Fate/~DC~ フェイト/~ダサシンクリード~ 作:凡人9号
まだトロフィー埋めしてる最中なんで、ダサシンの投稿が遅れてます!(責任転換)
時臣氏がインスタント食品にはまったり、ランサーのマスター特定したり、ホテルに侵入したり、マッピングしたり、黒鍵なる武器を支給されたり、ホテルを眺めてたら倒壊したり、マスターがどっか行ったり、敵マスターを追っかけていたら別のマスターを見つけたり、子供たちが誘拐されている現状を発見したり、鍛えた末に気を少し使える様になったりしてたりと、なんかあちこち動いてる鷲津です。
戻ってきてすぐにあちこちのデータを漁りまくり、あの青年の情報を調べ上げる。とある学校の卒業生データバンクから顔写真と呼ばれていた名前を、あちこちのコンビニのバイト名簿から同姓同名の人物のデータを発掘できたのでフリーターなのだろう。とあたりを付けた所で自前のポンコツ脳みそから前世の人知識がこの人物の詳細を教えてくれた。
どうやらそうとうなサイコ野郎な模様。
その相方でありサーヴァントである青髭の旦那と呼ばれていたのは、かの聖女ジャンヌ・ダルクを支えていた騎士の一人であり、彼女が処刑されて以降狂ってしまった男、ジル・ド・レェ・・・・・・
「あーくそ、胸糞悪くなる光景だったわ」
殺処分と言った感じで子供が殺されている光景は生憎と見慣れてしまったが、帰投する際にチラッと見えてしまった主成分:人間の現代アートには吐き気しか覚えなかった。少し茶化して言わなきゃ怒りを抑えられないほどだ。
「死体を見たことが無かったのか?」
「違う。だが、俺の見たことのある死体は人の死に方をしてた。だがあれは人の殺され方じゃない・・・ステルスフロートのカメラは置いて来た。なんなら見るか?俺は嫌だがな」
「一応見させてもらう」
「じゃあその間に俺は時臣氏に連絡してくる。生中継で見てみな」
貯水池に置いて来たステルスフロート機に繋いだ空中モニターを放置して情報を纏めながら時臣氏の書斎に向かう。
一通り仕入れた情報を時臣氏に空中モニターでプレゼンし、顎に手を当てて情報の吟味している時臣氏が口を開いた。
「アサシン、頼んでもいいか」
「暗殺ですか?」
「ああ。表向きには今宵璃正氏に全マスターに向けてキャスター討伐を依頼して貰うつもりだ」
「となると結局、俺は誰だ?ってことになるんですけどねぇ」
「無関係の人間、を装ってくれると助かる」
「出来るんで何も言わないことにします」
「・・・出来るのか」
「知ってて言ってるのかと・・・それじゃなかったらただの馬鹿ですよ時臣さん、マスターはサーヴァントのステータス見れるんですからね」
「気配遮断があるだろう?」
「見つかったらバレるってこと忘れてません?」
「・・・・・・とにかく、頼むぞアサシン」
「仕事はしますよ、仕事は」
優雅さんマジポンコツ。普通のサーヴァントからしたらどんな無茶ぶりか本当に理解できてるんですかねぇ・・・
まぁやってやれないことはないんでやりますけれども。
「ところでアサシン、綺礼から聞いたのだが・・・なんでも、世界を救ったとか」
「生きてた時からもそうなんだけど、皆なんかやけに持ち上げたがるよね」
「当然だろう、世界を救ったのだから」
「俺が世界を救ったって話が公になった時、信じたのは少数どころか知り合い以外は居なかった。でも、当時超有名な人が証言してある程度は認められたんだ。その時に一部がとても面白い事を言って来たんだが、聞いてみたいか?」
「ふむ、興味があるね。なんと?」
「そのとある有名な人の信者みたいな連中が『その人の手柄を横取りしたクズ男』ってな。その人は否定してくれてたが、世界の三分の一くらいがそんな言い分に賛同して、否定してるやつ、信じる奴、どうでもいい奴の三つに綺麗に分かれてね。いやー、割と真面目に救わなきゃよかったって思ったよ」
「人とは度し難い存在でもあるからね」
「まぁ正直そんな連中が生きていようが死んでいようが関係ないんですけどね。俺に直接関わってこない限り」
「確かに、関わるだけでこちらに害がある人間は多いものだからね」
「でも実際の所、有能な敵よりも無能な味方の方が厄介だったりするんですけどねー」
何がって?一夏君と一時期、実験施設手前まで来て行動理念で揉めて殺し合い一歩手前まで行って千冬さんに止められて大分離縁してたからな・・・その隙をついて外道研究者逃げられるし、実験に使われた子供達も・・・思い出したらイライラしてきた、マスターの所行って酒飲もう、そうしよう。
とか思ってすぐにマスターの部屋に来たんだけど・・・なんというか、空気がヤバいです。
「道化よ。貴様はあの男をどう思う」
「・・・アサシン、お前の意見を聞かせてくれ」
え・・・なにこれは・・・?
「どういう言う状況?」
「こやつを勧誘している所だ」
「ギルガメッシュ王に妙な事を吹き込まれていた所だ」
「で、なんで俺に・・・誰のこと聞いたん?」
「時臣だ」
「あー、マスターがやれってんならやるぜ?はたから見てたら面白いんだけど関わるとちょっと面倒だ」
「そのやり方に、少し趣向を凝らす」
「王様が?なんか妙な事企んでるよな絶対」
「妙な事とは随分な物言いだな、この王たる我に向かって」
「胸張って否定できるか?」
「王たる我のやることは全て正義なのだ!」
「胸張って開き直っちゃったよこの王様・・・」
「アサシン、茶番はやめてくれないか」
「いや、結構ガチな奴なんだけど」
「我は何時でも本気だ!」
「マスター、この王様になんか言われても気にしない方向で」
「・・・そうだな、もう気にしないことにする」
「まあそういうな綺礼。これは自己啓発セミナーと言う奴だ」
「どっから仕入れてきたその情報」
「どこぞの神を信仰する有象無象がのたまっておったぞ。全く、折角この我がいるというのだ、我を崇めればよいものを」
「王様崇めるくらいなら天皇崇めるわ」
「天皇・・・確か、この国の王。であったな」
「喧嘩は売っちゃだめだからねー」
「鷲津・・・貴様は我を何だと思っておるのだ」
「行動力があって実力もある。でも何するか分からない馬鹿」
「貴様・・・」
「ギルガメッシュ王、貴方の前にいるのは何をするか分からない阿呆です。あまり気になさらぬように」
「まあよい、許す。王は寛大だからな」
「・・・どこまで堪えんのか試してみてぇ・・・」
「やめておけアサシン。それより、何故ここに?」
「イラついたから酒でも飲もうかなって・・・あぁそうそう、時臣氏が呼んでた」
書斎から出る直前に言われてたことを今思い出した・・・まったくもう俺って奴は。
「ついでに璃正さんの事も呼んでたぞ」
「む、そうか。伝達ご苦労」
「さっきまで忘れてたんだけどな」
「素直なのは良い事だ、とだけ言っておこう」
「子供じゃねーんだから。まぁ行ってらっしゃい」
ワイングラス片手にマスターを適当に見送り・・・問題は王様なんだよなぁ。どうすりゃいいんだろうなぁこいつ。
「で、なんでマスターを勧誘なんて?」
「ふっ、決まっておろう。愉快そうだからだ」
「やっぱこの王様駄目だわ。謀反起こすわ」
「良い、許す。時臣を殺して来い」
「で、実際の所どうなの?ウチのマスター?」
「自らの欲情を理解できていない・・・いや、理解したくないのであろう」
「あー、そりゃ辛い」
「そしてその抑えてきた反動で必ずや愉快なことになるであろう」
「嫌な予感しかしないなぁ・・・で、どうするよ」
「ふむ、まずは奴の欲求を知ることから始めようではないか」
「あ、分かってないのに言ってたのね」
「王たる者、民の事など一目見れば分かるわ」
「王様ってスゲー」
「他の有象無象の自称王共等とは違うからな」
「それも十分おかしいと思うんですけど」
「ふん、貴様の矮小な常識程度でこの王たる我を理解できるとでも思っているのか」
「なんか王様最近トゲないか?」
「それを貴様が言うか」
「・・・え?俺なんかした?」
「近頃慣れ慣れしいぞ」
「あ、あー・・・正直めんどくなった。ぶっちゃけ今もメンドイ」
「随分とはっきりと物を言うな、貴様」
「しっかり言わなきゃ伝わんないしな。だから俺は仕事をすることにした。計画は勝手にやっててくれ、適当に妨害するから」
「よろしい。貴様が妨害をしてくるというのならば全力で迎え撃とう!」
「なんでそんなに全力なんですかねぇこの人は・・・」
「民の戯れに付き合うのも王の役目!」
「やだ・・・なにこの王様、俺の知ってる王様じゃない・・・」
「つまらなければ死刑」
「最悪だこの王様!」
「我は何をしても許される・・・何故なら!王なのだから!」
「もうマジでキャラ崩壊してんよこの人」
高笑いして机に片足乗せてワイン飲んでるカーニバル化した王様は放置して少し休憩することにした、もう関わってらんないよ。
璃正さんがお駄賃をくれたのでジャージに身を包み、新都のゲーセンで楽しむ。
楽しみながらも、俺は前世の人の知識を更に深く回収していた。リンゴが適当にサルベージしてくるのは良くあるが、こうして自分から探すのは思えば初めてかもしれない。
探す内容は勿論あのクソったれ共について。あいつ等にはさっさとご退場を願いたいんだけど、それによっておこる弊害というモノを考えようと思う。
一つ。キャスターがアインツベルン城に向かい、カオスな戦線が繰り広げられる。
二つ。ライダーのマスターの成長フラグ。
三つ。凛嬢の冒険と、バーサーカーのマスターが葵さんに向けて聖杯戦争参加してます宣言。
四つ。川で怪獣vs英雄、無差別対戦。
二番目と三番目の順番があやふやだが、まぁ一番目と四番目の間だということは確証出来る。
それと、ちょっとだけやってみたい事が有ったりする。
サーヴァントの宝具って、奪って殺したら俺の物になるのかなぁ・・・魔力循環システムの魔道書。魔力が欲しいお、でもやっぱりそういうスキルがいるのか・・・分からないから試してみよう!
筐体から離れ、ぶっ通しだった目を少し休ませるためにゲーセンを出た所で、俺は自分の目を疑った。
赤い短髪と輪郭を覆うような赤い短い髭を生やした巨漢。あの日俺を轢いたライダーが、胸の所に世界地図の上にゲームタイトルが書かれたパッツンパッツンの半そでTシャツを誇らしげに来ていたのだ・・・外人のセンスは分からねぇわ・・・
「む?おお、もしやそこのお主。あの時のか!?」
「・・・なんで分かるんですかねぇ」
「勘だ」
「王様ってスゲー」
顔隠してたはずなんだけど分かるのか・・・昔の人間ってやっぱバケモンだわ。
「して、お主は何故ここに?」
「いや、それこっちのセリフなんだけど」
「うむ、セイバーを見て思いついたのだ。当代風の衣装を着れば実体化して街を楽しめるのではないかとな!」
「あー、王様天才だわ。超天才」
「そうであろうそうであろう!して、お主は何故?」
「この時代の娯楽施設にな。今はその休憩がてら出てきた所」
「ふむ、この煩い場所がか?」
「娯楽って言っても多分王様が考えてる様な物じゃないぞ」
「当代風の遊具があるのだろう?よし、案内せよ!」
「オーケー、じゃあついてきな王様」
征服王 いすかんだる が 仲間になった !
「ふむ、これはなんだ?」
「パンチングマシーン。殴ってその威力の測定してくれたりする・・・まぁゲームだからそんなマジな測定はされないけど。ってこれマックス300か」
「ではやろうではないか!どうせだ、力比べをしようではないか」
「ガチマッチョと俺みたいのじゃ結果は見えてるんだよなぁ」
結果。王様250。俺、300。勿論八極拳使いました。結果は見えてるんだよなぁ(ドヤァ)
「これはなんだ!」
「テトリスじゃねーか!なんでこれチョイスした!」
「他の者がやっていてな、これならば余でも出来そうではないかとな」
「あー、じゃあじっくり見ててな。意外と奥が深いから」
「ふむ、そうだな・・・ぬおっ!今のはなんだ!」
「Tスピンだな。回転させて捻じ込むスキルだ。まぁ法則性が決まってるから無理に入れようとしても入らなかったりするんだけどな」
「おお!全て消えたぞ!」
「王様の歓声にプレイに応えてくれてんだよ。楽しんで見てな。終わったら賞賛してみな」
「むぅ、この世では褒美を取らせられないではないか」
「今の世の中はその気持ちだけで十分な世の中だ」
「そうなのか?世界も随分と変わったものだな・・・」
「何千年前だよ」
結果。前のプレイヤーさんにテクニックを教わった王様はみるみる腕を上げた。
と言うかハマったみたいなので「携帯ゲームでテトリス出来るよ」と教えてみた。
「この時代は素晴らしいな!娯楽に満ち溢れておる!」
「まぁ、この時代に生まれた連中からしたら新鮮味なんて欠片もないんだけどな」
「そうなのか?ふむ、実に勿体ないものだな。こんなにも愉快だというのに」
「そんなもんさ。さて、俺はそろそろ帰るわ」
「うむ、大義であった!」
そんなこんなで何故か仲良くなったライダーを見送りつつ、ステルスフロート機をサプライズでプレゼントしてあげた。王様は油断してるくらいでいいんだろうけど、それは国にいるときだけにしておけよ?寝首掻いちまうぜ?
鷲津、おこ。
トッキーの無茶振り。
愉悦部メンバー集め開始。
なんでこのオリ主的鯖と仲良くなってるん?
次回
キャスターさん、子供を引き連れてそんな・・・遠足の引率かな?