絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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五六四話

Re:

 

 

オー、アール、ゼット!(orz)

アカン。マジで、アカン!師匠達が、俺の見ていない所で性転換無双してやがった!!いや、別に性転換くらいならやったって構わない。

しかし、同室に転生者が居る部屋で性転換させるんはアカン!しかもコイツら、《妖精魔法》によってヤッたら一発で妊娠できる様にするんはアカン!!こんな事したら、予測するまでもなく性転換した転生者を犯すに決まってるやん!!更に言えば、妊娠した転生者が妊娠させた転生者から見放される事がわかり切っている。まあ、妊娠させた転生者も女体化して犯されているけど。

 

でも、それとこれは話が別や!!

生まれて来た赤ちゃんが、捨てられるんもわかり切っているだろうに……大丈夫なのかよ!?しかも、出産して24時間経過後に元の男へ戻るとか最悪過ぎる。確か、産後一週間の母乳は特別仕様になってたんじゃなかったっけ!?

それを生まれて来た赤子に飲ませずに元に戻すとかどこの鬼畜か!?ほら、出産した転生者が途方に暮れているじゃん!!師匠達は、転生者をどんだけ絶望させれば気が済むんや!?

 

その後、己が腹を痛めて産んだ赤子を孤児院に預けるか預けないかで葛藤している転生者も居たと報告書には書いてあった。それでも、大半の転生者はサッサと赤子と相方を捨ててヒロイン達の元に戻るべく時空管理局で出世の道をひた走っているけど。中には、赤子と共に生きる選択をした転生者が居てシングルファザーで日々を忙しく生きている者もいる。

そりゃ、生きて行くにはそれ相応のお金が必要になるから働かざるを得ないだろう。養育費用も馬鹿にならんからな?

 

だから、葛藤する転生者の気持ちもわからないでもない。だけど、だからといって『孤児院を見て、自分が抱く赤子を見て頭抱えて葛藤していた!』とかそこまで細かく報告する必要は無いだろう!?何、楽しんでやがるんだ!?

 

でも、自分が産んだ赤子を直ぐに預けようとしない所は好感が持てる。それだけ、女体化している間に赤子に執着?母性本能?が持てる様になったんだろう。まあ、男だけれど。

 

最終的には、昼間は孤児院へ預けて働き……夜は、迎えに来て連れて帰るという生活をしている転生者も居た。なんとか、良い感じの終着点に着地したみたいでホッとしたんだけれど。

使い魔と師匠の鬼畜っぷりが、目に余る。

一応、まだ監視は続けられているみたいだけれど……これ以上は、何の問題もなさそうに見えるんだけど?

まだ、問題が起きたりするのか?

 

「……………え゛!?」

 

ちょ、コレ……ガチですか!?

男同士のシェアハウス!?

女同士なら、まだわからないまでも無いけれど。魔法少女の世界で、男同士(子持ち)のシェアハウスが見られるとは……腐った女子が、喜びそうなシチュエーションですね?薄い本が、分厚くなる案件な気がする。まあ、当人達を見たらイケメンと男の娘なのでビジュアルだけなら問題無さげだけど。

 

つか、共同で子供の面倒を見ながら共働きしてる転生者が居る様だ。しかも、後見人がリンディ・ハラオウンって!?おいおい、何やってるんッスか……リンディさん!?

しかも、それを原作人物達がチョイチョイ手伝ってて転生者達が満更でもない様子だと報告されてた。コイツら……リンディ・ハラオウンに、性転換の情報を晒して泣き付いたんじゃないだろうな!?

 

要は、恋人にはなれなくても上手く原作人物達と交流する手段を手に入れた訳だ。ただし、本人達がどういうつもりなのかは不明だけれど。

 

――したたか、だな?……こういう奴らも居るのか?

 

ま、当人達はかなりガチ系の育メンになってるけれど。わからない事があれば、即リンディさんに泣き付いてて草が生える。でも、こういう関係に収まる奴らも居るんだ?

中々、強かなポジションに納まっていやがる。だからといって、彼らが原作人物達に『恋人になれ!』等と迫る事が無いのはどうしてなんだろうな?まさかとは思うけど、腐女子共がニヤニヤする様な理由でもあるまい……無いよね!?

 

てか、この二人……教導所の寮で、同室だった奴らじゃねぇの?男の娘の方は、イケメンくんに犯されて妊娠した奴で…イケメンくんの方は、男の娘が妊娠している間に別の奴に犯されて妊娠した奴だよな?まさか、被害者同士だからシェアハウスで共同生活してるって事か!?いや、ホント……複雑なご家庭で草も生えない。そもそも、イケメンくんを犯した馬鹿はどこに行ったんですかねぇ?パラパラと報告書を捲って行くとコイツかぁ?と思える転生者の情報に行き当たる。

 

ソイツは現在、イケメンくんを襲った事がバレて犯罪者の収容所に入れられている事がわかった。つまり、出所したら問答無用でシェアハウスの仲間に入れられるんですね?

 

「デュリュフフフ……」

 

「!?え、え?だ、誰!?」

 

唐突に声が聞こえて、そちらに視線を向けると見た事もない人物がニヤニヤと俺を見下していた。とりあえず、第一印象だけで言うならどこにでも居そうな普通の少女?が秘密基地の居間に居座っているという感じ。しかし、次の瞬間には背筋をゾワゾワと駆け上がる悪寒と品定めされている様な視線にゾッとする。

瞬間、〈直感〉が囁いた。

 

「コイツ、まさか……腐女子か!?」

 

それに思い当たった時点から、目の前の腐女子が俺を狂人の目で舐める様に見ている事に気が付く。アレは、妄想に浸るヲタク顔っ!!コイツ、【俺】で腐った妄想を垂れ流す気だな!?どこの、馬の骨と掛け合わせる気かは知らんけど。

 

「ひいぃ!?……止めろっ!俺と誰を掛け合わせようとしているんだ!?止めろ!!」

 

「クックックッ……」

 

舌なめずりされて、更に背筋が凍ってしまった。誰だよ!?ここに、こんな腐女子を連れて来た奴は!?ハッ倒すぞ!?

等と思ったけれど、こんな事ができる人なんて一人しか居ないんだから俺が逆立ちしたってハッ倒せない。つか、何故ここに腐女子を連れて来る必要があった!?コイツらと来たら、顔面偏差値の高い男を見れば直ぐに脳内で華奢な男性と掛け合わせようとする。そんな腐れ思考が、標準装備されている存在だって言うのに……何故だ!?

 

「ウヘヘへ……ニタァ……」

 

だらしなく、口を開けたまま口角を釣り上げる腐れ女子。それだけで、俺の背筋を這い上がる悪寒は過去最大へと至る。今、ゾワッとしたぞ!?ゾワッっと!!ヤバい。生理的に受け付けない人種が目の前に居る!!だけど、尻尾を巻いて逃げるのは性に合わないので背筋のゾワゾワを押し殺して腐女子を睨み付けた。

 

「おう。揃ってんな?」

 

そこへ、腐女子をここに連れて来たであろう容疑者が入ってくる。一瞬、悪態が口を付いて出そうになったけど……俺は、師範代達の一睨みによって思わず言葉を飲み込んだ。

だから、つい情けない声が出る。

 

「師匠ぉ〜……」

 

「兄ショタ。ウヘ、ひぃ!?何も考えてません!!」

 

それを腐女子が、拾っておかしな事を口走ろうとしたが次の瞬間には師匠から爆発的な殺気が膨れ上がって、それは阻止される。腐女子は、慌てた様子で敬礼ポーズを取りハキハキと喋り出した。ああ、既に調教済みでしたか。

まさか、おかしな妄想を垂れ流しそうになったら師匠が殺気を飛ばして黙らせてくれるとか思わないじゃないか!もしくは、俺がツッコミでも入れて黙らせるのが役目か?いずれにしても、黙らせないとイケないのは面倒臭いんだけど?

 

「次、不穏な空気を感じたら妄想できない状態にするからね?わかった?」

 

「サー、イエッサー!!」

 

「妄想できない状態とは……」

 

「にゃはは。割りと簡単にできなくなるよ?」

 

「はあ、そうなんですね?で、妄想ができなくなると困るんだ?君は……ああ、うん。妄想だけで、生きてそうだね?」

 

なんとなく、朝昼晩の飯より妄想だけでお腹いっぱいになってる腐海の住人の様に思えて来た。当人も、満更でも無さげでニヤニヤしているので正しく腐海の住人なのだろう。

 

「それで、なんでこんなのを連れて来たんですか?」

 

「そりゃ、今のアイツらには彼女達こそが絶望の使者だからだよ?男同士のシェアハウスなんて、御馳走だろう?」

 

「大好物でふ!!ウヘヘへ……」

 

ああ、うん。確かに、コイツにとっては大好物な物件だろうさ。そして、そこに住まう住人も大好物な分類に入るだろうし?何だったら、女体化してなくてもイチャコラしているアホも居るくらいだから……腐りものにとっちゃ、楽園の様な状況だろう。わかりたくもないけれど。

 

「そんな状況に、腐女子を投入すれば自分達の行いが自覚できる様になると?鬼畜かよ……」

 

「薄い本にまでされたら、頭抱える人生の黒歴史だろう?」

 

「…………まあ、そうッスね……」

 

マッチョが、スク水&アイドル服で可愛らしく飾り付け……これまた、可愛らしい振り付けで歌って踊る姿を収録したDVDよりかはマシだろうけど。いや、最悪それ以上の暗黒歴史になる可能性もあるかも知れないけど。

 

ぶっちゃけ、コイツは今の状況を転生者に理解又は自覚させる為の一投だ。今の状況が、如何に異常なのかを腐女子で自覚させようとか鬼畜の所業ではあるけど。中々、有効な一手なのかも知れない。今の状況は、第三者から見るとBL系のゲームをプレイしているみたいな気分にさせられるからな?

 

当人達は、わかって居ないみたいだけれど。マジで、BL系のゲームみたいな状況に陥っている。多分、そういうのが大好きな神様が関わっているんだろうけど。寧ろ、全力推奨?

他の神々を差し置いて、BL趣味全開で周囲をドン引きさせている様な気がする。そのせいで、転生者達が自分達の行いを全く理解してない可能性が出て来ている。だから、そんな状況へ腐女子の投入は正に爆弾投下の様な気分にさせられた。全く、もっとや(殺)れー!って気分。まあ、吉となるか邪となるかはわからないけど。かなり、とんでもない爆弾になるのは間違いない。

 

「良い感じに収まってる奴らも混乱させるんですか?」

 

「自覚させる予定はないですね!むしろ、もっとイチャコラして貰う予定です!!」

 

「お前に聞いてねぇし……」

 

「まあまあ。そこは、彼女次第でお願いしておくよ」

 

「後で、発覚させて自殺に追い込んだりするなよ?」

 

「腐腐腐。そこは、ぬからない!!」

 

「……………………」

 

何故だろう?信用できないはずなのに、心強い発言に安心感を覚えてしまう。現在進行系で、相手が女体化しているからと男同士で接吻したり交配したりとガチBL状態だ。

元に戻っても、女体化している時のノリでセクハラするバカも居るし……この異様な状況に流されて、男✕男を容認している転生者(男)もいる。アイツらと来たら、相手(男)が一時的に女体化しているからやってる事がおかしくないと思っているみたいだけれど。十二分におかしい状況だから!そこに腐海の住人である腐女子を投入して、ソレらが異常であるという認識を強制的に自覚させるって訳だ。

 

どうなるだろうな?阿鼻叫喚地獄みたいに、ギャーギャー大騒ぎする馬鹿が出るかもな?もしくは、静かに絶望して大人しくなるのか……結末が楽しみで仕方がない。

 

「……ホントに、自覚させるなよ?アレはアレで、面白いんだから……ついでに、君には彼らを正気に戻す呪い(まじない)でも掛けようか?それでも、自覚しない馬鹿の為に……」

 

「フッ……そんな馬鹿が、普通に居そうだなぁ……」

 

「この信頼感……彼らは、そこまでくるってると!?」

 

「狂ってるよ!だから、馬鹿なんだろう?」

 

「狂ってんな?だから、自覚させんだろう?」

 

「お、おう……そっかー、ここが楽園か……」

 

「楽園じゃねぇよ。地獄だよ……」

 

まあ、腐海の住人には楽園に思えるだろうけど。まともな精神で、見ている奴にとっては地獄以外の何物でもない。

 

男と男が、女体化しているとはいえ交配三昧している様な状況だぞ!?それが、どれだけ異常な事なのかわかるか!?女体化しているからって、平然と接吻したり男のアレを口に含んd……うpっ。

 

一瞬、その状況を思い浮かべて吐きそうになった。無理!俺には、女体化しているからってそんな事は絶対に無理だ!!できない!!アイツらは、良くあんな行為を平然と行えるよな!?マジ、ありえないんだけど!?てか、大丈夫か!?ホントに、自◯する奴が出たりしないだろうな!?自覚させて、良いのか悪いのか俺には判断がつかないけれど。

 

それでも、今の状況が異常である事はわかる。

まあ、要するに……容認してやる事はできるけど、受け入れる事はできない。って、話なんだよなぁ。だから、最初は肯定する様に言ったけれど。最終的に、否定する事になった。

だって、異常だろう?女体化しているとはいえ、男と男がイチャコラする状況っておかしくね?だって言うのに、誰もソレに気が付きもせず状況に流されている。

 

ハッキリ言って、この状況こそが異常なんだけれど。それに、誰も気が付いて居ないっていうのが更に異常だったりする。マジで、ヤバいんだよ。だけど、当の本人達がその異常に気が付かずに流されているっていうのもおかしな話なんだ。コレ、間違いないなく色々仕込まれていますよね?

 

それこそ、BL趣味の神様が愉しめる様に大体の転生者がソレに巻き添えにされてますよね?そりゃ、最初に女体化させたのは師匠かも知れないけれど……途中から、師匠達が預かり知らぬ所で女体化する転生者が現れだした。

 

しかも、1年程で元に戻る仕様の女体化だ。

完全に、こちらと同じ様な状況を作り出してはいるけど……《妖精魔法》とは、異なる力が加わっていますよね!?

もしかして、《妖精魔法》が解析された?これまでは、師匠のオリジナル魔法だったのにまさか相手側でも使える者が現れようとは……過去に戻って、女体化の瞬間からやり直させたい。何故、襲ったの!?と小一時間程問い詰めたかった。

 

「魅了魔法でも掛かってたのか!?」

 

「精力増強と、理性崩壊の魔法は使ったな?」

 

「…………それはまた、襲えと言わんばかりのラインナップで……つか、襲わせたかったんですか?」

 

「レイ◯された被害者の気持ちを教えたかった。まあ、教えられなかったけど……」

 

「最初こそ、嫌がってたけど……後半は、寧ろ積極的にナニに没頭してましたからねぇ?まさかのメス堕ちとかwww」

 

「盛り過ぎだったな?だからこそ、別の並行世界から連れて来た訳だが……ほら、妄想の為に他者を操ってBL世界を再現する能力者が居ただろう?それが、彼女だ」

 

「お前が、操者か!?ええい、寄るな!見るな!!」

 

ササッと、ソファーの後ろへ逃げ出した俺は悪くない。つか、男共を操ってBL世界を再現する能力者とか連れて来んなし!?変に、玩具にされたら立ち直れなくなるだろう?

ま、俺の場合はスキル《神殺し》があるので操れないけど。でもそれは、神殺しを達成した正規《神殺し》が持てるスキル。見習い程度では、発動すらさせられない代物……のはずだったんだけれど。俺も、普通に持っているからなぁ?

 

実際、問題となった神を殺した事があるから。多少の違和感はあれど、俺が正規《神殺し》である事は紛れもない事実なんだ。しかし、作為的な何かを感じる瞬間がある。まるで、何か得体の知れないモノに絡め取られている様な感じだ。俺が倒したアレは、本当に俺達を転生させた存在だったのだろうか?師匠に聞いても、師範代に聞いても返って来る答えは曖昧なモノ。

 

まさか、影武者みたいな存在が居るのかと聞けば『さあ?』とか『わからない』なんて答えが返って来る。だから、今でも不安が拭い切れないんだ。

 

「つか、投入して掻き回すならサッサと投入して下さい」

 

「んー?神崎は、腐女子との生活は嫌なのか?」

 

「嫌です!コイツらと来たら、見目麗しい男を見たら妄想の中で直ぐ男と絡めなきゃ気が済まないじゃないですか!!」

 

「ウヘヘ。そんな事ないよぉ~?」

 

「黙れ!師匠に食手が向かないのは、師匠が強者だからだろう!?さっきも、釘を刺されていたみたいだしな!?」

 

「兄ショタ……ですね?何でしたら、我々もソレの排除に参戦しましょうか?」

 

「んん、暗殺か!?暗殺なのか!?」

 

「ひいぃぃぃい!?何も考えません!妄想しません!!」

 

「残念ながら、人間から思考を取り上げる事はできないよ?つまり、妄想したい放題のやりたい放題って事だな?」

 

「フム。どうやら、殺されたい様だの?」

 

「「「覚悟は、よろしくて?」」」

 

「ひいぃぃぃいやあああぁぁぁ!!」

 

悲鳴を上げながら、師匠の背後に隠れる腐女子。そんな所に隠れても、俺達が手加減するとでも?むしろ、師匠に当たらない(避けられる)事を良い事にかなり無茶な攻撃を仕掛ける事が可能だったりする。てか、そもそも当たらねぇしなぁ?だから、安心して……って変な話だけれど。師匠に仕掛けて、あの腐女子だけを狙う事は可能だったりする。

 

「つーか、寄声を上げて突撃しても勝てる気がしねぇ……」

 

「腐腐腐。こんな小さな子に、負けぴゅっ……」

 

「誰が、幼子だってぇ?」

 

「師匠、師匠!既に、気絶してます!」

 

「リリィよ、判定を願っても構わぬか?」

 

「ジャッジメント……ギルティかと思われます」

 

「ウム。我も、ギルティだの!」

 

とりあえず、師匠達の言うゲームは反論される前に手を出したら負けなんだそうだ。そして、その勝敗はソレを見ていた者達の判定で判断がされる。師匠は、相手に何かを告げる前に『殺気当て』という方法で気絶させたので駄目だった。つまり、先に手を出したという判定が下される。

 

「おやおや、か弱い小腐クロウを物理的な攻撃ではないからと〈殺気当て〉とか大人気ない……」

 

「やっと、ブリーフィングに漕ぎ着けたというに……自分でブチ壊しておって、今回はやる気が無いんじゃの?」

 

「うるさいなぁ!まさか、あの程度の殺気で気絶するなんて思わなかったんだよ!!」

 

「だから、許せと?それは、甘いのではありませんか?」

 

「ここは、しっかり謝罪をして話を進めねばならぬ所じゃの?む、兄様は何をボケっとしておるのかの?」

 

「いや、使い魔が己の主を説教するなんて光景をみせられたらなぁ?今まで、イエスマンだったのにどうしたんだ!?」

 

「「「イエスマン……」」」

 

何故、正直な見た感じの感想を述べたらそこまで驚くんだ!?まさか、自分達がイエスマンでないとでも言うつもりか!?いやいや、君らちょっと前までは師匠の事を崇め奉っていたじゃないか!?気持ち悪いくらいに……さぁ?

 

「まあ、別に構わないけど。気持ち悪いと思うのは、勘弁して下さいよ?そういうのは、理屈じゃ無いんで……」

 

「ああ、うん。それは、わかってるから大丈夫だけど」

 

「え?つまり、師匠も常々気持ち悪いと思ってたんですか?だって言うのに、それを放置して残業を与えていたと?」

 

「そんな!?私達の好意を逆手に取るだなんて……」

 

「それがわかっていながら、ずっと我らを使い勝手の良い存在と思われておったのだな!?」

 

「そういうつもりじゃないよ!?」

 

「師範代達が、茶番を覚えてしまった……」

 

俺が、幼馴染み達と演り捲ったからなのか師範代達まで茶番を演じる様になってしまった模様。それに、翻弄される師匠が面白かったので俺はその場で『orz』をして状況から離脱。

そのまま、知らぬ振りを通せば巻き込まれる事は無いと思われる。しかし、そんな俺に気が付いてか師範代達がこっちにまでネタを振って来た。ええぃ、こっちに振るんじゃねぇ!

俺は今、成長する使い魔の生態にビビっているんだから!!

つか、『兄様もそう思われるでしょう?』とか聞かないで!巻き添えにしないで!面倒臭い。

 

「もふもふ、エンドレス……」

 

「「「!?」」」

 

「残業で、心壊れた使い魔を癒すのは大変だったよ……でも、師範代達は()()()だけですよね?」

 

「「……………………」」

 

「手伝ってくれたのは、俺達の護衛をしているそちらのにゃんこさん達だった様な?覚えてますか?」

 

「…………ここで、その話を持ち出すとは……」(護衛)

 

「義務になった瞬間から、無限のもふもふでも苦痛になるんですよね……最初は、癒されますけど……」

 

人間……人間じゃねぇけど(笑)。人間、何故か義務になった瞬間からどんな癒し効果のある事でも苦痛に感じるのは何故なんだろうね?あれだけ、癒やしのもふもふ三昧していたというのに……蓄積したのは、疲労感と終わらないもふもふに対する嫌気であった。暫くは、もふもふしたくないとか言い出す事になろうとは俺も思ってなかったよ。

 

「俺は、もふラーじゃ無いんだ。これが、もふラーならもふもふに嫌気なんて感じないんだろうけど……休憩無しで、延々ともふもふしていられる訳が無いだろう!?」

 

「…………つ、つまり、兄様も主様への好意で我々の労いをしてくれていた訳です。それを良い事に、主様は我々を蔑ろにしているって話ですね!!」

 

「う、ウム!よって、我々は改善案を求めるのだ!!」

 

コイツら……何が何でも、俺を巻き込みたいらしい。良いだろう……そっちがその気ならっ!!

 

「もう、労いは辞めます」

 

「「「「「あ゛?ちょっと、黙ろうか?」」」」」

 

瞬間、殺気立った護衛の方々がガチギレ狂気の目で師範代達を睨み付けてくれたのだった。

フッ……ザマぁwww。

 

「…………あるぇ?何で、こんな事になったんだったか?」

 

話が脱線し過ぎて、元の話が訳ワカメ状態に陥ってしまってた。だから、茶番は程々にしなきゃならないっていうのに……加減を知らないんだから、最初はショートコントくらいにしておけば良いモノを(笑)。

 

 

 

 

 




正気を失った馬鹿共の為に、腐女子を投入して正気に戻そうとか…鬼畜にも程がある行い。
そう、これだよ。これ!これこそが、コメディの醍醐味だね!ちょっと、正気度がぶっ飛んでしまった気がするけど。まあ、転生者が神々の娯楽として踊ってくれるのがこの物語だしw。
それをどうにかするのが、神崎達の苦難だからねぇ?当人達も、苦労しているみたいだけれど。精神的にwww。
正気度は、薄く…発狂一歩手前で、コメディ風に…そう、コメディ【風】!!御都合主義なんてどっか行った物語を…。ホントは、双夜達にもソレを適用したいけど…そうすると、苦痛な物語にしかならんからなぁ?
滅入り苦しみます…が、コンセプトの話なんて誰も読みたがらないんだよ。需要は無い。だから、正気度を薄くして発狂一歩手前のコメディ風にまとめて…まとめてあるはず!多分。(笑)
今回のコンセプト?もちろん、【腐】回だけれど?腐回…腐海と掛けてません。偶々だから…そういうの、多いよwww。

とりあえず、お目汚し失礼しました。

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m(_ _)m

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