本気禁止制限決闘   作:阿音

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遅くなりました、やはり今回は長かった……
旧作とかでは2つに分けてたけど面倒になったのでまとめました。
文字数約2万5千字……やっぱり分けた方が良かったかな?
文字数だけ増えて内容薄っぺらいけど勘弁してください。

今回はアニメオリジナルカードが数枚登場します。
アニメオリジナルカードが登場した場合、後書きにて効果の説明を書きます。
そして裁定などは似たようなカードから代用しますので、あまり深く突っ込まないくれると助かります。

そういえば気付いている方は気付いているでしょうが……
旧作とは違い、今作ではモンスターを表側守備表示で通常召喚しません。
アニメっぽく、できれば表側守備表示をしたいのですが、最近のアニメはOCGを守っていますしね。
この作品でもその辺りをちゃんと守るという事でこの作品内ではアニメ戦観賞等以外では表側守備表示は存在しません。

以下本編。


9話【ジュンコ&ももえ→廃寮】

今日は久しぶりに普通のデッキを組んだのよーっと、結果……なぁにこれぇ?

作ってる途中はともかく、後で見てみるとどう考えても普通のデッキじゃなかった。

今回のデッキは破棄しよう、こんなのを使ったら普通負ける、主人公ぐらいのドローが無いと無理だ。

 

さて、新しいデッキを作ろうとして……と、思ったら扉が叩かれた、こんな夜中に誰だ?

もう既に消灯時間も過ぎて0時近くなんだが……

扉を開けると……お前か明日香、こんな夜中に何の用なんだ?

とりあえずからかっておくか。

 

「夜這いは受け付けてないぞ」

 

「よばっ!?

……んん、そんなのじゃないわ」

 

「チッ、叫んだら本気で追い出してやろうと思ったのに

で、本当は何の用だ?」

 

言い難そうにしてるが、それなら最初から来るなよ。

面倒事に巻き込まれそうな気がして嫌だな、以前の女子寮の時もこいつや枕田と浜口が呼び出したんだし。

だから帰ってくれないかね? あいつらに関しての話なら聞くだけ聞いてもいいけど。

 

「その……私の用事に付き合ってくれないかしら?」

 

「寝言は寝て言え

丁度夜だし、寝不足は体に悪いぞ」

 

「その台詞、そっくりそのまま返すわ

毎日お昼休みや放課後には眠そうな顔をして、起こす私の身にもなってちょうだい」

 

別に頼んでないんだけどな、お前が勝手に起こすんだろうが。

まぁ、昼は俺が金を出さないと何も食えないから一応出しているだけだが……

正直自炊をした方がいいと思うんだけどねぇ、こいつは。

 

「ちなみに用事って何だ?」

 

「やっと聞いてくれる気になってくれたのね……

実はこの島の裏に特待生の寮が有るの、今は潰れてるみたいだけどそこに行きたいのよ」

 

「論外、嘘ではないが本当の事でもないな、さっさと本当の事を言え」

 

苦そうな顔になっているし、多分本当に言いたくないのだろうが……そんなに言いたくない事か?

というか、そんなイベントって存在したっけか?

 

「私の兄が……そこで行方不明になったの

兄の手掛かりが少しでも欲しくて……1人で行ってもいいんだけど、心細くってね」

 

「怖いし寂しいから付き合ってほしいってか?」

 

「……もうそれでいいわ

で、付き合ってくれるの?」

 

縋るように見られるが、俺としては何のメリットも無いな。

行って途中で引き返してやろうか? 夢中で何かを探している明日香を無視して帰るとか?

帰るかどうかは別にして、廃寮の探索となるとホラーっぽいし、1人になってオロオロする明日香を見るのも楽しそうだ。

原作でイベントが有ったかもしれないし、ついでに確認できたら確認するか。

 

「いいぞ」

 

「え? 瑞貴、貴方熱は無いわよね?

(まさかこんなすぐに?)」

 

気持ちは分かるが失礼じゃないか?

置いて行く気満々とはいえ、せっかく行くって言ってやったのに。

 

「行く気が失せた、俺は寝るから勝手にしな」

 

「ご、ごめんなさい……謝るから一緒に来てくれない?」

 

「最初からそう言えばいいんだよ、まったく……」

 

悔しそうな顔をするがホッとしたほうな顔もする、どうやら本当に心細かったらしい。

そういえば枕田や浜口と一緒に……いや、今のあいつらだと余計に悪化しそうだから仕方ないか。

軽く準備して部屋を出る、さすがに他の奴を起こしたくもないから静かにしよう。

なんとなくだけど、明日香以外でも楽しい事が起こりそうな予感がするな。

 

………………

…………

……

 

やってきました、廃寮へ……って、これって数年のボロさじゃないよな?

絶対かなりの年月を掃除もしてないように見えるんだが?

つうか壊れすぎ、誰かが意図して壊したとしか思えんぞ。

明日香の兄が行方不明になったのって1年か2年ぐらい前だよな?

それまで使われてたとして、いくらなんでもこれは……

 

花を添えてる明日香、感傷に浸るのはいいけどそれってなんだか行方不明というよりも既に死人のような扱いだな。

俺がここにいる事忘れてないか? ここに来る間も静かだったしさ。

明日香は立ち上がり、寮を睨むのはいいんだけど俺がここに(以下略)

 

なんというかさ、感傷に浸ってる自分に酔ってないか?

悲しいとは思うけど、俺としては理解できん……まぁ俺の知り合いは誰も行方不明になってないから当然なんだけどさ。

とはいえ、もし誰かがそうなったら……俺はどうするのかね?

 

「入るのか?」

 

「……いいえ、まだ見回り程度のつもりよ

何回か調べて、無害そうなら入ってみようかと考えてるわ

ごめんなさいね、こんな事に付き合わせて」

 

「構わん、着いていってやると決めたのは俺だ

悪いと思うのなら別の事で返せ」

 

「ふふ、そうさせてもらうわ」

 

懐中電灯を片手に歩き出す明日香、ちなみに俺は懐中電灯を持ってない。

普段から夜ふかしをして夜中に起きてる事が多いせいか夜目が利くんだ。

少し時間があれば真っ暗の部屋でも殆ど見えるが……これって普通か?

 

自分のついで少々疑問を持っていると、何故か遊城達が来たお前ら何しに来たの?

静かに出てきたはずだから起こしたりしていないはずなんだが……んー?

遊城達の行動を不思議に考えていると、明日香が話しを聞いていた、どうやら廃寮の探検に来たそうだ。

探検なんてしてる暇があるならお前らはもっと勉強したらどうだ? 全員成績悪いだろ?

 

明日香が廃寮と兄の事を話に出しても遊城達は止まらないつもりらしい、表に出してないがこいつ、お前らを心配してるんだぞ?

遊城達が自分の話を聞くつもりが無いと分かった時の苦い顔、それに気付かないなんてお前らもガキだな。

俺は気付いていても無視したり、からかったりするけど最終的にはちゃんと言う事を聞く……かもしれないぞ?

仮に暗い話題でもからかったら相手も話しやすくなるしな、そんな気配は微塵も見せないけど。

 

「そういや瑞貴は何で明日香と一緒に居るんだ?」

 

「今更か? それと友人でもないのに名前で呼ぶな

なんでも、明日香が1人じゃ寂しくて心細くて怖いからって俺を強引に……無理やり!」

 

「ちょっ! 勝手な事言わないで!

それに話を大げさにし過ぎでしょ! そこまで言ってないし強引じゃなかったじゃない!」

 

少し鬱陶しそうに言ってやる、明日香は慌ててたけど一応お前も認めただろ?

結局、俺を誘った理由はイマイチわからんが……その暗い鬱陶しい雰囲気をやめろ。

 

「はぁ、もういいわ、勝手にしなさい」

 

踵を返して歩き出す明日香を俺は後を追いかける。

別にもう帰ってもいいと思ったが、どうやらもう少し探索を続けるつもりらしい。

暇潰しにもなるし、そろそろ1人にして反応を見てみるかな。

 

遊城達から離れ、廃寮の周りを歩くが……特に何も無さそうだ。

強いて言うなら木々が多くて月明かりが少なくかなり暗く、廃寮の雰囲気も相まって少々不気味なぐらいか?

だからって明日香、あんまり近づくな、肩が当たるぐらい近くで服の裾を掴んでキョロキョロするな。

もしかして怖いのか? 女の子かよ……一応女の子だけどお前って漢らしさ全開ってキャラじゃなかったか?

 

多分、原作だと俺は居ないから1人で来たんじゃないのか?

気を張ってたとかやせ我慢だったのかね? こうなると明日香も可愛いものだな……猫みたいで。

それでも明日香で遊ぶのは止めないけどな、俺が楽しいし見たいから。

 

だがこのままだと歩くのにも邪魔だし鬱陶しい……やはり別行動をするか?

こんな状態の明日香を1人にした時の反応も見てみたいし、興味も少々出てくる。

 

「明日香、このままだと何も進展しないし一度別行動をしないか?」

 

「え……? そ、そうね!

せっかく2人なんだし、その方が効率的よね!」

 

どうやら本音では嫌らしいが、一応賛成をするらしい。

素直に怖いから一緒にと言えば考えはしてやったんだけどな、考えるだけは。

集合時間を簡単に決めて早速離れる、明日香が少し挙動不審になっているが大丈夫だろう。

 

明日香から離れ、特に探さずに隠れて様子を見ようとどこかいい場所は無いかと思って探す。

太い木を発見したので今1人になった明日香はどんな様子なのかを観察を始めると……どういう事なの?

いつの間にか明日香は大男に担ぎ上げられて連れて行かれている。

俺がよそ見をしている間に一体何が起こったんだ? これは誘拐だろうか?

……多分、これって原作イベントだよな? よく考えたら明日香と遊城が偶然同時に同じ場所に来るなんて普通は無いだろうし。

でもまぁ、放置しても遊城が助けるんだろうから別に俺はこのまま帰っても大丈夫だろう。

 

…………しかし、あまり気分が良いとは言えないな。

せっかく俺が明日香の挙動不審姿を見て楽しもうとしていたのに邪魔しやがって。

遊城が助けるイベントを成功させてやってもいいんだが、俺の気がすまない。

明日香を助ける……助ける? まぁそのついでに何か楽しみを見つけて遊ぶか。

 

そうと決まれば静かにだが急いで廃寮に入る。

気絶した明日香を抱えているせいか歩みが遅かった大男は簡単に見つけられた。

気付かれないように静かに着いていき、大部屋に到着する。

 

しかしこの大部屋の意味はなんだ? 何かの実験場とか? それとも決闘場?

つうか棺桶とか髑髏とかあるんだけど……マジで何の部屋だ?

部屋に着き、明日香の腕を縛って棺桶の中に入れた瞬間、どうやら明日香が目を覚ましたらしい。

 

「ん……ん? な、何よこれ!?」

 

「ふっふっふ、貴様には遊城十代を誘き出す餌になってもらおう」

 

そう言って持っていた……千年パズル!?

確か俺の記憶が間違いではなければDM時代に封印されただか埋まっただかだったはず。

それを掘り起こした? あんな奴が? そして千年パズルを扱えるようになっただと?

あの初代主人公の武藤遊戯じゃない人物に千年パズルだなんて、とてもじゃないが信じられん。

となると……ほぼ確実に偽物かな? なんとなく気に入らない。

 

ついでに明日香を縛るだなんていい度胸だな、物理的か精神的かの差はあるが、明日香を縛るのは俺だけだろ。

色んな意味で気に入らないし、そろそろ加減邪魔するべきだな。

大男の背後に静かに近づき、足払いを食らわせて転ばせる。

 

「むぉお!?」

 

倒れる大男の足を持ち上げて立てないように、そして手を届かせない状態にする。

大男は俯せに倒れたからこれで身動きを取れないだろう。

突然の事に戸惑っていた明日香だが、ようやく再起動してそして俺に気付く。

 

「み、瑞貴!?」

 

「さて大男、お前をこのまま引き摺りながら学園へと運んでもいいのだが……その前に全て話してもらおうか?

黙秘は認めない、その偽千年パズルの事、明日香の事、十代の事、そして目的

全て話したらとりあえず一応仮にだが解放してやろう

だが黙秘を続けるというのなら……その股間を蹴り抜いて更に踏みつけてやろうか?」

 

俺は背後から足を持ち上げている体勢なので蹴ろうと思えば足は届く。

正直触れたくもないのだが危険人物の可能性が高い相手にそんな事を考える必要は無いだろう。

自分が何に手を出したのかを思い知らせてやらないといけないしな。

まぁ、今後のこいつの人生なんか知った事じゃない、誘拐している時点でもっと知った事じゃないしな。

誘拐犯にしたと言えば正当防衛になる……よな?

 

「な、何者だ貴様!」

 

「そんな事を言う許可はしてない、言う気が無いのなら俺から質問してやろう

最初はお前の名前から教えてもらおうか?」

 

「ぐぅぅぅ……」

 

体格の割に臆病だったらしい、というかさすがに股間を潰されたくはなかったのだろう。

俺も過剰防衛にしたくなかったから色んな意味で助かったがな。

何はともあれ、案外素直に話してくれた。

 

名前はタイタン、千年パズルを持って闇のゲームをする決闘者として裏で通ってるらしい。

無論千年パズルは偽物、軽い暗示を掛けて錯覚を起こし、相手にプレッシャーを与えるらしい。

内容は体が消えていくタイプで人に依って消え方が変わって見えるのが欠点だそうだ。

 

明日香を誘拐した目的は依頼だった遊城と戦う為の餌。

依頼主は絶対に言えないと言われ、足を股間に置いて少し力を入れても言わないので諦めた。

雇われ者が雇い主を教えるのは裏世界では最低の事らしいので、仕方無い。

 

どうやら他に聞き出せる事は無さそうだと思い、俺は素直にタイタンを解放する。

俺の事をかなり警戒してるが……そうだ、おもしろそうな事を思いついた!

 

「なぁタイタン、お前の目的は遊城を倒す事なんだろ?」

 

「そうだ、私はそのように依頼を受けた」

 

「ならおもしろい事を思いついたんだ、一口噛まないか?

噛むんだったらお前の事……誰にも話さないと誓おう」

 

「何?」

 

「ちょ、瑞貴!? 貴方何を考えて……」

 

「俺が楽しそうだと思う事を考えただけだが?」

 

これは良い余興になりそうだ、楽しむなら全力で楽しまないと損だしな。

ふふふ、これは面白くなってきたぞ!

 

「明日香にも手伝ってもらうからな

もし手伝わないのなら俺はこのままお前を置いて帰る

そして二度とお前の用事に付き合わん!」

 

「ぐ、それは困るわ

念の為に訊くけど、それは安全なんでしょうね?」

 

「安全だ、俺達に罪は無いし危険な事をするわけでもない

悪い事も十代達の悪意も全部タイタンに被って貰う」

 

「貴様、さすがにそれは聞き捨てならんぞ!」

 

タイタンは慌てているが、特に問題無いだろ?

だってお前って今回仕事としてでしか来た理由は無いんだろう?

別に好き好んで来たわけじゃないんだし、そんなに気にする程の事か?

 

「どうせデュエル・アカデミアに来るのって今回だけだろ?

だったらいくら悪意を被ったって恨みを向けられないんだからいいじゃん

こんな学園に来るような奴が好き好んで裏世界に入るわけ無いんだし

俺達が被害者扱いになってお前が容疑者になろうが、学園としては事を荒立てたくないはずだろ?

ならお前は逃げるだけで追われる事も無い、何か問題でも?」

 

「それはそうかもしれんが……私とて、怨まれたくてこんな仕事をしているのでは無いんだぞ?」

 

「金の為なんだろ? というかそんな仕事をしておいて恨まれないなんて無いと思うがな

まぁ色々と黙っておくし仕事の手伝いもする代わりに依頼料を一部寄こせ

俺に3と明日香に3でお前が4の割合でいいよな? 了承の返事以外は聞いていないが」

 

「貴様、恨み辛みだけでは飽きたらず、金まで取るつもりか!?」

 

「明日香を誘拐した自分を恨め、一応お前誘拐犯だろうが

学園への不法侵入も有るし、仮に仕事だとしても正式に入ったわけじゃないだろうから確実にアウトだろ

そこまでして学園に言わないでやるって言ってるんだ、即捕まらないで逃げられるのは逆に幸運だと思うんだがね?」

 

ただし、警察に連絡しないとは言っていないがな、事が終わったら警察に連絡しよう。

もし事情聴取なんて事になれば俺と明日香が口裏合わせて被害者だと主張すれば大丈夫だろう……多分。

……やっぱり黙っていよう、俺の方に何か調査とかが入ったら困るし。

そういえばこの世界の警察も決闘をするのか? 決闘で犯人を捕まえるとかなんてなったら笑いものだな。

 

「ぐぅぅ、いいだろう

その代わり、キチンと手伝ってもらうからな」

 

「交渉成立って事で……じゃあ俺の考えを話すぞ

明日香も真面目に聞けよ?」

 

俺の話を聞いて呆れる2人、一緒に呆れるなんて仲が良いなお前ら。

そしてお前らで顔を合わせて同時に溜め息を吐くな、寂しいじゃないか。

 

それはともかく、どちらも乗ってくれた。

タイタンは俺との契約も有ったし、悪役をするというノリも有ったと思う。

明日香としては金だろうか? やっぱりちょっと搾り取り過ぎたかな?

どうせ自分は怨まれないんだしいいか、そう開き直ったような気もする。

 

では計画開始、まずは誘き寄せる餌の1つとしてカードを途中の道に落としておく。

内容は当然明日香のカード、十代の前で使ったエトワール・サイバーだ。

 

次に明日香に叫び声を出してもらう、目的は遊城達の呼び出しだ。

主人公だし、絶対来るはずだ……さすがにまだ帰ったりしてないよな?

そして明日香にはこの棺桶で寝た振りをしてもらい、俺はその棺桶の後ろで身を潜める。

 

タイタンのトリックの1つ、白い煙を出して暗くて不気味な雰囲気を出す演出をする。

この煙ってなんだろうか? 少し肌寒いからドライアイスか? 別になんでもいいか。

準備が完全に整い、そして……遊城達が来た。

さぁタイタン、お前の演技力を見せて貰おうか?

 

「あ、明日香!!!」

 

「ふふふ、この者の魂は深き闇に沈んでいる」

 

「誰だ!?」

 

十代の言葉に煙の中から姿を現せるタイタン、なかなか威厳が出てて格好いいぞ。

話し方がちょっと硬いのは俺のせいかな? 悪役としてちゃんと仕事しろよー?

 

「ようこそ遊城十代」

 

「誰だ貴様は!」

 

威勢が良いのはいいけどな遊城、もう少し考えたらどうだ?

下手に相手の機嫌を損ねて明日香に危害を加えられたらどうする?

まぁ、主人公はそんな事を考えずに悪役に突っ走るのはお約束かな?

ついでにちゃんと事情とかを話してくれる悪役とかもお約束だな。

 

「我が名はタイタン、闇の決闘者」

 

「貴様、何者だ! 明日香に何をしたんだ!?」

 

「私は闇のゲームを愛する闇の決闘者」

 

「ふざけんな! 闇のゲームなんて、有るわけないだろ!」

 

他の奴もちょくちょく話してたが置いといて、十代とタイタンの台詞だけ。

しかし、ちゃんと名乗ったのに何者だってのは無いんじゃないか?

いや、やはりヒーローは相手をちゃんと名乗らせないといけない……のがお約束だと思う。

 

そういえばこの世界では闇のゲームは実在しているんだったな。

DM時代はそんな描写が多かったし、GXでも闇のゲームって何回かしていた気がするな。

他の作品ではどうだろう、あまり覚えていないが……まぁ今はいいか。

 

「ふふん、試してみればわかるだろうよ小僧

ここは何人も踏み入ってはならぬ禁断の領域

我はその誓いを破る者に、制裁を下す」

 

「ここで居なくなった人達はお前のせいだな!

明日香は、返して貰うぜ!」

 

いやいや、勝手に話しを進めたら駄目だと思うぞ?

それと後ろの……名前がわからんがでかい奴、何鞄の中を漁ってるんだ?

貴重なシリアスで緊張感が高まっているのに台無しじゃないか。

せっかく演出をして盛り上げてるのに……別にいいけど。

 

「私に闇のゲームで勝てるならな……遊城十代」

 

そしてでかい奴から決闘盤を受け取る遊城、そして即装着する。

それを探してたのはわかったけど、やっぱりシリアスが少しだけ壊れたぞ?

 

「望むところだ!」

 

「ふふふ、だが少し待つがいい

お前の相手は、私だけではない!」

 

「何ぃ?」

 

タイタンの言葉に明日香が目を覚まし、棺桶から出てくる。

そして俺も棺桶の後ろから姿を現す。

 

「明日香! 瑞貴まで!?」

 

突然動き出した俺達に驚く遊城達、そして名前で呼ぶなと……だが、これでは終わらないぞ?

 

「この者達の魂は私が握っている

つまり、この者達を動かす事も可能なのだぁ」

 

「そんな……」

 

タイタンの両隣に立ち、黙って決闘盤を構える俺と明日香、タイタンも決闘盤の準備を整える。

 

「さぁ始めよう! 我らは3人、貴様らも3人

3対3の変則マッチだ!」

 

「何だって!?」

 

「そんな、僕達まで!?」

 

「お、俺も入ってるのか?」

 

この反応を見る為だけに俺は頑張った、ちょっとした遊びだから許せ。

しかし、今更だが何故タイタンの依頼人は遊城とタイタンを決闘させたかったんだろうか?

学園内の人物にさせられなかったのか、色々と気になる点は多いな。

とはいえ、明日香に手を出したのが運の尽き、依頼主には悪いが今回はちゃんと負けないとな……

その為に今回はかなり弱いデッキを選んでおり、明日香が使うのも俺が調整する前のデッキに戻してもらった、嫌がっていたがな。

向こうは3人だし、多分これなら負けられるはず、主人公だし大丈夫だと思っておこう。

 

明日香はあの後、騙すのに気が引けてしたくないとは言っていたが、なんとか説得した。

命令されてだとか頼まれてだとかも有るだろうが、遊城と決闘もしてみたかったらしい。

そういえば俺と初めて決闘したのも脅迫からだった……明日香は結構強引な所が有るな。

 

「さぁ、この女のカードを返してやるがいい

お前達を誘き寄せる為に置いたカードなのだからな」

 

遊城が怒りの感情を滲ませながらも、明日香にカードを投げ飛ばす。

って、いやいやいやいや! なんでそんなに真っ直ぐ飛ぶんだよ!

しかも何も驚きもしないで普通に受け取る明日香がすげぇ!

この世界のカードは確かに丈夫だが、そこまで綺麗に飛ばせる程か……練習しようかな?

 

そして向こうの水色、でかい奴も準備が終わったらしい。

でかい奴でかい奴で統一してるけどさ、あのでかい奴って何て名前だ?

多分メインキャラの1人だろうけど、別に俺に関わりがほぼ無いのならどうでもいいか。

 

「ライフポイントは全員共通で8000ポイント

フィールドも全て共通でモンスターは全部で5体まで

魔法・罠も全て5枚までだ

カードを出す時には注意するんだな

順番は貴様らが決めるといい、私はいつでも構わん」

 

「……なら翔、瑞貴、俺、お前、隼人、明日香の順番だ」

 

「いいだろう、さぁ、闇のゲームを始めよう!」

 

「「決闘!」」

 

威勢が良いのは遊城だけで水色は怯えてるしでかい奴は突然の決闘というのもあって挙動不審。

それで大丈夫……じゃないだろうな、こいつら本当に勝てるのか?

負けるつもりとはいえ、一応ちゃんと戦うからな、俺は!

 

「ぼ、僕のターン……僕はモンスターをセットしてターンエンド!」

 

最初のターンは様子見というのも有るだろうが、伏せカードも無しか。

本人の意識としては怖いし、最初だし、とりあえず守ったってところか?

そんなので本当に大丈夫なのかねぇ? 怯える様子を見るのは楽しいが、弱いのは困るぞ。

 

「俺のターン、ドロー

熟練の青魔道士を召喚する

続いて魔法カード、融合賢者を発動する、このカードの効果によりデッキから融合を手札に加える

そして魔法カードの発動により、熟練の青魔道士の効果が発動

自分、または相手が魔法カードを発動する度、このカードに魔力カウンターを1つ乗せる

続いて魔法カード、召喚師のスキルを発動する

デッキよりLV5以上の通常モンスターを1体、手札に加える

俺はこの効果によりデッキからLV5以上の通常モンスターであるカース・オブ・ドラゴンを手札に加える

そして魔法カードの発動により、熟練の青魔道士に魔力カウンターを1つ乗せる

次は永続魔法だ、凡骨の意地を発動する

ドローフェイズ時にドローしたカードが通常モンスターだった場合、相手に公開する事でもう1枚ドローできる

魔法カードの発動により、熟練の青魔道士に魔力カウンターが全部で3つ乗った」

 

「な、何を狙ってるんだ?」

 

「熟練の青魔道士の効果発動

魔力カウンターが3つ乗ったこのカードをリリースして発動する

デッキ・手札・墓地より暗黒騎士ガイアを特殊召喚する

俺はこの効果により熟練の青魔道士をリリースして、デッキから暗黒騎士ガイアを特殊召喚だ」

 

「あ、暗黒騎士ガイアだって!?

あの武藤遊戯さんも使っていたモンスター!」

 

別に誰が使ってもいいだろうが、今は俺のモンスターだ。

まぁ、本命はこっちだけどな。

 

「魔法カード、融合を発動する

手札のカース・オブ・ドラゴンと場の暗黒騎士ガイアを融合

融合召喚、竜騎士ガイア」

 

遊戯王名物、乗っただけ融合。

暗黒騎士ガイアの馬に乗っていた騎士がカース・オブ・ドラゴンに乗っただけ。

うーん……暗黒騎士ガイアの時はいいのだが、こうなるとあまり格好良くないな。

 

「続いて永続魔法、螺旋槍殺を発動

自分の暗黒騎士ガイア・疾風の暗黒騎士ガイア・竜騎士ガイアが守備表示モンスターに攻撃した時

これらのモンスターは貫通効果を得る、守備モンスターを出した所で無駄だ」

 

「そんなぁ!」

 

「バトルフェイズ、竜騎士ガイアで守備モンスターに攻撃」

 

セットされていたモンスターはジャイロイドか……まぁいいだろう。

 

「うぐっ……じゃ、ジャイロイドは1ターンに1度、戦闘では破壊されない!」

 

「だが貫通効果による戦闘ダメージは受けてもらう

そして竜騎士ガイアが螺旋槍殺の効果で相手に戦闘ダメージを与えた時

デッキからカードを2枚ドローし、1枚を墓地へ捨てる

よってカードを2枚ドロー……1枚を捨てる

運が悪かったな、速攻魔法発動、融合解除

場の融合モンスターをEXデッキに戻し、融合素材となったモンスターを自分の場に特殊召喚する

この効果により竜騎士ガイアをEXデッキに戻し、カース・オブ・ドラゴンと暗黒騎士ガイアを特殊召喚する」

 

「ちょ!?」

 

「バトルフェイズの特殊召喚により、これらのモンスターは攻撃ができる

バトルフェイズ続行、暗黒騎士ガイアでジャイロイドに攻撃

螺旋槍殺の貫通効果は暗黒騎士ガイアも適用される、よって貫通ダメージだ」

 

ジャイロイドの守備力は1000、そして竜騎士ガイアの攻撃力は2600、暗黒騎士ガイアは2300だ。

貫通合計ダメージは2900、8000から開始だから残りライフは5100になるな。

 

「2回の攻撃によってジャイロイドは破壊

だが残念ながらまだカース・オブ・ドラゴンの攻撃が残っている

カース・オブ・ドラゴンで水色に直接攻撃」

 

「操られてても水色呼ばわりってうわぁあああああああああああ!!!」

 

攻撃力は2000だから残りライフは3100だな。

ちょっと性急過ぎたか? とはいえ、デッキは加減しても決闘で手加減するのはあまり好きではないのでな。

 

「バトルフェイズを終了してメインフェイズ2だ

手札のモンスター、沼地の魔神王の効果発動

メインフェイズにこいつは手札から墓地へ捨てる事で、デッキから融合を手札に加える

俺はこの効果により、沼地の魔神王を捨て、デッキの融合を手札に回収

そして魔法カード、融合を再び発動

場のモンスター2体を融合し、竜騎士ガイアを融合召喚

俺はこれでターンエンドだ」

 

手札が無くなってしまったが、まぁいいだろう。

まさか螺旋槍殺の効果でドローしたカードにこの2枚が入っているとは……

残っていた手札は疾風の暗黒騎士ガイアだったんだが、どうせこのターンは出せないし気にしない。

 

さて、次は主人公であるお前のターンだぞ、遊城。

お前なら攻撃力2600のモンスター程度、軽々と超えてくるんだろう?

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

いきなり4900もの大ダメージを与えておいて、手加減したデッキですって?

誰が信じるのよ、そんな言葉! 普通の決闘ならもう終わってたじゃない!

瑞貴は満足そうな顔をしながらちょっとやり過ぎたとも思っているような器用な顔をしてるわね。

一応、本当に手加減しているつもりらしいからいいけど……大丈夫なのかしら?

 

「へへっ、そういや瑞貴と決闘するのは初めてだっけ?

こんな状況だけどちょっと燃えてきたぜ!

俺のターン、ドロー!」

 

十代はやる気満々っぽいわ、相変わらず元気ね。

だけど攻撃力2600のモンスターをそう簡単に超えられるかしら?

 

「俺は魔法カード、融合を発動!

手札のE・HERO ワイルドマンとネクロダークマンを融合!

現れろ! E・HERO ネクロイド・シャーマン!」

 

なんか呪術師っぽいモンスターね、アレ。

攻撃力1900とあまり高くないのに攻撃表示?

どういう意図でこのモンスターを……

 

「ネクロイド・シャーマンの効果発動!

ネクロイド・シャーマンが特殊召喚に成功した時、相手の場のモンスターをリリースする!

その後、相手の墓地のモンスター1体を相手の場に特殊召喚するぜ!

俺は竜騎士ガイアをリリースし、墓地のカース・オブ・ドラゴンを守備表示で特殊召喚する!」

 

なるほど、そんな効果を持っていたのね。

カース・オブ・ドラゴンの守備力は1500、これならネクロイド・シャーマンでも勝てるわ。

 

「更に俺は墓地のネクロダークマンの効果を発動!

このモンスターが墓地に存在する場合、1度だけE・HEROをリリース無しで召喚できる!

俺はこの効果により、手札のE・HERO エッジマンを召喚だ!」

 

攻撃力2600のモンスター……さすがね十代。

そして瑞貴の場に出したカードは全て永続魔法とモンスターのみ。

この攻撃を防ぐ手段は無いわ!

 

「バトルだ! エッジマンでカース・オブ・ドラゴンに攻撃!

エッジマンには相手の守備モンスターを攻撃した時、貫通ダメージを与える効果が有る!

行け、エッジマン! パワー・エッジ・アタック!」

 

エッジマンの攻撃でカース・オブ・ドラゴンは破壊、守備力との差分でダメージは1100ね。

残りライフは6900、そして次はネクロイド・シャーマン……

 

「まだだ! ネクロイド・シャーマンで直接攻撃!

ダーク・シャドウ・ストライク!」

 

「…………ふん」

 

だからどうしたとでも言いたいような瑞貴の態度にさすがの十代も少々困り顔。

一気に3000ものダメージを与えられ、残りライフが5000になったのに平気そうな姿はあまり見ないわね。

私もどうしてこんな態度なのか気になるけど……一応負けるつもりだからもっと来いって言うつもりなのかしら?

最初の展開を考えると、やっぱりそんな気は無いようにしか見えないけど。

 

「(そういえばネクロイド・シャーマンの効果はアニメではリリースだったな

OCG効果では破壊だし、リリースのままなら色々なモンスターを処理できて有用なモンスターだったろうに……

スターダスト・ドラゴンとか、シューティング・スター・ドラゴンとかその辺り)」

 

「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ」

 

「私のターン……の前にだ

これが闇のゲームだという証拠を見せてやろう」

 

タイタンが偽千年パズルを掲げる、すると光を放って十代達の目を眩ませる

それと同時に黒い煙も出して……事情を知っている私達はいいけど、十代達にとってはどう見えるのかしら?

なんでも、この煙には痺れ薬が混ぜられていて、吸った者は足が動かなくなるらしいわ。

手は動くみたいだけど、これで闇のゲームからは逃げられないと印象付けるみたい。

 

「明日香の体が……瑞貴の体も消えてる!?」

 

十代達には消えて見えるらしいけど私の目には何の変化も無い。

私と瑞貴は術の効果も方法も知ってるので効果が無いみたいね。

しかも薬も解毒剤を元々服用してるからそっちも効かないからあまり緊張感が無いわ。

 

瑞貴がタイタンに私達のライフが減れば瑞貴の姿を、十代達のライフが減れば私の体が消えるようにと言っていたわ。

十代達にはどういう風に見えるのか興味が有るのだけど、一応操られているという事らしいから聞けないわね。

うーん……私達を心配する十代達の姿を見ると罪悪感が出てくるわ、ごめんね十代達。

 

「お前……卑怯だぞ!」

 

「ふふん、私達のライフが減ればこの男が

そしてお前達のライフが減ればこの女が消えるのだ

お前達はどちらか1人しか助けられんのだよ!」

 

「何だと!?」

 

「そんな!?」

 

「酷いんだな!」

 

「ふはははははは、何とでも言うがいい! 私のターン、ドロー!

私はフィールド魔法、万魔殿‐悪魔の巣窟‐を発動する!」

 

タイタンのフィールド魔法により、辺りは不気味な雰囲気の場所に変わった。

こんな場所のフィールド魔法なんて、闇の決闘者の名は伊達じゃないって事かしら?

 

「さしずめ……地獄の一丁目とでも言っておこうか?

私はジェネラルデーモンを召喚する

このモンスターは万魔殿‐悪魔の巣窟‐が存在していなければ破壊されてしまうが、既に発動されているので問題無い

更に装備魔法、デーモンの枷を発動する!

このカードを装備したモンスターはLVが1下がり、更に攻撃力が700低下する!

私はこのカードをエッジマンに装備させ、攻撃力を1900まで下げる!」

 

「エッジマンの攻撃力が……」

 

「続いて装備魔法、堕落を発動!

このカードは自分の場にデーモンモンスターが存在しなければ破壊されてしまう

だが、私の場にはジェネラルデーモンが存在しているので問題無い

このカードを装備したモンスターのコントロールを得るカードだ

私はこのカードもエッジマンに装備させ、そのモンスターのコントロールを戴く!」

 

「な、攻撃力の下がったエッジマンを奪うだって!?」

 

「ふふふ、堕落にはデメリットも存在している

相手のスタンバイフェイズ毎に私達は800のダメージを受けてしまうのでな

ダメージを受けずに貴様のモンスターを全て消すには……こうするのだ!

バトル! 攻撃力の下がったエッジマンでネクロイド・シャーマンに攻撃!」

 

エッジマンの拳とネクロイド・シャーマンの拳がぶつかり合い、お互いに破壊される。

同じ攻撃力だから相討ち……ヒーロー同士の同士討ちって見ているとちょっと嫌ね。

 

「俺のモンスターが……」

 

「ふはははははは! さぁ、これで貴様の場にモンスターは存在しない!

続いてジェネラルデーモンで直接攻撃!」

 

「まだだ、ヒーロー達の絆はこんなもんじゃ破壊されねぇ!

罠カード発動! ヒーロースピリッツを発動!

E・HEROが戦闘で破壊されたターンのバトルフェイズ時、このカードは発動できる!

相手モンスターからの戦闘ダメージを1回だけ0にする!」

 

同士討ちでも、E・HEROは戦闘で破壊されたから発動できたのね。

やはり簡単にはいかないみたいね……ふふふ、負けるつもりと分かっていても熱くなってくるわ!

 

「ふん、まぁいいだろう

私はカードを1枚伏せ、ターンエンドだ」

 

こちらの場には瑞貴の永続魔法が2枚に伏せカード、そして万魔殿にジェネラルデーモンね。

十代達の場にはカードが1枚も無い状態……ちょっと危ないかしら?

次は……そういえば私、彼の事知らないのよね、誰かしら?

 

「俺のターン、ドローなんだな!

俺はモンスターをセットし、更に伏せカードを2枚出してターンエンドなんだな!」

 

モンスターを出して伏せカードが2枚……

次は私のターン、どうしようかしら?

 

「私のターン、ドロー!

魔法カード、強欲な壺を発動、デッキからカードを2枚ドロー!

そして私も魔法カード、融合を発動!

手札のエトワール・サイバーとブレード・スケーターを融合し、サイバー・ブレイダーを融合召喚するわ!

更に魔法カード、融合回収を発動!

墓地の融合1枚と、融合に使用したモンスター1体を手札に加える!

私はこの効果により墓地の融合とエトワール・サイバーを手札に加えるわ!

続いて魔法カード、戦士の生還を発動!

墓地の戦士族モンスター1体を手札に加える!

私は墓地のブレード・スケーターを手札に加え、そして融合を発動!

先ほどと同じようにエトワール・サイバーとブレード・スケーターを融合、サイバー・ブレイダーを融合召喚!」

 

……あ、やり過ぎた!

瑞貴! こっち見て私に見えるようにニヤニヤしないで!

あぁぁぁ……ついやっちゃったわ、最初に手札を見た時は1体だけにしようと思ってたのに!

いえ、もう終わった事を言っても仕方ないわ、このままやるしかない!

 

「バトルよ! 最初はジェネラルデーモンで守備モンスターに攻撃!」

 

セットされていたモンスターはサングラスをかけたハリモグラみたいなモンスター?

守備力は1300と低いし、簡単にジェネラルデーモンで破壊できた。

 

「この瞬間、ユーカリ・モールの効果が発動するんだな!

このモンスターが戦闘で破壊された時、デッキからコアラモンスターを1体、特殊召喚するんだな!

デッキからビッグ・コアラを特殊召喚するんだな!

更に罠カード、獣道を発動!

自分のモンスターが破壊された時、デッキから獣族モンスター1体を手札に加える!

俺はデッキからコアラッコを手札に加える!」

 

攻撃力2700のビッグ・コアラね……

そして場のモンスターも1体、これは無理ね。

 

「残念ながら私のモンスター達では敵わないわね

私はカードを1枚伏せて、ターンエンドよ」

 

私も全力でやり過ぎたわ、この後大丈夫かしら?

 

「ぼ。僕のターン、ドロー!

魔法カード、強欲な壺を発動! デッキからカードを2枚ドローする!

……よし、僕は魔法カード、融合を発動!

手札のサイクロイド2体を融合して、ペアサイクロイドを融合召喚する!」

 

攻撃力1600のモンスターね、だけどそれだけじゃないんでしょ?

じゃないと出した意味が無いんだから、でも甘いわよ!

 

「相手モンスターが2体になったこの瞬間、サイバー・ブレイダーの永続効果発動!

サイバー・ブレイダーの攻撃力は2倍となり、攻撃力は4200となる!」

 

「こ、攻撃力4200!?

ま、まだだよ! 魔法カード、融合回収を発動!

墓地の融合と融合に使用したモンスター、ジャイロイドを手札に戻す!

そしてもう1度融合を発動! 手札のスチームロイドとジャイロイドを融合!

スチームジャイロイドを融合召喚だ!」

 

機関車にヘリコプターの羽がくっついただけのようなモンスターね。

攻撃力は2200で、攻撃力の下がったサイバー・ブレイダーには勝てるけど……

 

「サイバー・ブレイダーの永続効果よ

相手の場のモンスターが3体になったこの場合、相手の場のカードは全て効果が無効になる!

もし伏せカードを使えるかもしれないとか、モンスター効果を発動しようとか考えても無駄よ

全ての効果が無効になっている今、何を発動しても効果が発揮される事は無いわ」

 

「う……だ、だったら僕はまだ通常召喚していない!

モンスターをセットして、僕達の場のモンスターは4体だ!

バトル! ペアサイクロイドは相手に直接攻撃ができる!

ペアサイクロイドで直接攻撃だ!」

 

ペアサイクロイドが私に向かって突撃、体当たりしてきたけど……まだ大丈夫よ。

私達のライフは5000、残りライフは3400とまだ十分ね。

 

「まだまだ! スチームジャイロイドでサイバー・ブレイダーに攻撃!」

 

同じように突撃してくるスチームジャイロイド、サイバー・ブレイダーは破壊される。

攻撃力差は100、よって私達の残りライフは3300になったわ。

伏せカードを使ってもよかったんだけど、今は使う必要は無い。

 

「よし! ビッグ・コアラでもう1体のサイバー・ブレイダーに攻撃!」

 

「1体が通ったからって次も通るとは限らないわよ?

罠カード、ライジング・エナジーを発動!

このカードは手札を1枚捨て、場の表側表示モンスター1体の攻撃力をターン終了時まで1500アップさせるカードよ

サイバー・ブレイダーの反撃、スケートブレード・スラッシュ!」

 

相変わらず突撃ばかりのモンスターを華麗に躱し、横顔を蹴りつけるサイバー・ブレイダー。

サイバー・ブレイダーの攻撃力は3600、反撃のダメージで900のダメージね。

十代達の残りライフは2200、ライフ差は1200とまだ結構大きいわね。

 

「ご、ごめん隼人君……ターンエンド」

 

もう1人の名前って隼人って言うのね、今知ったわ。

えと、隼人君ね、憶えておかないと。

 

「俺のターン、ドロー

魔法カード、強欲な壺を発動、デッキからカードを2枚ドローする

……魔法カード、闇の量産工場を発動

墓地の通常モンスター2体を手札に加える

俺は墓地の暗黒騎士ガイアとカース・オブ・ドラゴンを手札に加える

そして俺はモンスター・アイを召喚する」

 

攻撃力250の目玉の集合体……き、気持ち悪い!

なによこのモンスターは!? 何がしたいの!?

 

「モンスター・アイの効果発動

ライフを1000支払い、墓地から融合を1枚手札に加える

これで俺の手札に融合のカードが手札に戻った」

 

そ、そういう効果なのね……でもライフコストがちょっと多いわね。

これで私達の残りライフは2300、これ本当に負けるんじゃないかしら?

 

「魔法カード、融合を発動

俺は手札の通常モンスター2体を融合する」

 

あら? 通常モンスター? ちょっと言い方がさっきと違うんじゃ……

 

「始祖竜ワイアームを融合召喚」

 

現れたのは蒼銀の体をした腕と足の無い、ぶっちゃけ蛇に翼を生やしただけっぽい竜。

だけどこのモンスターは……多分ヤバい!

 

「こいつは通常モンスター2体を融合素材とするモンスターだ

始祖竜ワイアームは場に1体しか存在できないという制限が有るが……

こいつがモンスターゾーンに存在する限り、通常モンスター以外とは戦闘破壊されず

自身を除く、効果モンスターの効果を一切受け付けない」

 

「効果を受け付けないモンスターだって!?」

 

「す、すげぇ……しかも攻撃力2700か!」

 

「バトルフェイズだが……後で高い攻撃力のモンスターを出されては困るな

モンスター・アイでペアサイクロイドに攻撃」

 

目玉のビームがペアサイクロイドに当たるけど、それを弾き飛ばしてモンスター・アイに突撃。

目玉だから玉なのにボーリングのピンみたいに吹っ飛んでいったわ……ストライーク!

って、そうじゃないでしょ! 攻撃力250で1600に攻撃って、自爆ダメージが凄いわよ!

1350ものダメージって、私達の残りライフが950にまで減っちゃったじゃない!

 

「じ、自滅?」

 

「後で高攻撃力で殴られるより、最低限のダメージに抑えただけだ、戦闘を続行する

(とは言うものの、サイバー・ブレイダーの効果で攻撃力が2倍になったら勝ってしまうな

あのでかい奴の伏せカード……明日香の攻撃を止めなかったのはユーカリ・モールと獣道を発動する為だろう

となると、あの伏せカードは攻撃を止めるカードの可能性は十分に高いな

まぁ、手加減してやると決めた手前、ちゃんと手加減するか)

サイバー・ブレイダーでペアサイクロイドに攻撃する」

 

サイバー・ブレイダーの蹴りでペアサイクロイドは粉砕、粉々にまで吹っ飛ばされたわ……やりすぎじゃない?

攻撃力は2100と1600だから500のダメージ、十代達の残りライフは1700ね。

 

「続いて始祖竜ワイアームでスチームジャイロイドに攻撃」

 

ワイアームは大きく息を吸い込み、ブレスとかでも出す……のかと思ったら尻尾で弾き飛ばした。

その吸った息は一体なんだったのかしら? 勢いを付ける為だけとか?

とにかく500のダメージで残りライフは1200と、私達のライフ950とは250しか差が無い。

 

「ジェネラルデーモンで…………いや、ここは攻撃しない

メインフェイズ2、ジェネラルデーモンを守備表示に変更する」

 

ここで攻撃しない? どういうつもりなのかしら?

わざと負けるというのを実行する為? それともまた別の理由が……

 

「俺はこのままターンエンドだ」

 

「なら俺のターンだ、ドロー!

俺はE・HERO スパークマンを召喚! 更に装備魔法、スパークガンを装備する!

このカードはスパークマンにしか装備できないカードだ」

 

スパークマンがちょっと無骨で大きな銃を手に持った。

あのカードの効果は……何かしら?

 

「スパークガンの効果発動!

自分のメインフェイズ時、表側表示の場に存在するモンスターの表示形式を変更する!

俺はこの効果で明日香のサイバー・ブレイダーの表示形式を変更するぜ!」

 

「し、しまっ!」

 

「サイバー・ブレイダーの相手が2体存在する時に上がるのは攻撃力だけ

今のサイバー・ブレイダーの守備力は僅か800!

翔のセットされていたサイクロイドを反転召喚し、攻撃表示にする!

バトルフェイズだ! サイクロイドで守備力800のジェネラルデーモンに攻撃!

更にスパークマンでサイバー・ブレイダーに攻撃だ!」

 

サイクロイドの相変わらず変わらない突撃でジェネラルデーモンは破壊される。

続いてスパークマンの手から発射された電撃でサイバー・ブレイダーも倒された。

 

「くっ、私のサイバー・ブレイダーが……」

 

「(ふむ……ミラクル・フュージョンでもドローしてE・HERO ワイルドジャギーマンを出すと予想したんだがな

予想が外れたな……こちらの場を壊滅か荒すだけ荒らしてくると思ったんだがね

どうやら俺の考えすぎらしい、今の攻撃だけならジェネラルデーモンは守備表示にしなくてもよかったな

予想以上ではなく、予想以下の行動で出し抜かれたか、勝ってもらわないと困るから特に問題は無いな)」

 

「バトルを終了し、スパークガンの効果を再び発動!

サイクロイドとスパークマンを守備表示に変更する!

そしてスパークガンは効果を3回発動した後、破壊されてしまう……俺はこれでターンエンドだ!」

 

なるほど、だからサイクロイドの攻撃表示も強気だったのね。

ワイアームが残ってるのに攻撃力1000のサイクロイドを攻撃表示だなんて変だと思ったのよね。

 

「(隣の2人が強すぎて私の影が……い、いや! 私は悪くないはずだ!)

次は私だ、私のターン、ドロー!

私は罠カード、デーモンの雄叫びを発動する!

ライフを500支払い、私の墓地に存在するデーモンモンスターを1体、特殊召喚する!

ただし、このモンスターはリリースできず、エンドフェイズには破壊されてしまうが……

私は墓地よりジェネラルデーモンを特殊召喚!

更に自分の場にデーモンモンスターが存在する事により、手札のジェノサイドキングデーモンを召喚する!

このモンスターはデーモンモンスターが存在しなければ召喚・反転召喚ができないのでな」

 

「デーモンモンスター……だが、そいつには自分のスタンバイフェイズにライフを支払わなければならない!

残りライフの少ないお前には、ちょっと厳しいモンスターなんじゃないか?」

 

「心配ご無用! この万魔殿が存在する限り、デーモンモンスターはライフコストを支払う必要は無いのだよ!

更に装備魔法、デーモンの斧をジェノサイドキングデーモンに装備させる!

このカードは装備モンスターの攻撃力を1000ポイントアップさせるのだ!

これでジェノサイドキングデーモンの攻撃力は3000!」

 

攻撃力2100のジェネラルデーモン、攻撃力3000のジェノサイドキングデーモン。

そして攻撃力2700の始祖竜ワイアーム……十代の場のモンスターでは耐えられない!

 

「バトルだ! ジェネラルデーモンでジャイロイドに攻撃!」

 

「ここだぁ! カウンター罠、攻撃の無力化を発動!

相手モンスターの攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる!」

 

な……アレは隼人君がずっと前に伏せていたカード!?

ずっと使わないから何かと思っていたけど、まさか攻撃の無力化だとは思わなかったわ。

何度も使いたかったでしょうに、使わないで……タイミングを図っていたのかしら?

 

「チィ……仕方ない、これでエンドフェイズだ

このエンドフェイズでジェネラルデーモンはデーモンの雄叫びの効果で破壊される

だが! 場のデーモンモンスターが戦闘以外で破壊されて墓地へ送られた時、万魔殿の効果が発動!

破壊されたモンスターのLV未満のデーモンモンスターをデッキから1枚、手札に加える!

私はLV3のデスルークデーモンを手札に加えさせてもらおう」

 

攻撃力3000のジェノサイドキングデーモンと攻撃力2700の始祖竜ワイアームの2体ね。

私達のライフは450、十代達のライフは1200、いつ終わっても不思議じゃないわ。

一応十代達の場にモンスターは2体いるけど、隼人君のデッキはおそらく獣族デッキのはずよね?

翔君の機械族、十代の戦士族、それに合わせた獣族なんて事は無いはずだし、どうするのかしら?

 

「俺のターン、ドローなんだな!

魔法カード、強欲な壺を発動して2枚ドローする!

そして俺は魔法カード、融合を発動なんだな!

手札のラッコアラとコアラッコを融合して、コアラッコアラを融合召喚するぞ!」

 

なんか、異様に腕が太くて目つきが悪いコアラが出てきたわね。

私の持ってる可愛いコアラのイメージが崩れて……んん! なんでも無いわ。

 

「そしてそのモンスターが通常モンスターでしか倒せないのなら、通常モンスターを出すんだな!

俺は十代のスパークマンと、翔のサイクロイドをリリース!

出てこい! ビッグ・コアラ!」

 

また出てきたわね、ビッグ・コアラ!

さっきの強欲な壺で2枚目を引いたのかしら?

そして攻撃力は2700、ワイアームと同じか……

 

「そして俺はコアラッコアラの効果を発動するんだな!

手札から獣族モンスター1体を墓地へ送り、選択した相手モンスターを破壊する!

俺は手札のデス・コアラを墓地へ送り、俺が選択するのはジェノサイドキングデーモンだ!」

 

「甘いわぁ! ジェノサイドキングデーモンの効果発動!

このモンスターが相手カード効果の対象となった時、サイコロを振り、2・5が出た場合

その効果を無効にし、破壊するのだぁ!」

 

「そ、そんな効果が!?」

 

地面から1から6までが書かれた珠が現れ、火が珠に移っていく。

そして火の移動が終わった場所は……2だった。

 

「出た目は2、よって貴様のコアラッコアラは破壊される!」

 

「うぅぅ……だ、だけどまだなんだな!

ビッグ・コアラで始祖竜ワイアームに攻撃!」

 

「ふん、相討ちする気か?」

 

「相討ちなんてしないんだな!

俺は速攻魔法、百獣大行進を発動するんだな!

このカードは自分の場の獣族モンスターの数だけ、自分の場の獣族モンスターの攻撃力を200アップさせる!

今、俺の場には獣族モンスターはビッグ・コアラだけ、よって攻撃力は200アップし、2900だ!

いっけぇえええ! ビッグ・コアラ! ユーカリ・ボムだぁ!」

 

獣族は突進しかしないのかしら? そんな事を考えながらも破壊されるワイアーム。

こっちのダメージは200、残りライフは250ね……

 

「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンドなんだな

そして百獣大行進の効果はエンドフェイズに無くなってしまう」

 

ビッグ・コアラの攻撃力は2700に戻った。

これならジェノサイドキングデーモンでも勝てるわね。

そして、その攻撃力の差分は300、十代達のライフは1200だったわね。

もしここで私が攻撃力1000のモンスターを出せば……ふふ、そんな事無いでしょうね。

 

「私のターン、ドロー!」

 

サイバー・チュチュ……サイバー・チュチュ!?

なんでここでジャスト攻撃力1000をドローするのよ!

でも、やっぱり手加減なんて私できないし……えぇい、もう知らない!

 

「サイバー・チュチュを召喚!

バトルよ! サイバー・チュチュは相手の場に自身の攻撃力以上のモンスターしか存在しない場合、直接攻撃ができる!

サイバー・チュチュで直接攻撃!」

 

「うっ……ぐわぁ!」

 

「隼人君!?」

 

「隼人!」

 

これで十代達の残りライフは200、これで終わりかしら?

 

「だ、大丈夫……なんだな」

 

「大丈夫ならいいでしょう?

ジェノサイドキングデーモンでビッグ・コアラに攻撃!」

 

デーモンの斧を装備したジェノサイドキングデーモンの攻撃力は3000!

ビッグ・コアラの攻撃力は2700! 悪いけど、これで終わりよ!

 

「ま、まだだ! まだ終わらないんだな!

罠カード、メタル化・魔法反射装甲を発動するんだな!

このカードは発動後、装備カードとなって自分の場のモンスター1体に装備する!

俺はビッグ・コアラに装備するんだな!

そして、装備モンスターの攻撃力と守備力を300ポイントアップさせる!」

 

「攻撃力を同じにしてきたのね……だけど、メタル化のもう1つの効果は適用されない!

そのカードは装備モンスターが攻撃した場合にのみ、戦闘する相手モンスターの攻撃力の半分をアップするカード

相手ターンに発動しては、ただ攻撃力と守備力が300アップするだけのカードよ」

 

「そうだ、そうだけど!

ジェノサイドキングデーモンを倒すには十分なんだな!」

 

ジェノサイドキングデーモンの持つ斧とビッグ・コアラの体当たりで相討ち、お互いに破壊となった。

タイタンの手札に加えたデスルークデーモンは、ジェノサイドキングデーモンが破壊された時に蘇生させるカード。

だけど今は私のターン、私の手札に無ければ効果は発動できないわ。

 

さぁ、私達の手札はタイタンのデスルークデーモンのみ。

場には攻撃力1000のサイバー・チュチュと凡骨の意地、螺旋槍殺とフィールド魔法の万魔殿だけ。

次は翔君のターンだけど、場にはカードが1枚も無いし手札も無い状態……どうなるかしら?

 

「私はこれでターンエンドよ!」

 

「ぼ、僕のターン……」

 

ここが正念場だからか、翔君は手が震えてドローできない。

頑張って翔君! ここで勇気を見せなさい!

 

「翔!」

 

「あ、アニキ……」

 

「大丈夫だ、このターンさえどうにかなれば俺がなんとかしてやる!

だから頑張れ翔! まだ終わったわけじゃない!」

 

「う、うん……僕のターン、ドロー!」

 

十代の言葉に恐怖はまだまだ残っているけど、なんとかドローする翔君。

まだ手を震えさせながら、ドローカードを見て……なんとかホッとしているわ。

 

「僕は、このままターンエンド!」

 

何も出さない……何をドローしたのかしら?

 

「俺のターン、ドロー

魔法カード、龍の鏡を発動する

自分の場、または墓地より融合素材を除外し、ドラゴン族の融合モンスターを融合召喚する

俺は墓地のカース・オブ・ドラゴンと暗黒騎士ガイアを除外融合

最後はこいつで締めないとこのデッキじゃないんでな、竜騎士ガイアを融合召喚だ」

 

始祖竜ワイアームは出さなかったのね。

瑞貴の言うとおり、あのデッキは竜騎士ガイアがメインのモンスターみたい。

でなければ螺旋槍殺なんて専用魔法カードなんて入れていないものね。

……ところで瑞貴、結局凡骨の意地の効果って誰も使わなかったわね。

 

「(ロイドで何も出さないとなると……)

バトルフェイズ、竜騎士ガイアで直接攻撃だ」

 

「僕は手札のカイトロイドの効果発動!

手札のこのカードを捨てる事で、1度だけ相手の直接攻撃による戦闘ダメージを0にする!」

 

「……まぁいい、ならサイバー・チュチュで直接攻撃だ」

 

「墓地のカイトロイドの効果発動!

このカードが墓地に存在している時、決闘中に1度だけだけど

相手の直接攻撃のダメージを1度だけ0にする!」

 

「(アニメロイドはこれが面倒なんだよな……まぁ、遊城に最後を決めてもらうか

その為に態々始祖竜ワイアームではなく竜騎士ガイアで、倒せるモンスターを選択したんだからな)

俺はこれでターンエンドだ」

 

次は十代のターン……私達のライフは残り250、十代達のライフは200。

お互いにもう一撃で終わっても不思議じゃない状態ね。

 

「へ……へへへ……このドローで全員の運命が決まるとなると、なんかドキドキするな

俺のターン、ドロー!

いよっしゃぁ! 手札が1枚の時、E・HERO バブルマンは手札から特殊召喚できる! 来い、バブルマン!」

 

攻撃力が800のモンスターを特殊召喚?

手札がもう無いのに、守備表示でもない?

 

「バブルマンの効果発動!

このモンスターが召喚・特殊召喚された時に場にカードが1枚も無い場合

デッキからカードを2枚ドローする! バブルマンの効果で俺は2枚ドローだ!」

 

ちょっ!

 

「更に魔法カード、強欲な壺を発動!

俺はデッキからカードを更に2枚ドローする!」

 

ま、待って!

 

「更に魔法カード、ホープ・オブ・フィフスを発動!

墓地のE・HEROを5体選択し、それらのモンスターをデッキに戻してシャッフル

そしてカードを2枚ドローする!

俺は墓地のワイルドマン、ネクロダークマン、ネクロイド・シャーマン、エッジマン、スパークマンをデッキに戻す

そしてシャッフル……その後、2枚ドローだ!」

 

ま、待って! 待って!

なんでドローした手札が1枚から4枚にまで増えてるの!?

 

「魔法カード、バブル・シャッフルを発動!

自分の場にバブルマンが存在している時のみ発動可能!

攻撃表示のバブルマンと相手モンスター1体を守備表示にする!

俺は竜騎士ガイアを選択する!」

 

竜騎士ガイアが守備体勢になるけど、その守備力は2100とまだまだ高い……方?

だけど、バブルマンも守備表示にして一体どうする……

 

「更に守備表示にしたバブルマンをリリースし、E・HEROを手札から特殊召喚する!

バブルマンをリリースして、手札のエッジマンを特殊召喚だ!」

 

さっきデッキに戻したエッジマンをドローしたの!?

 

「そして俺はまだ通常召喚をしていない!

俺はE・HERO フェザーマンを召喚し、魔法カード、ミラクル・フュージョンを発動!

自分の場、または墓地から融合に必要なモンスターを除外し、E・HEROを融合召喚する!

俺は場のフェザーマンと、墓地のバブルマンで融合! 現れろ! E・HERO セイラーマン!」

 

ど、どういう事なの?

 

「セイラーマンでサイバー・チュチュに攻撃だ!

いっけぇえええええ! アンカー・ナックル!」

 

手に巻きつけているアンカーを射出して、サイバー・チュチュをアンカーが繋がっている鎖でぐるぐる巻きに……

そしてその鎖を思いっきり引っ張ってサイバー・チュチュを回して、自分で回ったわけじゃないから目を回してしまったわね。

目を回してフラフラになっている所をセイラーマンはアンカーを頭に叩き落として……結構酷い攻撃だったわ。

 

「ぬぅぅうう……」

 

セイラーマンの攻撃力は1400、サイバー・チュチュの攻撃力は1000の攻撃力差は400。

残りライフが250の私達のライフは無くなったけど十代はまだ続ける気みたい。

場には攻撃力2600で貫通効果を持ったエッジマンと、守備力2100の竜騎士ガイア……一応もう終わってるんだけどね。

アレかしら、私達2人のモンスターを破壊して目を覚まさせる的な考え?

 

「これで終わりだ! エッジマンで竜騎士ガイアに攻撃!

2人を返せぇえええええええ! パワー・エッジ・アタッーーーク」

 

「ぬわぁああああああああ!!!」

 

あ、ここで気絶した振りをするんだったわね。

適当に倒れればいいかしら? こう、ふらぁって……あいたぁ!

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

いやぁ、負けた負けた! なんとか負けれた!

一時は本当に勝ってしまうのかと思ったけど負けれて良かった!

しかし遊城よ、一応俺か明日香のどちらかしか助けられないって設定、忘れてないか?

いやまぁ、タイタンの卑劣なやり方に相当怒りを持っていたのかもしれないけどさ。

別にいいけどね、結局嘘だし。

 

「ちぃ、いいだろう、2人を解放してやる!

だが忘れるな、闇のゲームはこの世に存在しているという事を!

ふははははははは、はーはっはっはっはっはっはっは!」

 

タイタンは負けゼリフを言いながら去って行った。

俺と明日香は負けた時に倒れた振りをし、そのまま何も覚えていないという事にしている。

そうすれば俺達はただの被害者だからな。

 

倒れた俺達を心配そうにしながら起こそうとする遊城達。

しかしさすがに運ばれるのは嫌だし、さっさと起きるか。

 

「おい、目を覚ませよ!」

 

「煩い……そんなに声を出さなくても聞こえる」

 

「大丈夫か瑞貴!?」

 

「問題無い……そっちで倒れてるのは明日香か?

仕方ない、明日香も起こすか」

 

そう思って明日香を揺するが……こいつ、マジで気絶してないか?

まさか自然に倒れるように演出し過ぎて頭とかを打ったとかか?

で、自分の予想外の強い痛みで気絶したと……アホか、こいつは?

 

「倒れた時に頭でも打ったか、まだ起きられていないか……どっちでもいいか

面倒だけど運ぶか、あー面倒だ面倒だ……よっと」

 

一応、面倒だとは言いながら俺が明日香を背負って歩く。

問題はスカートが短い点だったな、背負うという事はおんぶなわけで……後ろからは丸見えになるかもしれない。

何がとは言わないが、俺は見えないから大丈夫だけどこいつらが……ねぇ?

 

「お前ら前を歩け、後ろを歩いたら潰す」

 

「な、何でなんだな?」

 

「俺が背負ってる明日香の格好を見ればわかるだろ?

もし後ろを歩いて見たら目とアレを潰す」

 

「アレって何!?」

 

「えっと……よくわかんないけど、わかったぜ!」

 

「わかったんだな」

 

俺の発言にかなりビビってる水色、理由を理解していない遊城、素直に頷く……確か名前は隼人って奴。

後ろ2人はいいが、最初の……ビビってるという事はもしかして想像したり考えたのか?

あまりにそういう事を考えてると本当にアレを潰すぞ、こいつは。

 

廃寮から出て近くの切り株に明日香を下ろす、少し疲れた。

ちなみに下ろす時に遊城達には別の方向を向くように言っておいた、可能性は減らすに限るからな。

無論、座らせてるがスカートの中身は見てないし見えないようにしてる。

なんだかんだで一応、あんな性格だがなんとか、凄くアレな奴だが仮にも女の子だからな……

それに、もし後で話題に出たらこいつもだが、枕田と浜口も煩くしそうだし、面倒事は減らすに限る。

 

俺と明日香が何故あんな状態になったのかという質問を適当にはぐらかし、明日香が起きるのを待つ。

さすがにこの廃寮から女子寮まではさすがに遠すぎるし、運ぶのは億劫だからな。

暫くすると明日香が目を覚まし、遊城が明日香の兄の写真を明日香に渡した。

明日香は驚いていたが遊城達に礼を言い、なんとなく満足そうな顔をしている。

どうやら仮になのか一応かは不明だが、廃寮での目的を果たしたらしい。

 

そして夜が明ける……徹夜明けだと陽の光が眩しいな。

同じく徹夜のはずの遊城は元気に走って寮まで帰っていった、そして遊城を追いかける2人。

元気過ぎるのも嫌だし、俺はこのままでいいか。

 

「明日香、さすがに遅くなりすぎたから特別に、一応女子寮近くまで送ってやる」

 

「それは嬉しいけど……貴方が帰る時間がもっと遅くなるじゃない

私が連れ出したのに、何だか悪いわ」

 

「気にするな、あの決闘を決めたのは俺だ

それが無ければもっと早く帰れた」

 

これでも一応、付き合わせて悪いとは少しだけでも思っているんだぞ?

そこそこ楽しめたし、元々の原因だからと変に罪悪感みたいな態度をされると嫌だから言わないが。

 

ところでお前、頭を打って気絶したんだよな? 大丈夫なのか?

一応学校に行ったら保健室に行くように言った方がいいだろうか?

まぁ俺が言っても聞かなければ枕田と浜口に行かせるように説得させるか。

俺に怯えている今なら命令すれば逃げようとしながらも一応聞くだろう……多分。

 

「ならお願いするわね」

 

「そうしろ、暇だしな」

 

「それが本音!?」

 

否定はせず、明日香を普段通りからかいながら女子寮に向かう。

明日香を送ったらどうするかな……徹夜で授業でも大丈夫だとは思うが2時間ぐらいは寝れるかな?

俺は睡眠時間を計算しながら、明日……もう今日になるが予定を考えながら帰った。

 

それにしても疲れた……負ける為とはいえ、変に中途半端な強さのデッキなんて使うんじゃなかった。

気を遣い過ぎたな、最初からワイアームを使ってたら勝ってたかもしれないし、遊城のドロー力を計算に入れた負け方はもう止めよう。

精神的に疲労した、次はもう少し自由なデッキで戦えるといいなぁ……




「今日の最強カードは竜騎士ガイアだ
攻撃力2600・守備力2100、LV7の風属性ドラゴン族の融合モンスターだな
融合モンスターとしては少々攻撃力不足、更に効果も無い
ついでに融合素材はLV7とLV5の上級最上級モンスターで上昇攻撃力も低いと……」
「良い所無いじゃない」
「自身の能力だけを見れば確かにそうかもしれないが、そうでもないぞ?
こいつは専用サポートカードの螺旋槍殺が存在しているし、素材はどちらも通常モンスターだからそのサポートカードを十二分に受けれるのは強い
更に素材は戦士族とドラゴン族、どちらも種族として優秀だし、扱おうと思えばどうにでもなる
最大の問題は始祖竜ワイアームを出した方が強いという点かもしれんが、こいつは場に1体しか存在できない
融合からの龍の鏡で2体以上を出せるのは始祖竜ワイアームには無い利点だろう
専用サポートと始祖竜ワイアームとの使い分け、効果の無いモンスターなどで上手く扱うんだ」


Q.最初に作ったデッキってどんなの?
A.初期ゲーム版の かえんじごく を入れていたりしてました。
 具体的には かえんじごく は相手に5000ダメージカード。
 他にも 硫酸のたまった落とし穴 は攻撃力3000以下を破壊。
 回復用に 治療の神 ディアン・ケト はライフが5000回復します。
 初期のDMゲームの壊れっぷりは半端無いですね!
 当然即廃棄です、こんなカードが入りまくったデッキなんて使いません。(今後出ないとは言っていない)

Q.ジュンコとももえは大丈夫なの?
A.まだ全快していません、今は瑞貴から逃げ回っている状態です。
 いつか普通に話せる日がこの2人に……来るんでしょうかね?

Q.股間クラッシャー瑞貴
A.やめて
 作者はこれでも悩んだ、どうやってタイタンの動きを封じて話を聞き出そうと!
 そしたらスタンガンかコレしか浮かばなかった貧弱想像力の作者を許して!
 スタンガン使ったら暫く動けなくなろうだろうから使えなかったの!

Q.というかどういう体勢なの?
A.このまま振り回したらジャイアントスイングになる体勢。
 ただし相手は俯せだから力が無いと顔面を地面に引き摺る状態に……エグいです。

Q.決闘で奴を拘束しろ!
A.わけがわからないよ
 GX時代はどうなんでしょうね、警察屋さんのお仕事って。

Q.カード手裏剣は常識?
A.この世界では常識でしょう、意味不明なぐらい頑丈ですし。
 それなのに社長は普通に破ったりしてましたね、王様もエクゾディアを破ってました。
 なのに手の甲に刺さったり、鎖を壊したり……この世界のカード耐久力は本当に謎です。

Q.今回の瑞貴のデッキは?
A.【竜騎士ガイア】でいいでしょうね。
 暗黒騎士ガイア、カース・オブ・ドラゴンを3枚積みにしています。
 他にも融合関係のカード、戦士族サーチやドラゴン族サーチ、通常モンスターサーチ系カードが大量。
 竜騎士ガイアを融合召喚する事にのみ特化しているデッキです。
 そして今回は初期ライフが多い、融合関係のカードという事でモンスター・アイまで入っています、一応地味に強いんですけどね、このカード。
 モンスター・アイは回数制限も無いですし、E・HEROなら属性融合をやりたい放題できるんですよね……ライフコストは少々重いですけど。
 他には始祖竜ワイアームも一応入れているという感じですね。
 基本的に竜騎士ガイアで頑張るんですが、どうしても対処できない相手に使うという感じです。
 別に弱いデッキではないですが、少々攻撃力が低いのが難点。
 ただサーチカードが異様に多いので本当にすぐに融合できるデッキという感じにしました。

Q.少しは手加減しろぉ!
A.手加減ってなんだぁ? デデーン!
 一応これでも手加減しています、瑞貴初ターンの2回目の融合の時にワイアームを出していませんからね。
 既にバトルフェイズを終了しているのに竜騎士ガイアにする必要性は薄いですからね。

Q.ネクロイド・シャーマンの効果が違う?
A.作中でも言っている通り、原作効果です。
 OCGでは破壊後に蘇生ですが、アニメではリリース後に蘇生です。
 何故アニメ効果のままにしなかった……そうすれば強かったんですけどね。

Q.チェスデーモン(笑)
A.ターン数がどうしても少ないので使えませんでした。
 というかジェノサイドキングデーモンの召喚時デメリットはもうエラッタで消してもいいんじゃないでしょうかね?
 結局出たのはジェノサイドキングデーモンと名前だけ出たデスルークデーモン、オマケのジェネラルデーモンだけでした。
 なんというか、作者の架空決闘構築能力は低いですね、情けない限りです。

Q.手加減が下手な明日香ちゃん
A.あの性格ですからね、手加減は苦手でしょう。
 なんだかんだで最初から最後まで全力疾走していました。

Q.ペアサイクロイドはOCG効果?
A.アニメ効果にしたかったんですが、ライフとの関係で断念。
 もっとライフ計算できていればできたんですが……残念です。

Q.今回融合多すぎる!
A.瑞貴が竜騎士ガイアを3回、始祖竜ワイアームが1回の計4回
 明日香はサイバー・ブレイダーを2回
 翔はペアサイクロイドとスチームジャイロイドの2回
 隼人はコアラッコアラで1回
 十代はネクロイド・シャーマンとセイラーマンで2回
 合計11回ですね、1決闘中に10回以上融合したのでチャレンジボーナスください。

Q.今回、瑞貴のチームは勝とうと思えば勝てた?
A.勝てました、序盤にワイアームを出したり、ちゃんとジェネラルデーモンで攻撃したりですね。
 他にも何箇所かありますが、その辺りで加減していますね。

Q.タイタンの存在感
A.最初はともかく後半は頑張った!
 ジェノサイドキングデーモンが強力な壁になりました。

Q.コアラッコアラ登場
A.留年して引篭りみたいな生活をしていたんで買えたんでしょうね。
 こあらがふえるよ、やったねはやと!

Q.ジェノサイドキングデーモンの効果成功
A.作者はコイントス、サイコロなどのギャンブル系カードは実際にリアルで本当に振ります。
 そしてそこで失敗にしろ成功にしろ、今後がどうなろうとも必ず結果を反映させます。
 失敗していれば少々危険だったので、成功してくれて助かりました。

Q.↑なら別に振らなくてもいいじゃん
A.作者の下らない拘わりです。
 例えどうなろうとも、作者はギャンブル効果はリアルを絶対にします。

Q.メタル化……
A.正直隼人に使わせたくなかったのですが、このカードしか見つからなかったんです。
 パワー系カードが多めの隼人が使っても違和感は少ないのですが、獣族にメタル化はちょっとイメージ的に……
 攻撃力300アップの罠カードが欲しく思います、色んな意味で今回は残念です。

Q.凡骨の意地仕事しろ
A.魔力カウンターを乗せる仕事をしたじゃない!
 とはいえ、他にも魔法カードが有ったので別に無くてもよかった。
 そういう意味では手札事故ですね、誰も使いませんでしたから。
 よくありますよね? 発動しても使う機会の無かった永続魔法とかそういうカード。



アニメ・原作オリジナルカード

デーモンの枷
装備魔法
装備モンスターのLVを1下げ、攻撃力を700下げる。
弱くはないですが強くもない効果、装備魔法だから相手のS召喚やX召喚を邪魔できません。
使えない事はないんですけど……やはり微妙という感じでしょう。
これを入れるぐらいならデーモンの斧で十分でしょうしね。

ユーカリ・モール
攻撃力不明・守備力1300
戦闘で破壊された時、デッキからコアラモンスター1体を特殊召喚できる。
LV制限は無く、通常モンスターとはいえビッグ・コアラを出せるのは強い。
そしてデス・カンガルーと融合が有れば次の自分のターンで即融合も可能かも?

獣道
通常罠
自分の場のモンスターが戦闘で破壊された時、デッキからLV4以下の獣族モンスターを1体手札に加える。
獣族専用サーチカードですね、普通に使えると思います。
少々効果が受動的なのが困るぐらいでしょうか?
獣族デッキなら入れてもいいですね、チェーンしてイエロー・バブーンを出すのも有り?

カイトロイド
攻撃力200・守備力400
相手の直接攻撃時、手札のこのカードを墓地へ送る事で戦闘ダメージを0にする。
墓地のこのカードが存在する場合、相手の直接攻撃による戦闘ダメージを0にする。
この効果は1度の決闘で1回だけ発動できる。
直接攻撃専用クリボー効果と直接攻撃専用の除外しないが1度しか発動できないネクロ・ガードナーという感じのモンスター。
十分に壊れカード、当時ネクロ・ガードナーが制限だと考えれば今では……準制限の可能性も有り?
1ターンに1度の制限も無いですしね。
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