Fate/~DC~ フェイト/~ダサシンクリード~   作:凡人9号

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日常回


原作的問答前日ですよ

ピタゴラしようと思ったり、魔道書をエンジンにロボットを作ろうと計画したり、競馬で博打に出ることにしたり、誘拐犯が凛嬢を連れていたのでイラッとしてやってしまったり、誘拐犯ごっこしたり、ロボットの完成後のモーションを確かめたり、英雄王を褒め称えたり、マスターが大勝利して帰ってきたり、作るロボットを60メートル級にすることにした鷲津です。

 

問題ない!六十メートルまでならッ!!

 

とりあえずひたすら鉄板やらケーブル類を下請工場に直接注文し、届くまでのんびりとさせてもらおう。

と言うことでいつものゲーセンにやってきたら征服王がスプラッターハウスしていた・・・もう意味が分からない。なんでスプラッターハウスなんだよおかしいだろ・・・

 

「おおアサシンよ!この様な代物もあるのだな!全くこの時代は素晴らしい娯楽に溢れておるな!」

「現世を楽しんでるようで何より。で、流石にずっとここで遊んでる訳じゃないだろ?」

「む?おおそうだとも!ここにおればお主が来るだろうと思っておったのだ!」

「ん?なんかあんの?」

「うむ、ちょっとした余興だが、此度の聖杯戦争。なんと王が三者も居るではないか!と言うことで王による聖杯を誰が手にするかの語り合いを行おうと思っていたのだが」

「だが?」

「王が三者も居ったら恐らく、互いに引かぬであろう。故に、判定する者を用意しておこうではないか!とな」

「で、それが俺なわけ?」

「うむ、我が知っており、会えるサーヴァントとなるとお主くらいだからな」

「王同士のいざこざに俺を巻き込むなよなー、あの金ぴかには言ったのか?」

「うむ、先ほど鉄の馬に乗っておったぞ」

「バイクな。で、場所は?」

「セイバーの拠点である森の中の城だ!」

「ちゃんと連絡してるんだろうな」

「連絡が必要か?」

「必要だろ。確かに戦争するときは突然するが、訪問とか和平を結びに行く時には事前に知らせるだろ?」

「・・・全て部下に任せておったから分からぬ」

「いや、まぁ王様としては正しいんだろうけどさ・・・で、いつよ」

「明日だ!」

「また突拍子の無い・・・連絡に関しては俺がやっておこう」

「うむ、手土産は任せろ!旨い酒を用意しておこうではないか」

「じゃあ俺連絡してくるから、ゲームライフを楽しんで」

「応とも!この娯楽施設を征服したいほどだ!」

「迷惑になるから止めておきなさいねー」

「むぅ、我が聖杯戦争に勝ち抜いた暁には・・・ッ!」

「まぁ、なんだ・・・頑張って」

 

さて、その辺に捨ててあるママチャリでも探すか。

 

 

 

不法投棄されたママチャリが見当たらなかったからISで空飛んでやってきました森の中の城。

 

ISを解除して、扉の無い玄関の前で「セーバーちゃーん!」とトトロでさつきを誘った女の子ごっこをしてから待っていると、武装したセイバーが走ってきた・・・なんでガチなん?

 

「一体何用だアサシン!」

「明日、ここに征服王が来る。酒を飲みに」

「・・・は?」

「そして港にいた金色の奴も来る」

「・・・つまり、どういう事だ!」

「なんでも、王様同士で語り合い、誰が聖杯にふさわしいか決めようではないか!って企画らしい」

「らしい?貴様も良く分かっていないのか」

「さっき聞いたばっかりで良く分かってないが、まぁ征服王のやることだ、何も考えてないんだろ」

「やりたい事をやるだけではただの幼児ではないか」

「幼児が力持ったらああなるんやで」

「それは、恐ろしいな」

「と言うわけで、明日の多分夜だと思うんだけどライダーと金ぴかが来るから」

「・・・わざわざそれを知らせに来たのか?」

「迷惑がお前にかかるだろうからな。突然来て話し合おう!よりも事前に知っておいた方がいいだろう」

「一理あるが・・・我々は敵同士なのだぞ?」

「残念だが、俺も、俺のマスターも聖杯はどうでもいい、俺はただ戦いを楽しみたいだけ。聖杯を求めるんじゃないから敵じゃないさ」

「屁理屈だろう」

「あ、俺もなんか呼び出されたからこの時代のおかしを買ってこよう」

「ほう?それは是非食してみたいな」

「ん?食べたことはあるんじゃないのか?」

「日本の食事は恵まれている、とアイリが言っていたのだが・・・」

「じゃあ和食を用意してやろう。生魚は平気か?」

「まずそもそも生魚、というモノを食べた覚えがない」

「そこからか・・・じゃあ標準的な和食を用意しよう、適当に作るが良いか?」

「楽しみにしておこう!」

「じゃ、また明日の夜に」

「アサシンだけは歓迎しようではないか!」

 

食事一つで何故こんなに歓迎されるのだろうか。余程良くない待遇を受けているのだろうか・・・腕によりをかけ、全力で作ってあげようではないか。

なんやかんやの交際以来、千冬さんを唸らせ続けた婆ちゃん仕込の家庭料理を味あわせてやろうではないか。

 

 

 

森の城からの帰り道、不意に少しだけ気になった。

 

港にあったコンテナ、派手にぶっ壊してたけどアレってどんな処理されるんだ?と。

璃正さんが嘆いてたのはよく覚えているが、あの後どうなったのかさっぱりわからん。

 

そう思ったのでいつも通り料理を作ったのでそれとなくその時聞いてみた。

 

「若いのに実に見事な手並みでな、魔術に関しても魔術師の家系でもないのに実に理解も早くてね。なんでも市長が変わるたびに伝えられる話を聞いていたらしくてね」

「なんかスゲー嫌な内容な気がするんですけどその言い伝え」

「実際、大量破壊に大量殺戮が起る災害が六十年に一度発生する。と。説明を行えば『蓋を開ければ人災だったのか』と笑っておったので強く警告してはおいたので大丈夫だろう」

「今度菓子折りでも持って行ってあげよう」

「時臣氏が先にしておりましたよ」

「マジかよマスター代表が時臣氏かよ・・・じゃあ俺はサーヴァント代表として何かをくれてやろうではないか」

「急に英雄王の様な口ぶりになりましたな」

「マスターから聞いてるかどうか分からないですが、今ちょっとキャスターから奪った・・・うん?奪った?宝具でロボット作ろうとしてるんですよね」

「・・・あれは本当の事だったのですか。そして、今話しているということは」

「ちゃんと宝具は回収して、エンジンも何かしらの積んどきますよ!」

「一体いつからこの世界は特撮になったのでしょうか」

「魔力なんてのがある時点でもうご察しですよね。蓋を開けたらとびっきりダーティーなダークファンタジー・・・ファンタジー?っていう実情がもう絶望的ですよねー」

「・・・日夜人が死んでいる、と言っても過言ではないですからね」

「しかし体を鍛えれば何でもできるって言うね」

「何事も極めてしまえば他の者は手出しできますまい」

「極めるかぁ・・・原子力はまずいよな」

「何やら冒涜的な単語が聞こえたような気がしますが・・・私は何も聞いていません」

「ロボットに乗って八極拳って出来るんですかね?」

「分かりかねますが、大質量の物の力となれば、それは恐ろしい火力になるでしょうな」

「・・・そうか、あのロボットいらねーよ機動武闘戦士はまだ生まれてないのか。確か・・・四年後?」

「ほう?四年後が楽しみですな」

「アニメですよ?」

「武闘がメインなのですよね?」

「武闘とロボットがメインですけど・・・理論ぶっ飛んでますよ?」

「アサシン、貴方の八極拳はおかしい」

「師匠に酷いこと言われたでござる」

「他所で師匠等と呼ばないでくださいね、私は人外だと思われたくはないので」

「そんな!師匠酷いですよ!あんなに丁寧に俺に教えてくれたじゃないですか!」

「ハッハッハ、私が教えたのは八極拳の基礎であってあんなぶっ飛んだ八極拳ではありませんよ。一体いつの間に守破離されたので?」

「守破離ッ!そんなに一緒にされたくないんですか璃正さん!」

「基礎の段階からぶち破ってきましたからそもそも守してないですし、何も教えていないという事にはなりませぬか?」

「なりませぬ!なりませぬぞ璃正師匠!俺に力が何たるかを教えてくれたのは師匠ではないですか!」

「力の流れについてだけですよ。貴方を弟子と呼べるほど強くはないのですよ」

「師匠の馬鹿!意気地なし!」

 

そう言って俺はリビングから飛び出して・・・どこに行けばいいんだ?マジでノリで話してたからどうすりゃいいんだろうか・・・

 

とりあえずマスターん所行こうか。

 

 

 

「と言うわけだマスター。教えておいて全く違うって叱られるってどういうことなの?」

「それは仕方があるまい、私と父上の八極拳がアサシンが生前習得していた物と交わり全く別物と化しているからな」

「マスターまでひどくない!?」

「例えるならば、水と油とよく見る水色の固形燃料が完全に混ざり合った謎の液体と化している、様なものだ」

「表現が嫌過ぎるんですけど!固形燃料溶けてるんですけど!」

「すべて全くの異物であろう。そもそも、固形燃料が液体になった点についてだが、それだけおかしいということだ」

「なんで皆俺をいじめるのさ・・・」

「苛めてはいない。区別しているだけだ。決して混ぜてはならぬ領域でな」

「まぁ生身の人間と英雄比べるのは間違えているけどさ、技術的にはマジで弟子なんだぜ?」

「私や父上よりも強い弟子などいて堪るか。そのような実力の者を弟子等と、口が裂けても呼べぬわ」

「あー、うん、そういうもんなの?」

「・・・弟子を持ったことは?」

「内弟子って言うの?家に住まわせる弟子ならいた。とは言っても勝手に色々学んでったけどな」

「その弟子は君よりも強かったか?」

「弱い。師匠ってのはそもそも弟子にとって越えられない壁だろ、何言ってんだ」

「・・・私の方が何言ってんだ、と言いたいのだがな」

「師とは越えられない壁であり、そして乗り越えた時に成長を感じ取れる相手。少なくとも俺は一人の師匠には勝ち逃げされた」

「・・・死んだのか?」

「いや失踪。それらしい話は聞くけど最後に別れたっきり」

 

実は師範と思わしき人物がアサシン教団をまとめ上げるのに一役買ったそうだ。デズモンド君が頑張ってる裏でアサシン教団員達を盛り上げるために必死に暗殺していたらしい。

まぁ正直デズモンドパッパから聞いた話だから確認は取れてないが、まぁ多分師範なんだろう。刀一本で警備会社に真正面から乗り込んで死傷者一名で済ませて戻ってきた、とか言う逸話からもう師範しか想像できなかったりしたものだ。

 

「そういえばアサシン。ギルガメッシュが鎧を磨いていたのだが、何か知らないか?」

「・・・え?あの鎧の反射とかって磨かれて出るものなのか?」

「知らぬが・・・して、何か知っているか?」

「あー、うん。明日の夜、ライダーが趣向を凝らしてセイバー陣営の拠点で話し合いをするらしい」

「ふむ?それはまた奇抜な」

「内容は『誰が聖杯にふさわしいかを王で語ろう』で、何故か俺も呼び出されてあら大変」

「ふむ、パスは繋いでおいてくれ」

「・・・パスと言えばマスター、この間なんでパス切ったんだよ」

「旨い麻婆豆腐の店を見つけてな、邪魔をされたくなかったからだ」

「あー、確かに食事中って邪魔されたくないし仕方ないね」

「今度あの味を再現して見せよう。アサシン、是非試食してくれ」

「俺で良ければ」

「では楽しみにしておいてくれ」

「分かった待ってるわ。じゃ、俺は明日の準備するから」

「何かあるのか?」

「俺の愛用包丁がなんか知らんが宝具にくっついてきてたっぽくてさ、研いどこうと」

「・・・何故宝具に包丁が」

「お前も三枚におろしてやろうかぁ・・・」

「それではまるで英雄ではなく妖怪ではないか」

「妖怪、妖怪か。妖怪暗殺おじさん」

「それは・・・妖怪と呼べるのか?」

「なんか適当に思い浮かんだだけだし気にする必要は欠片もないぞ」

「それにどちらかと言うと妖怪以前に人外おじさんだ」

「それマスターが言う!?」

 

この人一歩踏み込むだけで吹っ飛ぶ感じで迫ってきて胸骨粉砕してくるんだぜ?人外おじさんなのはどっちだよ・・・

 

「少なくとも、私は英雄ではないからな。まだ人間の範疇だ」

「スッゲー狡い言い訳し始めやがったぞこの男」

「私の勝ちだ、アサシン!」

「おのれ、おのれ言峰綺礼ッ!謀ったな!」

「何を人聞きの悪い事を言うか、勝手に自滅しただけであろう?」

「貴様、それでも人間か!」

「そうだ、私が人間だ!」

 

このマスター、いつから俺の茶番に乗るようになった?確か初めて会った時は堅物だったと思うんだが・・・おのれギルガメッシュ!貴様の仕業か!!




鷲津、怒りの注文。
遭遇、征服王。
和食デリバリーサービスと化したアサシン。
冬木市の市長とは一体・・・
璃正、璃正が立ったッ!
おのれ英雄王ッ!ゆ゛る゛さ゛ん゛!!


次回

こそ問答。
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