杉「それはいい心がけだな。さて、今回の話だが」
はい、タイトル通り妹紅さんと輝夜さんがお会いになりますね。
杉「さて、今後の展開がどうなるか、見物だな。」
はい、それでは竹取編拾壱話、スタートです!
前回のあらすじ
杉「妹紅がついに原作通りに」
前回、妹紅と岩笠隊についていって、妹紅が岩笠を崖に突き飛ばして、蓬莱の薬を飲んだところで終わったな
ちなみにこの始まり方はもう変える気はないんだぜ
というか、結構これで冒頭やって来たから変えれないのが正しい
でなんだっけ?そうそう俺はそこで陰から出て妹紅に近づいていったんだよな
杉「おや、君は藤原ん所のお嬢ちゃんじゃないか、どうしたんだい?こんなところで」
妹「!!?あなたは、あのときお父さんといた、えっと、春風さん?」
杉「まぁ、そうとも言えるけど、今はそうじゃないかな」
妹「?」
不思議そうだな。妹紅
杉「俺は杉本智、小倉坂春風なんて名前じゃないよ」
妹「なんで、名前、変えたの?」
杉「かぐや姫が知り合いだったからな、古くからのな、んでばれちゃまずいから名前変えたわけ」
妹「かぐや姫と知り合い!?どこで知り合ったの?」
あり、そんな反応?確か原作ではあいつのこと恨んでなかったっけ?
杉「ありゃりゃ、てっきりどこにいるか聞いてくると思ったよ」
妹「どうして?」
杉「だって、あいつのせいで君のお父さん、不比等は普通じゃなくなっただろ?」
妹「!!・・・・・・・・・・違うよ」
杉「ん?なんだって?」
妹「お父さんはかぐやにふられてからじゃない、ただそれの前よりひどくなっただけだよ」
杉「・・・・・・・・・・どういうことだ?」
妹「お父さんは・・・・・・・・・・いつも、私を殴ってくるの、蹴ったり、悪口言ったり、私は嫌だったから家を飛び出して、ここに来たんだ」
杉「・・・・・・・・・・そうかい、あのときのあれは仮面で実はあんなんじゃないってことか、俺が一番嫌いなやつだぜ、それ・・・・・・・・・・ぶっ殺してきてやろうか」
妹「ふぇ?最後なんて言ったの?」
杉「いや、何でもないよ、ところで君は一体どうするんだ?」
妹「どうって?」
杉「君はその薬を飲んで変わっただろう?」
妹「そう、なの?あまり実感わかないけど」
杉「じゃあ、試せばいいじゃないか」
妹「え、試すって?」
杉「その辺の石は麓のよりも少し鋭いから、手首くらい切れると思うけど」
妹「そんなことすると、いたいじゃないか」
杉「だが、傷は一瞬でなおるはずだよ、その薬、蓬莱の薬は本物だからね」
妹「え?何で知ってるの、というかそんなこと名前だったのこれ」
杉「さあ、どうするんだい?やる?やらない?」
妹「私は・・・・・・・・・・やらないよ、痛そうだもん」
杉「そうか、じゃあどうするんだ?家に帰るか、このまま逃げるだけの道を選ぶか、ね」
妹「・・・・・・・・・・あそこは、嫌だなぁ」トボトボ
妹紅が項垂れながら、下山していく
どうやら家に帰るようだ
杉「それと、もうひとつ言っておくよ」
俺が声をかけると、立ち止まり振り向いて聞いてきた
妹「何?」
杉「化け物の世界へようこそ、俺たちはいつでもお前を歓迎するぜ」
その言葉の意味を理解せぬまま妹紅は帰っていった
杉「さて、妹紅の選択肢はひとつじゃなかった、ここで化け物と気づいて、俺についてくるか、家にかえって罵倒されながら自分が化け物と気づくか、お前は最悪な道を選んだようだな、そんなんじゃすぐに追い出されるぞ」
その言葉は、多分妹紅には届いていないと思うが、俺は呟かなければならない気がした
~妹紅side~
私はあの人智さんに言われた通りに、家にかえって来た
不「おい、どこにいっていたんだ、屑が、早く入れ」
妹「はい、わかりました」
やっぱり帰ってきたんだ、この忌々しい場所に
そして、時間は過ぎ、そのときがやって来た
不「全く、お前は他の兄弟たちとは大違いだな!可愛いげもないし、仕事もできん、家事もできん、本当にお前なんか生まれてこない方がよかったんだ!!」ドガッ、バキッ、ボコッ
妹「痛い、痛いよ!やめてよお父さん!」
お父さんは助けを求める私に構わず殴ったり蹴ったりしてくる
でも、お父さんが手を休めるとその暴力でつけられた傷は忽ちなおっていった
それを見て、お父さんは勿論私も驚いていた
不老不死ってただ死ななかったり、歳をとらないだけじゃないんだって
本当は死んでも回復する
まるで、死ぬことを許さないとばかりに
不「お前、まさか、あの薬を飲んだのか!?」
妹「うん、そうだよ、棄てに行った人を崖に突き落としてから飲んだんだ」
不「貴様、何てことをしたんだ!そんなことがばれれば私は殺されてしまうではないか!もういい、お前はもううちの子ではない!今すぐ出ていけ!」
その言葉を聞いて私はこう言ったんだ
妹「ああいいさ、こんな家こっちから願い下げだ!」
こうして私は家、家族を失い都を歩き回るいわゆる家なしになったのだ
そこではお父さん・・・・・不比等から聞いたのか、都の人が石を投げつけてくる
たまに石が鋭くて皮膚、もっといけば目に当たって血が出るときもあったけど、それもすぐに回復した
都の人たちは驚き、皆一様に化け物と叫んでいた
化け物、そう言えばあの人もそんなことを言っていた気がする
化け物の世界へようこそってそれにこうも言っていた
俺たちはいつでもお前を歓迎するぜって
俺たちって言うのは誰のことなんだろうか
そう思いながら私は耐えきれなくなり都を飛び出した
一心不乱に走っていた
疲れたから休憩のために少し立ち止まった時だった
妖『ぐがぁぁぁぁぁぁ!!』
妖怪が襲ってきたのは、私は恐怖した
初めて見る異形のもの、私達人間とは全く違う姿をした生物を
私はたまらず逃げ出した、走って走って走ってハシッテ
でも、相手は人間とは全く異なる種族どちらかと言えば獣に近い感じのやつそんなやつから逃げられるわけもなくとうとう、追い付かれてしまった
私はもう動けなかった、尻餅をつき、涙を流した
その中でも妖怪は近づいてくる
一歩一歩、私を食べようとして
でも、あと一歩のところで妖怪は消滅した
どうして?私は思った、なぜ?妖怪は消えた?
その答えは予想もしていなかった人が答えてくれた
杉「ありゃりゃ、やっぱりこうなったか、だからやっとけって言ったんだ」
その人はあの山であった、杉本智さんだった
side out
さて、とりあえず妹紅が山を下りてから俺も飛んで妹紅をつけていた
ん?都の上をどうやって飛んだかって?
そんなの能力使って存在感を極限まで薄めただけだ、これだけで誰も気づかない
さて、今は妹紅が都を出ていって妖怪に襲われているのだが、正直言うと今すぐ助けたい、でもすぐにいってもずっと近くにいたってばれるだろう?
だから敢えて、食われる直前に助けるのだ
そろそろかな、俺は地面に降り立ちいつも自分の隙間に入れてある、弓を取り出した
霊力で矢を作り、闇を纏わせる
杉「すべてを飲み込み、すべてを消し去れ、喰らいな、ダークアロー!」ビュン!
矢は物凄い勢いで飛んでいき、妖怪に命中
纏った闇が妖怪を飲み込み消滅させた
妹紅から見れば、妖怪が急に消えたみたいに写っているだろう
杉「ありゃりゃ、やっぱりこうなったか、だからやっとけって言ったんだ」
そういいながら俺は近づいていく
妹「あ、あなたは」
杉「よっ、さっきぶりだな妹紅」
妹「どうして、ここに?」
杉「都を飛び出したお前を見て気になったからついてきた」
嘘は言ってない
妹「どうして、助けたの?私は化け物だよ?」
杉「俺も化け物だよ、妹紅以上にな」
妹「でも、そんなの証拠が」
杉「見せてやろうか?よっと」クルン
俺はバク宙をして、以前なった狼になった、九尾の狼に
杉『どうだ?これでわかったろう、俺は半妖、お前とは種族が違う』
妹「そんな・・・・・」
杉『で、どうする?俺にはお前を引き取ってくれそうなやつは心当たりがあるんだが』
妹「そんなひといるの?」
杉『ああ、お前と同じ不老不死だ、かく言う俺もなんだがな』
妹「じゃあいくよ、て言うか智さんも不老不死だったの!?」
杉『ああ、言ってなかったな、まあとりあえずついてこい』
俺は目の前にある竹林に向かって歩き始める
妹「あ、待って~!」
妹紅も急いでついてくる
さて、とりあえずついたな
杉『おーい、輝夜か永琳ーいたら返事してくれー、返事がなければ勝手にはいるがいいかー・・・・・返事なし、よし、入るか、妹紅、ちょっとこっちにこい』
妹「何?智さん」
杉『ほいっと』
妹「え、きゃあぁあぁ!!??」
妹紅は悲鳴をあげながら落ちていった
俺が開いた隙間によって吸い込まれるように落ちていった
杉『おいおい、そんな悲鳴をあげるようなもんじゃないだろ、と』
俺も隙間に飛び込んだ
隙間から出た先は永遠亭内のどこかの部屋だった
杉『さて、無事(?)ついたな』
妹「何が無事ですか!?なんですかあれ!」
杉『俺の能力の一種だ』
妹「さっきから聞いてるけど、能力って何」
杉『その個人が持ってる、特殊な力だ、俺ならありとあらゆるものを操る程度の能力だな、まあ他にもあるんだがな』
妹「え、能力って一人一個じゃないんですか?」
杉『いや、まあ俺の本来のて言うか一番最初の能力がありとあらゆるものを創造する程度の能力でよ、それでいろいろ能力を創造したんだ』
妹「あはははは、規格外な能力ですね」
杉『おいおい、そう言うこと言ってくれるな、軽く凹む、とここだな』
俺は前足を使って器用に襖を開けた
杉『おーい、輝夜ー、永琳ー、勝手にあがらせてもらってるぞー』
ちなみに去り際またなとか伝言伝えたけど、昨日今日で戻ってくってどうよ、とかツッコムのはなしだ
永「あら、意外と来るのが早かったわね、なんのようかしら智」
杉『いやな、ちょいと引き取ってほしいやつがいるんだ』
永「へー、誰かしら?」
杉『おお、こっちだこっち入ってこい』
妹「ど、どうも」ヒョコ
杉『こいつだ、妹紅って言うんだ(・・・・・こいつの親は屑でよ、逃げ出すために蓬莱の薬を飲んだらしいんだ)』
永「そうなの、私は八意永琳よ、よろしくね」
妹「はい、私は藤原妹紅って言います」
永「だったら姫様も呼ばなきゃね、ちょっと待っててね」
永琳はそれだけ言うと、輝夜を呼びにいった
妹「あの、姫様って・・・・・?」
杉『ああ、お前も一回見たことあると思うぜ』
妹「それって・・・・・」
永「お待たせ、さ、姫様こっちです」
輝「もー、永琳ー私は動きたくないって言ってるでしょー」
杉『相変わらずみたいだな、輝夜』
輝「その声は智!」
杉『んで、永琳から話は聞いてると思うが、今日からここに住まわせてほしいやつがこいつだ』
輝「あら、そうなの?私は蓬莱山輝夜よ、よろしくね」
妹「あ、はい、私は藤原妹紅って言います、えとあなたは、まさかかぐや姫ですか?」
輝「あら、私のこと知ってるの?そう言えば藤原って前に蓬莱の玉の枝の贋作作って持ってきたやつじゃない、そいつの娘さん?」
妹「あ、はい藤原不比等は確かに私の父でした」
輝「今は違うのね?」
妹「はい、勘当されまして」
輝「どうして?」
妹「それは・・・・・・・・・・」
杉『はぁ、妹紅俺から説明するぞ?』
妹「・・・・・うん」
杉『まずこいつは蓬莱の薬を飲んだ蓬莱人だ』
輝「「!!」」
杉『そして、それを飲んだ理由が親つまり不比等から逃げるための策として』
輝「それってどういう・・・・・」
杉『人間って言うのは自分達とは違うものは排除する対象に入る、人間一人一人は弱い、だからこそ群れてその対象を排除しようとする化け物だと罵りながら、それは都のやつらや不比等もその例に漏れない、傷がついてもすぐに治る妹紅を見て化け物だと罵り、妹紅を都から追い出したんだ』
輝「そんな・・・・・・・・・・」
杉『それに不比等は屑だ、初対面のやつには愛想よくて言うか外に出歩くと愛想よく、家に変えると妹紅に虐待をするっていう、俺が最も嫌いな人種だ』
永「・・・・・・・・・・」
杉『これがすべてだ』
妹「あはは、気持ち悪いよねこんなやつ家に置くなんて」
輝「いや、それは違うわ!」
妹「嘘はいらないよ!私はもう必要ないんだよ!」ダッ
杉『妹紅!』
輝「なんなのあの子」
杉『まあ、仕方ないか外では優しい父さんが家では殴る蹴るの虐待に加え、お前は産まれてこなければよかったなんて罵倒してくるんだ、そりゃあ人はみんな何かしらの嘘をついているって思い込んでもしかたないよなぁ、しゃあない探しにいくか』
俺は隙間を開き、中に入ろうとすると
輝「ちょっと待ちなさい!」
杉『何だ?』
輝「私も行くわ、会ってちゃんと話さないとね」
杉『そうかい、じゃあ行くか』
輝「ええ」
いかがでしたか?永遠亭から逃げ出した妹紅さん。果たしてどうなるんでしょうか!
杉「あの竹林は慣れればどうってことはないが、初見では絶対に抜け出すことはできないからな。」
妹紅さんを智さんと輝夜さんは見つけられることができるんでしょうか?そして、妹紅さんの涙の原因とは!?
杉「それは諸々ひっくるめて次回に、だな。」
それでは今回はこの辺で、次回もまた見てください!