絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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遅れましたが、投稿。


五七三話

Re:

 

 

「ポンコツ……真面目な、ポンコツ……」

 

「真面目クズなんて性質もあるんだから、真面目ポンコツっていうジャンルの性質もあるだろうさ……」

 

「真面目なクズ……それって、俺が逃げ回ってるって言いたいんですか?…………否定、できない、けど!!」

 

あ?この反応……コイツも、見てたんだな?あれを。まあ、女の子達が頑張ってる系のアニメは見てて元気が出るから俺も見ていたけど……ただし、【リリなの】は別口だ。だって、【リリなの】は純然たるバトルアニメだろう?

実際、バトルアニメってジャンルに分類されていたから……因みに、少女達の絡みは息抜きだったよ?息抜きwww。

 

手に汗を握る、ドキドキハラハラのバトルアニメが【リリなの】だ。転生してからは、その面が最も強くなったと言えるから間違いない!!模擬戦とか、訓練とか……教導とか?

 

「いや、そっちは例え話であって……つか、少女達が活躍するミリタリー系の……あのアニメを見た事があるのか!?」

 

「……ハイ◯リだろ?大和型全艦の長距離砲撃は、最高でした……というか、ネトゲーの戦争系ゲームとかやってたからそれ繋がりで見た気がする……後、アル◯ジオとか……」

 

「お前、そっち系か!?つか、凍真はゲーマーだったのか?だから、アニメとかわからなかったりするのか……」

 

「リリなのは、ゲームから入ったからアニメはそれ程詳しくないかな?テレビ版をサラッと見ただけだし……劇場版に至っては全くわからないな……」

 

コイツ、アニヲタですらねぇじゃん!!

てか、生まれて来る世界を全力で間違ってる感のある奴が……そうか。いや、待て……コイツ、転生被害者か!?って事は、二重の意味で転生被害にあってる!?なら、そもそも何でコイツを《神殺し》に転生させたの!?って話になるんだけれど!?

 

「まさか、転生先を二度も間違う奴が居るとは……」

 

「…………どっちも、強制だったよ……」

 

そう言えば、【リリなの】にしても《神殺し》にしてもコイツが選択して成った訳じゃないんだよなぁ?

 

――【始まりの魔法使い】、何やってんの!?

 

しかし、なんでコイツが最初の段階で転生者に選ばれたのか俺知らねぇわ。一応、生前の情報を纏めたモノはあるけど。そこに、転生理由は載ってなかったっけ?だとするなら、そこら辺の理由を調べる為にはどうすれば良いんだろうな?って事で、掲示板の力を借りる事にする。

 

質問してみれば、過去にも似た様な質問があったらしくログを見直す事を勧められた。それによると、生前の行動によっては転生できるかできないかが決まるんだそうだ。なので、凍真自身に生前は何をしていたのかと正面から切り込んでみたら覚えていないという返答が帰って来たので……そう言えば、記憶が薄れたって聞いてたわ!!掲示板経由で、凍真が生前どんな人間だったのかを調べられないか依頼してみた。

 

その結果、凍真がかなり歪んだ環境の中で常識を身に着けて生きていた事が判明する。つか、周囲や生活環境が歪んでいてもまともに生きられるんだ……って、感心しちゃったよ。反面教師って言葉があるけど、その実例が目の前にあったとは……世界は、狭いなぁ?良くぞあの環境で、ここまでマトモな人格を形成できたな?

 

普通なら、歪んでフッ切れてフルオープンになっててもおかしくはない。つか、毒親に毒兄弟に囲まれて利用されるだけされて引き籠もりニートの烙印を押された在宅ワーク者って……俺と同じかよ!?いや、同じなのは職業だけで周りは断然EASYだった。否、人脈チート?最高の幼馴染み?

 

兎に角、友人にも恵まれて無くてメチャクチャ苦労している人だった。最後は、兄弟だった者を養う為に延々と働かされて過労死していやがる。こりゃ、転生してもおかしくない人生だと思ってしまった。まあ、不幸だから転生する訳じゃないんだけどな?でも、来世で幸せになってくれ……と言いたくなるレベルの不幸っぷりだ。というか、コイツの生前も何かの間違いだったんじゃね?ここまで、恵まれない人生もおかしいだろう?と思って掲示板で聞いてみたけど。

 

偏りはあるものの、至って普通の人生だと言われたよ。普通って……これ、何者かの干渉とか無くてコレな訳?マジですか!?俺らみたいに、問答無用で決められた人生を歩んだ訳じゃねぇのか!?思わず、同じ文面を何度も投稿して怒られちゃったよ。何度調べても、影どころか痕跡すら見当たらなかったらしい。最後は、事故で身代わりになって死亡したそうだ。

コイツ、良い人過ぎじゃね?

 

「こういう奴から、死んで行くって……テンプレか!?」

 

最後の善行が、評価されて転生と相成った模様。環境に歪まず、最後まで誰かの為に生きたから転生する事に決まったとのこと。これはこれで、良い話なんだろうけど……何か、納得行かねぇ!!当然、毒親や兄弟は不幸になったんだろうな!?これで、報いを受けて無かったらマジで切れるぞ!?一応、確認して貰ったら凍真が自分に生命保険を掛けていて……その受取人が毒親だった。更には、凍真が生前に買ったTOTOのBIGが大当たりになっていて12億がその家族に支払われていたから俺ガチギレである。

 

「クズ共の笑い声が聞こえる。何、この地獄……凍真が、悲劇のヒーローじみていて泣けて来るんだが!?」

 

その後の、絵に描いた様な転落人生には笑ったけれど。凍真が、コイツらにここまでしてやる義理も義務も無かった様に思うのは俺が非道な人格を持っているからだろうか?

てか、たった一年で約13億を使い切った挙げ句の果てに借金地獄で毒兄弟達を切り売り(物理)して……最後は、投獄される毒親共の末路は見ていて反吐が出た。つか、保険詐欺&殺人は止めておいた方が良いぞ?何も残らんからなぁ?

 

だから、お勤めを終えた後も引き取り手が無く……親類からも見放され、彼らはホームレスとなり日々をその場しのぎで過ごしていた。その内、年齢が年齢だった為に段々と動けなくなって……何故か、全ての不幸を凍真のせいにして文句を言うだけのレコードと化す。全部、自分達が行った自業自得なのになんで当の昔に死んだ凍真の責任になるんだよ!?

 

クソッタレな責任転嫁してんじゃねぇよ!?巫山戯んな!!

 

凍真が、何も覚えていなくて良かったわ。

こんな、糞みたいな人生が元になっていたら《神殺し》には選ばれなかった。神様特典が、かなり特殊だったから何でこんなに優遇されてるのか?とか思ってたけど、超納得の理由だった!これは、仕方がない。というか、コレで神様特典がショボかったら問答無用で殺しに行ってた!!

 

あれだけ酷い目に遭って居ながら、マトモに生きて善行を積み上げていたんだ。死後、優遇されてもおかしくないってもんよ!!まあ、それで得たチート能力もほぼ使わずに幸せになって居るんだから徳も溜まるだろうさ。後で知った事だけど、得た能力を使って散々ズルをしているとカルマ値や徳がエラい事になるらしい。

 

死後、地獄に落ちる際に人格の残り具合に影響するとのこと。つまり、その時の自分のまま地獄行きって事だ。それで、苦しめられるって言うんだから恐ろし過ぎる。つか、カルマ値や徳の積み重ねによっては意識の明暗を弄られて落とされると教えられた。要は、徳やカルマ値がプラスであれば意識が薄かったりボンヤリだったり苦しみ度合いを操作されるけど。低ければ、低い程ハッキリしたモノになって行くんだと師範代達は語っていた。

 

「え……何、それ……怖っ……」

 

「故に、阿鼻叫喚地獄です。彼処は、徳やカルマ値の低い者が送られる地獄なので……とても、苦しむみたいですよ?」

 

パァっと、華やぐ様な笑顔で語られた瞬間……この人は、ドSだと思いました。語彙が、低くなるから見た目ほわほわセイバーで恐ろしい事を言わないで欲しい。色んな意味で、怖くなるだろう!?そういうのは、リリィじゃなくてオルタの役目だから勘弁してくれ……ほら、凍真も怯えているじゃないか!

 

因みに、凍真の家族だった者達は……兄弟達は、親よりも先に死んだ(殺された)ので賽の河原で数年石積みをした後転生。彼らは、凍真の事を散々利用して来たけど犯罪と言える様な事はしていないし、親に殺されているので罪が軽減されて石積みの時間は短縮されたそうな。つか、こんな事までわかるのか……《神殺し》って、恐ろしい存在だな?

 

凍真の毒親については、欲の為に己の子を殺してまで金銭に執着していたが故に大叫喚地獄へ落とされた模様。

 

「大叫喚地獄ってなんだ?」

 

「殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄語を犯した者が落ちる地獄ですね。まあ、現代に生きる者達なら大抵の者がここに落ちる事になりそうですけどね?殺生、盗み、邪淫……邪淫とは、不倫の事ですよ?そして、妄語……嘘を付く、ですね」

 

「殺生や盗みは特殊としても、飲酒と不倫に嘘って……動画サイトで、普通に流れてる話ですよね?」

 

「不倫なら、凍真もやってる事だしなぁ?」

 

「はぁ!?してませんが!?何、貶める様な事を――」

 

「【組織】で、沢山の女性に抱かれたんだろう?多分、既婚者も居たはずだぞ?既婚者も、『初心』者狩りをしてるって掲示板にあったからな?」

 

「…………『初心』者狩り?え、アレってそういう事……?」

 

「俺ってば、モテモテぇ?とか思ってた?はは、ダッセェwんなわきゃねぇだろ?アレ、初心、者狩りらしいぜ?」

 

「……oh……マジか……そして、マジ、かぁ~~~~!」

 

「二重の意味で、マジだ!!お疲れ様〜~www」

 

何も知らなければ、羨ましく思っていたんだろうけど。初期段階で、アレらの行為が初心者狩りだって事は掲示板で知った。

 

因みに、DT狩りとは違うからな!?アレは、正しく初心者狩りだったんだよ。転生し(生まれ)たてとは言え、凍真は【始まりの魔法使い】に創られた肉体を持つ転生者だ。

 

【彼】そのものには、近づけもしないけど。凍真の様に、小分けにされた力の片鱗となれば話は別だ。彼女達は、ソレを狙って凍真を襲っていた訳だ。少しでも、彼にあやかりたい者は少なくないからな?でも、【彼】そのものとなると近付けない。だから、凍真がモテモテだった訳だ。

 

「お前は、【始まりの魔法使い】の系譜に連なる存在として目を付けられていたんだよ。だから、最初の頃はメチャクチャモテただろう?強大過ぎる力の前に近付けないのなら、小分けにされた片鱗でも良かった模様」

 

結局の所、【組織】に集っている輩は【彼】を狙って集まって来た寄生虫だった。しかし、本人に粉を掛ける事はできず凍真の様に【彼】が手掛けた片鱗に取り入って【彼】の力の一端を手に入れようとする。だからこそ、俺は師匠経由で転生させられ師匠の元で修行に明け暮れた。その結果、【彼】の片鱗を持ちながら誰にも襲われない力を得た訳だ。

 

まあ、力というか……師範代達に護られて、今も鍛錬している訳だけど。師範代曰く、俺の身体にしろ凍真の身体にしろ【彼】の影響の無い『素体』は無いとのこと。つまり、俺が今宿っている肉体は【組織】から払い下げられた既製品なんだってさ。つまり、少なくとも【彼】の力の一部が俺の中に混在していてソレを狙う者達が存在している……との事だけれど。これまで、全く一切狙われた事なんて無いし怪しい動きをしている者も見たことはない。

 

「……というか、本当に既製品なんですか?」

 

「……ほぅ?どういう事かね、凍真氏?」

 

「凍真ウジって誰やねん!?後、変な発音の返しは要らないから……つか、神崎さんの肉体ってホントに既製品なんですか?だって、あの邪神様が関わっているんですよ?魔改造されててもおかしくはありませんか?」

 

「…………フム。凍真が、師匠の事を邪神扱いしているってのは良く理解した。後で、チクっておいてやろう」

 

「え!?ちょ、勘弁して下さいよぉ!ちょっとした、茶目っ気じゃないですか!それに、チクった所で咎められる事なんて……無いッスよね!?」

 

凍真が、慌てて言い訳を重ねているけど……知らん。今の俺は、それどころじゃなくて……師匠が、俺の肉体に何かしら手を加えたんじゃないかと戦々恐々だった。つか、よくよく考えれば師匠が俺をこの肉体に宿す前に何らかの改造をしていないなんて保証は一ミリたりとも無い事に気が付いてしまう。つか、普通なら狙われてもおかしくないってのが常識なんだよな!?

 

なら、俺が襲われないのは師匠がこの肉体に何らかの手を加えていたからなのかも知れない。

もしくは、何もしてないけれど……師匠の手に一度渡っているから、師匠の底しれぬ怪しさに手を出せないだけなのかも?とは言え、師匠が師匠である限りこの身体がノーマルだとは言えなかった。てか、既製品って事は遺体が売り買いされているって事だよな?そりゃ、培養して造られているから死体って訳じゃないんだろうけど。それでも、良い気分はしなかった。

 

つーか、師匠が既製品を手に入れた理由って俺を《神殺し》に転生させる為とかじゃないよな?何となく、その程度の理由で師匠がコレを手に入れる気が全くしないんですけど!?全然、異なる理由で得たものの目的を果たした後になって持て余し、忘れた頃に俺という存在を入れる容れ物として使った様な気がするのは俺だけだろうか?むしろ、そっちの方が納得行く理由な気がして来た。

 

「………………フフ……」

 

例え、何も手を加えていなかったとしてもそんなモノに宿らなければならない俺の身にもなって欲しい。メッチャ、生きた心地がしないんですけど!?もしかして、俺……自滅したりするんだろうか?

 

「使い魔の核が入れてある!!」

 

「つまり、師範代達とご同輩ってこと?ハッ!!ここは、師範代ではなく先輩と呼ぶべき場面ですか!?」

 

「茶番は要りません」

 

「師範代が、乗ってくれないんですが!?」

 

「違うみたいですね?外部から、ゴーレム操作みたく邪神様に操られるのかと思ったんですけど……違ったみたいです」

 

「師匠に操られる?そんな事になったら、腕とか脚がひしゃげそうで泣く…………むしろ、バキバキに?」

 

昔、俺が師匠にされたヤツ。何なら、凍真もタコ入道とかやらせてみようか?ゴーレム操作と、自己再生能力で骨がキシンで痛むけど。余りの痛さに、どんなに強靭な精神の持ち主でも悲鳴を上げて泣き叫ぶレベル。その激痛が、相手の気分で続くから割と早くに心が折れるから……ま、心が折れても続くんだけどね?

もう、バッキボキよ?バッキボキ(笑)。

 

「因みに、ゴーレム操作で操られると骨が折れるよ?」

 

「え!?」

 

多分、凍真がイメージしたのは精神を乗っ取られて操作される的な話なんだろう。けど、ゴーレム操作では自我が残るので筋肉や肉体が相手のイメージと相反する動きをすると骨が折れるのである。つか、筋肉もブチ切れるのでオススメはしない。

 

それに、ゴーレム操作では相手の魔力が己の体内に浸透するので絶大な吐き気と息もできなくなるくらいの激痛を伴う。激痛度合いは、相手の《魔力操作》に依存するらしいので上手い人なら痛みは然程感じなかったりする。逆に、下手な人だとマジで呼吸を止められるから辛いぞ?師匠や師範代レベルになると、何も感じなくなるらしいけど。

 

これが、リンカーコア経由だと物語の様に痛みとは無縁だったりするんだけどな?なので、魔力操作のレベルが低い間は術者同士での魔力の受け渡しはしないそうな。稀に、馬鹿が受け渡しを実行して魔力過敏症なんて病を発症する奴がいると聞いたけど……魔力感知の制度が、上がるだけなんじゃ?と思わずにはいられない。

 

実際には、食べ物に含まれる微量の魔力にも敏感に反応して身体が拒絶反応を起こすからとても大変な症状らしい。中には、己の魔力を循環させるだけで酷い魔力酔い状態になる者も居て……最悪、魔法が使えなくなる人もいるのだとか。何とも、恐ろしい病気だった。

 

「それって、魔力に対してトラウマになってるだけなんじゃ……カウンセリングで、症状が軽くなったりは……」

 

「なりません。低レベルの魔力常渡が、禁止になるくらいには治療方法が確率していない不治の病です」

 

肉体と精神、両方にダメージが入っているからカウンセリングだけでは間に合わないんだとか。痛みを伴うという事は、何らかの異常をきたしているって事だもんな?魔力の通り道を逆流しているのか……魔力を溜めて置く貯蔵庫を、無理やり拡張しようとしたのかはわからないけど、素人が手を出すのはヤバいと記憶しておいた。

 

因みに、魔力過敏症の人は絶対に師匠に近付こうとはしないそうだ。何せ、常に憤怒の魔力を纏っている様な状態な師匠の近くに寄ればその魔力に宛てられて恐慌状態に陥るんだとか……そんな話を師範代がしていたので、師匠に用事がある場合は代役を立てるかメールなどでのやり取りが基本になるとのこと。

 

つか、そこまでして師匠にどんな用事があるのかと尋ねればチート級料理の被害者だった。成る程。それは、どう足掻いてでも得たい快楽だよね!納得の理由に、俺は何度も首を縦に振った。

 

「その人達って、逆に【始まりの魔法使い】には会えるんですか?まあ、答えはわかっていますけど……」

 

「会えますよ?というか、普通に対面される方が多いです」

 

「デスヨネー……ってええぇ!?」

 

「アヤツは、存在が強大ではあるが気性は穏やかじゃから…むしろ、怠惰に近い故に対面してもわからぬ者の方が多い」

 

膨大過ぎる魔力の前では、どれだけ過敏な魔力感知でも馬鹿になる事の方が多いそうだ。だから、【始まりの魔法使い】の気性もあってちょっと重いぬるま湯に頭から突撃する様な感じなんだとか。そう言われて、『あー』となるまでがテンプレ。逆ギレしたりすると、控えていた銃火器を持つ方々によって制圧される。まあ、そういう事をするのは跳ねっ返りの強いエターナル・エンドくらいなもんだろうから基本はテンプレな方々が多い。なので、俺も納得しておいた。

 

「逆に、追い詰めて来る人達の方を知りたい様な…知りたくない様な?当たり障りのない辺りで……」

 

「……ニャーオですか?」

 

「……飛龍かのぉ?」

 

基本的に、組織に所属する者達は3人での行動を強いられるので大体気性が似た感じになる事があるらしい。それが、トラブルメーカーと苦労人と【中和剤】と呼ばれる人々である。普通に、トラブルメーカーと苦労人だけでは最終的にギスギスパーティーになるので、それを緩和する人材がその間に入れられるのだが……その代表格が、件の人物だったりする。まあ、単体で見るとそうでもなかったりするんだけど。

トラブルメーカーと苦労人の間に入るとギスギスする空気を中和してくれる人材となる……らしい。

 

「…………ニャーオさんは、わかります。しかし、飛龍さんが【中和剤】ですか?どちらかと言うと、トラブルメーカーの方では?」

 

とりあえず、俺にはパッと思い当たる人物像は無かったけれど。凍真の方には、心当たりがあったらしい。つか、俺の知らない人の様だ。もしかしたら、思い当たらないだけで知っている……もしくは、見た事のある人物かも知れないけど。

直ぐには、思いつかなかったので黙っておく。

 

「ハッキリ言っておくが、単体で見てもわからぬ者が多いぞ?例えば、飛龍はその代表格だの」

 

「そうですね。単体だと、トラブルメーカーに分類されますが……あの方は、基本的にノータリン人なので可愛いモノです。しかも、ド天然で単純なので扱い易いですし?」

 

「リリィが、ソイツを嫌悪しているのは良くわかった。余程、考え無しなのか……本能だけで生きているのか……」

 

当人が、やんわり否定していたけれど。《魔力感知》でリリィの魔力が、ザワザワしていたので余程苦手なのか嫌いなのか……嫌悪している事だけは理解できた。

 

「どっちかって言うと、天然系の借金地獄に陥っているおバカさんだと思いますけど……」

 

「借金地獄ってだけで、相容れない存在だと良くわかったよ。絶対、関わり合いになりたくない人物だな?」

 

「でも、セイビアさんの相方ですよ?」

 

既に、幼馴染み達が関わってて草が生える。

とりあえず、幼馴染み達にはお金を貸さない様に言わなければならないだろう。その手の馬鹿は、借りたら借りっぱなしになる可能性がある。流石に、寮ならわかっているだろうけど……貸してないよな?早急にメールを送って確認せねば!!

 

 

 

 

 




初心(ウブ)、者(モノ)、狩りについて……これが、『初物狩り』ならDT狩りだったんだけどね?全然、違う行事だったんだよって話。まあ、内容については本編で語られているので良しとするけど…そのまま読んで、『?』ってなってる人達に対しての言い訳みたいなモノ。
だって、『うぶ』で変換したら初心ってなったんだよ!?そのまま使うじゃん!…って話だった訳www ついでに、二重の意味でも使っているのでそのままの意味の『初心者』でも問題は無いけど…まあ、大部分の人が『?』って思うだろうから説明を…って流れになったんだよ。

とりあえず、ペンギンを連鎖爆破したいwww
大混乱ですね!やらんけど…誰か、やらかしてくれないかなぁ?ま、転生者も魔法少女も居らんけど。やってくれそうな人が、一人居るけど…どういうシチュエーションで、それに持って行けば良いのやら…悩むwww

「レヴァンティン!」
とか言って、殴ってくれないかなぁ?希望的観測www 一番、可能性のある人がもう一人いるけど…殺っては、くれなさそう…
「アイゼン!!」

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m(_ _)m

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