「これが人型決戦兵器エヴァンゲリオンよ。」
「これに乗り戦え。それがお前の役目だ。でなければ帰れ。」
シンジは無視して海道達と話し合いをしており話を聞いてすらない。
「私の話を聞いているのかシンジ!!…ちっ!!やはり貴様は役立たずか…おい、『レイ』を連れてこい!」
「司令官!それは無理です!『レイ』は先程の戦闘で負傷しいま治療中です!とても戦えません!」
「そこの役立たずで出来損ないで無能よりかははるかにましだ!」
「黙れよクソ髭。」
さきほどからゲンドウに見向きもせずに間上達と話し込んでいたシンジが初めて口を開く。
『ッ!?』
「役立たず?出来損ないだと?
ふ ざ け る な よ ク ソ 髭 が!!」
「なあ兄貴…『カイザー』は使えるよなぁ?」
「もちろん整備も完了、輸送機で運んで来ている。あと3分も掛からないと勇気中尉から連絡が来た。パイルダーはコンテナ車で運んで来たらしい。格納庫に向かえ。」
「なら待ってても時間の無駄だ。シンジ、海道はパイルダーの準備をしておけ。俺が指示を出す。」
「へっ!うまく扱えるならやってみろよ!」
「サポートはよろしく。リョウ兄!」
二人はそう言いながら搬入口に向かい『パイルダー』の準備に向かう
「待ちなさい!使徒に対抗できる手段はエヴァしかないのよ!?」
「仮にも使徒に対抗出来ても掠り傷一つ付けられないわ!」
ミサトとリツコは出来るわけがない。無駄だと叫ぶが二人は知らない。使徒に対抗できるのはエヴァ意外にもあることを。そして、『それ』はエヴァをも簡単に超えていることを。
「黙って見ていてもらおうか。使徒に対抗できるのはエヴァとやらだけではないという事を。海道!シンジ!準備はいいか!カイザーを投下するらしい!」
『いつでもいいぜ!』
『問題ありません!パイルダー、出撃(で)ます!』
二人はそう言い、搬入口の一部を壊し髑髏と悪魔の翼の意匠の戦闘機、スカルパイルダーを駆る。
「こちらルシファー4。ハミングバードへ応答願う。カイザーを投下してくれ。」
『こちらハミングバードからルシファー4へ、カイザーを投下する。good luck!』
「感謝する。あとはこちらで引き受ける。NELV管制室聞こえているな?後は俺がやる。黙って見ていろ。」
その瞬間施設全体が大きく揺れる。間上は持ちこたえてたがリツコとミサトはバランスを崩しエヴァの入っているプールに頭から落ちる。リツコ小さい無様ね…と呟く。
「司令!落下物を確認…原因はロボットです!」
正面の大型モニターにはエヴァの全長を大きく超える、髑髏を意匠が施され、神をも悪魔もを超える力を持つ巨大ロボット。『マジンカイザーSKL』が雄々しく腕を組み仁王立ちし、ボロボロのマントとマフラーを靡かせている。
「シンジとっととパイルダーオンだ!暴れるぜ!」
使徒はカイザーが落ちてきた余波のダメージのせいか動きが鈍い。
「パイルダアアアァァァッ!オォォォンッ!!」
スカルパイルダーがカイザーの頭部に合体しカイザーが目を覚ます。
ここに唯一無二の天下無敵のスーパーロボット。マジンカイザーSKLの誕生した瞬間だった。