絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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五三六話

Re:

 

 

組織のスパイ事情が、網を貼ったら貼っただけ大漁に捕まるという事が判明した。つか、それを狙ってワザと施設を開放しているまであるそうだ。ぶっちゃけ、組織の考え方が恐い今日この頃。そもそも、足を踏み入れようものなら速攻で捕まえて根掘り葉掘り情報を引き出すウィキペディア扱いとか……怖過ぎだろ!?しかも、それに《正直者の陣》が使われているらしく情報を引き出したい放題のやりたい放題。

その上、敵の弱みも握れてウハウハなんだそうな。

なんて、恐ろしい組織…。正に、『スパイさん逃げて!』と言いたくなる話であった。てか、全力で逃げるんだ!!

とりあえず、組織がヤバい場所でFAだろう。

さて、次は覚醒者についての情報を漁って行く。

初期の頃に、一度は地獄に落ちた受刑者を現世に戻すのは危険だ!という声がかなり多く見受けられた。

しかし、師匠がバッサリ斬り捨てたり脅したりするとそういう声は下火になり最終的には反抗勢力が消滅してて笑える。

つか、脅しというより受刑者の引き取り要請だな。それに対して、誰もが声を上げなくなった感じだった。まあ、犯罪者なんて受け入れても毒にしかならないイメージだからわからないでもない。だって、受け入れた者も巻き込んで面倒事を起こしそうだもんな?イメージもそうだけど、実害とかもありそうだ。なので、受け入れるのはちょっと……という人も多かったのだろう。

だが、蓋を開けてみれば……記憶を取り戻していない者も、記憶を取り戻した覚醒者も基本的に罪を償う方向に走る傾向が強い様だ。これは、地獄の拡張で現世へ一時転生する前にした説明会が影響している模様。盲者は、その説明会で転生後良い行いをすれば減刑されるという希望に満ち溢れた説明を受けている。だから、地獄に戻る前に少しでも己の罪を償おうとする様だ。ボランティアに参加し、一日一善どころか一日百善を目標に活動している。

時折、魔が差しそうになるみたいだが直ぐに気を取り直して活動を再開。余程、地獄での日々がお気に召さなかった模様。その為か、覚醒し記憶を取り戻した者は神様転生で新たな人生を謳歌して調子にノってノリ捲っている転生者と克ち合う事が多かった。何故、そんな事になっているかというと覚醒者は一日百善を目標とする転生者だぜ?

調子に乗って、ノリノリな神様転生の者達とは違って本チャンに向けて邁進中な訳だから彼等の暴挙を止めればそれだけで減刑が嵩む訳だ。実際、神様転生を果たしたバカは調子に乗り過ぎて原作ヒロインの邪魔しかしてない訳だからな?それを妨害するだけで、善行を積んでいる状態になる。なので、覚醒者達には美味しいボーナスステージにしかならない。よって、覚醒者vs神様転生の図が完成する。

 

「それで、対立している転生者の状況は?」

 

「稀に、地獄絵図となりますが拮抗しています」

 

神様転生側が死んだら、皆の記憶から消えて歴史が修正されるだけだけど。覚醒者には、親が居て親から生まれて来る存在なので事件に発展する。そうなると、割に合わなくて暴走を始めるのが神様転生の奴等だ。大人しく、捕まる奴はまだ良いけど。暴走の果てに、自爆特攻する馬鹿が出て来る。

特に、順調にハーレム(願望)を築けていると勘違いしている奴が多いけど。ソイツらは、ハーレムを惜しんで周囲を巻き込み同類を量産しようとする。結果、神様転生の馬鹿共を巻き添えに《堕ち神》化して覚醒者や原作人物をも巻き込んだ大量虐殺に発展する事も。そして、消滅して歴史修正が行われるけど……その、大量虐殺で殺された方は人生観が変化していてダークサイドルートに走る事がある。お陰で、原作知識を持ってる俺達が必死こいて該当キャラの捜索や欠落の有無を確認させられていた。いやもう、この捜索が大変ってなんの。特に、DSAA出場選手のマイナーなモブキャラの捜索が超大変。一応、漫画版やアニメ版の顔見せしたキャラは確認出来るけど。ドラマCDとか、顔見せしてないキャラの捜索がガチでヤバい。名前は、わかるんだけど顔が分からなくて本気で地獄です。

フレールくん達も、頑張ってくれてるけど……そもそも、顔がわからないので本当にドラマCDのキャラクターなのか判別できなくててんてこ舞いになる。

最終手段として、師匠の過去改変があるけど。それは、極力使わない方向で合意しているので本当に大変なんだ。

 

――え?なんで、過去改変をしないかって?

 

そりゃ、過去改変は楽だけど……その代わり、転生者と関わり合いにならなきゃならないじゃん。下手をしたら、原作の人物達との出会いもあるからな。出来る事なら、極力関わり合いになりたくないんだよ……原作人物にも、転生者達にも。関わったが最後、俺の翼が転生者共の恋愛対象としてノミネートしちゃうじゃん!!もう、面倒臭いんだよね?目の色を変えた転生者共を相手にするのってさ。

出来る事なら、翼の存在はずっと隠しておきたいんだ。

でも、過去を改変する事になるとこちらの存在を隠したまま活動する事ってかなり難しいんだよね。いつの間にか、翼っていう存在を暴かれて誘拐未遂とかされてたりする。

ま、護衛が優秀過ぎるので誘拐される事は無いけれど。翼への襲撃が、多くなるので彼女の治療が遅々として進まないなんて事に…。だから、原作人物や転生者には極力関わり合いにならない様にしつつコソコソとこちらの仕事を全うする様にしているって訳だ。最近は、師匠が表に立って注目を集めているけど。

その内、その役目は俺がまた担う事になると思われる。

つまり、囮役を交代制にしているみたいなモノだ。だからと言って、預かっているだけの翼を囮役にするつもりもないので最終的には俺と白亜が囮役を担う事になるだろう。

それで、トーマが必殺仕事人状態になる訳だな!

 

「まあ、今のコイツでは仕事人すら出来ないけど……」

 

「んん!?なんか、ディスられた!?」

 

「アハハハ。いつもの事じゃんwww」

 

「ディスられているのがわかるなら、もっと鍛えてくれないかな?出来れば、遊撃くらいはこなして欲しい……」

 

「戦力外通知!?が、頑張ってるんだぞ!?」

 

「「フレールくんが(ね)な!」」

 

「うわああぁぁぁん!!」(;TДT)

 

コイツと来たら、フルオートで鍛錬ができるからってずっとフレールくん頼りで過ごしているんだぜ?そりゃ、苦言を呈したくなるさ。どれだけ、憑依型のフレールくんが便利だとはいえ、トーマ自身が行動しなきゃ評価の『ひ』の字も得られない。既に、《怠惰の呪い》は解除されているんだから積極的にやらないと師匠にまで見限られてしまうんだぜ?とはいえ、何もしないからと直ぐに放り出すとうるさい奴が湧くとのことである程度は保護を継続すると師範代達は言っていた。まあ、あれだけの手間を掛けて師匠の元に来たんだから直ぐには放り出せないわな。

それは、納得できたので今後どうするのかを聞いたら……最悪、記憶の消去を行うとか言われた。期間は、《神殺し》に転生した直後から今までを全部消して再教育を施すんだと。それには、トーマの奴もガクブルしててちょっと笑えた。つか、それでも駄目なら魂滅も視野に入る云々と言い出した所でトーマの顔色が蒼白から土気色へと変化。ま、当人の前でする様な話でも無いから致し方ないとは思うけど。そうか…。トーマってば、そこまで堕ちちゃったのか。とりあえず、一歩ほど彼から離れてみたw。

 

「ちょ、なんで離れるんですか!?」

 

「え?いや、そんな事はないぞ?決して、怠惰菌を移されない様にとか思ってないから……(笑)」

 

うん。普通に、イジメとかであるヤツですね。

つか、【怠惰菌】って……ネーミングセンスよwww。

でも、咄嗟に思いつくモノなんてこんなもんでしょ?

ここで、下手に良い感じのネーミングを出すと厨二病扱いされるのは目に見えている。

なので、適当で良いのだ。下手にカッコよさとか求めると、後がヤバい事になりかねないからな!そんな訳で、周囲にクスクスされつつトーマとのジャレ合いをしてみた。

当人が、超必死なので周囲のクスクスが爆笑に変わるのは速かったけど。爆笑されて、漸く俺の行動が茶番だと気が付いたトーマは恥ずかしそうに正座していた。

 

「とりあえず、今の所は保留って事でFA?」

 

「ええ、それで間違いは無いです。ただ、記憶を消してもこのままだと言うのであれば……放置になりますけど……」

 

「…………記憶を消すのは決定事項ですか?」

 

「記憶を消さなくても、頑張れるならそのまんまなんじゃね?頑張れるなら、だけれど……」

 

「ゥグッ……」

 

グウの音も出なかったのか、トーマが項垂れるのを見て俺は少し期待して秘密基地の出入り口に目を向けた。ここで、師匠がトーマの記憶を削除するぞー?とか言いながら現れてくれたら超楽しい事になるんですが!?

 

――ほら、悪戯チャンスですよ!?師匠ー?

 

「よーし!おマイラー、トーマの記憶削除するぞー?」

 

「いやあああぁぁぁぁ!!???」

 

言って、現れたのは猫耳と猫尻尾を生やした師匠モドキ。

俺、知ってるぞ?その猫耳や尻尾がある師匠は、使い魔の誰かが《ものまね》で変身しただけの存在だってこと。

俺が、思わず出入り口を見たせいで常駐の使い魔さんが気を利かせてやってくれたらしい。とはいえ、その使い魔さんも《神威》まで使ってノリノリでやってくれた訳だけどwww。声真似までしていたので、トーマがちょっと半狂乱になってたけど……とても、楽しい一幕でした。

 

「止めて、下さい。俺のHPは、虚無です……」

 

「いや、ここは殺る場面だろ?」

 

「うん、マジで殺らなければならない場面だった」

 

「しんじゃう……おれ、しんじゃう……」

 

「とりあえず、真面目にやらないと本当に記憶を削除されることになるぞ?良いのかぁ?」

 

「その後は、再教育という名の洗脳ですね?わかります」

 

「洗脳?矯正では無くて?」

 

「何も知らない無垢なトーマに再教育って、洗脳って言わない?まあ、無垢かどうかはわからないけど……」

 

「男で、無垢は幻想www。基本、悪餓鬼だろ?」

 

何せ、俺がそうだったからな。周囲の迷惑を考えない悪餓鬼だった。とはいえ、悪餓鬼だったのは生前の翼(奏)が居なくなるまでで……翼が居なくなった後は、火が消えたみたいに大人しくなっちゃったんだけどな。その後は、師匠に語った通り俺は神様転生して魔法少女の世界に降り立った。後は、知っての通りだ。

現在は、使い魔の増加もあって楽をさせて貰っている。

俺達が、表に出ずにこうやって裏方に徹していられるのはお休みパートだからであってサボっている訳じゃない。今、下手にノコノコ表に出て原作に関わりに行くと師匠が良い顔をしてくれないってのもある。こういう所は、ちゃんとしているんだよなぁ……師匠にしろ、組織にしろ。

もっと、ブラックなのかと思ってたんだけど。メリハリをしっかり確保するのが、良い仕事をするコツなんだって。

最初は、なんとな〜く誘導?されている様な感じだったんだけど。余りにも、表に出られないので師範代達に聞いてみたらそういう答えが返って来た。そんな話し、聞いて無いよと文句を言えば《神殺し》になって直ぐに渡された辞書みたいに分厚い【組織】の案内書に書いてある規約事項だと言われる。後で、確認してみたら普通にお休みについてのルールが記載されてて……コレか!!ってww。

 

――いや、こんな分厚いモン渡されても誰も読まんわ!

 

何て思ってたら、その心を読んだかの様にその都度口頭で教えているんだと。だから、ドンドン質問や話をする様に言われた。つまり、他の誰も読まないんですね?

なら、なんでこんな代物があるのかと聞けば体裁とか体面とかいう言葉が出て来たのでコレが建前なんだと知った。

一応、組織も会社的な立場があるらしいからね?

中に入れば、そこそこ緩い部分もあるんだけれど。

それ以外の部分は、かなりガッチリしていると師範代達は言っていた。

緩い部分って、人と人の関係性ってヤツですよね?

例え、《神殺し》でも感情を持つ生物だからその関係や生活には口を出しませんよ……って事らしい。

要は、プライベートはプライベート。ビジネスは、ビジネスのスタンスって事だ。そこに、個人の感情は含まないって事になっている模様。そう言えば、師匠とウォーティアさんも仲が悪くても一緒になったらちゃんと仕事はしてたな?

生前の世界や、管理局に勤めていた時は人間関係で仕事がトラブルになった事もあったけれど。組織では、そういうのが完全に省かれている。まあ、あれだけ感情と本能だけで動く《旧・神族》と殺り合っているんだ。そういう風になっても、致し方ないのかも知れない。だからなのか、彼らの中には敵対勢力がいる目の前で仲間割れした挙げ句言い争いや肉体言語で語り始める奴も居るらしいけど。

それで、壊滅してたら……ねぇ?

そして、そんなモンを見せられ続けた組織は何時しか無心で仕事をする様になりましたとさ。そこに、関係性の感情が含まれる事は無く……まるで、プログラム通りに動くロボットの様な状態に。それはそれで、問題がある様に見えるんだけど関係性をバッサリ斬り捨てているからか、密に連絡を取り合ってそれぞれの役割を全うしているのだとか。その様は、いったい何処の軍隊かと思うレベル。

いや、まだ軍隊の方が人間的なのか?アレを、もっと機械的にしたのが《神殺し》の軍行だった。しかし、そこにセイビアさん達が参加すると一気に人間臭くなるのなんで?トーマの救出に行った時も、最初は黙々と機械的に動いていたのにセイビアさんが現れた瞬間にギャグアニメみたいになった。師匠が言うには、セイビアさん達がギャグキャラだからなんだそうだけど。

 

――アィエエェェナンデ?ギャグキャラ。ナンデ?

 

とりあえず、セイビアさんが主人公気質なのはその戦場で知った。まぁ、ハーレムの主人公では無いらしいけど。繰り返す、ハーレムの主人公では無い!!らしいけど。

あ、コレ大事な事なので2回言いました。

つか、言っておかないとセイビアさんが死ぬ。嫁さんが云々……では無く、セイビアさんに懸想している人が凸って来るんだと。なので、ジャンルは確実に言って欲しいそうな。セイビアさん曰く、断っても殴り殺してもゾンビの様に何度でも立ち上がって来る恋愛戦士なんだとさ。

 

――何ソレ、怖い。

 

「恋愛戦士のゾンビアタック……ストーカーの事かな?」

 

「恋愛戦士……頭の中が、お花畑なのかな?」

 

「婚約破棄される悪役令嬢はどこですか!?」

 

「何故、婚約破棄……つか、それってただの寝盗られでは?なのに、ファンタジーにしたら本が一本できるって言う、ね?しかも、悪役令嬢とか言ってるのに悪どいのはヒロインっていうオチだろう?知ってる、知ってる」

 

「私、ファンタジー世界に転移したらBL流行らせるんだぁ……まあ、行けるファンタジー世界は既に汚染されているらしいけど。というか、腐の復旧率よ……」

 

「暇してる貴婦人は多いと言われているからな……そりゃ、ハマればあっという間に広がるだろうさ……」

 

「貴族の常識では、恋愛小説を読む者は『はしたない者』と蔑まれる場合もありますが……腐は、内容を知らなければ青年達の青春小説だ!と言い訳が出来ますからね……」

 

「青春小説……ぷふっ。売春小説では?」

 

「あ゛―――――!!」

 

「ア゛―――――!!」

 

「ブフッ!!ちょ、止めてよ。変な声で叫ぶのは……」

 

「お前が、振ったんだろう!?」

 

「ちょっとした、例え話じゃない……」

 

「それに、あの場所はハードゲイが蔓延る禁断の領域だぞ?見たいのか?あの筋肉犇めく地獄を……」

 

「ちょ、止めてよ。想像しちゃうじゃない……」

 

「ポージングで、相手の筋肉を褒め合うマッチョな肉林を見たいだなんて酔狂だな?白亜は……」

 

「ええい!想像するって言ってんでしょう!?黙ってて!」

 

「ワザとですが、何か?」

 

「知ってるわよ!糞がっ!!」

 

「ふふふ。白亜様、ペナルティですね?」

 

「うぐっ……クッ、この鬼畜っ!!」

 

「HAHAHAHA!何のことかなぁ?」

 

という訳で、白亜の座学に女のコらしい言葉講座(プラス一時間)が追加される事になりました。いやー、愉快愉快。

ちょいと突けば、直ぐに言葉が崩れる白亜を窮地に追い込む事なぞ造作もないわww。とりあえず、白亜の座学時間を引き延ばせたので良しとする。と言っても、師範代から合格が出れば直ぐに元へ戻る程度の延長だけれど。それでも、一日は無作為に過ごさなければならないペナルティ。それが、課せれただけでも良しとする。ちょっとした、茶番に勝負事を混ぜた延長線。仕掛けて来たのは、白亜の方でそれに乗っかって自滅に追い込んでみただけなんだけど。上手くハマって、俺大勝利!本来であれば、『m9(^Д^)プギャー』と笑ってやるんだが不必要に煽ると同罪になるので自重する。

 

「ちょっと、トーマも何か言いなさいよ!?」

 

「え?ああ、m9(^Д^)プギャー……って事ですかねぇ?」

 

「ウム。トーマも、ペナルティだの?」

 

「って、ええ!?」

 

「アハハハ!ざまぁwww」

 

「白亜様、再ペナルティですね?」

 

「えぇ!?ちょ、今のは煽りじゃないわよ!?」

 

こういう時は、黙して語らずただ嵐が過ぎ去るのを待つだけなんだけど。どうしても、納得が行かない馬鹿共はギャーギャー騒いでペナルティを増やすだけの悪循環に陥る。

とりあえず、俺は冷め切った茶を啜ってトーマと白亜の言い訳合戦を無視。諦めて、黙り込めば被害も増えないのに……馬鹿め。その後、彼らの増加した座学時間は三日程になった。言い合い合戦なぞ、無意味な事をするからそういう目に合うんだよ。彼の有名なゲームでも、『沈黙は美徳』と言っていたじゃないか……F○te/stay○ightより抜粋。こうして、休暇組の一日は過ぎて行く。

 

 

 

翌日。まだ、休暇中の神崎大悟です。

今日は、表にいる必要を感じなくなったので俺達は紫天の書の中に戻って来ました。つか、もう紫天の書と言うより『精神と◯の部屋』とか『ダイ◯ラマ球』とかそんな感じの空間に進化している。ただし、外界とは隔離されている上にここで流れる時間はとんでもなく緩やかだ。

なので、魔法少女の世界で数日過ごしたっていうのにすずか達の反応は『さっき出て行ったばっかりだよ?もう、戻ってきたの?』って感じだ。いや、うん。その反応は、わかるんだけど。なんか、傷付くんで止めて貰って良いですか?

とりあえず、全員が座っているテーブル席に着席してメイドさん風の使い魔にお茶を貰えないか聞いてみた。

つか、メイド服なんてあったんだ?

 

「フォーマルなメイド服か……それ着てると、なんかプロって感じだな?中身が、どうあれ……」

 

「そんな事言っちゃ駄目だよ?」

 

「因みに、師匠は俺達に仕事をさせてくれません」

 

「休暇パートなんだってさ。それ程、働いた記憶無いけど」

 

「それは、お前らがちゃんと鍛錬しないから……」

 

「そーだけど。そうなんだけど!大悟にそれを言われるとなんかムカつく……」

 

「結局、出戻りです。つーか、ディバインバスターで吹き飛ばされに行っただけだった……」

 

「3回、薙ぎ払われましたwww」

 

「とりあえず、この世界軸では表にいる理由が無くなったんで戻って来ました。後、そっちの二人は表に出て修行をします。俺は……どうすっかなぁ?」

 

今の所、緊急性も無いのでまったりしていれば良いんだろうけど。ぶっちゃけ、何をしたら良いのか良くわからない。

 

「完全にワーカーホリックになってて草」

 

「神崎さんが、あの邪神に毒され切っている件」

 

「トーマ。ここには、狂信者しか居ないのに……」

 

「良く、そのフラグを回収したね?」

 

「ハッ( ゚д゚)!!」

 

ガッ。

 

気が付いた時には、既に遅し。馬鹿は、立ち上がる事も出来ずに肩を掴まれていた。そして、そのまま引摺り落とされるとズルズル何処かへ連れ去られて行く。

 

「惜しい奴を亡くしてしまった?」

 

「強く、生きるんだよ?」

 

 

 

 

 




転生者…一重に、そう呼んでいるけど。死んでも、遺体が残る組と残らない組があるので状況次第では地獄絵図になる事がある。ええ、血の海ってヤツですね?一番、最悪なパターンは神様転生した奴が《堕ち神》化すること。周囲を巻き込んで、人々にトラウマを植え付けた後に消滅。
神様に転生させられた者は、存在があやふやな幻影的存在なので死ねば消滅する。消滅すると、過去から現在まで居なかった事になるので歴史が修正されて消滅した者が居なかった未来に置き換えられる。しかし、記憶が消えてもその時得た感情はそのまま残るので原作人物達の将来にガチ関わり合いに。例えば、その戦いに巻き込まれてトラウマを得てしまったらDSAAに参加しない内向的な少女になる可能性が高い。もしくは、非行に走って荒れるかも知れないしマジでワケワカメ。そんな、非行に走ってしまったモブキャラを探し出さねばならない。特に、ドラマCDのキャラクターなんて名前しかわからんからな!?
ドラマCD限定のキャラクターとか、どうやって探せと!?例え見付かっても、同姓同名とかあるし?マジ、大変なヤツだった。容姿がわからない捜索とか地獄じゃね?
地味に辛いヤツwww。

後、組織の規約事項w
ぶっちゃけ、枕のイメージ。本に頭を乗っけて寝る奴がいるけど……そんな感じのイメージで作り上げた一品。
漢和辞典みたいな奴www。

とりあえず、ドラゴンボールから精神と時の部屋を。
ネギまからダイオラマ球を引っ張って来てみたww

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m(_ _)m

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