絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Re:
「いよぉ?また、会ったなぁ?」
「…………何故、この場所が……」
もう、何度目になるのか数えるのも億劫になるほど対象を発見した神崎大悟です。ぶっちゃけ、見付かる度に愕然とした表情で立ち尽くす対象者の態度に最早笑う事も出来なくなって来たんだが!?そろそろ、ギブアップしてくれませんかねぇ?そしたら、こっちもネタばれ等をして反省会とか出来るんだけど……肝心のトーマが、負けを認めず幾度となく再戦を希望したので今に至る。コイツ、師匠から才能が無いと言われた癖に修行したからって妙な達成感だけで意地になってないか?ま、免許証を持ってるからと知ったかブリでイキってる奴って居るよな?多分、それに近い感じで意固地になっているんだと思われる。なら、気が済むまで付き合ってやるのが仲間だと思うので心がへし折れるまで遊んでやろう。ちゃんと、トドmじゃなかった。
フォローもしてやるから、安心してへし折れてくれwww。という訳で、俺はトーマの気が済むまで付き合う事にした。
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「…………もう、許して下さい……」
「ほら、サッサと隠れろよ?見付からない自信があるんだろう?高々、一万回程度で諦めてんじゃねぇよ!ほら、次だ次!さあ、隠れるんだ。トーマ!!」
「もう、わかりましたから!自分には、隠密の才能が無い事がわかりましたので勘弁して下さい」
膝を付き、土下座をする様な形で謝罪を繰り返す元隠鬼。
しかし、こっちはエンジンが掛かって感覚が研ぎ澄まされ切ったが故にノリにノッてる状態なのでトーマに次をせがむなんて事を始めてしまっていた。正に、鬼畜の所業。
魂の底から、己に隠密の才能が無い事を悟った者に鞭打つ行為ではあったがそんなもん知った事じゃない。俺は今、最高に調子にノッているのだ。今なら、師匠の隠密ですら見抜ける様な気がする。まあ、気がするだけで無理だとは思ってるけどね?でも、ここまでエンジンが掛かっていると直ぐには落ち着けなかった。だから、トーマが始めたゲームなんだから彼に責任をとって貰うべく隠れる様にせがんでいる訳だ。
「次だよ次!トーマが、始めたんだろう?なら、俺の気が済むまで付き合ってくれたって良いじゃないか!そもそも、才能が無いって言われたのに訳のわからん意地で再戦を続けたのはトーマだろう?俺は、そっちの心がへし折れるまで付き合ってやったんだ。なら、俺の気が済むまで付き合ってくれても良いと思うんだけど?」
「…………な、何の為に……」
「そりゃ、俺の中で何が開花しそうだから?」
「…………何かって、何!?」
「そんなもん、知らねぇよ。だが、開花しかかっているんだ。なら、キッチリ開花させてやるのが己の役目だろう?」
「…………ああ。俺には、こういう所が欠けているのか…」
「良いから!感傷に浸ってんじゃねぇよ!!サッサと、次のゲームを始めやがれ!!」
言って、心のへし折れたトーマを夜明け前の街へと送り出す。その後、師範代達も交えて隠れんぼを再開したけど俺が感じた何かは開花する事はなかった。残念無念。
しかし、トーマの良くわからないプライドは木端微塵にできたので良しとする。全く、高々免許皆伝を持っているからといって天狗になるようではまだまだ未熟。
免許皆伝なんて、一つの括りであって真の頂きではない。
真の頂きは、その先にこそ存在するっていうのにそれだけで満足するとか愚の骨頂。研鑽というのは、磨き続けるからこその輝きだというのにそこで立ち止まっては錆びるだけだと知るべきだ。これだから、特典で楽をしてきた奴ってのは魂までも堕落しているから始末に負えない。
「まあ、俺も人の事いえる立場じゃ無いけど……」
ただし、楽ができたのはホンの一瞬だけだったけどね?
慢心王になる予定だったのに、我が尊敬する師匠のお陰で【慢心】のマの字も無かった。
毎朝、早朝に目覚め朝日に向かって剣を振る。
一汗かいたら、シャワーを浴びて学校へ。
因みに、18歳を超えたら、『学校へ』の所が『仕事へ』に変わった。事務やって訓練して暇があればシグナムにアタックしての日々。家に帰ったら、適当に飯食って面白いかな?と疑問に思うTVを見て飽きたら就寝。時々、仕事に忙殺されて帰れない眠れないなんて事もあったけど。
ぶっちゃけ、慢心する暇なんて無かったんだよなぁ?
だって言うのに……転生者に会えば【慢心王】扱いされて、実力を示せば【化け物】と呼ばれ後ろ指を指される。
いやもう、どうしたら良いんだ?何を、どうさせたいんだ?
これは、皮をギルガメッシュなんぞにした為なのか!?と嘆かされ地獄の日々を満喫させられた。全く持って、風評被害の多いこと多いこと。その癖、理不尽な扱いに頭を抱えさせられたのも悲しい悲鳴なのか?いずれにしても、どいつもこいつも皮だけを見てこっちを評価してくるので楽に捕まえる事ができた。つか、転生者の大半が何故か犯罪者だった件。
地球やミッドチルダで、生まれなかったからと腐って暴れた結果らしいのだが……だからって、フェイトに捕まえられるんだ!!とか言って次元犯罪を犯すのはどうなんですかね?
どいつもこいつも、彼女達と関り合いになりたいからと真っ当な生き方を投げ捨ててチート能力で馬鹿をやっているって言うんだから頭が痛い。その上、俺を見て『慢心王だ!』とか『上手い事やりやがって!』とか訳わからん。
サクッと倒してやれば、自分の事は棚上げにして『チートだ!』とか『反則だ!!』とか言い出す始末。いや、もう、ホント勘弁して下さい……って、感じだった。
「楽できると思うなよ?努力すれば、それなりの形で自分の力になるんだから。そりゃ、楽に強くなれるならそれはそれで楽しいだろうけど……」
「神崎さんは、良いですよ。自分で、望んでソウなれたんですから。でも、俺は何も知らない内にコウされたんです!」
「いや、自分で望んではいないぞ?ある日、唐突にこちら側に引き込まれたんだからなぁ?了承の『リ』の字も無いから……つか、条件だけならお前と変わらないんだがな?」
「…………だったら、何で頑張れるんですか!?理不尽に引き込まれて、アレやれコレやれって無理矢理しなきゃならない状況に追い込まれて……こんな、」
「ああ。お前、嫌だったのか?なら、最初から拒否っていれば良かっただろう?」
「拒否ったら、殺されるんだぞ!?」
「人間、いつかは死ぬ。嫌だったのなら、最初にそう言えば良かったんだ。なら、痛みも苦しみも無く眠る様に死なせて貰えたのに……それも、嫌なんて言うのか?」
「だって……そんなん、怖いじゃないか!!?」
「あー、うん。そう、だな……」
アレだけ、師匠に殺され捲くった俺的にはもう死は余り怖いモノじゃない。そりゃ、眠る様に殺されるっていうのは怖い話なのかも知れないけど……痛みや苦しみがない分、それはそれで幸せな死だと思われる。ぶっちゃけて言えば、安楽死させてくれるって話だろう?だったら、『死ぬの嫌!』とか言ってないでサッサと死なせて貰えれば良かったんだ。
なのに、その選択肢を排除して不老不死となって日々を怠惰に過ごしたいとか……舐めてんの?どれだけ、資金があっても怠惰に過ごすなんて事は自分達にできる訳が無い。
それなら、死んだ方がマシだ。
「じゃ、生きるの?何処で、どうやって、どんな風に生き続ける訳?ハッキリ言って、お前の望みは叶え様と思えば叶えられるだろうさ。でも、つまんないと思うぞ?」
特に、不老不死なんて存在は周囲から気が付かれない様にヒッソリと生きるしか無いから……最悪、【始まりの魔法使い】みたいに隔離された形で生きる事になる。
まあ、アレを怠惰に過ごしていると言うなら……確かに、ソウなんだけれど。アレはアレで、大変な事ではあるんだぜ?
ぶっちゃけ、あの人良くあんな状況で生きていられるよな?
多分、精神が人間のそれじゃないから生きていられるんだろうけど。普通なら、もっと早くに潰れていたはずだ。何も無い……いや、零の次元はそれ自体が死の塊みたいなモノらしいから『空◯境界』の死の根源とそう変わらないと推察される。そんな場所に、それこそ何億年も居たっていう怪物だ。
人間だったら、発狂しててもおかしくないのに今も普通に過ごしているなんていう怪物だぜ?トーマが、同じ事をしたら百年もしない内に精神が壊れると思われる。良くて発狂。
あの人、マジでヤバい存在だからな?俺だって、あの施設内であれば何年かは持つだろうと思うけど。流石に、百年も居たくは無い。できるなら、直ぐ様出て行って世界を渡っていた方が何万倍もマシだ。だって、あそこでは感覚が狂う。常に、死と隣り合わせで居るみたいに感じる様な場所だから。
そんな場所に、好き好んで何十年も居たいとは思わない。
「じゃ、一時的に《神殺し》から離れてどこかの世界で怠惰に過ごしたら良いんじゃないか?って、それはもうやったんだっけ?」
「え???いや、そんな事をした覚えは……」
「ぶっちゃけ、修行を抜けばRPGみたいな世界で何十年もサバイバルしていたんだろう?じゃ、修行なんてサボって日々を怠惰に過ごしたら良かったじゃないか……」
「…………え!?アレって、そういう話だった!?でも、俺には監視が付いていただろう!?」
「ああ。妖精さんな……あー、言い難いんだけど。アレって、フレールくんと同類だったはずだぜ?つまり、監視役と言う名の護衛。あの妖精さん、ガチで空間魔法の使い手だから。いや、師匠レベルの化け物だったぞ?」
「……………………」
これ、大真面目に本当の話。多分、監視役としての役割もあったんだろうけど。それ以上に、空間魔法の使い方がエグい。それを買われて、彼女がトーマの監視役兼護衛として同行していたんだと思われる。
「で、でも、アレやれ、コレやれって……」
「あー……多分、妖精さん自身が楽できる様にとお前を使って怠惰に遊んで暮らしてたんじゃないか?」
「……………………」
思い当たる節があったのか、トーマが百面相を始めた辺りで俺は同情を禁じ得なくなってしまった。
コイツ、マジで女難の相が出てるんだな。そう言えば、生前どんな日々を過ごして居たのだとかの話を聞いてないからわからないけど。
この様子を見るに、女性に振り回される人生を過ごしていたに違いない。あれ?でも、それなら転生なんてしないか。
世代的には、ヲタク系の転生者なはずだもんな?
最近は、ヲタクでなくてもこの世界に転生してくる様になったけれど。
初期は、バリバリのヲタクがイケメン&美少年化して転生するのが一般的だった。だったら、トーマもオタクかヲタクだったハズなのにリア充していた事になる。それとも、姉や妹にでも振り回されていたとか?もしくは、母親とか継母とかその辺りだろうか?兎に角、女という女に振り回されていたと考えるのが普通か?いずれにしても、トーマが今の様な生前を過ごしていたのは間違いない。つまり、苦労人だ。
「お前の生前が、気になる所ではあるが……聞かないでおこう。絶対、碌でもない話が飛び出して来そうだからな」
「…………ええ!?ちょ、そこは聞きましょうよ!?」
「いや、だって、ここまで周囲に振り回される様な人物だぜ?絶対、生前も振り回される人生送ってたに違いないだろう?そんな、苦労話とか聞きたくねぇよ」
「…………ぐうの音も出ない……」
やっぱり、な。絶対、そんな気がしていたんだよ。
苦虫を噛み潰した様な顔をして、目を逸らすトーマを見て確信した。コイツ、苦労人だ。しかも、女性に振り回されて終わった系の苦労人だ。そんな奴の話とか、絶対聞きたくない。聞いたら、間違いなくキレる自信がある。理不尽な理由で振り回され、ちょっとした失敗で後ろ指を指されるトーマが簡単に予測できた。きっと、転生したのもそれ系の話が出て来そうな感じがする。どんなタイミングで、転生する事になったかはわからないが断言しておこう。
碌でもない話だ。
そして、現実ではソレによって大怪我?をしたトーマが関わった女性達に甲斐甲斐しく看病される姿が頭を過ぎった。
パターンとしては、トーマに好意を寄せる女性達がコイツに振り向いて欲しいが為に振り回していたか……トーマの姉か妹が、コイツを下僕扱いで振り回していたかの二択。まあ、その二択だけではなく複数の可能性が頭を過るが最も確率が高いのはその二つだろう。つまり、リア充爆発しろ!って話だと思われる。故に、コイツの惚気話を聞きたいとは思わなかった俺はこれ以上の会話を拒絶した。
「とりあえず、もっとちゃんと考えた方が良いぞ?嫌なら嫌と、師匠達に言うべきだ。チャンスは、あったんだからソレをモノにしなかったお前が悪いんだ……」
「…………そんなぁ……」
そりゃ、そういう状況に追い込まれて監視役と思しき存在からアレやれコレやれと言われればその通りに動いてしまいがちではあるけど。それはそれ、これはこれである。
多分、あそこでちゃんと努力するなら見込み有りとして《神殺し》に正式採用って事だったんだと考えられた。
つまり、コイツは妖精さんに言われるがままに行動して《神殺し》へと成ったという事だ。確かに、理不尽といえば理不尽だけど……妖精さんに従う事を選択したのはコイツで、【隠鬼】の免許皆伝になったのもコイツだ。
多少の誘導があったのは事実だが、ソレに従って行動したのはトーマ自身なので俺がどうこう言える立場ではない。
まあ、要するに何が言いたいかというと全部コイツの選択した結果の成れの果てという事だ。
「自業自得ってヤツだな?」
「ぐあああぁぁぁぁ!結局、そうなるのかああぁぁ!!」
頭を抱えて、雄叫びを上げるトーマだが……どう足掻いても、今更ソレを覆す事はできないんだから諦めるしかない。
だからと言って、師匠に『間違いでした』等と訴えた所でサクッと殺されるだけなのでその選択はできないと来た。
「文句があるのなら、ソレを誘導した妖精さんに訴えるべきだな。まあ、妖精さんがその訴えに耳を貸すとは思え無いけど。もしかしたら、妖精さんに養って貰えるかも?」
「俺に、妖精様のヒモになれと!?」
「あー、まあ、そういう事になるかな?」
「…………ムリ。倫理的に、無理だあああぁぁぁ……」
そこは、まあ、当人の意識次第でなんとかなりそうではあるけど。この様子を見るに、妖精さんのヒモになる選択肢も無さそうだ。成った所で、従来の下僕なコイツに妖精さんの言葉を拒否る事はできなさそうなので結局元の木阿弥になりそうだけれど。とりあえず、提案はしたのでお役御免となりたい。つか、トーマがトーマである限り振り回される側の人生が続くんじゃね?つまり、トーマがトーマで無くなればその人生から離脱できるって事だけれど……無理だな!!
「じゃ、頑張って鍛錬するといい。強くなれば、一人での行動も許されるはずだからな?まあ、いつになるかはわからないけれど。ここで、腐っているよりかは良いと思うぞ?」
それが、いつになるかはわからないけれど。神々に対して、有効的な攻撃か防御の能力を鍛えれば何とかなるだろう。
もしくは、師匠の様に《異端の神殺し》になるか……だが、そういうのは面倒臭そうなので遠慮したい。絶対、引っ張り凧になる予想が付くからな。まあ、師匠はあの性格なので引っ張り凧になる事は無かったけれど。
そんなこんなで、長話しをしているといきなり目の前が真っ白になった。それと同時に、身体中を激痛が駆け巡る。何だ何だ!?と、慌てて起き上がって周囲を見回せば……先程まで、廃墟群が並んでいた場所が何も無い荒野となっていた。
「っ!?何々、今の何!?」
目の前では、先程の俺と同じく慌てた風のトーマが起き上がり周囲を見回している。そして、唖然とした顔でその光景を眺めていた。わかる!わかるぞ!トーマの気持ちが!!
とりあえず、そんなネタを挟んでから空を見上げると案の定師匠が作ったと思しき次元航行艦級のビットが飛んでいた。
そう言えば、まだ合流すらしていませんでしたね。何故、あんなモノがミッドチルダの空を飛んでいるのかはわからないけど。あの下で面倒な事が起きている事だけは理解した。
「また、転生者と揉めたのか!?」
「それ以外の理由が、思い当たらんのだが?」
「まあ、そうなんd…だけどね?でも、今回は激動な時間っぽいぞ?この短期間に、アレが何度も使われるとか……」
そうだな。前回の世界軸とかを抜きにすると、割りと短期間にポンポンあのレベルの攻撃を出し過ぎだとも思う。
しかし、ウチの師匠がソレを使うという事はそれなりの理由があるからなぁ?ぶっちゃけ、ソレを使わなきゃならない様な事をしている現管理局?が悪いと思われる。そんな事を考えていると、空に巨大なウインドが開いて師匠が映し出された。そして、映し出されたと同時に今回の襲撃についての話が始まる。その内容からして、管理局と転生者による原作ヒロイン達の扱いがかなりおかしい事を証拠付きで告発する様なモノだった。つか、何なんですかねぇ?その性的な肉奴隷な扱いは!?え、管理局って一部のアホ共によって歪められていたりするのか!?因みに、俺達を巻き込む極光ディバインバスターは廃墟群に逃げ込んだ馬鹿共を炙り出す為に使われたそうだ。てか、そういう集団が生まれる様な状況が管理局内で展開されてたの!?そう言えば、この世界って来た時ジェイル・スカリエッティ側に負けた状態だったけど……そういう事が行われた結果だったのか!?嫌な符合に、少しゲンナリした気持ちが湧き上がる。つか、世界を護り切れなくなる様な歴史の悪改をする馬鹿が湧いているのか!?
「マジかぁ……勘弁してくれよぉ~~~……」
そりゃ、生前で18禁系の同人誌とか結構な数作られていたけどさぁ?それを現実でやったら、どうなるかくらい考えたり察したりしろって話である。てか、考えるまでもない。
そんなアホな愚行が、実際に行われていたと言うのならトップの首をすげ替えても事は納まり切らないと予測できた。
「それ、どれだけ首をすげ替えたら問題なくなるんですかね?絶対、トカゲの尻尾切りなんてできないですよね?」
「つか、上層部のアホが軒並み首切りに遭うぞ?しかも、家に帰っても針の筵だろうしな?特に、結婚して子供が居たら地獄になるパターン。修羅場ッスね?」
「ひいぃ!!この世界、女性の方が魔力強いパターンが多いのに修羅場とか関わった男が軒並み殴り飛ばされる未来しか思い付かないんですけど!?」
「そうだな。俺もそう思う(棒)」
ぶっちゃけ、俺達は部外者で蚊帳の外から眺めているだけのギャラリーだ。なので、馬鹿共の破滅をニヤニヤと外から見ているだけで良い。なので、かなり他人事な発言となった。
これが、当事者であれば荷物を纏めて逃げる準備とかしていたんだろうけど。当事者でも何でもないので、ただボーッと見ているだけで済む。その後、師匠とフレールくんが調べたであろう実行犯とソレに関わった者達の名前が顔写真付きで告げられ始めると俺達は顔を手で押えた。
「人生終了のお知らせです!!」
「ああ、コレ、終わったwww!!上層部の馬鹿共の首が決定しました!!お疲れ様です!!」
「こんなん、逃れ切れないでしょwww」
「OK、OK。トーマ、この場から離れるぞ!下手をしたら、俺等も捕まえられそうだ!!」
「は?何でですか!?俺ら、何もしてないですよね!?」
俺は、色替えの指輪がちゃんと自分の指に装着されているのを確認してから巻き添えを警戒し始める。この場合、破れかぶれになった馬鹿共が何をしでかすやも知れない。最終的な結果が、どうなるかわからない場合は出来るだけ距離を取っておかないと巻き込まれる可能性があるからだ。特に、俺みたいな踏み台役は巻き添えになる事が多い。だから、そうなる前に逃げ出す三段を付けておかないと実行犯にされかねないからな?言って、俺はトーマの首根っこを掴んでフレールくんに安全圏まで《妖精転移》させて貰った。
とりあえず、ミッドチルダ中央区から廃墟群へ移動。反則だけれど。それでも見付かって、愕然としてるトーマ。
ここまで、隠密ができない人もそう多くないと思うけど…気配遮断に難があるんだよトーマは。念能力の絶ができない人www。というか神崎が辿ったのは魔力だな。気配は消せても、魔力の痕跡が消せないのがトーマ。感知と直感だけで探す神崎も神崎なんだけどな?ホント、目まぐるしい成長だな?
とりあえず、神崎が指輪を確認するのは不安だからだよ。ちゃんと、装備してないと色が元に戻るからねぇ?元の色が、金髪赤目。装備後が、黒髪青目。正に、地味の王道みたいな色になる。それだけで、神崎がギルガメッシュだとわからなくなるのは神崎が髪を下ろしているからだ。こう、かき上げたらギルガメッシュまんまなので基本的に髪を下ろしているんだよ。セット無しみたいな感じ。それで、黒髪青目になると……どこにでも居る青年(イケメン)になるんだよね。普通に爽やかで健康的なギルガメッシュをイメージしてくれると神崎になる感じwww。好青年みたいなギルガメッシュが出来上がるハズだwww。
因みに作者は、ギルガメッシュは余り好きではありません。踏み台で、お間抜けなギルガメッシュは好きだったけれどね。ホント、それだけの存在にする予定だったのに双夜に鍛えられた神崎をメインにしてくれなんて要望が来なければ…ここまで、長くなる事もなかったよwww。
最近になって、気が付いてしまった事。
偶々、スマホで『セイビア 意味』を検索したら…普通に『savior』と出て来て意味が『救助者 救済者 救い主』なんてモノが…そんなつもりは一切なかったんだけど!?
しかも、適当に付けた名前でまさか意味が出てこようとは…本人もビックリwww。単に、響きが良かったのと語呂的にお気に入りだっただけなのに…当て字で、聖光にしたのも偶々なんだぜ?しかも、厨二全開で聖聖光(ヒジリ セイビア)にしているのも偶然です。マジで、そんな意図はなかったハズなのに…作者も驚く偶然の産物です。中学生の頃だよ?セイビア作ったの。あの頃は、ネットなんて影も形も無かったから作った言葉を気軽に調べる事もできなかったのに…こんな事になるなんて……。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。