絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Re:
「ユーノ・スクライア、だって!?今更、なんで……あ!?まさか、憑依転生者か!!」
そう言えば、転生には新しい命としての誕生と唐突に現れるアバター転生に加えて現存の人物に憑依する転生の三種類があった事を思い出す。実際には、もう少しあるんだけど……大まかには、その三種類だけに分けられるらしい。
つまり、ユーノ・スクライアが見付からなかったのは今の今までフェレットにでも変身して野生で生きて来たとかそういう事なんだろう。
もしくは、別のモノに変身して隔離都市の外から彼女達が開放されるのを待っていたのかも?いずれにしても、変態な転生者が現れたという事はパッと見た感じではわからない様な存在が紛れている可能性が思い浮かんだ。
それに、変態共からしたら……今が、“狩り時”だろう?
幼女相手じゃ、手もだせないけど成長仕切った今の大人な女性でなら、相手の合意さえ得る事ができたならば性的な行為も簡単だろうからな。元より、美人な女性とイチャイチャする為に転生している様なモノだから今を逃す馬鹿はいない。
色んな思惑で、馬鹿な行為に突っ走る奴が多くて忘れがちだけれど。つか、最近なんかは原作人物にそういうアタックをやらかす輩が別のベクトルに突っ走って訳がわからなくなる事件が多発していた様な気もするけど。
奴等は、下半身で物事を考える人の皮を被った獣だ。迷わず、猪突猛進する。厳密に言えば、俺もその分類な生き物のはずなんだけれど?
人外転生が、何らかの影響をもたらしているのかずっと賢者モードなんだよな?そりゃ、瞬間的に女性のあられもない姿に興奮を隠せなくなるけど。即、頭が冷えて賢者モードに戻っちゃうんだよ。何でなんだろうな?呪いか!?
「「ふふふ……」」
そんな事を考えていたら、突如きみの悪い笑い声が聞こえて来る。止めろ!意味ありげな含み笑いなぞ!勘違いしちゃいそうになるだろう!?一瞬、不安な気持ちがおかしな仮説を思い浮かべかけたけれど。まだ、大丈夫……あやまちは、犯さない。OK、OK。HAHAHA!!(ヤケクソ)
「とりあえず、埒が明かないのでユーノ・スクライアの様子を見せて貰えますか?」
そう、近くに居たフレールくんにお願いすると目の前にウィンドが開いて対象の状況を見せてくれる。それを見て、ちょっとした違和感に首を傾げたが直ぐに謎が解けたから気にせずに話を進める。つか、邪悪な顔をしているユーノ・スクライアってどんな需要があるのだろうか?
そもそも、この人物はユーノ・スクライアじゃないですよね?サッと、腕輪型の端末を起動させて【組織】のネットワークに接続。
アニメ情報サイトから、今居る世界の登場人物一覧表を出して『ユーノ・スクライア』を選ぶ。そして、ユーノ・スクライアの全体像をもう一枚のウィンドに表示した。
それと、高町家と接触しているユーノ・スクライアと照らし合わせて確認すると瞳の色が違っている。
つか、髪色しか合ってないのだけれど?
「この人物……外見をユーノ・スクライアにすれば高町なのはと付き合えるとでも思ったんかなぁ?」
「ふむふむ……流石、兄様よな!我々ですら、ユーノ・スクライアという人物の特徴を見間違っていたと言うのに……まさか、一見しただけでその違和感を見抜くとは……」
何だか、褒められている気がしない。
むしろ、ヲタクである事をディスっている様にも聞こえた。
「せめて、悪意は消していってくれない?もしくは、これ見よがしに言ってくれると有り難いかな?」
「細か過ぎて、キモいです。兄様」
「うるせぇ!良いから、ユーノ・スクライアの捜索を再開しやがれ!!ホント、余計な事ばかり言いやがって……」
きっと、既に亡くなっている可能性の方が高いけれど……こちらは、捜索する以外のアクションが取れないのも事実。
見付かれば、五の字だが……あの転生者を見るに、ユーノ・スクライアは既に死んでいる可能性が高くなった。いや、もしかしたらあの名前を偽っている転生者によって殺されたのかも知れない。全ては、師匠によって暴かれるだろう。
だけど、今この瞬間をどうしたものか……?
「…………捕らえますか?兄様」
「殺人者として?司法は機能してないし、証拠も何も無いって言うのにどうやって捕まえろって言うんだ!?捕まえた所で、拘束する施設も無いし……その権限もないんだが?」
「では、殺しますか?」
「だから、権限が無いって……殺れて、暗殺くらいだろ?」
「「それなら、得意(だの)です!!」」
「……止めろ。つか、変な所で妙な連帯感を出して来るんじゃねぇよ!?例え、じょうs……いや、常套手段的なモノだとしたなら止めさせるのが兄の努めか……」
一瞬、『そんな行為は止めろ』と言いかけたけど答えのニュアンス的に似た様な事を繰り返している様なので、全部辞める様に告げようとしたところ……後ろを振り向いたら居なくなっていた。要は、逃げられたのである。
不穏な空気にしたのは、自分達の癖に部が悪くなったら即逃げするのは酷いんだけど?それなのに、なんで俺が辟易としなければならないのか……意味がわからない。てか、本当に暗殺しに行った?
とりあえず、監視要員が馬鹿を捕らえに行ってしまったので俺はこのままのんびりウィンドを眺める事にする。本当は、俺も着いて行った方が良いんだけど。ちょっと、外見詐欺な師範代達を見たイレギュラーの反応が見たいので行かない事にした。予想としては、ハーレム要員を増やす為にあれやこれやとおかしな言動をすると思うのだけれど……さて、周囲の原作人物達はどんな反応を示すのかな?楽しみだなぁw。
暫くして、現地に到着したらしい師範代達は直接転生者と思しき人物へ話し掛ける事無く周辺住人への声掛けやお手伝いを始めてしまった。まあ、いきなり見た目がアニメキャラな師範代がイレギュラーに話し掛けたら疑われる可能性があるから。とは言っても、相手が下半身で物事を考える系の人物であればそんな回りくどい事をしなくてもホイホイ付いて来そうだけどな?それでも、用心するのは良い事なのでノーコメでスルーする。一応、このウィンドはあちらと繋がっているのでうっかり呟いたりすると丸聞こえになってしまう。
そう言っても、音声として伝わる訳では無いので周辺の人々には聞こえない。ただ、使い魔である師範代達にフレールくん経由の念話で伝わるので口にできないというだけだ。思うだけなら自由……だと思いたい。フレールくんに、思考誘導や思考の先読みが出来たら詰むんだけどな!でも、それは師匠が完全否定していたから安心だ。だからと言って、関係ない事を呟いていたら伝わるかも知れないので言わない!
そんな決意をしている間にも、師範代達とイレギュラーの良くわからない攻防が続く。攻防?否、攻防ではないな……何て表現したら良いかわからないが、イレギュラーに気が付いて貰える程度の距離でウロウロしている師範代達と気が付かずに原作人物にアタックしている馬鹿の構図。あそこまで、あからさまな猪突猛進だと逆に引かれるとか思わないのだろうか?
それとも、己の容姿に絶大な自信を持っているのか馬鹿のアタックが止まらない。つか、彼女達の背後もちょっとは気にした方が良いぞ?聞き耳を立ててる保護者
あれじゃぁ、最悪……強制排除されそうだな?というか、もう少し考えて行動して欲しい。彼女達は、この間まで虜囚の身だったんだ。
今は、開放されて家族と再会し身内?(バニングス家&月村家含む)の元気な姿に喜び合って感動している最中だと言うのに……無遠慮な。
これだから、状況把握のできない転生者と言う存在は不要物というレッテルを貼られるんだ。もしくは、早く結合したいが為に急いでいるのかも知れない。だけど、多少の余裕が無ければ引かれるだけだぞ?
「……ライバルも居ないし、『やっぱ、俺が主人公』とでも思ってそうだな?おい」
段々、転生者が気持ち悪いと感じられる様になって来た今日この頃。自分の感情が、本来の形から乖離し過ぎて師匠や師範代達に洗脳でもされているんじゃないかと不安になる。
護衛の使い魔が言うには、『染まって来た』らしいのだが…それは、別の意味で怖いから考えたくも無い。
寒々しく思い、両腕を擦っていると漸く師範代達の存在に気が付いた転生者がそっちをチラチラ見ながら彼女達と話をしている。集中が、散漫になって来たのか話が意味もなく途切れる様になると彼女達もおかしい事に気が付き段々不審そうに顔を歪め始めた。本当に、残念なお馬鹿さんだなぁ?自分から話し掛けておいて、別の女に気を取られるとか不誠実この上ないだろう。まあ、アリサ的には良くわからない人物に話し掛けられて面倒臭そうに対応している。
残りの二人は、何の感情も無かったのか普通の対応をしていたけれど、自分達以上に頼りになる人物(師範代達)に気が付いて呼び寄せ始めた。そこで、漸く師範代が彼女達と問題の転生者と接触する。師範代は、あくまで復興のお手伝いをしに来たボランティアの体で彼女達の元へ行き話を聞いていた。こういう擬態は、上手いんだよな。ただ、後が続かないだけでさ。本人達の資質か……ただ、飽きっぽいだけなのかはわからないけど。師範代達は、彼女達の話を聞いてから転生者に確認を取り始めた。
一瞬、転生者が動揺した様な顔をしていたけれど。直ぐに、気を取り直したのか直ぐに笑顔で対応を始める。話の内容は、師匠達が用意した住宅への入居方法だったので不審というほどには不審者では無かった。
しかし、これだけ沢山の住人が溢れていたというのに…よりによって、彼女達に話し掛けるとか頭湧いてんじゃないか?
そりゃ、彼女達が住居区の端に住んでいるなら話し掛ける人材としては適材適所なんだろう。だけど、誰も彼もが不安を拭う為に外へ出て来ている今の状況で他の住人を無視して彼女達の元へ一直線とは……ちょっと、短慮だったと言わざるを得ない。まあ、周辺の状況を見て何処に住まうかを選んでいたというならば…わからないでもないけど。それに、歳の行った世代に話し掛けるよりかは若い世代の方が話し掛け易かったと言われれば納得するかも知れない。
けれど、転生者の言い訳は一切納得のできないモノだった。
――というか、『偶々、近くに居たから』とか『話し掛け易そうだった』はいただけない。
ちょっと、周り見渡してみ?ってツッコミを入れたかったけど師範代達のイライラっぷりに口を閉じる。つか、転生者から滲み出る人を見下したかの様な態度が鼻についた。たまに居るんだよなぁ…こういうあからさまな奴。会話するだけで、相手が考えている事が手に取る様に感じられる奴がさぁ。それだけで、彼女達に警戒心を与えている上に師範代達からも警告受けてて笑う。
「隠しもしないのか……とんだ、自信家だな?」
ただ、会話するだけで嫌われて行く様を眺めながら昔は自分もこんな感じだったのかと我が身を振り返る。そりゃ、多少調子付いてはいただろうけど……流石に、ここまでじゃ無かったはずだ。多分、無かったよな!?確かに、『慢心王ではあったけど傲慢王では無かった!』……と断言できないのが残念さを醸し出しているかも知れないけど。
「つか、これから己のハーレムに加えようって女性を見下すってどういう事なんですかねぇ?」
この場合、見下しているというより品定めしていると言った方が良いのかも知れない。だけど、いずれにしても人を人と思わない行為は相手を不快にさせるだけだ。しかも、欲にまみれた視線で舐め回す様に品定めをしているモノだから勘の良いアリサが警戒し始めていた。その様子を見て、『アホだなぁ』と思う反面……通常であれば、何もわからない幼い頃に終わらせているはずの行為を今させられている時点で諦めてしまえば良かったんだ。まぁ、人外共に隔離されて初期段階でソレができなかったから今やっている訳だけど。アイツでは、彼女達を御する事はできないだろうと考えられた。
「とりあえず、彼女達の居る棟から離してやれば?」
『おや。良いのですか?移住させてしまって……』
「直ぐに、叩き出されそうだからな。監視は、厳に見失わなければ即尻尾を出すと思うぞ?」
フラストレーションを溜めた獣が、行動を制限された所で暴れられたらあっという間に暴走を始めるのは当然の摂理だろう。それが、己こそがこの世界の主人公だと思い込んでいるのならば暴走も早い。さっきだって、師範代達を認識した後で更に他の転生者が居ないかまで確認していたみたいだし?
師匠も、俺もアレの前に出てしまえばライバルと認識されてウザ絡みされるのは目に見えている。よって、俺や師匠がアレの前に出る事は無いので面倒には巻き込まれ無い……はず。絡まれないよな?まあ、絡まれても排除すれば良いだけだから良しとしよう。その前に、改心したら一般人に戻って貰えば良いだけだしな?それに、現状を知れば主人公云々なんて言ってられないからそれまでの天下だ。
「そう言えば、ウザ絡みの同業者はどうなったんだ?」
「主様に、強制送還されましたよ?」
「……評価は?だだ下がりになるとか言ってなかった?」
「報告漏れに、対象のロスト。更には、別世界への許可の無い時渡りで現在謹慎中です」
「うわぁ……とんでもない事になってて草」
対象がロストした時点で、本来の世界に戻ればもう少し軽い処分になったらしいけど。ここまで来ると、数え役満並みの負債で草も生えない。つか、別世界へ許可なく滞在していたのか!?そら、ダメダメな評価しか付かんわ。
そもそも、異界への時渡りは正式な方式で滞在しないとクレームの対象になる事があるらしい。でも、基本的に世界の意思は混沌としているので明確な意思や言語になる事はそう無いとのこと。
なのに、希薄な意思が明確な意思と言葉で文句を言って来るんだ。それが、どれ程の事かわかるか!?基本的に、世界の意思は希薄な上に数千兆の意思によって構成されている。
それが、同じ方向を見て同じ認識で同じ発言をする程に苦しんでいるって事だ。そりゃ、謹慎処分になってもおかしくはない。むしろ、謹慎程度で済んだのなら楽な方だろう。
「主様の亜空間を添えて……」
「はい、詰んだあぁ!!全然、軽くなかった!!涙目で、嫌嫌してたのに処分がソレになるとか絶望的で笑えない!!」
師匠の亜空間って、あの女の人がガチ気味で拒否していたGの巣窟ですよね?一睡もできない、四方八方を包囲された閉鎖空間で謹慎中ですか?シャバに出られる頃には、精神的におかしくなってしまっているんじゃね?
とりまー、南無阿弥陀仏って事でw。
そう言えば、俺仏教じゃねぇ……つーか、仏教どころか《神殺し》って何を主神に祀っているんですかねぇ?いや、殺す側なんだから祀ってはいないのか?ま、考えても仕方ない事だな。一応、端末で調べてみたけど答えは無かった。
「《神殺し》が、祀る神様って居たりするんですか?」
「は?居る訳がないだろう?それでもって言うなら、【始まりの魔法使い】を崇めてろ!一応、アレも創造主側の存在だ……まあ、我らは崇めんがな」
「うへっ……流石に、アレを崇めるくらいなら師匠を崇めた方が御利益ありそうッスね?」
「お?お前、良い事言うじゃねぇか!」
あ、やべっ。狂信者だ!!師匠を崇めると言ったら、目の色が変わって急に馴れ馴れしくなるタイプの使い魔は脳筋関連の使い魔だと聞いた事がある。ヤベェ存在に声掛けしちまったわ……危ねえ、危ねえ。とりあえず、話を合わせて周辺の使い魔さん達を巻き込み師匠の写真を拝み倒す事になる。
……………………
……………………
……………………。
――いつ、終わるんだろう?
俺のうっかりで、始まってしまった茶番が中々終わらない。
そもそも、等身大の写真を引っ張り出して来た使い魔さん達が皆正座して両腕を伸ばし、何度も体全体で師匠の写真に向かって両腕と頭を下げる。ただ、それをひたすら繰り返すだけの時間。既に、一時間が経とうとしていた。
「何やってんの?お前ら……フム。とりあえず、死ね」
そんな事をしていると、ヒョッコリ戻って来た師匠によって蹴散らされた。ふぅ、助かったぜ。痛かったけど、アレが続くよりかはマシだ。てか、己の等身大写真を引き裂く師匠を眺めながら、俺は泣き叫ぶ使い魔さん達に同情を禁じ得ない。そう言えば、あの写真……どうやって得たんだろう?
なにはともあれ、師匠の等身大写真にひれ伏しながらも状況把握は努めていたので、あの転生者がどうなったかも知っている。当の本人は、とても不服そうだったけど。
ぶっちゃけ、隣町レベルの距離で引き剥がされていたww。
まあ、元よりあの周辺は満室状態だったから当たり前なんだけどさ。それを、同じ転生者のよしみで空室を作ってくれとか無理難題を言って来やがった。まあ、師範代達にそんな馴れ合いは不可能だったけど。問答無用で、隣町へ連れて行かれる転生者は愉快だった。できれば、そこで自分が主人公でない事に気が付ければ良かったんだけど。
厚かましくも、師範代達の部屋が何処にあるかまで聞いてたからアレは駄目だな。少しでも、状況把握のできる転生者であれば生き残れたかもしれない。というか、アイツの転んでもただでは起きない精神は凄い。部屋の場所を聞いて、遊びに行く云々と喚いていたけど。あの程度で、仲良くなったつもりなんだろうか?それとも、襲撃する予定なのか?
全く、油断も隙もない。
「師匠、アレ、どうします?」
「殺傷処分だけど?」
「え!?何故……いや、殺すのは構わないんですが……」
「だって、アレ……今にも、弾けんばかりの呪いでタプタプになってるぞ?他の転生者を、手に掛けた事があるんだろうけど。放って置けば、いつ起爆するかわからないぞ?」
「…………マジか……」
既に、人としての尊厳を失っているらしい。
こりゃ、襲撃の話は確定事項だったかも知れない。
とりあえず、師匠にソレを報告してみたけれど。返って来た答えは、『関わらるな』だった。つまり、俺が顔見せしただけでアレはその呪いを溢れさせる可能性があるって事だ。というか、そのレベルまでパンパンになっているのに良くぞ弾け飛ばないもんだな?
「既に、中身が大部汚染されている様にも見えるけど?」
「まあ、タプタプならそうなんでしょうけど……」
「それに、アレのタプタプは自業自得の方だ。同情する価値もないぞ?」
「同情なんてしてません。普通にザマァって思ってますよ。つか、今にも溢れ出さんばかりの呪いがアレに詰まっているんですよね?なら、漏れ出てもおかしくはないのでは?」
「そこは、無意識に耐えているみたいだな?」
「無意識で、耐えられるモノなんですかねぇ?」
「特殊な訓練を受けていれば、耐えられるんじゃないのか?因みに、あの主人公モドキがソレに気が付いたとて最早どうにもならないぞ?」
特殊な訓練って、ギャグキャラやコメディじゃないんだからそんなモン受けても耐えられるモノじゃないでしょうに……師匠の言葉を聞いて、俺はアレが逃げ場のない袋小路に迷い込んでいる事を悟る。そう言えば、師匠って戻って来る前は何処へ行ってたのかな?転生者の周辺には居なかったし、強制送還された彼女が見失った対象でも探していたのだろうか?それとも、別の……暗躍でもしていたのかな?
いずれにしても、師匠が別行動していた間の転生者は原作の彼女達を口説いていたし……その後は、師範代達にチョッカイを掛けていたから皆が寝静まった後に行動へ移す予定なのかも?まさか、それを見越して罠を張って来たとか?いや、そんな事をするくらいなら真正面から叩き潰すのが師匠の殺り方だ。これは、暗に俺が対応しろって事なんですかねぇ?
でも、関わるなって言われてるんだよな。襲撃者は、アレ一人なので、先回りする事は可能だったりするんだけどねぇ?
「それはそれで、面倒臭いんだよなぁ……」
「何の話しだ?まさか、アレに関わる気じゃ無いだろうな!?止めとけ、止めとけ。面倒事になるだけだぞ?」
「じゃ、どうするつもりなんですか!?放っておくとでもいう気ですか!?呪い何ですよね?なら、浄化するなりしないと……」
「浄化はするが……そんなに慌てる必要はないよ。アレは、刺激を与えない限り弾けないから……」
「…………そう、なんですか?」
「まあ、弾けた所で部屋一つが駄目になる程度さ……」
「はぁ……そーッスか……え?部屋、一つ!?」
とりあえず、転生者(イレギュラー)は殺すか呪いでタプタプにしておけば良いんだよ!とは言ってない。それでも、今後出て来るであろう転生者の質は悪くなる一方だからバンバン切り捨てた方がいいんだけどね?善良から、悪辣へ話は聞かず思考はエ口方面へ進ませたいけど…一線は超えさせない予定。工ロはエ口でも健全な工口を目指してますwww。
ギリギリまで、粘ったけど…文法がおかしいかも知れません。ご了承の程を…。
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。