本気禁止制限決闘   作:阿音

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ジュンコ&ももえ再び。
2人の頑張りを応援してあげてください。
今回のデッキは旧作を読んでいた方達なら特定余裕でしょう。
だからあまり意外性は無いですけど、楽しんでもらえればと思います。

次回は明日……は、無理なので26日、だけどちょっと本編から外れます。
ちょっとした裏話というか、そういうのですので興味の無い方は読まなくても本編に影響しません。
……ところで前から少し考えていたんですけど、後書きのQ&Aって不要ですか?


14話【合体→ジュンコ&ももえ②】

何故か始まるジュンコとももえの決闘。

あの2人も頑張るけど、これで3戦目だったわね。

最初は1VS1でダメージを与える事さえできずに負けて。

2戦目は1VS2でライフに29900ものハンデを貰って負けて。

今回は対等なタッグ戦……初期ライフは8000でルールはさっきと同じね。

 

恵は別にこの決闘はしなくてもいいはずなんだけど、本人が受けるって言ってるからいいのかしらね。

今度の瑞貴のデッキはどんなデッキかしら?

 

「「決闘!」」「決闘」「……決闘」

 

今回の順番はジュンコ→瑞貴→ももえ→恵みたいね。

やる気は十分みたいだけど、恵をオマケみたいに見たら痛い目を見るわよ、2人共!

 

「最初は私のターンよ!

海皇子 ネプトアビスを召喚して、効果を発動するわ!

海皇子 ネプトアビスの効果は1ターンに1度だけ、2つの内1つの効果を発動できる

その内の1つ、デッキから海皇子 ネプトアビス以外の海皇モンスターを墓地へ送るわ!

私は海皇の竜騎隊をデッキから墓地へ送る、そしてデッキから海皇カードを1枚手札に加える!

私はこの効果により、真海皇 トライドンを手札に加えるわ!

更に墓地へ送られた海皇の竜騎隊の効果発動!

このカードが水属性モンスターの効果を発動する為に墓地へ送られた時

デッキから海皇の竜騎隊以外の海竜族モンスター1体を手札に加える!

私はこの効果で海皇の狙撃兵を手札に加えるわ!」

 

ず、随分とデッキが変わったわね、海皇ってモンスターを使ったデッキかしら?

モンスターを召喚したはずなのに手札が逆に増えるって凄いわね。

だけど、海皇子 ネプトアビスの攻撃力は僅か800、少し低すぎるんじゃないかしら?

 

「カードを2枚伏せて、ターンエンドよ!」

 

「俺のターン、ドロー

俺は手札から魔法カード、融合を発動する

手札のデュアルモンスターであるナチュラル・ボーン・サウルスと地獄の門番イル・ブラッドを融合

超合魔獣ラプテノスを融合召喚する」

 

瑞貴が出したモンスターは融合モンスターね。

攻撃力が2200と低めだけど、どんな効果があるのかしら?

 

「こいつはデュアルモンスター2体で融合するモンスターだ

デュアルモンスターとは場と墓地では通常モンスターとして扱い、デッキと手札では効果モンスターとして扱う

場に存在するデュアルモンスターを通常召喚権を使用して再度召喚する事で効果モンスターへと変わる

この超合魔獣ラプテノスはそんなデュアルモンスターを、常時再度召喚した状態にするモンスターだ」

 

「随分と変なモンスターを使うわね……」

 

「別に、こいつは元々オマケだからいいんだよ

次は永続魔法、不死式冥界砲を発動しておこう、アンデット族モンスターが特殊召喚された時に効果を発動する

1ターンに1度、相手に800のダメージを与えるカードだ

俺が本来召喚場に出したかったモンスターはこっちだ、魔法カード、生者の書‐禁断の呪術‐を発動

自分の墓地のアンデット族モンスター1体を特殊召喚し、相手の墓地のモンスターを1体除外する

俺はこの効果により、墓地の地獄の門番イル・ブラッドを蘇生させ、お前の墓地の海皇の竜騎隊を除外する

更に不死式冥界砲の効果により、800のダメージだ」

 

「ぐぅぅ……ダメージだけじゃなく、アタシの竜騎隊が!」

 

あのカードを使うという事は、今回は瑞貴もアンデット族で揃えたのかしら?

やっぱり恵と違うタイプのアンデット族なんでしょうね、恵は融合なんて使っていなかったし。

 

「続いて再度召喚状態となっている地獄の門番イル・ブラッドの効果を発動する

自分の手札か、墓地よりアンデット族モンスターを1体特殊召喚できる

俺はこの効果により、墓地のナチュラル・ボーン・サウルスを蘇生する

こいつは通常時は闇属性のアンデット族だが、再度召喚状態だと地属性の恐竜族へなる」

 

骨でできているモンスターが現れ、そのモンスターの肉体が再生していった。

その様子ははっきり言って気持ち悪い……腐り落ちていくのを逆再生しているみたいだったわ。

 

「ふむ……まぁいい、ナチュラル・ボーン・サウルスで海皇子 ネプトアビスに攻撃」

 

「ネプトアビスが……」

 

攻撃力が低いモンスターを出したのだから守るカードかと思ったけど、違ったみたいね。

攻撃力1700のナチュラル・ボーン・サウルスだったから、攻撃力差は900になるわ。

ジュンコ達は最初に不死式冥界砲で800のダメージを受けているから、残りライフは6300ね。

 

「ナチュラル・ボーン・サウルスの効果発動

こいつが戦闘によって相手モンスターを破壊し、墓地へ送った時に発動する

その破壊したモンスターを自分の場に表側守備表示で特殊召喚し、アンデット族として扱う

俺はこの効果を発動し……俺の場で甦れ、海皇子 ネプトアビス」

 

復活したネプトアビスは瑞貴の下で跪いたんだけど……仮にも皇子がその態度でいいのかしら?

皇子が跪くって拙いと思うんだけど?

 

「超合魔獣ラプテノスで……」

 

「それ以上はさせないわよ!

永続罠、バブル・ブリンガーを発動するわ!

この効果により、LV4以上のモンスターは直接攻撃ができない!」

 

「またそれか……俺はこのままターンエンドだ」

 

攻撃を防ぐカードね、前もあのカードを使っていたわね。

確かあのカードを墓地へ送る事で墓地のLV3以下の水属性モンスター2体を効果を無効にして特殊召喚する効果。

これで直接攻撃は受けないから余裕ができるわね。

 

「私のターンですわ、ドロー!

私はレスキューキャットを召喚して効果を発動しますわ!

自分の場の表側表示のこのカードを墓地へ送る事で、デッキからLV3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚しますわ!

ただし、そのモンスターは私のターンのエンドフェイズ時に破壊されます……この効果を発動しますわ!

レスキューキャットを墓地へ送り、デッキからLV3以下の獣族を2体……

私はスレイブタイガーと剣闘獣サムニテを特殊召喚しますわ!」

 

「(海皇に剣闘獣って……確かに水属性に獣族のデッキかもしれんがなぁ

枕田はまだいい、確かに元の世界で大会を荒らした実績はあるが、水精鱗と組んでの実績だ

だが、どうやら今のところだけを見ると水精鱗は使っていないと思える

おそらくだが組み合わせるという発想が多分無いんだろうな、基本この世界はテーマデッキだし

だが浜口はヤバい、あいつは獣族とバーンデッキを使っていたはずなのに、どうしてそうなった!

剣闘獣は様々な属性や種族が入り混じったカテゴリだし、思いっきり殴り合いのカードじゃねぇか!

い、いやまだだ、単に剣闘獣は獣族が多いから獣族デッキに少し混じっているだけの可能性も少しはある……か?)」

 

「スレイブタイガーの効果を発動しますわ!

このモンスターをリリースして自分の場の表側表示の剣闘獣をデッキに戻します!

そしてデッキから剣闘獣モンスター1体を特殊召喚し、剣闘獣の効果で特殊召喚した扱いにしますわ!

私はサムニテをデッキに戻し、デッキから再びサムニテを特殊召喚!

更にサムニテに装備魔法、剣闘獣の闘器グラディウスを装備させますわ!」

 

どうやらももえは剣闘獣ってモンスターを使うみたいね。

あの守備的だったももえが攻撃的なデッキを……なんか、イメージが変わりそうね。

 

「その相手モンスターを奪うモンスターは厄介ですので倒させていただきますわよ!

バトル! サムニテでナチュラル・ボーン・サウルスに攻撃!」

 

瑞貴の場に伏せカードは無い、攻撃を防げずに破壊される。

ナチュラル・ボーン・サウルスの攻撃力は1700、サムニテの攻撃力は1600ね。

だけど、グラディウスは攻撃力を300アップさせる装備魔法、サムニテの攻撃力は1900に上がっているわ。

戦闘ダメージは200、残りライフは7800ね。

 

「サムニテの効果発動ですわ!

剣闘獣の効果で特殊召喚されたこのモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し、墓地へ送った時に発動します!

本来は剣闘獣の効果で特殊召喚されたのではないですが……

スレイブタイガーの効果は剣闘獣の効果で特殊召喚扱いになるので問題無く発動しますわ!

そしてサムニテの効果により、デッキから剣闘獣カードを1枚手札に加えます!

私は休息する剣闘獣を手札に加えますわ!」

 

魔法カードだけど、剣闘獣という名前があるから手札に加えられるのね。

どんな効果なのかしら?

 

「バトルフェイズ終了時、戦闘を行った剣闘獣はデッキに戻りますわ

そしてデッキから剣闘獣を特殊召喚します!

サムニテはデッキへ戻り、装備していたグラディウスは破壊されて墓地へ送られます

その厄介なモンスターは破壊させていただきますわ、剣闘獣ムルミロを守備表示で特殊召喚しますわ!

この瞬間、ムルミロの効果が発動!

剣闘獣の効果で特殊召喚された場合、場の表側表示モンスター1体を破壊します! 超合魔獣ラプテノスを破壊!」

 

「……チッ」

 

「更にグラディウスの効果が発動しますわ!

このカードを装備したモンスターがデッキへ戻り、装備対象が存在しなくなってデッキへ戻った場合

墓地に存在するこのカードは私の手札に戻ってきます!

続いて魔法カード、休息する剣闘獣を発動します!

手札の剣闘獣カード2枚をデッキへ戻し、デッキからカードを3枚ドローします!

私は剣闘獣の闘器グラディウスと剣闘獣アンダルをデッキへ戻し……3枚ドロー!

カードを2枚伏せて、これでターンエンドですわ!」

 

な、なんだか凄い事になったわね。

ももえもあんなに強くなって……でも、確かまだ瑞貴からカードは買ってなかったはずよね?

どこであんなカードを手に入れたのかしら?

 

「……私、ドロー……今回、このデッキで全力を出す許可を得ている」

 

「「???」」

 

「……普段の実力と勘違いしていると、痛い目を見る

フィールド魔法、アンデットワールドを発動」

 

な、なんか辺りがおどろおどろしい状況に……私の時はこんなカードは使わなかったわよね?

どんな効果のフィールド魔法なのかしら? 恵の事だからアンデット族のサポート?

 

「…………お互いの場と墓地はアンデット族となる

更にアンデット族以外をアドバンス召喚できない」

 

「全部アンデット族ですってぇ!?」

 

「なんて厄介な……」

 

「(いや、海皇はともかく剣闘獣は種族殆ど関係無いだろうが

何か種族サポートカードでもデッキに入れてるのか?)」

 

凄い効果ね……ん? もしかして一族の結束や連合軍が使えなくなるって事になるのかしら?

場と墓地の種族を変えるという事は戦士の生還も使えない!?

手札とデッキは大丈夫でしょうから増援は使えると思うけど……凄く強力というより凶悪なカードね。

 

「…………ようこそ、死の世界へ

だけどその前に、魔法カード、手札抹殺を発動

お互いに手札を全て捨てて捨てた枚数ドロー」

 

恵とももえの手札交換ね、恵は4枚でももえも4枚ね。

これで恵は手札のモンスターを墓地へ送る事に成功した……

 

「……地獄の門番イル・ブラッドを再度召喚、効果発動

1ターンに1度、自分の手札か墓地からアンデット族を特殊召喚……墓地のゾンビ・マスター

不死式冥界砲の効果、アンデット族が特殊召喚された、800のダメージ」

 

「うぐぅ……ま、まだまだですわ!」

 

「…………次、ゾンビ・マスター効果発動

1ターンに1度、手札のモンスターを捨てて、LV4以下のアンデット族を蘇生……ゴースト姫‐パンプリンセス‐」

 

あのモンスターは……

 

「なんか変な南瓜のモンスターが出たな、攻撃力も900と低いし」

 

「攻撃力の低いモンスターとはいえ、ムルミロを倒せる攻撃力は持っている

それに、おそらくあのモンスターには厄介な効果があると、俺はそう見る」

 

「厄介な効果って、三沢君はどんな効果だと思うの?」

 

「さすがにそこまでは分からないさ、だけどあのモンスターは倒したらいけない気がするな」

 

あのモンスターは本当に厄介だったわね。

自身は確かに弱いけど、それでもあの効果をこんな状況で使われたら……

 

「……戦闘、姫でムルミロに攻撃」

 

「その程度の攻撃、防がせていただきますわ!

罠カード、ディフェンシブ・タクティクスを発動!

自分の場に剣闘獣モンスターが表側表示で存在する場合に発動できるカードですわ!

このターン、自分の場のモンスターは戦闘で破壊されず、戦闘ダメージも0になります!

更にこのカードは発動後、デッキの一番下に戻る効果もありますわよ!」

 

「……バトルフェイズ終了」

 

「では戦闘を行った剣闘獣はデッキへ戻りますわ

ムルミロはデッキへ戻り、剣闘獣ベストロウリィを特殊召喚して、剣闘獣の効果で特殊召喚時に効果発動!

場に存在する魔法・罠カードを1枚破壊します! アンデットワールドを破壊させていただきますわよ!」

 

ベストロウリィの翼による突風でアンデットワールドが消え去った……

これで種族も戻って余裕ができるわね!

 

「…………魔法カード、テラ・フォーミングを発動

デッキからフィールド魔法を1枚手札に加える、アンデットワールドを手札へ……発動」

 

「ちょ!?」

 

「……1枚伏せる、ターンエンド」

 

2枚目を手札に加えるカードが……これは辛いわね。

せっかくの破壊効果でも、これでは殆ど意味が無いわ!

 

「くっ、アタシのターン、ドロー!

海皇の狙撃兵を召喚! このままバトルよ!

海皇の狙撃兵で南瓜のオバケに攻撃!」

 

狙撃兵がボウガンでゴースト姫‐パンプリンセス‐の一つ目を撃ち抜く。

攻撃力は1400だから、500のダメージで残りライフは7300になるわね。

目玉を撃ち抜かれたパンプリンセスはティアラと南瓜を残して場に残った。

 

「……パンプリンセスはモンスターゾーンで破壊された場合、墓地へ送られずに永続魔法として場に残る」

 

「そんなのどうでもいいわ! 狙撃兵の効果発動よ!

狙撃兵が戦闘で相手にダメージを与えた時、デッキからLV4以下の海皇モンスター1体を特殊召喚するわ!

LV2の海皇の重装兵を特殊召喚するわ!」

 

攻撃力0のモンスターを特殊召喚?

それじゃあ追撃なんて……って言っても攻撃力2100のモンスターが相手じゃ難しいわね。

 

「アタシのモンスターは返してもらうわよ!

ベストロウリィでネプトアビスに攻撃するわ!」

 

翼で吹っ飛ばされて、ネプトアビスは飛んでいって……ジュンコの決闘盤に落ちて墓地へ入っていった。

守備力0じゃ攻撃力1500のベストロウリィの攻撃を耐えられるはずも無いわね。

 

「バトルフェイズを終了、ベストロウリィのデッキに戻る効果は発動しないわ

海皇の重装兵の効果を発動するわ!

メインフェイズに1度だけ、LV4以下の海竜族モンスターを召喚する権利を得るわ!

アンデットワールドの効果は場と墓地だけ、なら手札の海竜族モンスターには影響しない!

アタシはこの効果で手札のLV3である真海皇 トライドンを召喚するわ!」

 

攻撃力はあるけど、やっぱりゾンビ・マスターの攻撃力1800にまでは届かないわね。

これだと倒されるだけになるんじゃ……

 

「これでアタシの場には、LV3以下の水属性モンスターが3体になったわ

アタシは海皇の狙撃兵、海皇の重装兵、真海皇 トライドンの3体をリリース!

手札の海皇龍 ポセイドラを特殊召喚よ!」

 

巨大な青い海竜族のモンスター……攻撃力は2800と高いわ!

だけど既にバトルフェイズは終了しているし、それが残念ね。

 

「海皇龍 ポセイドラの効果を発動するわ!

このモンスターが自身の効果で特殊召喚された場合、場の魔法・罠カードを全て手札に戻し

更に手札に戻したカードが3枚以上の場合、手札に戻した枚数×300ポイント、相手モンスターの攻撃力をダウンさせるわ!

しかも、海皇の狙撃兵と重装兵の効果が発動するわ!

このモンスター達も水属性モンスターの効果で墓地へ送られた時に効果を発動するわ!

重装兵は相手の場の表側表示の魔法・罠カードを1枚破壊する

狙撃兵は相手の場にセットされているカードを1枚破壊するわ

重装兵の効果でアンデットワールドを、狙撃兵の効果で伏せカードを破壊するわ!」

 

「…………罠カード、ギブ&テイクを発動

自分の墓地のモンスターを相手の場に守備表示で特殊召喚後、自分の場のモンスターのLVを特殊召喚したモンスター分上昇させる

LV4のマンモス・ゾンビをプレゼント、ゾンビ・マスターのLVを4上昇」

 

攻撃力1900のモンスターを相手に渡す?

今は守備表示で守備力は0だけど、どういう意図でそんな事を……

 

「あら、態々アタシにモンスターをくれるの?

ならその表になったそのカードは狙撃兵で破壊できないけど、アンデットワールドを破壊!

そしてポセイドラの効果で場の魔法・罠カードを全て手札に戻す!

ついでに手札に戻した枚数は5枚、攻撃力を1500ポイントダウンさせるわ!」

 

せっかく発動したゴースト姫の効果だけど、手札に戻されたら意味が無いわね。

それに不死式冥界砲だって恵の手札へ、次のターンは瑞貴だけど、これでは手札に戻ったカードは発動できないわ。

しかもイル・ブラッドの攻撃力は600、ゾンビ・マスターの攻撃力は300にまで減った。

 

「…………マンモス・ゾンビの効果発動

コントローラーの墓地にアンデット族が存在しない場合、マンモス・ゾンビは破壊される

そして表側表示のそのモンスターが破壊された場合、コントローラーに元々の攻撃力分のダメージを与える」

 

「ちょ、元々の攻撃力分って……1900ってきゃぁあああ!」

 

マンモス・ゾンビはまさかの爆発でジュンコにゾンビのドロドロした体が襲いかかる。

前のターンでももえが不死式冥界砲のダメージを受けて残りライフが5500だったわ。

そしてこのダメージ……残りライフは3600にまで減らされてしまった。

対する瑞貴と恵のコンビは残りライフ7300と、倍以上の差がある。

 

「くぅぅ……アタシはカードを3枚伏せるわ! これでターンエンド!」

 

1枚はももえの伏せカード、残り2枚はジュンコのカードだけど多分バブル・ブリンガーを伏せているはずね。

恵の場にはゾンビ・マスターと地獄の門番イル・ブラッドだけになったわ。

ジュンコの場には攻撃力2800のポセイドラとももえのベストロウリィね。

 

「随分と荒らしてくれたものだ……俺のターン、ドロー

手札のモンスターを捨て、ゾンビ・マスターの効果を発動する

墓地のLV4以下のアンデット族モンスターを蘇生、ゴブリンゾンビを蘇生させる

イモータル・ルーラーを召喚し、バトルフェイズ、ゴブリンゾンビで剣闘獣ベストロウリィに自爆特攻をする」

 

「じ、自滅ですって!?」

 

襲いかかったゴブリンゾンビをベストロウリィは踏みつけて破壊した。

あのモンスターの効果はさっきの迷宮兄弟戦で恵も使っていたわね。

攻撃力差は400だから残りライフは6900になったわ。

 

「ゴブリンゾンビの効果発動

場から墓地へ送られた時、デッキから守備力1200以下のアンデット族を1体手札に加える

俺はデッキから守備力800の地獄の門番イル・ブラッドを手札に加える

そしてイモータル・ルーラーで剣闘獣ベストロウリィに攻撃」

 

イモータル・ルーラーの攻撃力は1600だから、100のダメージで残り3500ね。

 

「メインフェイズ2、ゾンビ・マスターとイル・ブラッドを守備表示に変更しておいて

次は地獄の門番イル・ブラッドの効果を発動、墓地のゴブリンゾンビを守備表示で特殊召喚しておく

次はイモータル・ルーラーの効果を発動、自身をリリースして墓地のアンデットワールドを手札に加える効果だ」

 

「な、またあのフィールド魔法が!?」

 

「そういう事だ、イモータル・ルーラーをリリースし、アンデットワールドを手札に加えてそのまま発動

これで場と墓地のモンスターが再びアンデット族に変化した

俺はこのままターンエンドだ」

 

ジュンコが悔しそうな顔をしてるけど、伏せカードが種族サポートのカードなのかしら?

だけど海竜族の種族サポートってどんなカードがあったかしら?

 

「私のターンです、ドローですわ!

剣闘獣ホプロムスを召喚し、そのままバトルです!

ホプロムスでゾンビ・マスターに攻撃ですわ!」

 

ホプロムスが身軽に飛び上がり、ゾンビ・マスターを……飛び越えて、馬みたいに後ろ蹴りで攻撃したわ。

意外と身軽なのね、あまりそうは見えないんだけど。

 

「次にポセイドラでイル・ブラッドに攻撃ですわ!」

 

ポセイドラの尻尾がイル・ブラッドの腹部に巻き付き、それを独楽みたいに回した。

ぐるぐると回って目を回して……ゴブリンゾンビを潰して破壊された、両方共……なんで!?

 

「あ、あら?」

 

「そういえば言ってなかったか?

地獄の門番イル・ブラッドが場から離れた時、自身の効果で特殊召喚したモンスターは破壊される

それはさて置き、場から墓地へ送られたのでゴブリンゾンビの効果が発動する

俺はデッキから守備力200のボーンクラッシャーを手札に加えるぞ」

 

「うぐぅ……あのモンスターは確か、アンデット族の効果で蘇生した時に魔法・罠カードを破壊するモンスターでしたわね

くっ、バトルフェイズを終了してホプロムスの効果です!

ホプロムスをデッキへ戻し、デッキから剣闘獣スパルティクスを特殊召喚して効果を発動しますわ!

剣闘獣の効果で特殊召喚された時、デッキから闘器の装備魔法を1枚手札に加えますわ!

デッキから剣闘獣の闘器ハルバードを手札に加え、スパルティクスに装備させますわ!

うふふ、この装備魔法は装備モンスターが戦闘をしたダメージステップ終了時に場の魔法・罠カードを1枚破壊する効果がありますの

スパルティクスを攻撃しようだなんて思わない方がいいですわよ?

最後にカードを1枚伏せて、ターンエンドですわ」

 

ダメージステップ終了時って事は、戦闘で倒されたら効果を発動できないわよね?

という事は伏せたカードは戦闘に関係する効果のカードかしら?

 

「……私、ドロー……永続魔法、不死式冥界砲を発動する

魔法カード、龍の鏡を発動する」

 

「はぁ!?」

 

「龍の鏡って……ドラゴン族の融合モンスター専用のカードではありませんか!」

 

アンデット族デッキよね?

それなのにドラゴン族の融合モンスターを出す為の龍の鏡ってどういう事なの?

 

「……別に変じゃない、さっきの超合魔獣ラプテノスもドラゴン族、けど違うの出す

墓地のイモータル・ルーラーとマンモス・ゾンビを除外、ドラゴン族の融合モンスターを融合召喚する

亡者達の王……地獄への扉へようこそ、融合召喚……冥界龍 ドラゴネクロ」

 

「ちょぉぉおおおおお!!!」

 

「まさか……攻撃力3000とは!」

 

なんか凄いモンスターが出たー!

 

「へぇー、あいつも融合を使うのか!」

 

「しかしまた珍しいモンスターだな、融合素材は何だ?

イモータル・ルーラーとマンモス・ゾンビが融合素材にしては共通点が全く見当たらないな」

 

「あの人、普通そうな顔してるけど、結構凄い事してる気がするッス」

 

「……まさかあの融合モンスター、アンデット族2体が素材とかかしら?」

 

「いや、さすがにそれは軽すぎるんじゃないか?

だってさっきみたいに龍の鏡1枚を入れておけば簡単に攻撃力3000を出せるんだぞ

超合魔獣ラプテノスのデュアルモンスター2体は少し厳しい縛りだとは思うが……」

 

「そうかしら? デュアルモンスターばかりのデッキを作ったら凄く簡単に出せそうよ?

どっちもデッキ次第なのよ、アンデット族を多数採用しているからドラゴネクロを出せる

デュアルモンスターを多数採用しているからラプテノスを出せる

きっとそういう事なのよ……確かに融合素材が軽く思えちゃうけどね」

 

仮にあのモンスターが本当にアンデット族2体だとすれば。

また次に恵と決闘する時は更に注意する必要のあるカードが増えたわね。

攻撃力3000のモンスター……どんな効果を持っているのかしら?

ところで、戦士族2体で融合できるモンスターは無いの?

 

「…………不死式冥界砲の効果、アンデット族が特殊召喚された」

 

「そういえばそうだっきゃぁあ!」

 

800のダメージを受け、ももえ達の残りライフは2700にまで減ったわ。

これは少し拙いんじゃないかしら?

 

「……生者の書‐禁断の呪術‐発動

地獄の門番イル・ブラッドを蘇生、そっちの墓地の……剣闘獣ベストロウリィを除外」

 

「うきゅぅ!」

 

「…………イル・ブラッドを再度召喚、戦闘

ドラゴネクロでポセイドラに攻撃」

 

「ポセイドラは倒させないわよ! 罠カード、陰謀の盾を発動するわ!

このカードは装備カードとなってポセイドラに装備させる!

装備モンスターは1ターンに1度、戦闘で破壊されないし、戦闘で受けるダメージも0になるわ!」

 

ドラゴネクロの口撃により食べられたポセイドラだけど、くちゃくちゃとよーく噛んで吐き出した。

気持ち悪そうな態度になるポセイドラ……って、攻撃力が0になってる!?

そしてドラゴネクロが口からポセイドラの影みたいなモノを吐き出した。

 

「……無駄、ドラゴネクロが戦闘する場合、相手モンスターは破壊されない

そして攻撃したモンスターの攻撃力を0にして、同じLVと攻撃力を持つダークソウルトークンを自分の場に1体特殊召喚する」

 

「どんな効果よ!? って事はそのトークンの攻撃力は2800ですって!

インチキ効果もいい加減にしなさい!」

 

「そうですわよ!」

 

「(元の世界の大会上位陣のデッキを使っているお前らが言うな)」

 

「…………ダメージを与えられないのなら、ポセイドラのダークソウルトークンでスパルティクスに攻撃」

 

ポセイドラトークンはスパルティクスの頭からかぶりつき、そのまま頭を上げて、口を開いて丸呑み。

ポセイドラトークンは攻撃力2800、スパルティクスの攻撃力は2200だから600のダメージね。

ももえ達の残りライフは2100、もう少しで不死式冥界砲のデッドゾーンに入るわね。

 

「あら? なんでハルバードの効果が発動しませんの?」

 

「………………ダメージステップ終了時に発動する効果は戦闘で破壊される場合は発動しない」

 

「え、そうなんですの!?」

 

「いや、お前……これ基本だろ?」

 

「そうだったのね……」

 

「お前もか!?」

 

知らなかったわ……

 

「(高校の時点で結構基本内容だったが、ルールを知らない奴がいるとは……しかもこいつら2人は中学アカデミア上がりだろ?

中学アカデミアの授業内容ってどんな内容だったんだ? 正直心配になるぐらい低いんじゃないだろうか?

この学園でもルールを間違えている奴とかも居るという事か……俺はこの世界に居て本当に大丈夫なのか? 色々な意味で)」

 

「…………………………オベリスクブルー(笑)」

 

「なんですって!」

 

「……こほん、イル・ブラッドでポセイドラに攻撃」

 

「何言ってるのよ、ドラゴネクロの攻撃では相手モンスターは戦闘で破壊できないんでしょ?

なら1ターンに1度、戦闘破壊されない効果だって発動していないし、そんな攻撃なんて無駄……って破壊された!?」

 

「………………1ターンに1度戦闘で破壊されない効果は強制効果

戦闘破壊できない効果と戦闘で破壊されない効果は同時に強制的に発動、だから1度の破壊無効効果は使われてる

だから2回目のこの攻撃で破壊される……残念、これもルール」

 

「ぬぐぐぐぐぐ……」

 

「……ふぅ、バトル終わり、イル・ブラッドの効果

1ターンに1度蘇生、おいでおいで……海皇龍 ポセイドラ」

 

恵の言葉に呼び出されるポセイドラ……って、ポセイドラ!?

 

「ど、どういう事なの?」

 

「勘違いしているみたいだから、地獄の門番イル・ブラッドの効果を正確に言おう

こいつは自分の手札、または自分か相手の墓地からアンデット族モンスターを特殊召喚できる

ただし、このモンスターが場から離れた時、自身の効果で特殊召喚したモンスターは破壊される

そういえば海皇龍 ポセイドラは墓地からも復活できる効果も持っていたな

1ターンで3体も水属性を場に揃える事は難しいと思うが……仮に揃えてももう出せないな

(そして相手のライフ的に、俺も出そうと思っていたゲート・ガーディアンも出せないな

せっかくアンデット軸の【ゲート・ガーディアン】なのに、もうこのまま殴って終わるか

枕田のデッキは【海皇】だ、さっきまでは逆転の手段も有ったが、もう難しいだろう

墓地からLV3以下の海竜族を3体特殊召喚できる海皇の咆哮も、今はアンデットワールドで使えない

海皇龍 ポセイドラが墓地に存在すれば、手札次第ではなんとかなったかもしれんが、無理だろう

うーん……この2人が相手の場合、毎回ハンデ戦をするか?

じゃないとデッキの真価を発揮できないのかもしれない、今回は恵が暴れたのも原因だが

残念ながら、今回のこのデッキは諦めだな……三魔神の1体は墓地、もう1体は手札、残りはデッキだし諦めるか)」

 

イル・ブラッドが存在している時に強力なモンスターを出すとしっぺ返しを受けるという事ね。

しかも恵の戦い方は基本攻撃力の低いアンデット族を強化、または相手を弱体化して倒すタイプのデッキ。

……だと思っていた、いえ間違っていないでしょうけど、攻撃力も十分備えているわね。

弱体化した相手を倒し、そのモンスターを相手の墓地から奪って相手の復活や墓地の利用を封じるのね。

アンデット族、私が思っているよりもずっと強いデッキなのね。

 

「…………ターンエンド」

 

「あ、アタシのターン、ドロー!」

 

瑞貴達の残りライフは6900、まだ1100しか削れていない……しかもその内の400は自爆ダメージ。

だけど、怯んでいるけど怯えてはいない! 頑張ってジュンコ!

 

「(うぐ、墓地の水族・魚族・海竜族のLV3以下のモンスターを蘇生させる魔法カードの浮上……使い物にならない!

伏せている1枚はバブル・ブリンガーだから多分、まだ大丈夫だと……ってああぁ!

イル・ブラッドの効果はアタシ達の墓地のモンスターも蘇生できるから……アタシの海皇達も奪われる!

アタシがモンスターを召喚しても、堅守の奴がモンスターを蘇生させたら不死式冥界砲の効果が発動して残りライフは1300

アタシの墓地の海皇の狙撃隊の攻撃力は1400、真海皇 トライドンの攻撃力は1600

どっちを蘇生されても終わる! ならバブル・ブリンガーの効果で2体を蘇生……同名モンスターが墓地に居ないわよ!

ももえの伏せカードは……剣闘獣の底力? 剣闘獣の攻撃力を500アップって、そんなカードじゃどうしようも無いわよ!

残ったアタシの伏せカードはリビングデッドの呼び声だけど、アタシ達の墓地に攻撃力3000のドラゴネクロの攻撃を防げるモンスターなんて無い!

また攻撃力を0にされて、他のモンスターで倒されて……もしももえのターンになっても難しい?

あの強力なモンスターが相手じゃももえの戦闘をして発動する効果なんて使えないでしょうし……つ、詰んだ!)」

 

「(これは……私のターンになれば守りきれたでしょうか?

いえ、無理でしょうね、私の手札に戦闘耐性を持たせたり戦闘ダメージを減らすカードなんて無いので倒されて終わりですわ

更に言えば、堅守さんが我々の場のカードを把握していないはずもないでしょう

きっとジュンコさんが使ったバブル・ブリンガーも覚えているはず、ジュンコさんのモンスターを蘇生されたらバブル・ブリンガーも使えません

そうでなくとも、もし次のドローで伏せカードをどうにかされたら終わりですわ

ふぅ……頑張ったのですけど、これは詰みですわね、敗因はなんでしょうか……効果の把握不足にルールの勉強不足

レインさんの存在も……いえ、これは違いますわ、これを言っては勉強不足以上に情けない事になります

ちゃんと堅守さんも2人でいいのかと訊いてくださり、我々はそれを了承した時点で言い訳はできません

私達が未熟だったのですわ、今後は要精進ですね……もっと強くなりたいですわ)」

 

「アタシは……モンスターをセットして、ターンエンドよ」

 

これは、終わったかしら?

 

「俺のターン、ドロー……あ

そうだな、とりあえず地獄の門番イル・ブラッドの効果を発動する

お前らの墓地に存在する真海皇 トライドンを俺の場へ特殊召喚する

アンデットワールドの効果でアンデット族へとなっている為、不死式冥界砲の効果により800のダメージだ

魔法カード、威圧する魔眼を発動する

自分の場に存在する攻撃力2000以下のアンデット族モンスター1体を選択、俺は真海皇 トライドンを選択

このターン、選択したモンスターは直接攻撃ができる」

 

「ちょ、直接攻撃ですって?」

 

「うふふ、それはもう無理ですわね」

 

2人共、もう負けなのにスッキリしてるわね。

前みたいに一方的に負けたわけじゃないかしら?

それとも何か別の理由でも?

 

「(ったく、もう少し手加減してほしいわね

最後の最後に、僅かにももえに繋ぐ希望ぐらい……持たせてよね)」

 

「(次はどういう戦法にしましょうか?

前は守って、今回は攻めて、どっちでも負けて……またよく考えましょう)」

 

「ではバトルフェイズだ

威圧する魔眼の効果を受けた真海皇 トライドンで直接攻撃」

 

セットモンスターを飛び越え、ジュンコに落下するトライドン。

ライフは0になり、これでジュンコとももえの再挑戦は再び敗北という事で決着された。

 

「はぁ……また負けかぁ」

 

「どうやったら勝てるんでしょうね……」

 

「前みたいにショックは受けていないんだな」

 

「さすがにアレよりはずっとマシよ、というか前のアレは明らかにおかしかったもの」

 

「それに、何度も泣きたくはないですもの」

 

瑞貴とも普通に話せてるし、大丈夫でしょうね。

このまま平和に終われば……

 

「ふーん……ところで少し空気を読まないというか、思い出させるような事を言うがな」

 

「な、何よ?」

 

「前に俺からカードを買う約束……まだだよな?」

 

「「………………」」

 

「詳しい事は後で話そうか、いいな?」

 

2人して無言でコクコクと頷いている、最後の最後は綺麗に終わらせてもいいじゃない!

なんで最後にオチを付けるのよ! 2人共泣きそうな顔してるじゃない! お金の心配をして。

今回の決闘で勝つ為に、新しいカードを仕入れたんですもの、お財布に余裕……無いんじゃない?

 

「…………おバカ?」

 

恵!? これ以上追い打ちは止めたげてぇ!!!

ほら、2人共無言で死んだような顔で決闘場から去って行ったじゃない!

声を小さくして話してたからあまり観客には聞こえていなかったみたいで盛り上がってるけど!

だけど、それでも、2人の心のライフはもう0よ!

 

「別の日に言うべきだったか?」

 

「……約束を忘れてた方が悪い」

 

「それもそうだな」

 

後日、色々とカードを瑞貴に買わされた2人だけど、一気に買えとは言われなかったみたい。

何枚か少しずつ買って、私みたいに借金生活はせずに少し節約しながらの生活をしているわ。

私は自分が自制できなかった事に落ち込んだ、なんだか自分が情けない……

 

ちなみに瑞貴も校長先生にレポート30枚を指示されていたわ。

たった1日で全部終わらせて持ってきた時には私を含めてみんなを驚かせた。




「今日の最弱カードはゲート・ガーディアンだ
攻撃力3750、守備力3400、LV11の闇属性戦士族の特殊召喚モンスターだ
通常召喚できず、場に存在する雷魔神‐サンガ、風魔神‐ヒューガ、水魔神‐スーガ
この3体を1体ずつリリースする事で特殊召喚できる
三魔神の効果が無くなってしまうし、合計攻撃力も3体合計の半分にまで減る
しかも特殊召喚された後は通常モンスターも同然だ」
「…………雑魚?」
「いや、そんな事は無い
例外は当然多いが、他の特殊召喚モンスターと同じく正規手段で特殊召喚された場合は墓地蘇生や除外帰還もできる
闇属性の戦士族だからな、蘇生も帰還もできるカードは多い
一度出せれば、例え倒されてもあっちこっちからウロウロと出てこられるのは辛いものがあるぞ、攻撃力3750だし
今回の俺のデッキはこいつを出して、アンデット族の蘇生効果を多用して、何度も何度も立ち上がる戦士にしたかったんだが……」
「…………私、失敗した?」
「いや、勝ったんだから別にいい、俺も前もって出すまで待つように言ってないしな
問題は三魔神とゲート・ガーディアンが全員属性種族がバラバラな点だな
これのせいで、ただでさえ最上級モンスター3体が素材なのに、更に難しくしている
とはいえ、出しさえすれば十分に強いんだ、事故率は高いが専用構築デッキにすれば出すのは難しくないぞ」
「…………特殊召喚されないならただの紙」
「お前な……」


Q.ジュンコのデッキは?
A.純粋な【海皇】ですね、水精鱗なんて入っていません。
 それにジュンコはセルフバウンスを理解していないのでポセイドラも持て余しています。
 彼女には今後も頑張ってもらいましょう。
 デッキの方向性としては、ポセイドラを出して伏せ除去して殴るだけです。
 ポセイドラの自身の効果で特殊召喚時の弱体化効果も強いですしね。

Q.ももえのデッキは?
A.昔懐かし、【猫剣闘】ですが【ビースト】軸ですね。
 一応他の剣闘獣も入っていますが、メインは獣族でレスキューキャットの効果で特殊召喚して破壊される前に次の剣闘獣を出して破壊を回避します。
 しかし、彼女はパーミッション系の強さをまだ理解できていませんので剣闘獣カウンター罠系は入っていません。
 というより、剣闘獣が場に存在する、手札の剣闘獣をデッキ戻さなければ使えないという、本人的には使い勝手の悪い条件なので不採用。
 更に融合系も特定のモンスターを場に揃える融合なんて非効率だと考えて不採用。
 全く使いこなせていません、彼女も頑張ったんですけどね……剣闘獣はプレイングが求められますからね。
 カード能力に本人の実力が伴っていないので、残念ながら今の彼女には……という感じです。

Q.瑞貴のデッキは?
A.前書きでも言いましたが、旧作の通りアンデット軸の【ゲート・ガーディアン】ですので意外性無いですね。
 ただ、今回は恵ちゃんが強すぎて出せませんでした、恵ちゃん強すぎ困る。
 本編後書きでも言っている通り、アンデット族の豊富な蘇生カードで何度もゲート・ガーディアンが湧いて出るデッキです。
 ポセイドラで攻撃力を下げて倒せたぞ!→蘇生
 ムルミロの効果で破壊だ!→蘇生
 効果は使えなくても何度も出てくる攻撃力3750は脅威です。

Q.恵のデッキはできるが多い。
A.【アンデット族】であり、固定の軸は殆ど存在しません。
 強いて言えば強化弱体化軸程度ですか?
 いくら復活しても、相手モンスターを倒せなければ勝てませんからね。
 今回はドラゴネクロさんが登場、実は融合ギミックも入っているという……今まで登場しなかっただけです。

Q.瑞貴の出したラプテノスって、なんでそんなのが出るの?
A.瑞貴もドラゴネクロが入っていますが、デュアルモンスターが2体手札に存在したのでこちらを選択しただけです。
 深い意味は無く、単にイル・ブラッドの効果を優先させただけです。

Q.ダメージステップ終了時の処理は合っているの?
A.Wiki参照
 その戦闘でいずれかのモンスターの破壊が確定していた場合、「ダメージステップ終了時」開始時に戦闘で敗北したモンスターを墓地へ送る。
各種効果の発動はその後で可能になる。

戦闘で破壊した場合に発動する効果や、破壊されたモンスターの効果はこのダメージステップ終了時に発動する。
また、その効果の処理後も、発動可能な誘発効果等が存在する限り、ダメージステップは終わらずバトルステップに移らない。

Q.陰謀の盾とドラゴネクロの処理は間違ってるんじゃない?
A.間違っていません。
 陰謀の盾の破壊無効効果は発動されます、ただし強制的にです。
 ドラゴネクロの破壊無効効果も発動します、こちらも強制的にですね。
 それが同時に処理されますので、2回目の攻撃でポセイドラは破壊されます。
 これは他のカード、例えばジャイロイド等でも同じ処理をされます。

Q.詰んだ……
A.実は瑞貴が威圧する魔眼をドローしなければ詰んでいませんでした。
 勝てるかは別にしますが、バブル・ブリンガーを発動後、真海皇 トライドンで攻撃された時にリビングデッドの呼び声を発動。
 手札抹殺で上級剣闘獣を蘇生させれば……まぁそれでもドラゴネクロで攻撃されて終わっていましたね。
 ただ、ももえは手札抹殺を使用されており、その時に高攻撃力の剣闘獣が墓地に送られていれば耐えられましたね。
 そしてトライゴンは再攻撃ができず、ももえのターンになれました。
 その後、勝てるかどうかは別にしますけどね。
 あと、剣闘獣の底力をスパルティクスに発動していればライフが200残っていました。
 しかし、攻撃は耐えられずに戦闘ダメージを抑えるだけなので、次の剣闘獣に使おうと考えて発動させなかったようです。

Q.2人が成長してる
A.瑞貴から逃げながらも色々と考えていたんでしょう。
 勇気を出したりと、この2人も頑張っていますね。
 今後もこれに懲りずに頑張ってもらいたいものです。
 ……色々な意味で、お金の工面的な意味でも色々と!

Q.明日香は自制できない
A.…………が、頑張れ?


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