絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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五七二話

Re:

 

 

結論から言うと、アレが入居してから数日でボン!と弾けてしまったとのこと。師匠が言うには、放っておいても勝手に弾けてグチャグチャになる……という事だったらしい。お陰で、部屋が一つブチ撒けられた呪いで駄目になってしまったと使い魔達が愚痴っていた。

 

じゃ、師匠の『クレッセント・ノヴァ』で浄化すれば良いって話なんだけど。アレはアレで、面白そうだから放置するとのこと。放って置けば、ホラーハウスになるかも知れないからという事だったけど。次の入居者が、大変な目に合うのはわかっているので打診は続けるのだとか。

 

一応、サラッと人に影響が無い程度に浄化はしたと適当な態度で言われたそうだけど。言われた使い魔は、とても不満そうな顔だったのは記憶に新しい。…………真面目な使い魔が居たもんだ。

 

「そう言えば、ユーノ・スクライアだけど……死亡していた事が、判明したらしい……」

 

アカシックレコード経由での判明なので、確実な話ではあるんだけれど。これによって、レイジングハートのロストも確定しちゃったんだ。

 

つまり、高町なのはは、魔法少女になる事ができなくなりました……ってこと。完全に、原作が崩壊して次元の藻屑となった訳だ。

まあ、元より次元世界が失われているので今後魔法関連の事件が起きる事は無いけれど。

とりあえず、ミッドチルダに関連する物語は起きないという事だ。即ち、ヴィヴィオは居ないのかぁ……んん!?

 

「あ、待って……今、俺……何考えた?」

 

フと、頭を過った思い付きの様なソレに俺は気が付かなくても良い程度のソレに心奪われる。つか、あの呪いタプタプ野郎が彼女達に話し掛けた日に師匠が不在になった事があるけれど。あの時、師匠はどこに行っていたのだろう?

もし、今俺が思い至った事をしていたとするならとんでもない話に成りかねない。

 

ぶっちゃけ、人間と人外の確執云々どころじゃなくなるぞ!?下手をしたら、二度と天界や魔界がこの世界と繋がらない……なんて、オチにも成りかねない結果を齎すだろう。そうなれば、この世界の未来はどうなるんだろう?

 

「…………報復行脚とか、されてないだろうな?」

 

要するに、ミッドチルダを滅ぼした天界や魔界の奴らを殺し廻ってないだろうな?って事だ。ヴィヴィオに会えなかった師匠が、ブチギレてミッドチルダと事を構えたであろう者達に報復行動を取って無ければ良いのだけれど。ホンの一瞬、師匠の行動が把握できなかった瞬間があった。

 

あの時は、何処かで暗躍でもしているんだと思って流したけれど。下手をしたら、ミッドチルダを屠った存在達と愉しく遊んでいた可能性があったんだった。何故、今になってからその可能性に気が付くんだよ俺っ!!

 

そのまま、忘れていれば良いのに気が付いてんじゃねぇよぉおぉぉ!!つか、忘れよう。俺は、何も気が付かなかった。そう、気が付かなかったんだ!OK、OK。はい、忘れた!

 

「何に、気が付いちゃったのかな?神崎くん?」

 

「ぅんひぃいぃぃ!?って、凍真かよ!?驚かすなや!?」

 

「いやー、中々にドン引きする悲鳴でしたね?それで、報復行脚ってなんの話さ?」

 

ウザっ!!

 

「つか、お前……今まで、どこで何してたんだよ?」

 

「普通に、『紫天の書』の中に居たよ?嫌気が差して、出て来たんだけど……ユーリが、病んデレ化してて怖い怖い」

 

「ああ、まあ、うん。師匠が、中々呼び出さないから……」

 

「それに釣られて月村と黒化して……もう、ドロドロよ?」

 

「ああ、うん。それは……お疲れ様としか言い様がないな。つか、あっちもこっちもドロドロで踏んだり蹴ったりなんだな?とりあえず、この世界は原作から外れそうだよ」

 

紫天の書のアリサ、マジ頑張って!!

 

「まあ、ここまで下地がブッ壊されてたら原作も糞もないでしょう?その癖、転生者が居ないとか……ヤバ過ぎ」

 

「まあ、否定はしない。否定はしないが、これはコレで良いのかも知れないと思わないか?」

 

「え!?これが、良いこと、なのか?」

 

「さあ?その判断ができるのは、俺達じゃねぇよ。それでも、この世界が悪い様にはならない事はわかるかな?」

 

「…………それは、例の生えて来た勘ってヤツ?」

 

「そっちは、生死に関連するモノでこの世界に対してはこれまでの経験から来る希望的観測かな?そもそも、俺達は魔法少女の世界に来ているとは言え、この世界の歴史を正史に近付けるのが仕事じゃねぇんだぜ?」

 

俺達の仕事は、娯楽という嘘を信じて不正を行う神を屠る事であって歴史修正ではない。凍真は、こんな状況にした転生者が居ない事を嘆いていたが……元より、転生者という存在はイレギュラーであって居て良いモノじゃない。

 

世界が、歪められた事は嘆かわしい事ではあるけど。世界観が、違う事自体は何の問題も無い。駄目なのは、神々が転生者を送り込み己の欲求の為に面白おかしく世界を娯楽として愉しむ行為が駄目なのであって世界を創る事は構わないらしい。ただし、世界を創ったら作りっぱなしで管理もせず放置するのはアウトなんだってさ。創った以上は、ちゃんと管理して調整するのが責任ある神の所業なんだとか……ソレをせず、ただ娯楽として放置して飽きたら消すなんて事をやらかしたら問答無用で断罪される。だから、創ったら責任を持って管理しようね?っていうのが《神殺し》達の主張だ。

 

――ん?これ、《神殺し》の主張なのか?

 

「師範代、『創ったら責任を持って管理しようね?』ってホントに我らの主張なんですか?なんか、《神殺し》の主張では無いような気がしたんですけど?」

 

「……いえ、《神殺し》の主張ではありませんよ?」

 

「ソレは、世界が世界として生まれる前からあるルールだの。誰が、そのルールを創ったかは知らぬが神々の深層意識に刻み込まれておった最古の倫理観よ」

 

「今の若い世代にも、刻まれてはいますが……古い神々よりかは、軽く扱われる様になってしまった神々の本能です」

 

「それもこれも、《旧・神族》が色々やらかしてくれたおかげでもあるの?アレらが原因で、軽く扱われる様になってしまった不文律よ。嘆かわしいのぉ?」

 

「…………だってよ?」

 

神々の不文律だったのか……成る程?

まあ、『誰が作ったか』に関しては相変わらずわからず仕舞いなんだけどな?つか、創造主が居るみたいだけど……隠れ過ぎじゃね?

既に、存在してないのかねぇ?

 

「えっと……じゃぁ、ホントに今の状態が世界に取っては良い事なんですか?まあ、こんだけシッチャカメッチャカになってたら何が良いか悪いかなんて判断付きませんけど」

 

「ま、成るようにしかならんよ。世界なんて……世界が、俺達の思い通りになった事なんて一度も無いじゃないか……」

 

「あー……そうですね。言われてみれば、世界って理不尽の塊でした。成る程、成るようにしかならないんですね……」

 

何か、凍真が諦めてしまった様な気がした。

つか、コイツ……世界の在り方ですら、《神殺し》でどうにかできると思ってたのだろうか?てか、俺達は《神殺し》なんだぞ?

その名称通り、俺達は神を()()存在であって世界をどうこうする存在ではない。

 

ぶっちゃけ、ソレは俺達以外の存在が担当している事であり……ソレを俺達がやるとしたら、越権行為と見られる恐れがある。これをわかりやすく例えるなら、『他国による内政干渉』と言えばわかるだろうか?はっきり言って、我々の様な下っ端がする事じゃねぇんだよな。だって言うのに、この真面目くんは……どこまでも、真面目にやろうとするから頭が痛い。

 

つか、履き違えるんじゃねぇぞ?俺達がやるべき事は、越権行為でも内政干渉でもない。おかしな事を仕出かす、神々を断罪する事であってそれ以外はソレを専門にする者の仕事だ。

 

「凍真は、もう一度最初から座学をやり直した方が良いんじゃないか?コイツ……何も、わかってなさそうだぞ?」

 

「え!?ちょ、あ、あの……」

 

「そうですね。越権行為を、当たり前の様に語られていましたから……もう一度、最初から、教えた方が良いかも知れません。これで、何度目の再教育なんでしょうか?」

 

「え?えっ!?ちょ、ま、ええ!?」

 

「フム。若ボケにしては、ちょっと早過ぎる気もせんではないが……もう少し、考えて発言した方が良いかも知れぬな?このままでは、失言王などと呼ばれる事は間違いなしじゃ」

 

「失言王www。確かに、失言が多いかな?」

 

「失言に始まり、失言で終わる……真面目な性格が仇となりましたね?……真面目???」

 

「御都合主義は、無いんだぞ?勉強に裏とか意訳なんて無いんだからそのまま丸呑みにしておけば良いモノを……」

 

「座学に、裏や意訳があるとでも思っていらっしゃったのですか?…………でも、そうですね。そういう捉え方をしていなければ、この様な失言が行われる訳がありませんか……」

 

「捉え方にもよるんだろうけど……コイツ、何か勘違いしたオリジナル知識を覚えてそうで怖い」

 

「え、ええ!?そ、そんな事はありませんよ!?」

 

「では、方式を変えましょうか?オルタ、方陣式記憶術の用意を……アレならば、何の歪みも勘違いも無く知識が得られるはずです。もし、それで駄目なら体罰を用いて身体に覚え込ましましょうwww」

 

「た、体罰!?身体に……っ!?」

 

「薄い本が、厚くなりますね?」

 

「「な(らぬ)りません!!」」

 

「フム。なら、ガチで痛い方か……変な扉、開けるんじゃねぇぞ?いや、開けた方が幸せなのか……?」

 

とりあえず、変な属性を増やされるよりかは扉を開けて貰った方が楽ではある。だって、自己完結できるじゃないか!まあ、他人を巻き込む奴は巻き込むんだけど。ああ言う性癖は、何故か隠す奴が多いので扉を開けた開けなかった報告は無いと断言できる。それに、開けた所で直ぐに自覚が得られる訳でも無いから覚醒するまでは放置で良い訳だし?

 

「ひぃ!?あ、あの、何処かに通報とかしたら何とかなりますか?もしくは、保険を紹介して欲しいなぁ……なんて」

 

コイツは、何で自らHARDモードへ突撃しようとするんだろうな?そんな事を言ったら、更に酷い目に遭うとは思わないのだろうか?まあ、俺は傍観者なので構わないんだけどさ。

 

「ほぉ……そなたは、余程キツイ目に遭わねば性根が治らぬらしいの?だから、訳のわからぬ世界に落とされたのか…」

 

「オルタ、鞭の用意をよろしいですか?」

 

「た、体罰反対!!断固拒否ぃ!!」

 

だから、何でお前は煽る方に……もう、いいや(見放し)。

 

「はいはい。とりあえず、凍真の体罰は横に置いといて…」

 

「ちょ、置いとかないで!?ってか、止めさせて!?」

 

「置いといて!ウチの師匠、今何してるか知ってる使い魔さんはいらっしゃいますか!?」

 

「「「「「知らないよー?」」」」」

 

「アハー。信じられねぇ、即答来たわ……コレ、絶対知ってるヤツな?ふん……なら、労いの――」

 

「「「「「知ってます!!」」」」」

 

「…………まだ、何も言って無いんだけど?」

 

「「「「「はっ!しまっ――」」」」」

 

はいはい、お約束の茶番劇。そう、茶番。

使い魔さん達も、このノリを理解し始めて居られますねぇ?まあ、ちょっと労いの場を減らそうか?(ガチ)と提案しようとしただけでこの反応である。とは言え、俺の苦行は続行なので師匠の参加が少なくなるってだけだったんだけど。そんなもの関係ないとばかりに、使い魔さん達は我先に師匠の行いを報告してくれる。

 

まぁ、ホントに隠さなければならない話はしてくれないだろうけど(人目もあるから)。口にできる情報は大体、教えて貰えた。やはり、師匠は他の次元世界を滅ぼした者達を探していた様だ。しかし、最初からそんな世界は存在しなかったと言わんばかりに犯人が見付からず難航していた模様。

 

それを聞いて、他の次元世界が最初から存在しなかったはずは無いのだから別の可能性を考えてみる事にする。

 

「…………前任者が、取り逃がしたヤツが怪しい気がする」

 

「……何の話ですか?」

 

「次元世界が、存在しない理由かな?」

 

もしくは、正史からズレた事による世界の修正機能が誤動作を引き起こした可能性もあるけど。ここら辺になると、俺達の頭で考えるより師匠に聞いた方が正確だ。

 

「ああ。主様が、探しているにも関わらず犯人が見付からぬ理由か……兄様は、その理由が前任者にあるというのだな」

 

「それか、最初から存在してなかったとか?例えば、クロスオーバーの為にリソースを使い過ぎた……とか?」

 

「「……………………」」

 

「それは、ないっしょ?」

 

「何故?そう、言い切れる?こんだけ、ありとあらゆる魔改造がされた世界だぜ?どこに、コレを維持するリソースがあるんだよ?そもそも、クロスオーバーさせたら比率が上がるんじゃなかったっけ?」

 

リソースの消費量が、物語と物語を掛け合わせるだけで微々たる上昇があると座学で習った。俺がわかる限りで言えば、この世界のクロスオーバーっぷりは【複雑】と言えるレベルに至っていて、一つ二つ程度の世界が掛け合わされていると言えない程だった。

 

わかる物語は、『SH◯FFLE』『デビル◯バイバー』『ディス◯イア』?『Ang◯l B◯ats!』などだな。命が軽くなる物語が、乱立しているから頭が痛い。特徴的なのは、それぞれの物語に属するキャラクターがバラバラに活動している点だった。ちょっとだけ、そのキャラクターを付け回したり生活状況等を調べてみたりしたけど……他の居ないキャラクターを探す訳でもなく普通に生活していたんだよな。

どうやら、他のキャラクターを探せる程に生活が安定している訳ではないらしい。まあ、ついこの間まで隔離都市で囚われの身だったから仕方がないと言えば仕方がない事なのかも知れない。

 

そもそも、『ディス◯イア』のキャラクターに至っては……モンスター?というか、各色のペンギンが街中を普通に闊歩していて驚愕したのを覚えている。『度肝を抜かれた』とは、ああいう事を言うのだろう。それくらい、ビックリしたから!マジで、戦隊色のペンギンが現れた時はビビったわ!アレを見掛けた時は、思わず顎が外れた様な気分だった。

 

だって、アイツら武器や防具を装備している上に人の言葉を喋り出すんだぜ!?思わず、間抜け面で凝視しちゃったよ。何も考えられずに、長い間固まっていたらその内ペンギンがこっちを見て攻撃を仕掛けて来た。そこで漸く、硬直から抜け出せたんだ。てか、俺はペンギンを初めて殴ったけど。

 

アレって、動物虐待になるのかな!?

 

まあ、アレに関しては近付かなければ何もして来ないからスルーしてれば良い。もしくは、関わりさえしなければ襲って来ないので良いとしよう。ま、予想できる問題としては好奇心旺盛なお子様が犠牲になるくらいの話だ。だからと言って、こっちから打って出て殲滅する訳にも行かない。

 

アイツら、口だけは達者だからな?碌な事には、ならないぞ?後、洞窟探検や廃墟探索はオススメしない。何が出るか、わからないからな!?

 

それ以外にも、問題は山積みでちょっと処理仕切れなさそうだった。しかも、見慣れない施設とかもあって合成屋モドキ等も確認した。

確認するだけして、ペンギンを捕まえたり合成したりはしてないけど。つか、どうやって捕まえ(仲間)て合成屋に放り込むんだよ!?捕まえた後だって、虜囚方法も無いっていうのに……等と、頭が痛くなる問題点を上げていく。

 

そりゃ、カード化とかしてくれるなら楽で良いけど。奴等は、捕まえた?……もしくは、戦って勝利した者の背後に付いて回るだけの様子だった。

 

そして、ランダムで動き回るから目も離せない。頭の悪い、糞餓鬼みたいな存在だった。アレ、マジでどうしよう?世界中に分布しているんだけど!?魔界に帰ってくれないかな?

 

「きぃやああああぁぁぁぁ!?ぺ、ぺ、ペンギンが喋ったああああぁぁぁ!!!!ちょ、ちょっと!神崎さん!?このカラフルな喋るペンギンはなんですか!?てか、何でこんな生物が……ひぃ!?ぶ、武器持ってるうぅぅぅぅ!!!?」

 

「お前、『ディス◯イア』ってゲーム知らねぇの?」

 

「げ、ゲーム!?えっと、前世のゲームですか?最近は、もう前世の記憶なんて思い出せませんよ?っていうか、神崎さんは前世の記憶を保持しているんですか!?」

 

「はあ!?…ああ。そういやぁ、お前と俺じゃ転生の仕方が違ったんだっけ?だから、記憶の保持に差があるのか……」

 

「素晴らしい!流石です、兄様!全く、兄様の御推察が神掛かっていて説明の手間が省けますね!!」

 

「ウムウム。一体、何に魅入られればその様な存在に成れるのか……是非とも、魂レベルで分解してみたいの?」

 

「止めて!怖い……つか、魂レベルで分解とか怖過ぎるんだけど!?というか、何にも魅入られてねぇし!?」

 

コイツら……コイツら、俺を見る目が狂気に染まっている様に見えるんですけど!?ちょ、どこで選択を間違った!?俺……てか、今その話はゴミ箱に捨てておいてくれ!!

 

「無限にレベル上げをするRPGゲームなんだけど……知らね?もしかしたら、無限にレベ上げするのが面倒でやってないかも知れないけれど……」

 

「知らないゲームですね!てか、そんなゲームがあったんですね?全く、気付きもしませんでした」

 

まあ、この手のジャンルは時間が有り余っている様な奴にしか受けなかったからなぁ?もしくは、やりこみ要素をこよなく愛するゲーマー向けのゲームだ。一般人や脳筋には、それ程受けがよろしくなかった記憶がある。

 

つっても、納期さえ終えれば暇だった俺には最適なゲームだったけどな?暇潰しに、ひたすらレベル上げに勤しみ周囲を呆れさせた記憶がある。最大は無理だったけれど、『アーク◯ラッドII』でエル◯のレベルを三百は上げた実績があるので『ディス◯イア』もそこそこ頑張ったよ。

 

それでも、四百二十辺りで別のゲームに移ったから記録はそこで止まっているけどな?だって、主人公のレベルに比例してモンスターのレベルも上がって行くから脳筋プレイでは中々前に進めなくなってしまったからだ。

 

だから、チート無しではその辺りが限界だったという話。しかも、チートで一気にレベルを上げても主人公に比例して上がる敵の強さに対応できず全滅するだけだった。

 

だから、地道にレベル上げをする事になったんだけど……レベル四百辺りで限界に至ったって訳だ。俺も、脳筋だったと自覚させられるエピソードだったよwww。それでも、プレイした記憶があるから楽しかったんだろう。

 

「主人公のレベルに比例して、モンスターもレベルが上がって行くから大変だったけどな?お前も、時間があるならやってみれば?一応、再現されたゲームソフトが【組織】で販売されているだろう?」

 

「そうですね。無い事もないと思います……」

 

「確認せねば、わからぬ事ではあるの?まあ、それ以前にトーマには座学の再教育が待っているが故、時間はほぼ無いと言い切れるがの?」

 

「つー訳で、凍真は時間があったらゲームをする様にして欲しい。出来るなら、転生者が好みそうなゲームを…な?そう言えば、フルダイブの体感時間の加速システムは使えないですかね?アレが使えれば、凍真もガッツリゲームが出来ると思うんですけど……」

 

「神崎さん?それって、俺をゲーム系チート(スキル)の辞書にしようとしてませんか?…………ねぇ!?」

 

「ポンdeトーマと呼ばれたくは無いだろう?」

 

「……………………(ガーン)!!」

 

今更、何にショックを受けているんだ?コイツ……お前のポンコツっぷりは、師匠公認のポンコツだぞ?真面目なポンコツ程、手間がかかるのは仕方ないとは言え……『ゲーム系チートスキルの辞書』っていう役割を与えられるだけマシだと思うんだけどなぁ?

 

今のままじゃ、ただの足枷程度の存在にしかなってないだろう?それに、ゲームなら多少嫌なジャンルでも遊んでいればそこそこ愉しくなるのがゲームっていうメディアだからな。これが、書物とかになってくると苦痛以外の何物でもない故にTVゲームっていうジャンルを渡そうとしているんじゃないか!

 

苦痛を感じるモノを覚えるのは、大変な労力を使うだろうから軽減率の高いゲームを推奨しているのである。これでダメなら、お前が転生した意味って無くなってしまうんだから頑張らないと最悪の場合……師匠(死神)から、逃げ回る事になるんだぞ?

 

ぶっちゃけ、そっちの方が無理ゲーじゃね?

 

 

 

 

 




凍真が、ついにポンコツ呼ばわりされ始めたぜ!っていうか元々ポンコツだった気がするのは私だけだろうか?とりあえず、ユーノ・スクライアでない転生には早々にドロップアウトしていただきました。つか、転生者を数人殺した転生者は他の者の呪いを吸収して《堕ち神》になるんだけれど…稀に、爆散する輩がいる。
別に、チート能力で生き延びていた訳ではなくとある条件を満たしていたから生き延びていただけなんだぜ?その条件ってのが、サイコパスっていう条件だ。サイコパスは、余程の事が無い限り【呪いにとって】安定した感情を持っているので大丈夫だったという話。

まあ、原作人物に会った事で起爆スイッチがONになっちゃったけれど。じゃなきゃ、こんな直ぐにBONしちゃう事はなかったよ。リリィ達の動きもあったからねぇ?作者的には、起爆コードを入力している様な気分だったけどwww。

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