杉「毎度お馴染みの智だ」
はい、今回で妖怪の山編は終了になります。これと設定を投稿すれば、次は竹取物語です。
「早いな、いや九話続いて早いってのはどうなんだろうな」
まあその辺は置いときましょう。
今回の話は智さんの首が飛びます。
理由は本編でどうぞ。
「へぇ、じゃあ始めるか」
それでは第玖話、スタートです!
前回のあらすじ
杉「勇儀、強かったなぁ」
小夜たちが来てから、十年くらい経った今、ある情報をゲットした
その情報とは
杉「そろそろだな、人間が集まって都を作ったから旅再開させねぇとな」
そう、今はここから結構行ったところ。と言っても二三十キロのとこに都ができてそこに絶世の美女がいるって噂がある。この時期は平城京だったはずだ。だから竹取物語の舞台でかぐや姫が月から降りてきたって話だ。
でもかぐやもしかしなくても輝夜だよな。まあ確認すればいい話だ。
風「なんだ?もう旅を続けるのか?」
杉「そうだな、いつまでもこのままじゃ行けねぇしな」
風「だったら皆にお前の正体を曝さねばな」
そうなのだ、俺は今まで皆に黒狼天狗だと偽りこの山に住んでいたのだ
杉「そこはわかっている、どんな断罪も受ける覚悟はできている」
風「いい覚悟だな、では全員を呼び出すぞ」
杉「おう、やって来れ」
風『山にいる全種族に告ぐ、直に私の屋敷の前に来い、牙狼から話がある』
これでいいんだ、これで俺は旅を再開できる
~数時間後~
ガヤガヤ、ヒソヒソ、ベラベラ
杉「みんな集まったな、よし」
俺は気合いを入れて、壇上に立つ
杉『えー、皆様お忙しい中集まっていただき感謝を申し上げます、この度呼び出した訳とは、私はもとより天狗ではございません、私は能力により人間から天狗になったものでございます』
皆が騒がしくなるなか、一人が聞いてくる
銀「じゃあ、今までのはなんだったんだ?」
事情を知っている銀杏が聞いてきた
杉『今まで騙していたのは悪いと思っています、しかし、この山で過ごした日々の俺は演技ではなく本心で生きていました、白狼天狗の皆さんとやった宴会に、鴉天狗と喧嘩した時や、勇儀と戦った時も全部俺だった、だからこの事を打ち明けるのもかなりの抵抗があったんだ、だが俺は世界をこの目で見たい、だからこんなところで立ち止まってなんかいられないんだ、だからみんなの断罪なら受けよう、俺からは以上だ』
会場のみんなが静まりかえるなか、一人の鴉天狗が声をあげる
大「殺せ!」
最後まで俺のことを認めなかった大天狗一派だ
鴉1「そうだ!そんなやつ殺しちまえ」
杉「ああ、やるんなら好きにしろよ、但し『一回だけ』だからな?」
鴉2「へっ!お望み通り殺ってやるよ!死ねぇ!」
鴉2は俺の首を切り落とした
鴉2「ひゃはははは、やったやったひゃははは…………は?」
鴉2の笑いが消える、何故なら
杉「気はすんだか?なら俺はいかせてもらう」
鴉2「な、何で生きてやがる!?」
杉「言っただろう?一回だけだぞってくくく、じゃあなくず野郎」
俺はそう言い残して、山を下りていった
文・椛「「牙狼さーん!」」
山を降りきってさて都に行こうとしたときに、文と椛が降りてきた
杉「どうしたんだ?お前ら」
文「いやー、ちょっと別れの挨拶をと思いまして」
椛「はい、牙狼さん、さようなら、また会えたら会いましょう」
文「私、必ず立派な天狗になって見せます!」
杉「ああ、またな、あそうだ、俺の本当の名前を教えよう、俺の名は杉本智だ、またな文、椛」
俺の妖怪の山生活は幕を閉じた
はい、今回はどうでしたかね?首が飛んだでしょう?生きてますけど。
智さんがそう簡単に死んだらここまで生き残ってないですよ。
「そりゃあそうだろ、回復力と生命力を操って限界まで引き上げてるんだからな。」
そうですね。で、どうでしたか?あの鴉の攻撃は
「あの鴉のやつか?普通の人間だったら避けれずにまちがいなく死んだな。俺は普通に当たる直前に避けれるけどな。まああれはみんなを騙していた俺への罰だ。避けることはしない。」
なるほど。じゃあ今回はこれで終わりです。それじゃあまた次回!