絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
Side 神崎
オッス!みんな、久しぶりだな?オラ、神崎大悟。
《神殺し》に転生して、早くも三百年ほど経った。いや、ガチで!ホントに、それくらいの時間を過ごしたから!もちろん、魔法少女達の世界で同じ時間軸をぐるぐると繰り返し……今や、三百年も経っちまった。
ぶっちゃけ、三年から五年くらいを延々とループしている様なイメージで様々なルートの『原作どこ行った!?』な【魔法少女リリカルなのは】を体験している。
正に、攻略法の無い初見ゲーをやらされている様な気分だぜ?なまじ、原作を知っている分面倒だけれど。手探りで、新規ルートを開拓するオールフリーなゲームをさせられている様な気分になるよ。
例えるなら、フルダイブ系のアニメで登場人物が超自由にフィールドを歩き回れる事に感動している様な感じ?それのリアルバージョン。ストーリーの無いゲームで、『さあ、クリアを目指すんだ!!』とか無茶振りをされてる……と言えばわかるだろうか?
何を持って、『クリア』とするのかわからないまま足掻いている様な気分にさせられる。というか、無茶振りが過ぎるんだよ!!
無い無い尽くしで、どうしたらクリアになるのかもわからないのに『クリアを目指せ!』とか『何を言ってんだ!?』って話よ。
初回から始めた人達が、最初こそゲームの自由度に感動したりしてストーリーが無い事なんて気にしなかったりするんだろうけど。
時間が過ぎる内に、ストーリーの無いゲームの鬼畜っぷりに気が付いて手探りで進めて行く絶望を知るっていう……ね?そういう話になって行く。
そうして、誰かが己の過ごしやすい様にテントやコテージを建てたくらいで周囲のプレイヤーが、自分達のプレイするゲームが『開拓ゲーなんじゃ…?』と気が付いて、村を作ったりモンスターを狩ったり異世界生活を満喫し始めたりする。
そして、試行錯誤を繰り返しゲームを盛り上げていたら運営の悪意によってモンスターのスタンピードが起きて壊滅するんですね?わかります。
とりあえず、何が言いたいかと言うと……己の行動によって、何も無い場所に自分達の物語を作って行くような作業をさせられている様な気分を味わっているってことだ。
いや、それが悪い訳じゃないんだぜ?
ただ、それだと本来あるべき原作を無視してイレギュラーのみの物語を紡いでいるみたいで後ろめたいって話だ。
まあ、【転生者】が生まれて来るので俺達だけの責任では無いんだけどな?昔は、こんな事1ミリ足りとも考えなかったのに……コレが、裏方に回る者の思考なんだろう。
もしくは、雑念かも知れないけど。
だからこそ、俺は今酷い違和感に襲われていると言っても過言ではない状況に陥っていた。つか、目の前で慌ただしく行き交う使い魔さん達を眺めて困惑する。秘密基地の中では、複数体の使い魔さん達がマッタリのんびりしていたにも関わらず。
今は、人形(ヒトガタ)に戻った使い魔さん達が何かの書類に目を通しながら行き交っていた。一応、数体の使い魔が俺達の傍に居てくれているけど。この状況下では、邪魔をしている気分になってしまう。
本人達曰く、サボタージュ最高!!らしいけど。
余計に、恐縮してしまうんだけど!?
「言い方が悪かった。気にするな!いずれ、交代の時間が来るから、今だけはこの至福の時間を許して欲しい……」
仲間が、忙しなく行き交う中で自分達だけがマッタリのんびりしているのは背徳感があってたまらないんだそうだ。それはそれで、色々思う所があるんだけど。本人達が、気にしてないのなら良しとした。
因みに、今我々は師匠が保有する【船】の中で暮らしている。一応、魔法少女達の世界軸には入っているんだけど……【船】諸共での参戦だ。そんなモノまで、総動員して何をしているかというと……なんだろう?何と言うか、転生者との戦争?その準備?
何で、こんな事になったかというと……この世界に転生した、転生者の数が多過ぎたんだ。なんせ、原作に影響が出るほど物語そっちのけで転生者同士の争いが行われるほどだ。余程、徹底的に減らさないとヒロインをゲットする事がかなり難しい……なんて、状況に陥っていた(遠目)。
「一人のヒロインに群がる男……ハイエナかな?」
いつもの様に、この世界軸へ到着した所でフレールくんを放った師匠は出された結果に苦笑いしていたよ。なんたって、フレールくん達が出した統計では一万人オーバーの転生者達が地球に犇めいていたんだから。
つか、ヒロインの数は今までと変わらず原作通り。魔法少女組の三人娘と、その友人ポジの二人。更に、ミッドチルダに移住してからのキャラを含めても全く釣り合いが取れていない。となれば、転生者がライバルの数を減らそうとするのは言うまでもなく。転生者同士による、転生者の為の主人公を決定する転生者戦争が行われていた。
とはいえ、転生者には《旧・神族》が仕込んだ『内包された呪い』がある。それ故に、殺し合いの果てには《堕ち神》化という現象が発現し、最悪の殺戮兵器が解き放たれてしまう。それは、当然の事ながら殺し合いをしていた転生者達の間では既に有名な話になっていて問題視されていた。
というか、ソレを体験した一部の転生者達は一時停戦協定を結び原因の究明に明け暮れている模様。
そりゃ、殺し合いをしていた相手が唐突に化け物と化し無差別に暴れ出したら……一時的に、殺し合いを止めて協力してもおかしくはない。奇しくも、《堕ち神》の発現によっていがみ合っていた彼らは停戦を余儀なくされた訳だ。
まあ、それでも殺し合いをする転生者は後を絶たないみたいだけれど。《堕ち神》化に、衝撃を受けた一部の転生者達は協力して原因を明らかにする事を選んだらしい。
そりゃ、一人二人なら『まあ、そういう事もあるかなぁ?』って思えたんだろうけど。アレってさぁ、一人が《堕ち神》化すると連鎖的に広がるじゃん?
しかも、転生者を殺した経験のある者もつられる様に《堕ち神》化するからとてつもない衝撃が駆け抜けたはずだ。結果、転生者間でバイオハザードみたいなノリのパニックが広まったらしい。
「この手の混乱って、簡単には終息しないはずなんだけれどなぁ?」
そこは、転生者クオリティって事なんだろう。
その後、《堕ち神》化した転生者を何とか撃退した一部の彼らは休戦協定を結んだ。その上で、自分達に何が起きたのか調査に乗り出し……《超六感》とかいうチート特典を持つ転生者によって、自分達が神々の娯楽で転生させられた挙げ句、【呪い】の塊である事を知った模様。
それにより、一部の転生者達は他の転生者に関わらない様に生きる事を目指した者やそれでもヒロインが諦め切れずに争う者など様々な行動に出たらしい。
中には、自害する者も出たらしいけど……折角得た第二の人生、楽しまなきゃ損だよね?っていう思考の元『法律?ナニソレ美味しいの?』という感じで暴走を始める者まで出て来る始末。
結果、善玉?転生者と暴走転生者で殺し合いまでは行かなくても周囲を巻き込んで諍いが起きるという事件まで起き始めた。もちろん、一般の人々に被害が及ばないように結界を多用し……その為に時空管理局に見付かるなんてオチまで付いた。
まあ、暴走した転生者にはもう関係のない存在と成り下がっていたソレら。原作人物が、目の前に現れた所で止まる事も無く突っ走って逝く事となる。
「おぉう……暴走してんなぁ?」
故に、転生者という存在は犯罪者では無いにしても問答無用でブチのめして保護。又は、逮捕して洗n…再教育し吸収するのが時空管理局の方針らしい。
つか、洗脳って……ジェイル・スカリエッティが、絡んでたりしないよね?絡んでいたら、色々とヤバいんじゃないか!?転生者が、戦闘機人の材料にされちゃうかも知れない!!適性があるかは、不明だけれど。
もしくは、内側の【呪い】が溢れ出てジェイル・スカリエッティを原作以上に闇落ちさせてしまう!……とか?なんて、恐ろしい話なんだ!?
「更に、闇落ち……えっと、漆黒がノワールだったはずだから?奈落は不明。深淵?……ノワールからアビス落ちでもしたのかな?(スットボケ)」
まあ、そんな妄想は置いといて……俺が言いたいのは、『いつの間に、戦争モノへ鞍替えしたんですか?』っていう一点に限る。元々、この物語は転生物の話だったはずなんだ。なのに、気が付けば『vs転生者』になってるってオチなんだけど!?
止めてよ。1on1程度ならまだしも、一万人オーバーのガチ戦争とか受けないってば!最低でも、チーム戦程度に抑えていてくれれば何とか飲み込めたのに……戦争です。
「いつから……いつから、鞍替えされてた!?」
まあ、今までもあった事だけれど。しかし……しかしだ!ここまで、本格的な『戦争』と呼べる戦いがあっただろうか?いや、無い!そりゃ、《旧・神族》との戦いが間に挟まった事はあったけれど。
それでも、組織vs組織の形態を取ったモノであったはずだ。決して、個人vs組織なんて戦争(比喩揶揄)は無かったと思われる。
つか、時空管理局を差し置いてなに艦隊を用意する個人が居ると言うんだ!?……師匠が居たけれど。てか、使い魔さん達が居るから体裁が取れている様に思えるけど……完全に、少数の個人勢vs一大組織と化した転生者との戦いですよね?わかります。
これ、使い魔さん達が居なかったら一万人の転生者vs《神殺し》の図になってたんじゃ?それでも、勝てないなんて事はなく。普通に、蹂躙するだけの話だったりする。
何故なら、初手に専用武具でブッパなせばソレで事足りる話だからだ。俺の武具でも、普通に出来る事なんだから師匠の専用武具なら……んん!?そう言えば、師匠の専用武具って見た事なかったっけ?聞いた事はあったけど、師匠がソレを抜いた話は聞いた事が無かったな。とりあえず、護衛の使い魔さんや師範代が居るんだから聞けば答えが返って来るだろう。
「師匠の専用武具って、どんなのですか?」
「……………………」
「……………………」
返って来たのは、重い沈黙だけだった。
「え……あれ?」
「……………………」
「え?ちょ、何でこんな空気に……!?」
「……これまた、唐突だの?兄様よ……」
「いや、唐突というか……これから、転生者との戦争があるんだから初手に専用武具でブッパすれば簡単なのでは?と思っただけなんですけど?」
「ああ、そう言う思考であったか……」
「主様の専用武具は……」
「抜いてはならぬモノだ」
「は?何故……つか、使えない訳じゃ無いんッスよね?なのに、抜いてはならぬって……」
「まあ、最後まで聞け」
「主様の専用武具は、抜いたが最後……その世界の
あ、コレ……聞いた事があるわ。
そうだ……そうだった。師匠の武具は、根源の【死】そのもので武具の形はしているものの。しかし、抜けば最後……次元そのものすら殺すヤバい
「直死の魔眼を超えるヤバい武具だっけ?陰と陽……プラスとマイナスの力について説明された時に聞いた記憶があるわ……」
俺達が持つ、専用武具がプラスの力であるならば師匠の持つソレはそれら全てをゼロにするマイナスだと聞いた覚えがある。
カード◯ャプターさく◯の魔法カードの様に、プラスの力とマイナスの力でその歪みを打ち消しているとかなんとか……って、それだと師匠の武具は《神殺し》全員が持つ専用武具と同等の【マイナスの力】を持つって事!?目茶苦茶ヤバい代物で、草も生えんわ!!
「うわぁ……厄介な代物で、笑えねぇ……」
「死神ですら、ソレを見た瞬間に裸足で逃げ出す代物ですからね。アレの前では、存在する全てが無価値となりますので神ですら【破壊】の対象となります。えぇ、我々も例外ではありません」
「その時は、さっさと別次元に逃げるか主様のアイテムBOXに入る事をオススメするの」
「まあ、主様が我々を回収せずにアレを抜く事はありません。ですが、抜くと決められたら我々がどんな状況だったとしても問答無用で回収されますのでお気を付けを……」
どんな状況でも……かぁ。そりゃ、回収されなかったら問答無用で無に帰されるんだ文句なんて無い。
ただ、ちょっと別の意味での配慮はして欲しいけど……師範代達の様子から、そういう配慮がされないって事は良くわかった。こりゃぁ、過去に色々あったみたいだな?メッチャ聞きたいけど……フラグに成りかねない質問になる様な気がするので黙っておく。てか、聞いてくれても良いんだぜ?
「どんな状況でも……?って事は、何か都合の悪い事をしていた馬鹿でもいましたか?」
「おや?凍真様は、御興味がおありで?」
「あれ?なんか、他人行儀な感じに……?」
当たり前だろう?てか、師範代があんな風な言い方をしているんだ。何かが、あったからに決まっているじゃないか!ニュアンスで、気が付くだろ!?
「修羅場案件じゃないか……地雷原だぞ?」
「うぇ!?地雷原……普通に気になるんだけど?」
「気になっても、聞かないって選択を取れよ……で、端末か掲示板で調べるのが正解ルートだろ?」
ま、調べられるかは別としてそういう選択肢もあったはずなんだ。直聞きなんて、とてもできない状況だっただろう?だって、師匠に回収できる存在がやらかした話なんだぜ?それだけで、かなりの地雷臭がしているじゃないか!流石の俺でも、深くは突っ込めない案件ですよ?
その事に思い至ったのか、凍真の馬鹿は漸く顔色を変える。しかし、時既に遅く使い魔達から凍真は絶対零度の視線を向けられていた。まあ、ソレが本気なのか悪戯なのかは別として俺は見て見ぬ振りをする。視線を向けた先では、護衛の使い魔さん達も寒々しく冷たい目をしているので状況は最悪の可能性が濃厚だった。
つか、周囲を取り巻く雰囲気がとても重々しく……こりゃ、ガチの地雷かもと思った辺りで俺はソレらがパフォーマンスである事に気が付いた。というか、あれほど忙しそうに走り回っていた使い魔さん達が足を止めてこちらを睨み付けている。
あれって、見物をしている使い魔さん達ですよね?つまり、この重々しい雰囲気はフェイクで凍真が戸惑う姿を愉しんでいるだけの茶番である事がわかった。
全く、手の込んだ茶番劇をやってくれる。まあ、それを教えてしまったのが俺達だというのはわかっているので言及はしない。
その内、耐えきれなくなった凍真が土下座を始めたので師範代が慌てて止めに入ったけど。やり過ぎは、周囲の信用を失う行為にしかならんから程々にしておくのが良いぞ?まあ、師範代達くらいになると日々の行動から失った信用なんて直ぐに取り戻せそうだけどな?それでも、加減は教えなきゃならないかもと思い始めていた。
「茶番は、諸刃の剣。引き際は、もう少し早くの方が後腐れ無いぞ?笑い話で終わるレベルにしておかないと信用を失うだけだからなぁ……」
それによって、親から信用を失った俺が助言をする。家の親は、俺達の茶番について早くに諦めた人だ。なので、俺達の仲について口出しをしなくなってしまった最初の一人でもある。俺も、長く心配をかけていた一人なので何も言えないけれど。
だけど、幼馴染み達との仲だけはずっと気にしていなかった人でもあった。まあ、最後はあんな形で死に別れる事になったけれど。理由が理由だけに、あの事件を『苦笑い』で済ませた人でもある。
女傑過ぎんだろ!?母よ!!
あの事件に、被害者が居るとしたら俺の嫁さんと加害者の兄である寮が被害者だったんだよな。何故なら、俺は美愛の気持ちを知ってて気が付かない振りをしてたんだから。いずれ、時間が解決してくれて……いつか笑い合える日が来るだろうと、易く見積もっていた自分の落ち度だろう。
まさか、俺の結婚式で爆発するとは思わんかったよ。まあ、その時には俺は『俺』で無かった訳だけど。だからといって、美愛と結ばれていたら幸せになれたのかというと……多分、無理だったと断言できる。俺達は、関係性が近過ぎたんだよ。普通の幼馴染みであれば、幼馴染みラブロマンスを築けたんだろうけど。
幼馴染み以上、義兄弟(兄妹)未満な俺達ではどうあっても、その関係性を終わらせられなかっただろう。
あそこまで行くと、複雑な関係にしかならんて……例え、結婚したとしてもちょっとしたことで崩壊するのは目に見えていた。というか、寮は何も言わなかったみたいだけれど……俺と美愛が、結ばれる事を忌避している態度だったからな?結ばれて、崩壊したら元には戻れないと態度で示していた。
それが、わかっていたから後釜の人格さんには『美愛と結ばれるな』と伝言を伝えていた訳だし……まあ、結果はあの通りとなってしまったけれど。
遅かれ早かれ、俺達の仲が瓦解していたのは間違いない。そういう運命だったと、師匠も言ってたからな。歪だったんだよ。俺達、幼馴染み達の関係は。
だから、今もアイツらとは合流していない。冷却期間が必要なのは、わかっているから【組織】の施設に戻った時だって美愛と翼を二人っきりにはしていないだろう?
必ず、周囲に第三者が居る様になっているはずだ。他の幼馴染み達も、ソレがわかっているから二人を放置しない訳で……多分、わかっていないのは美愛くらいなモノだろう。アイツ、自分の事になると凄まじく鈍感だからな。なまじ、他人の事に敏感なせいで自分の事が疎かになっているのに気が付かないお馬鹿さんだ。だから、わからない。
周囲が、それとなく誘導している事も自分が何をしたいのかも……そんな奴が、俺と一緒に居たくて《神殺し》に転生した。
そりゃ、どれだけ反対しても他の奴も《神殺し》になるしか無い。あの穂波ですら、それに気が付いているんだぜ?心配し過ぎて、なりたくもない《神殺し》になってしまう程には美愛に情を持っている。結局の所、俺の幼馴染み達は美愛の為に《神殺し》へ転生したと言っても過言ではない。
これほどまでに、俺達の関係性は歪んでいる。普通なら、ここまでしないはずなんだ。
普通の幼馴染みであるならば、心配だからなんて理由で《神殺し》になんてなる事は無かっただろう。
一応、不老不死になってみたかったと言い訳を言い募っていた奴もいたけど……彼らの本音は、美愛が《神殺し》になったから心配で自分もなる他なかったというだけだ。何が心配かというと、美愛が暴走して翼を滅多刺しにするかも知れないからだ。
以前は、気が付かない振りで別の人と結婚した俺を滅多刺しにして殺したけれど。今度は、新たな命に転生したいと願う翼を自己中な理由で俺と結ばせようと躍起になる可能性があると判断したんだと思われる。
そういう心配を、俺の幼馴染み達はしているのであった。全く、色んな人に愛されて居るんだぜ?翼は。だって言うのに、当の本人はノッケラカンとした様子で日々を過ごしているって言うんだから頭が痛い。もしかしたら、美愛の態度に何かしら感じ入るモノがあるかもしれないけど……多分、理由までは理解していないだろう。
「他人に、己の理想を押し付けんなよ……」
英霊エミヤじゃねぇけど、そういう理想は己で抱いて溺死してろって話だ。いや、ホントに。何故、そんな理想を他人に押し付けようとするのか理解に苦しむ。カップリングは、己の中だけに留めておいて欲しい。
いや、BLのカップリングはそもそも思い付かないで下さい。俺の精神が、死んでしまいます。ホントに、ガリガリ削られて最後最後は何の抵抗も無く木端微塵にされてしまいそうだ。
「お風呂で、事故りそうだ……」
「フルじゃ無いと、事故らねぇよ!?」
「は?」
「へ?」
「兄様……意識が、お戻りになられたのですね?」
「さて、兄様も戻って来られた様だし……何が、フルじゃないと事故らないのか言及させて貰うかのぉ?」
ニタァと嗤うオルタを見て、俺は己の失言を悟る。
コイツ……!俺が、何を思ってそんな事を言ったのかわかってやがる!!逃げ場の無い状況で、俺はアタフタと言い訳を始めるのだった。
大変、お待たせしております。
ちょっと期間を空けただけで、キャラクターの性格とか口調を忘れてしまい難航しております。ええ、そりゃぁもう…クソ難航中であります!
とりあえず、本編そっちのけにして雰囲気で流れを作って内容を確認して調整するというエゲツない状況になってますから中々進まねぇ!!
ホントに、地獄で草www(リハビリ中)
これが、ブランクというヤツなんだなぁ…シミジミ。
何はともあれ、転生者を蹂躙するだけの簡単なお仕事になるハズなので気長にお待ち下さい。多分?その前に、リハビリの為に差し込んだ話がしばらく続くとは思いますが楽しんで頂けると有り難いです。
とりまー、今は決戦前夜?みたいなノリで書いているので…また、長くなる決戦前夜だな?まあ、タイムリミットはあるけれど面倒な事はとことん先延ばしにしたい人あるあるな話だと思っていただければ良いかと。
双夜は、例によって暗躍…いや、暗躍じゃねぇな。つか、アイツは世界の調整を並行的にやってるから出て来れないだけなんだよ(メタ発言)。てか、双夜は世界のシステムを調整するSEみたいな存在なので表に出て来ない時は暗躍ではなく世界の調整をしているんだ。まあ、それを作者は暗躍と呼んで言葉を濁していた訳だけどww
暗躍と言えば、暗躍とも言えなくはない……はず……きっと、多分…メイビー。
悪い事をしていた訳じゃ無いから気にせんでもろて。あっちはあっちで、地獄だろうからねぇ?
誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m
感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。