本気禁止制限決闘   作:阿音

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今回は原作通りの流れで原作決闘のみなので超薄味です。
相変わらず性格の悪い主人公ですが、適当に読み流してやってください。

次回は時間がかかると思います。
アンケート結果編か、制裁タッグ編のどちらかになります。
どっちにしても時間がかかるので……多分17日か18日ぐらいになると思われます。


10話【廃寮→退学】

今日も今日とて暇潰しにデッキ作成、昨日の件で寝不足じゃないかって?

基本睡眠時間が3時間の俺にとって夜中まで起きてるぐらい余裕なのさ。

明け方近くだったけど、それでも2時間睡眠だ。

それだけ寝れば多少眠いが1日頑張る事ぐらいできる……やはり眠い事は眠いがな。

 

しかし隣の部屋が煩いな……また遊城が何かしたか?

ま、俺には関係の無い話しだ。

 

そう思っていた時期が俺にもありました……今だけど。

突然扉を叩く音が部屋に鳴り響く、遊城だけかと思ったがどうやら俺も関係していたらしい。

俺……何かしたか? 別に呼び出しとかを受けるような事はしていないはずなんだがな。

 

「おい、今すぐドアを開けろ

さもなくば扉を爆破するぞ」

 

爆破ね……弁償してくれるのかね? まぁさすがにそれは少々困る。

修理するまでの期間を待つのも面倒だし、部屋の物が壊れても困る。

嫌々ながらも仕方無しに扉を開くと制服に似た軍服っぽい服を着た女性?

ついでにおっさんが10人ぐらい……コスプレ大会でもするのか?

……いや、確かこの制服は学園の倫理委員会だったっけ?

 

「堅守瑞貴だな」

 

「他にこの学園に堅守瑞貴っていましたっけ?」

 

あ、なんだか結構イライラしてるっぽいな。

暇潰しにちょっとからかうつもりだったが、やめるべきか?

 

「…………お前を査問委員会まで連行する」

 

「連行とは随分と強引ですね、俺が何かしましたかね? 大体、そんな強攻策をしていいんですか?

俺が何かをした覚えは無いですけど、仮に何もしていなければ少々やり過ぎになるんじゃないですかね?」

 

「お前達、こいつをさっさと連れて行け!」

 

取り囲まれた……別にからかったつもりは無いんだが、言い過ぎたか?

この程度なら言い過ぎだとは思わないんだが、怒りっぽいのかね?

 

「名乗りもせずに勝手に人の部屋に入ろうとし、更に扉を爆破しようとするテロ紛いの行為をすると脅迫

おまけに本人が嫌がっているのに強引に連れて行くと拉致発言、それで着いて行く奴がどれだけ居るでしょうね?」

 

言葉にすると酷い事されてるな、俺は。

そしてさすがにそう言葉にされて並べられると怯んだのか、数名が後退る。

 

「……我々はアカデミア倫理委員会の者だ」

 

「はぁ……それが? その倫理委員会という奴は強制連行できる権利でも持ってるんですかね?

その為なら部屋を爆破してもいいと? もし爆破した時に、部屋の中に居る俺が巻き込まれても構わないと?

爆破という事は大怪我も考えられますし、下手すれば死んでしまう可能性も有るんですが、その辺り考えてますかね?」

 

さすがにここまで言うと全員の顔色が変わる。

爆破は多分本当にするつもりは無かったのだろうが、この脅迫文句にこんな返しを受けた事が無いのだろう。

一部の奴は顔色が青くなっているぐらいだし、やはり大怪我や死んでしまうという発言は堪えたらしい。

 

「き、君を学園に連れてこいという命令が下っている

素直に着いてきてくれると助かる」

 

「その命令が本当かもわからないのに着いて来いですか?

別に呼び出しぐらいなら1人か……多くても3人も居れば十分でしょう?

こんなに大勢で来て、傍から見ればヤクザとか集団リンチでもしようとしてる人にしか見えませんよ?

さっきの爆破とか拉致脅迫発言とかも考えたら信じろという方が無理でしょう

仮に、強引にでも連れて来いとか言われていたとしても、明らかにやり過ぎでしょうが

もう少しやり方や言葉を考えてくれると、とっても助かるんですが……どうでしょうかね?」

 

少々言い過ぎたかもしれないが、間違った事を言ったつもりは無い。

いくらなんでもさすがにこれはやり過ぎだと思うし、俺も気分が悪い。

倫理委員会の代表だと思われる女性も、俺の言葉にさすがに怯んでいる。

 

「我々と……一緒に来てください」

 

「……仕方ないので行ってあげます

しかし行く前に片付けぐらいさせてくれませんかね、今までデッキを調整してたんですよ

それにただでさえボロいレッド寮、盗難が起きたらどうするんで?

ちゃんと全額弁償してくれるんでしょうかね? 外出準備をするんで待っていてくれますか?」

 

さすがに弁償はお断りらしい、少々戸惑いながらも待つつもりで黙った。

面倒だがあまり待たせて本当に部屋を爆破されては面倒だし、仕方なくさっさと片付ける。

おとなしく見ている倫理委員会を無視して調整中のデッキを片付けてっと……もう暫くすれば完成してたんだがな。

邪魔したこいつら、どうしてくれようか? 絶対に後悔させてやる。

 

片付けが終わって女性の前まで移動する、かなりきつい目で俺を睨むが当の本人である俺は何処吹く風。

俺がその程度の威圧で怯えるとでも思っているのか?

一応、相手にするには面倒な倫理委員会だから敬語は使っているが、別に怖い相手ではないんだぞ?

 

「着替えたいので扉を閉めたいんですが?」

 

「早くしろ!」

 

別に怒鳴らなくてもいいんじゃないか?

待たせてるが、俺にも準備というものが有ってだな……では、こういうのはどうだろうか?

 

「もしかして着替えを見たいんですか? さすがにそれはちょっと……いくらなんでも恥ずかしいんですけど

それとも着替えさえも監視しないといけないとか? そこまで見るだなんて、女性としてどうなんでしょう?

いえ、別に男性に着替えを見られるのも当然嫌ですけどね、まぁつまり……この女の人に着替えを覗かれるー!」

 

「誰が覗くか!!!

変に騒ぎを大きくするなぁあああ!!!」

 

「もしかしたら年下趣味ですか? まさか俺は襲われる!?

襲われたい趣味でもないですし、ちょっとお断りしたいんで誰か助けてー!」

 

「年下趣味でも無いし襲わん! それに私には恋人が……あ」

 

「え? 恋人がいるのに年下の高校生を手込めにしようだなんて考えてるんですか!?

恋人を裏切るなんて最低ですね、軽蔑します」

 

「だから手込めになんぞしようとも思ってない!

それに恋人だって裏切ってないぞ!」

 

「手込めを否定する方が先ですか? 裏切っていないと本当にそう思ってるなら真っ先に裏切ってないと言うはず!

という事は……まさか本当に裏切りを考えて!」

 

「話しの順番で否定しただけだろうが!

どうしてそうなるんだ、このひねくれ者が!」

 

「ありがとうございます、最高の褒め言葉です」

 

「褒めてない!!!」

 

女性はそう言って部屋から出て行き、かなり勢い扉を閉められた、さすがにやり過ぎたか?

とはいえ実は相手の態度に結構腹を立ててたし、ついでに楽しかったからなぁ……

少々感情的になり過ぎた、今後は多分一応反省する事は反省だけして、気を付けよう。

本当、最近感情の制御が下手になったな……真面目にその辺り気を付けないとヤバい時も有るかもしれないな。

 

そんな事を考えていたが、今はとりあえずさっさと着替えて出るか。

あまり待たせたらさっきの女に、本当に部屋を爆破されてはかなわん。

 

「行くぞ」

 

「わかりました」

 

余計な言葉は何も言わず、俺を促してさっさと学園に向かう。

俺も何も言わずに一緒に向かうが、だから周りを男共で囲むのは止めろ、怖いから。

相変わらず女性は怒っているし、周りの奴は怖いしだし、空気を壊すか。

 

「すみません、少しいいですか?」

 

「……なんだ?」

 

「俺と付き合ってください!」

 

「な、なにぃ!?」

 

周りの男達は驚き動揺し、この女性は顔を真っ赤にして慌ててる。

どうやら色恋に関してはかなり初心らしい、こんなに凛々しいのに……凛々しいからか?

これで堅苦しい空気も変わったし、オチをつけて終わるか。

 

「わ、私には付き合っている彼がいてだな

だからそういうのはその、困るんだが……で、でもその……な?」

 

「漫才で」

 

空気が凍った、特に女性は自分が勘違いさせられたと気付いてショックで動かなくなった。

周りの男達は女性を再起動させようと頑張っているが、女性は動かないので途方に暮れている。

うーん……初心なタイプの人間にこのからかい方は失敗だったな、移動ができない。

 

「貴方達も大変ですね?」

 

「今回、その原因の大半は君だと自覚してくれないか?」

 

適当に近くにいた男に話しかけるが、ご尤もな返事でグウの音も出ない。

今回は要反省、相手は選び、やり方も気を付けないといけないな。

今後は機嫌だけであまり行動しないようにしないと……

ま、楽しければ俺はそれを最優先させるから多分反省はしても自重と後悔はしないな。

 

なんとか女性は再起動をするも、黙って俯いたまま歩き続けている。

どうやら相当ショックだったらしい、一応別れ際に謝っておこう。

さすがに3年も通う学園なんだし、嫌われるのは構わないがそれでも無駄に悪化させるのは少々困る。

 

その後、学園に到着して分かれる時に謝ったら信じられないような顔をされた。

それに突っ込んで雰囲気を軽くし、流れでもう気にしていないという形に持っていった。

とりあえず今回は許すらしく、更に自分達の言動にも今後は注意するとの事。

今後は多分大丈夫だろう、一応今後も付き合いができるなら付き合い方も考えておかないとな……

 

………………

…………

……

 

「「えぇー! 退学!?」」

 

退学は少し困るな、別にどうにでもなる気がしないでもないが。

一応この学園での卒業は、確実に今後のステータスになるからできれば捨てたくないんだよな。

うーん……どうやってこの退学を取り消させるべきか、考えないとな。

 

『本日未明、遊城十代以下3名は

閉鎖され、立ち入り禁止になっている特別寮に入り込み

内部を荒らした、調べはついている』

 

「はぁ……それで、それをどうやって調べたんですか?

仮に俺達が入って内部を荒らしたとして、それを後からの調査で人物の特定は難しいと思われますけど?

それに指紋調査とかをしたと仮定しても、この短時間でそれを証明するのはできるんですか?

さすがにこれらを当日の、しかも昨夜の出来事を深夜0時から現在7時までの間に調べるのは……無理でしょう」

 

『…………』

 

『ふむ……確かにそうですな』

 

『(マンマミーア……ちょこっと拙いかもしれないノーね)』

 

女性は沈黙、校長は今更気付いたという感じ、クロノス教員は顔に出てるが……何を知ってるんだ?

この調子で言っていれば退学は取り消しにできるかな?

 

「とりあえず俺達があそこに行ったと仮定し、証拠は有るんですか?

荒らしたと言っていましたが、具体的にどう荒らされていたのか教えてください、荒らされる前の状態もです

そして調べたとしてその手段は何ですか? それにその情報はどこからの話ですか?

更に、仮に本当にその特別寮に入っていたとして、こちらの動機等も何も訊かずに問答無用で退学?

それが本当なら入学時の説明や、生徒手帳に書く等が必要だと思うのですが、どうでしょう?

特別寮に関しては何も教えられていませんし、生徒手帳のどこにも書かれていませんでした

これで即座に問答無用で退学というのは、あまりにも強引過ぎませんか?」

 

苦そうな顔になる女性とクロノス教員、校長は俺の言葉に反論する言葉を見つけられないようだ。

どうやらこの退学は校長本人もあまり納得してなさそうな感じだし……このまま行けるか?

 

「俺が考えられる可能性は2つあります

1つ目はただの偽情報を掴まされた、誰かが嘘の報告を倫理委員会に報告して俺達を陥れるために……とかですかね?

2つ目は本当に俺達が行ったと仮定し、それを誰かが行くように誘導した

例えば何か新しいだか特別なカードが有るとか、そんな噂を流したとでしょうか?

仮に後者の場合、不特定多数を狙ったのか俺達を狙ったのか、後者ならまだ良いんですが前者なら危険です」

 

誰もが、難しい顔になる中、クロノス教員の顔が愉快な事になっている。

もしかしてこれ、クロノス教員が何か仕組んだとかか?

例えば、タイタンに依頼した人物はクロノス教員だとか……証拠が無いから惚けられたら何も言えないし、黙っているか。

 

『で、ですが既に貴方達が退学になるという話しは決まってますノーね

査問委員会で貴方達は強く疑われていルーの、それを今から覆すノーは、とってもとっても、難しいノーね』

 

『そういう事です

どちらの仮定だとしても、疑われた不幸を嘆きなさい』

 

ふむ、クロノス教員は思いつきで言ったかもしれんが女性が邪魔だな、もしかしてさっきの事を怨んでるのか?

一応とはいえ謝ったんだが、あまり私情を挟むタイプではないとは思ったんだが、実際はどうなんだろうか。

 

「ならお互いに納得できる妥協案を出してほしいのですが?

こちとら有りもしない事で疑われているんです、それぐらいしないと誰も納得できません」

 

『ならば、制裁タッグ決闘をしてもらうノーね

遊城十代と丸藤翔でタッグを組み、決闘してもらうノーね』

 

多分原作通りなのかな? でも俺がここにいる理由がわからんぞ。

タッグがその2人なら俺って関係無くね?

 

「相手、場所、時間は?

こちらの勝利時にはどうなりますか? 逆に負けた場合はどうなりますか?」

 

『う、相手は追って連絡するノーね、勝った時は無罪放免、負けたら退学……は無理ソーう?

だったら停学か謹慎にすルーの

堅守瑞貴には別の誰かとタッグを組んでもらうノーね、人数が合わないから仕方なイーの

その相手は自由に決めていいのでスーが、最低限、貴方の知り合いじゃなイーと駄目なノーね

その場で適当な相手を探すとかは、いけませンーの!

勝っても負けてもパートナーは何もありませンーが、貴方は負けたら遊城十代達と同じなノーね』

 

「妥当ですかね、こちらもそれぐらいの処分で済むのなら助かります」

 

これ以上は難しいだろうか?

交渉は下手に高望みすれば自滅する、ある程度に押さえるのが丁度いいのさ。

あまり高望みすれば相手が怒って結局は……となっては困るしな。

 

『無理ですね』

 

無理だと?

女性の言葉に全員の視線がそちらに向く

女性は何も無いように話しを続ける。

 

『上から退学は最低限確定しろと言われています

制裁タッグ決闘はいいですが、負ければ退学は変えられません

ただし堅守瑞貴のパートナーは敗北時にも一切の干渉しないので安心してください』

 

俺は誰と組んでも問題無いはと、例え俺が負けてもパートナーは何一つお咎め無しだから安心しろと言いたいのか?

それはそれで安心だが、負ける事を望んでいる言い方が気に食わない。

確かに負けた時の事を教える必要が有るから仕方無いが……というか上って誰だよ。

 

睨むように女性を見続けると怯んで少し後退りをされた。

気に入らないという感じで睨んではいたが、別に後退りされる程睨んでいないが?

もしかしてまた何か言われるのかと思ってるのだろうか。

 

『話しは以上です! 解散!』

 

逃げるように話を切り、さっさと通信を終わる女性。

他の奴らは不思議そうな顔をしていたが、確実に俺を見て逃げた。

別に気にしていないが、次に会った時にどんな顔をされるのか若干楽しみだな。

 

それにしても、グラサン付きの髭の教師もあの画面にいたんだが一言も何も言わなかったな。

何の為にあそこに居たんだ? ただ参加しただけなのかね?

 

………………

…………

……

 

寮に帰り、俺は誰と組むか考えていた。

遊城は……絶対に却下、仲良くなったら面倒になりそうだ。

水色……問題外、というか遊城と組むんだし多分できない。

前田隼人……悪くないかもしれないが、遊城に目をつけられそうだし嫌だ。

明日香……保留、候補としては十分有り。

枕田……俺に怯えて逃げている時点でタッグは無理だろ。

浜口……同上、こっちの方が重症だから余計にだな。

……ん? これだけか? 知り合い少ないな俺……まぁ特に問題無いか。

 

さて、誰と組むか……浜口だったらデッキを合わせるのは楽なんだが無理だな。

明日香だったら俺がデッキを組んだようなものだし、ある程度合わせるのは楽だ。

 

しかし、できる事なら1人2役でした方が圧倒的に楽なんだよな。

それか1VS2とか、やっぱり1人でした方がデッキも組みやすいし戦いやすい。

やはり無理だろうか? 一応ルールだから難しいかもしれない……かな?

あの女性をからかい過ぎたし、俺から提案しても却下されるのは目に見えてる。

 

となるとやはり誰かと組むしか無いな、うーん……悩む。

いっその事辞めるか? それはそれでと思わなくないが、高校中退って就職先が相当減るしな……

それにまだ入って間もない程度しか時間も経っていないのにもう中退っていうのはさすがに対面悪過ぎるし。

そもそも、俺はこの世界で就職とか楽にする為にこの学園に来たのにもう辞めたら意味が無い。

 

アカデミアの別校の転校に話しを変えて貰うか?

それは悪くないかもしれないな、原作に関わらなくて済みそうだし。

外国に行くのは遠慮したいけど、国内なら転校でも構わんか?

いや、やはり本校の方が多分待遇がよくなる……かもしれないのか?

当然勝つつもりだし負ける気なんて欠片も無いが、念には念を入れておくか。

 

よし、校長にそう話しを付けるか、そうと決まれば善(?)は急げとばかりに部屋から出る。

どうでもいいけど、タッグパートナーを決めるのが面倒だからという理由はどうなんだろうな?

1人でするつもりだが、一応考えるだけ考えておくのも有りかな?

 

そう思って部屋から出ると、目の前に明日香。

しかもお互いに顔がかなり近づいてしまい、当たりそうになる。

俺はすぐに頭を引き、明日香に当たらないように避ける。

明日香も驚いたらしく、思わず後ろに下がってたが、一瞬見せた不満そうな顔はなんだ?

 

「こ、こんにちは瑞貴、今時間有るかしら?」

 

「無い、よってどけ」

 

「はいはい、有るのね

外で十代と翔君が決闘するみたいなの、貴方も見に行かない?」

 

「手強くなったな、明日香……それはそうと、何故お前がそれを知ってる?

更に何故俺を誘う? ついでに俺は今から行こうと思っている場所があるんだが?」

 

つうかあいつら何で決闘するんだ? タッグ決闘前だからお互いのデッキ調整の為にか?

今まで一緒の部屋だったんだからお互いのデッキぐらい見せ合っておけよ。

というかデッキ確認だったら俺達と決闘したんだからもう十分じゃないのか?

 

「十代が翔君を連れて出て行ったのを見たわ、隼人君が教えてくれたのよ、今から十代と翔君が決闘するってね

瑞貴を誘うのは貴方から見て彼らがどう映るか気になるから

後、今から行こうとしてる場所なんてどうせ下らない理由なんでしょ?」

 

下らない理由って……否定できないな。

最初から勝つつもりだし、万が一億が一負けた時の為の保険なだけだから別に重要じゃないがな。

とは思うが、言ったらどんな反応するのか気になるが、多分面倒になりそうだから言わないでおく。

 

「ほら、行くわよ!」

 

「ちょっ、引っ張るな!

それに俺は行くなんて一言も言ってない!」

 

俺を無視して強引に連れ出す明日香、引っ張るなって! 後せめて鍵を閉めさせてくれ!

で、結局強引に連れ出され、断崖絶壁に……その下では遊城と水色が向かい合ってる。

 

「制裁決闘で落ち込んでると思ったら、なんだか楽しそうね、あいつ

十代に関わった人間は元気になる……きっと翔君も」

 

明日香が何か言ってるが俺はそんな余裕は無い。

お前ら、こんな断崖絶壁に立って怖くないのか!?

 

「……ところで瑞貴、なんで貴方は座ってるの?」

 

「俺は高所恐怖症なんだよ!

つうか落ちそうでかなり怖いって……もういい、帰る!」

 

そう思って反転、逃げ出すが明日香に先回りされてしまった。

お前はどこまで俺の邪魔をすれば気が済むんだ!?

 

「へ~~~?

瑞貴って高所恐怖症なんだ?」

 

何? 珍しく俺の弱点を見つけたから良い気になってるのか?

残念ながら俺は別に恥ずかしくも何ともないぞ、人間が死に直面する事に恐怖を覚えるのは本能だからな!

言い訳がましいが事実だから仕方がない、そう仕方がないんだ。

 

……いや、本当に怖いんだよね。

高い場所って苦手、DMでしていた飛行船の上とか塔の頂上での決闘とかやってられないって。

あの場に居た全員、高所恐怖症じゃないか、それとも決闘者の本能で恐怖を押さえてたとかか?

なんだか有り得そうで怖いんだけど、俺はそんな本能は無いから無理だ!

 

「それはともかく、今は彼らの決闘に集中しましょう」

 

明日香は俺を引き摺りながら崖の端に立つが、俺は体を寝転ばせて地面に張り付きながら崖下を覗く。

………………た、高い! 怖い! 頭を引いて下を見ないように逃げる。

しかしそれでも明日香は俺を逃がすつもりは無いようで、こちらを常に気にしている。

こんな時まで漢らしくしなくてもいいのにと思いながら、仕方なく諦めて頭だけ少し出して下を覗く。

 

海に面していて波の音が聞こえるせいであまり会話声は聞こえない。

まぁ声が無くとも内容は分かるからいいか、どうせつまらない内容なんだろうけどな。

 

最初に出てきたのは遊城のフェザーマン、攻守1000のE・HEROの通常モンスターだな。

属性融合じゃないE・HEROの中ではそこそこ使いやすい奴だな、専用カードも他のE・HEROより多いし。

攻撃表示で伏せが1枚、最初だからこの世界では普通の出だしだが、惜しむ事はやはりフェザーマンの攻撃力の低さだろう。

 

水色は攻撃力1200のパトロイド、パトカーなのにデフォルメされすぎて威厳を全く感じられん。

これなら攻撃力が更に低い700のジュッテ・ナイトの方が威厳が有りそうだ、ゴヨウ・ガーディアンは威厳とか色々とヤバい。

そして攻撃……って、はぁ!? ちょっと待て、お前パトロイドの効果を使わないのか!?

パトロイドは1ターンに1度、相手の伏せカードを確認する効果が有るんだが、それを使わないのは損でしかないだろ。

そして遊城が伏せていたのは攻撃の無力化、相手の攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させるカードだ。

それなら調べてもあまり意味が無かったが、確認しておいて損は無いはずだ。

ミラーフォースとか破壊系カードじゃなかっただけマシだな。

 

「あぁ、いきなりやられちゃったんだなぁ」

 

大徳寺教員の猫が前田の足に懐く、何か匂いでも発してるのか?

まぁこの猫は普段からうろうろしてるから何をしても不思議じゃないか。

 

「やっぱり心配してた通りね

翔君では、十代のタッグパートナーは重荷なのかも」

 

今更だけど、水色みたいな初心者みたいな奴がよくもまぁ入学できたな。

多分アニメ上、必要な人材だったんだろうけど……実際に見てみると腹が立つな。

都合上に必要だったとはいえ、他の奴が別の理由で落とされたと考えると理不尽だ。

あいつの役割は駄目な状態から頑張って成長していく姿を見るのは燃える展開って奴だからか?

それを入学できなかった奴に言っても誰も納得できないな、落ちた優秀な奴が報われない。

 

しかも攻撃が失敗して落ち込んでる? 1回攻撃が通らなかっただけで落ち込むって……

そういえば廃寮での決闘でも攻撃が通ってすぐに調子に乗って、反撃されたらすぐに落ち込んでいたな。

調子に乗りやすく、落ち込みやすいって……

思い出してみると女子寮の時の事も考えると嘘呼び出しか何かでだったって話だったっけな。

となると何も考えずに怪しさも感じずに、入学してすぐに自分が告白されると思うような自意識過剰とか?

なんでもいいか、とりあえず変に調子に乗らせたら面倒な奴とだけ認識しておくべきかな?

 

おそらく、昨日の決闘は俺と明日香の事が有ったし、かなり強引に始まった上に味方も居たから夢中になれたんだろう。

だが今はどうだ? 一度冷静になって自分だけで決闘をするとこの様……さすがにこれは酷い。

アレとタッグを組むのか? 遊城が不憫になってくるな、大丈夫なのか?

さすがにアニメ的に退学は無いだろうけど、アレとどうやって勝つのか……

 

次に遊城が出したのはスパークマン、前も万丈目との決闘の時も思ったがやはり格好つけても攻撃力が(以下略)

うん、何度も言うけど微妙、見た目が悪いわけじゃないんだがな。

次にスパークマンの攻撃、電撃で槍を作り出して投げ槍のように投げてパトロイドの腹……腹?

まぁ腹部と思われる場所辺りに刺さり爆散。

 

そしてフェザーマンの直接攻撃、飛び上がって急降下から水色を殴った。

フェザーマンの攻撃はヒーローらしくないな、別にヒーローらしさを求めているわけじゃないけど。

というか水色、ダメージを受けたからってお前飛びすぎ、所詮ソリッドビジョンは映像なんだぞ?

そこまでリアクションをしなくてもいいし、しかもフラフラになってるって……この世界ではこれが常識なのか?

体感システムも少しは仕事してると思うが……どっちにしても大げさだな。

とにかく、これで合計1400のダメージで残りライフは2600か。

 

遊城は最後にカードを伏せて終了、水色からやる気が消えていくのが見て取れる。

あの落ち込みようは枕田や浜口より悪いな、戦意喪失はしていたが最後までやりきったあいつらに比べたらねぇ……

しかも直接攻撃を1回受けただけ、俺と浜口枕田の状況に比べたらいくらでも反撃できるだろうにな。

……あの時は少しやり過ぎたか? 次はもう少しだけ手加減してやろう、優しくする気は無いが。

 

「早くも戦意喪失、頑張って翔君」

 

明日香が応援するが声が小さいので当然聞こえないだろう。

応戦するなら声を張り上げたらどうだ? 別にしなくてもいいと思うけど。

そう思ってると前田が大声で水色を励まし始めたが煩い! 声がでかい! 俺が近くに居るのに声を下げろ!

俺がそんな事を考えていると、この励ましの応援で立ち上がる水色。

しかしアレだな、脆い分すぐにくっつく奴なんだな、粘土とかみたいな性根をしているのかね?

とはいえここは遊戯王世界、仮に心が折れたとしても最後までできないようじゃ……こいつに未来は有るのかねぇ?

 

「隼人君の声援でやる気を取り戻したみたいね」

 

「え……俺、自分が駄目だから

駄目になっちゃう人間の気持ちが、わかるような気がするんだな」

 

その言い方だと底辺は底辺を理解できるという意味って感じなんだがな。

俺は前田の事を知っているわけじゃないが、さっきの応援を聞くに1年留年しているらしい。

しかし、あからさまにダメな水色程自分を落とす必要は無いんじゃないか?

すぐに諦めるような奴より、廃寮で巻き込まれただけなのに本気で頑張っていた奴の方が好感を持てるぞ。

それに1年留年したとしても、辞めずに続けて、退学目の前でやる気の無い奴に比べたら……

途中で水色みたいに諦めるような態度を取るよりはずっと人間が良いと思うんだがね。

……まぁ、自分で自分が駄目だと言っている奴は伸びが小さいと思うがね。

 

「人の気持ちが分かるのは

きっと貴方が自分で思っているような駄目な人間じゃないからよ」

 

人間的にはそう思うがねぇ……少なくとも水色に比べればずっとマシな人間だろう。

嫌いなタイプの人間ではないが、遊城と同室だったかだったはずだし、あまり付き合いたくない人間だな。

こいつにもできるだけ関わらないように気をつけよう。

しかし明日香の言葉に照れている前田の顔なんて見ても何も面白くないな、さっさとそのダラけた顔を元に戻せ。

 

何はともあれ、一応立ち直ったっぽく見えるだけは見える水色のターン、最初は強欲な壺を発動か。

何度か使っているがやはり凶悪なカードだな、OCGでは禁止カードだから当然だけど。

1:2交換だろ? しかもアドバンテージ的に損は無い、仮に有るとすれば……対デッキ破壊とかか?

他にはインフェルニティかね、あのデッキは手札を0にする事で効果を発動する事が基本だからな。

それ以外で使わないようなデッキは……キーカードはデッキから出てくるカードとか?

 

それはさて置き、ドローして水色の動きが止まったが何を引いたんだ?

何を考えているのかわからないが全く動かないな……石でも投げてやろうか?

冗談だが、高くて怖い思いをしている俺の為にさっさとこの決闘を終わらせてくれると嬉しいんだがね。

 

そして動き出したと思ったら融合を発動して、スチームロイドとジャイロイドの融合、スチームジャイロイドだな。

しかし、どうせ融合するならパワー・ボンドのカードが無いとあのカードではねぇ……

スチームロイドは攻撃時に攻撃力を500上昇する効果と、攻撃をされた時に攻撃力が500低下する効果が有る。

スチームロイドは攻撃力1800、スチームジャイロイドの攻撃力は2200だ。

融合せずに殴った方が攻撃力が高いという謎の融合モンスターの1体だな。

 

ここはスチームロイドを召喚して攻撃、その後に攻撃されて攻撃力低下を狙われないように融合じゃないのか?

他に召喚したいモンスターが存在するならそれも有りなんだが……どうも召喚する気配は無い。

伏せカード警戒というのも、融合を使った時点で無いだろうな。

モンスターが手札に無いか、それとも何も考えずにとりあえず融合しただけなのか……どっちにしてもプレイミスだろ。

 

廃寮の時に比べてこの駄目っぷり……さすがに庇う気にもなれない。

まさかテンションとか勢いだけで決闘をしたり行動したりしているのか?

俺もそれに近いのは否定しないが、そこまで駄目になったりしないぞ。

なんだか本当に負ける気がしてきた、遊城共々退学か……俺は気楽になるからどっちでもいいか。

 

そして、攻撃対象はフェザーマンか……その選択は間違っていると俺は思うがね。

フェザーマンは専用カードが面倒とはいえ、フェザーマンの通常正規融合体の攻撃力は全体的に低い。

セイラーマン、ワイルド・ウィングマン、フェニックスガイ、フレイム・ウィングマン、テンペスター、エリクシーラーだったな。

テンペスターとエリクシーラーは置いておくとして、残りの奴らは攻撃力1400、1900、2100、2100と全て低い。

それはもう、スチームジャイロイドに勝てない程度に低い上に攻撃力上昇効果もモンスター破壊効果も無い。

 

それに比べてスパークマンの通常正規融合体の攻撃力は全体に高い上に破壊効果も多い。

ダーク・ブライトマン、サンダー・ジャイアント、プラズマヴァイスマン、テンペスター

それにフレイム・ウィングマンやフェニックスガイと融合するシャイニング・フレア・ウィングマン、シャイニング・フェニックスガイだな。

テンペスターとシャイニング2体は別にして、攻撃力は2000、2400、2600になっている。

そういえばプラズマヴァイスマンはアニメでは攻撃力2800だったか?

ダーク・ブライトマンは自身が破壊された時、プラズマヴァイスマンは手札を1枚捨てて攻撃表示のモンスターを、それぞれ破壊する効果を持っている。

サンダー・ジャイアントはアニメでは融合召喚時に、OCGではメインフェイズ時に手札を1枚捨てて、表側表示の元々の攻撃力が自身の攻撃力より低いモンスターを破壊する。

しかもダーク・ブライトマンとプラズマヴァイスマンは貫通効果まで持っている。

ライフダメージよりも、先を考えるとスパークマンを破壊する方を優先するべきだろうにな。

 

……まぁ、リアルならどっちもどっちか。

属性融合のE・HEROが相手なら攻撃力を下げられるか、除外モンスターを回収されるかのどちらかを選べだからな。

普通に融合されたら前者、ミラクル・フュージョンで融合されたら後者になる可能性が高いか?

どっちにしても攻撃力が2800と2600、考えるのも面倒だからもう考えるのは止めよう。

 

何はともあれ、与えるダメージに目が眩んで倒す相手を間違えたな。

このまま遊城がスパークマンを融合させたら、ほぼ確実に水色の負けだな。

 

そしてモンスター1体を倒しただけで高笑い……悪い意味で凄いなこいつ。

確かに遊城に1200のダメージを与えたが、それだけだ。

俺はここまでこんなに簡単に調子に乗れる奴なんて初めて見たぞ。

 

そして遊城のターン、案の定というかなんというか、E・HERO サンダージャイアントが出てきた。

アニメ効果だから融合召喚時に効果が発動し、スチームジャイロイドを破壊するだろう。

更に手札にモンスターが存在していれば、2体の直接攻撃により、水色のライフが0になって終わる……っと。

 

「これで勝負は決まったわ」

 

「どして!? まだ翔、頑張ってるじゃないか!」

 

お前効果を知らないのか?

こっちの世界の奴ってみんなカード効果を知らない奴が多いよな。

まぁ驚く演出とかが必要だからなのかもしれないが、こっちで生活すると死活問題に思えるぞ。

なにせこの世界ではデュエルモンスターズは世界的に最重要項目とおも思える世界だからな。

 

「サンダージャイアントは元々の攻撃力がこのカードより低いモンスター1体を……破壊する

そうよね、瑞貴」

 

「そうだな、俺はさっきの攻撃時に攻撃する相手はスパークマンだろと思ったよ

ま、例えそうでも遊城が手札に戦士の生還や死者蘇生とかを握っていたら結果は同じだっただろうな」

 

「なぁ!? それじゃあ!」

 

そして現れる黄色の巨人、胸元に電気が貯まってるのか光っているが、それって体内に溜まってるのか?

色々と気になるがそれは置いておき、サンダー・ジャイアントの効果が発動される。

サンダージャイアントが電撃を空に放ち、細かい雨のようになって降り注ぐという謎効果演出。

スチームジャイロイドはそれを受けて爆発、なんか普通の電撃じゃないせいか微妙に納得できんな。

 

E・HERO バーストレディが現れ、サンダー・ジャイアントの周りを飛び回る。

そして2体のモンスターで直接攻撃、水色は駄目駄目っぷりを思いっきり出しながら敗北した。

 

決闘後、遊城と水色が話して……突然水色が逃げ出した!?

前田が追いかけて行ったが……俺はどうするかな? 無視だな、うん。

 

「ほら、行くわよ瑞貴」

 

「どこにだよ?」

 

「翔君は隼人君が追いかけて行ったし、十代の元によ」

 

「めんどくさい、それに俺は話す事は無い」

 

そんな事を言う俺にため息を吐く明日香だが、実際問題話す事が無い。

それとも俺に、水色がアレだったと馬鹿にしに行けとでも言うつもりか?

もしそうならしてもいいが、あそこまで降りるのも面倒だから嫌だ。

 

仕方ないという態度をしながら明日香は遊城の元に向かう。

俺はどうするかな……なんとなく校長の所に行く気にならなくなった。

俺とは別の意味でやる気の無い奴を見て、俺のやる気まで無くなった。

あんな腑抜けた態度と決闘を見るとこっちまで腑抜けてしまう。

 

面倒になった俺は校長室に行くのを止めて昼寝をする事にした。

まだ制裁タッグ決闘の日程も完全に決まったわけじゃないんだし、別にいいか。

1人が駄目と言われたら、とりあえず誰でもいい……明日香とでも組めばいいしな。

 

あーあ、何か楽しい事でも無いかねぇ……とりあえず今は昼寝でもして気分転換でもするか。




「今日の最弱カードはリミッター解除だ
このカードの発動時に自分の場に表側表示で存在する機械族モンスターの攻撃力を、現在の2倍にする
そしてエンドフェイズ時にこの効果を受けたモンスターは全て破壊される
裁定がややこしい上に多く、攻撃力決定後の裁定も面倒な機械族の必殺カードだ
機械族デッキではキーカードになるようなカードだ」
「あの……なんでこのカードが最弱カードなの?」
「手札に有るだけで効果も使われない使えない使わない使おうともしない上に伏せもしないカードは最弱も同然だろ?
ついでに、アンティ勝負ではLV0扱いになるんだし」


Q.倫理委員会への瑞貴の対応
A.アレで結構苛立っています。
 邪魔されただけならまだしも、爆破だとか脅迫だとか言われて黙っているタイプではないので……
 アレですね、ミステリーとかでは犯人に余計な事を言って逆上させて真っ先に殺されるタイプですね。

Q.結局、倫理委員会の女性は瑞貴を許したの?
A.最初の行動から怒らせてしまい、それが原因での嫌がらせだと判断しています。
 それに謝ってもらったのでそこまで怒ってはいません。
 ただ、苦手な人物という印象は拭いきれなかったようです。

Q.あの瑞貴が謝った……だと?
A.旧作から知っている人からすれば信じられない行動かもしれませんが……
 一応、瑞貴が謝ったシーンは旧作でも何度もあります。
 それでも信じられない? なら今後の為の投資行為と思えばいいんじゃないでしょうか?

Q.翔の事を名前で呼ばない主人公
A.女子寮事件で水色と呼んでからは呼び方が固定しました。
 初対面での印象が悪すぎたのが原因ですね。

Q.旧作から見てるけど、他のキャラの呼び方に違和感を感じる
A.今作ではあの呼び方は、一部を除いてしない予定です。
 というか殆どしません、しても数回だけ程度のつもりです。
 翔も汚名返上ができれば丸藤と呼ぶでしょう、丸藤弟かな?

Q.明日香が不満そうな顔したのは何故?
A.自分が下がるならともかく、相手に下がられるのは女性としてのプライドが……
 異性が自分から避けたと考えれば気分は良くないでしょう。
 例え自分を異性として全くと言っていいぐらいに見ていない瑞貴が相手だろうとも。

Q.高所恐怖症
A.断崖絶壁の前で怖くない方がおかしいと思います。

Q.粘土の性根
A.柔らかくてすぐに形が変形する、硬くなっても壊れやすい。
 色塗りもできて染まりやすい上に砕けても結構簡単にくっつけられる。
 そのような意味を込めてみました。

Q.瑞貴の隼人への評価が高い気がする
A.最初から印象は悪くなく、廃寮での件での印象はどちらかと言えば良い方です。
 今回の件でも印象が悪くなるような要素は1年の留年と自分を卑下にしている点ですね。
 しかし留年しても辞めずに、廃寮での頑張りと性格を見ればそこまで悪印象を持ちませんでした。
 今後、隼人が自分に自信を持った姿を瑞貴に見せれば更に印象はよくなるでしょう。
 ただし、アニメ9話の姿をもし見たら一気に印象は悪くなるでしょうが……

Q.そういえば、なんで今回の最弱カードはリミッター解除なの?
A.アニメで翔はリミッター解除を手札に持っていました。
 パトロイドを出した時に伏せ、スパークマンの攻撃時に迎撃をする。
 そして破壊されてもその時点で既にスチームロイドとジャイロイドが存在していました。
 スチームロイドを召喚からフェザーマンに攻撃、これで合計ダメージは2600となります。
 そして融合を発動からスチームジャイロイドを融合召喚します。
 十代の手札には戦士の生還、バーストレディ、クレイマン、ドローしたカードは融合の4枚ですので結局は負けていたかもしれません。
 他にもパワー・ボンドからのリミッター解除の攻撃でも勝っていましたね。
 その他色々と戦略が有るでしょうが……まぁ使われなかったカードに最強カードは名乗れません。
 ついでに、制限カードを最弱カードと呼びたかっただけです。
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