させるまで。
「白亜は、真面目にやる気が無いのか?」
「いやー、うん……アレは、中途半端にはっちゃけているだけなんですよ。《神殺し》になったから、直ぐにチート能力が得られると思っていたのに実際は努力の積み重ねで……その、ちょっと神様特典で怠けた心が邪魔しているっていうか……あ。でも、神様に対する怨み辛みは人一倍なんで気にしないでやって下さい」
「…………んん?人一倍なのか?」
「ええ、まあ。ただ、ソレが努力の積み重ねに直結しないタイプなんですよ。アイツは……何というか、そんな動機で努力をするのは違うんだ!とか言い出す奴なんで……」
「それって、積み重ねた努力が濁るとか厨二病みたいなこと言い出さないですよね?……え?ちょ、マジですか!?」
トーマの疑問に、頷く神崎を見て慌て始める辺り頭がおかしいとか思って居そうだな?そういうタイプは、組織でも結構いたぞ?憎しみと、己を鍛える事を分けていた奴等は。
「…………マジなんだ。アイツは、不純な動機では動かないんで。でも、そのうち火が点く瞬間が来るので長い目で見ててやって下さい。火さえ点けば、早いですからwww」
「フム……それ、人工的に点ける訳には行かないのか?」
「茶番好きに、茶番で火は点きませんよ?」
「なら、茶番でなければ良いんだろう?」
そんな訳で、別の日に転生者の一人を捕まえ洗脳し全力バフを掛け徹底的にボコして見下させてみる事に……俺や神崎達は、メディカルセンターに居てフレールくんを通し見てただけだったけど。洗脳された転生者により、フルボッコにされゴミの様に蹴落とされる白亜を眺めていた。
ぶっちゃけ、普通なら負ける要素の無い状況だったけれど。白亜の動きを、さり気なく鈍らせたり妨害したりして負けて貰った。アイツ、単騎での戦闘ならそこそこ強かったりするから侮れないんだよなぁ。
その癖、鍛錬をサボったりするから不真面目に見えてついつい見限りたくなるんだ。というか、今回の襲撃?で彼女の能力がわかった気がした。
つか、感知能力をそれなりに鍛えていた彼女は魔力の動きに敏感だった。だから、デバフを掛ける時とかバレるんじゃないかと割りとヒヤヒヤさせられる。まさか、俺の隠蔽した術式や魔力に違和感を覚えるとかヤバくないか?と言っても、違和感を覚えるくらいで原因にまでは思い至ってなかったけれど。上手く育てれば、探索や察知能力の高い斥候になるかも知れない。斥候として、前線に出る事なく様子見の役目を果たしたら後方に戻って報告後に後衛の支援職として遠距離攻撃をチマチマ?おいおい、それなりの伸び代があって面白いんだが!?コレ、トーマじゃなくて白亜の方を呼んでいた方が優秀な斥候を【組織】はGETできてたんじゃないか?
ホントに……色々なモノが、節穴な奴らだな?そんなんだから、優秀な人材を逃して碌でもない人材の溜まり場になるんだよ。ナニがとは言わないけど、やらかし過ぎだ。
「単騎駆けの斥候として、それなりの戦果を挙げられそうだな?まるで、【隠鬼】に最適な能力の持ち主だ……今は、第二【戦鬼】だけれど。いや、戦力があった方が良いのか?」
「……コイツ以上にですか?流石、”アーチャー“だな?」
「そう言えば、彼女ってなんちゃって衛宮士郎の能力を受け継ぐ存在でしたね?……成程、そりゃ足元にも及ばんわ」
「何を拗ねているんだ?そもそもお前の場合は、能力や性質からして斥候のソレじゃ無いだろう?だから、最初から失敗してたし。僕達に見付かった挙げ句、組織へ送り返されたんだろう?」
「トーマは、どちらかというと遊撃系の役職だよなぁ?俺は前線に出て、前衛を担当するしか能が無いけど。撹乱や支援は、他に任せるしか出来ないんだよなぁ……」
言われて、確かにと納得する。神崎が前衛、白亜が斥候からの後衛。トーマが、遊撃ならそれなりの活動が望めるかも知れない。なら、トーマには遊撃としての教育を施さねばならないな?まあ、それ以上に今は鍛錬と基本技術が足りてないのでそっちが優先だけれど。
「何にせよ、色々先は長そうだ……」
はい、コレにてこの世界での活動は終了です!!
え?まだ、彼女達の治療が終わって無いって?いやいや、これ以上なにをしろと?フェイトちゃんの意識が回復すれば、双夜達がこの世界を引っ掻き回す必要が無いんですけど?それに、フェイトちゃんが目覚めるまでちゃんと居残っていたはずですよ?というか、意識を取り戻し1日2日は秘密基地内で過ごしているはずですし?治療後の経過観察とか言って様子見をしていたはず!!
その後、なのフェイは高町家に…はやては八神家に戻されてお休みしていた事になった…ハズ!!双夜達は、それ等を見送ってから世界を渡ったから襲撃によるミッドチルダ消失は無かった事になってる。管理局の倒壊も…ああ、いや。強襲で、ビットからの超級ディバインバスターからのスターライトブレイカーが別のに置き換えられているから災害扱いになってる。そうじゃないと、一部の阿呆共にお仕置できなくなるからな!だから、歴史修正が行われても人々の記憶に更なる歪みが発生しなかった。ただ、管理局に襲撃したモノだけが変更されただけで後の流れは引き継ぎ。問題は、彼女達の治療をした者が曖昧な存在に成り代わり有耶無耶になっただけ…だったか?
まあ、突き刺さったモノが何になったかはわからないけど巨大な何かしらが地上管理局に突き刺さっているはずだよ?例えば、軌道上に存在すると言われている犯罪者の収容所の一部とか?老朽化で、うっかり太気圏に落としちゃって地上管理局の真ん前に突き立った……的なオチに。
とりあえず、修正によって何がどう置き換わったかは説明する予定がない。だけど、これだけは言える!双夜の襲撃という名のストレス発散は別の何かに変わった!!
ついでに、クロノ・ハラオウンの手元に双夜が送った記録が残っていた事になっている。出て来てもいないのに後始末の為に記録を残された彼の身にもなって欲しい。
スゲー頭の痛い話になったと思われるからな?
胃に穴が開いてなきゃ良いけど……ホント、スマン。
影の苦労人、クロノ・ハラオウンwww
馬鹿共の洗脳能力を見抜き、三人娘の状況や周囲の調書から馬鹿共を追い詰めて見事逮捕&有罪判決に持ち込む。
結果、転生者達はこれまでの非道を認められ懲役刑確定で魔力封印を施され軌道上にある収容所に送られる。勿論、終身刑www。一生、出てこれませんwww。まあ、さすがにソレは嘘だとしても生涯監視されて生きるのは間違いないかと。出て来る頃には、神々の興味も逸れているだろうしなぁ?彼等にとってのご都合主義は終了です。お疲れ様でした〜m(_ _)m。
とりあえず、白亜とトーマのこれからの予定は確定しました。というか、どちらにしろ彼らが本気になるまでは遊び人のままなんだけどね?でも、どっかの誰かさんには火が点いた?と思われるし、トーマもその内本気にならざるを得なくなるから後は時間の問題ですwww。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。