日常というか、そんな感じですね。
アニメ内で一気に進みますのでかなりカットされます。
だってぶっちゃけ書く事無いし……
報告というか、そんな感じのを1つ。
色々と考えたのですが、今後は3の倍数の日に投稿したいと思います。
5の倍数にしようかとも考えたのですが、少し余裕は欲しいものの遅くなりすぎるかと思ってやめました。
なので3の倍数の0時に更新を固定したいと思います。
更新速度は遅くなりますが、定期更新にするのでわかりやすいかと。
更新したかの確認もしなくて済みますしね。
という事なので次回は5月の3日に更新予定とします。
……遅くなりそうな時は活動報告やTwitterで報告しますのでご了承ください。
野球の授業……何故このデュエルモンスターズの世界、その専門の学校で野球なんぞせにゃならんのだ!
そりゃ高校なんだから体育だってあるのは当たり前なんだが、面倒だ。
「ストライク! バッターアウト!」
打つ気なんて全く無い、というかピッチャーが遊城の時点で嫌だ……それ以前に俺のバッターとしての能力が足りないので打てない。
結局こいつとは廃寮の一件でしか決闘をしていない、だがどうも目をつけられたらしい。
俺と決闘をしろという目で何度も見られ、この野球でまで対抗意識を持たれて……面倒で仕方ない。
……まぁ、そもそも俺は運動が嫌いだから頑張る気なんて別の意味で無いしな。
早々にベンチに戻るがアレだな、イエローとレッド対向試合か。
ブルーは体育の授業で何をしてるんだ? ブルーはブルー同士という事で男子生徒と女子生徒で合同とか?
俺がこのどうでも良い授業を思い出し、更に気が向いたら明日香か恵にでも訊くか、多分どうでもいいから忘れる。
必要以上に出る気もやる気も全く無いのでベンチに座ってる間にデッキ構築でも考える。
色んなデッキができたしな……そろそろ今までとは別タイプのデッキを考えてみるか?
えーっと、今まで学園で使ったデッキは……
【コントロール奪取(反目の従者)】【ギミック・パペット(マシンナーズ・フォートレス)】【ハーピィ(エクゾディア)】
【蠱惑魔】【忍者】【異星の最終戦士(ウイルス)】【水属性メタ(炎属性)】【キュアバーン(アロマ)】
【暗黒騎士ガイア】【漆黒の魔王】【マシンナーズ(マシンナーズ・フォース)】【アンデット族(出なかったゲート・ガーディアン)】
うーん……下らないテーマデッキとか作ってみるか?
例えばそうだな、今スポーツをしているから、野球とかに関係したカードとか?
となると超熱血球児とか……ボールとかのモンスターとか?
いや、難しいだろこれは、必要カードにシナジーが無さ過ぎて無理過ぎる、ネタで使うには有りだが。
そんな事を考えてるといつの間にか熱気を感じたので辺りを見回してみる。
何かと思えば遊城とイエロー男子が暑苦しそうに燃えているが……はて、燃えるような相手だったか?
結局遊城はイエローの男子に負けた、イエロー男子の投げるボールを1度も打てずにスリーアウト。
次の遊城がピッチャーの時、3人も走らせ、先ほどのイエロー男子と勝負し、結果敗北てしまうという事になった。
ちなみにイエロー男子が打ったボールはクロノス教員に直撃してしまうというオチまでできた。
その後どうなったかは知らんが、試合は終了してイエローの勝利で終わった。
体育が終わり、のんびりと授業の教室に移動すると何故か万丈目が馬鹿にされていた。
何事かと思ったのだが、どうやら遊城に敗北した事で学園内での立場が悪化した為に馬鹿にされているようだ。
実に下らない、高が1回や2回レッド生徒に敗北した程度で馬鹿にするなど……この学園の無駄に高いエリート意識が悪いのだろう。
だからイエロー生徒もブルー生徒も嫌いなんだ、レッド寮に居て大正解だと心から思う。
レッド寮はエリート意識が殆ど無い、向上心が強い奴も多めだしプライドも薄めの奴が多いから実に楽だ。
一応、俺も相手を馬鹿にする事はあるがそれはからかうだけであって、虐めたり追い込む為ではない。
まぁあまりにも酷い場合はそうとは限らないが……基本的にからかうだけだ。
優越感に浸りたいと思ったり、相手を蹴落としたり、立場を落としたりする為にした事は無いな。
というか集団でのイジメとか元の世界を含めてもした事無いぞ、元の世界でも1人とか多かったし……虐められる側だったし。
うーむ……しかし今の俺は自尊心が高い方なのか? この世界の決闘者の実力が低い奴ばかりだからイマイチ判断できん。
元の世界が人外魔境だからな、自尊心や自信を持つ事なんてできない世界だったし……そもそもカードゲームが強くても偉くもなんとも無いし。
変に両方の知識を持っているからか、自分の判断基準がわからないな、困ったものだ。
とはいえ、カードが大量に手に入るような状態でなければどうなっていたのやら。
俺も、この世界の俺も虐められる状態になっていたのかもしれないと考えると……なんとも言えないな。
話が反れたが、俺が万丈目の状態に関しては無関心という結論だ。
別に万丈目と親しくも無いし、周りの奴を止める理由も無ければ興味も無い。
だが見ていて気分は悪いな、集団で1人を追い詰めるというやり方は。
そういえば今更だが、遊城に負けたのはクロノス教員も同じなんだが、それに関しては誰も何も言わない。
教員よりも生徒の方が標的にしやすいからだろう、イジメなんてそんなもんか。
止めない奴も同罪なんて言われる事もあるが、遊城に喧嘩を売って負けたのだからこれはある意味自業自得だろう。
一応俺が止めるのも構わないのだが、あのプライドの高い万丈目の事だ、俺が止めても手を振り解くだろう。
さて、どうしたものか……という事を考えていると万丈目は逃げるように出て行ってしまった。
今後、万丈目がこのイジメに負けずにのし上がる事ができれば良いのだが……アニメだとどうなるんだったかな?
俺の記憶が正しければ、万丈目はあんなにクール系というか、そういう感じではなくギャグキャラだった気がする。
どうしてあいつはあんな性格になったんだ? 授業中も万丈目の性格が気になってしまい、ボーっとして過ごしてしまった。
放課後、色々有ったがデッキを思考制作中なんだが、ネタデッキを作るかおもしろデッキを作るかロマンデッキを作るか……
いっそ滅茶苦茶ガチデッキを組むというのも有りなんだが、この世界だと確実に1KILLになるからしたくない。
元の世界基準で作ると強過ぎる、この世界基準で作ると弱過ぎる……加減が難しいな。
ギャグ用デッキを作ってみるとか? 偶には有りか、使うかは別にして作るだけ作ろう。
万丈目の状況を若干気にしながらも数日、水色が叫びながら教室に駆け込んできた。
なんでも万丈目が荷物を纏めて出て行ったとかなんとか……何が有ったんだ?
そのまま話を聞く限り、なんでも三沢という奴に負けたからとかという話が出ていた。
あのプライドの塊であるオベリスクブルー代表の万丈目が負けて出て行ったねぇ……
その後、明日香を捕まえて事情を訊いてみると、なんでも三沢と退学を賭けた決闘をして負けたという話だ。
しかも相手のデッキを捨てる反則までしたが、三沢は複数デッキの使い手らしいので問題無かったとかなんとか。
そして思い出した、複数デッキの使い手で三沢だったらイエロー男子の1年生成績がトップの奴じゃないか。
俺は2位なのだが、成績はテストの点数や決闘ばかりで決められるから上位の存在なんて気にした事無かったな。
そもそも俺が2位なのって体育の成績が並だからなだけだしな……他ではほぼ満点だし。
別に1位に興味なんて無いが、下に下がる気も無いので現状維持を続けていた。
ふむ、偶には1位を目指して真面目に体育してみるか? 面倒だからいいや、俺って向上心無いなぁ。
しかし1位の奴か……もう少し明日香から話を聞くと、万丈目が地獄の業火で焼き尽くすという発言から水属性デッキを使用したらしい。
そして遊城に勝つまでブルーに入る気は無く、対E・HEROデッキを作って遊城と戦うと言ったとかなんとか。
うーむ……正面からメタデッキを使うと宣言する奴もする奴だが、堂々と受けて立つと言う奴も言う奴だな。
俺がメタデッキを使うと堂々と言ったらどうなるんだろうか? 実力者という印象がかなり強いらしいから相手は怯えるかもしれないな。
俺が使ったメタは龍牙実習生に使った【蠱惑魔】【忍者】、枕田と浜口に使った【異星の最終戦士】【水属性メタ】
そして恵に使った【漆黒の魔王】だったな、それぞれ機能したかどうかは別にするが。
メタは楽しいが、やり過ぎもいかんかね? メタを張ると宣言すれば自分デッキの弱点を補うカードを入れられたら面倒だし。
話が反れたが、万丈目はどうなったのかね?
取り巻きの奴は逃げたとか言っていたが、実際はどうなのか……
可能性としては、敗北した恨みを晴らす為、力を付けて再び現れるとかだろうか?
さすがにメインキャラだっただろうキャラがこんなに早く消えるはず無いだろうしな。
ただ、今1つの問題が無ければ俺も万丈目が気になる程度で済んだんだが……
「さぁ、万丈目君を探しに行くわよ!」
「おーーー!」
「おーーーですわ!」
「……………………おー」
「……おい」
「どうしたの瑞貴?」
「どうしたもこうしたも、何故俺が万丈目を探す手伝いをしなければならんのだ」
「え? だって気になってるんでしょ?」
「否定はしないが、そうではなく何故俺が連れられているかというのが問題なんだ」
俺は明日香、恵、枕田、浜口の4人に連れられて万丈目を探す手伝いを力尽くでさせられている。
何故俺があいつを探さねばならんのだ、しかもこのまま探し続けるなら授業をサボる事になってまで……
「というか恵、お前は授業を無遅刻無欠席だと言っていなかったか?
こんな事でそれを捨てていいのか?」
「……別に拘わってな……い?
…………名前?」
「え、まだ呼んでなかったの?」
「機会が無かったからな」
「……………………」
嬉しそうな顔をされても困るぞ、別に特別な意味なんて無いんだから。
枕田と浜口が事情を明日香に訊いていて、あの時から今まで名前で呼ばなかった事を呆れられた。
仕方ないだろうが、恵が俺の部屋に来ても相手は1人だから呼ぶ時は おい とかで済んだんだから。
別に呼びたくないわけじゃないが、呼ぶ理由も無かっただけだ。
「で、どこに向かってるんだ?」
「校舎裏よ、あそこに学内から抜け出す穴があるのよ
そこから出てくるであろう人が予想できるから、その人と一緒に探すの」
「ふーん……まさかとは思うが、遊城じゃないだろうな?」
「あら、瑞貴も予想できていたのね」
「なら俺は帰る、あいつとはあまり関わりたくないんだ
確実に面倒になるからな」
「万丈目さんはどうするんですの?」
「お前らだけで探せよ、俺は降りるぞ
気にならないとは言わないが、そこまでして知りたい相手でもない
俺は別に万丈目と会話もした事が無いんだぞ」
俺は溜め息を吐いて4人から離れ、教室に戻る。
その俺の後から追いかけてくる恵は、どっちに行きたいのだろうか?
ちなみに明日香達に着いて行った理由を訊くと、俺が来るからと誘われたらしい。
で、その俺が行かないのなら自分も行かないと……お前の中で俺はどんな存在なんだ?
ちなみに授業には間に合い、恵の皆勤賞状態は続行、今後もできるのなら頑張ってもらいたい。
その後、何が起こったか明日香に訊いてみると猿が現れて遊城と会話して決闘したとの事。
どうやら遊城は猿の言葉を理解できるらしい、確か精霊を持っていたはずだから精霊が翻訳したのか?
動物実験の実験動物が猿で、その猿を助けたとかの話も出たが、どうしてそうなったのかさっぱりだ。
更に詳しく聞いてみると、枕田がその猿に攫われて崖端の木の上に置かれて人質状態だったとか……
高所恐怖症の俺は心から枕田に同情した、10枚ぐらい無料でカードを慰めに渡すぐらいには同情した。
ただ、突然渡されて俺を見る目が誰だこいつという感じとか、本物か疑うような視線だったが許した。
ちなみに、別の日に偶然出会った枕田にも話を聞いてみると、顔を赤くしてチラチラと遊城の方を見ていた。
どうやら吊り橋効果というか、危険な状態から助けてくれた遊城に恋愛感情を持ったらしい。
仕方ないので気になるなら決闘してくればと言ったらあたふたして逃げ出した……楽しい。
それでも遊城にその態度を全く見せないのはさすがである、これがツンデレか……めんどくさそうだ。
楽しいので枕田のデッキとシナジーは無いがジェムナイト・アイオーラと勝利の導き手フレイヤを渡しておいた。
ジェムナイト・アイオーラはアイオライトという宝石で石言葉は初めての愛、今の枕田にはピッタリのカードだろう。
勝利の導き手フレイヤは愛情や豊穣を司る女神だが、どんな人間だろうが神だろうが魅了した女神でもある。
意識した相手を魅了できるものなら彼女のように魅了してみろという意味を込めて渡した。
あと、ついでに魔導弓士 ラムールも渡しておいた、タロットカードにおけるThe Loversである。
正位置では恋愛や絆の意味を持つが、逆位置では虚空や失恋の意味を持つカードである。
この3枚のカードの説明をしたら顔を赤くしたり引き攣ったり泣きそうな顔になったり……おもしろい。
枕田ばかり贔屓するのもアレなので浜口の方にも数枚カードを渡そうかと思った。
しかしあいつに浮いた話は無いので、仕方なく剣闘獣でも使えるカードを渡す事に決めた。
このカードをどう使うか楽しみである、そんな気持ちを込めて……
ちなみに浜口は受け取ったカードを見て苦笑していた、使い道は自分でも考えるけど行き詰まったら教えてくれとも言われた。
浜口はトロそうな外見や性格をしながらちゃっかりしているので俺としても相手をするのが楽だ。
2回目のタッグ戦後も、お金が無いのですぐではなく回数を分けて買うと言い出したのはこいつでもある。
明日香みたいな借金生活を考えて泣きそうになっていた枕田とは違い、冷静に提案したのは素晴らしい。
質素な生活になったものの、借金にならなくて良かったと言っているのを聞いて明日香が凹んでいたがな。
明日香は2人にカードを渡す俺を見て、自分はと訊いてきたが……別に渡す理由が無いので渡していない。
orzの状態になった明日香を恵がつっついて、明日香に泣き付かれていた。
しかし恵は一切慰めもしないで明日香を置いて離れていった。
理由を訊いてみると、相手をするのが面倒だったからだそうだ、面倒だったなら仕方ないな。
ちなみに今更だが万丈目はどうなったのかと訊いてみると、船で島から出て行ったらしい。
どうせメインキャラだし、帰ってくるだろうから今は放置でも問題無いだろう。
そのまま時間が過ぎていき、気付けば冬休みへと突入した。
俺は実家へ帰り、妹の玲とデッキを弄ったりして特に何も無く過ごした。
連絡してみると明日香や枕田、浜口も実家に帰ったという話を聞いた。
ただ、明日香は親に借金をしているとは言えず、金が無いとも言えずで気まずい状態になったらしい。
愚痴られても俺は知らん、俺は明日香にカードを欲しければ買えとは言ったが無理に買わせた事は1度も無い。
あいつが勝手に買って、勝手に借金を抱えただけで何も指示もしていないのだから俺に愚痴られても困る。
恵は学園への居残り組、帰らない理由を訊いてみたら黙られたので深く訊くような事はしていない。
別に恵の家庭事情を聞いても楽しくないし、言いたくないのならば訊かない方がいい。
面倒事も減るしな……そういえばあいつ、俺と居ない時は何をしているんだ?
――――――――――――――――――――――――――――――
「……精霊のモンスター、遊城十代とハネクリボー……確認済み
……後者は禁止されている、前者は捕獲済み」
「……………………」
「……うん、できた……性格は悪そう」
「……………………」
「……消す?」
「……………………」
「……保管、了解………………――様は、帰宅した」
「……………………」
「……うん、大丈夫……我慢できる……」
「……………………」
「……任務、了解……―――姉様」
…………1人は寂しい、冬休み、早く終わって。
……――様に会いたい……卒業まで後2年半以上……長いけど、任務だから我慢。
………………それにしても、暇。
――――――――――――――――――――――――――――――
そんな冬休みも終わり、凄まじく面倒な一般授業の時間の体育の授業。
今回はテニスらしいのだが、この学園の授業は少々謎だ。
前は野球は男女に分かれるだけなら不思議ではないが、レッド男子とイエロー男子だけでブルー男子は居なかった。
なのだが今回のテニスは男女混合のレッド、イエロー、ブルー男子全員居る上に更に別の学年の生徒まで……不思議だ。
例えばそうだな……今現在、俺とラリーをしている奴とかかね。
「はっはっは! どうしたどうした!
その程度では僕に勝つ事はできないぞ!」
こいつ暑苦しくてうぜぇ……顔を見てなんとなく思い出した。
こいつの名前は忘れたが、デッキはテニスにちなんだバーンデッキの使い手だったはず。
カイザーと呼ばれる男と同等の決闘の実力と言われているらしいが、バーンデッキなら仕方ない。
この世界では初期ライフが4000、バーンデッキなら即焼きも十分可能だからな。
もしかしてそれで1KILLばかりしてるから実力が高いと言われているとかか?
何はともあれ、凄まじく暑苦しくて鬱陶しい先輩だというのは理解した。
だらだらとラリーを続けていると、突然何かに気付いたように動きを止めて別コートに走っていった。
どういう事なのかと見ていると、枕田&浜口ペアVS遊城&水色ペアで対戦していた遊城の打ったボールが明日香に向かっていた。
で、その玉を暑苦しい先輩は明日香を庇うように立ち塞がり、打ち返す。
ただし、打ち返した先はクロノス教員の顔面……確か前にも野球で同じような事が有った事をつい思い出した。
心配して明日香に駆け寄る枕田と浜口だが、明日香は大丈夫そうなので熱血先輩に礼を言う。
ちなみに熱血先輩の顔が良いからか、浜口がだらしない顔をしていたが……言わないでおいてやろう。
枕田も似たような顔になりそうになっていたが、遊城の事を思い出したのか頭を振っていた。
まぁそこまでなら別に問題は無いだろう、そこまでなら……
何を考えたのか、熱血先輩は明日香をナンパし始めるという謎の行動に出た。
明日香の手を取り、ブルーに明日香のような美しい生徒が居るだなんてとか……
一応言うが、傍には別の女子生徒である枕田と浜口も居る、この2人の容姿も全く悪くはなく、むしろ良い方だと俺は思う。
枕田は綺麗と可愛いの中間というところか、気の強い性格から考えると綺麗の方が近いだろうか?
浜口は可愛いと言うべき容姿だな、性格もあるが少々童顔なので綺麗という言葉よりは可愛いの方が似合うだろう。
明日香は綺麗であり可愛いという言葉は容姿からして合わない、美人なのもそうだろう。
だがしかし、あいつの性格を考えると……男らし過ぎてイマイチ美人という言葉と結びつかない。
女性にモテそうな性格をしているし、容姿も整っているので女子生徒には大人気である。
おかげで俺は女子生徒から睨まれる時もあるが、どうでもいいので無視している……強攻策に出てきたら潰そう。
熱血野郎はキザなセリフを言ったと気付いて、手を握っている事にも気付いた、どうやら無自覚だったらしい。
明日香の手を離して青春だとかなんとか言いながら高笑いをしながら戻ってきた。
テンションが物凄く上がった状態でやる気も出したらしいのだが、先ほどの失敗を引き摺っているのか動きが硬い。
適当なプレイをしてもバンバンと点が入り、結局普通なら勝てない相手なのだが勝ててしまったという……
なんというか、よくわからない体育になってしまったな。
その授業から暫く経ち、授業も全て終わって教室で昼寝をしていると突然遊城に捕まった。
何事かと思って訊いてみると、何故か俺と決闘したい奴が居るので相手をしてほしいと……意味不明だ。
しかし俺の腕力等はあまり強く無いので遊城に無理やり連れて行かれる。
更に詳しく訊いてみるが行けばわかると言われて強引にそのままだった……誰かこいつを止めろよおい。
というかお前、なんで体操着着てるんだよ、もう今日の授業全部終わってるのに。
そして到着した場所は先ほどまでテニスの授業をしていたグラウンド、何故ここに?
辺りにはテニスボールがいくつも転がっており、テニスの練習をした後なのだろう。
ここには明日香と枕田と浜口、昼にテニスの相手になった青春馬鹿、テニス部生徒と思われる女子数名に水色。
どうしてこんな状況になっているのか、全くわからん。
凄く微妙そうというか、複雑そうな顔をしている明日香に理由を訊こうとすると青春馬鹿が邪魔をしてきた。
物凄く嫌なのだが、遊城にこうなった原因をいい加減に詳しく訊くと……
なんでも、万丈目を見た奴が居るという話を大徳寺教員から明日香が聞き、それを遊城に伝えようと話しかける。
なのだが突然この青春馬鹿が邪魔をしてきて、何故か明日香と話している事で文句を言ってきた。
んで、遊城が困っているところに水色の奴が余計な事である、俺の方が明日香と親しいという事を青春馬鹿に暴露。
正確には枕田や浜口とその話をしているのを青春馬鹿が聞いていたらしい。
そこでどうしてそうなるのか、俺と決闘をしたいという話になったので、こうなった……水色貴様!
「はっはっは! 明日香君には僕のような男の方がふさわしいのだ!
君みたいな中途半端な男には似合わない!」
「いや、別に俺は明日香とそういう関係じゃないんだが……」
「僕と決闘だ瑞貴君!」
「名前で呼ぶな」
「僕と君とで、明日香君のフィアンセを賭けた決闘だ!」
「どうしてそうなった……というか話を聞けよお前、嫌に決まってるだろうが」
フィアンセってなんだよおい、俺は明日香と恋愛関係にも夫婦関係にもなる気は無いぞ。
とか思っているのだが、外野はそうは思っていないらしい。
枕田と浜口はキャーキャー騒いで盛り上がり、遊城は明日香にフィアンセの意味を訊いており明日香は呆れていたりだ。
あと……テニス部女子の視線が痛い、絶対に俺に勝てという視線を向けるな、止めろよお前ら!
「さぁ瑞貴君、僕と汗と青春の決闘だ!」
「俺はどっちも嫌いだよ、いい加減に話を聞けよてめぇ、それと名前で呼ぶな貴様」
「さぁ早く準備をしたまえ!」
……俺、こいつ嫌いだ。
――――――――――――――――――――――――――――――
な、なんだか巻き込んじゃったみたいね。
どうしてこうなったのか、私にもさっぱりなのに瑞貴はもっとさっぱりでしょうね。
あの人も……綾小路先輩だったかしら? フィアンセなんて冗談言わなくてもいいのに。
「さぁ、決闘だ!」「…………はぁ、決闘」
すっっっっっごく嫌そうな顔をしながら仕方なく決闘をする瑞貴。
不機嫌だし、無理やりだったから酷いデッキを使わなければいいんだけど……
「明日香様をめぐって二人の殿方が決闘だなんて……素敵過ぎます!」
「その片方が堅守の奴じゃなければだけどねー」
「バカバカしい、付き合いきれないわ……」
とはいえ、仮にもカイザーに勝るとも劣らないと噂される綾小路先輩の実力は気になる。
いったいどんなデッキを使うのか……瑞貴に勝てる程の実力はあるのかしら?
「僕の先行だ、先手必勝!
僕は魔法カード、サービス・エースを発動するよ
自分の手札から1枚選択し、そのカードの種類を相手は選ぶカードなんだ
このカードは魔法カードか、それとも罠カードか、はたまたモンスターカードか……
見事に当てる事ができればOK、だがもし外したら……君は1500ポイントのダメージを受けるギャンブルカードさ」
「なんでもいい……まほーかーど」
「いいのかなぁ? 本当にそれで
今ならまだ変えてもいいんだよ?」
「どーでもいい」
めんどくさそうね……当たり前だけど。
「ふふ、このカードはモンスターカードだ!
サービスエースの効果により僕の選択したカードは除外される
さぁ瑞貴君、君には1500ポイントのダメージを受けてもらうよ!」
カードから光線が発射され、瑞貴に直撃……あの瑞貴がいきなり1500ものダメージを受けるだなんて……あら?
ちょっと、瑞貴の場に何故かモンスターが?
「15:0、僕の先制点だ……ん?」
「はぁ……手札から冥府の使者ゴーズの効果を発動
自分の場にカードが1枚も存在しない時、このカードはダメージを受けた時に特殊召喚される
効果ダメージにより特殊召喚された場合、受けたダメージと同じダメージを相手に与える
残念ながらすぐに返されて15:15だな」
ゴーズは持っている剣を投げ、綾小路先輩に突き刺さり、1500のダメージを受けた。
ダメージはお互いに1500同士、お互いにライフも2500ね。
「く……やるね、僕はカードを1枚伏せて、ターンエンドだ」
「ふぅ……ドロー
カードを3枚伏せて、ターンエンド」
「こ、攻撃しないのかい?」
「攻撃するとライフが0になってしまうので、特別に攻撃してあげないであげましたが何か不満でも?
負けるかもしれない状況を、態々仕方なく哀れみを込めて何もしないであげたのに、何か不満でも?
どうしても攻撃してもらって敗北したいのであれば、心から同情の感情で攻撃しますが、何か不満でも?」
「い、いや……そこまで言わなくてもいいんじゃ……」
「何か、不満、でも?」
「な、無いから、大丈夫だから!」
苛立っているだけにかなり口が悪いわね。
あの感じだと伏せカードで何かしていますって誘っているようなものだから当たり前かしら。
翔君は攻撃しない事を不思議がっていたけどね。
「では僕のターン、ドロー!
もう1度……魔法カード、サービスエースを発動する!
さぁ、もう1度僕のカードを当ててもらおうか!」
「答える前に罠、リフレクト・ネイチャーをはつどー
このターンに自分が受ける効果ダメージは相手にダメージを与える効果になるー
早い話、今俺が間違えたら自爆するって事だなー」
「な、なんだってぇ!?
……ところで君、もうちょっとシャキッとできないのかい?」
「こんな下らないのに巻き込まれてやる気なんて出るかよ」
「嘆かわしいねぇ……」
「どーでもいーですよーっと、んじゃまほー」
「うぐ、僕の選択したカードはモンスターカードだ」
「んじゃ、リフレクト・ネイチャーの効果でダメージをプレゼントな」
「ぐわぁああ!」
なんか、自分のカード効果でダメージを受け続けるって……悲惨ね。
瑞貴なんて欠伸までしてやる気の欠片も無い態度なのに。
それにしても、効果ダメージを跳ね返したりするカードばかりね。
まさかあのデッキって……
「く……ターンエンドだ」
「30:15とリーチに入ったけど大丈夫なのかねぇ?
俺のターン、ドロー……ターンエンド」
「ま、また……」
攻撃しないわね、どうしたのかしら?
「僕のターン、ドロー!
魔法カード、強欲な壺を発動し、デッキからカードを2枚ドロー!
(これ以上待っても攻撃してこなさそうだな……)
僕は魔法カード、スマッシュエースを発動!
僕はデッキの一番上のカードをめくり、そのカードがモンスターカードだった場合
相手に1000ポイントのダメージを与えるカードさ」
なんだかそんなカードばっかりね。
しかも今までのカードって、運が良ければ1ターンで相手のライフを0にできそうだし。
あんなカードばかりを使ってるなら勝率が高くても不思議じゃないわね。
「僕の一番上のカードは……モンスターカードだ
このカードを墓地へ送り……さぁ、今度は守りきれるかな?」
カードから発射された光玉は瑞貴に直撃、瑞貴のライフが1000削られて残り1500に……あら?
こ、今度はライフが回復してるんだけど、どういう事なの?
「ど、どういう……」
「手札からガード・ペンギンの効果を発動
自分が効果によりダメージを受けた時、こいつを特殊召喚して受けたダメージ分のライフを回復する
ガード・ペンギンを守備表示で特殊召喚し、ライフが回復して俺のライフは2500のままだ」
「そんな馬鹿な……」
なんだか、お互いに1度もバトルフェイズに入っていないのにライフが勝手に減っていくわね。
そして瑞貴も通常召喚なんて1回もしていないし、出したモンスターも両方相手依存で特殊召喚されたモンスター。
どう考えても、完全に対策されているわね。
「ぐぐぐ……だがそんなにガードするカードは多くないはず!
僕はもう1枚、スマッシュエースを発動する!
僕のデッキの上のカードは……モンスターカード!」
今度はどうなのかしら?
「効果によるダメージを受けたので、手札のダメージ・メイジの効果発動
効果はガード・ペンギンと全く同じ効果なので省略、守備表示で特殊召喚」
「………………な、何故こんな事に?」
「終わりか?」
「う……ターンエンドだ
(ま、まだ大丈夫だ
僕の伏せカードは相手モンスター1体の攻撃を無効にし、相手に1500ポイントのダメージを与えるレシーブエースのカード
もしあのゴーズというモンスターが攻撃してきても、これでダメージは回避できる
更に攻撃力600のダメージ・メイジで直接攻撃をされても僕のライフは残る)」
「俺のターン、ドロー、ターンエンド」
ま、また攻撃しないの? というか2ターン連続でドローするだけで終わってるじゃない。
本当にそんな戦い方で勝てるのかしら?
「アイツ勝つ気あるのかしら?」
「さすがにあると思いますけれど……なんだか嫌な気持ちになりますわ」
「え、ももえさんどうして?」
「あのデッキ……多分ダメージを与える効果を持つカードの効果が発動された時に、効果を発動するカードばかりですわ
ダメージを受けて手札から特殊召喚されたり、受けたダメージを反射したり……そんなカードばかりですもの」
「そういえばももえの前のデッキはそういうダメージを与えるデッキだったものね
あの時に使われてた可能性もあるのね……」
ジュンコもももえも、あの時の決闘を思い出して嫌そうな顔をしてるわ。
まさかあんな対策されているデッキを使うだなんて思わなかったものね。
「ぼ、僕のターン、ドロー!
これが最後だ、魔法カード、サービスエースを発動!
さぁ、僕の手札のカードを当ててみるんだ!」
「罠カード、レインボー・ライフを手札を1枚捨てて発動
このターン終了時まで、俺の受ける戦闘・効果ダメージはダメージを受ける代わりにその分のライフを回復する
で、そのカードは魔法カードな」
「回復……まで……このカードは、罠カードだ」
「じゃあ1500回復だな」
これは酷いわね、瑞貴のライフが4000まで回復してしまったわ。
対する綾小路先輩のライフは1000……あの伏せカード1枚でどうするのかしら?
「ターン……エンドだ」
「俺のターン、ドロー……いい加減に終わらせるか、面倒だし
冥府の使者ゴーズで直接攻撃をする」
どうやら飽きたみたいね。
「罠カード、レシーブエースを発動!
相手モンスターの攻撃を無効にし、相手に1500ポイントのダメージを与える!」
「速攻魔法、痛魂の呪術を発動
自分にダメージを与える効果を相手が発動してきた時に発動できる
その効果によるダメージを、自分の代わりに相手が受ける」
「……へ?」
ゴーズの投げた剣が吹き飛ばされ、瑞貴に当たりそうになった時にゴーズが立ちはだかり剣を掴み取る。
そしてそのまま飛び上がり、綾小路先輩に頭からまっすぐ貫いた……これ、現実にしたらグロテスクなんてものじゃない攻撃方法ね。
何はともあれ、瑞貴のライフは4000、綾小路先輩のライフは0となってこの決闘は終了ね。
「く、負けた……」
落ち込んで四つん這いになってるわ。
ジュンコ達は喜んでるけど、テニス部女子達は痛ましそうな顔で心配している。
瑞貴はやっと終わったという感じで面倒そうにして帰ろうとしてるわ。
「く、ぇぐ! この僕が負けたぁ!?
うわーーーん! うぉーーーーーーうぅぉあぁぁあん!」
綾小路先輩は、号泣しながら走り去って行った……1回負けたぐらいでそこまで泣かなくても。
しかもみんな見ている前だから、私も含めて驚くやら呆れるやらで唖然として見送ってしまった。
ちなみに綾小路先輩を慕っているテニス部女子達も唖然としている、殆ど負けた事が無いとあんなのになるのかしら?
「そういえばアイツが勝ったのよね?」
「という事は明日香様のフィアンセに?」
「ねーよ」
「「きゃぁあ!」」
「……驚くなよ」
いつの間にか瑞貴もこっちに来ていた。
相変わらず嫌そうな顔をしながらだけど。
「ねえねえ、明日香さんのフィアンセにならないの?」
「巫山戯るなよ水色、その頭をコザッキーにでも改造してもらって死んでから出直せ」
「酷過ぎッス!」
「なぁ瑞貴、フィアンセって婚約者って意味なんだよな?」
「余計な知識を……お断りに決まってるだろうが」
「どうしてッスか?」
別に瑞貴と婚約者になりたいわけじゃないけど、即答されると……
その、女としてのプライドが……ねぇ? アレじゃない?
「はぁ……こんな他人が勝手に決めた婚約者だなんて誰が喜ぶんだ、脳内に何か沸いてるんじゃないのかお前
他人が勝手に決めた婚約者なんかを明日香が喜ぶと思うのか? 自由意思も無いのに、迷惑以外なんでもないだろうが
そもそも俺だって今は結婚だのなんだのとかを考える気は無いし、明日香の意思は知らんが多分無いだろう
そんなに騒ぎたいのなら別の、付き合ってる奴とかで騒ぎ立てればいいだろうが
当然本人達に騒いでいいかとか確認してからにしろよ、当人達の迷惑になって別れたりするなんてなったら哀れだしな
当たり前だが、高が1回の決闘で婚約者を決めるだなんて話、俺も明日香も迷惑だ」
なんだかんだで、考える事はちゃんと考えてるのね。
女の子を平然と部屋に居座らせる割には真面目なのかしら?
そもそも私達は友達なのに恋人とかみたいに言われるのは確かに困るわね。
ギクシャクしちゃって離れるだなんて嫌ですもの。
翔君は勿体無いとか言いながらブツブツ言っていて、十代は迷惑なら仕方ないとアッサリと納得。
ジュンコは割と真剣に聞いているけど、誰か気になる人でもいるのかしら?
ももえは一応ちゃんと理由とかも有り、お互いに迷惑にならないようにと考えている事に驚いていたわ。
「ちなみにだけど、アンタは明日香さんの事どう思ってるの?」
「ジュンコ!?」
「(一応)友人(であり借金を取り立てる必要のある奴)、それ以上でもそれ以下でもない」
「……あ、そう」
まったく、何を訊くのかと思ったら……瑞貴はちゃんと友人だって言ってくれたわ。
もし好きだとかなんだのとか思っていたらと思うと……どうなのかしら?
別に瑞貴の事は嫌いじゃないけど、誰かと恋愛だなんて考えた事無かったわね。
……まぁ別にいいわね、今はそんな事に興味なんて無いし。
「じゃあもう俺は帰るぞ
こんな勝手に婚約者を決めるだなんて下らない決闘、二度としたくない」
心から嫌そうに、吐き捨てるような態度で帰る瑞貴。
うーん……なんだか嫌な事が昔有ったのかしら?
でも私達、まだ高校1年生だし、恋愛とか結婚とかまだまだ先の話なはずだし。
気が向いたら今度訊いてみようかしら?
ちなみに後日聞いた話なんだけど、綾小路先輩は崖で号泣しながら決闘なんて大嫌いだと叫んでいたとか。
そして部活のテニスでもなんだか燃え尽きたみたいな状態で、心配する部員達の前で再び号泣。
なんだかやる気とか根刮ぎ無くなった感じで無気力になって、少し早いけど部活を引退したらしいわ。
多分、あんな負け方をしたの初めてなんでしょうね……でも情けなさ過ぎよ。
ジュンコとももえなんてもっと酷い負け方をしたんですもの。
「という事らしいんだけど、どうするの?」
「知るかよ、勝手に向こうから挑んできて、俺にアフターフォローをしろと?
お断りに決まってるだろうが、バカバカしい
枕田と浜口の時はやり過ぎたと自覚しているから追い打ちはしながったが
アレは勝手に遊城に嫉妬して、水色の誘いに乗り、俺に無意味に挑んで負けただけだ
しかも人の話も聞かずにボロ負けして大泣き……これをどうフォローしろと?」
「……そりゃそうよね」
瑞貴が対策デッキを使ったからとも言えるけど、行動は全部自分で勝手にやらかしただけなのよね。
瑞貴だって最初から断っていたし、私とそんな関係になる気も無いって言っていたものね。
それでも挑んだのは綾小路先輩だし、瑞貴の使用デッキ以外でフォローできないわね。
「…………婚約したの?」
「してねぇよ、というかいつの間に現れたんだ恵?」
「…………今」
確かに教室で話してたから来ても不思議じゃないんだけど、いつの間に……
「…………誰とも結婚しない?」
「少なくとも学生の内にする気は全く無いな
それ以降はそれ以降になった時に考える」
「……………………」
恵は今どういう気持ちなのかしら?
瑞貴に好意はありそうだけど、恋愛感情って感じはしないのよね……
「………………ならいい」
恵はその後は普段通りになったわ。
どういう事を考えたのかしら?
っと、そろそろ次の授業が始まるから準備しないとね。
――――――――――――――――――――――――――――――
泣き虫戦から数日、ある噂が流れていた。
なんでも夜中にブルー生徒を標的にした決闘をしている大男が存在するとかなんとか。
とはいえ、俺はイエローなので別に問題無いのだが……賭け決闘であるアンティルールでしているらしい。
そしてブルー生徒は負けまくり、まぁこの世界の決闘基準が低いので不思議でもなんでも無いがな。
ブルー生徒が援軍とか使っている時点でお察しというところだ……悪いカードではないのだが、突進ですらない。
残りライフが少ない状態でも高圧的な態度は変わらず、負けそうになっても結局勝てたのなら相手を馬鹿にする。
ブルー生徒以外には道の真ん中を歩いていると譲れとか、立場を弁えろとかとかまで言っている始末である。
そんなのを集団で当然のようにしているので恨みを買わない方がおかしい。
だからブルー生徒が狩られるのも仕方ない気もするがな……
まぁ、俺も恨みを買うような事をしている自覚はあるので狩られる可能性は高いかもしれない。
突然夜中に決闘を挑まれる可能性もあるが、そうなったら逃げればいい。
もし逃げる事ができないのならば、そういう時にこそ1KILLデッキとかを使うだけである。
恨みを買っている自覚はあるが、狩られてやる気は当然全く無いので返り討ちにするだけだ。
別にそいつの正体を暴こうという気も無い、更に恨みを買うだけだろうしな。
素直に返り討ちにしてそのまま帰る、また挑まれてもまた返り討ちにするだけだし。
ぶっちゃけ、正体を暴いても後始末が面倒なだけだけどな。
俺の感想はさて置き、そのブルー狩りの被害はそこそこ多そうだ。
標的は態度がでかい奴、見下している奴ばかりなのでそれらの被害者である可能性が高いな。
俺個人の感想を言えば、そいつらが消えてくれるのは大歓迎だ。
俺の面倒事が減るからな、実際結構鬱陶しいし。
それから更に数日後、ブルー狩りは無くなったという話を聞いた。
誰が何をして消えたのかは不明だが、アンティで賭けたカードは戻ってきたらしい。
これでブルー生徒も誰かれ問わずに大きな態度を改めてくれると嬉しいんだが……無理だな。
………………
…………
……
今日は明日香の昼飯の為、面倒ながらも購買部まで来た。
一応自炊はしているらしいのだが、明日香の料理の腕は……お察し。
別に悪いわけではないのだが失敗する事も多く、一応浜口にも教えてもらっているらしいのだが上達するのは遅いようだ。
枕田も一緒に頑張っているらしいが、こちらの方が上達が早いらしい、明日香は残念。
まぁ枕田の事だから多分、ドローパンばかり食べてる遊城に弁当を渡そうとしているのだろう。
先日はこいつらに、婚約だの恋愛だのという話をしたが、片想いの奴なら話は別だ。
精々頑張って俺を楽しませてもらいたい、一応は応援してやる。
という感じで枕田の初恋は浜口と一緒にからかったりして楽しんでいる。
その枕田は顔を赤くしたり黙ったり、だがそれでも遊城に絶対そんな態度は見せないで普段通りにしている。
ある意味凄い奴である、そのツン状態から卒業まで続けて楽しませてほしいものだが……まぁその前に告白とかするだろう。
何か楽しそうな切欠でも有れば告白するんじゃないか?
しかし購買がなんだか騒がしいと思ったのだが、なんでも1日1個限定の黄金の卵パンが盗まれているらしい。
学園で飼われている黄金の鶏が1日に1個だけ産むという黄金の卵を使ったパンらしいが……黄金の鶏ってなんだ?
俺は別にその卵パンに興味は無いのだが、明日香は食べたいらしく結構狙っている。
のだが……遊城が20回連続でそいつを手に入れているので黄金の卵パンが食べられなくてやきもきしている。
今日こそはと思っていると、最初に戻って盗まれている話が出てきたという事だ。
「そういえば俺も偶にはドローパンを食べてみるかな」
「黄金の卵パンも無いのに?」
「別に特別品だとか、高級品に興味は無いからな」
正確には高級品の良さというのが理解できない為、どちらかと言えば苦手だな。
明日香はドローパンを2つ買い、俺も試しだが2つ買ってみた。
さて、何が出てくる事やら……
「あら、ショコラパンね、これ大好きなのよ
って、瑞貴? なんだか嫌そうな顔だけど……」
「…………ステーキパン」
「嫌いなの?」
「肉は嫌いじゃないんだが、ステーキはあまり好きじゃない」
なんというか、高級感っていうのか? そういうのがどうしても好きになれないんだよな。
それにステーキの肉は固いものが多いし、高い肉は柔らかいのかもしれないが、別に特別食べたいという気も無い。
案の定、そこまで値段の高い肉を使っていない事もあり、固めで食べにくいし……味は悪くないが、どちらかと言えば嫌いだな。
「大丈夫? あ、ぶどうパンじゃない、これも好きなのよね」
「……………………唐辛子パン……だと?」
全身に鳥肌が立ち、背筋に悪寒が走る。
俺は辛い食べ物は食べられない……カレーで例えるのなら辛さ2でも限界でそれ以上は全く食べられないぐらい。
そんな俺が唐辛子なんて食べたらどうなるか……危うく戻しそうになるところを水で無理やり流し込む。
「あの……大丈夫?」
「うぇ……無理……食べられん……」
「なに泣きそうな顔してるのよ、本当に大丈夫?」
全く大丈夫じゃない、具体的には涙目になるぐらいには!
ドローパンって地雷の宝庫なんだな、正直に言うと二度と食べたくない。
なんだろう、自分の運の無さというか、そういうのを改めて自覚させる為のモノじゃないのか?
一応食べかけの唐辛子パン、元の世界では1人暮らしだったので食べ物を捨てるという選択肢は無い。
食べ物を残すなんて事はしたくないのでできれば食べたいのだが……体が受け付けないので困ってしまった。
「えっと、私のパンと交換する?」
「いいのか?」
「ええ、私のも食べかけだけど、それでもいいのなら」
「助かる、心から助かる……気が向けばまたドローパンを食べようかどうか考える可能性が僅かに出るかもしれない程度には」
「それって全く凄く聞こえないけど、瑞貴的には凄いんでしょうね
私は唐辛子パンは嫌いじゃないし、大丈夫だから交換しましょ?」
俺の唐辛子パンを明日香に渡し、明日香のぶどうパンを受け取る。
口直しという事でさっさと食べてしまう……そういえば間接キスか、別にどうでもいいな。
明日香の方は気付いてすらいないで平然と唐辛子パンを食べきった……何故こんな辛いのが食えるのだろうか?
しかしまぁ……周りで俺達を見ている奴らはどういうつもりなのかね?
別にパンの交換なんてそこまで珍しくないだろうに、何故注目しているんだ?
えーっと……ああ、明日香とパンを交換して間接キスをしたからか?
その程度の事で気にするなんて、そんなに凄い事なんてしていないだろうにな。
しかし視線は鬱陶しいのでさっさと俺は購買から出て行く。
なお、夕方ぐらいに黄金の卵パンの犯人を捕まえるから協力してほしいというメールが明日香から届いた。
当たり前だがお断りした、遊城達も一緒なので余計に嫌だしな。
後から話を訊くと、ただ黄金の卵パンを食べたくて1年間山に篭ってドローの練習をしていた生徒だとか……
ちなみに当然だが留年、1歳年上の同級生ができてしまった……何故かブルーのまま復帰できたらしい。
どんな手段を取ったのかサッパリだが、ドローの修行って不思議で仕方ない。
なお、犯人が捕まったので後日ドローパンを明日香が買ったら黄金の卵パンを入手できたらしい。
俺は一応1個だけ買ってみたが、ハンバーグパンだった……レタスとか入れてハンバーガーでいいんじゃないか?
………………
…………
……
ドローパン事件から少し時間は飛んで1ヶ月程。
普段通りの日常を過ごしていたのだが……なにやら騒ぎが起こっていた。
何事かと訊いてみると、初代決闘王の武藤遊戯のデッキがこの学園で展示されるという話。
この世界の人間ならきっと心から楽しみなんだろうが、俺からすればそこまでレアでもなんでもない。
元の世界でも有名なキャラクターでDMの主人公なのだが、こっちに来たら伝説とまで言われてる。
最終戦の武藤遊戯VS王様の決闘は、記憶が薄れた今でも覚えているぐらいの名勝負だった。
のだが……別に会いたいわけではないが、本人も居ないで戦うのでもないのにデッキだけ見ても虚しいだけだ。
明日香に誘われたものの断り、イベントで騒がしくなる事を考えて静かに展示会前日を過ごした。
そして展示会当日……予想通り賑やかで騒がしくなった。
煩いと思いながら見ていると、会話の中に昨夜の決闘は凄かったとかなんとかという話が聞こえた。
いったい何の話かと思えば、明日香から話を聞けば深夜に展示されている武藤遊戯のデッキを見たくて侵入。
そしてケースが破壊されていて探してみればデッキを盗んだ奴と遊城が決闘をしていたと……
しかもその戦いを見ていたくてそれを放置、最終的には遊城が勝利してデッキは返却された。
んで盛り上がった決闘で今も興奮している奴が何人も……という事らしい。
なんというか、深夜に侵入してデッキを見ようとするお前やそいつらもアレだな。
だが盗んだ奴もどういう考えで盗んだのやら……最終的に返却しただけマシか。
昨夜の決闘で盛り上がったせいか、この事を学園に報告する気も無いようだ。
俺はその犯人を知らないから報告もできないし、俺には関係無いから詳しくも訊かなかった。
相変わらず事件や揉め事に事欠かない学園だこと、深い深い溜め息を吐きながら、俺はさっさと帰る事にした。
「今日の最強カードは……冥府の使者ゴーズにでもするか
攻撃力2700、守備力2500、LV7の闇属性・悪魔族のモンスターだな
自分の場にカードが存在しない時にのみ効果を発動できる
相手のコントロールするカードによって自分がダメージを受けた時にこいつは手札から特殊召喚できる
そして受けたダメージが戦闘ダメージだった場合、自分の場にLV7の光属性・天使族の冥府の使者カイエントークンを1体特殊召喚する
このトークンの攻撃力・守備力は受けた戦闘ダメージと同じとなる
効果ダメージの場合、受けたダメージと同じダメージを相手に与える
一時期制限カードを経験した強力なカードだ
このカードの存在を警戒せずに攻撃してきた場合、攻撃力2700とトークンがいきなり出てきて返り討ちになって負けるというのはよくある話
とはいえ、効果ダメージでの特殊召喚なんて滅多に見ないんだよな……」
「見た目は戦士族なのに、悪魔族なのね」
「お前は戦士族に拘わり過ぎじゃないか? 別にいいけどさ
とはいえ、破壊と同時にダメージというカードも増えてきている現在は発動率も上昇しているらしい
相手の場が1枚の時に破壊とダメージを同時にするカードを使う時にも、注意しておかなければならないな
……なんだか、久しぶりに本当に最強カードっぽいカードを紹介した気がする」
Q.実際、野球の時のブルー男子と女子はどこに?
A.さぁ……どこで何をしてるんでしょうね?
Q.ボールモンスターとか、するの?
A.多分しないでしょう、よほどアホみたいな決闘じゃない限りは。
あと、単純にそれらのカードでデッキを組むのも大変なので作者的にも困ります。
Q.瑞貴の性格とかその辺りの話に関して
A.態度が悪い、口も悪い、性格も悪い瑞貴ですが別に無差別に悪くしているのではありません。
教師等には最低限の礼儀はしますし、敬語だって使います。
例えば明日香のように借金等の理由により立場が下の相手でも理由も無く悪く言う事はありません。
十代は原作主人公だから関わりたくないだけであり、本人の性格は嫌いではありません。
なので遠ざける為に彼には悪い態度等をする事が多く、近付かれたり一緒になる事を嫌っています。
少なくとも、アニメブルー生徒のように寮で格下だからと無差別に見下したり馬鹿にするような態度はしていません。
まぁ、そもそも普段の態度や口が誰にでも悪いのでそう見えないだけですけど……
Q.瑞貴は万丈目が気になるの?
A.アニメキャラだからという理由だけですね、彼個人に関してはそこまででもありません。
どちらかと言えば関わりたくない相手というのもありますしね。
Q.学年2位の瑞貴の実力!
A.高校生の筆記テストとかで順位が低ければ情けないですね。
本人は努力しているつもりはありませんが、授業は最低限は受けていますしテスト前もちゃんと勉強はしています。
どこかの誰かと違って、神棚に死者蘇生を置いて祈るとかのアホみたいな行動はしません、勉強をする方がマシですからね。
2位なのは身体能力は運動嫌いから低めなので体育の成績が並だからですね。
筆記と決闘に関してはほぼ毎回満点ですので2位という立ち位置になります。
ちなみに明日香は上位30位以内、恵は目立たない状態をやめたらしく10位以内に入っています。
恵が目立たないのをやめた理由? ご想像にお任せします。
Q.同情にてジュンコがカードを入手した!
A.何のカードなんでしょうね、作者は黙ります。
しかし想像してみてください、崖の端に立つ1本の崖の外に向かって曲がった木を……
そんな場所に置いていかれた時の状況を……恐怖でしかありません。
瑞貴でなくとも同情します、きっと誰でも同情します。
Q.ジュンコが十代を……
A.どうしてアニメ内でアレで十代に好意を持たなかったんでしょうね?
という事でこの作品では彼女は十代に好意を持っております。
吊り橋効果と自分を助けてくれたで惚れたっていいじゃない。
この2人が恋人同士になるかは……まぁ、お楽しみという事で。
Q.ジュンコに渡した3枚のカードが……
A.反応を楽しむ為と、一応瑞貴なりの応援のつもりです。
応援する理由はアレです、もし恋人とかできたら十代がおとなしくならないかなぁ……という打算も少々。
一番はやはり楽しいからですけどね、瑞貴が。
Q.ももえにはどんなカードを渡したの?
A.それは今後出るでしょう、なので秘密です。
まぁただ……普通は使わないカードですね。
無料で貰えたんだから使うかどうかは別にしてもいいんじゃないでしょうか?
Q.冬休みってどういう事?
A.アニメ上でもですが、舞台は9月から新学期で7月に卒業の学園です。
TF1では違う? TFキャラも出ますが世界観はアニメ基準なのでご了承ください。
つまり普通に冬休みに突入し、新年の後に1月から授業再開、テニスの話になります。
しかし……3月に中学卒業後の高校入学組は9月の入学まで何をしているんでしょうね?
Q.冬休み、視点変更になったのは誰で、何の話?
A.さて……それは秘密です。
誰かはわかるかもしれませんが、それ以上は言えません。
Q.テニスの授業、謎の男女混合学年全員
A.不思議ですね、でも実際アニメでそうだったのですから仕方ない。
アニメで何故か3年生の綾小路……フルネーム忘れましたけど、彼が登場します。
体育の授業で男女混合はまだしも、別学年も参加とは……相変わらず不思議な学園です。
Q.珍しい、瑞貴の3人娘への褒め言葉
A.ただし口には出さない、それが瑞貴。
悪口ばかりではなく、褒め言葉も口に出せば彼の嫌われ具合も少しは良くなるんですけどね……
とはいえ、実際に3人の容姿は全く悪くないので悪く言う理由もありませんね。
別に容姿について悪く言った相手は今までいませんが……
Q.明日香に好意を持つ女子に睨まれる瑞貴
A.明日香だから仕方ない、でも無視する。
ちなみにコレ関係で作中で何かが起こる予定は無いので期待しないでください。
……要望が多かったら、気が向いたらするかも?
Q.凄まじく暑苦しくて鬱陶しい先輩→暑苦しい先輩→熱血先輩→熱血野郎→青春馬鹿→泣き虫
A.段々と相手を嫌いになっていく見本。
水色程度で済んでいる翔の方がマシかもしれない。
Q.今回の瑞貴のデッキは?
A.【バーンメタ】でしょうか?
効果ダメージを反射、吸収、無効系のカードばかりを入れたタイプのデッキです。
フルバーンメタなので攻撃をしなくても相手が勝手に死んでくれます。
最後のターンに攻撃したのは、十中八九攻撃無効かバーンカードだからと予想したからですね。
まぁ……普通に決闘したら負けます、当たり前ですけどね。
Q.そういえば瑞貴は最初から相手のデッキがわかっていたみたいだけど?
A.一応有名どころのデッキは把握しているようです。
カイザーとかも当然研究済み、今回の相手も一応有名なのでデッキ内容を知っていました。
ちなみにアニメに登場するキャラで瑞貴の天敵は神楽坂、コピーデッキの使い手なので自分が相手になった場合何をしてくるか分からないので苦手としています。
まぁ、その場合は普通のデッキで戦えばいいだけの話ですけどね。
それにしても、今回の相手はアニメでカイザーに勝るとも劣らないという噂だったらしいんですけど……本当にどうやったんでしょうね?
瑞貴の言う通り、バーンカードばかりを使って勝っていたんでしょうか?
Q.全くやる気の無い瑞貴
A.やる気が出る理由が無いので仕方ないですね。
なに、明日香をフィアンセに貰えるんだからやる気ぐらい出るだろうって?
恋愛感情を持っていない相手を婚約者に貰っても嬉しくないでしょう。
美人だからって? いやさすがにそれだけの理由で婚約なんて無いでしょう。
それに瑞貴には自分は元の世界に戻り、この体の持ち主にはちゃんと体を返すつもりなので結婚とかできません。
気付いたら何年も時間が過ぎていて、知らない人と結婚しているとか怖すぎるでしょう。
ただ……瑞貴も諦める時は来るでしょうね、いつかこの世界に永住する気持ちを固める可能性もあります。
その可能性も本人は考えているようなので、卒業したらその辺りを真剣に考える予定のようです。
学生時代はどうするかって? 精々恋人までなら考えるだけ考えるんじゃないでしょうかね?
Q.レシーブエースに痛魂の呪術は使えるの?
A.痛魂の呪術はダメージステップには発動できないカードですが、ダメージステップではありません。
レシーブエースは炸裂装甲や魔法の筒のようなバトルステップに発動するカードだと思われます。
よって痛魂の呪術は発動可能というように判断しました。
Q.綾小路が負けてテニス部女子が痛ましそうな顔で心配している
A.内心は瑞貴が勝って喜んでいます、最初の瑞貴への勝てという視線は間違っていませんでした。
が、明日香は恋愛感情に対して鈍いので気付けなかったようです。
まぁ、その後の綾小路の暴走を見てそれらの感情が冷めてしまったかもしれませんがね……瑞貴は悪くない、はず!
Q.瑞貴の結婚への価値観
A.瑞貴、実は純愛派。
言動とか色々とアレですけど、実はロマンチストです。
少年漫画みたいな恋ではなく少女漫画みたいな恋をしたいタイプ。
なお、本人は無自覚なので言っても否定します。
現実も考えており、ちゃんとしっかりと恋愛した後に金銭面等も真面目に考えて真剣な気持ちで結婚とかをしたいと考えているタイプ。
それらが妙に矛盾しているので相手の気持ちとかを察する事ができるのに自分の気持ちとかが全く理解できない。
なので相手に恋愛感情を持っていても態度にも思考にも現れないので一切気づく事ができない。
早い話、打算とかを考えてしまうので自分の恋心に気付かず、恋に恋することもできずに一生結婚できない。
Q.↑ってあまり話に関係無いけど、ちなみにどうすれば結婚できそう?
A.自分からは全く行動できないので、相手が引いてくれると段々と自分の気持ちを理解できる……かもしれない。
瑞貴は礼には礼を、好意には好意を、悪意には悪意をというタイプです(一部例外有り)
好意を向け続けていれば好意を返すのでそのまま発展する可能性も……
まぁ、遊戯王で恋愛なんて無いですよねー(TFをプレイしながら)
Q.綾小路先輩……
A.その後は知りません、さすがにアレのフォローはちょっと……
Q.恵はどういう気持ちで?
A.さて、それは秘密です。
Q.ブルー生徒狩りとか、瑞貴はしないの?
A.してもいいのですが、面倒だと思ってしていません。
後で報復とかされても鬱陶しいですからね。
Q.明日香は料理が苦手なの?
A.悪くはないようですが、失敗が多いだけのようです。
おかげで材料費とかも嵩むので自炊をしたがりません。
頑張っているようですが、上達は遅いらしいので期待できそうにないですね。
Q.ジュンコは?
A.下手ですが、センスは悪くないようです。
ただあまり料理をしていなかっただけでしょう。
明日香に比べたらずっとマシのようです。
Q.じゃあももえは?
A.3人の中ではトップ、とはいえ一般的な家庭料理ぐらいですね。
主婦や料理人とかには勝てませんが、それなり程度にはできるようです。
とはいえ所詮彼女もエリート出身、趣味レベルの腕前です。
Q.ジュンコの恋は実るのか……
A.うーん……彼女の頑張り次第でしょうか?
まだ暫くは瑞貴とももえにからかわれる日々が続くでしょう。
明日香ですか? そもそもジュンコが十代に恋心を持っている事にさえ気付いていません。
恵は気付いていますが、関わる必要は無いという感じで黙っています。
十代、翔も気付いておらず、隼人は気付いているという感じですね。
鈍感率が高い……まぁ、遊戯王は恋愛作品ではないから仕方ないですね! TF? 知らんなぁ!
Q.ドローパンとは!
A.購買部名物、ドローパン。
同じ袋に入っているパンであり、その中身は全くわからない。
それが籠に大量に入れられており、その中から好きなパンをドローする。
ドロー力やドロー運と呼ばれるものが高くなければ危険な事になるという、恐ろしいギャンブルパンである。
具体的に言うと20連続1日1個しか無い黄金の卵パンをドローする十代と、2個しか買っていないのに嫌いなパンを連続でドローする瑞貴。
Q.瑞貴って辛いのが食べられないの?
A.食べられません、某どこか一番のカレー屋の普通のカレーも食べられない程度には無理です。
例えばレトルトカレールーの、辛さレベルが1から5まで存在しますが、2の下の方までしか食べられなくて2の上の方や3の下の方は無理です。
当然ですがキムチとか明太子、チリソースとかも無理です。
ついでに苦いのもダメなのでゴーヤも食べられません、泣きながら吐きます。
渋いのも苦手なので渋柿とか絶対に無理です。
すっぱいのも無理ですね、檸檬とか……唐揚げに勝手に檸檬をかける人は許されません、絶対にだ!
早い話、刺激物が食べられません、好き嫌いというよりももう体質というか……
下手すれば本当に吐き出してしまいますが、本人の拘わりから食事は残さず食べるというのを持っているので無理やりにでも食べます……泣きそうになりながらでも。
今回は明日香に心から救われました……でもカードのサービスをしたりはしませんし、借金も減らしたりしません。
Q.高所恐怖症といい、弱点が多いんだね
A.だって人間ですもの、仕方ないですよ。
Q.間接キスに対しての対応というかその辺りが……
A.異性である事を理解していても異性として見ていない相手ですので仕方ない。
明日香は明日香で理解していないのだから仕方ない……ダメだこいつら。
Q.名前も出ていないけど、1歳年上の同級生ってなんで?
A.アニメ2年目でも登場したので、最低でもこの時点で2年生でしょう。
TFで3まで登場したので現在1年生の可能性もという事で同級生となりました。
ただし、彼はもう出ないでしょう……多分。
Q.武藤遊戯デッキ事件短いな!
A.瑞貴は武藤遊戯のデッキに興味は薄いので仕方ないですね。
この瑞貴が深夜にデッキを見たくて侵入、なんて事をするはずも無く、そのまま寝て事件は終了しました。
一応展覧会には行ったようですが、得た情報も少なくてすぐに帰ったようです。
そうなると何も書く事が無くて……まぁ、こうなりました。
Q.今回、アニメ何話分突っ込んだの?
A.なんと8話分……ちょっとカットして詰め込み過ぎたかもしれませんね。
とはいえ、変に分けても書く事無いので……テニス部もカットしようかと思ったぐらいに無かったんです。
遊戯デッキと戦えばって? アレは十代が戦わなければいけないと思いました。
初代決闘王のデッキによるプレッシャーを乗り越える、それは必要なのだと思います。
まぁ……ぶっちゃけると瑞貴が神楽坂と決闘する理由が無いので会う事もできなかったというだけですね。
Q.次回はどういう話?
A.あの子が登場します、誰かって?
TF3でまさかの4ルートという脅威の人気を誇る彼女です。
旧作では7話にもなる長い話でしたが、今回はどうなる事やら……
原作・アニメオリジナルカード
サービスエース
手札を1枚選択し、相手は選択したカードの種類を当てる。
当たった場合は選択したカードを破壊する。
外した場合は選択したカードを除外し、相手に1500のダメージを与える。
2枚のカードを使うが強力なバーンカード、選択するカードを当ててもらえれば墓地に送る事も可能、ただし除外される可能性もあるので選択は慎重にする必要がありそうですね。
とはいえ、1500ものダメージを与えられると考えれば……使い道は少なくはなさそうですね。
スマッシュエース
自分のデッキから一番上のカードをめくる。
めくったカードがモンスターカードだった場合、相手に1000のダメージを与える。
その後、めくったカードは墓地へ送る。
墓地肥やしができる上に1000ものダメージを与えるギャンブルカードながらもメリットの塊のカード。
ライトロードとかで普通に採用できそうですが、1枚だけなので少々微妙か?
レシーブエース
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、相手に1500のダメージを与える。
その後、自分はデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
攻撃を防ぎ、ダメージを与え、墓地も肥やせる今回最大の壊れカード。
墓地を肥やしたいデッキならどんなデッキでも採用できそうなカードです。
1度しか防げない事が欠点なぐらいでしょうか? それでも十分ですが。
Twitter、なんで今回こんなに恋愛の話が多かったんだろう……
https://twitter.com/KuriaAin