杉「毎度お馴染みの智だ」
今回は紫さんと智さんの組み手風景ですね。智さん、能力使いこなしてますね
杉「伊達に二億生きてないっての」
それもそうですね。じゃあ始めていきましょう!第参話、スタートです!
前回のあらすじ
杉「どうも、月の英雄 杉本智です」
杉「というわけで、早速修行を始めるぞ」
紫「はい、わかりました」
杉「まあ、まずやるのは………………紫、妖力ってどんくらい持ってる?それを確かめたいから、ちょっと出してみてくれ」
紫「え、あ、はいわかりました」
ちなみに、妖力を出してもしも洞窟が崩れたら危ないから外に出ている
紫「ふう、じゃあやりますよ」
杉「おう、あ、ちょっと待ってくれ」
紫「何ですか?」
杉「もしもの時のために結界を張っておくよ」
紫「わかりました」
うーん、まあ六面体の某妖怪退治アニメのやつだな、確か、烏なんとかっていうってどうでもよかったな
杉「よしじゃあやってくれ」
紫「わかりました、ふぅぅぅぅ…………行きます、はぁ!」
紫が力を入れた瞬間、結界の中の空気が震え始めた
そんな中、平然と顔色ひとつかえずに妖力を解放する紫を眺める俺
杉「(うん、まあだいたいわかったかな)よし、もういいぞ、紫」
紫に声をかけたら、徐々に空気の震動は収まっていった
紫「ふう、ど、どうでしょうか?」
杉「うん、まあ、結構あったね」
紫「え、そうなんですk「でも」?」
杉「それでも、せいぜい中級くらいかなぁ」
紫「ええ!?じゃあ、大妖怪はどのくらい持ってるんですか?」
杉「うん、まあ、このくらいかなぁ」
俺はそう言って、結界の硬度をさいだいにしてから、大妖怪クラスの妖力を出す
すると、結界にヒビが入っていった
紫「!!?」ガタガタ
紫は妖力の大きさに身動きがとれなくなっている
かわいそうなので、妖力を収める
紫「っ!?、はぁ、はぁ、な、何ですか、今の、妖力は」
杉「まあ、あれが大妖怪クラスの妖力だよ、まあ俺はこれ以上出せるけどね」
紫「あんなのが、大妖怪クラスの妖力…………私の数倍はある気がします」
杉「まあ、そうだね、妖怪の妖力の大きさは生きた年数に比例してどんどん大きくなっていくんだよ、生まれたてからまあ、だいたい百年くらいまで小妖怪、二百から九百が中級、で大妖怪は千年以上の年月を生きればそう呼ばれるようになるよ」
紫「な、なるほど、じゃあ私はだいたい三百は生きてますね」
杉「なるほどね、よしじゃあ修行だけどな」
紫「は、はい」
杉「旅をしながら実戦経験を積むんだ、まあ、中級くらいは瞬殺できるくらいには仕立てあげてやるよ」
紫「は、はい!」
杉「さてと、まずは能力に慣れないとね、妖力の込め方が雑すぎる」
紫「じゃあ何をすれば……………」
杉「まあ、能力使いまくればわかるようになってくるよ」
紫「わかりました」
杉「うーん、今何回くらい能力使える?」
紫「えーと、三百くらいですかね?」
杉「まあ、うん少ないね、だいたい九百は使えないとね」
紫「え、そんなにですか?!」
杉「ああ、そうだな、で、その能力の慣れ方なんだが……………すまないな組手くらいしか思い付かなかった」
紫「え、く、組手って私と師匠とでですか?」
杉「他に誰がいるんだ?まあ、妖怪がいたらそいつと死合ってもらうからな」
紫「無、無理です!絶対無理です!」
杉「大丈夫だ、俺はちゃんと手加減するからよ」
紫「じゃあ妖怪の方は……………」
杉「………………それは………」メソラシ
紫「目をそらさないでください!」
杉「くはは!冗談だよ、冗談、危ないと思ったら助けるよ」
紫「本当ですか!?」
杉「ああ、マジだってだから安心しろ」
紫「だったらいいですけど」
杉「よし納得したところで、早速始めようか」
紫「は、はい」
杉「さて、じゃあ……………この石が地面についたら始めるぞ」
紫「は、はい」
杉「よしじゃあ、ほい」ポイッ
俺は石を上に投げ、修業に集中する
ちなみに時刻夕方位である、これだったら夜更け前には終わるだろう
そんなことを考えていると石が落ちてきたので、組み手が始まった
side out
~三人称視点~
智の投げた石が地面についたことにより、紫と智の組み手が始まった
まず先に仕掛けたのが智だった
智は緊張して、止まっている紫に向かって弾幕を撃つ
杉「そんなんだったらすぐに妖怪にやられちまうかも、な!」
そう言いながら、十発程の今の紫が出せる力と同じくらいに威力の弾幕を撃つ
紫「え、わわわ、危ない!」
紫は智の声により我に帰り、攻撃を避けるが
紫「痛っ!」
後ろから謎の衝撃がきた
しかし、それだけでは終わらなかった
紫「イタッ、くっ、なんなのこれは!」
正体不明の攻撃により混乱する紫
それを見て、笑っている智
杉「あっははは、紫、少しヒントをやろう、俺の能力、ありとあらゆるものを操る程度の能力は確定した操る対象は十時間程で消えるようになっているぞ」
紫「そ、そんなこと言われても…………!」
その言葉を聞いた紫は何かわかったような感じだ
ちなみに説明すると、智が組み手前に確定した操る対象は『境界』である
なので、確定してから十時間は境界を操れるようになるのだ
だから、紫を襲う正体不明の攻撃は最初に出した、弾幕をスキマに入れて紫に攻撃しているのだ
紫「だったら、えい!」
紫は自分のスキマを使って、避難する
杉「なるほど考えたな、さあどう出てくる」
智は紫がとった行動に感嘆の声をもらし、紫の攻撃を警戒している
智は後ろから気配を感じ、振り向いたそこには、紫のスキマがあり弾幕が何個か飛んできていた
杉「おっと、危ないな」
智はそれを見た瞬間、自分のスキマを開いて、中に入れる
しかし、それのあとにも紫は出てこない
杉「ふむ、ずっと隠れるか、なら」
智は紫のスキマと自分のスキマの境界をなくし、紫のスキマの中に入る
紫「な!?どうやってこの中に?!」
杉「簡単なことだ、俺のスキマと紫のスキマの境界をなくして侵入しただけだ」
しただけだ、と言っているがこれをするには充分に修業しないとできない芸当である
杉「さあさあ、どうする?紫」
紫「くっ!この、食らえ!」
紫は弾幕を十発出した
智はそれを余裕な様子で避ける
しかし、次の瞬間肩に衝撃がくる
杉「うおっ!?ちっ、やるじゃないか」
紫「やああああぁぁぁぁ!!」
紫は智に向かって、がむしゃらに弾幕を撃っている
杉「うーん、デタラメじゃあ当たらんぜよ」
今度は油断しないように、全包囲を警戒している
後ろから、死角から、上からなど様々な場所から攻撃が飛んでくる
紫「はあ、はあ、も、もう、無理、ですぅ」バタッ
紫は力を使いすぎたのか、スキマの中で倒れてしまう
智対紫 組み手 winner 智
side out
~智side~
杉「おいおい、力の使いすぎで倒れるとか、まずはペース配分を覚えさせるべきかな?とりあえず、洞窟の中に運ぶかー」
俺は紫を担いで、洞窟に入っていった
杉(三百生きたわりには、戦闘経験が少ないんだな)
そんなことを考えながら、俺は眠りにつく
はい、終わりです。どうでしたかね?これ
杉「なんとも言えんな、特にスキマとスキマの境界を無くすってどうなんだ?」
いや、あれは、はいなんと言いますか。心の境界をいじって心を読めなくしたり、逆に心の声を駄々漏れにできたりとできるんで、これもできるのかなぁ、なんて
杉「はあ、まあいいかそろそろ締めよう」
あ、はい。では今回はこの辺で次回もまた見てくださいね!