絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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五五九話

???:

 

 

前回、逃げ出した転生者は……我らの仲間が、サクッと処しました。逃げた所で、その体質が更なる被害者を出さないとも限らないのでキッチリ対応させていただきます。

 

因みに、被害者というのは彼によって変質させられた者の事ではなく、変質した後に起こるであろう犯罪の被害者の事だ。まず間違いなく、転生者は相手が病みデレになった時点で逃げ出すだろうと予測ができる。

 

その後、変質した者が周囲に与える影響と暴走によって引き起こされる行為はストーカー行為か人権侵害だろうと言われていた。一度、変質した者が元に戻る可能性は低いし、次に付き合った恋人に何をするかなんて大体予想が付く。

 

それに、転生者の行動が与えた影響は相手のトラウマにもなっている可能性があるんだ。それら込みで、考えればどうなるかなんて言わなくてもわかるだろう?トラウマから、『逃げられない様に』とか……『GPSを…』とか色々対策を講じるだろうと予測できる。ならば、その延長線を辿ればその先まで見通せるのでは?ま、ハッピーエンド的な事では無いと断言できる……だろう?だから、それを防ぐ意味で我々は逃げ出した転生者を処したんだ。

 

それにより、この世界で行う改変は全て終了――と言いたい所だったが、主様がザッと因果律経由で世界の状態を確認したところ調整の必要性を感じ無いとのこと。原因は、不明。その理由がわからないので、我々はもう少しこの世界軸に残る事になった。

 

一応、何かしらを見落としている可能性もあるのでフレールくんを総動員して世界へと拡散させました。というか、役処的に暇を持て余しているビースト達の核をそのままフレールくんとして流用し身体を縮ませたら索敵に拡散させる。

供給する魔力は、ビースト体(成体)の約三分の一にまで節約できるので逆に有り余っている様な状態となった。あり余った魔力は、そのまま人形の使い魔達へと分配供給される事となり我々の出力が上がったのは良かったけれど……だからといって、その分が転生者の監視役に回される訳でもないので忙しいのはそのままだ。

 

じゃ、何に使用しているかというと純粋に能力値の底上げに使われている。我々には、十分過ぎる程の魔力が満たされているけど。供給分が、増えれば増えるだけ能力値は上がって行くので運用のクオリティを上げたければ余剰分の魔力を供給してやれば良い。もしくは、供給している魔力の一部をカットして特定の使い魔に全振りすれば化け物が出来上がるだろう。ま、人海戦術が大好きな主様ではそんな化け物を好んだりはしないけど。というか、常々『人手が足りない』とブツブツ言っているから供給する魔力の一部カットとか……できないだろうけどね?

 

「…………広がり過ぎたか……」

 

事件が解決して、他の局員と共に事後処理に当たっていた主様が天井を見上げながら呟いている。何が、『広がり過ぎた』かと言うと使い魔達が活動する世界数の話だ。

 

元々、フレールくんの数だけは異常な程に用意されては居たけれど。此度の依頼では、余りにも乱立する世界軸のせいでビーストまで索敵に使わなければならなくなってしまった事を嘆いているのだと推測される。そもそも、最初に創られた試作機であるシステム・アガシオンでフレールくんが1兆体。ビーストが、一千万体。人形が、百万体。元より、人形の使い魔に関しては後付けの意味合いが強い。何故なら、索敵がフレールくんで機動力がビーストだからだ。普通に考えて、人形の数はもっと少なくても構わなかったはずなんだ。

 

なのに、数を揃える事になったのは文明社会ではない異なる世界の為に揃えざるを得なかったんだ。何せ、公衆トイレや大衆浴場の無い世界が殆どで衛生管理なんて言葉が存在しない世界の方が圧倒的に多い。だから、我々は生み出される事になった訳だ。主様が、戦える状況と状態を作る為に。

 

ぶっちゃけ、飲み水の確保すらフレールくんやビーストでは中々できなかったから。一応、湧き水の確保とかはできたとビースト達は言ってたけど……それ以外での確保方法が、蒸留くらいしか無かったとも言っていたので飲み水の確保がかなり難易度になっていたとのこと。

 

実際問題、井戸がほぼ汚水化していたからねぇ?特に、雨が降った後の井戸水なんて完全な汚水だよ?汚水!!公衆トイレが無いから、市民が適当に決めた場所――特定の臭気がキツイ所――で出す。汚物の場合は、埋めたりしていた様だけれど。地面が、石畳の場合は放置したりスラムの者が集め纏めて埋めたりしていた模様。その為、処理されずに放置されていた汚物が雨で流されて窪地へ流れて行く訳だ。

 

そして、その窪地ってのが大抵井戸のある場所で……盛り土も、補強もしてないから汚物混じりの汚水が井戸の中へと流れ込んでいく。結果、井戸水が汚水と化して飲み水として機能しないなんて状況が出来上がっていた。

 

その為、主様が飲み水を得る為には井戸水を一度蒸留する必要に迫られ……1日中、飲み水確保に時間を潰す事があったそうだ。ハッキリ言うが、そんな事の為に時間を費やさせられるっていうのは無駄だ。必要だけれど、必要の無い時間を捻出させられる主様の身になって考えると面倒臭い事この上ない。

 

ソレによって、謂れのない事を世界の意思に懸念されたりするから。例えば、『永住する気なのか?』とか『規定事項に抵触する』とかグダグダ言われる事になったそうな。

お陰で、主様のストレスがマッハで溜まる溜まる。

 

その経過によっては、主様が【魔王】化する事もあったとビースト達は言った。任務どころの話では無かったと、当時を知る先達達が口を揃えて言うのだからその地獄は紛れもない事実だろう。なんせ、先達達はそこまで知能が高くは無いのだ。普通であれば、幸せだとか不幸だとかなんて感じないはずなのに……その先達達が、ハッキリ『地獄だった』と断言するんだ。主様が体験したソレは、先達達が言うソレ以上だったのは言うまでもないだろう。

 

例えば、立ちションをして尿が手にかかっても適当に払いそのままの手で生肉を掴むなんて序の口だ。それどころか、汚物が付いたままの手で料理を作り周囲に提供する料理人すら居たという。リアル系の【異世界】は、文明レベルが低いから現代社会で常識とされるあれこれが認知されてない。

 

だから、多少の不便(不愉快)はオミットされて信仰と迷信で構築されているって訳だ。そんな、理不尽な世界に行きたいと喚く者も居るそうだけど。現実を知れば、異世界生活なんて3日も保たないと思われる。良くて、一週間程度生きられれば良い方だろうか?

 

いずれにしろ、現代社会に慣れた者ではあの不便さに慣れれる者は居ないだろう。だからこそ、我々は生み出されたんだ。主様の代わりに、生活水準を引き上げる為の人員として……な?

 

当初、我々に課せられたモノは生活周りの不便さを改善する為の労働力だった。主様の代わりに、蒸留をして飲料水を作ったり、毎日の食事を用意したりと……その身一つで、異世界に来てしまった主様に衣食住を提供する存在だったんだよ。

 

今は、秘密基地や【船】の存在によって主様は安心快適に異世界活動ができているけど。それまでは、本当に大変だった。そりゃ、ある程度までは自動化できるんだけど。我々では、できる事とできない事がハッキリしていたからなぁ……例えば、精密機器関連がほぼ無知状態。

 

今でこそ、【鮮血の】の指導によって精密機器に関心を寄せる者が現代レベルにまで成長してくれたけど。当時は、簡単なカラクリくらいしか作れなかったってのがネックだった。

浮きを浮かせて、水位が下がったら水が追加されるとか、時間が来ると鈴を鳴らす程度の事しか思い付かなかったってのもある。

 

確かに、主様の魔法科学なんてモノもあったけれど。

アレは、技術的な水準の違いで使い勝手が悪く我々の技術とでは上手く噛み合わなかった。だって、魔力を電気に変換できるって言われてもソレを活用できるモノを作れない我々では使い切れないって何度も言ったんだけど。主様も、当初はソレしか出来なかったから指を咥えて見詰め合う事しか出来なかった。これぞ、正しく『お見合い』ってヤツッスね!!

 

誰が、上手い事言えと……最大のジレンマ。

 

何はともあれ、ソレが我らが生み出された理由だ。

それだけだったのに、いつの間にか軍事転用されて戦力として数えられるレベルになったのは主様がシステム・アガシオンのプロトタイプを作ってから、だろうね?

 

システム・アガシオンの機能は、魔力の供給と分配と使い魔を収納する事。システム・アガシオンは、大量に居る使い魔を全て収納できるだけのポテンシャルを秘めていると共に、我々にとって快適な空間を与えてくれる。言うなれば、我々が存在して行く上で最高の生活環境を整えられた亜空間と言ったところ。

 

最近は、キャットタワーとか玩具とかを持ち込める様になったので今まで以上に楽しく居心地の良い場所になっている。

後は……疑似太陽と、青く美しい空があるだけの広大な大草原が広がっていて巨大な湖がある程度。湖には、大量の魚が養殖されていて我々のオヤツにもなっている。

 

ま、食事なんて我々には必要無いのだけれど。

アレだけは、何故か食えるので多分生きた魚では無いんだと思われる。魔法生物……なのかな?我々も、魔法生物ではあるけれど。共食い?その辺りは、主様にも確認していないので知らない。聞けば、答えが返って来るとは思うんだけれど……聞くのが怖い。真っ当に返されるのか、冗談が返って来るのかがわからないから。下手に、共食いだとか言われたらショックだし……もっと、別の言葉が返って来るのだとしても何言われるかわからない所が恐ろしくて誰も聞けてなかったりする。

 

とりあえず、システム・アガシオンの内側はそんな感じ。

一応、プロトタイプなので人が一抱えできる程度の大きさになっているけど。

 

因みに、正式版はそこそこ大きくて据え置きタイプとなっていた。大きさは、幅1メートル。奥行き、1,7メートル。高さは、1,5メートル。重さは、使い魔の収容で変化するけど……五百キロ〜七百五十キロくらい。

システム・アガシオン改(大型)に至っては、その大きさは三倍くらいある。収容できる使い魔数は、10の48乗(極)…に上ると思われ。

 

ただ、ソレを作るだけの物資が足りず今は垓単位で済ませているとのこと。アレが、満タンになるのはさて何時になる事やら?ま、いっぱいになっても全ての使い魔を起動させられるだけの魔力を用意できるのかも怪しいけど。

 

ぶっちゃけ、『夢の様な噺』ってヤツだ。そりゃ、技術が進めば夢ではなくなるんだろうけど……今は、『儚き人の夢』である。そうでなくても、休暇中の暇を持て余している《神殺し》達から魔力を借りて運用しているくらいだから。

 

故に、その協力を失えば魔力が足りなくなるのは目に見えているし、協力が得られなくなっても維持できる様に何とかしなければならない。ま、やってる暇はないんだけどね?今、主様は依頼中で神崎さんは休暇中だから。協力者(【鮮血の】&【(仮)】)達も遊んでいるし、魔工技術の研究は一切進んでいない。ああ、いや……【(仮)】の方は、元の世界に戻っているだけか?

 

いずれにしろ、共同研究をしている者達がソレを進めない限り魔工技術が発展する事は無いので意味は無いだろう。つまりは、手詰まりな状況な訳だ。後は、未来の主様が完成した技術を過去に持ち込む可能性だけど……ま、あり得ないと思われる。

 

今、この時代に魔工技術の完成版を持ち込んだとしても《旧・神族》がいる限り安心して作れないからなぁ?流出する可能性も否めないから、知ったとしても封印して放置するのが妥当な所だろう。

 

それでなくても、システム・ユグドラシルの設計図を狙ってアレコレ主様に近付いて来る《旧・神族》共の末端がウザい。システム・ユグドラシルさえあれば、リソースの消費を抑えられる可能性があるからだ。

 

今までは、天然物のユグドラシルから資源(マナ)を抽出して来たみたいだけれど。天然物は、惑星という器を満たすだけのモノ。だから、大量に生物が生存可能な惑星を抱え込むのも限度がある。

 

なので、主様が創り出した【システム・ユグドラシル】はマジでヤバい。アレは、無尽蔵に資源(マナ)を生み出すモノだから。

 

なので、ソレには自壊システムが組み込まれている。アレは、起動時に流される特定の魔力(魔導力炉/エーテル使用)以外を感知すると引き起こる様に設定されていた。だから、使い魔(マナ使用)でも雑に扱えばうっかり自壊させてしまうくらいに扱いが難しい。

 

一応、予備はあるけれど……壊れたら、主様に作って貰わないとイケなくなる。それは、我々にとって死にたくなる程の黒歴史となる話だ。主様信者なんか、一時的にコア状態から魔法生物になれなくなる(ショック!)くらいの話だからな?

それくらい、扱いの難しいモノなんだよ。

主様は、『大丈夫』と言ってはくれるけど。

こっちは、マジで責任を感じてしまう程に『重要なモノ認識』だから自壊させてしまうのはとても怖い。

 

でも、そうでもしてないと《旧・神族》に奪われてしまえば玩具にされるのは簡単に思い付く。アレは、アイツらの思い通りにされては困る代物だ。

下手をしたら、無尽蔵に湧き出す資源(マナ)の供給源を与える事になりかねない。でも、『マナとリソースは異なる資源だから大丈夫だよね!』……とは、ならない。

 

何故なら、マナを煮詰めて行くと【フォース(生命力)】が生じる。フォースを煮詰めて行くと、【ライフ(命)】になるから厄介だ。何せ、ライフ(命)はリソースに変換できるので出所不明な資源を《旧・神族》に持たせる事になるからだ。

 

だけど、そういう訳にも行かないので基本的にシステム・ユグドラシルは秘匿物扱いだ。今だって、そこそこのリソースを奴らは精製していると思われる。だが、それほど膨大ではないからこの程度の被害で済んでいる訳だ。所詮、惑星単位の資源では数を揃えようとも微々たるモノにしかならないからねぇ?大体、目安として100惑星分のマナで一握りの生命力が精製できる。その一握りの生命力を集めて煮詰めるとライフ(命)になるんだけど。その為には、膨大なユグドラシル(天然物)が必要になるのでコスト的にも優しくない。

 

何せ、育成にしても維持にするにしても莫大な資金が必要になって来るから大変だ。運用資金を集めるにしろ、ユグドラシルの種子を集めて来るにしても、どれだけの神々や天使が使われたか分かったモノじゃない。元より、己の欲望の為にありとあらゆるモノを犠牲にして来た奴らだ。その程度の労力、自分以外がやると言うなら幾らでもさせるだろう。

 

善性の神に分類される奴ですら、己の欲望を隠すこと無く口にしたり自分が管理する世界に適用したりする今。【神】と名の付く存在が、特定の何か(誰か)に肩入れする様な時代は終わったんだと思う。即ち、【主人公、なんて居ない】って事だ。そりゃ、物語になった世界であるならばそういった存在はあるかも知れないけど。現実には、居ないと主様は断言している。もしくは、人の数だけ主役の居る世界なんだそうだ。だから、《旧・神族》の主人公説は全否定している。

 

「図々しいんだよ。何が、主人公か!?」

 

「いや、まぁ、うん……そんな事を我々に愚痴られても困るだけなんですけどね?」

 

「主人公なら、他者を虐げ弄んでも許されると!?」

 

「いや、あの……誰だ!?主様にカムッシュなんて飲ませた奴は!?完全な酔っ払いになってるじゃないか!?」

 

「いやー、そもそも『カムッシュ』は高純度液体エネルギーじゃなかったっけ?なんで、そんなモノ飲むの?」

 

「正論で、殴ってくんな!てか、以前は浴びただけだったろう!?経口摂取じゃ無かったはずだ」

 

「でも、ガッツリ飲んでますよね!?」

 

ゴッ、ゴッ、ゴッ、と喉を鳴らして高純度液体エネルギーを摂取する主様を見る。普通に、口から高純度液体エネルギーを飲んでいるのを見て間違いないと納得した。ただし、高純度液体エネルギーは充電器に充電されているので主様が電池に齧り付いている様にしか見えないけれど。というか、液状化しているとはいえアレって物理的に飲めるモノなの???

 

因みに、何故主様が高純度液体エネルギーを飲んでいるかというと……ある意味、自棄酒。先日、事件が解決して後は容疑者達の裁判を残すのみとなった。なので、適当に原作人物達を避けつつ外を歩いていたら背後から鉄パイプで殴り付けられたとのこと。ま、そもそもそれ程大きなダメージはなかったそうなんだけど、何度も殴り付けられた上に無人世界へ連れて行かれて放置されたそうな。

 

「それ自体は、面白かったんだよ!!」

 

「…………被害者が、殴られた事を面白かった等と言ってますよ?これ、大丈夫なんですか?」

 

「ある意味、サイ◯パス?ちょっと、精神病院に行きますか?あ、冗談です。でも、ちょっとオススメしてみたいかな?そうすれば、神の手がもう一本……」

 

「天才か!?ああ、いや、うん……神崎さんの手も、最高なんですけどね?でも、一人と複数では時間の取り様も違うじゃないですか!!」

 

「…………確かに……」(狂信者)

 

「労って貰える時間も長ければ……」

 

「それだと、主様に当たる確率が……」

 

「そんなん、功績度合いで決めれば良くね?」

 

「「「「「天才現る!!!」」」」」

 

「聞けよ!?」

 

「「「「「あ、はい!!」」」」」

 

「つか、アレは講習があるんだぞ?」

 

「「「「「え、マジで!?」」」」」

 

それなら、あの手を増やす事ができるって事じゃ……いや、主様達からのご褒美なんだから神崎さんか主様にしかできない事じゃなかろうか!?下手に、効率化を求めたら殺される様な気しかしない。暴動が、起きるかも?…………よし、何も考えなかった事にしておこう。

『労い』は、主様達からの褒美なんだ!!OK?

 

「隠れ潜んでいた転生者が居たのには驚きだったけど、この僕に喧嘩を売ったんだ。どう、料理してやろうかと戻ってみたら……既に、捕まってた」

 

「ああ、報復ができなかったんですね?お疲れ様です!」

 

「はは。そりゃ、自棄酒もしたくなりますよね!」

 

「飲んでるのは、高純度液体エネルギーだけど……」

 

「高純度が、アルコール扱いなのか……」

 

「普通は、飲めないモノなんだけどね?」

 

「…………流石にフォローもできません……」

(狂信者)

 

「そういえば、クロノ・ハラオウンが主様を監視する為にサーチャーを付けてましたね?」

 

「お陰で、犯行現場を押さえられているからこっちに引き渡してもくれないってオチだ……こんなん、飲まずにやってられるかよっ!!」

(>_<)ノシ

 

言って、ちゃぶ台をペチペチ叩く主様。というか、一瞬前までそのちゃぶ台ってありませんでしたよね?まさか、神崎さんとの交流で!?こんな、細かい芸を覚えてしまうとか……主様が、人間らしくなりつつあります。感慨深いです。

 

「…………って、これ、ちゃぶ台じゃねぇぞ!?」

 

「…………ホントだ。これ、魔力じゃね!?」

 

「……防御魔法をちゃぶ台型に展開して……」

 

「魔力光で、色を付けているのか?なんて、細かい……」

 

「つか、防御魔法って叩いたら音とか鳴らなくね?」

 

「え……まさか、そこまで再現……」

 

「「「「「狂気地味てて怖っ!!」」」」」

 

「おい、狂信者!?…………なんで、ここまでディスられなきゃならないんだ!?帰るぞ!?」

 

「「「「「まあ、まあ……」」」」」

 

神崎さんに言われて、使い魔と交流をしている主様。本来なら、こんな交流なんて有り得なかったんだけど。主様は、神崎さんの苦言には耳を傾けてくれるので神崎さん経由で申情書を出せば割りと通る事を知った。なんで、神崎さん経由だと聞いてくれるかは不明だけどね。

 

「……なら、クロノ・ハラオウンに報復すれば良いのでは?そうですね……縮めてみるとか?」

 

「おおっ!?中々、鬼畜な提案だなぁ?コンプレックス、再びってヤツですね?わかりますwww」

 

「成る程。妖精魔法なら、確かにそういうヤツもあったな?一生モノだとか言って、実は24時間だったオチとか面白そうだ。ああ。後、なのはママ達と模擬戦する事になってるんだよね。憂鬱……」

 

「隠し砲撃で、後ろから撃ってれば良いのでは?」

 

「奇策って、ネタがバレると対策されちゃうけど」

 

「初見殺しは、有効?だけどね……」

 

「初見、殺しwww。フラッシュからの道端の石作戦とか?」

 

「うわっ、きっちくぅ〜♪」

 

「フムフム……とりあえず、クロノんを縮めて来るわ!!」

 

 

 

 

 




ついに、ストックが切れましたw
今後は、頑張ってこれまでみたいに一週間置きに投稿する予定ではありますが…不定期更新になる可能性もありますので御了承下さい。

今回、双夜がこれまでに依頼で行った世界の小話も使い魔が語るという形で組み込んで行く予定です。ま、殆どが転移者や転生者がやらかしたアレコレを処理して回るお話になるんだけどね?つか、異世界で浪漫を追っ掛けるの止めて欲しいww。絶対、碌な事にならないと思うし…多分、神々からも不評なんじゃないかなぁ?
自分の作った世界に、別の世界の技術が紛れ込むんだよ?折角、その世界の特色が出て来たというのに別の世界の調理法とかで塗り潰されるとか…神々の世界品評会とかで減点項目になってそう…。

衛生管理概念無し→水源・井戸と来れば、汚水問題は外せない話。外国の井戸とかなら、雨水が流れ込まない様に補強とかされてたりするんだけどね。写真集でも、シッカリ補強されていたんだよ。その時は、綺麗な光景だなぁと思ってたんだけど。何故か、ソレが気になったんだよ。井戸?ってww綺麗な光景より、ずっと井戸見てたわww普通の街角に井戸は、珍しくはあったからね。地面が、セメントコーティングされてて外観は綺麗だったよ。何となく気になって見てたんだけど理由がわからなかったかな?
その後は、ずっと頭に残っていた感じ?
それで、田舎の婆ちゃん家に行って(父方や母方にも井戸があった)観察し続けてたんだよ。
で、雨が降ってる日に観察してたらフと脳裏に雨水が流れ込んだら汚い水になるのかなって。
ま、雨が降った後はこっちの井戸水でも汚れていたから気が付いたんだけど。雨降ったら、井戸水は飲めない…って実体験から、汚水の話は来ているww。

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m(_ _)m

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